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タイムカプセル

1月2日、県下の宇和島市と今治市朝倉地区で成人式があり、約800人が一足早く大人の門出を祝ったと、地元紙が報じていました。
その中で、宇和島市吉田地区5小学校の卒業生が、2001年に作ったタイムカプセルを開封、小学校5年生の時に書いた、成人式を迎えた未来の自分宛ての手紙を見たそうです。10年前の自分の夢や希望が一杯綴られていたのでしょうね。

ところで、10年前、小学校5年生のときに書いたタイムカプセルを何時開封するのがいいのか?やはり10年後の成人式が最適なのでしょう。これが、30歳や40歳になると、世の中の仕組み、しがらみにもがいている自分と向き合わざるをえないかも知れません。ましてや、50代や60代なら、夢は夢でしかないと思い知ることになるでしょう。
ゴルフの石川遼選手は、小学校の卒業文集に、「高1の時、プロトーナメントで勝つ、高3の時、日本オープン優勝、20歳、マスターズ優勝」と書いていたことは、よく知られていて、しかも、その夢を実現させつつありますが。

昨年大台を超えたワタシなど、10年後に開封するタイムカプセルは書けませんね。10年後には生き残っているかどうかが分りませんから。

でも、この業界に入って6年目を迎えようとしているワタシのタイムカプセルは、
そうですね、このブログで1年の夢を語ることでしょうか。
私の今年のテーマは、私自身の新しいお客様を開拓することです。
そして、そのきっかけに、このブログがなってくれれば、と密かに夢見ています。今年も、精一杯、この業界での経験・感動を綴っていきたいと思っています。その中から、新しいご縁を作ることが出来るとしたら。それが私の今年の夢です。来年の今頃、今日書いたタイムカプセル(ブログ)を紐解いてみましょう。さて?どうなっていますことか。

あけまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 元旦


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出会い

世の中の階層を区分するとき、上流・中流・下流の他に、クラスXという考え方があると言われた方がいます。誰が言われたのかは忘れました。
このクラスXは、まだ世の中に名前は出ていないけど、突然才能を認められて大化けして世の中に受け入れられる可能性を秘めている、そういう予備軍を指すというのです。
そう言われてみれば、どこにでも、そういうクラスXはいるように思います。

例えば当社のお客様で、夫婦で木工品と漆器を制作している工芸家がいます。
木地師(きじし)のご主人が、木材を手挽ろくろで回転させ、ろくろ鉋(かんな)という道具を使って形を整えて器を作り出します。そのお椀などの木工品に漆器作家の奥様が漆を塗って作品を作っています。

彼ら夫婦の味わい深い作品群を見ていると、その才能がもっと広く認められて、工芸品の芸術家として大成していただきたいと願わざるを得ません。(もちろん、既にこの世界では高名な作家で、その作品の価値は十分に評価されているのですが、経済的にはまだ厳しいそうです)

彼ら夫婦から頂いたそう今年の年賀状は、さすが木地師!本職は違う!!
と、うなされた手彫りの彫刻版画でした。版画の内容は、冬枯れの山道を、孤高に歩む虎「寅」の図で、それは見事な作品でした。

そいうクラスXの人に今年も出会えるのだろうか、出会いたい、そう思っています。
これも、不動産業者としての喜びですから。

志と質とは

今日、7日は七草粥を食べて、、無病息災を願う日ですね。
春の七草をそらんじているいる人のほうが少数派かも知れません。

最後の正月ネタとしますが、元日恒例の全日本実業団対抗駅伝(群馬県庁前発着=7区間100キロ)は1日、37チームが参加して行われ、日清食品グループが接戦を制し、出場15回目にして悲願の初優勝を果たしましたね。

ところで「日清食品」と言えば世界中で既に九百億食を越したといわれる「カップルードル」で有名ですね。
世界初のインスタントラーメンとしてチキンラーメンを世の中に送り出した「日清食品」の創業者は安藤百福氏です。

百福氏は平成19年98歳まで生きられたので、晩年は「百福翁」(ももふくおう)という愛称で呼ばれていました。
その百福翁が社長として健在だった頃の話ですが、日清食品も経営の多角化を模索していた時代があったそうです。
その頃の百福翁、開発研究部の社員が「髪が生える」研究をしていることを、安藤社長に言ったところ、「御代は髪が生えてからいただきます、そういう製品でないと許可しない」と言ったということです。

それに対してリー○2○という会社はどうでしょう。「残念ながら当社のお客様の○○%の方は髪が生えなかった、効果がなかった」と、社長自らが宣伝しています。

創業者の質(レベル)、あるいは志(こころざし)の違いとでもいいましょうか。

さて、不動産業としての志をどう持ち、その質をどう考えたらいいのでしょうか。
それは、奇麗事のようですが、お客様と感動や悲しみを共有したいという心構えじゃないでしょうか。
共有したいからこそ、お客様の心に沿った提案を真剣に考えます。
新しい事業計画に燃えておられる経営者には、それに相応しい勢いのある土地を提案したいし、事業の撤退、負債の清算を考えておられるお客様には、そのタイミングと値決めの覚悟を一緒に考えます。そこに、喜怒哀楽を共に出来る鍵があるのでしょうね。

このブログから、お客様の感情・感動が伝わるよう書き綴りたいと思っています。

スタートダッチュ(?)

不動産業界にとっては、今年は、昨年に倍する厳しい年になることは容易に予想できます。
まず、買手不在は更に顕著になるでしょう。売り物件は、債権整理絡みで多く出回ると予想されるのですが、なにしろ、値段を大胆に下げても買手が名乗り出ないのです。

ところで、当社の今年の契約状況を見ますと、正月明け早々に社長から契約第一号の声が上がるや、次々と同僚からも契約が報告されています。それはマア威勢のいいことといったらありません。もちろん、昨年からの継続案件がたまたま正月明けになった、そういう部分があるにせよ、スタートダッシュの様相です。

それに比して、トホホのワタシの契約に関する第一号事案は、いきなりの不成約です。昨年の9月頃から取り掛かっていて、正月明けには契約を、と意気込んでいた賃貸案件です。
全国的にも名の知れた外食産業が昨年松山初上陸、その先兵として何件かお世話していた第何号目かの案件で、松山の開発責任者の乗り気を受けて、地主様を説得し、地主様の取引金融機関の稟議承認まで下りていました。
ところが、年末に外食産業の本部稟議が否決されたというのです。借り手側希望賃貸料と貸し手側のそれとの僅かの差が、本部開発部の承認を得られなかった要因、とは松山の開発責任者。

年始の挨拶が、契約不成立のお詫びになるとは、、全く予想していませんでしたので、意気消沈です。

「まあ、仕方ないじゃないか、契約してみるまでは、元々ゼロの話なんだから」とは地主様。
そして「賃貸契約は、貸し手の条件と借り手の条件が合わなんだらそれまでヨ」
最後に「それよりも、この件をきっかけに、アナタと話ができたことがウレシインヨ、次にもっといい客を見つけてヤ」との地主様の笑顔に、また救われた本年最初のトホホのワタシでした。

これはやはり、スタートダッチュ(ナンデ、チュ?)ですね。

お見舞い

昨日、同業者でもあり、前の仕事から20年以上のお付き合いがある知人のお見舞いに行きました。
昨年末吐血されて、救急車で入院されたとか。病院の個室で、輸血やら点滴やらの管をいっぱい体に付けて、それでも笑顔で迎えていただきました。
奥様と娘さんが付き添っていて。病名は胃潰瘍なので、手術で胃を切除する治療はせず、投薬で回復を待っているとのことでした。
潰瘍も検査毎に小さくなっているとかで、血色もよく、笑顔も覗いていたので

「吐血したって、血は赤かったのでしょうネ?」と、馬鹿なことを聞いたのはワタシ。

「イヤー、夜で暗かったので何色かミエナンダ」とは本人。

それを聞いていた娘さん「もしお父さんの吐いた血が緑色やったらどうなるの?」っと。

「エー??Mさん、88年間もバルタン星人だったことを隠しトッタン?ってイオウト思うて・・」とはワタシ。

「ソンナアホナー!」とは「笑いすぎて腹が痛いから、ハヨー帰って」と叫んだ本人。

というわけで、早々に退散させられました。そうです、Mさんは今年88歳の米寿を迎えられます。
もちろん、立派な現役で不動産業に励んでおられます。胃潰瘍くらいで弱るほどヤワなMさんじゃありません。

一日も早い現場復帰を祈って病院を後にしたトホホのワタシです。

エライ

その専業農家のお客様、奥様を亡くし、子供さんもサラリーマンで家を出ておられ、お一人で生活なさっています。
広い敷地に大きな家。蔵には冷蔵米が詰まり、倉庫には大型の農業用機械がずらっと並んでいます。
訪問するたびに感心というか、むしろ感動に近いですね。

まず、その方の田が、他の田と全然違います。土を綺麗に鋤いて、落ち穂の欠片(かけら)一つ落ちていません。
畝はきりっと立っていて清々(すがすが)しい。広い庭に雑草の姿を見たことはなく、庭木には剪定が行き届いています。
広いお屋敷は、拭き清められ、家具や家財道具の整理整頓は言うまでもなく、トラクターやコンバインなどの農業機械もピカピカに磨き上げられています。使ったことなど無いのではないかと思うほど。

本当に隙がないのです。昔の剣士が青眼の構えでぴたりと剣を構えた、そういう雰囲気が漂っているのです。
そして、何時訪問しても、ほとんど田や畑で農作業をしておられます。声を掛けた時、作業の手を休めて向き合ったAさんの汗と笑顔。顔に皴こそありますが、腰などビシッと伸びています。
「日本の百姓はエライ!」そういう声の一つもかけたくなるAさんは、今年85歳。

長寿の女性を、あるテレビ局のレポーターがインタビューしていました。彼女はその時、112歳。髪を美容院で整え、うっすらお化粧をされて、背筋を伸ばして質問に応えていました。「おばあちゃん、今日はテレビに出るからお化粧しているンですか?」とはテレビのレポーター。
「えー?お化粧ユーテ、アンタ、女のたしなみジャロ?」と怪訝な顔をしたのはそのおばあちゃん。
レポーターの恥ずかしそうな顔が印象的でした。

人間何歳になっても、隙を見せぬ人は美しいですね。そういう方々と、毎日出会い、話をお聞きしていると爽やかな気分で過ごせます。感謝・感謝の毎日です。

お婿さんっていませんか?

昨年、ある建物の定期建物賃貸借契約を仲介しました。
お客様から、新店舗を出店したいということで、建物を指定して賃借の申し込みをして欲しいとの依頼があったのです。
まず、建物の所有者の家を訪問し、建物の一部を借りたいと言うお客様からの依頼を伝えました。
当初は難色を示されましたが、何度か訪問し、色々お願いした結果、やっと賃貸の了承を得られたのです。

無事賃貸契約も終わった後で、所有者の奥様から、意外な依頼を受けたのです。それは、お嬢様のお婿さん探しです。

不動産を探すのは本業ですから、ソコソコの自信はありますが、お婿さんは探したことありません。
それに、お嬢様は、まだ20代の半ばで、○科のお医者様。おまけに、正統派の美人ときています。
お父様も美男子で紳士なら、お母様も笑顔の素敵な美人です。
ご夫婦は誠実を絵に書いたようなお人柄、極めて常識的で抑制の効いたお人柄なんです。

この依頼にはトホホのワタシも頭を抱え込みました。

まあ、考えても見てください。お若くて、自立できる収入があり、しかも誰が見ても美人のお医者様(お母様譲りの笑顔が素敵な)。

世の中の適齢期の男達の不甲斐なさに悲嘆してしまいます。
そういう条件のお嬢様のお婿さんを私が探せるはずもない、そう思って頭を抱えたのです。ところが、「縁談を依頼されるようになって、不動産屋は一人前ヤデ」とは当社の社長。

どなたか、名乗り出る方があれば、どうかこのブログにコメントをお寄せ下さい、お待ちしています。
世の中の男どもよ、奮起せよ。

「今こそチャンス」と

昨年の夏、沿道サービス業に適した賃貸土地が数件あったので、
例えば衣料品の業界ならユニクロ、飲食業界なら○○と、不況下にあっても一人気を吐いている、県外の元気チェーンに声を掛けました。

「イヤー、偶然ですね」とは、開発担当役員である総務部長さんの第一声。
「実は、無風地域となっている松山進出を計画していて、物件を物色し始めたところナンですよ」と。
資料を送って2週間もしない内に「今週の木曜日に、開発責任者の常務とお伺いします」と、反応が早かった。

一日がかりで、張り切って数箇所を案内しました。
彼らは一つの物件ごとに色々な角度から写真を撮り、近隣を歩き、下水道敷設の状況や近隣の環境を具体的に質問しました。
出店意欲をひしひしと感じました。
この1年で当面2店舗出店したい、その後も数店舗出店したいとのことで、案内した内の2物件を出店候補地として、賃貸料などの出店条件を詰めるよう依頼されて松山を後にされたのです。

それから2ヶ月が経過しました。最優先希望物件の出店条件の具体的な交渉を地主と行い、最終段階にまで至っていましたが、細部の条件が折り合わず出店を断念する結果になったので「では、第二候補地の出店条件を詰めましょう」とはワタシ。

「イヤー、実は松山への出店は2~3年様子を見てからでも遅くない、という社内結論にナッタのデスワー」とは総務部長。
2ヶ月の間に、急速な意欲減退です。一人勝ちといわれている企業にしてこれです。

今年の、不動産業界の行方を案じさせる案件でした。
でも、諦めたりはしません、必ず「今こそチャンス!」と捉える企業はあるはずです。
そういう企業がどこなのか?嗅覚が要求される時代ですね。

トホホ・・・

「トホホ・・・」は今日風邪でダウン致しました。
年齢的に、インフルエンザの心配は ないようです。
明日は、這ってでも出てくるそうです。
お腹がつかえないと いいんですが・・・

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エコ

昨日の愛媛新聞には、愛媛県が電気自動車の開発に着手するとありました。
県単位で開発を試みるのは愛媛県が初めてだそうです。
愛媛の「まじめなミカン」に続く、新名産が誕生するといいですね。

そういうば、先日国道を走っていたら、電気自動車を見かけました。
地元銀行のロゴが入っていましたので、環境問題が世界的課題となっている昨今「エコ活動」に協賛する姿勢をアピールする狙いでしょう。

そういえば、昨年末のNHKニュースで、アメリカで環境問題を考える人たちが、洗濯物を外に干す運動を始めたとありました。
アメリカでは乾燥機で干すのが当然なのだそうです。
団地やマンションの自治規約にも外に干すことを禁じ、違反すると罰金を取られると。
なぜかといいますと、外に干すのは乾燥機がない貧困層が住んでいると見られて、不動産の価値が下がってしまうと言われるのだそうで。
エコの観点から言えば、燃料を使って乾燥機を使うより、天日で自然乾燥させたほうがいいに決まっています。

ところで、ワタシの家のご近所の奥さん。
洗濯物を庭に干すのですが、奥さんは、自分の下着を一番外側の道路に面した所に堂々と何時も干すのです。
それでも、地価が下がるからと文句を言う人は近所にいませんし、下着泥棒が出たと言う話も聞きません。ワタシが住む町は、マアのどかといえばいいのでしょうか。

地域や国が違えば、不動産価値に影響するポイントも違うものですね。

不覚にも、昨日は風邪でダウンしてしまいました。「明日は出社できるか?」とは社長。「這ってでも出ます」とワタシ。すると、「お腹が出てるので、這えないデショウ」と、横から同僚社員。
今朝は、だから、背泳ぎで出社しました。

つながる

そのお客様に初めて会ったのは、昨年の3月26日。中古住宅のオープンハウスに来られました。
息子さんが近く結婚するので、親元から近いところに新居をということでした。
その中古住宅は希望に合いませんでした。

新婚夫婦のための家探しが始まったのはそれからです。
息子さんは家業を継いで早朝から市場に出る頑張りやサン。
奥さんになる人は、ほっそりとして背が高く、笑うとえくぼが可愛い娘さんです。もう彼の家業を手伝っていて、看板娘として活躍していました。

物件を案内する時に、カップルはワタシの営業車の後ろに座るのですが、彼女が運転席のヘッドレストに手を回して
「オッチャン、何時にオキルン?」と甘い声。
「ウチなー、市場が早いケン、朝は早いんヨー」とつぶやく。
すると、「シーッ、シーッ、こら離れろ、くっ付くな」とはその息子。

別の日の物件案内には、彼のお母さんも同行することに。
すると「オッチャンも男やから、若い子がいいンやろうけど、今日はオカンで我慢してや」とお母さんを助手席に乗せました。
「オカンで悪かったねー」とむくれるのはお母さん。
漫才をしながらの物件案内が続きました。結果的には、親の自宅を増築して住むことになり、ワタシの物件探しは終わりを告げようとしていたその時です。

「オッチャン、オレラはもう家イランなったけど、友達が二人、家探しヨルンヨー」とは彼。

「オッチャンに紹介するケン、探してヤッテヤ。絶対に頑張って探してやってナー」

中古住宅のオープンハウスが縁で知り合ったお客様が、次に繋がりそうです。
えくぼが可愛い奥さんは、2月に出産です。
元気で笑顔の可愛いお子さんが誕生されることを、トホホのオッチャン、祈っています。

「ワタシは誰」続編

最近、本人確認が求められます。
不動産業界でも2009年4月以降、賃貸契約や売買契約の際に、本人確認の為に運転免許証などのコピーなどを記録に残すことになっています。(本人確認については11/12の「ワタシは誰」にも書きました)

ところで物件を売却する時、私たちの業界以上に本人確認に神経を使うのは司法書士でしょう。
ある土地の売買で、所有者であるおばあちゃんを前にした司法書士は
「オバーチャンはナニドシ生まれかナー?」と干支を尋ね、次に生年月日や住所、最後に名前を聞いて本人確認としました。
顔写真の貼ってある運転免許証などを持っていない人への本人確認なのでしょう。

別の司法書士の場合はこうでした。
その司法書士は業界の大ベテラン(かなりご高齢)で、その中古住宅の所有者であるおばあちゃんに
「オバーチャン、アンタ、私と同級生やネー」
「アーそうなん、ウレシー^^」とおばあちゃん。
「ところで、オバーチャン、アンタ、自分を証明するモン、何かモットラン?」とはベテラン司法書士。

「ウーン、ソンナもんモットランが・・・・・・」と困惑顔のおばあちゃんの顔が、ぱっと輝きました。

「アア、ソウソウ、ワタシなー、若いとき盲腸したんよ!そのときの傷がナー、ココニ」
と服をめくり始めました。

西は?東はどっち?

関東と関西の食べ物の味を比較しますと、例えば、うどんのお汁では、だしに大きな違いがあります。
カップ麺でいいますと、日清食品の「きつねどん兵衛」や東洋水産の「まるちゃん赤いきつね」などのだしは、関東がカツオだしで濃口醤油がベース、コクのある味に仕上がっています。
東京に出張した時、味を確かめました。
関西のだしは煮干と昆布でとり、醤油は薄口を用いています。
関東のものに比べてあっさり味で何時も食べている馴染みの味です。
だし汁の違いは、カップの正面に大きく印刷されている商品名の右下隅欄外に小さく、E又はWと印字されています。
松山は関西味ですから西のWと印字されています。
このEとWはどこで分かれているかといいますと、新潟糸魚川と静岡富士川とを結ぶ糸魚川静岡構造線によって二分されているそうです。
様々な味の境界線も概ねこの構造線で分かれていることはよく知られていますね。

ところで、ワタシが宅建試験に合格して、協会が行う実務研修を2日間受講した時のことです。
住宅地図上の2つの物件、西側物件と東側物件とに分かれていて、それらの特徴を調べる演習を6人のグループで検討していました。
そのとき、一人の若い女性が、「アレ?地図上では、西って右側だった?」って発言したのです。
隣の若い男性が「うん、確か西って右側ですよね」と断言したので、他の4人は「???・・」状態。

「アノナ、ネーチャン、麻雀では、トン・ナン・シャー・ペーいうて、右回りに廻るジャロ。西は左側にキマットローガ」とはワタシと同年輩の男性。
「私は麻雀しませんから、そんなこと知りません」と、彼女眉をひそめました。
「ちょっと、アメリカの西部劇を思い出してみて。大西洋を渡り、アメリカの東海岸に上陸した人たちが西へ西へと進んでいったでしょう。だから左側のサンフランシスコ側が西部、つまり西デショ」とはワタシ。
「アメリカの地理なんて知りません」とは彼女。

「ウーン、じゃあ松山の地理で考えようか。松山の全体地図を見ててね。松山城を中心にして、東側、つまり右側に松山東高、西側、つまり左側にあるのが松山西高でしょう」とはワタシ。

すると、彼女は決然としてこう言い放ったのです「私は松山中央高校出身デスッ!」

マンションを建てるという計画があり、物件の面積が狭いので、隣地の土地所有者をお尋ねして、土地の一部を分けていただけないかとお願いしたことがあります。
あっさり断られました。
ただ、そのマンション計画のポイントとなる土地なので、無理を承知で何度も通いました。

そのお客様の対応が変わったのはある雨の日でした。
玄関先で濡れながらお願いしていた時です。
この土地はどうしても分けることは出来ないから話は断ると、結論付けられた後で、
「ところで、アンタ、ワシには夢があるンヨ、それを聞いてくれんか?」とはもう70代後半そのお客様。

「ワシはな、建設会社を経営していたンじゃが、それも息子に譲って第一線を退いてナ、いまは趣味で集めた骨董品の整理に忙しいンヨ」
「ワシの夢 ッチューンハナ、古美術店を出して、ハー、皆さんに見てモライタインヨ」
家の奥にはうずたかく積まれた掛け軸やら壷やら皿など、おびただしい数。
「他にも倉庫を3軒借りていてナ、もう入りきらんノヨ」
夢を語る人には年齢を感じさせない若さがあるものですね。

それからです、古美術店の立地に適した物件探しが始まったのは。
3年が経過し、40件に余る物件を案内した秋に、とうとう最適の物件に出会い購入していただきました。
ご家族の意見はどうかと思って、奥様に尋ねました。

「そりゃー、アンタ、ミセエー出して、ハー、あのガラクタ売って、もうこれ以上ボロを買わんデ済むなら、ハー、店ぐらい安いモンヨー!」

落丁・乱丁

毎晩本を読みながら寝る習慣が続いてもう何十年。

本の最後の、著者名や出版社名が出ているページに、必ず「落丁・乱丁の場合は当社の費用でお取替えします」とあります。
この落丁(らくちょう)とは、本のページが装丁の過程で抜け落ちること。
乱丁(らんちょう)とは、印刷した各頁を製本装丁するときに、綴じ位置や版の大きさに不揃いが生じることです。

ところで、不動産業者にとっての落丁とは何を指すのでしょうか。

私の経験では、宅建業法35条に定められた重要事項説明書で、中古住宅の雨漏りを見落としていて記載しなかったことがありますが、これは「落丁」でしょうね。
物件の引渡しが終わった後で、買主から天井に雨漏りの跡が明確に残っているが、重要事項説明書に記載がなかったことを指摘されたのです。
結果的には、そのことで、お客様の信頼を失うことになりました。
一度失った信頼を回復することは、先ず不可能に近いことを、今までの人生経験で悲しいながら知っている私としては痛恨の極みです。

次に「乱丁」とはどうでしょう。
当社の他の社員の経験ですが、全ての説明を終え、添付資料を説明している時に気がつきました。
登記簿謄本に示された本対象物件の公図が、全然違った物件の公図と入れ替わっていたのです。
綴じるときに他の公図と混同していたンですね。これは「後でサシカエマス・・」で事なきを得ましたが、冷や汗モノには違いありません。

今年は読書年だそうです。
本を読むのに適した「三余」という余暇があって、雨の日と夜、それに冬のことを言うそうです。
それなら、冬の夜はまたとない好機ということになります。
さあ!今夜は何を読もうか。

z^z^Z^Z―^・・・アッツ・・アレ・・・?

暦(こよみ)

「十二支」と「干支」(えと)はまったく同じものというのではないそうです。

本来の干支(えと)は甲(こう)~癸(き)の十干(じっかん)と、十二支との組み合わせ。
子(ね)~亥(い)つまり、甲子(きのえ)から癸亥(みずのと)までの60通りの組み合わせがあり、60年で一巡する暦として使われました。
「還暦」というのは、元々は生まれた年の干支(えと)に戻るという意味ですね。

古代中国に起源を持つ干支は、天体観測などの当時の最先端科学を駆使して生まれました。月や日時、方位を示す単位に使われ、今でも日常生活で使われています。
十二支に動物が割り当てられたのは、字を読めない人にも覚えやすくするための知恵だそうです。

この干支以外に、「大安・友引・仏滅」などは、やはり古代中国で用いられていた「六曜」という暦注の一種なども、日本には残っていますね。中国では早い時期に姿を消したそうですが。

今でも契約や決済の日取りに、吉凶を書いた暦注を気にするのが不動産の世界です。
情報が少なかった時代には日本人の生きる指針ともいうべきものだったのでしょう。

ところで、中米のユカタン半島を中心に紀元前から文明が栄え、8世紀にその最盛期を向かえ、16世紀のスペイン侵攻により滅んだマヤ文明は、独特の暦法を持っていたとされています。
その暦法によると、西暦2012年冬至の日にマヤ暦の一巡目が訪れ、地球歴史の終末を迎えるという予言もあるそうです。
まあ何と長い一巡ではありませんか。

なお、今日、23日は、中古住宅売買の、ワタシにとって今年初契約の日です。
友引なのです。
いい友が大勢集う家になって欲しい、との祈りを込めて契約に臨みます。

草食系って?

草食系男子、最近はそういうタイプの若者が増えているそうですね。

この草食系男子って、どういう意味なんでしょう?

まさか、植物人間っていう意味ではないんでしょう?

さて、父は、今年88歳の米寿を迎えました。
郊外レストランでの毎月の食事が父の楽しみ。

「じいちゃん、今日は何を食べる?」とはワタシ。

「ヤキニク!」

これが、父の毎月決まった注文です。

バラ肉とハラミを各1人前、合計2人前食べ切ってしまします。

「旨かったー、これで来月の食事会まで生きトレル!」とは88歳の父。

トイレに一人で行けなくなった父

父は間違いなく、肉食系男子!

「今週の予告」

「アラビアンナイト・千夜一夜物語」は中世にイスラム社会に伝わった説話集です。

「アリババと四十人の盗賊」や「アラジンと不思議なランプ」や「船乗りシンドバッドの冒険」などが有名ですね。ワタシも子供の時に、ワクワクドキドキしながら本を読みました。

日本のお伽噺は、「むかしむかし、あるところに オジーサンとオバーサンが ・・・」で始まります。「桃太郎」や「一寸法師」など、懐かしい話がいっぱいです。

平安末期になりますと「今は昔・・・」で物語りが始まる「今昔物語」が登場します。これも、子供心に胸を躍らせて本を読んだものです。

このブログは、不動産会社のスタッフ(つまりワタシ)が、不動産にまつわる話を書き綴る、ということになっていますが、今週は、業界以外の話題を書きます。

明日から、4話に分けて、不動産売買で住宅ローンをお世話になったことがきっかけで、友人になった、ある銀行の現役支店長さんからお聞きした話をまとめて書いていきます。

つまり、「むかし むかし あるところに・・・」に代えて
「銀行のある支店での出来事です・・・」で始まる物語です。
お伽噺と違うところは、何れも実際にあった話しだというところですが。

「銀行ゴートーさん」第一話

昨日予告した、現役の金融機関支店長さんから聞いた「銀行ゴートーさん」の第一話です。

ある支店にマスク姿で包丁をもった男が飛び込んで来て「金をダセ!」と。辺りに緊張が走ったのは当然です。
恐る恐る、職員が、どの位出したらいいか尋ねたところ「100万円出せ!」と言ったそうです。

「コラー!TS!ナニシトンジャー!」と叫んだのは、その声に聞き覚えがあった外勤の職員。
お客さんも他の職員も、どちらが銀行ゴートーか分らなくなる程の大声。

その外勤職員は、包丁を持って震えている銀行ゴートーさんが気の弱い取引先だということに気がついたといいます。

職員に怒鳴られて、「ワーア―」と悲鳴をあげたのは銀行ゴートーさんの方。
手にしていた果物ナイフをポトッと落とし、裏口に停めてあった自転車に乗って逃亡しようとしたのだそうです。

走って追いかけた職員にあっさり捕まり警察に。
その年度、東署から「感謝状」が届いたのは言うまでもないことです。
実話ダそうです。

そこで、支店長さんがこう教えてくれました。

銀行ゴートーさんに言いたかった「出来れば顔見知りがいない銀行を狙ったほうがいい」と。

「銀行ゴートー」第二話

知人から聞いた「銀行ゴートー」の第二話です。

別の支店に銀行ゴートーが入った時のこと。
そのゴートーは、午後4時ころ、銀行の裏口の通用門のドアホンを「ピン・ポーン!」と鳴らしたそうです。
職員が内側から覗きながら「どちら様ですか?」と尋ねたら「銀行ゴートーです」と応えた。

閑話休題。信じられないかもしれませんが、ホントの話しです。その年の地元新聞にも載ったそうです。

そこで、「どうぞ」とドアを開けてゴートーを支店長応接室に通した職員。
「どの位用意したらいいのですか」と丁寧に尋ねた。
「要求額は一千万円くらいだった」とは、話を聞かせてくれた支店長さん。
「じゃあ、用意しますのでちょっと待ってください」と言ってゴートーを支店長応接室に閉じ込めた職員は直ちに110番。
13分で逮捕と言う結果だったそうです。

そこで、支店長さんがこう教えてくれました。

銀行ゴートーは、出来れば支店長室ではなくて、フロアーにいたほうが安全だと。

「銀行強盗」第三話

知人から聞いた「銀行強盗」の第三話です。

さらに別の支店に銀行強盗が入った時のこと。
今度は営業時間中にピストルをもった男が侵入した。
悲鳴を上げるお客様と女性職員。
強盗は低い声で「金を出せ!」と、用意した袋を突き出して、ピストルの銃口を男性職員の目の前に。

どうやら今度こそプロの強盗の話・・・。
店全体に緊張が走ったそうです。

本当は机の陰に警察に直通するボタンが数箇所あったのですが、誰もピストルの銃口の前では、ボタンを押せなかったそうです。
そこらの現金を慌てて詰める窓口職員。

ところが、イヤ、本当にトコロガの話しですが、銃口を目の前に突きつけられた職員「アレ??」
「銃口の中に芯棒が・・?ン?アナが開いてない・・?」銃口を覗いて呟いた。
「もしかしてオモチャ?」ッと。
その言葉に気がついた強盗は、慌てて金の入った袋をつかんで店の外にエンジン掛けっぱなしで停めてあった自動車に飛び乗って逃走。
この件は現行犯逮捕とはならなかったそうです。
もちろん、後日捕まりました。やっぱり、オモチャだったと。

そこで、支店長さんが二つ教えてくれました。


銀行強盗は、出来れば慌てないほうがいいと。なぜなら、オモチャかな?っと思っても、実際には怖くて職員は身動きが取れなかった、・・・慌てて逃げる必要はなかったと。

それと、銃口は出来ればチラチラ動かせて、銃口の中を覗かせないほうがイイト・・・。

「銀行強盗」余話

知人から聞いた銀行強盗の余話です。

「銀行強盗に入って、強盗が、よく地下金庫などに行員を案内させ、地下金庫のキーを開けさせ、何億円もの現金を奪って逃げると言うシーンがあるでしょう?」とは知人の支店長さん。

「アレッテ、嘘!デスヨ。テレビや映画の世界」と言い切ります。
普通の銀行の金庫には何億円もの現金なんて置いていないというのです。

不動産の取引でも、普通は送金で決済は終わります。マレに現金でということもありますが、その際には事前に、くどい様に銀行に現金を用意しておいてほしいと伝えます。ソーイエバ。

そこで、支店長さんがこう教えてくれました。

もし、銀行強盗に成功したいと思ったら、

余り欲は出さず、1千万円程度の、片手で鷲摑(わしづか)みにできる金額くらいを目標にするといいと。

これで、現役銀行支店長さんから聞いた「ギンコーゴートー」の話は
一旦終了します。

最後に、これらの話は、「銀行強盗のススメ」というテーマではないので
誤解のなきよう、とはトホホのワタシから。

勲章ヨリ、ヤキニク!

今週は、不動産とはほとんど関係ないことを書きました。

25日の「草食系とは?」で父のことから書き始めて。
今週は、家族ネタで締めくくります。

父の入院先の病院での出来事。
午前3時ころ、廊下で「ドスン!」と音がした。

夜勤の看護婦さんが駆けつけた。
トイレに一人で行けなくなっているのに、夜中に行こうとしたそうです。

「アー、看護婦さん、救急車を呼んでヤー!」とは、88歳の父。

見舞いに行ったとき、看護師さんに聞いた話。
「ジーチャン、救急車でどこに行くつもりヤッタン?」とは、後でそのことを聞いたワタシ。

「オマエ・・・ソーハ ユーテモ・・ アン時は・・アア言うしかカッコツカンジャロウガ」とは照れ笑いの父。

その父が、今日「瑞宝双光賞」を叙勲したと新聞に出ていました。勲五等に相当するラシイ。
事前に知らされていたので、「ジーチャン、今年は勲章くれるらしいけど、ドーーオ?」とはワタシ。

「勲章なんゾ・・・・フンッ!」と、横を向いた父。
戦争で貴重な青春を奪われた父にとっては、クンショーなんて忌まわしいモノの代名詞らしい。

「ソンナモンより、ハヨ・・ヤキニク!」

肉食系男子の父、当分は、大丈夫そう。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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