コンデジで捉えた「実家の庭」 38

土日は、相変わらず南予の実家付近の光景をお届けします。


田舎の風景画像や昆虫などの画像シリーズ、皆さんには、そろそろ飽きが来られたでしょうか。


親父ギャグ風にまとめると、実家の庭にもがやってきました。

シオカラトンボ1   こちらはお馴染みの”シオカラトンボ”です。


4月中旬から10月にかけて、日本中で飛び回っているトンボです。


この姿勢は、最大の警戒態勢を取ったときに見せます。


何時でも飛立てるよう、周囲に警戒を巡らせている光景ですね。

シオカラトンボ2   そこで、正面に回ってみました。


さて、警戒して飛立つか?


複眼のどの部分でワタシを見たのかは分かりませんが、飛立ちませんでした。


はて?どう解釈すればいいか・・・・

アカトンボ3   そして、こちらもお馴染みの”アキアカネ”です。


”アキアカネ”は、真夏の暑い時期には山頂などの高地で暑さを凌いでいます。


そして、里(さと)の温度が低下してくるにつれて、山から集団で下りてくるのです。


そうです、アキアカネが生活範囲の周囲に見られ始めたら、秋の始まりです。


ちょうどこれからの時期が、”シオカラトンボ”と”アキアカネ”が、主役を交代する時期ですね。

クワガタ4   さて、こちらは子供たちの人気者、”クワガタムシ”の仲間で、日本では一番一般的な”コクワガタ”です。


カブトムシ"とともに、子供たちの夏休みの最大の””のひとつでしょう。


ただし、最近の子供は、クワガタもカブトムシも”昆虫屋”さんで買う物という認識をもっているのかな?


だとしたら、可哀想です。

クワガタ5   体長は、固体差はありますが雌のほうが小さく、2~3センチでしょうか。

彼女は、せいぜい2センチどまりですから、雌でしょうか。


でも、強固な下あごを最大に開いて、私を威嚇するように向かってきました。


いやはや、見上げた根性ではありませんか。

抜け殻6   最後は、こちらもお馴染みの”蝉の抜け殻”です。


夏も終わりを告げる頃には、あちこちでこういう光景を見受けます。


でも、彼は寄りにもよって”サボテンの棘先”で事切れるとは。


さぞかし無念な思いで旅立ったことでしょう。


アアア、これではまるで”針地獄”ではありませんか。



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コンデジで捉えた「実家の庭」 39

今日も昨日に続いて、誰も住んでいない実家の庭の今をご紹介します。


ありふれた、何時もの風景ですが、季節の変わり目を演出しながら、帰る度にその表情を変えて迎えてくれます。

カタツムリ1   こちらは、当年生まれの”カタツムリ”君です。

体長は、まだ僅かに1cm前後。


でも、生意気に”角(つの)”をしっかり出して餌を漁っていました。


厳しい生存競争は今始まったばかり。「しっかりガンバリナ!」って声を掛けました。

蝶とヒガンバナ2   こちらは言わずと知れた”彼岸花”です。


田舎の畦道には彼岸花の群生が見られます。


でも、その期間ももう終ろうとしています。


彼岸花が終れば、南予は一斉に”秋模様”。


彼岸花には、”シジミチョウ”の一種の”ベニシジミ”がとまっていました。


シジミ蝶の種類は多いので違っているかもしれません。ひょっとしたら”オオウラギンスジヒョウモン”という”タテハチョウ”の仲間かも知れません。

紫の花3   こちらの紫色の花の種名は、調べてみましたが分かりませんでした。


植えたわけでもないのに、可憐に庭先で咲いていました。


ブログを書くようになってからです、花や蝶の名前を調べる習慣がついたのは。

蜘蛛4   こちらは、実家の裏庭に住みついている蜘蛛です。


蜘蛛の種類も驚くほど多く、種名を特定することは出来ませんでした。


多分”アシナガグモ”の仲間だと思います。


我々が見慣れた、放射線状の蜘蛛の巣は張りません。


木の小枝から、隣の木の小枝まで、細長い幾筋かの糸を張って獲物を待ちます。

大蜘蛛小蜘蛛5   すると、同じテリトリーに巣を張っていた別の蜘蛛が近づいてきました。


こちらは、やや小型ですが、どうやら同じ”アシナガグモ”の種類違いの仲間のようです。


お互いに睨み合ったまま、一歩も後ろには引きません。


相手に背を向けた瞬間負けが決まるのが、野生動物社会の掟(おきて)です。

大蜘蛛小蜘蛛6   ジリジリ睨み合ったまま、どちらが最初に手を出すか。


その間合いを探り合っているかのようです。


剣道の世界でも、剣が相手に届く間合いを探りあい、相手に隙が生じる瞬間を待ちます。


そして、相手に一瞬の隙が生じた時に相手の剣がこちらに届く間合いまで詰め寄ります。


つまり、自分の身を切られるかも知れない間合いまで近寄らないと相手に必殺の一撃を仕掛けることができないのです。


彼らの睨み合いに30分間付き合いました。


しかし、彼らはその間、微動だにしませんでした。


彼らの修羅場を、そっと音もなく立ち去るのみ・・・・・でした。



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「久留米ラーメン 光屋(みつや)」・「愛媛グルメ紀行」 140

今日から4日間、”豚骨ラーメン”について考えてみたいと思います。


その動機は、このシリーズで採り上げた”久留米ラーメン松山分校”さんで、ラーメンのスープの”獣の匂い”が強すぎて飲みきれなかった経験からきています。


<注>今までは”獣の匂い”という表現は避けてきましたが、調べてみますと”久留米ラーメンスープ”の特徴は”獣の匂い”だと、調べた様々な媒体に表記してあります。そこで、ワタシも否定的な表現としてではなく、久留米ラーメンの豚骨スープの特色を表す表現としてそれを使用することにしました。


”大好き人間で、もちろん”ラーメン”も大の好物。


ですから、出されたスープを飲めなかった経験など”皆無”であったワタシが、一口、口に含んだだけで「あああアアア・・・これは・・・・飲めない・・・」と残してしまいました。


余りのショックに、色々考えさせられました。


そこで、スープが飲めなかった理由は、”久留米ラーメン松山分校”さんのスープが理由なのか、それとも”久留米ラーメン”のスープ一般がそうなのか、確かめてみたくなりました。


そこで、今年で開店3年目を迎えようとしている、今評判の”久留米ラーメン 光屋(みつや)”さんを訪ねました。


場所は、今治市の常磐町通りの中ほどにあります。

玄関1   既に開店後3年を経過していますから、一時的な人気なら、ボチボチお客さんの数も落ち着いていていい頃です。


それが証拠に、このお店からそう遠くない同じ通りに、”博多ラーメン”がウリモノの”一興”さんがあり、この地域では豚骨ラーメンの大先輩です。


開店後しばらくは、今治で行列が出来る店として有名でした。



でも、今は一時の喧騒をよそに、すっかり落ち着いています。


それに比べて、”久留米ラーメン 光屋(みつや)”さんは、昼時に車で行くと、お店の駐車場に入れず、表の”常磐町通り”で入店を待っている車を見かけます。

厨房2   これが、このお店の”厨房”の様子です。


厨房内は活気に満ち溢れていました。


メニューの中心は、やはり”豚骨ラーメン”である”久留米ラーメン”が中心です。


メニューの最後に”今治ラーメン”もありましたが、”久留米ラーメン”の”スープの”を確かめたくて来たのですから・・・・

客席3   客席の8割が男性客。


後から女性客が数組入ってきましたが、彼女たちは例外なくアッサリ味スープの”今治ラーメン”を注文していました。

メニュー4   メニューは至ってシンプル。

とにかく自慢の”久留米ラーメン”で勝負!という感じです。


ところで、”豚骨ラーメン”の起源とその伝搬(でんぱん=伝わること)です。


各説がありますが、”久留米ラーメン”が”豚骨ラーメン”の”元祖”であることは確かなようです。


昭和12年、屋台でスタートした”南京千両”の主人、宮本氏が横浜の南京町や東京で”支那そば”を研究し、出身地の”長崎ちゃんぽん”のスープをヒントに、今日の”豚骨スープ”を作ったと言われています。


この”豚骨ラーメン”が、熊本と福岡博多に伝わり、それぞれ”熊本ラーメン”と”博多ラーメン”として広がっていきます。


”博多ラーメン”として話題を集めたことが、その後”豚骨ラーメン”を全国に広めることになります。


明日は、”熊本ラーメン”を、明後日は”博多ラーメン”を採り上げます。

ラーメン上5   こんなに前置きが長いと、せっかくの”ラーメン”が伸びてしまいそうなので、早速”久留米ラーメン”の”スープの味”という本題に入ります。


結論から書きます。”久留米ラーメン”のスープに、独特の”獣臭”があるのは、”久留米ラーメン松山分校”さんだからではありませんでした。


こちらの”久留米ラーメン 光屋(みつや)”さんのスープにも、あの”獣臭(けだものの臭さ)”が充満していました。


そもそも、この”独特の臭気”が”久留米ラーメン”そのものなのですから、好きな人にはたまらない味として根強いファンを持ち続けているのでしょう。


久留米ラーメンのスープの特徴は、九州の他のラーメンよりラードの量が多く濃厚。


豚骨を割って髄が出た状態で煮込むため、いわゆる「獣臭」が強い傾向にあるといわれます。


そこで、各地に広がっていく過程で、独特の匂いを避けるため様々な工夫を凝らすようになります。


その一例が、紅しょうがや「麻油(まーゆ)」と呼ばれる、熱した油で刻みニンニクを揚げて香り付けした油を振りかけたり、ニンニクを焦がした粉を振りかけるものもあります。

ラーメン6    ですから、この正統派の”久留米ラーメン”、ワタシには残念ながら食べきることが出来ませんでした。


スープをそっと避けながら、麺をすすります。


チャーシューも、何とかこなしました。


このお店には、匂いを和らげる紅ショウガなどもありましたが、無駄な抵抗はやめました。

残したスープ7   その結果がこれです。


ワタシには、”久留米ラーメン”を攻略することはできないという事実は確認できました。


そこで、”久留米ラーメン”から、独特に発達というか変化した”熊本ラーメン”のお店を明日ご紹介します。


熊本ラーメン”は、あの強烈な匂いにどう立ち向かったのか?


明日のワタシのチャレンジにご期待下さい。



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「味千拉麺 朝生田店」 ・「愛媛グルメ紀行」 141

さて今日は、”豚骨ラーメン”を考えるシリーズの第二弾です。


昨日は”久留米ラーメン”を採り上げましたが、今日は”久留米ラーメン”の影響を大きく受けながらも独特のラーメンに育った”熊本ラーメン”を採り上げます。


ということで、朝生田町の南環状線沿いに、7月の下旬にオープンしたばかりの”味千拉麺”さんをご紹介します。


このお店は”ナショナルチェーン”のお店で、ラーメン分野では全国区でしょう。


出発は熊本で、久留米から伝わった豚骨ラーメンに、”味千拉麺”の創始者が”ニンニク”の風味を加えて、現在の”熊本ラーメン”の基礎を作ったということです。


国内では約100店(その内7割が熊本県内)展開中で、四国ではこの”朝生田店”で7店舗目、愛媛には初上陸のお店です。


店舗展開で驚くのは、何と中国を始めとして東南アジア地域に400店舗も出店していて、特に中国では日本の外食産業の中で一番店舗数が多いことで知られています。

玄関1   7月の下旬にオープンしましたが、ワタシが行った時(9月2日)の店頭風景は画像の通り。


まだ、店の玄関は工事中でした。


普通に考えれば、開店日は一番大切な日ですから、徹夜の工事をしてでも開店日には間に合わせるものですが、この足場、足場、足場・・・はどうしたことでしょう?

卓上2   テーブルの卓上には、今の”熊本ラーメン”の基礎を築くキーポイントとなった”秘伝揚げニンニク”が、壷に入ってお客さんを待っていました。


松山人は”新し物好き”、玄関に足場が組まれていようが、お店の入りはほぼ満席。


頃合は、まだ正午に30分以上前。


ワタシは、食べながらデジカメで周囲を撮りまくるので、出来れば満席状態は避けたかったのですが・・・・

メニュー3   メニューは、やはり全国展開中のお店のそれです。


味千拉麺”が一から開発した”火の国 熊本ラーメン”のメニューが勢ぞろいしていました。


見事に整っていて、綺麗な写真をふんだんに使って、分かりやすい表示になっています。

醤油豚骨ラーメン上4   看板商品は、店名を冠した”味千ラーメン”(店名を表記するときのみ、ラーメンを”拉麺”と書き、商品名のときは普通にラーメンです)で、味は”豚骨塩”となっていました。


醤油好きのワタシは迷わず、”豚骨醤油ラーメン”を注文。


お値段は、700円です。

醤油豚骨ラーメン5   スープは、白濁した豚骨スープに醤油が混じっているので、やや茶系の色をしています。


豚骨特有の匂いがしませんでしたので、ホッとしました。


先ず、スープをすすってみました。


意外に(失礼しました)「イ・ケ・ル!」でした。


麺は中太ストレート麺で、具材のキクラゲとメンマとチャーシュー、それにゆで卵半分と刻みネギです。


具材の”メンマ”(シナチク)が絶品です。


メンマは、台湾産のシナチクを発酵させて塩漬けされたものを、時間をかけて塩抜きします。


創始者が台湾出身の方だから、余計に美味しいのかな?と思いました。


ラーメンを拉麺と書くのも、上と同じ理由かな?と想像を巡らせました。


また、チャーシューは、出す前に炙って出されます。ですから、単なる煮豚ではなく、香ばしさが嬉しい味となっています。


チャーシューを炙って出す手法は、既に東垣生町にある”中華そば 創(はじむ)”さんで、”愛媛グルメ紀行シリーズ”の124(9月6日)で採り上げました。

ニンニクパウダー6   極め付きは、”秘伝上げニンニク”のパウダーです。


ニンニクくささは余り感じなくて、スープに濃く(コク)と深みが出ます。


これが、熊本県人が誇る”熊本ラーメン”です。


「ニンニク入れんとネー。ニンニク入らんと、クマモトラーメンじゃナカタイ!」という声が聞こえてきそうです。
完食7   などと、考えている間もなくあっという間に”完食”です。


フーーン・・・・”ナショナルチェーン”、侮りがたし。


ただし、一言だけ苦言を。


店員さんがほぼ全員、アルバイト??


いかにも急拵え(きゅうごしらえ)の素人を集めて、数時間、マニュアルを教えただけという感じの店員さんたちでした。


「玄関の足場が退く頃には、プロの店員さんに育ってね・・・」と、祈りつつ、お店を後にしました。


<注>この記事のアップ現在、足場は取り払われています。



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「ラーメン 一興 久万ノ台店」・「愛媛グルメ紀行」 142

昨日の”熊本ラーメン”に続いて今日は、”豚骨ラーメン”シリーズの第三弾として、久万ノ台にある”ラーメン 一興 久万ノ台店”さんをご紹介しましょう。


豚骨ラーメンでも、このお店は”博多ラーメン系”のお店です。


メニューにも”博多豚骨ラーメン”と表示してあります。

玄関斜め1   場所は、中央通から三津へ抜ける国道437号線沿いの、道路の南側にあります。


この地で開店して、もう16年になります。


松山では、数少ないチェーン店の一つです。


市内では立花5丁目の松山本店、砥部店、そしてこの久万ノ台店。今治にも常磐町通りにあります。


久万ノ台店の店長さんにお伺いすると、今治一興店は運営する法人も味も違うというお話でした。

メニュー2   メニューは、これはもう”博多豚骨ラーメン”一本やり。


あっさり系を、このお店では”元味(もとあじ)”と呼んでいます。


この元味を基本形として、あとは”こってりこく味”や新しい商品の”豚骨鯛ラーメン”などのバリエーションです。

薬味三種3   テーブルの上には、薬味三種が、それぞれの壷に入って、待機しています。


先ず左の壷には、モヤシキムチ系の薬味が、真ん中の壷にはお馴染みの”からし高菜漬け”が、右は”お決まりの”紅しょうが”が用意されています。


”久留米ラーメン”に端を発した”豚骨ラーメンスープ”の独特の匂いをどう生かしながら殺すか?という二律背反的なテーマに、それぞれのお店やチェーン店は工夫を凝らしてきました。


”久留米ラーメン””熊本ラーメン””博多ラーメン”と、”豚骨ラーメン”が伝搬していく中で、各地、各店、各チェーン店でそれぞれに”豚骨”の”骨髄”を煮出して出てきた”獣臭”の強い匂いと戦ってきました。


その戦いの中で、豚骨の旨さを取り込みながら、その一方で独特の匂いを抑える工夫を重ねてきたのだと思います。

そういう課程の中で、豚骨ラーメンは九州一の都会である”博多”に登場し、それを機に一気に”全国区”のラーメンに育ったというのが、ワタシの仮説であり私見です。

あっさり元味上4   その私見を味で確認すべく、代表的な3店を選んで食べ歩いてみました。


このお店で注文したのは”あっさり元味”です。


それに、博多名物の一口餃子ハーフ(5個)を注文しました。


すると、ホール係りの女性が、「単品でそれらを頼むと600円+210円で810円になります」と。


そして「それより、”Bランチ”を選べば、”あさり元味”に餃子が5個とご飯が付いている。これならお値段は730円で、80円お得です。ご飯がいらないのなら、ご飯は外しておきます」とアドバイスしてくれた。


この親切はありがたい。


また、麺の湯で加減も「やわ、ふつう、カタ、バリカタ、はりがね、粉おとし」の6種類あるというので、ふつうを頼みました。

あっさり元味5   さて、肝心の”博多ラーメン”における”豚骨ラーメン”のスープのお味です。


さすが、洗練されていました。獣臭はすっかり消えうせ、豚骨の骨髄から染み出した”イノシン酸”の旨味と”コラーゲン”のまろやかな味に昇華(しょうか)されているではありませんか。


なるほど、これで全国に広まり、親しまれてきた理由を味で、自分の舌で確かめることができた!という思いがしました。

薬味三種投入6   用意された薬味三種は、食べる途中で投入しましたが、それは匂い消しという役目を担わせるのではなく、スープにより複雑感というか深みを増したいという思いでの投入です。


お店のお奨め薬味投入ポイントによりますと、何も入れずに、まず一杯。替え玉をもらってゴマ味を一口、からし高菜を入れて一口、モヤシキムチを入れて一口。最後に紅しょうがを入れて残りを全部、とありました。


残念ながら、替え玉を頼むほどの食欲は既に持ちあわせていません。


一気に投入となったわけです。


でも、確かに複雑で、奥行きの深い旨味が広がったラーメンは、申し分ない美味しさでした。

餃子7   最後は、博多名物の”一口餃子”5個です。


文字通り、一口ですっと食べられます。


口の中を通るときの、野菜の餡のジューシーさを一瞬で味わえます。


ワタシの久留米ラーメンからの”味旅”は間違っていなかったという満足感をも味わいながらお店を後にしました。


ご馳走様でした。


明日は、”豚骨ラーメン味旅”の最後です。



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「海鮮 とんこつ屋」・「愛媛グルメ紀行」 143

今日は、昨日まで3回に渡ってご紹介してきた”豚骨ラーメン”の番外編として、椿神社の表参道にある”海鮮 とんこつ屋”さんをご紹介します。


昨日までの3回は、”久留米ラーメン熊本ラーメン博多ラーメン"と採り上げてきました。


それは、”豚骨ラーメン”の元祖”久留米ラーメン”の強烈な個性をもったスープの”獣臭”をどう和らげて行くかの旅でもありました。


そこには、様々な工夫がなされ、個性の強い”豚骨ラーメン”をより広い層のお客さんに受け入れてもらい食べていただけるかという、テーマにそれぞれの方々が取り組んできた成果と歩みを駆け足でご紹介しました。


さて、それらの様々な工夫はお店の数だけあるのでしょう。


そして、それぞれのお店のオリジナル豚骨ラーメンとして、世に問うているのだと思います。


今日採り上げるお店は、その一例です。身近なところに好例があったので採り上げさせていただきました。

店舗1   国道33号線を南下していると、椿参道の交差点に差し掛かります。


その交差点を右折し椿神社の表参道を進む(西進)と、参道の中ほどの左手にお店はあります。


お店はこじんまりとしていて、若いご主人とその奥様と思しき女性の2人で切り盛りされています。

メニュー板2    このお店の最大のウリは、店名にもなっている”海鮮とんこつ”です。


では、”海鮮とんこつ”とは一体どのようなものなのでしょう?


お店の説明では”潮とんこつ”(海鮮とんこつの商品名)とは、羅臼昆布、瀬戸内の生の”瀬戸海老”、乾物の”瀬戸海老”、ズワイガニをふんだんに使い、その旨味を濃縮された出汁を豚骨スープに合わせた”グルコサミン”たっぷりのラーメンです、とあります。


キャッチフレーズは、瀬戸内の松山だからこそできた”ラーメン”です。


つまり、世に言う”豚骨”と”魚介”の”Wスープ”という位置づけです。


基本的なことですが、ラーメンのスープを作る基本形は3種です。


鶏がらスープ”と”魚介スープ”、それに”豚骨スープ”です。それぞれの旨味の元はグルタミン酸とイノシン酸です。


実は、今では純粋な”豚骨スープ”だけを使っているお店のほうが数は少なく、豚骨と魚介、あるいは豚骨と鶏がらという様々なWスープが既に世に出ています。


これらが、”久留米ラーメンスープ”の強烈な匂いを和らげる、あるいは消してしまう工夫なのです。

やかんと店内3   冷たいお水が入った”やかん”の向こうに見える厨房では、様々な試行錯誤をされてきたのだと思います。


その試行錯誤の結果として、このお店では昆布と海老とカニをメインに魚介スープを作り出されたのでしょう。


そもそも”豚骨スープ”はイノシン酸の旨味です。


そこにグルタミン酸の旨味の代表格の”昆布”を使い、さらにはカニと海老からキチン質を抽出し、骨を丈夫にするというグルコサミンをプラスする工夫を加えました。


BS放送でよく流れている健康食品のキャッチコピーと、どこか通じるものがあるのか?という印象です。

潮とんこつ4   さて、このお店の看板商品である”潮ラーメン”のお味です。


なお、お値段は700円です。


豚骨スープに、醤油をベースに魚介を煮込んだスープが加えられて、白濁した豚骨スープの色ではなく、醤油ラーメンに近い色でした。


肝心の匂いは?


皆さんは、”エビ・カニ”の匂いが、実は止め処もなく強烈であることをご存知でしょうか?


エビは、大きくてもせいぜい”伊勢海老”クラスですから、強烈な匂いは、匂いと感じる以前に「ああ、これが海の香りだ!」というレベルでとどまります。


ところが、カニが実は難敵なのです。


浜で茹で上げたカニを、好きなだけ食べていいと言われて、一体何杯のカニを食べられると思いますか?


美味しいカニの代名詞の”ズワイガニ”(松葉蟹とも言います)、多分3杯以上食べることが出来る人はまれだと思います。


食べ進んでいる間に、カニ独特の匂いが鼻に付いてきて、それ以上は食べ進めない時が来ます。


どういうことを言いたいのか?


強烈な個性の匂いを持つ、豚骨と蟹(カニ)の組み合わせは、余りにも冒険に過ぎるというのがワタシの感想です。
潮とんこつアップ5   これが”潮ラーメン”のアップです。


具材の一番上にかかっているのが、乾燥させた海老やカニの粉です。


豚骨を上回るかもしれない強烈な個性を持った匂いを放っています。


強烈匂いの主役級が2人そろって、湯気とともに立ち上ってきます。


「ムムムム・・・ムムムム・・・・」


個性的というか、工夫もここに極まれり!という感じです。


このラーメンも、はまった人にはたまらない派のラーメンと見受けました。

生タマネギ6   余りに強烈な匂いの”ダブルコンビ”に、更に工夫を凝らしておられます。


それが、画像の”刻んだ生タマネ”です。


2大スターの匂いが気になる方は、スプーンですくうとき涙が出そうになるほどの強烈な匂いを放つ”生タマネギ”をお好きな量だけ投入して下さい、という訳です。


かくして、全国各地で”久留米ラーメン”に発した”豚骨スープ”の強烈個性的獣的匂いとの戦いは、今日も続きます。


このお店の”トリプルコンビ”の、匂いとの戦いは、むせ返る壮絶な戦いとなりました。


このスリルがたまらないというお客様に支えられて、今年で開店6年目を迎えます。

完食7   あれ、不思議。


「この匂いは・・・・とか、クー・・・キクー・・・」などと格闘している内に、何と完食していました。


「アレレ・・・なんだ・・・・これは・・・」


強烈匂いのトリプルコンビは、めでたくワタシのお腹に納まりました。


「ご馳走様でした」


今日で、”豚骨ラーメン”を考える旅のミニシリーズを終わります。


長文のシリーズになりましたが、お付き合いいただきありがとうございます。




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「カフェ ビストロ 桜秋桜(コスモス)」 ・「愛媛グルメ紀行」 144

今日は、松山から旧北条市に向かう県道平田北条線沿いの”粟井坂”にある”カフェ ビストロ 桜秋桜(サクラ コスモス)”さんをご紹介しましょう。


以前は、”グルメハウス 高坂”さんがあった所です。


エヒメマリンの粟井坂マリーナの県道を挟んだ向かい側にあります。


今年の6月にオープンしたての、新しいお店です。

玄関1   お洒落なレストランで、お店の前は広い駐車場になっています。


敷地の奥にある店舗は、県道からは見過ごし気味になるかも。

看板2   ですから、県道傍に立っておるこの大きな”看板”が目印。


店名を漢字で表記すると、桜・秋・桜と書きます。


それを、お洒落に、”サクラ コスモス”と読ませます。


お店から、瀬戸内海は見えにくいのですが、ヨットマリーナが”景色”を作っています。

窓の外3   店内に入ると、ロケーションの良い2階席に案内されます。


椅子に座ると、窓の”借景(しゃっけい)”は、マリーナの”ボート”です。


粟井坂という土地の特性を取り入れた建物の設計になっています。

店内4   店内は午前11時30分現在で、2階席は女性グループとカップル1組と、男1人のワタシで半分埋まりました。


それが、正午になると予約席も含めて全席が埋まりました。


まだ、開店後3ヵ月のご祝儀相場なのか、それとも新しい味の提供者としてこの地域で浸透中なのか。


ただ、お客様の構成から見て、男性1人ではお店に入りにくい感じはあります。


でも、それももう馴れっこですから、ワタシは平気で入るし、店の中では写真を撮りまくっていますが。

メニュー5   さて、メニューです。


サラリーマンのお昼の値段ではありません。


やはり、時間と経済的余裕がある主婦層や、リタイヤして第二の人生を夫婦で楽しんでいる風のカップル向きでしょうか。


辻調理師学校と辻グループフランス校を卒業し、大阪の岸和田と東京で腕を磨いた気鋭の2人のシェフが腕によりをかけて料理を提供してくれる、本格的レストランです。

サラダ6      スープ7 
ワタシが注文したのは、”ハンバーグ”で、ソースはポン酢かデミグラスソースから選べます。


先ず最初に、”サラダ”と”冷製かぼちゃスープ”が出されます。


この”かぼちゃの冷たいスープ”の、まあ、何と甘くてコクがあって美味しいとこといったら・・・さすがの出来ばえです。


これだけで唸ること請け合いです。


飲み物は、コーヒーか紅茶の温かいのと冷たいのが選べます。


お値段は丁度1,000円です。

ハンバーグ8   さて、お目当ての”ハンバーグ”です。

ワタシが選んだデミグラスソースのハンバーグです。


鉄板の上で盛んに湯気を上げ、「ジュージュー」と、ソースが焦げる音がしています。


これを、上から横から斜めから、デジカメで撮影。


こういう”鉄板焼”で出される料理の食べる上での大原則は、”一気呵成・無我夢中・一心不乱”に尽きます。

ハンバーグ横9   ワタシの様に、ジュージューと美味しそうな焼け音を横目に、写真など撮っていると、せっかくウエルダンかレアに仕上げて客に出したシェフの細心の心配りも吹っ飛んでしまうことに・・・・

二人の加藤シェフがこの光景を見たら、嘆くより怒るだろうなー。


「加藤両シェフ、ゴメンナサイ。でも、遅ればせながらハンバーグにナイフを入れて、急いで口に頬張りました」


「ええ、すこぶる、本格的なハンバーグ、しっかりいいビーフを使っておられることが分かりました」


「はい、その通りなんです。口の中で肉汁がとろけ、痺れさせてくれました」


「もちろん、付け合せの温野菜も、デミグラスソース、アッ・・・その・・・そのデミグラスソースのコク、ホンモノであることが当然ですが、分かりました」


などと、厨房のシェフに心の中で話しかけながら、すっかりデミグラスソースの最後の一滴まで、頂きました。


ロケーションの良さと相まって、文句なしのプロの味を堪能し、至福の時間を過ごせたことに感謝してお店を後にしました。

  




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今年は多雨、そして森林問題

今年は、例年に比べて雨が多いですね。


春先もそうでしたが、秋口に入って幾つかの台風が通り過ぎ、川も池もダムも満水。滝も水流が豊富です。

滝1   これは”肱川水系”に流れ込む名もなき””です。


場所は肱川町の”鹿野川ダム”近くです。


いつも通る道ですが、普段は沢の奥に隠れて、水流は見えません。


この時は、にわかに立派な””に成長していました。

放水2   さて、こちらが”鹿野川ダム”です。


台風で溜まった水を大量に放出しています。


この後、大洲市の菅田地区では堤防を越えた水量が一気に地域を襲い、大きな被害を出したことは記憶に新しいところでしょう。

放水3   愛媛県では、肱川の治水事業の一環として、新たに”山鳥坂ダム”の建設計画を進めています。


この計画に対しては肱川水系の自然環境を破壊するものとして反対運動も起こっており、その行方は予断を許さない状況です。


昨年の肱川流域は水不足で、ダム湖の湖底まで露出するという状況でした。


その年に雨が降るのか降らないのかの予測は難しいですね。

放水4   実は四国の山だけではなく、全国の”森林地帯”で起こっている現象があります。


それは、戦後の全国的植林運動の中で、”広葉樹林”の山々を一斉に”針葉樹林”に切り替えていったのです。


針葉樹林に切り替えたのは、杉と檜を住宅用建材に使えるからです。


そこでは、経済合理性が優先され、その結果として山林や森林の自然のメカニズムを破壊してしまう結果になりました。


今、日本中の森林は伐採適齢期を迎えた針葉樹(主には檜と杉)が伐採されずに放置されたままという状態になっています。


そういう状態の中にあって、”針葉樹林”の森林には”保水力”がないということが治水対策上問題になっているのです。

瀑布5   広葉樹林だと、一旦大雨が降れば、山々の地層にたっぷり水を蓄え、徐々に河川に放出してくれるという機能が備わっています。


ところが、針葉樹林は”こらえ性”がないのです。雨が降れば、それを地表から真っ先に川に流してしまいます。


ダムを作って治水事業になるというのは、治水対策の実は一部に過ぎません。

濁流6   ダムは、確かに治水対策には有効に違いありませんが、一つのダムで保水できる量はたかが知れています。


世界遺産に登録された”白神山系”のように、広大な広葉樹林を持っていれば山自体が巨大なダムになるのです。


今年、紀伊半島を襲った幾つかの台風で和歌山県を始めとして大きな被害が出ました。


川の氾濫や山の地すべり、山崩れによって死者も多数でるという痛ましい結果になりましたが、紀伊半島は有名なブランド木材の”吉野杉”の産地で知られた地域です。


こういう災害を、実は一律的な植林事業による失敗=”人災”ではないかと捉える視点が欠けているように思えてなりません。


農林水産省は、多分この事実と実態を把握しているはずですが、問題提起などされた記憶がありません。


当面に目に見える対策に血道を上げるより、もっと山の偉大さに頼り、保水力のある山林と共存共栄するという道を模索してもいいのではないかと、この”濁流”を前に考え込んでしまいました。




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「西予市 龍沢寺」 ①

今日と明日は、西予市城川町にある巨刹でなおかつ古刹でもある”禹門山 龍沢寺(うもんさん りゅうたくじ)”を2日に分けてご紹介しましょう。


龍沢寺(りゅうたくじ)”と聞いても、ピンと来ない方がほとんどでしょうが、ワタシたち南予の出身者、特に旧東宇和郡出身者には馴染み深いお寺です。


お釈迦様の誕生日に当たる日には、両親に手を引かれて”甘茶”を頂きに参拝するのが春の風物詩でした。

配置図1   一日目の今日は、広大な敷地に展開している寺院の建物群を中心にご紹介します。


ちょうど、”龍沢寺(りゅうたくじ)”の最初の入口前には画像のような”龍沢寺境内案内図”が掲げられています。


画像の文字が小さいので読み取れないと思いますが、寺の最初の門”仁王門”の前には、それに至る”堰月橋(えんげつきょう)”があり、それ以降順次”山門”、”中雀門”と続き、一番奥に回廊式の”本堂”を含む建物群があります。

堰月橋2   先ず最初に”仁王門”に至るまでの回廊を持つ”堰月橋(えんげつきょう)”があります。


この堰月橋を出ると、参道は急な坂で登っているため、”仁王門”はその建物の上部が見えるだけです。


仁王門”を目指して石畳を登っていると、足元には”アカテガニ”がいたるところに自分の縄張りを守りながら餌を求めて活動している様が観察できます。

仁王門3   これが”仁王門”です。

この”禹門山 龍沢寺(りゅうたくじ)”は、末寺65ケ寺を持つ曹洞宗総持寺派中本山で、創基は鎌倉時代の末期(1323年)、今から689年前と伝えられています。


地方の豪族、中尾坂城城主平采正(たいら うねめのかみ)の発願により開山し、当初は”龍天寺”と号したという由来が、境内に書かれています。


鎌倉時代と言えば、平安時代の貴族支配から、武士の台頭によって治世の構造が大きく変化した時代です。


鎌倉時代の末期から室町時代にかけては下克上の世の中になり、地方においての権力構造も激動の時代を迎えます。


その時代時代で、地方で一定の権力を得て、支配階級に入っていった豪族たちは、現世での血なまぐさい権力闘争を繰り返す一方で、来世の安住をも願い、各地に有力な寺院を開山し、全国から高僧を招き来世に祈りをはせました。


話は飛ぶようですが、ヨーロッパに”ルネッサンス”という文化が花開き、”レオナルド・ダ・ビンチ”が”モナリザ”などの不朽の名作を残すのは、”龍沢寺”が創建されたてから、さらに100年も後の話です。


奥伊予”に仏教建築技術の粋をを集めた”龍沢寺”が建てられたのが、如何に早い時代であったかが分かりますが、驚くべきことではないでしょうか。

山門4   こちらは、”本堂”と”仁王門”をつなぐ”山門”です。


全体の中腹付近にあって、当時の神社建築の技術の粋を集めた建物となっています。


明日は、その華麗な構造物をご紹介しますが、今日のところは外観を見て下さい。

山門裏5   こちらの画像は、その”山門”を裏から見た画像です。


私には、寺院建築の知識がありませんので、この山門がどういう特徴を持っているのかは分かりませんが、インドに起こった仏教が、チベットや中国、更には朝鮮半島を経て日本にやってくる(大乗仏教)わけですが、そういう仏教の”世界性”を感じさせる建物群です。


それは、建物の構造だけではなく建物を構成する飾り物にも広く見られる光景です。

中書門6   いよいよ、本堂に近づいてきました。


本堂を前にしたこの門は”中雀門”です。


この”中雀門”から左右に回廊が回って、最後に正面の”本堂”に至ります。


この”龍沢寺”のご本尊は”釈迦如来”です。


鎌倉末期(1323年)に開山された後、何度かの大改装と寺院の移転を経て、現在の地で今の建物に建立され直されたのは、1455年のことです。


ですから、この寺院は557年前の建築物ということになります。


時代は室町時代に入り、天下の大乱と呼ばれる”応仁の乱”が都で始まる前夜のころのことです。

本堂7   この一際大きい建物が”本堂”で回廊式の一番奥まったところにあります。


その回廊には、左に”禅堂”、”東司”、”衆寮”と続き、右に”鐘楼”、”書裡”、”客寮”と続く構造になっています。

鐘楼書裡客寮8   この大きな建物の中に、”鐘楼”、”書裡”、”客寮”があります。


地方でも巨刹であった”龍沢寺”には、四国各地から有力豪族や高僧が集まりました。


ですから、彼らをもてなす”客寮”と、彼らの従者を泊める”衆寮”が設けられていたのです。

鎮守堂9    最後の、境内地の一番外側に、”鎮守堂”が設けられています。


壮麗な寺院建築物の中にあって、一種の庵様式の建物が、ひっそりと木々の中に佇んでいます。


ここには、どういう人が、どういう役割を担って生活していたのか?


本堂を含む建築伽藍とは趣が余りにも違うために、想像は膨らむばかりです。


明日は、”龍沢寺”の建築物の装飾品などをご紹介すると同時に、この寺の持つ歴史的意味を推理してみます。






「西予市 龍沢寺」 ②

昨日に続き、西予市城川町にある”禹門山 龍沢寺(りゅうたくじ)”の、建物以外の風景をご紹介します。


鎌倉時代に建立されて、何度かの大改修を経て今日まで連綿と続いている建物群。


しかも、愛媛県でも”奥伊予”と称される高知県との県境の山中に、今でも信仰を引き継ぎ生きながらえさせている力は一体どこにあるのでしょう。

鬼瓦分1   これは、今は外され保管されている”鬼瓦”です。


この”鬼瓦”の”家紋”を見ますと”丸に十”の家紋ですね。


丸に十”の家紋は、九州は”島津家”(今の鹿児島)の家紋です。


なぜ、愛媛の山奥の城川に”島津家”の家紋が??

鬼瓦木型2   こちらは、上の”鬼瓦の木型”です。


この大きな”木型”で鬼瓦の型をとり、焼き上げたのでしょう。


さて、先ほどの疑問、城川の”龍沢寺”になぜ”島津家”の家紋が?


寺の由来によりますと、鎌倉末期(1323年)に、この地方の豪族、中尾坂城主の平采正(たいら うねめのかみ)が開山したとあります。


しかし、その約100年後、鹿児島藩主島津元久の長男である”仲翁守邦禅師(ちゅうおうしゅほうぜんじ)”が来て、当時は”龍天寺”と号していた寺を中興し、現在の”龍沢寺”と改号した、とあります。


当時は戦国時代で、九州の島津家は、四国侵攻を企て、何度となく伊予の国に攻め入っています。


鹿児島飯主島津元久は、長男をこの四国の山奥に派遣したのです。


単に仏門の徒として派遣したとは思えません。四国攻略の要と考えたとしても不思議ではありません。


当時の四国の勢力地図は、伊予に瀬戸内海の水運の覇権を握っていた”忽那水軍”がおり(忽那水軍は後に村上水軍に取って代わられる)、高知には四国の覇権を握らんと高知内で勢力を伸ばしてきた”長宗我部勢”が割拠していました。


奥伊予城川”は、伊予と高知を両睨みする戦略的拠点と、鹿児島の島津勢は考えたのでしょうか?


四国の雄にならんとする”長宗我部”勢をたたいて、伊予の”忽那水軍”を利用して京に攻めあがらんとする、”島津家”の壮大な戦略の拠点の役割を担わせるための、長男の”龍沢寺”への派遣ではなかったのか?


そういう歴史的な背景が、この家紋に現われ象徴されているのではないか?(これはワタシの想像ですが)

水鉢3   ”中雀門”と”本堂”の間の中庭には、大きな青銅製の”水鉢”が置かれています。


仏教伽藍の基礎的な知識がないワタシには、この”水鉢”の意味は分かりませんが、実用性を考えると余りにも大きすぎる”水鉢”は何を意味しているのでしょうか?

竜5   この”水鉢”に向かい合う位置に、こちらも青銅製の””が置かれています。


”龍”の口元には数々の”おみくじ”が貼り付けられていて、精悍な”龍口”はうかがい知ることが出来ません。


この””の足元には池が配されており、私の想像では””が池の水をタップリ吸い込んで、それを”水鉢”めがけて噴き上げる役目を負わせたのではないか?(かな・・・???)


ちょうど龍の口”は、”水針の口”を向いているのです。


だとすると、実用的には大きすぎる”水鉢”の意味がおぼろげながら理解できるのでは、と。

彫り物4   ”水鉢”の腰のところは八面体になっていて、それぞれの面に画像のような彫り物が施されています。

彫り物は、想像上の””のように見えまが、仏教の伝来経路を考えると”唐獅子”と言うのでしょうか。


つまり”水鉢”を守る”八虎”ということでしょうか?(これもワタシの想像に過ぎません)

木鼻7   この画像と下の画像は”木鼻”と呼ばれる構造物です。


木鼻”とは、柱を貫通させることで固定させている横柱の端部分をいい、象・貘・唐獅子など様々な動植物や霊獣の姿をした木鼻が見られます。



画像の”木鼻”は、”唐獅子”の姿をしています。

木鼻9(象   一方、この画像の”木鼻”は””の形をしています。


これらの”木鼻”を含めて、重い屋根を支える為に様々な”組物”と呼ばれる構造物も随所に見られます。


唐獅子”の上に見える構造物は、前後または左右に腕のように渡した横木で上からの荷重を支える肘木(栱)と、桁や肘木を受ける方形の斗(ます)・<枡形(ますがた)とも>とで構成されるもので、”斗組(ますぐみ・とぐみ)”などと呼ばれるものです。


これだけの仏教伽藍建築の技術は、伊予の地方の技術者だけで手に負えるものではありません。


多くの技術者を京から呼び寄せるだけの財力と、その必要性を”島津家”は持っていた証でもあります。

石畳10    ”山門”に至る石畳に立ち尽くして考えました。


先ず、”仏教”はインドで起こり、中国の影響を受けながら朝鮮半島を経由して日本に伝えられました。(大乗仏教と呼ばれます)


伝来した時期については諸説ありますが、欽明天皇期の538年説が有力なようです。


何れにせよ、多くの国に伝搬され、今日まで大きな影響力を持つ宗教となりえたということは、正に”仏教”は偉大な”文明”だということです。


普遍性に富んだ文明に他ならないということです。


公式に伝来して1世紀を経るころには、もう四国の山奥、”奥伊予”の城川のこの地に、壮大な仏教建築物を作ることが出来るまでに、仏教とそれに付随する技術を日本のものとして完全に取り入れていたということです。


子供の頃に、両親に手を引かれ、お釈迦様の誕生日には”甘茶”を頂きに、この石段を登ったことが走馬灯のように蘇りました。


歴史は、文明は連綿と続いていて、ワタシたちは、その流れの一辺に身をおいているということを実感した日になったことは事実です。


<お断り>今日の記述は、学問的研究に基づくものではなく、単なるワタシの空想に過ぎません。記述内容に学問的間違いがあれば、それは私の想像力の欠如に過ぎないことをお断りしておきます。








「喫茶・グルメ 日記館」・「愛媛グルメ紀行」 145

今日は、南環状線の中ほどの朝生田町にある”喫茶・グルメ 日記館”さんをご紹介します。


この界隈きっての”老舗”です。


開業してから、もう35年か36年経ちますから。

玄関1   この雰囲気ある玄関に見覚えがある方は多いと思います。


南環状線の北側にあって、通りからもよく目立ちます。


日本での”喫茶店ブーム”は何度かありますが、このお店が開店したのは、1970年代のことです。


1920年代に、日本で始めて”喫茶店”がブームとなった時期を第一期とすれば、第二期は1950年代後半に”ジャズ喫茶”などの出現で再びブームとなった時期がそれに当たるでしょう。


1960年代の”純喫茶ブーム”を第三期とすれば、このお店が開店した時期は、1970年代、第四期の時代です。


その当時は、大きな通りに面してはもちろんのこと、小さな街角や住宅街の中まで、”喫茶店”で町中が溢れかえったことがあります。


高校野球の年譜で言えば、夏の甲子園大会で現行の49校制が始まった時代に重なります。

看板2   喫茶店の第四期ブームは、せいぜい10年間という期間で去りました。


町中に溢れていた”喫茶店”は、軒並み店を閉じたのです。


しかし、この”日記館”さんの特筆すべき点は、以下の点ではないかと思います。


それは、当時の喫茶店はコーヒーを中心とした飲み物をメインに出すお店がほとんど。


食べ物もメニューに加えてはいましたが、ケチャップ炒めのスパゲティーを筆頭に、トーストや焼き飯、それに焼うどんなど、せいぜい家庭料理の延長程度の料理を出すお店がほとんどでした。


その時代に、この”日記館”さんは、最初から”レストランメニュー”を、”飲み物メニュー”と同等のメニューの柱と位置づけ、営業を続けて来られた点にあります。


ですから、看板に”喫茶・グルメ”と入れておられるのです。


かくして、第四期喫茶店ブームは去りましたが、このお店は堂々と生き残り、今では環状線の一種の””という位置を得ました。 

メニュー3   前置きが随分長くなりました。本題に入りましょう。


メニューを見て下さい。


この”メニュー”に、このお店のレストランメニューの全てが凝縮されています。


まあ、幅が広いと言いますか、ナンデモアリと言いますか。


喫茶メニューはもちろんのこと、ワッフル類、ピザ類、ピラフ類、スパゲティー類、ハンバーグ類などは当たり前。


更には、焼き魚弁当から唐揚弁当、豚カツ弁当に続いて、焼肉のメニューやステーキ類のラインナップ・・・・・などなど。


街場の喫茶店メニューであった焼そばや焼うどん、鉄板焼ナポリタンまでメニューとして残してあります。


私たちの年代には、涙が出るほど嬉しいメニューの数々です。

生姜焼定食4   さて、そんな数多いメニューの中からワタシが選んだのが”生姜焼定食”です。


お値段は、980円。


サラダと味噌汁とご飯と香の物がついている定食です。


生姜焼きは、喫茶店で食べるのが当たり前という時代もあったのです。


大き目の豚肉が5枚、大皿をしっかり覆い尽くしています。


堂々としたものでしょう、すりおろした生姜がしっかりと痕跡を残していて、手作り感あふれる一品です。

生姜焼5   豚肉の周囲の脂身が食欲をそそります。


先ず、1枚生姜焼きを食べてみました。


マア、何と、しっかり味付けがされていること言ったら・・


塩分”が健康に・・・・などという話題が世間に流れる前の時代の味付けです。

生姜焼アップ6   若い頃の私なら、この生姜焼1枚だけで、茶碗に盛られたご飯を全部食べきれます。


そうです、”おかず”になる生姜焼きなのです。


悲しいかな、往時の食欲には程遠くなった今のワタシ、生姜焼き5枚でご飯一杯を食べきりました。


「食べたー!」という満腹感と満足感が体の中に充満します。

生姜焼と野菜7   大ぶりに切られた豚肉の下には、どういう野菜が?と思って、生姜焼きを1枚めくってみました。


生姜焼きの下には、太目のしっかりとシャキシャキ感が残っているモヤシ、厚めに切ったタマネギスライス、ニンジン、それにピーマンが敷き詰められ、豚肉を下から盛り上げていたのです。


決して炒め過ぎず、それぞれの素材の食感をしっかり残し、準主役扱いの野菜たちの元気なこと。


どうです?


”喫茶店”で、食事をしたくはなりませんか?


後ろの席では、”蔵人 珈蔵”さんには、ちょっと場違いになるかも知れないワタシ年代よりやや上の2人の男性。


”ナガシマやオー”さん時代の懐かしきプロ野球談義や、”松商”華やか時代の高校野球談義に花が咲いていました。


「そのころはノー、マッショーがノー、コーシエンで・・・・・、アレアレ、東北のチームと延長線ヤタタロガー、あの時の東北地方のピッチャー、アレ、誰やったカイナー・・・」



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「森の和 ダイニング 風音(カオン)」・「愛媛グルメ紀行」 146

今日は、久しぶりに今治に来ました。


三津浜のワタシの友人の情報提供のお陰です。


ご紹介するのは、しなまみ街道の今治側出口を下りて、国道196号線を横切り大規模な商業施設”イオン”を少し過ぎた辺りの道路沿いにある”森の和 ダイニング 風音(カオン)”さんです。


鉄板焼カウンター”を一種のウリモノに、日本料理から鉄板焼料理など幅広いメニューを誇ります。

玄関1   このお店のテーマは、お店の名前にもなっている””との対話です。


また、背景にある森を”北欧の白樺の森”に見立てて、森の中で仲間やお店のスタッフと語らう、そこから響きあうさんざめきの和音を大切にしたいというのが、お店のコンセプトのようです。


なお、お店の背後に見えるのは古代の”鯨山古墳”の森の木々です。


森は”鯨山古墳”の中心となる”三島神社”の境内(けいだい)となっています。


またこの古墳は、未発掘で県指定の史跡です。


森に木霊(こだま)する、人と人の心の会話、そこから生じる反響や、お店の料理に舌鼓を打つお客様の感動の広がり。


今の時代のさんざめきだけではなく、古墳時代から連綿と続く人の営みの響き、それらの"”を、このお店は取り込もうとしているかのようでした。

店内2   お店はお洒落で、少し気取った”ハレ”の舞台でした。


お店のテーブルに置かれた”ランチョンマット”の、瓢箪のような形をした模様が、このお店の”ロゴマーク”です。


背後の森から響いてくる会話や、このお店に集うお客様の会話や笑顔、スタッフとの交流をイメージしています。

森借景3   ですから、2階の窓は、背景の森を”借景(しゃっけい)”にしています。


そうです、単なる”窓”ではなく、”額縁”に作ってあり、背後の森を””に見立ててあるのです。

前菜とサラダ4   何時ものように、前置きが長くなりました。

ワタシが頼んだメニューは、”焼き音ステーキランチ”で、メインのフィレステーキは100g。


前菜に、小鉢が2種。それに生野菜サラダと赤だし、それに五穀米のご飯と香の物が出されます。


一番奥に見えるのは、ステーキのタレです。右端は”塩”です、ステーキの付け合せの”焼野菜”は塩で頂きます。

真ん中と左は、胡麻タレとポン酢タレで、ステーキのタレです。


食後にはデザートがついています。


ちょっとまとまった仕事をした、自分へのご褒美です。

五穀米5   こちらが五穀米のご飯です。


お代わりは自由ということですが、もうお代わりを出来る年代ではありません。

焼野菜6   ステーキに添えられている”焼野菜”です。


ステーキの付けあわせとして一般的なのはボイルした”温野菜”ですが、このお店は素材の夏野菜の味を生かすべく焼いています。


種類は、タマネギと揚げたナスと、かぼちゃ、それとかぼちゃ主体のムースのようなサラダです。


お塩で食べる焼野菜は甘い。

ステーキランチ上7   こちらが”焼き音ステーキランチ”の全容です。


どうです、豪華で華やかでしょう。森から吹く風の音をイメージしながら・・・・・でも、食欲が勝りました。

フィレステーキ8    これが”フィレステーキ”です。


敢えて、鉄板に乗せて出すことをしていません。鉄板焼として出すと、鉄板の熱で肉が焦げたり硬くなってしまいます。


フィレステーキの下には、このお店のオリジナル商品の”もち麦パン”が敷いてあります。


1階のショップでは、この”もち麦パン”や”もち麦せんべい”、更にはオリジナルの産直素材を生かしたドレッシングや、自然派食品の数々を売っています。

フィレステーキアップ9   ”もち麦パン”の目的は、ステーキの肉汁を逃がさないこと。


そして、ステーキを食べ終わったら、このパン生地で、プレートに残った美味しい肉汁を全て拭い取って余さず食べます。


一番美味しい部分をお皿に残すのは、腕によりをかけてステーキ用のソースを作ったシェフに失礼です。


もう、100gで満腹、満足です。


久しぶりに贅を極めたランチになりました。

デザート10   最後は”パイナップルのデザート”です。


甘くて爽やか。口の中に残った肉の脂分を綺麗さっぱり洗い流してくれました。


このお店は、この地を得て開店して8年目です。


最初は、お店の経営母体である”グリップ”というお店のショップとして、そして5年前には店舗を大幅に改装してこのレストランを作りました。


松山市湊町4丁目7-15には”glip plaza(グリッポプラザ)”というショップと和食のお店を出しておられます。


そこのシェフは、今治のこのお店と同じシェフが味を作っておられます。


三津の友人の何時もの情報提供に感謝し、お店を後にしました。素敵なお店と出会えましたことに深謝です。




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「手打ちうどんの雅(まさ)」・「愛媛グルメ紀行」 147

今日は、国道196号線沿いの、松山市夏目(旧北条市夏目)にある”手打ちうどんの雅(まさ)”さんをご紹介します。


場所は、パルティーフジ夏目店の、信号機を挟んだ向かい側です。

玄関1   国道196号線に向かって見えるのは”作岡人形店”です。


手打ちうどんの雅さんも作岡さんと言いますから、多分親御さんのお店の一部を改装してうどん屋さんとしたのでしょう。


開店して、12年目を迎えました。


国道から直接は見えにくい立地ですが、美味しいという評判は松山にも響いており、お客さんが絶えません。

メニュー板2   メニューの構成は至ってシンプル。

速球一本やりというメニューです。


つまり、麺に自信があるからこと、あれこれとメニューを弄らないというどっし構えた姿勢が見て取れます。

おでん3   愛媛のうどん屋にはつき物の”おでん”と”稲荷やチラシ寿司”のケースがあり、客は勝手に取って、清算時に自主申告というお決まりのシステムです。


ワタシが食べるおでんは、卵と厚揚げ、もしくは”卵とスジ”に決まっています。


おでんのお値段は、一本が何と40円。涙が出そうになります。

天ぷらうどん4   注文したのは”天ぷらうどん”です。


実はこのお店の評判は、”天おろしぶっかけうどん”の熱熱(あつあつ、麺も出汁も熱い)です。


”天おろしぶっかけあつあつ”のウリは、目で見て楽しみ、耳で聞いて味わい、そして舌でそれらを実感するというもの。


それは、天おろしと、釜から上げたてのうどんの上に、舌を火傷しそうに熱くした出汁を廻しかけた瞬間”ジュージュー”と、天ぷらが出汁の暑さで悲鳴のような音を出すというもの。


ワタシも、いつもそれを食べてきましたが、今日は久しぶりに別のメニューでと、”天ぷらうどん”を注文したというわけです。

アップ5   こちらも、”天おろしぶっかけ”程の迫力はありませんが、天ぷらの揚げたてが熱めの出汁の中で、「ジュージュワー」っと激しい音を立てている状態で供せられます。


先ず、一口出汁をすすってみました。


「うーーん・・・」声が出ません。


煮干からとった上品な出汁が、黄金色に輝いていて出汁の存在感が際立っています。


讃岐うどんの様に、麺が主役90”、後の出汁は6%、具材は4%というアンバランス(愛媛から見れば)さはありません。


出汁30%、具材30%、そして麺40%という黄金比(私見に過ぎませんが)をしっかり保っています。

麺6   愛媛のうどんは、総合の味なのです。


このお店の麺は、ワタシの好みから言えばやや硬い。


不思議なもので、このやや硬めの麺をぶっかけで食べると丁度いい硬さに感じます。


麺と出汁の温度による相性の問題なのかも知れません。


国道196号線を北上される際は、一度お立ち寄りしてみて下さい。


後悔はさせません。




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「ステーキハンバーグ&サラダバー けん」 ・「愛媛グルメ紀行」 148

今日は、はなみずき通りから国道33号線を結ぶ間道沿いにある”ステーキハンバーグ&サラダバー けん”さんをご紹介しましょう。


首都圏を中心に、200店近い店舗を展開中の、急成長著しいフランチャイズチェーン店です。


愛媛県では5店舗、松山市内ではこの”はなみずき東店”と、196号線沿いの谷町にある”潮見店”の2店があります。


フランチャイズチェーンですから、本部から店舗運営の指導を受けて、主に地元の事業者が個々に運営しています。


このお店は、以前はセルフ方式の讃岐うどん&焼肉のお店でした。

玄関1    以前のお店の内装を改装して再スタートされました。


フランチャイズチェーンに参加する意思を持った地元経営者は、今、何が流行っているか?


どのフランチャイズに加盟すれば儲けることができるか?が最大の関心事。


飲食業界の動向に敏感に反応した結果のお店です。

メニュー2   店舗の外に大きく掲げてあるステーキ980円、は言わば”おとり”。


店内のメニューで、ウリモノであるはずの980円の商品を探しても、中々見つかりません。


書いてある位置は中央付近ですが、小さく・・・・・

サラダバー3   このお店のもう一つのウリは、サダバーが用意さtれていて、食べ放題ということです。


この他にも、ご飯とカレーとスープが食べ放題、飲み放題。


「うーーーん、食べ放題で元を取れない年齢にナッチャッタナー・・・」と嘆くのはトホホのワタシ。   

サラダとコーンスープ4   ということで、セルフになっているサラダバーで生野菜サラダを取ってきました。


サラダを乗せるお皿が小さいので、一度に多くは乗りません。


コーンスープも、カップが小さいので上品な量に収まるように計算されつくしています。


さすがは、フランチャイズノウハウ。


それに、サラダバーで用意された素材は、スパゲティーやマカロニ系とポテト系が主流。


「ま、イイカッ・・・肉を食べに来たのだから・・・」

ハンバーグ上5   看板にあった980円の商品は、ハンバーグメニューでは”和風ハンバーグ”でしたので、それを諦め、”国産牛100%ハンバーグ150g”を注文しました。


ソースは、ガーリック、オニオン、ポン酢、デミグラス、トマト、テリヤキの6種から選べます。


ワタシは、当然コストが断然高いはずのデミグラスソースを選択。


お値段は、1,180円。消費税別で表示してありますので、勘定の時は1,239円。

ハンバーグ6   ハンバーグが運ばれ、ウエイター君が「服が汚れますので、紙製ナプキンを前掛けのように掛けてください」と声を掛けます。


鉄板をかなりの温度で熱してあるのでしょう、猛烈な湯気が立ち、鉄板上のデミグラスソースが湧き上がって廻りに飛び散ります。


見る見る間に、紙製前掛けナプキンには、油の斑点が広がっていきます。


この経験は、4月14日にこのシリーズの34番目にアップした「ジャンボ料理 ごちそうさま」でも経験しました。


鉄板に乗って出される料理は、鉄板の熱でハンバーグの下部が焼かれてガリガリに固まる前に素早く食べるのがコツです。


ワタシの様に、食べる前に盛んにデジカメのシャッターを切っていたら、食べ頃を失ってしまいがちに・・・

ハンバーグカットアップ7   ハンバーグを切り分けると、どっと美味しそうな肉汁が流れ出てきました。


慌てて、食べやすい大きさにカットしてハンバーグに挑戦しました。


「ウン、味は悪くない・・・それにしても、忙しいことといったら・・・アツツツ・・・」


などと言っている内に、完食していました。


もちろん、美味しく頂いたのですが、個人的にはデミグラスソースの味付けがちょっと濃く思いました。


それと、サラダバー等の設置は、サービスの一環なのでしょうが、同時に人件費の節減効果も多いはず。


もうちょっと、コストパフォーマンスがよければありがたい、それが正直な感想でした。




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こんな蜘蛛がいた

今日も、何時ものように南予の実家の庭先で見た花々の画像をお届けします。


ただ、今日はコンデジで精一杯被写体に迫ってみました。


題して”コンデジで捉えたマクロ”の世界です。

テッセン1   これはアップ前の”テッセン”です。


<註>この画像をアップ後に、ブログ友から花の名前の間違いを指摘していただきました。上の画像の花の名前は、”テッセン”ではなく、ブラジル原産の”紫紺野牡丹(しこんのぼたん)”と言うのだそうです。お詫びして訂正します。


一眼レフのように、超望遠機能や連写機能、更にはマクロ(アップ)機能が優れてはいませんので限界がありますが。

花芯2   でも、精一杯近づいてみました。


雌蕊と雄蕊が目の前に迫ってきます。


しっかり、子孫を後世に残し伝える仕組みが、一番効率的に出来上がっています。


自然の構成力は偉大ですよね。

露草   こちらはお馴染みの”露草”ですね。


露草”は、小学生の頃理科の教材で、葉の裏側の薄皮を剥いで、顕微鏡で”葉脈”を観察したものです。


この”葉脈”って、実に美しいのです。さすがにデジカメでは葉脈は写せませんが。


露草の雄蕊と雌蕊が、虫たちに見つかりやすいように精一杯愛嬌を振りまいているかのようです。


草花は、自然受粉以外では昆虫たちの力を借りなければ種(しゅ)を維持できません。

花と蜘蛛4   受粉を助けてもらうために、蜜を出し、鮮やかな色と形で虫たちを誘います。


すると、画像のような”蜘蛛”たちも集まってきます。


蜘蛛は、花の蜜を求めて飛んでくる小さな虫たちが花芯に集まってくるのを待ち構えているのです。


食物連鎖”が、この小さい画面からもうかがえます。

花と蜘蛛5   しかも、画像の蜘蛛の足と胴の色を見て下さい。


待機している花の色に限りなく似せた色をしています。”保護色”です。


自分より大型の虫であれば、自分が逆に食べられてしまう恐れがあるのです。


自分より小さな虫だけを狙い、大きな虫からは”保護色”で身を隠す、生き残っていく為の自然の構成力です。

彼岸花6   最後は、もうとっくに終ってしまった”彼岸花”です。


彼岸花は、夏と秋の季節の移り変わりを示してくれる標準植物の役割があるのか?


秋が近づくと、田畑の土手に花をつけ始め、夏が完全に終り秋風が吹きだすとともに、秋の草花の代表選手である”コスモス”や”萩の花”に主役を譲り渡して花を落とします。


自然の中でカメラを片手に、季節の移ろいを精一杯楽しませてもらいました。


自然に感謝です





大洲市「おはなはん通りなど」

今日は、大洲市を訪ねたときの画像をお届けします。


その第一弾は、”臥龍山荘”へ至る大洲市の観光ロード”おはなはん通り”を中心にご紹介しましょう。


今年の年初めに”大洲城”のことは3回に分けて採り上げました。


その時にも書きましたが、大洲は”肱川”が城のあたりで大きく湾曲していて、城の下あたりに古くから”川港”としての””があって、かつては”大津”と呼ばれていました。

観光地図1   大洲に始めて城主として入府したのは、1609年、脇坂安治(わきざか やすはる)ですが、彼が”大津”を”大洲”と改め、今日に至っています。


おはなはん通り”があるところは、国道56号線を宇和島方面に向い、”肱川橋”を渡って片原町交差点の1本手前を左折すると、大洲観光案内所がありますが、そこからすぐ近くです。


画像のような大きな観光案内地図がありますし、観光案内所で”町並みぶらり散策帖”という観光案内パンフレットもいただけます。

おはなはん通り2   この画像が”おはなはん通り”です。


”おはなはん”と言って分かる世代はもう少なくなりつつありますね。


おはなはん”は、NHKの朝の連続テレビの第6作目として、樫山文江さんを主役に、昭和41年4月から1年間放映され、当時記録的な視聴率をとった人気番組です。


原作者は随筆家の”林謙一”さん。


林さんのお母さんをモデルにした作品で、実際の舞台は徳島市でしたが、明治大正の面影を残している大洲市がロケ地に選ばれ、一躍”大洲市”の名前が全国に広がったのです。

おはなはん通り3   現在でも、通りには水路があり鯉やうぐいが泳いでいます。


通りの雰囲気も、明治大正時代の町並みがそのまま残り、全国的に見ても貴重な歴史遺産です。

吉元邸4   江戸時代には、この辺りがちょうど町家と武家屋敷の境であったそうで、肱川側が町家、この画像がある側が武家屋敷だったそうです。


この画像は”吉元邸”と言われる建物ですが、江戸時代には武家屋敷であったものを、大正時代に呉服商を営み財を成した当主が買い取り住居としたものです。


もちろん、現在も生活されています。

吉元邸正面5   この立派な門構えは、確かに武家屋敷の面影を今に残しています。


屋敷の中のお庭は贅を凝らしたもので、大洲市では初めてと言われる洋館も中に作られています。

水路6   この水路は、清流と言ってよく、江戸時代にもこの辺りに水路があったと言われています。


肱川の水を巧みに利用することで、生活が成り立っていたのは、江戸時代も現代も同じです。

古い路地7   この古い路地は、”臥龍山荘”に歩いて行く途中にある路地で、”明治の町並み”と呼ばれているところです。


狭いので車は通れません。


全国で、画一的な街づくりが進み、どこに行っても町の顔は同じ顔になってしまっている現代、この町並みは貴重ですし稀少です。

古い路地坂上から8   この通りを歩いていますと、板塀の合間合間から、そこで生活されている方々の話し声が聞こえます。


プライバシーがどうだ、という次元では生活されていません。


お隣の夕餉の支度が始まると、向こう三軒両隣の家々で、煮物を煮る香りが辺りに漂う、そういう街です。


愛媛には、まだこういう町並みが残っていて、しかも観光施設ではなく生きているのです。


うれしいではありませんか。



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「垃麺 一期一会」 ・「愛媛グルメ紀行」 149

先週末、15日と16日に、アイテムえひめで”第5回えひめラーメン博”が開催されました。


ワタシは行けませんでしたが、そのラーメン博にちなんで今日から7日連続で、ラーメン博に出店されたお店の中から、ワタシが最近訪ねたお店”6店舗”と、参加はされませんでしたがワタシが選んだ”名店”1店舗の、合計”7店舗”を採り上げます。


ラーメン博では特別出店のお店も入れて17店舗が出店されたそうですから、約三分の一のお店をご紹介することになります。なお、ご紹介の順序は順不同です。


まず第一店舗目は、朝生田町にあるラーメン屋さんの”垃麺 一期一会”さんをご紹介します。


場所は、南環状線の南側にあって”マクドナルド松山南店”の西側のビルの1階にあります。


環状線に沿ってはいますが、直接は面していないので最初は分かりにくいかも。


環状線沿いには、”讃岐うどん店”があって、その南裏です。

玄関1   玄関は”居酒屋”さんのそれです。


事実、お店に入ると有名銘柄の焼酎ビンがカウンターに並んでいます。

店内2   店内を見渡すと、結構広いお店でした。


従業員の方々も、若くて元気と威勢がいいのです。


店名の”一期一会”は、一度しかない出会いを大切にしたいという思いを込めたものです。

雑誌3   最近”売り出し中”という感じのお店で、雑誌などでも積極的に採り上げられています。


開店してまだ2年半の新しいお店です。


朝生田町の南環状線沿いは、飲食店の激戦区、果たして生き残っていけるのか。


でも、3年目に入って、近隣のサラリーマンを中心に年代の若い男性陣に根強いファンを獲得しているようです。

メニュー4   店長のイチオシメニューは、つけ麺の”えび塩”だそうです。


このお店のスープの特徴は、”トリガラ”から出汁をとり自慢の”ピンクソルト(岩塩)”と合わせる”塩ラーメン”。


ラーメンの出汁の基本は三種類。”トリガラ”とイリコや鰹節などの”魚介系”、それと”トンコツ”です。


その中でも、”トリガラ”はラーメン出汁の王道中の王道。


ただワタシは徹底的に醤油派なので、敢えて”えび塩”ではなく、醤油味の”つけ麺”(からし味噌付き)を選びました。


お値段は750円。

つけ麺上5   ”つけ麺”は、最近のラーメン界のもう一つの柱に育ちつつあります。


つけ麺以外では、スープなしの”油そば”にも話題が集まりつつあります。


具材は、大ぶりに切った焼豚(チャーシュー)と、半熟卵の半分とパリパリに焼いた海苔と、至ってシンプル。

麺6   ””は、普通のラーメンよりやや大目のように思いました。


それと、中太ストレート麺で、弾力と艶があり、麺自体に小麦の旨さが出ていました。


しっかり食べ応えがある”麺”で、人気の程がしのばれました。

つけタレ7   つけタレは、タップリ目で、トリガラの出汁が効いたしっかりした味に仕上がっています。


つけタレに”からし味噌”を絡めると、出汁の味に緊張感が出ます。



麺がすすみます。タップリ入れられたネギなどの薬味も、その役割をしっかり生かし切っていました。


中々の力量ある”つけ麺”には間違いありません。


ただ、惜しいと思ったことは、麺を食べ終わった後、残ったつけタレの存在です。


日本蕎麦の”そば湯”に役割を担う”特製割スープ”を用意していて、残ったつけタレに入れて全部飲み干せる工夫をされているお店も増えてきました。


つけ麺の元祖を名乗る”つけ麺の大王”さんも同じ工夫をされています。


ラーメンのお店は、スープ作りに全精力を傾注します。それを生かすことを考えられたらどうか、と、素人は考えました。




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「くし坊 ラーメン館 麺人(めんと)」・「愛媛グルメ紀行」 150

第5回えひめラーメン博”にちなんだお店紹介シリーズの第二店目です。


第二店目は伊予市米港にある”熊本ラーメン”がウリの”くし坊 ラーメン館 麺人(めんと)”さんをご紹介しましょう。


場所は、道路幅が拡張された国道56号線の南の端の、出光のGSがある交差点を伊予市市内に折れたら直ぐ左側にあります。

玄関1   一つのビルの中に、”くし坊”という居酒屋とスポーツ用品店、それにスナックがあって、更にはこの”くし坊 ラーメン館 麺人(めんと)”さんが同居しています。


どうやら、事の始まりは”くし坊”という居酒屋さんで、それにスナックを併設しラーメン屋まで始められたようです。


スポーツ用品店が同じ経営かどうかは聞き漏らしましたが、あとの3店は同じ方がされれています。

看板2   だから、同じ看板に全ての店舗を載せたというわけなのでしょう。


ラーメンのお店は、午前11時30分から2時間だけの営業のようで、夜、スナックや居酒屋でラーメンの注文があれば、ラーメン店で作って注文に応じているそうです。


それにしても、居酒屋さんがなぜラーメン店なのでしょう?


自らがラーメン好きで、それが高じた結果のようです。


それでも、このラーメン店を出してもう10年になるそうですから、立派な専門店ですね。

メニュー3   さて、メニューです。


恐るべきシンプルさで、”熊本ラーメン”とその”つけ麺”、それに今治で売り出し中の”鯛ラーメン”ならぬ”松山鯛ラーメン”という構成です。


そして、傑作なのがラーメンには”ラーメン上”と”ラーメン”というメニューがありました。


”ラーメン上”のお値段が600円で、”ラーメン”は500円です。その違いは確かめませんでした。

ラーメン4   そこでワタシは”ラーメン上”を注文しました。これがそれです。


画像の手前に見える茶色のフリカケノのようなものは、”熊本ラーメン”を熊本ラーメンとしてご当地ブランドにさせた功労者の”焦がしニンニク”です。


この”焦がしニンニク”の効用で、久留米から伝わった”久留米ラーメン”の獣的な強烈な匂いから脱することができたのです。


ですから、スープの基本は白濁した”豚骨スープ”ですが、あの独特の”豚骨臭”は消えうせています。

アップ5    大ぶりのチャーシューは、その周囲が炙られていて香ばしく仕上がっていました。

実にマイルドなスープでした。


麺は極細のストレート麺。


替え玉”も100円で頼めますし、”食べ方”と称した張り紙があって、それには”替え玉”を前提にした食べ方が書いてありました。


でも、もう替え玉を頼める程の胃袋は持ち合わせていませんので、1杯だけで終えました。


美味しいとか美味しくないと言うより、「ああ・・・こういうラーメンもあるんだ!」


「”豚骨ラーメン”に苦手意識をもつことには、ボチボチお別れしようか」と・・・。

完食6   ですからいつの間にか、”完食”していました。


ワタシは元々、”豚骨スープ”は苦手としています。


ですから、あの”久留米ラーメン”程の「これは・・・・・・困ったなーー・・・」感はありませんでしたが、なぜ伊予市でワザワザ”熊本ラーメン”なのだろう?という疑問は残りました。


せっかく、瀬戸のイリコや鯖節などの誇れるスープ材料に事欠かない”伊予市”で、ク・マ・モ・ト?・・・・です。


ご主人の好みの問題でしょうから、余人が口出しすべき問題ではないことは承知しています。


でも伊予市は、ご存知のように鰹節の削りパック類等の加工品生産量は全国でも有数の地です。 

  
ですから余計に、地元に誇れるスープ素材があるのに・・・・・モッタイナイ・・・、それが実感というところでした。


もちろん、県内にも”熊本ラーメン”好きな方はいらっしゃるでしょう。


とすると、今のところワタシの知る限りでは、”熊本ラーメン”専門店は、以前にご紹介した松山市朝生田町にある”味千垃麺 朝生田店”とこのお店の2店だけです。(他にもあったとしたら、ゴメンナサイですが)


ですから、この2つのお店は貴重な存在だと思います。




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「つけめん 真中(まなか)」・「愛媛グルメ紀行」 151

今日も、”第5回えひめラーメン博”出店店舗のご紹介シリーズです。


その三店舗目は、港町の三津浜に2年半前に開店し、しっかり超人気店となって地元だけではなく松山市内でも名を知られる”つけめん 真中(まなか)”さんをご紹介しましょう。


場所は、”ピュアコ21”の真ん前にあります。

玄関1   最近は、一種の”つけ麺”ブームの最中でしょう。


松山市内にも、かなりの数の”つけ麺”をウリモノするラーメン店が増えています。


ただ、どのお店も”つけ麺”も出すけど”ラーメン”も出すというお店がほとんど。


ですが、このお店は”つけめん”(このお店ではひらがなで表記されています)が注文の9割以上を占めているのではないかと思うくらいの”つけ麺”専門店です。

待ち席2   出店して3年目に入っていますから、開店当時のように客が殺到するという状態は解消しているようですが、玄関前には”待ち席”がきちんと用意されています。


松山のかなりの数のラーメン店を食べ歩いてきましたが、お店の外に待ち客用の椅子を用意しているお店はこのお店だけです。


もちろん、玄関を入ると人気店の定番である”ウエイティングシート”が用意されています。

厨房3   店内を見渡して先ず驚いたのが、スタッフの女性比です。


6人の全スタッフの中で、女性の数は4人。男性は2人でした。


この日は、たまたまそういう構成になったのかも知れませんが。


そしてこのお店の特徴は、店内に自家製の”製麺所”を持っているということ。


市内には、自家製麺を出している”闘牛”さんのようなお店もありあますが、店内に製麺所を備えているのはこのお店だけではないでしょうか。


お店の入口には”製麺工程”を説明する板も掲げてあります。

メニュー4   メニュー構成は、”つけめん”をメインに、もちろん普通のらーめんも用意されています。


でも店内には、「”つけめん”おススメの食べ方」が、あちこちに張り出されています。


完全に”つけめん”一本やりのお店です。


でも、店内を見渡してちょっと、逃げ出したくなるほどの”能書き”の氾濫です。


能書き”の多いことで有名な業界は”日本蕎麦屋”です。やれ、蕎麦は北海道の〇〇を使っているとか、水はどうだとか・・・・。


客は、美味ければ”能書き”に苦笑いしながらも耐えて、旨い蕎麦をすするのです。


確かに”つけ麺”は、言わば”ラーメン版ざる蕎麦”ですから、自然に似てくるのでしょうか?

麺5   さて、注文したのは一番人気の”真中つけめん”の並盛り(200g)の”味玉のせ”です。


お値段は850円。(ため息が・・・・小さく出ました)


このお店の””は、上でも書いた通り、お店で小麦粉を打っている自家製麺。


つけめんに使われている””は、北海道産の小麦粉を無添加で製麺した”極太ちじれ麺”です。


お店の書き出しによると、「もちもちの極太ちじれ麺は、小麦粉本来の味を・・」とあります。

つけタレ6   こちらが”超濃厚魚介系つけだれ”です。


スープの基本は”親鳥のトリガラ”、それをジックリ8時間煮出して、それに大洲市の醤油店が作った醤油を元タレとしているとあります。


そればかりではなく、”魚介系”を名乗るだけあって、”瀬戸内海のいりこ”と”熊本産のさば節”で採ったタレを加えた、いわゆるWスープ。


まあ、かくして「能書き」のオンパレードになってしまいます。

麺アップ7   その中にあって、ワタシは静かにつけめん”を味わってみました。


確かに、””そのものに小麦粉の美味しさが生きていました。


”濃厚魚介系つけだれ”も、確かにコクのある出汁で、酸味も効いていてつけめん用のつけだれとしては、優れものだと思いました。


でも・・・・・・濃い過ぎはしないか?”(このことは、後でもう一度ふれます)


麺とのバランスがいかがか?


好みの大いに分かれるところでしょう。

スープ割り投入8   そして、さすがに人気店だけあって、手間暇とコストをかけて作ったつけだれを、そのまま残して捨てるようなことはさせません。


このお店は”スープ割り”を用意していて、注文すれば持ってきてもらえます。


この画像が、スープ割りをつけだれに足した状態です。


もちろん飲み干そうとしました。


でも、割りスープを満たしても、まだなおかつ”つけだれ”が”濃い”のです。


つまり、スープで割っても濃いさが取れない・・・・・バランス感覚が・・・・・どうなんでしょう?

残った魚粉9   つけだれが入っていた器を見て下さい。


頑張って飲み干したのですが、気になるのは器の底に溜まった”魚粉系”の粉末。


”後味”は優れた”つけめん”だと思いますが、”後口”が気になります。


胃の中で魚介系の残留物が、ずっと残ってしまって、何かの拍子に「プーン」と、鼻の中に魚粉の匂いが通り抜けます。


”豚骨と魚介系”の組み合わせといい、”魚粉”を大量に使用していることといい、”スープ割り”を用意していることといい、”極太麺”といい、何れご紹介する予定の”濃厚ラーメンつけ麺 風雲丸”さんに似ていると感じました。


そして、自分のお店のこだわりを、お店の至るところに大書(能書き)しているのは、”極楽ラーメン 魔王”さんや”萬楽(ばんらく)”さんと似ているようにも見えました。


しかし、これも個人的感想の範囲です。超人気店の味は、確かに多くのお客様に満足感を提供していることは間違いないことです。





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赤とんぼと遊ぶ

このところ、”ラーメン”を集中アップ中なので、今日は”箸休め”に、秋の到来を告げに山から下りてくれた”赤とんぼ”君をおまけとしてご紹介します。

アカトンボ二連1   赤とんぼと言っても種類が色々あって、見分け方が難しいトンボです。


やはり、一番よく見かけるのが”アキアカネ”で、この画像もそうだと思うのですが。


上が”アキアカネの♂”、下が”アキアカネの♀”なのかな?


彼らの交尾をコンデジで狙ったら「シッ・シィ・シー・・・アッチに行ってよ、邪魔なのよー」と、嫌われました。

アカトンボ二連2   それでもしつこくカメラで見つめていると、2人が気を合わせて   スイッと飛んで、葉の上に移動しました。


上の画像と同じカップルです。


もう少し近寄って、交尾の様子を確かめようとすると「趣味の悪いオジサンは、これだから嫌い!」と、一瞬で飛び去ってしまいました。無理はない。

アカトンボ3   そこで、一匹で孤独な”アキアカネ”を狙いました。


でも、少しでも近寄ろうとすると、直ぐに飛び去って、中々カメラに収まってくれません。


仕方なく「ユーヤーケ、コヤケーノー・・・・・」と「赤とんぼ」の歌を静かに歌ってやりました。


それでも、中々効果が現れません。

アカトンボ4   更に愛情を込めて「アカトンボーー、オワレーテ、ミタノーワアー・・・」と、静かに静かに、10回ほど歌いますと、やっと警戒を緩めてくれました。


だから、画像の様に最大級の警戒態勢を取りながらも、カメラに収まってくれました。

アカトンボ5   実は、アキアカネの眼球に、このコンデジが写っていないか確かめたかったのです。


でも、考えてみたらトンボの複眼の数は、8,000個から10,000個以上あります。


その中のどれに写っているのだろうか?と、考えていると気が遠くなりました。

アカトンボ6   すると、トンボ君、ちょっと横を向いてくれました。


せめて片目なら、数えやすいから?


優しい配慮に感謝して、秋を告げに来てくれた”アキアカネ”に別れを告げました。


<お詫びと訂正>本文中に、赤とんぼの種名を”アキアカネ”と表記しましたが、ブログ友の指摘でこの画像のトンボの種名は”コノシメトンボ”であることが分かりました。お詫びして訂正します。ベルさん、ご指摘ありがとうございます。



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「萬楽(ばんらく)」・「愛媛グルメ紀行」 152

今日も、”第5回えひめラーメン博”に出店されたお店をご紹介しましょう。


その第四店目は、南高井にあるラーメン店の”萬楽(ばんらく)”さんです。


このお店はチェーン店のようで、空港通りにも同じ名前のお店があります。


更には、7月11にこのシリーズの84番目のお店として採り上げた”極楽ラーメン 魔王”さんと同じ系列のお店です。

看板1   場所は、県道森松重信線沿いにあって、近くに名水の里”杖ノ淵公園”があります。


更に、その先にはお好み焼き”祇園”さんや、うどんの名店で名高い”うどん瓢月”さんがあり、お店の向い側にはイタリアンの”ピッツエリア マルブン”さんと、飲食業界では激戦区の一つです。


ですから、必然的にこの目立つ看板です。


昨年秋にオープンしましたから、もう1年を過ぎるころですね。

玄関2   こちらがお店の玄関です。


玄関横の壁に大書された、お店の(チェーン本部の)こだわり書き(能書きとも言いますが)。


これは”極楽ラーメン 魔王”さんとそっくりですね。


さすが、同じ系列というか、同じプロデューサーの仕事ですね。

メニュー3   このお店のメニューは、”つけ麺”大流行の中にあって、ラーメン中心のオーソドックスなメニュー構成でした。


ただ、このお店も最近のラーメン店に見られる顕著な傾向で、”お店のこだわり”、いわゆる”能書き”の多いお店でした。


ついつい「本当に旨けりゃ、説明なんているのかな?」と、ちょっと皮肉な思いが浮かんでくるほど。

店内4   ワタシがお店に行ったのがお昼前でしたが、お客さんが次々に来られていました。


そして、その殆どの方が「A]とか、「ワタシはBのご飯少な目」「こちらはC]という注文をされています。


もう一度メニューを見ると、”ランチセット”という別メニューがあり、平日の11時から15時までのメニューが用意されていました。


それは、らーめん(とんこつしょうゆ味)に、Aセットは”温玉丼”が、Bセットには”ねぎじゃこめし”が、Cセットには”チャーシュー丼”は付いていて、お値段は全て550円と、随分お得になっています。


らーめん”単品のお値段は500円なのですから。

ラーメン上5   ワタシは、残念ながら、もう”らーめんと丼もの”を食べ切ることができなくなりましたので、このお店の名前を冠した”萬楽らーめん”を注文しました。


お値段は700円です。


スープはとんこつの色で、白濁しています。(ちょっと不安が・・・・)

ラーメン6   ここでお店のこだわりを一部ご紹介。


”は全て国産100%で無添加・無着色。


スープ”は通常の5倍の火力で炊き上げて、とんこつの旨味をとことん引き出し、雑味がない。


ちゃーしゅー”は、注文を受けてから炭火で焼き上げますので、あつあつ、とろとろの香ばしい。


と、後は”海苔”・”玉子”・”ねぎ”と続きます。


全部読んでいると、自慢の””が延びてしまいそうに。

チャーシューアップ7   先ず、スープを飲んでみました。


ハイ、豚骨スープに特別なものを加えないでも、豚骨臭さがないスープでした。


しかも、最後まですすってでも飲みたいと思えるスープでした。


チャーシューも分厚く切ってあり、確かに炙った香ばしさが嬉しい思いにさせてくらます。


チェーン店形式のお店には辛口になりがちなワタシですが、このお店はまとまった味に仕上げられていました。


あれ??「まとまった味??」


あっ、そうか、これこそチェーン店の特徴なんだ!




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「麺屋 夢創」 ・「愛媛グルメ紀行」 153

今日は、”第5回ラーメン博”に参加されたお店紹介シリーズの第五店目です。


それは、砥部町拾町にある”リバーサイドS・C”の中にある”麺屋 夢創”さん。

玄関1   場所は、国道33号線を砥部に向って走り、重信大橋を渡ります。


渡りきったところで、高架道を外れ側道を降りたところにそのショッピングセンターはあります。


そのショッピングセンターにオープンして2年になります。

店内2   店内を見渡すと、場所的には必ずしも有利とは思えませんが、三々五々お客さんが入れ替わって入ってきていました。


店内には、お店のメニュー人気ランキングが掲げてありましたので、一番人気の”真(しん)醤油らーめん”を注文しました。


このお店は”豚骨系”ではなさそうなのでホッとしたというのが本音です。


もう、正直に言って、豚骨の強烈な匂いとの戦いの結果を、恐る恐る味わうのには疲れました。

真らーめん上3   これが”真醤油らーめん”です。


お値段は730円。


店の入口に”当店自慢の自家製餃子”と大書してあったので、”焼餃子”も注文してみました。


餃子単品では6個で300円ですが、らーめんとのセットにすると200円にまります。

真らーめん4   醤油らーめんのスープは、県内産の醤油をベースに、昆布、塩、野菜類を煮込んだスープに、スルメイカや鯖節などの魚介系のスープを合わせたWスープのようでした。


こういうのを見ると、正統派の醤油らーめんかな?と、つい嬉しくなってしまいます。


ところが・・・・・・

真らーめんアップ5   画像は、厚めに切ったチャーシューです。


炙ってあって、実に香ばしいんです。しかも、チャーシューの脂身がトロトロで口の中でとろけそうです。


薬味のネギも、青ネギと、ネギの根元の白い部分を削ぎ切りにしたネギとがいいバランスで、味のアクセントになっています。


スープを啜ると、「ん・・・?、ちょっと何か別の味が・・・・この雑味は?」

餃子6   ご自慢の自家製餃子(自家製でないお店もあるということでしょうね)も出揃いました。


適度な焼色が付いていて美味しそうです。


で、”餃子”を食べてみました。


「ん??濃いーー。味が濃い!」



餃子の餡自体に、かなり強めの味付けがされていて、餡の素材の野菜類の味がしません。



本来なら、野菜の甘さとジューシーさを楽しめるはずなのに、野菜が生かされていません。

スープ残り7   先ほど、「ところが・・・・」と書きました。


また、「これは雑味??」とも。


そうなんです、ワタシのイメージしていた(あるいは、個人的な好みの正統派東京醤油ラーメン)醤油味とは、かなり味が異なります。


濃いのです。餃子と同じです。


そして、何よりも目立つのは、最近大流行の”魚粉”です。「あああ、アナタもそうだったの」と。


スープは、申し訳ないのですが残してしまいました。


そして、丼の中に残った”魚粉””魚粉””魚粉”。


鰹節や鯖節は、煮出し抽出してこそ本来の旨味が引き出されるのではないでしょうか?それとも、これはしょせん素人考えでしょうか?


ワタシの個人的意見では、”魚粉”も確かに魚介系の味を作るには有効かもしれません。


でも、ワタシには”魚粉”に逃げているとしか思えません。

餃子残り8   ワタシが、”餃子”を出された瞬間がっかりしたのは、ラー油の扱いです。


何と、”ラー油”は、小袋に入ったものを、各自が袋の切り口を切って、餃子のタレに入れるという方式。


がっかりというより、呆れました。皆さんも経験があると思いますが、ラー油の入った小袋を開けようとした瞬間、ラー油が飛び散る・・・・・。


それを、お客さんにやらせようというお店の姿勢が、ワタシの感覚とは合いませんでした。


”餃子”も、申し訳なく思いましたが、最後の1個が食べ切れませんでした。


でも、人気店には違いないのでしょう、次から次にお客さんが。



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「魚介系らーめん あずま家」・「愛媛グルメ紀行」 154

今日で”第5回えひめラーメン博”に出店されたお店の紹介シリーズの最後です。


最後の第六店目は、二番町2丁目で今年5月3日に開店したばかりの新鋭のラーメン店”魚介系 らーめん あずま家”さんをご紹介します。


店名は、ご主人の苗字に由来しているようです。


若くてキビキビした動きの”職人”さんという感じに方です。

玄関1   場所は、二番町通りで大街道よりは東寄りのミツワ第28ビルの1階にあります。


玄関先には、”特製醤油らーめん”と”特製塩つけ麺”の文字と画像が踊っていますから、見つけやすいと思います。


醤油らーめん・命!”のワタシとしては、心躍る看板で、まるで吸い込まれるようにお店に入りました。

厨房2   厨房にはご主人を含め、2人で切り盛りされていますから忙しい。


無駄な動きは許されません。


流れるような動きの中で、リズミカルに麺を湯がき、湯切りをします。


もちろん、麺が茹で上がる直前には、ラーメン丼にタレを一すくい入れ、スープを張ります。

メニュー3   メニューは”醤油ラーメン”と”塩ラーメン”、それに”つけ麺”というシンプルな構成です。


ラーメン専門店らしい、シンプルさに好感をもちました。


このお店のスープは、スープ素材の王道のトリガラを中心に、豚骨と瀬戸内海の鯖節や鰹節をジックリに込んだトリプルスープという贅沢なもの。


トリガラメインでスープをとると、透明なスープに仕上がりますが(もちろん無駄な肉片などをそぎ落とす等、丁寧な掃除という下仕事をしたスープのみ)、このお店のスープはトリプルスープなので、透明感はありません。

ラーメン上4   それで、注文したのは当然に”醤油らーめん”です。


お値段は650円。


上からラーメンを見ると、実にシンプル。


具材は、大き目のチャーシューとこれも大ぶりなメンマ、それと海苔1枚だけ。後は薬味の刻みネギ。


やはり、食べ物は目でも楽しむもの。この、具材の構成は、麺自体とスープに自信があってのこと。

ラーメン5   さて、肝心のお味です。

「うーーーーん・・・・」


スープの奥深い味、コク、香り、それと麺のモッチリ感、どれをとっても、”唸り”ました。


唸ったのは、東垣生町の”中華そば 創(はじむ)”さん以来、久しぶりです。

アップ6   奇をてらわない”直球勝負”が好ましいと思いました。


決して大きなお店ではありませんし、駐車場もありあせんが、”名店”の風格すら感じました。

つけ麺の麺1   そして、更に気に入ったのは”つけ麺”と、その”タレ”についてです。


最近つけ麺をウリモノにするお店は多いこと。


でも殆どのお店が、つけ麺を食べ終わって残った後の”つけタレ”は、そのままでは辛くて飲み干せません。


ところが、このお店のつけ麺の残ったつけタレは、何も足さずにそのまま飲み干せるのです。


それを確かめに、”醤油らーめん”を食べた日の後、もう一度”つけ麺”を食べに行きました。


注文したのは”特製つけ麺(醤油)”で、お値段は850円です。

つけ麺タレ2   つけ麺を食べ終わったら、”残ったタレ”は、何も足さずにそのまま飲み干せるというのを確かめに行きました。


つまり、つけタレ用に特に濃くしなくても、つけ麺が食べられるスープなのです。


画像が、そのつけ麺用のタレです。やはり醤油味で、普通のらーめんのスープより、当然ですがやや濃くしてあるタレです。


うどんの世界でも、ザルうどんを食べ終わった後のつけタレが、そのまま飲み干せるお店は殆どありません。


ザルうどんを食べ終わった後のつけタレをそのまま飲み干せるうどん屋さんは、ワタシの知る範囲では、唯一、萱町の市内電車電停近くの”うどん屋 どん”さんだけです。

つけ麺麺アップ3   つけ麺には太麺を使うお店が多い中で、このお店のつけ麺の麺は、細麺に近い中太縮れ麺です。


タレによく絡んで、幾らでもお腹に入りそうです。


具材は、超太目に切ったチャーシュー2切れと、煮玉子、シナチク、白髪ネギ、そしてもみ海苔です。

つけ麺完食4    残ったタレには何も足さずに、そのまま飲み干せました。


数多いラーメン店を食べ歩いてきましたが、残ったつけ麺のタレをそのままで飲み干せるお店は始めての経験です。


ラーメン屋も、スープ作りに一番手間と暇とコストをかけているのですから、全部飲み干してこそ、スープに「美味しくてありがとう」とお礼が言えます。


スープの後味もスッキリしていたことは言うまでもありません。


市内中心部の飲み屋街近くにあるこのお店、飲み客のシメだけに使われるのはもったいない。


せっせと、昼間通うことにしましょう。ワタシにとっては”名店中の名店”でした。


「”愛媛グルメ紀行”を続けていて良かった!」と感じた瞬間でした。


さて、明日の日曜日は、”第5回えひめラーメン博”には出店されていませんが、隠れたる”名店”の”絶品メニュー”をご紹介します。お楽しみに




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「らーめん えい吉」 ・「愛媛グルメ紀行」 155

昨日、”第5回えひめラーメン博”に出店されたお店の紹介ミニシリーズの最後の第六店舗目をご紹介し終わりました。


その最後に、ワタシにとっては感動の”名店”と思った”魚介系らーめん あずま家”さんをご紹介しました。


その”感動”つながりで、今度の”えひめラーメン博”には出店されませんでしたが、出店された名店揃いに勝るとも劣らない隠れた”名店”を7店目のお店としてご紹介としましょう。


それは、松前町下吾川の国道56号線沿いにある”らーめん えい吉”さんです。


場所は、”家具のアイソウ伊予本店”と、”ビッグモーター”に挟まれたところにあります。


”ザ・ダイソー伊予松前店”の向い側と言ってもいいかも。

玄関1   ここに開店して、もう10年になりますので見た人は多いと思います。


このところにきて、国道56号線の松前町から伊予市の界隈は新しいお店がどんどん出店しています。


近くには、人気チェーン店の”りょう花”さんもあり、激戦地です。

看板2   このお店のこの派手な”看板”は、かなり目立ちます。

この看板によると、”豚骨系”と”トリガラ系”のWスープがウリモノらしいというのは分かります。


ご夫婦と、多分娘さんではないかと思われる若い女の子の3人でやっておられます。


実は、このお店で注文したものを食べて、ちょっと困ったのです。


その困った理由は後程。

メニュー3   このシンプルなメニュー構成は、ラーメンの専門店としての誇りと、味への自信の表れだと見て取れます。


看板の通り、スープは”豚骨”と”トリガラ”、それにタップリの”野菜”を2日間ジックリ煮込んで作っている自信作


しかも、”豚骨スープ”に特有の白濁を抑えると同時に、アッサリ味にまとめるという二律背反的な試みを見事成功させた”スープ”です。

らーめん上4   これが注文した”らーめん”です。


お値段は500円。嬉しいではありませんか。


先ず、ご自慢のスープを一口飲んでみました。


「・・・・・・ウーーーン」と、言葉にならない。


豚骨特有の匂いも全く消えうせ、イノシン酸の旨味がスープに充満した、これは正に”傑作”ではありませんか。


豚骨の個性的な匂いを、更に個性的かつ強力な匂いをぶつけて喧嘩させるという手法では、こういう”美味いスープ”は作り出せないと思うのです。


スープの基本に”トリガラ”を据え、とことん”トリガラ出汁”の旨味を引き出し、”豚骨”と結婚させた。”良縁”ですね。


具材も、厚めのチャーシューとメンマとキクラゲ、それに薬味として刻みネギとゴマ。


ここまでは、スープ一口を飲んだ直後の感想。

アップ5   さて、次に””に行きます。


「・・・・・・・・・・・・・・・フーー」と、これまた声にならない。


らーめん専用の最高ランクの小麦粉を使い、名水百選で名高い”高井の名水”だけを使って、丹念に、丹念に練りこんであります。


弾力があってモチモチ。麺自体に艶があります。小麦粉本来の味を最高に引き出しています。


ここまで美味しい””は、久万ノ台にある”ラーメン闘牛”さんの自家製麺以来です。


思いもかけぬ”らーめんの名店”との出会いに体が打ち震えました。

餃子6   でも、困ったのは実はここからです。


何気なく、ついで感覚で”餃子”を注文していました。


すると、出されたのがこの”羽根付き餃子”だったのです。


羽根付き自体はそう珍しいものではありませんが、食べてみて・・・・・・唸りました


滅多に唸らないのですが、昨日の”魚介系らーめん あすま家”さんに続いて2日連続になるなんて。


これで、ラーメン店では、東垣生町の”中華そば 創(はじむ)”さんも含めて3軒目です。


想像をはるかに超える”美味しさ”に出会ったからと言って、別に”困る”必要はないのですが、こんな嬉しいことが続いていいのか?という、一種の”戸惑い”ですね。


このお店の”餃子”はタダモノではありません、その”餡(あん)”の、まあ”ジューシー”なことといったら。


野菜の旨味と甘味を凝縮させた”恐るべき絶品”です。


松山に進出している、”餃子”がウリモノの”大〇・〇将”さんの”餃子”などまるで比較になりません、足元にも及ばないと思います。(ただし、あくまでも個人的感想です)


若いときのワタシなら、このお店の”餃子”6個だけでご飯を平らげたでしょう。これに”中華スープ”でも付いていようものなら、ドンブリに2杯はいけたでしょう。


何時も言うことですが、こういう名店に思いがけず出会えるからこそ”愛媛グルメ紀行”は止められないのです。


このシリーズを始めて、体重が10キロ近く増えたと言われても、ハイ




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「ラ・トマト」・「愛媛グルメ紀行」 156

今日は宮西町にある可愛い喫茶店”ラ・トマト”さんをご紹介しましょう。


フジグラン松山店の北側の交差点の北西角にある愛媛信金宮西支店を西に少し入ったところにあります。

玄関1   この可愛い”三角錐屋根”が目印です。


住宅街の中にあって、お店の前の駐車場は3台分しかありませんから、お昼時は車では行きにくいかもしれませんね。

店内2   店内は明るく、清潔で、意外と広々した空間が広がっています。


このお店のお客さんの特徴は、女性客が9割以上ではないかを思えることです。


ワタシが行った午後2時頃には、店内の入りは約7割という程度で、男性客はワタシ一人でした。


実は、お店の名前の印象から”イタリアン”系のお店だと勘違いして入ったのです。

ランチメニュー3   ところが、メニューを見ますと、ランチは”ラ・トマトランチ”と名づけられた日替わりランチと、毎日OKの”ビーフカレー”の2種しかありません。


後は完全に喫茶メニューでした。


聞くところによると、御料理好きなオーナーと、パンやケーキ作りが好きな娘さんが始められた店だとか。


しかも、日替わりランチのメインディッシュはお魚系がほとんどのようで、肉食系男子を自認するワタシにはちょっと物足りなさも。


でも、圧倒的に多い女性客を意識したら、それが正解かも知れませんね。

ランチ上4   これが当日の”ラ・トマトランチ”です。


お値段は735円です。


メインディッシュは”焼いた秋刀魚”で、他にサラダと酢の物、副菜は”揚げだし豆腐”、後は具沢山の味噌汁とデザート用のバナナ、それに香の物の組み合わせです。


ご飯は白米と五穀米から選べます。


なるほど、見るからにヘルシーで、カロリー計算を気にする女性には絶好のメニューでしょう。

サラダ5酢の物6       こちらが、”サラダ”と”酢の物”です。


酢の物は、タコと長いもとレンコンという内容。


結構手が込んでいて、丁寧に誠実に作ってあります。


作り手のお人柄がうかがえる料理でした。

秋刀魚7   こちらは、今が旬の”秋刀魚の塩焼き”です。


北の海では秋刀魚が豊漁だそうですが、今年の東北地方を襲った大津波で、三陸海岸の秋刀魚の陸揚げ港が軒並み壊滅的被害を被って、秋刀魚の陸揚げが出来ない状況があります。


北海道の太平洋側の港への水揚げが集中して、処理しきれないとか。


秋を代表する味覚を味わいながら、改めて”3.11”の大災害の悲惨さに思いをいたしました。

揚げだし豆腐8   こちらの”揚げだし豆腐”には削ぎ切りさえた茗荷(みょうが)と刻みネギとおろしショウガが添えられています。


揚げだし豆腐の豆腐は、絹ごしの豆腐が使われていて、もうトロトロです。


上品な出汁と、添えられた薬味のバランスが絶妙。


食事を終えた、ワタシと同じ年頃の女性が2人(別々の席ですが)、アフターのコーヒーを飲みながら、文庫本を静かに読んでおられた光景がとても印象的でした。


そういえばワタシたちの世代は、間違いなく活字世代です。


落ち着いたひと時を過ごせたことに感謝してお店お後にしました。




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「珈琲館 天秤」・「愛媛グルメ紀行」 157

今日は、県道松山東部環状線沿いの高井町にある”珈琲館 天秤(てんびん)”さんをご紹介しましょう。


国道11号線の久米窪田交差点を高井方面に南下していると、第一ゴルフパークの手前にあります。


2005年の開店ですから、今年で6年目を迎えました。

玄関1   県道を南に走っていると、左側にこのお洒落な建物を見かけます。


雰囲気は、完全に喫茶店で、事実美味しいコーヒーを飲むことが出来ることで有名になりました。


コーヒー豆そのものや、焙煎した手のコーヒーも小売しています。


コーヒー好きな方には既によく知られたお店ですね。

看板2   お店の建物より、むしろこの看板の方が目立つかも知れません。


店名の”天秤”とともに、このお店のシンボルの”アンティークな天秤の絵”が描かれています。



そこで誰しもが思うことが、”天秤”という店名の由来ではないでしょうか。


コーヒー豆の原産国がアフリカのエチオピアであることは、ご存知の方も多いと思います。


エチオピアを中心としてその周辺国では、当時はコーヒーを医薬品として珍重してきた歴史があります。


現在の、焙煎してコーヒーを抽出する飲み方が始まったのは13世紀のことで、それ以降特、特に15世紀に入って一般民衆がコーヒーを飲む習慣が広がりました。


そして、その頃のコーヒー豆は大変な貴重品で、看板のような天秤でコーヒー豆の重さを計るとき、もう片方の天秤にはダイヤモンドを入れて計ったということが言われています。


つまり、当時のコーヒー豆はダイヤモンドより価値があったと。


このお店は、コーヒーを朱雀の宝物として扱いたいという、喫茶店の矜持(誇り)として、その象徴である”天秤”を店名に選んだということです。

ランチ上3   さて、ワタシはコーヒーを飲みに来たのではなく、評判の”ランチ”を食べに来ました。


このお店では、日替わりランチのことを”サービスランチ”と呼んでいて、当日のメニューのメインディッシュは”鰤(ぶり)の味噌煮”でした。


この画像が、当日の”サービスランチ”です。この他に飲み物が選べます。


お値段は850円です。

鰤アップ8   こちらがメインディッシュの”鰤の味噌煮”です。


鯖(さば)の味噌煮”を出すお店は多いことですが、高級魚の”鰤(ぶり)”を出すのはちょっと珍しいのではないでしょうか。


もちろん、和食のお店や料亭や、ちょっと気の利いた居酒屋ならまだしも、喫茶店で、ですから。


”の旬は厳冬期12月ですが、今の時期から小魚を食べながら”鰤”と言われるまで出世して北上していきます。


その出始めを喫茶店でいただけるなんて、想像もしていませんでした。


しかも、部位は一番美味しいとされる”カマ”の部分が分厚く切って盛り付けてありました。


「ふ・ふ・ふ・・・・オイヒイー・・・」


油が乗っていて、そこに味噌の味かよく絡んでいて、一人で「フ・フ・フ・・・・」とほくそ笑みながら頂きました。

サラダ4   ”サラダ”も喫茶店らしく、ラスクにする前のフランスパンが散らしてあります。


単調になりがちなサラダに一工夫が凝らされています。

かぼちゃ5   この画像は何だと思いますか?


これは、”かぼちゃの煮含め”です。どうです、この黄金色の輝きは。


かぼちゃは、丁寧に面取りの包丁が入れてあって、出汁で優しく煮含められていて、口に入れるともう「トロトロ」です。


一つだけ残念に思ったのは、今の季節であれば、中山町名産の””を使って欲しかった。


まあ、それは贅沢というべきですね。

ゴーヤとツナサラダ6   今年の”省エネ”対策に一役買った”ゴーヤ”が、”ツナ”と一緒にマリネされて出されました。


サラダ感覚で頂けるのですが、ゴーヤのほろ苦さがツナのオイルで和らげられて、変わりサラダとしては逸品です。

デザート7   こちらが、”デザート”。


画像では手前の黄色いものは””です。正に旬のものです。「イヨー、お洒落ー!!」って、合いの手を入れたくなります。


その他は、グリーンのキイウイと赤いグレープフルーツ、それにオリーブを加え、生クリームとスポンジケーキが添えられています。


このデザートの小皿の上に、このお店のシェフのただならぬセンスと心意気が込められていて、「ホーーー」っと、小さな賞賛のため息をつきました。

グレープフルーツジュース9   選んだ飲み物は”グレープフルーツジュース”です。


もちろん、生のグレーフフルーツから直接搾り取った”生ジュース”です。


ブンタンの仲間ですから、独特の苦味があり、それが苦手な方にはシロップが用意されています。


店内には、BGMにスローテンポな”ジャズ”が流れていました。


小憎らしい程のセンスというか、もてなしの心です。


完全に脱帽です。


こんな素敵なお店があるんですね。




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「喫茶・洋食 Hamada(ハマダ)」・「愛媛グルメ紀行」 158

今日は、旧国道196号線、今の県道平田北条線沿いにある新しい洋食屋”喫茶・洋食 Hamada(ハマダ)”さんをご紹介します。


場所は堀江町で、三浦工業株式会社本社ビルを経て、北条に向けて進むと権現川に架かる花見橋の手前左側にあります。


目の前がそごうマート堀江店です。

玄関1   お洒落なレンガ作りのお店です。


以前は別のお店でしたが、昨年の10月末に新規オープンしたばかりの新しいお店です。


国道から外れて裏通りになったにも関わらず、厳しい立地条件を押しての出店です。

店内2   店内に入ると、驚くほど余裕のある配置になっていて、ゆったり落ち着いた気分になれます。


BGMも、洋楽のポップがかかっていて、店内はピカピカに磨き上げられていて清潔そのものです。

ランチメニュー3   喫茶・洋食とありますが、メインはあくまで”洋食屋”さんです。


店名のハマダさんがオーナーシェフです。


ですから、ランチメニューに力を入れておられて、ランチセットは4種類。


どれも盛りだくさんのメニューで、あれもこれもを少しずつという構成になっています。


ワタシが頼んだのは”Aランチ”、内容はハンバーグにカニクリームコロッケ、それにスープとライスが付きます。


しかも、”ミニグラタン”と”ミニアイス”のどちらかが選べ、ランチに付いています。


お値段は850円です。

スープ4ミニグラタン5           ”  スープ”は、コンソメ味で、浮き実にはキャベツとニンジン、それにパセリです。


選んだ”ミニグラタン”は、本当にミニミニサイズですが、それでもこしゃくに”マカロニグラタン”です。


味は、洋食屋さんんのそれです。

ランチ上6   これがメインディッシュの”ハンバーグ”と”カニクリームコロッケ”、サラダ添えです。


ハンバーグにはデミグラスソースが、カニクリームコロッケにはトマトソースが別々にかかっています。

ランチアップ7   ハンバーグもカニクリームコロッケも、丁寧な仕事がなされています。


ただ、ちょびっと残念に思ったのは、ハンバーグのボリュームと仕上がり加減がちょっと物足りない感じがしました。


メニュー構成や、盛り付け例を見ますと女性客を意識しているように見受けました。


とすると、このくらいのボリュームが却って好まれるかも。


デミグラスソースもコクのあるいい味を出していました。

カニクリームコロッケ8   特に”カニクリームコロッケ”は出色の出来です。


しっかりカニの香りがして、クリームコロッケの基本となる”ベシャメルソース”の出来も上品に仕上がっています。


洋食屋の基本中の基本である、”揚げ物”の揚げ加減も軽く仕上げっていて、お腹にもたれません。


ウエイターさんも若い男性で、動きがキビキビしていて小気味いい雰囲気でした。


国道から外れて、裏道(それでも県道)で結構広い面積のお店を運営するのは大変です。


お客様に、わざわざお店に足を運んでいただくためには何が必要か?


多分、これからはその大きな課題を背負って悪戦苦闘の日々が待ち受けているかもしれません。


基本は、やはりお料理だと思います。徹底的にお料理を磨きに磨いて、大向こうを唸らせるまでのレベルに仕上げる。



喫茶にしろ洋食にしろ中途半端では、生き残ることは難しいと考えられて間違いないのではないかと思います。


心から、今後の検討を祈って店を後にしました。





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「グルメハウス 高坂」 ・「愛媛グルメ紀行」 159

今日は、国道196号線沿いの、伊予市下吾川にある洋食屋さんの”グルメハウス 高坂”さんをご紹介しましょう。


国道沿いの大きな看板には”グラタン&ハンバーグ”という表示もあり、懐かしい洋食屋の料理がウリモノのお店です。


このお店は、北条への入口の粟井坂にもかつてはお店を出していました。


その北条のお店は、このシリーズの144店舗目として10月7日にご紹介しました”カフェビストロ 桜秋桜(さくらこすもす)”というお店に代わっています。

玄関1   レンガ作りの階段を上がってお店に入りますと、中は広々としていて、洋食屋さんとしては屈指の大型店です。


4人掛けのボックスシートが中心で、ゆったりと過ごせますし、椅子の背中が高いので他のお客さんの目を気にすることなく食事ができます。


席に案内される前に、禁煙席か喫煙席かをたずねられます。


ワタシの様にタバコが吸えない人間にはありがたい分煙システムを採られています。


昼時は、しばらく待ち席で待たされることも珍しくありません。

厨房2   お店の玄関を入ると、真正面に厨房があります。


忙しく立ち働くシェフたちのキビキビした動きが小気味いい感じです。


厨房内にいる全員が忙しく動いていますので、ついピントが合わない写真になってしまいました。

ハンバーグエビフライ3   ワタシは、このお店の看板商品でもある”ハンバーグエビフライ”を注文しました。


お値段は、なぜか?1,082円。


それにサラダとライスを付けたら、別に315円。


決して安くはありません。


でも、待ち席が出るくらいに客は多い。


伊予市近辺だけではなく、松山市内からの客もいるのかも知れないですね。


なお、ハンバーグの真ん中に切れ目が入っているには、ハンバーグを半分にカットし、ハンバーグの中から滴り出る肉汁を撮影しようとワタシがカットしたもの。


その画像は、綺麗に撮れていなかったのでアップできないのが残念です。

ハンバーグ4   先ず、大ぶりの”ハンバーグ”です。


さすが、看板商品に位置づけているだけに完成度の高い出来ばえ。


肉が柔らかく、お箸で食べることができます。


ハンバーグに用いられる香辛料”ナツメグ”独特の甘い芳香がほのかに香り、挽肉料理にマッチしています。


添えられたデミグラスソースも、控えめな味で、ハンバーグ本来の味の引き立て役に徹しています。

ハンバーグ一片5   どうです?この柔らかな食感を保ったハンバーグの一片。


口の中で、肉の旨味が広がります。


生魚が苦手で、刺身が食べられないワタシは、完全に肉食系。そう言えば、もうすぐ90歳になる父も肉食系です。


父が、焼肉を頬張り、「う・ま・い・の・-・・・・」と、口ごもる姿に最近ワタシも似て来たようです。

エビフライ6   こちらも、洋食屋の定番”エビフライ”です。


このシリーズで6月27日に採り上げた名古屋の”キッチン 欧味”さんのジャンボエビフライの三分の一程の大きさと長さですが、しっかり2尾付いています。


揚げ加減も手馴れたもので、揚げ過ぎないように気配りしながら、でも衣はパリパリの食感に仕上がっています。


全体が、熟練のなせる味です。


と言いますのも、このお店がこの伊予市にお店を出してもう20年をはるかに越えました。


しっかり地域に定着したご馳走処なのいです。


洋食好きの方なら、絶対に外せないお店です。



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「ごはんや OTOMI」・「愛媛グルメ紀行」 160

今日は、新浜市の喜光地にある、新居浜市きっての洋食の老舗”ごはんや OTOMI”さんをご紹介しましょう。


休日に、”別子・東平地区”に写真を撮りに行った時に、地元の方にお薦めの”洋食屋”さんを聞いたらこのお店を教えていただきました。


住所は新居浜市の喜光地町1丁目です。


国道11号線を高松に向っていると、国道11号線と新居浜市内に入る県道及び別子に向う県道との交差点、”東上(とうじょう)交差点”に出会います。

商店街1   その東上交差点を南に、つまり別子に向う県道別子新居浜線に右折して、一番目の信号がある交差点を東に左折したら、6~7軒目にあります。


画像で見ていただくと、かつての商店街、いまは普通の路地といった雰囲気の場所にあります。


地元の方以外には、ちょっと行きづらい立地ですね。

玄関2   こちらが、このお店の玄関です。


どうみても、街場の普通の(古い)食堂でしょう。


古い住宅地図には”お富食堂”と表示されているのもあります。


ところが、新居浜の方はこのお店がちゃんとした”洋食屋”さんんであることを知っておられます。


それもそのはずで、今のシェフ夫婦は三代目で、お父さんから受継いで6年目。


開業は、実はそのお父さんのお父さん、つまりお祖父ちゃんが洋食屋を開いたのです。


ですから、開業以来少なくとも50年は経っていると思いますが、今の孫夫婦は正確な開業年を知らないそうです。


道理で、”OTOMI(おとみ)”という店名、時代がかっていると思いましたが、「お富さん」ってどなたの名前をつけられtのでしょう。

メニュー3   さて、メニューです。


そのメニューを見て驚かされました。


洋食メニューも一通り揃っていますが、その外に、何と”親子丼”類などの丼物から”さしみ定食”更には”ざるそば”などの麺類まで、何でもアリの世界です。


想像するに、開業したお祖父ちゃんが洋食メニューの傍ら、お客さんに「親子丼が食べたい」とか、「夏はやっぱりざるそばに限るよなー」などというお客の要望に丁寧に応えていった結果こうなったのでしょう。

オムライス上4   そこで、ワタシは何時ものように”オムライス”を注文してみました。


お値段は680円です。


サラダとスープが付いています。


ソースは最初からデミグラスソースと決まっています。


スープ”は、洋食屋風というよりは、食堂あるいは中華料理店風でした。

オムライスアップ5   オムライスの中身はケチャップライスで、更にその中身はウインナーとマッシュルームでした。


上に乗っている卵は、もう”フワフワトロトロ”です。


更にその上に、タップリデミグラスソースが廻し掛けてあります。


このデミグラスソースが、やはり年輪を感じさせてくれます。深い味なんです。


お祖父ちゃんから子へ、そして更に孫に受け継がれてきたソースは、それは味わい深いものがあります。

オムライス断面6   このデミグラスソースとフワフワトロトロ卵が、ケチャップライスと馴染んで、この”お店の顔”的な味となっているのでしょう。


この味から、他の洋食メニューやカツ丼や焼き飯のお味まで、年輪を感じさせてくれるお味だと推し測れます。


”マイントピア別子”のアイスクリーム売り場のおばちゃん、「このお店を教えていただいてありがとう」と心の中で頭を下げながらお店を後にしました。

太鼓台7   お店の近くには、この町の”太鼓台”が祭りの出番を待っていました。


その、新居浜の華麗な”太鼓台”が舞うお祭りも終り、秋の深まりを感じるこの頃です。




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西予市明浜町の秋祭り①

今日は、一週間遅れの、西予市明浜町”高山地区の秋祭り”の一部をご紹介しましょう。


もう、県内の秋祭りはどこも終わりを告げ、季節も本格的に秋めいてきました。


愛媛の秋祭りは、東予地区の”西条だんじり”や”新居浜市の太鼓祭り”の祭りが,豪壮華麗で有名です。

しゃがんだ1   しかし、南予地区の祭りは、元々宇和島を中心に”旧宇和島伊達藩”の町々で、一種独特の秋祭りの風景を見せてくれます。


例えばその一例が、画像の”五鹿踊り”です。

向かい合い2   宇和島市を中心とした地域は、仙台伊達藩の流れを組む”八鹿踊り”ですが、旧宇和島藩の領地でも周辺に行くと”五鹿踊り”に変わります。


もともと南予地方の鹿踊は、江戸時代初期に、宇和島藩初代藩主”伊達秀宗”が宇和島に入部した折に、仙台から伝えられたと言われています。

動き3   つまり”鹿踊り”の源流は東北地方にあり、仙台周辺の鹿踊と共通する点が多いと言われています。


鹿踊は、南予地方でも旧宇和島、吉田藩領内とそれに隣接する地域に分布していて、牛鬼と同様に、宇和島地方からその周辺に伝播したもので、約百箇所で踊られています。


東限は大洲市、長浜町、肱川町であり、南限は高知県幡多郡にも伝わっているそうです。   

動き4   踊る人数は地域によって異なり、宇和島市や城川町窪野等では八人で踊る「八ツ鹿」、吉田町等では「七ツ鹿」、城川町下相等では「六ツ鹿」。


しかし、ほとんどは五人で踊る「五ツ鹿」であり、西予市の野村町や明浜町は、画像の様に”五鹿踊り”です


これらの”鹿踊り”の原型は”獅子舞”の一種で、一人立ちで鹿頭をかぶり、胸に鞨鼓を抱え、幌幕で半身を覆って踊るものです。

揃った5   東北地方に広く伝っていて、東北以外では福井県小浜地区と、愛媛県の南予地区に伝わり残っています。

   
ですから、踊りや笛、それに音調がどことなく物悲しく、一種陰鬱なイメージがあるのは、東北地方に由来することからでしょうか。


一匹の雌鹿と、その周りを舞う四匹の雄鹿が、一糸乱れぬ優雅な動きで、神殿を前に静かに舞います。


「し~い か~の こ~おはーー~」と、5人の少年が歌いながら静かに、時には激しく踊ります。

アップ7   ワタシは、南予の出身ですし、小学生から中学生にかけて一時期明浜町に住んでいましたから、懐かしい踊りです。



神殿の前で舞い終わった5人が揃ってこちらに向いて挨拶をしました。

お顔8   揃った5人の顔をよくみますと、アレアレ、踊っているのは少年(ワタシが子供の時代はそうでした)だと思っていましたが、実際には少年は一人だけで、後は皆大人たちでした。


この辺りも過疎に悩み、子供の数も減って、”鹿踊り”も踊り手不足となっているのでしょう。


明日も、この”高山地区”の秋祭りの様子をお届けします。





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じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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