「中華料理 東龍」・「愛媛グルメ紀行」 237

今日は、伊予市下吾川の伊予鉄郡中線沿いにある”中華料理 東龍”さんをご紹介しましょう。


場所は、県道伊予松山港線沿いの”新川駅”から少し南に行ったところです。

玄関1   表の看板にも書いてある通り、この地で開店して今年で11年目になります。


この辺りでは、もうすっかりお馴染みのお店になりました。


お昼を回ると、次から次へと作業服スタイルのお客さんが入ってきます。

店内2   店内にある、大きな本棚には漫画本がぎっしり。


皆さんの、漫画本を読みながら食事をしている光景がこのお店に馴染んでいます。


店内は結構広く、4人掛けの椅子からカウンター席、更には小上がりまであってちょっとした宴会もできます。

メニュー3   お客さんの9割が頼んでいたのは”サービスランチ”700円です。


全部で8種のメニューから2品選びます。


ワタシは”エビ天”と”麻婆豆腐”を選びました。

ランチ5   こちらが注文した”サービスランチ”です。


選んだ2品の他には、野菜サラダとマカロニサラダに漬物、そしてスープです。


なんで、野菜サラダを付けた上にマカロニサラダ?って思いましたが、マア些細なことですね。


このお店の特徴はご飯がお代わり自由で、しかも店内に置いてある大きな炊飯ジャーから各自が勝手についで食べるというシステムになっていること。


ですから作業服姿の若者達は、何度も立ち上がってジャーの前できままにお代わりをしていました。

エビ天4   こちらが”エビ天”で、お塩で頂きます。


このお店の味付けは、ご飯のお代わりがすすむ程度の濃厚さです。

麻婆豆腐6   特に、この”麻婆豆腐”など喉の奥でむせ返りそうになるくらいに濃厚です。


でも、大振りな豚肉と角が取れていないしっかりした豆腐の持ち味が生きている味付けだと思いました。


塩分補給とでん粉補給で、午後からの作業にエネルギーを発揮するタイプにはありがたいお店でしょう。

サラダと漬物7   こちらのサラダ・サラダセットは、調理台の上で大量にセットされています。


そしてお客さんが選んだ2品の組み合わせを、素早く調理して奥さんが運びます。


広い店ですが、昼間は2人でやっておられまいた。

ツララ8   お店を出て裏の駐車場に戻ると、隣に停めてあった車のヘッドライト付近には”ツララ”が・・・・。


石鎚の峰峰はずっと冠雪していますが、市内でツララを見かけるのは珍しくなりました。


しかも、走っているトラックの前面にですから。


春はまだなのでしょうか?






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「千昌(松山やきそば)」・「愛媛グルメ紀行」 238

今日は、千舟町2丁目に古くからある”季節料理 千昌”さんをご紹介しましょう。


場所は、柳井町の通りを東に進むと湊町2丁目に”福井産婦人科”があります。その東の交差点を北に折れると、直ぐに左手にあります。


このお店は、元々は”フグ料理専門店”でした。開店したのは今から30年近く前のことです。


ところが、4年ほど前に事情があってお店を3年ほど休み、1年前に再開されました。

玄関1   こちらがお店の”玄関”です。


事情を知らない方でしたら、ちょっとお店には入らないかも知れません。


でも、お店を再開したとき、ここの女将さんは松山市内の千舟町界隈では一種の”伝説”になっていた”かめ やきそば”をメニューの中心にしようとされたのです。

外看板2   お店の外には、”松山(まっちゃま)やきそば”の大きな看板が出ています。


最近、(平成23年6月2日南海放送の「秘密のケンミンSHOW」で”かめ やきそば”が紹介されました)所々で”松山やきそば”の看板を目にするようになりました。


ワタシは、以前の職場の近くに”かめ”というお店があって、そこで”かめ やきそば”という独特の焼きそばを出していたのを食べた経験があります。(今は、そのお店はありません)


そこで、かつての”かめ やきそば”と、看板の”松山 やきそば”との関係を知りたくてこのお店に入ったのです。

店内3   お昼前後の約1時間ほどの間、お客さんはワタシ一人でした。


お店の女将さんのお話と、”かめ やきそば 同好会”というホームページの記事を総合しますとこうです。


1993年頃まで松山市内の千舟通りの百十四銀行横の路地を入ったところにあった『かめ』というお店で、焼そばや、おでんに、中華そばなどを出していて、そこの焼きそばが独特の味で評判となっていた時期があったそうです。


そこの焼そばは、麺を一度油で焼いているという独特な麺で、食感がパリパリ硬く、具材にはキャベツ・タマネギ・はなかつお・ちりめんじゃこをちりばめたものでした。(一部、「かめ やきそば 同好会」ホームページから引用)

メニュー4   そこでここの女将さん、一念発起して自分も”かめ やきそば”に挑戦してみようと決意されました。


ですから、お店のメニューはただ一つです。(ただし、申し訳程度に”日替わり定食”700円もありますが)


ところが女将さんの話によると、”かめ やきそば”はどうやら”商標登録”されているそうで、その名は使えないということらしい。


そこでこのお店を含めて、現時点で4店舗が”かめ やきそば”の味を再現して出しているそうですが、このお店では”松山やきそば”と銘打って出しているとか。


他には、国道11号線沿いにある一種のファミレスでは”かめやきそば”と称して、大々的に上り旗などを立てています。

ちりめん5   さて、これがうわさの”かめ やきそば”を再現したという”松山やきそば”です。


お値段は、おにぎりと漬物が付いて550円。


「私は、儲けんでもイインヨ!お客さんに美味しくて安全なものを食べてモローテ、喜んでもらえたら」とは女将さんの言葉。


やきそばの上にかけられた、大量の”ヤマキのはなかつお”と”ちりめんじゃこ”が特徴の一つです。


女将さんが、半ば悔しそうに言います。「”ちりめんじゃこ”、茹で立て半生のちりめん使いタインヨー、本当は!」


「でも、半生のちりめん買って置いといても、何時まで経っても腐らんのヨー、おかしいやロー!」


「そこで、ちりめん作りよるところに行って見たんヨー、そしてらお湯から揚げる前に、何やら薬みたいなもの、一掴みお湯に入れよったんヨー。あれで、腐らんちりめん作りよった!!」


「私は、安全・安心なもの、お客さんに食べてもらいたいケン、何も入れんちりめんじゃこ買って、冷凍させておいて、それを食べてもらうとき解凍して出しとるんヨー」っと。

やきそば6   さて、味です。


先ず、麺に一度熱した油を通して揚げてありますのでバリバリに硬い。(これが”かめ やきそば”の最大の特徴)


そして、具材は大量のキャベツにタマネギ、ヤマキのはなかつおに解凍したちりめんじゃこ。定番通りです。


そこに、ウスターソースをかけて食べます。


でも、麺がモソモソしていて食べにくいのです。


中華の”硬焼きそば”なら、上に中華餡がかかっていますので、油を通して揚げた麺でもシンナリして食べやすくなっています。


ワタシが食べにくそうに食べているのを見て「そりゃあなあ、まだまだ改善の余地は多いんヨー」と女将さんは正直。


「好きな人と、ダメ言う人とに分かれるんヨ・・・」


口の中がパサパサのやきそばを、お茶で流し込むようにして食べました。とても女将さんの前では食べ残せません。

おにぎりと漬物7   こちらが、「やきそばだけじゃー淋しいケン、サービスに出しとるんヨ」というおにぎりとお漬物。


「最近、”フグ”の注文も入るようになって。じゃけん、”フグ”食べトウなったら、事前に予約して!」とは女将。


この店は、バブル経済真っ盛りのころ、他の料亭では”フグのフルコース”2万円が当たり前だったころ、同じものを4,000円で提供していたことで有名なお店だったのです。


「もともと、長いこと喫茶店しててー、100円200円の商売に慣れとったケン、儲けなんかイインヨー」と言う言葉に偽りはありません。


「おばちゃん、元気で”まっちゃま やきそば”出し続けてね!でも、改善の余地は大きいかも・・・」と、心の中でつぶやいてお店を後にしました。






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耕して天に至る「水賀浦の段々畑」 1

今日から土日に2回、合計4回のミニシリーズで、宇和島市遊子蒋渕(ゆすこもぶち)水ヶ浦にある”段々畑”の風景をご紹介しましょう。


正に”耕して天に至る”という言葉通りの光景が眼前に広がっています。


なお、上の言葉は中国の清末期の政治家である”李鴻章”「耕して天に至る。以って貧なるを知るべし。」の言葉の一節です。


日清戦争”の講和のために李鴻章が来日し、”下関条約”を結びます。


その時に瀬戸内海の段々畑を見てこう言ったとか、中学時代の社会の授業で先生が説明されたのを覚えています。(記憶が間違っているかも知れませんが)

下から石段1   3月10日に、南予に向かう高速道路が津島町まで延伸します。


多分、その開通に合わせて南予では様々な催しが行われると思いますが、この三浦半島の遊子蒋渕(ゆすこもぶち)”水ヶ浦の段々畑”にも注目が集まりそうです。


そうすると、狭い”水ケ浦”には観光客が溢れるかも知れません。


そう考えて、一足お先に訪ねました。

下から石段2   下から”段々畑”を見上げますと、確かに天にまで続いているかのような錯覚を覚えます。


この角度から”段々畑”を見上げますと、そこには何が植えられているのか、それが見えません。


ワタシが小学校高学年から中学まで住んでいた、西予市明浜町にも段々畑はありました。


その当時は、その段々畑には”サツマイモ”が植えられていて、秋の収穫時期には学校が休みとなって、農家のサツマイモの収穫を手伝ったものです。

右から石段3   そこで、段々畑の端にある階段をあえぎあえぎ上ってみました。


下からでは見えない光景がそこには広がっていました。


畑一面に”ジャガイモ”が整然と植えられているではありませんか。


畑の奥行きは、狭い所ではせいぜい40センチから50センチ程度しかありません。

海と石段4   その狭い畑の一段一段に、余すところなく”ジャガイモ”が植えられています。


この段々畑の勾配、一体どうなっているのいでしょう。


段々畑の眼前には”遊子水ヶ浦”の湾が開けています。


山裾から海までのわずかな空地に、小さな漁村が細々としたラインを描いて連なっています。

海と石段5   ここの”段々畑”は、「新・宇和島24景」や「日本農村100景」、更には「四国水辺88ヶ所」などに選定されています。


見た目には美しい石段のライン。


でも、この”段々畑”を維持管理することは、決して容易なことでないでしょう。

海と石段6   ”遊子水ヶ浦の段々畑”は、江戸の元禄時代に築かれたのではないかと言われています。


元々この辺りは、古くから漁業を生業(なりわい)としていました。


また狭い水路、豊後水道に散らばっている多数の小島、深く入りこんだ湾などの地形を利用して、奈良時代ころには”瀬戸の海賊”として歴史上にその名を記した時代もありました。

筏と石段7   ”瀬戸の海賊”の代名詞となった今治大三島の”村上水軍”が瀬戸内海の水運を握る前の時代です。


そのことは、このミニシリーズのどこかで触れることにしましょう。


ミニシリーズ第一回の今日は、”遊子水ヶ浦の段々畑”の全体図をご紹介しました。





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耕して天に至る「水ケ浦の段々畑」 2

今日も、宇和島市遊子蒋渕(ゆすこもぶち)の”水ケ浦の段々畑”をご紹介しましょう。


昨日は、”段々畑”の全容をご紹介しました。


今日の主役は、”段々畑”を支える”石段”です。

石垣1   江戸期の”元禄時代”から始まったとされる段々畑の造成は、宇和島藩の財政を支える政策の一環としてなされてきた歴史があります。


ここ三浦半島は、宇和島伊達藩の領地でした。


その当時三浦半島一体で盛んだった”鰯(いわし)漁”に目をつけた宇和島藩は、獲れた鰯を干して”イリコ”にして大阪商人に売ることで藩の財政基盤を強化しようとしたのです。

石垣2   その”鰯漁”を安定させるためには、漁村が必要なばかりでなく、漁業の担い手が決定的に重要です。


当時は私有の田畑の開墾は厳しく制限されていましたが、漁業を支える人口を養うために宇和島藩が狭い山地の斜面に自給用の畑を作ることを奨励しました。


そういう事情から、地元の漁師達が自然石を一個、また一個と積み上げていきました。

石垣3   気が遠くなるような作業です。


エジプトのピラミッドの傾斜よりもっときつい傾斜ではないでしょうか。


その斜面に、一段ずつ、根気良く石を積み上げていきました。


重機などありませんから、すべてが漁民達の家族による手作業です。


少し積み上げると、下が崩れる。そうするとまた最初から愚直にやり直す、その連続です。

石段4   その結果がこれです。


人間って、途方もないことをやり遂げることが出来るものだ、と感嘆の声が漏れてしまいます。


江戸時代から始まった段々畑の造成は、第二次世界大戦後も続きました。


当時の食糧難救う切り札として、当時は”サツマイモ”を植えていました。


でも、現在は畑一面に”ジャガイモ”が植えられています。

石段5   どうですか?この整然とした畑の佇まいは。


日本人の勤勉さを象徴するような様子だと感じます。


ところで、”ジャガイモ”の原産地をご存知でしょうか?

石段6   この優美な曲線に詰まれた石段は宇和島市遊子の”水賀浦の段々畑”です。


そして、下の小さい画像を見てください。


この小さい画像に移っている”段々畑”は”どこ”のもので、段々畑に植えられている”作物”は何か?

マチュピチュの段々畑   この画像は、”マチュピチュ”の画像です。


ワタシのブログでも、今年の年の初め、1月2日から4回のシリーズで”東洋のマチュピチュ”を採り上げ、新居浜市にある別子銅山の跡地”別子・東平地区”をご紹介しました。


マチュピチュ”は南米はペルーにある世界遺産ですね。


そうです、”ジャガイモ”はペルーのアンデス山脈が原産地です。


上の小さい画像は、現在の”マチュピチュの段々畑”で植えられているのは”ジャガイモ”です。

右から石段7   宇和島市三浦半島の”水ケ浦の段々畑”を見て、”東洋のマチュピチュ”がここにもあったことを発見したのです。


ジャガイモの原産地のペルー”マチュピチュ”付近は平地が全くない山岳地帯です。


その山地の斜面に石段を築き、”耕して天に至る”段々畑を造成して”ジャガイモ”を古来より植えてきました。


アンデス山脈に住む民族は、アジア大陸からアラスカを超え、アメリカ大陸を縦断して南米大陸に渡ったと言われています。


この”遊子”の地で、マチュピチュと同じ光景が広がっていたとは、ちょっと想像していませんでした。

カメラマン1   当日も何人ものカメラマン達が、”段々畑”に取り付いて写真を撮っていました。


ワタシが、”マチュピチュ”に思いを馳せていたその時に、彼らはどういう思いを胸に”段々畑”を狙っていたのでしょう。






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「北条カザハヤ ラーメン」・「愛媛グルメ紀行」 239

今日は、旧北条市の県道湯山北条線(旧国道196号線)沿いにある”北条カザハヤ ラーメン”さんをご紹介しましょう。


場所は、旧の国道196号線を北条市内に向かうと、粟井を過ぎて北条病院も更に過ぎた辺りの海岸側にお店はあります。


昨年8月にオープンされた新しいお店です。


結論から言います。このお店で衝撃と言いますか、圧倒的な感動を受けた”塩ラーメン”と出会いました。

玄関1   こちらがお店の玄関です。


お店の看板には”北条 自家製麺”と銘打ってあります。


店主のシェフは、元々は中華料理の職人さんです。


そこで、当初は”中華料理店”としてスタートし4年を経過しました。


ところが、どうしても”お客様に感動していただけるラーメン”を提供したいと言う思いが強まり、ラーメン店に衣替えして7ヶ月が経過したと言うわけです。

メニュー2   こちらが、メニューです。


手振れして、ちょっと見づらいかも。


”は良質な国産小麦100%を、お店で打っている自家製麺です。


スープ”は、”丸鶏”と”魚介”を別々に煮出して取り、最後に合わせるという”絶品スープ”です。


更に”タレ”は、”天日塩”と”天然醸造純正醤油”を使用し、化学調味料は一切使わないと言うこだわり様です。

店内3   店内は清潔に磨き上げられ、店主と女性(奥様かどうかは聞き漏らしました)の2人でやっておられます。


夏には、”高輪山”から吹き降ろす、爽やかな風通しのいいお店です。


この辺り一体は、古くから”風早(カザハヤ)の里”として開けており、”風早”という地名は4世紀頃に出てくるといいます。

塩ラーメン上4   こちらが注文した”旨こく味玉塩ねぎラーメン”です。


お値段は、ちょっとお高くて880円(内税)です。


ラーメン店を食べ歩き始めて40年余りですが、実は”塩ラーメン”というものをまともに食べた記憶がありません。


基本的は好みは、”東京醤油ラーメン”なので、言わば意識して避けてきたというべきかも知れません。

塩ラーメン5   ところが、お店の方に勧められて注文したところ、冒頭に書いたとおりの”衝撃・感動”の味と出会ったというわけです。


スープを一口飲んだだけで、しばらく身動きが出来ないほどの感動の味でした。


アッサリしているのに、実は濃厚なコクがあります。


そして、スープを含んだときに香る良質な”魚介”の出汁の旨み、丸鶏から取った深みのあるコクが絶妙に合わさっています。

アップ6   しばらく、どう表現していいのか分からず、黙り込んでスープを啜りました。


ねぎの量がちょっと多いかな?っと思いながら食べてみると、コクのあるスープに対して清涼感を感じ取れるバランスでした。


味玉”は半熟で、ちゃんと出汁で味付けされていて、これがまた美味しいんです。

麺7   ””はストレートの細麺で、スープとの相性も抜群です。


カンスイの量を抑えて打ってあるのか、実に上品な麺の味です。

チャーシュー8   そしてこの”チャーシュー”です。


厚みがあるのに、柔らかく煮られていて、口の中でハラリと解けます。


ホッ ホッ ホッ・・・」と、自然に感動の声が出てきます。

完食9   当然のごとく、スープを含めて完食しました。


もったいなくて、スープを残したりできません。


「美味しくて感動しました。”塩ラーメン”がこんなに美味しいとは、今の今まで知りませんでした」とお店の方に伝えると、満面の笑顔が返ってきました。


「皆さん、そういう風に仰っていただけます、ありがたいことです」という言葉と共に。


わざわざ、探しに探してでも訪ねてみる価値十分なお店です。






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「ラーメン一興」・「愛媛グルメ紀行」 240

今日は、西環状線と旧空港通りが交差する、松山では一番渋滞する交差点の北西角のスロット店の敷地内にある”ラーメン一興”さんをご紹介しましょう。


お店の名前から推測がつく通り、このお店は”博多ラーメン”のお店です。


本来ワタシは”豚骨ラーメン”が苦手ですので、お店の前はよく通るのですが、今までは入る気持ちはありませんでした。


ところが、ブログで知り合った”乱 駆郎”さんのブログで”つけ麺”を採り上げた記事を拝見し、行ってみる気持ちになりました。

玄関1   こちらがお店の玄関です。


今日は、先ずこのお店とは直接関係の無い話題から書きます。


映画界最大の祭典、”第84回アカデミー賞”の発表・授賞式が先月の26日(日本時間27日)に、米ハリウッドのコダック・シアターで行われました。


その中で、今年の”助演女優賞”に輝いたのが、1960年代の米南部の歴史を背景に女性の成長を描いた「ヘルプ 心がつなぐストーリー」の”オクタビア・スペンサー”さんでした。


その”オクタビア・スペンサー”さんの受賞の喜びの”スピーチ”が印象的でしたのでちょっとご紹介します。


”オクタビア・スペンサー”さんは黒人です、彼女のスピーチの要旨の一部はこうです。


「私の受賞で、黒人、黄色人、などの有色人種の方々にとって希望と勇気になればうれしい!」と。

メニュー2   2001年「チョコレート」でアフリカ系アメリカ人として初めてアカデミー主演女優賞受賞の快挙を成し遂げた”ハル・ベリー”さんの受賞の喜びの声も、確か同じ趣旨のスピーチたっだと記憶しています。


アカデミー賞での、というよりアメリカ社会では白人が圧倒的な”マジョリティー”(多数派)であって、黒人やプエルトリカンやアジア人は厳然として”マイノリティー”(少数派)。


今なお差別的な社会構造があることは否定できないでしょう。


ですから、マイノリティーである黒人が、マイノリティーにとっては”人種”という巨大な壁を乗り越えてアカデミー賞を受賞したことの意義の大きさを彼女達は訴えたかったのだと思います。


さて、”博多ラーメン”中心のメニューの中でワタシが選んだのは”つけ麺”です。


乱 駆郎”さんとは食べ物の嗜好は正反対といっていいのですが、そのブログで「今の”つけ麺”のつけ汁が魚粉全盛期にあって、このお店のそれはオーソドックス」という紹介があったので選んだメニューです。

薬味3   店内は清潔で、テーブルには”博多ラーメン”お決まりの”紅生姜”や”高菜”類が入った容器が整然と並べられています。


お客さん、意外と年齢層が幅広くサラリーマン風の方たちが「バリカタ!」などと注文されていました。


”博多ラーメン”独特の「替え玉!」という注文も。

つけ麺4   こちらが注文した”つけ麺”で、お値段は750円、安くはありません。


つけ汁レからは、魚介系のいい香りが漂ってきて食欲をそそります。


確かに、あの下品に通じる”魚粉”の匂いはありません。


「よし、これならイケル!」っと、その時はそう思いました。

麺5   ところが・・・・です。


問題はつけ汁ではなく、””そのものにあったのです。


「硬い!」まるで弾力のない”針金”です。


「あああ、あの”バリカタ”ってこれを言うのか!」っと。


この硬さでは、到底つけ汁を絡めて、喉に運んでいくには随分勢(いきおい)が要ります。


小麦の香りも楽しめません。

漬け汁6   こちらのつけ汁は美味しかった。


コクがあって、酸味のバランスよく、チャーシューを刻んだ豚肉も文句なしに美味しかった。

麺アップ7   そこに、この””です。コレガ・・・・もうとっても硬い!


でも、このお店を紹介していただいた”乱 駆郎”さんなど、「麺は硬ければ硬いほどいい、硬い麺が好き」と仰るのです。


このお店に来られるお客さんが、”このお店のマジョリティー”(多数派)なのです。


ワタシの麺に対する嗜好は、”このお店では徹底的なマイノリティー”(少数派)であることに気が付きました。


”ハル・ベリー”も”オクタビア・スペンサー”も、マイノリティーな立場に置かれながらも、マジョリティーに競り勝っての受賞なのです。


ワタシなら、マジョリティーに競り勝つ自信はありません。


このお店で、”マイノリティー”という立場とその気持ちを味わいました。


ですから、余計に彼女達の受賞のスピーチがワタシの胸に響いたのです。


様々なことを考えさせて頂きました、このお店で。





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「フォンターナ」・「愛媛グルメ紀行」 241

今日は、空港通り3丁目にあるパスタ専門店の”フォンターナ”さんをご紹介しましょう。


このお店、ひょっとしたら”チェリージオ”って言う店名になっていた可能性もありました。


でもそうならず、なぜ今の店名になったのかは後ほど。


自分は”人類”ならぬ”麺類”だと自認しているワタシにとって、このお店の名前と存在は以前から知っていました。


そこで、住宅地図を丹念に地図の端から端まで”虫眼鏡”片手に探してやっとたどり着きました。

玄関1   やっとたどり着けたのがこちらの”玄関”です。


場所は、旧の空港通3丁目にある”大森商機㈱”と”竹宮皮フ科”の交差点を北に上ると、道路の東側(右側)に見えてくる”コーポ王赤”の1階にあります。


駐車場は、お店の前に7用意されています。


もうこの場所でお店を始めて10年余りが経過し、”スパゲティ専門店”としてすっかりこの地に定着しています。


お店は、店長兼シェフのご主人と奥様、それと明るくよく気がつくスタッフ1人の3人でやっておられます。

メニュー看板2   お店の玄関横には、この”メニュー看板”が掛かっていますが、既に風格すら感じさせる看板です。


昼時は、結構広い店内にお客さんが溢れます。


電話での予約の注文もひっきりなしです。


お客さんは、リピーターの方が多く、一度行けば何度でも行きたくなるお店である証でしょう。

ランチメニュー縮       メニィー縮          メニューは、その月の”ランチメニュー”を中心にしたものと、レギュラーのメニューの両方が用意されています。


特に、”月替わりランチメニュー”は、このお店のホームページで紹介されていて、曜日によって更にメニューが変わるので、事前にホームページでチェックしておくと便利ですね。


大半のお客さんは、月替わりの当日のランチを注文されていました。


このお店のホームページでは、奥さんがブログを書いておられて、その内容にも引き付けられます。

厨房   こちらが厨房に立つ店主兼シェフです。


この厨房内を、シェフ1人が2つの火口とスパゲティを湯がく大きな寸胴鍋の周りを動き回って、要領よく注文をこなしていきます。


無駄な動きは全くありません、プロの動きは見ているだけで気持ちがいいですね。

スパ5   そこで、事前に調べておいた”3月木曜日のランチ”を注文しました。


それがこの画像で、”あさりとしめじのトマトソース”です。


お値段は550円(内税)です。


あさりとしめじが素材ですから、ソースは和風かと思っていましたが、今日はトマトソースでした。


これが意外に合うのです。自然に微笑がもれました。


美味しかったので一気に食べてしまってアッと言う間に完食、「あああ、シマッタ!もっと味わって食べるンだった!」っと後悔したほど。

とびっこスパ   その感想をシェフとスタッフの女性にお話しすると、「当店のお奨めは”とびっこのスパゲティ”です。ぜひお試しください」と薦められました。


その薦め方が、これまた実に上手なんです。


味にも意気投合!」っていう感じで、翌日も再度訪問して注文したのがお奨めの”とびっこのスパゲティ”です。


お値段は950円(内税)です。生のアサリを使っているから少々お高くなります。


ワタシが二日連続でお店を訪問し、別のメニューを頂いたのはシリーズ241店舗中で3店舗目です。


味のベースは、生のアサリから作る”ボンゴレ”で、そこに”トビウオ”の卵の”とびっこ”がこれでもか!という位にふんだんにかけてあります。

とびlっこ   まあ見てください!この宝石箱をぶちまけたように輝いているトビウオの・・・・・・・。


これが、口の中でプチプチとはじける時の、食感の心地よさ。


しかも、生アサリから出た濃厚な出汁ととびっこが、熟しきったトマトソースにからまって、実にマッタリした濃厚なソースになっています。


海の幸(アサリ)と大地の恵み(トマト)、そして空中を飛翔するトビウオの宝石(とびっこ)、それらをワンプレートで味わう、贅沢ではありませんか。

とびっこ麺   麺の茹で加減が絶妙なので、とびっことアサリのトマトソースがよく麺にからまっています。


シェフは、麺を茹で上げる時、何度か麺を取り出し、指で麺を伸ばし歯で麺の芯の硬さの加減を確認します。

シェフ7   こちらがこのお店の気鋭のシェフです。


お店の名前”フォンターナ”とは”イタリア語で”という意味だそうです。


お店を出す前には娘さんの名前「さくら」ちゃんの名前をイタリア語で表記して”チェリージオ”にしようかと考えていた時期もあったようです。


ただ、様々に考えて奥様のお名前の”いずみ”さんから”フォンターナ”に。


奥様は、午前中は別の会社の事務をやって、午後からはお店に、そして夜は母親になって家庭とお店を支えているんですよー


それを考えりゃー、そりゃあ、もう最初っから””フォンターナ”で決まりじゃありませんか!!






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「手打ちうどん たも屋 セルフ」・「愛媛グルメ紀行」 242

今日は、県道松山川内線(旧国道11号線)沿いの平井町にある”手打ちうどん たも屋 セルフ”さんをご紹介しましょう。


昨年の始め頃は焼肉屋さんでしたが、そのお店が撤退した後にオープンされた比較的新しいお店です。


この”たも屋”さんは、香川県に本部を置く”有限会社たも屋”さんが展開するフランチャイズチェーン店です。


ただし、このお店が直営店であるのか、それともフランチャイズ店なのかは分かりません。


いずれにしても、このフランチャイズのうたい文句は”小資本で開業できる本場讃岐うどん店の運営”ですが・・・・サテ・・・。

玄関1   ”手打ち讃岐うどん”がウリのお店ですから、うどんの価格は讃岐価格。


ですから、店構え等に余計なお金は掛けません。


「お客様に安くて美味しいうどんを提供したい」ことを優先した結果なら、それはそれで一つの考え方でしょう。

看板2   ただ、この看板の”能書き”・・・・・(まあ、他のチェーン店のような”恥ずかしいくらいにど派手”さはありませんけど)


本当に美味ければ、お客さんは来るし、しかもそれが継続します、何年でも。


それはそれとして、このところ”セルフ式うどん店”が急増しています。ここ5年間で4倍に増えたとか。


その最大手は”丸亀製麺”で、2位が”はなまるうどん”。この合計店舗数は856店舗だそうです。(2月3日現在、愛媛新聞2月8日記事より)


今の”時代”にピッタリ合ったと言うことでしょうか。


どちらのお店ででも食べたことはありますが、”話のついで”に行っただけで、とても2度目を行こうという気にはなれませんでした。

メニュー板3   メニュー板を見ると、確かに”松山うどん”の価格に比べれば半値以下、安いですね。


これなら、近隣の方や讃岐うどんのファンの方にとっては、このお店の開店は朗報になったことは間違いないでしょう。


確かに、既に熱烈なファンもいらっしゃるようです。


店内は広いので、結構お客さんが入っていますが、混雑しているようには見えません。

揚げ物4   さて、店に入ったらプラスチック製のトレイを持ってうどんを注文します。


そして、お店の方の指示に従って”エビ天”や”竹輪天”などのトッピングを選びます。(もちろん選ばなくてもいい)

薬味5   次に適当に出汁を取って、”薬味”のコーナーでネギや生姜やテンカスなどをうどんに投入すれば注文したものが完成です。


後は、広いお店の空いている席に思い思いに座って食べるだけ。


お水も当然にセルフです。


お店に入って、食べ終わるまで遅い人でも15分ですね。


食事を楽しむと言うより、腹を満たした・・・・そういう時間です。

釜あげ6   さて、こちらが注文した”釜あげ”の中です。


お値段は380円。


トッピングしたものは”エビ天”で、お値段は確か(?)120円だったと・・・・


”伊予の手造りうどん 名代 つるちゃん衣山店”の”釜あげ”は、お値段683円ですから、それと比較すると話にならないくらいにこちらが安い。

釜あげアップ7   そして味はというと、ワタシの好みのうどんとはまるで違いますが、もう二度と行かないという程ではありませんでした。


でも超個人的な感覚では、ワタシにとっての一番店であるおうどん屋さんの”釜揚げ”(お値段は480円)に比べたら、足元にも及ばない・・・そう思ってしまいました。


ですからお値段と量と味とを総合すると、決して安くはないと思いました。


ただし、”釜あげ”を食べるための”漬け汁”の出汁の味は、やや甘めですが凄く美味しかったです。


この”出汁”の味に関しては”さすがです!”と、合いの手を入れたくなる美味しさです。


しかもこのお店、全席が”禁煙”です。飲食店はこうありたいものです。

麺8   ただし、この””が、「やっぱり”讃岐うどん”は美味いよねーー」って評価する人はいらっしゃると思いますし、「また、食べに来たいね!」って満足されて帰られる方もいらっしゃると思います。


それでいいんだと思うのです。


人の味覚は様々ですから、満足された方は何度でも足を運ぶ。


そういう、個人の味覚に関する幅広い嗜好で飲食業界は保っているのですから。

エビ天裏9   ところで、こちらが”エビ天”の裏側です。


背伸びさせた”エビ”の背中側に分厚い衣が張り付けてあります。


”揚げたて”ではなく、”揚げ置き”の天ぷらを業界用語では”バク”と言うところもありますが、このお店の”バク”は、漬け汁に浸して食べるにはちょっと・・・・


たっぷり丼にはった”御汁”にヒタヒタに浸してこそ、天ぷらの味が出るようです。





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「中国料理 舞華(まいか)」・「愛媛グルメ紀行」 243

今日は、西予市宇和町の国道56号線沿いにある”中国料理 舞華(まいか)”さんをご紹介しましょう。


場所は、松山自動車道を宇和島市の方に南下すると、現在の高速道路は”宇和町”まで開通しています。


その”宇和町インター”を下りて、国道56号線につながる県道45号線に合流する交差点の角にこのお店はあります。

看板1   こちらが、このお店の駐車場からインターから下りて来る道路を臨んだところ。


高速道路は、明日、3月10日からは宇和町から更に南進し、宇和島市を通り越して津島町まで開通します。


つまり松山から宇和島市に向かうのに、明日からはここの宇和インターを下りなくても済むようになるということです。

玄関2   このお店は、約3年前にこの地にオープンしました。


以来、高速道路の南の終点として多くの車がインターを下りてこのお店の前を通っていて、それらのお客さんを集めていました。


また、宇和町は高速道路の建築工事関係者の拠点でもありましたから、それらの業者の貴重な食事処として機能してきました。


ところが、明日からはそういった光景が一変します。


このお店の近くには、西予市の旧4町(宇和町・野村町・明浜町そして三瓶町)の三セクが運営する”どんぶり館”があります。



その”どんぶり館”も明日からは、多くも通行車両は宇和島に直行することになるであろう事態に直面します。


さて、道路工事景気と高速道路の終点だったという地の利がなくなる明日からは、今までのお客さんをどう繋ぎ止めるのか?

シェフ3   こちらが、お店で腕を振るうシェフの姿です。


まだお若いのですが、厨房を一人で守っています。


実は、このシェフはタダモノではないのです。

賞状4   この賞状は、シェフがまだ松山全日空ホテルにいらっしゃったときのもので”優秀賞”を頂いたときのもの。


この他にも、シェフのタダならぬ力量を示す数々の賞状が店内に掲げられています。


シェフの苗字は、この地”宇和町”には多い姓です。


郷里に錦を飾られてこの地で開業なさったのか?そこは聞き漏らしてしまいました。

ランチメニュー5   さて、こちらが種類の多い”ランチメニュー”です。


昼時ともなると、広い駐車場は工事関係者の車で溢れます。


素早くメニューを選択できるようにと、ランチメニューを充実させられたようです。


ワタシが注文したのは”週替わり定食”で、お値段はうれしい680円(内税)です。

ランチ6   そしてこちらが”週替わり定食”の”豆腐とフクロダケのオイスターソース煮込み”です。


フクロタケ”は、マッシュルームやシイタケと並んで世界三大栽培用キノコの一種で、中華料理にはよく使われる素材です。


キノコが生長する前の、袋状の幼菌を食べることからその名がつきました。

豆腐とフクロダケ7   ちょっと見は”マッシュルーム”に良く似ていますが、食感はマッシュルームよりネットリ感があって面白い味です。


そこに賽の目切りした豆腐を、オイスターソースの餡で絡めてあります。


オイスターソース”は日本では”カキ油”のことで、牡蠣の茹で汁が主な材料ですが広東料理ではよく使われますね。

アップ8   このオイスターソースの独特の風味が、淡白な味の”豆腐”と”フクロタケ”という素材を生かしていて、中国料理を食べていると言う実感がわいてきます。


口腔に、じわっと広がる濃厚な”海の風味”、コリコリヌルヌルした”フクロタケ”、角が取れていないしっかりした”豆腐”の三位一体の味わいです。

杏仁豆腐9   口の中が濃厚なオイスターソースの味で満たされた後は、サッパリとした甘さの自家製”杏仁豆腐”で口腔を洗います。


生意気な言い方で恐縮ですが、味にアクセントをつけているところなどは流石(さすが)ですね。


高速道路の開通による集客の減少は、このシェフの腕とセンスで十二分にカバーできるに違いありません。


ワタシの郷里は西予市の野村、同郷の者として”エール”を送りたいと思います。





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耕して天に至る「水ケ浦の段々畑」 3

今日と明日も、先週の土日に引き続いて宇和島市遊子蒋渕(ゆすこもぶち)”水ケ浦の段々畑”です。


ワタシが訪れたのは良く晴れた日曜日でした。


この”耕して天に至る”段々畑に、一人だけ”ジャガイモ畑”の世話をしている人がいました。

農婦1   段々畑の下のほうの通路を歩いていて、ヒョイと上を見上げると農作業しているおばあちゃんの顔の一部が見えました。


段々畑の傾斜が余りにも急なので、しゃがんで農作業していると下からは全く見えなかったのです。

農婦2   中腰になって、初めて「ああ、農作業されているんだ!」と気づきます。


日焼けを防ぐ帽子に腕抜きと、化繊の作業着で完全武装。


でも、腰を折りながら雑草を一本一本抜いています。

農婦4   近くにいた地元の方にうかがうと、「あのなー、三日も畑を放っておいたら、直ぐに雑草が生えてくるんよ」


「その雑草を一本一本、丁寧に抜いてやらなー、雑草が石垣を崩すのよー」


「どこか一箇所でも石垣が崩れたら、もうこの石段、維持できんなるよー」

農婦5   腰が曲がるのも道理です。


「あんたらー、観光じゃけんええけど・・・・ウチらはなー・・・・」


江戸時代から延々と引き継がれてきた石垣積みと、その補修、保全の作業。


過酷です。

農婦6   観光ではなく、日日の仕事として代々と引き継がれて今日に至っています。


気が遠くなるほど、そして、恨みたくなる過酷な毎日が今日も眼前で続けられていました。


自然に頭が下がります。

農婦7   この広く急な段々畑を、今日は一人のおばあちゃんが・・・腰を曲げて・・・


ただ一人で、何も言わず、黙々と・・・・


段々、豆粒のようになっていくおばあちゃん・・・

ロング農婦8   見えますか?


画像のほぼ中央から下がった所で、ただ一人、腰をエビのように曲げてうずくまる・・・・


カメラのレンズを引いてみると、映画のワンシーン。


フェードアウトしていく農婦の姿が


私たち観光客には到底計り知れないご苦労が・・・・と思うと心が痛みました。


一言で「段々畑を何時までも維持して」とは、とても言えない思いが募りました。






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耕して天に至る「水ケ浦の段々畑」 4

今日で、宇和島市遊子蒋渕(ゆすこもぶち)の”水ケ浦の段々畑”ミニシリーズの最後です。


とりあえず、石垣の様子をもう一度ご紹介しましょう。

はしご1   石垣のあちこちに、固定されていない短い”はしご”が置いてあります。


農作業をする人は、この”はしご”を使って一段ごとに上の段に上がります。


上のほうまで行くと、下をみると目がくらみそうになる位に急な段々畑です。

はしごと石段2   ”はしご”の置かれている全体像が上の画像です。


さて、ミニシリーズの最後はこの地方に残る、と言うより日本史にその名前を残した話をご紹介しましょう。


それは、平安時代に遡ります。


日本の歴史において、伊予の国(愛媛)から時の中央政権に叛旗を翻(ひるがえ)した人物はただ一人です。


その人物の名を覚えておられるでしょうか。

階段5   その名は”藤原純友(ふじわらのすみとも)”です。


平安時代の歴史書に「承平6年(936年)6月、南海の賊首”藤原純友”が党を組んで、伊予国”日振島(ひぶりじま)”に結集し、多くの舟で官有私財を略奪す」とあります。


今から、1,000年以上昔の話です。中学校の歴史で習ったと思います。


藤原純友”らが結集して本拠地にしたのが、宇和島市から約38キロ沖合いにある”日振島”で、ここ遊子蒋渕とは目と鼻の先にあります。


ですから、この辺りに住んでいる人の先祖達は、地方の役人であった”藤原純友”を旗頭に京に攻め上ろうとしたのです。

双子島3   戦国時代に入ると、瀬戸の海賊は今治大三島の”村上水軍”が力をつけ、瀬戸内海の覇権を握りますが、それまでは、この地”南海の海賊”が主力だったのです。


彼らも、好き好んで海賊になったわけではありません。


中央政府からの過酷な税の取立て、貴族達は法を破って”荘園”を切り開き贅沢な暮らしをしていた時代の話です。


一般の農民や漁民は、私的な開墾が禁じられていましたから、厳しい税の収奪から逃げるには海上に逃げるほかなかったのです。


裏山は、今までご紹介してきたような切り立った山が連なり、食料の自給が出来なかったのです。


藤原純友”の出生には諸説あって、京の都の藤原家の主流である北家の一門、”藤原良範”の三男という通説と、伊予の司(つかさ)”高橋友久”の子で、藤原家へ養子に行ったという説もあります。


何れにせよ、官僚として京の朝廷に仕えていて、京で朝廷と藤原家との権力争いや、貴族達の腐敗した生活に嫌気がさして伊予に帰ったのだと言われています。

筏と島5   伊予に帰って、疲弊した農民や漁民の姿を目の当たりにした”藤原純友”は、1,000艘の舟・船を組織し公然と朝廷に叛旗を翻しました。


伊予の漁民を”海賊”と言って取り締まる朝廷こそ、庶民から””を搾りに搾り取る”大賊”ではないかと。


ちょうど、時を同じくして、関東では”平将門”(たいらのまさかど)が中央政権に叛旗を翻し、京に攻め上る勢いを見せていました。


純友も将門も、京での政治の腐敗ぶりを見ての叛旗だったと言われています。二人は謀議して決起したという説すらあります。


関東と瀬戸内海でほぼ同時期に起こったこれらの反乱を、世は”承平・天慶の乱(じょうへい・てんぎょうのらん)”と呼びます。

島遠景6   世直しをと決起した純友の反乱は、一時は瀬戸内海全域を制圧し、京からの追討軍を蹴散らして京に攻め上る勢いを見せました。


ただ、関東の”平将門”の反乱も平定され、東と西から京を挟み撃ちにするという構想もあっけなく潰えました。


そして、”藤原純友”は、味方の裏切りもあって追い詰められ、最後は松山の”古三津の砦”に立て籠もりましたがついに捕まり、一子”重太郎”とともに処刑されました。


彼らの軍勢や軍船が、瀬戸内海を制圧したかに見えた戦いも、最後はあっけなく制圧されたのです。


今も、この水ケ浦の直ぐ先の”日振島”には”純友”の砦跡が残っていると言います。


宇和島市遊子蒋渕(ゆすこもぶち)の”水ケ浦の段々畑”に立ったとき、”純友”と共に立ち上がったこの辺りの漁民の姿が、ふと目に浮かんだような気がしました。


これでこのミニシリーズを終えることにしましょう。




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「双庵」・「愛媛グルメ紀行」 244

今日は千舟町2丁目、千舟町通りに面した”黒光コーポ千舟2”の1階にある”双庵(そうあん)”さんをご紹介しましょう。


昨年12月2日に、このシリーズの181番目として採り上げた”中華料理 台北”さんと同じビルです。


先ず、このお店に初めて入る人は、入った瞬間に”目を見張る”ことになります。


中には”息を呑んだまま声が出ない”方もいるかも知れません。


その理由と、このお店の店名の由来は後ほど。

玄関1   こちらがお店の”玄関”です。


本来は、一品料理とおでんを肴に一杯やる”居酒屋”さんです。


お昼には、毎日日替わりで3種類のメインお惣菜を柱とした”今日のランチ”をやっておられます。

看板2   こちらがお店の”看板”です。


先に、このお店とは直接は関係ないことを書きます。


”の世界では”一足一刀の間合い”という言葉がありますが、ご存知でしょうか。剣道を経験された方なら知っておられると思います。


真剣(今は竹刀)を相手に向け合って正対したときの、そのお互いの”間合い”のことを言い、”一歩踏み込めば攻撃可能な距離”をとった間合いを言います。


間合いが近いと相手に攻撃されやすくなります。


ところが、間合いが遠いと防御はできますが、一歩踏み込んでも相手に届きません。


剣の世界では、一撃で相手を倒せる間合いをどう取るかが命を分ける境目になります。

ランチメニュー3   さて、話を戻しましょう。


今日のランチ”のメニューは、表のボードに”力強い筆致”で書き出されています。


お店に入る前に”太刀魚塩焼”を注文しようと決め手お店に入りました。


お値段は650円(内税)です。

大皿5   お店に入ってカウンターに座ると、目の前に今日のメイン料理の一つである”太刀魚の塩焼”が大皿に乗せられて置いてあります。


それを注文しておき、デジカメを持って立ち上がって


「写真を撮らせてください」と、一言言いました。


すると「え~、写真撮るの?どうしよう、どこで撮ってもらう?」とお店の中から。


「えっ?イヤ・・・・この"太刀魚"を撮りたいのですが・・・・」


「エーーー!”タチウオ”ってー。私らを撮りたいんじゃないんー?完全に誤解しとった!」と、店の中にいた母娘(おやこ)が一斉に爆笑した。


「そりゃあ、”美人”を目の前にしとるんじゃけん、美人を撮りたいんが本心じゃけど、いきないソウは言えんでしょう」とワタシ。


そこで3人が一斉に爆笑。


これが”一足一刀の間合い”に入り込んだ瞬間です。


もう、この瞬間から初対面のワタシとお店の方との壁は一気になくなりました。

美人親子4   そこで撮らせてもらったのがこの写真。


左がお母さんで、右側にその娘さん。


この娘さん、背が高くてスタイルがよくて、ちょっと”ドキッ!”とするほどの”美人”。


美人かそうでないかは、極めて個人的な主観ですが、たまにその主観を超越した美人がいます。


個人的な好みや性別などを乗り越えた存在、目の前の人が正にそれでしょう。


冒頭で、お店に入ったら”息を呑む”と書いたのはこのことです。


「高校時代から、男子生徒にモテテモテテ、整理に困ったでしょう?」とワタシ。


「いえ、女子高やったんで、同級生の女の子や下級生の女子からラブレターやお昼のお弁当もらったり、チョコレートもらったりしよった」


「女子高やったから、ちょっと宝塚みたいな感じかなー」と、目の前の娘さん。


そう言えば、背が高くてキリリとした眼をしていて、宝塚歌劇団の男役が似合いそうな顔立ちです。


「それにー、高校時代はバレー部やったけん、もうバレーバレーの毎日やった」

ランチ6   こちらが”今日のランチ


太刀魚”は、大皿からどれを食べたいかを選べます。


「そうよ、この子、それで”カネボウのバレー部”に入って、随分活躍したんよー」っとはお母さん。


「あの”大林素子”さんと同じ時代、大林さんは日立やったけど」


「じゃあ、試合のテレビ中継ではカメラはどうしても貴女を焦点に絞って追っかけたんですね!」


「ウフフ・・・・・」


「それでね、この子、実は”双子”なんよ!上にお姉ちゃんがおって、三人姉妹」


「ここでこのお店開いたのが3年前、それまでは二番町や三番町で、もう30年同じ商売やってきた」


「前は””というお店やっていたんやけど、それはこの子ら”双子”が、ちょっと知らん人おらん位人気やったけん、それにちなんでつけたお店の名前」


「今の”双庵”も、それは同じなんよ」

太刀魚7   この大ぶりな”太刀魚”、ええ美味しかった。


白身の魚で、実離れがよくって、そして淡白で。すりおろし大根とレモンの香り、ちょうどいい塩梅。


お母さんは”お料理上手”、プロとして年季が入っています。


「でも、今は子供が小学校3年生になってバレー部にはいっとるんよー」


「でね~、子供の試合を見に行くのが楽しみで楽しみで!!」


「そりゃあお母さん、背が高いからお嬢ちゃんも背が高くて、バレーも上手でしょう」


「フフフ、マアマアかな・・・」


「嘘ばっかり!本心はうちの孫が一番上手いって思っとるんよ!」


「フフフ・・・・」


「じゃあ、子供のころから近所では知らない者がいない”美人三姉妹”やったんやねー」


「あのーー、後ろ見て!」とはお母さん。


と、言われたので振り返って見たのが下の写真。

双子姉妹9   当時は”世界のIBM”と言われたアメリカの会社の日本法人のポスターがそこに。


「この子らが20歳のころ、モデルにと頼まれて」とお母さん。


この”ポスター”、狭いお店の、お客さんが座るカウンターの背中側の一番奥にさりげなく額装されたものが置いてあった。


常連客でないと、ちょっと気がつかない位置に。


一足一刀の間合い”に一瞬で飛び込めたからこそ見せてもらえた、ご自慢の写真です。


「でもこれもう〇十年前の写真じゃけん~」


「いやー、この写真より今のほうがヨッポド美人やー!」


「あああ、今日はうれしい一日やった!ご馳走様でした」と言ったのは、お店の内側の母娘(おやこ)。


「コチラコソ、本当にご馳走様でした、ありがとうございました」と挨拶して、乏しくなった後ろ髪を引かれる思いでお店を後にしたのは、もちろんワタシ。




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「ワイズ・カフェ」・「愛媛グルメ紀行」 245

今日は、県道森松重信線沿いの南高井町にある”ワイズ・カフェ”さんをご紹介しましょう。


この店の”名乗り”(「フーテンのトラさん」の”フーテン”が名乗りに当たります)は、”Coffee Comic Internet”とあります。その意味は後ほど。


この県道沿いには、このお店の斜め前には”ピッツェリア マルブン”さんがあり、近くには”うどん瓢月”さんや”らーめん萬楽”さんなどがひしめき合っており、飲食業界激戦区となっています。

玄関1   郊外でも有数の飲食業界激戦区にも関わらず、昼時は21台用意されている駐車場が満車になります。


その駐車している車の際立った特徴は、軽トラックや社名が車体にプリントされている営業車両が圧倒的に多いこと。


そうです、現場関係者や営業マン達のお昼の憩いの場なのです。

コミック2   さて、先ほどあげたこのお店の”名乗り”です。


コーヒーとコミックとインターネットとありました。


どうです、店の中には圧倒される”コミック類”が・・・・

コミック3   見渡す限りの”コミック”に、思わず「ここは図書館ですか??」っと店員さんに聞いてしまいました。


「いえ、みなさん、思い思いにコミックを選んで読んで頂いています」とは店員さん。


周囲を見回すと、お客さんたちが”コミック”を5~6冊選んで席に帰る姿が。


そして、店内は”禁煙”、静かに食事とコミックを楽しめる環境が整っているではありませんか。

ランチメニュー4   通常は喫茶店ですが、昼時は”ランチメニュー”が中心になります。


”ランチメニュー”は、”日替わりランチ”と”週替りランチ”の2種です。


ワタシは、”麺食い”なのでパスタが付いている”週替りランチ”をオーダーしました。


お値段は1,000円(内税)です。この価格はちょっと痛かった、お昼の値段としては高すぎる。

スープ5   こちらが、付いている”スープ”です。


コンソメスープで、浮実はキャベツなど。


味は、可もなく不可もなくといったところです。

サラダ6   こちらが”サラダ”。


これも、よくありがちなサラダで、特筆するところはありません。

スパ7   こちらが”ベーコンとチーズのオイルベースパスタ”で、通常の量の半分で出されます。


チーズにオイルと、かなり重めの味ですから、好き好きが分かれるところでしょう。

スパアップ8   見るからに油っぽく光っていますが、味は見た目通り。


    
食べた後には、かなり大量のオリーブオイルがお皿に残ります。


さすがにイタリアンの専門店のそれと比較するのは、ちょっと難しいかも。

オムアップ9   さて、こちらが”わさびクリームマヨネーズのオムライス”です。


不思議な味と言ったらいいか?


というより、何の味もしないのです。全く食べたことのないお味です。


表現のしようがありません。ただ、半熟卵のマヨネーズ味が感じられるだけで、オムライスの中のライスにはほとんど味付けがされていなにのではないか?と思うほど。


最近10周年を迎えたこのお店、食事の味がどうのこうのというより、リラックスできる空間を昼時に楽しむ、そういうお店なのかも知れません。


インターネットをしている人は見かけませんでしたが、コミックを傍らに積み上げて、ゆっくり食事を楽しんでいるお客さんで、店内は満ちていました。

プリン11   自家製の”プリン”には、オレンジのソースがかかっていて、こちらは文句なく美味しかった。


こういう役割を担うお店も、地域にとっては大切なのだと実感しました。


ただし、コミックを見ない客は150円引きにするとかになればなお嬉しいのに。


というのは、あのお料理だけで1000円はいかにも高すぎると思って・・


でも、昼時は満車・・・・・こういう時期なのに・・・結構皆さん・・・





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「手打ちうどん 豁(かつ)」 246

今日は、和泉南4丁目の住宅地の中にある”手打ちうどん 豁(かつ)”さんをご紹介しましょう。


場所は、県道松山伊予線(通称、椿さんの裏参道)にある小野川にかかる”吉木橋”を渡って南下し、日興石油和泉SSの交差点を西に入って約200mのところにあります。


ちょっと難しい漢字の店名ですね。


「豁(かつ)」とは、訓読みでは「ひらく」とか「ひらける」ですが、どういう由来で名づけられたのかはおうかがいしていません。

玄関1   お店の前に8台、道路を挟んだところに7台、合計15台の駐車場が用意されています。


完全な住宅街にあって、主要道路に面しているわけでもありませんが、お昼時には車であふれます。


椿さんの裏参道を車で走っていて、「手打ちうどん」の看板が目に入り、お店を訪ねました。

漫画2   店内は、近隣の会社の社員同士がお昼を、というパターンのお客さんが主流で、一台の車に分乗して来られているようです。


内装も至って普通で、奇抜なディスプレイなどとは縁がない、そういう感じのお店でした。


厨房を取り仕切るご主人を中心に、洗い場とうどん湯がき担当の女性、それにアルバイトの若い女性2人の、合計4人がお店の陣容です。


店内の本棚には、整然と並べられた漫画の単行本が。


日本の、こういう飲食店に多く見られるパターンですが、なぜ大人が漫画の単行本を読むのか?


そこがワタシには理解できません。(それはいいとして・・・・)

メニュー3   メニューにも、際立った特徴と言えるほどのものはありません。


愚直に、”手打ちうどん”一筋といったメニュー構成です。


お値段も、一番安い”かけうどん”が300円。(うれしくて、思わず微笑んでしまいました)


一番高くても、1000円を越すメニューはありません。

釜揚げ4   ”手打ち”を売り文句にしているお店ですから、そのうどんの美味しさを確かめるには一番では、と思って”釜揚げうどん”を注文しました。


お値段は700円(内税)です。


やはり、先日ご紹介した讃岐うどん(セルフ)さんなどに比べると、松山のうどんの値段は「ベラボーに高い!」ですね。


これが、注文した”釜揚げうどん”です。


麺と漬け汁、それにネギや鶉卵などの加薬という構成と量も、ごくごく一般的なそれでした。

アップ5   先ず、麺を漬け汁に浸して食べてみました。


ワタシの好みの、ムッチリ麺ではありませんでしたが、間違いなく手打ちの良さが生きた麺でした。


そして、漬け汁の出汁も、やや甘くはありましたが丁寧に手間隙かけて鰹節などからとられていることも分かりました。


まず、文句のいいようがない”うどん”には違いありません。

麺6   ただ麺そのものに、いい意味でも悪い意味でもインパクトが足りないような・・・・・


麺自体のモッチリ感が、やはり乏しいところが、個人的には残念でした。


釜揚げうどんの麺を、漬け汁に浸すとき、割り箸で麺を切ろうとしても、麺の弾力で跳ね返されて、一度では切れない程の弾力感には届いていないような・・・・。


でも、この地でお店を開いて今年で13年目。


この地域には、本格的な”うどん専門店”はこのお店しかありません。


地域にとって、貴重なお店であることは間違いないところです。



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「馳走庵 武蔵」・「愛媛グルメ紀行」 247

今日は、千舟町1丁目と2丁目の町境の交差点南東角のライフコート千舟ビルの1階にある”馳走庵 武蔵”さんをご紹介しましょう。


こお店の北向かいには、冬場は甘み処、夏場はカキ氷と切り西瓜で有名な老舗の”あたりや”さんがあります。


このお店は、昨年11月の頭にオープンしましたが、それまでは焼き鳥屋さんが入っていました。

看板1   こちらがお店の、千舟町通りから見た外壁です。


このお店は、愛媛の”奥伊予地鶏”や鬼北町の”雉肉”を使った”地鶏料理店”で、夜はお酒を飲みながら”水炊き”などの鍋料理や鶏の一品料理、更には新鮮な”魚介料理”を楽しむお店です。


ですから、夜には外に出ないワタシには縁のないお店だと思っていたのです。

玄関2   ところが、お店の前を昼時に通りかかって12月1日からスタートした”ランチ”の看板を目にして、吸い寄せられるようにお店に入りました。


それで、メニューの中で”鶏塩ラーメン”の文字が目に飛び込んできたのです。


お店に入る前は、看板の”武蔵ランチ”を注文するつもりでしたが、”麺食い”の本能がとっさにそうさせたのでしょう。

店内3   こちらが、お店で腕を振るうシェフです。


シェフに正対するカウンターに座って「”鶏塩ラーメン”お願いします!」と注文すると、シェフの目が光りました。


「エッ?お客さん、”ウチのラーメン”知ってるんですか??」と、怪訝(けげん)な顔つきに。


「いえ、知りません、お昼には出来ませんか?」とはワタシ。


シェフ、ワタシをじっと見つめて「いえ、お作りしましょう!」っと応えてラーメン作りに取り掛かりました。

メニュー4   ワタシの注文に、シェフはなぜ怪訝な顔つきになったのか?


その謎は、ラーメンを見た瞬間に半分、食べ終わった瞬間に残りの半分が分かりました。


昼近くになると、近所のサラリーマンの人たちがお店に入ってきますが、皆さん注文するのは”武蔵ランチ”ばかり。


他は、夜中心のメニューであることを知っておられる方ばかりだったのでしょう。


そこに、全くそういう予備知識なしで飛び込んだ客が”鶏塩ラーメン”を注文した。


一見の客であることは、シェフは当然に分かっていますから「エッ??」という表情になったということでしょう。

鶏塩ラーメン上5   さて、これが問題の”武蔵の鶏塩ラーメン”です。


ただの鶏塩ラーメンではなく、”武蔵の”と付くところがミソです。


お値段は750円(内税)です。


今度はワタシが「エッ???」という怪訝な表情になる番でした。


ナント!ラーメンが丼ではなく金属製の盥(たらい)みたいな大きな入れ物で出されました。


「コ・レ・ハ・・・・・・」です。


そういうワタシの戸惑いの表情をシェフは見逃しませんでした。


思わず、シェフ、ニンマリとしたのです。

アップ6   言わば”煮込みラーメン”の様相です。


そうです、これは散々お酒を飲み、料理を堪能した後に食事仲間とつつく”〆のラーメン”だったのです。


これを2~3人で囲んで、楽しかった””を締めます。

小鉢7   ですから、ちゃんと取り皿が用意されています。


ラーメンの具材は、大量のキャベツとネギと、そして”地鶏”です。


さすが、”地鶏料理”を一方のウリモノにするお店だけあって、先ず”鶏肉”が美味しい。


ジューシーで、ブロイラーのようなパサツキは微塵もありません。


そして何より、その”スープ”が絶品です。


唸ります。実に上品な味です。


それをじっと見ていたシェフが「気に入っていただけたでしょうか?”ウチのラーメン”」と微笑んで目の前に。

銀椀8   「唸っていたのを見てましたでしょう」というと。

「ウチのスープは、地鶏を三日間かけて煮出したスープです。”水炊き”に使っているスープをラーメンに使っています」という答えでした。


なるほど、上品スープなお味は”地鶏”と手間ヒマの力だったのですね。


上品な鶏のスープですから、タレは醤油でもいけないし味噌なんてもっての外、””しか合わないのです。


みなさんがワイワイやって、最後に囲む”〆のラーメン”をいきなり注文されたのですから、シェフが怪訝な顔をした理由が分かりました。


この”愛媛グルメ紀行”を続けているからこそ出会えた、”夜の隠れ絶品メニュー”だったということでしょう。


「ご馳走様でした、”馳走庵”さん!」




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「お好み焼き のむら」・「愛媛グルメ紀行」 248

今日は、松前町東古泉にあるお好み焼き屋さんの”お好み焼き のむら”さんをご紹介しましょう。


場所は、国道56号線を松山市内から伊予市に向かう途中、ベルモニー会館松前がある交差点を東に左折し、そこから約400m先の、県道217号線(県道八倉松前線)沿いにあります。


県道沿いとはいえ、市街化調整区域内の田んぼの中にポツンとありますから、必ずしも立地条件がいいとは言えないでしょう。

玄関1   こちらがそのお店です。


今年で開店8年目を迎えます。


ただそれ以前はこの建物、喫茶店でしたから、建物自体はずっと以前からあります。


ログハウス風の建物で、お店の前には10台の駐車場が用意されています。

看板2   このお店は、関西風や広島風及びねぎ焼きと焼きそば、更にはもんじゃ焼きまで、オールラウンドにこなすお好み焼き屋さんです。


なぜ、この田園地帯でお好み焼き屋さんを開いたのかは、聞く事ができませんでした。


厨房の中にご主人が、後は揃いのエプロン姿の若い女性が二人の合計3人でやっておられます。


午前11時30分に店内に入ると、既に女性同士のカップルと、ワタシと同年代の男性1人、それに作業服の若者1人が一階席に。


その後も、お客さんの入店が続きます。


2階のお座敷席にもお客さんがいるようでした。

関西風メニュー3このお店は、広島風ももんじゃ焼きもありますが、やはりウリは”関西風お好み焼き”のようです。


玉子が2個と、生の山芋がたっぷり入っている、フワフワの生地がご自慢です。


ランチタイムには、750円で関西風(えび又は豚又はイカ)とサラダのおにぎり2個付が用意されています。


店内は、吹き抜けの天井になっているので広々とした空間が落ち着きを与えてくれます。


そして、店内のマア清潔なこと、どこもピカピカに磨き上げられています。

テーブル4   注文したメニューは、目に前の鉄板で自分が焼くもよし、お店の広い広い鉄板で焼いてもらうのもよしです。


概ね7割前後のお客さんが、お店で焼いてもらっていました。


ですから、玄関横の広い鉄板からは、鉄板とヘラのこすれる音がリズミカルに響きます。


お店のBGMは、ギター曲が流れていました。

お好み焼き5   ワタシが注文したのは、”関西風の豚・チーズ”です。


お値段は880円(内税)です。


見てください、香ばしく、しかもふっくらと盛り上がっています。


生地にはたっぷり”おたふくソース”が塗ってあるので、テーブルに備え付けられている鰹節や青海苔の上から更にソースを塗ると辛くなりますのでご注意を。

鰹節上6   さすがに、ここは松前町です。


テーブルに用意されている”鰹削り節”のまあ上質なこと、一目でそれが分かります、もちろん食べても。


鰹の削り節”全国の生産量の3割以上を作る、生産量日本一の愛媛県ですが、特にこの松前町と伊予市でそのほとんどの生産を行っています。


削り節を鉄板の上のお好み焼きにかけると、削り節がまあ踊ること踊ること。

断面7   フワフワトロトロのお好み焼きの断面を見てください。


画面では分かりませんが、半分に切り分けても上に乗せた削り節がまだ踊っているのです。


焼きあがったお好み焼きを、テーブルまで運んでくる間、鉄板の下は弱火の炎がついていますから、食べる間は冷めません。


ただし、鉄板の上に乗せられたときに鉄板の火は切られますから、焼きすぎて固くなることもありません。


一番の食べごろ状態で、小ぶりのヘラを使って切り取り「ハ・フ・ハ・フ・」口の中で転がしながら食べました。


生地の出汁も加減がよく、全体にバランスが取れたお好み焼きでした。


こういう田園地域にポツンとあるお好み焼き屋さんに、お客さんが集まる理由が分かった気がしました。






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「松山城お壕の春」・と忘れられた歴史 1

今日から3回に分けて、”松山城のお壕の春”の写真を背景に、”「松山城お壕の春」と忘れられた歴史”をお届けします。


今日と明日と、20日(火曜日)にアップします。


先ず今日はその1回目です。

白梅逆光1   梅の花の盛りは、通年であれば2月でしょう。


ですが、今年は例年にないくらい寒い日々が続きました。


でも、”堀の内”のお壕のを歩いてみると、もう春の日差しを”白梅”越しにも感じることが出来て、春の到来を実感できます。

白梅と壕の波2   お壕の水面に揺らぐ西堀端のビルの陰を前に、”白梅”がその最後を飾ろうと咲き誇っています。


もう間もなく、主役を””に譲ることになりますが”ソメイヨシノ”の蕾はまだ固く、まだしばらくは紅梅と白梅が私たちの目を楽しませてくれることでしょう。

白梅中央アップ3   ”白梅”の雄蕊と雌蕊は、精一杯背伸びをしているように受粉をまっています。


梅の花々には、ミツバチたちが忙しなく飛び交い受粉のお手伝いです。

紅梅壕ツツジ4   今は、のんびりと春の陽光を受けて佇んでいる”お壕”ですが、この”お壕”が埋め立てられる運命にあったことを知っている方は少ないかも知れません。


第二次世界大戦の敗戦を受けて、堀の内には”米軍の司令部”が置かれていました。


その愛媛軍政部司令官シアルス中佐が、当時の安井松山市長に「お壕の埋め立て命令」を下したのは昭和23年秋のことです。


その表だった理由は「お濠が不潔だから埋立よ!」というもの。

紅梅と壕の波5   とことが、愛媛軍政部司令官”シアルス中佐”の本当に狙いは「お濠の埋立跡地に高層商店街を建設して後世に遺し、”米軍松山進駐記念”としたい」というものだったのです。


軍人の考えそうなことです。


世界中至る所に残っている様々な”戦勝記念”の類を”松山城のお壕”を埋め立てて残そうとしたのです。


当然、命令を受けたほうは驚愕しました。


松山城”は、1607年に、”加藤嘉明”が関が原の戦いの戦功により正木(今の松前)城主10万石から加増されて20万石の大名となったのを期に築城を始めました。


その時の普請奉行は、”重信川”にその名を残した”足立重信”です。


そういう歴史をもった”天下の名城”のお壕を、米軍司令官の功名心が押しつぶそうとしたのです。

紅梅6   当時の安井市長は、昭和24年11月に「南側を除く外濠全部の埋立工事費と跡地払下関係予算案」を市議会に提案しました。


当然のごとく、市議会は当初は強行にこれに反対しました。


しかし、「進駐軍司令官の命令」という錦の御旗を掲げた市長の説得に服し、遂に8月12日全会一致を以って予算案を可決してしまったのです。

噴水7   ここに、”松山城のお壕”の埋め立てが決定されました。


この時点で、”お壕”の運命は決まっていたのです。

幼稚園児と噴水8   今ではお壕の周りを、近隣の幼稚園児たちが保育士さんに手を引かれて巡っています。


壕の中の”噴水”は、何事も無かったかのように春の日差しの中で水を噴き上げています。



松山城お壕埋め立て事件”の結末は、明日に引き継ぐことにしましょう。




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「松山城お壕の春」と忘れられた歴史 2

昨日に続いて、”お壕”の初春の風景を背景に””「松山城お壕の春」と忘れられた歴史””の第二段をお届けします。


松山市民でも、”お壕が埋め立てられる”危機に直面した歴史を知っておられる方は少ないかも知れません。


当時関係された方々の一部のご家庭では話継がれている歴史かも知れませんね。

紅梅アップと白鳥1   さて、強行に反対していた市議会も松山市長の”米軍司令官命令”という錦の御旗を掲げての説得に、最終的には全会一致で賛成してしまったのです。


当時、進駐軍である”米軍司令官命令”に逆らえる人や勢力はありませんでした。


ところがです。ところが、その”錦の御旗”米軍司令官命令に反対の声を上げた方々が、松山にはいたのです。

白梅アップと白鳥2   松山城のお濠を埋立の危機から救った最大の功労者は、元横浜地方裁判所判事、元衆議院議員、弁護士の”岡井藤志郎氏”でした。


”岡井藤志郎”氏は、明治28年に愛媛県で生まれ、東京帝国大学を卒業後しました。


戦前は、広島や松江、横浜などの裁判所判事を歴任、戦後は弁護士となり、昭和22年に衆議院議員に当選されていた時代の話です。

白鳥紅梅水紋3   松山市議会の全会一致の可決を受け、いよいよ”お壕”は埋め立てられようと準備が進められていました。


”お壕”の運命は”風前の灯”と化しました。


その時に、岡井藤志郎氏は「松山城濠埋め立てに対する反対同盟」を結成し、決然と立ち上がったのです。

白鳥紅梅水紋4   岡井藤志郎氏は8月15日付愛媛新聞に反対意見を投書して市長及び市民に訴えました。


それを受けて、長坂親和氏、田井能重雄氏等は「松山城濠埋立反対期成同盟会」を結成して猛烈に反対するための運動にとりかかりました。


当時参議院議員であった久松定武氏もシアルス中佐、レイ少佐に貴重な文化財の保護を訴えました。

紅梅越の白鳥5   立ち上がったのは、それら当時の松山の著名人たちばかりではありませんでした。


お濠”の水を灌漑用水の唯一の水源としている”朝美地区”百五十戸の農家で組織する”城濠水利組合”の組合員も水田耕作農家の死活問題であるとして猛然と立上がったのです。

紅梅越の白鳥二羽6   今、お壕には”白鳥”がその姿を優雅に舞うように泳いでいます。


早春とはいえ、吹き抜ける風は冷たい。


白鳥たちは、二羽が仲良く日向ぼっこです。

紅梅と白鳥二羽7   お壕が埋め立てられていたとしたら、彼女達の日向ぼっこ風景も見ることは出来なかったでしょう。


次回、20日には「お壕埋め立て事件」の結末を書いてこのミニシリーズを終わることにします。





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「中華料理 風道(ふうどう)」・「愛媛グルメ紀行」 249

今日は、県道松山港線(通称中央通)沿いの中央2丁目にある”中華料理 風道(ふうどう)”さんをご紹介しましょう。


場所は愛媛銀行中央通支店の北向かいにある、平岡ビルの1階にあります。


一昨年の10月にオープンした、比較的新しいお店です。

玄関1   こちらがお店の玄関。


大きく「ご自由にお入りください」の看板がかかっています。


「ん?」珍しい看板だな、っと思いながらお店に入りました。


カウンター席が8席、小上がりに4席の合計12席の小ぶりなお店です。

厨房2   お店は、厨房に立つオーナーシェフと女性が一人。


シェフに「”風道”って、どういう由来で名前をつかられたのですか?」と聞きますと、ちょっと困惑した顔に。


「別に・・・・・特別な意味は・・・・」と。

メニュー3   気を取り直してメニューを見ました。


選ぶのに迷っていると、店内に「おすすめ品 当店人気ナンバー1」と銘打って”甘酢からあげセット”の写真メニューが貼ってあっったのでそれにしました。

セット上4   こちらが、人気ナンバー1という”甘酢からあげセット”です。


お値段は650円(内税)です。


結構ボリュームがあって、出せれた途端に”甘酢餡”の香りが鼻腔に届いて食欲をそそられました。

甘酢からあげ5   どうです?この”甘酢餡かけのから揚げ”の存在感は。


小山のように盛り上がっていました。


そして、驚いたのは”ご飯”の美味しいことといったら。


和食のお店では、時折、飛び切り美味しい”お米”に出会いますが、中華料理店では珍しい。(ワタシの乏しい経験では)


そして、もちろんメインの”鶏のから揚げ”も、甘酢餡がしっくり絡んで濃厚な味です。


これじゃあ、ご飯がすすむ訳です。


シメジとタマネギが甘酢餡で酸っぱく味付けされていますが、それがピリ辛の鶏から揚げにマッチしています。

小鉢6   こちらの”小鉢”にも、しっかり仕事がしてある料理が。


湯通ししたモヤシの上に”蒸した餃子”が3個乗せられていて、ゴマダレがかかっています。


胡麻の香ばしさが、蒸餃子の柔らかい餡を包んでいて、シャキシャキしたモヤシの食感もいい。


「ウーーーン、美味しかったー!」と、自然に声が出ました。


すると、無口だったシェフに笑顔がこぼれました。


フフフ・・・いい笑顔でした。




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「松山城お壕の春」と忘れられた歴史 3

今日が”「松山城お壕の春」と忘れられた歴史”シリーズの第三弾、最終回です。


先週の土日(17日と18日)に、第二次世界大戦敗戦直後という時代に進駐軍の米軍司令官の野望で”松山城のお壕”が埋め立てられる危機に直面したことを書きました。


進駐軍米軍司令官”などと言っても、何のことか分からない方のほうが多いかも知れないですね。


日本は無謀・悲惨な第二次世界大戦に突入し、それに破れ、1945年(昭和20年)8月15日に”ポツダム宣言”を受け入れ連合国に無条件降伏しました。


それ以降日本には自国を統治する主権は無く、1952年(昭和27年)4月28日の”サンフランシスコ講和条約”の発効をもってやっと独立国の立場を回復したのです。

白鳥羽広げ1   ですから、まだ独立を果たしていない時代の”進駐軍米軍司令部の命令”は、錦の御旗、あるいは”天の声”とも言うべき絶対的命令で、それに逆らえるなどとは誰も考えられなかった時代の出来事です。


当時の松山市長も議会も、司令官の命令には逆らうことが出来ず、議会で全会一致で埋め立てを決議し、予算計上もしたのです。


ところが、この絶体絶命の時に立ち上がった人物がいたことは前回書きました。


ちょっとおさらいですが、その立役者は、愛媛県出身の弁護士兼衆議院議員であった”岡井藤志郎氏”氏でした。

白鳥首巻2   その他、松山の経済界の著名人や当時の参議院議員であった”松山城藩主の子孫・久松定武氏”なども反対の声を上げました。


そればかりではなく、”朝美地区城濠水利組合”の組合員も水田耕作農家の死活問題であるとして猛然と立上がったことは前回までで触れました。


今日は、その結末です。


ただ、このような松山市民挙げての反対運動は進駐軍司令官から完全に無視され、内濠の埋立工事は既に完成してしまいました。


更に、事態は悪化します。

白鳥と水紋3   外濠の埋立工事も着々として進捗し、堤防上の松は次々に伐採され、歴史ある”松山城のお濠”にも土砂瓦礫投入が準備され、お濠の運命ももはやこれまで、という事態になったのです。


この緊迫した事態を目前に見た岡井藤志郎氏は決死の覚悟で米軍司令官に直接面会し、文化財と灌漑用水源の保護を訴えようと決意しました。


そして昭和24年8月29日に、”城濠水利組合長”以下役員組合員150名の先頭に立ち米軍民事部に乗り込み司令官に面会して埋立命令の撤回を訴えたのです。

白鳥とブルー水紋4   敗戦国の国民に大挙して押しかけられたものですから、愛媛軍政部司令官シアルス中佐は激怒し、先頭に立っていた岡井藤志郎氏を階段から突き落としかねない剣幕だったといいます。


それはそうでしょう、日本はその時”統治権”を放棄した国。


統治権をもって乗り込んできた”戦勝国アメリカ”の司令官にとっては、”敗戦国”の国民が自分の出した命令に逆らうことなど想像もしていなかったでしょう。


正に、彼にとっては「オーーマイ・ゴッド!」だったことでしょう。


しかしここで、岡井藤志郎氏の決死の覚悟の熱弁が繰り広げられました。


死を賭して、声を振り絞らんばかりに岡井氏は”松山城とその壕”の歴史的文化遺産の尊さと、朝美地区水田農家の死活問題を訴えたのです。

白鳥と噴水5   その余りの熱弁に、愛媛軍政部司令官シアルス中佐も遂に心打たれ、「よし分かった。諸君の味方になろう」と言って岡井氏に歩み寄って握手を求めたのです。


ここがアメリカ軍の冷静さでしょう。アメリカは、広島・長崎に原爆を落とし、日本中の都市部を焼夷弾で焼け野が原にし戦争に勝利しました。


しかし、決して”古都”である京都や奈良、そして全国の神社仏閣や城郭などには焼夷弾を落としませんでした。


日本敗戦をとっくに見越して、敗戦後の日本経営を綿密に計算していたのです。


愛媛軍政部司令官”シアルス中佐”の心情までは分かりませんが、一歩手前で思いとどまったことは紛れもない事実です。


陳情団の面々は、思わず「萬歳!」を連呼しました。


岡井氏は直ちに水利組合員と共に市役所に乗り込み、安井市長や村上議長に面会し、司令官の意向を伝え、埋立中止を訴え、市長も埋め立ての中止を約束しました。

白鳥と噴水6   こうやって”松山城お壕埋め立て事件”は連合軍占領下の日本の歴史において他に類例を見ない終わり方をしたのです。


今お壕では何事も無かったかのように、白鳥が壕を自由に泳ぎまわり噴水と戯れています。


堀の内を、散歩を日課とされている方々が行きかいます。

ヒヨドリ7   それもこれも、まだ占領下にあった時代に決死の覚悟で立ち上がった岡井氏を始めとする勇気る人たちの行動のおかげです。


お壕の松も伐採を免れ、もう直ぐソメイヨシノは花びらを咲かせます。


堀の内の木々を住み家としている”ヒヨドリ”も、今日は静かにお壕を見下ろしていました。


松山城の春は、もうそこにやってきています。


これで、”「松山城お壕の春」と忘れられた歴史”のミニシリーズを終えることにしましょう。


なお、この稿は元埼玉県監査第一課長、「高麗博茂氏」の稿を参照し一部引用させていただきました、深く感謝するところです。




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「高市食堂」・「愛媛グルメ紀行」 250

今日は、一昨日ご紹介した”中華料理 風道”さんの2軒北側にある、いわゆる”大衆食堂”の名前に相応しい老舗の”高市食堂”さんをご紹介しましょう。


場所は、県道松山港線(通称、中央通り)と松山西環状線が交差する交差点の北東角です。


乾佛具店松山本店の北向かい側です。

玄関1   やや疲れた”暖簾”がはためきながら、客を待ってくれています。


お店の看板は実に分かりやすく、「定食」・「丼物」・「焼きめし」・「うどん」・「中華そば」、朝7時からとあります。


でも看板なんかなくったってこのお店に入るお客さんは、このお店でどういうものが食べられるのかを知っている方ばかりです。

店内2   玄関を入った正面に、”定食”のおかず類が入っているガラスケースがあります。


ご飯と味噌汁と、銘々に選んだおかずをお盆に乗せて椅子に運びます。


道路沿いで時々見かける”ご飯屋”さんスタイルの原型といったお店なのです。

メニュー3   こちらのメニューはご飯もののメニューです。


その他に、うどん類が6種と中華そば類が4種と、これまた至ってシンプル。


ワタシは、このお店の人気メニューというか、看板メニューである”中華そば”を注文しました。


ラーメン”では決してりません、あくまで”中華そば”です。

番号札1小          順番札2小 

   注文をすると、店員さんがテーブルにメニューと番号が書かれている紙を置いていきます。


この店は常連さんが圧倒的に多いお店なので、常連さんは”おかずケース”の上に置いてある”メニュー順番カード”を自分で取ってテーブル席に座ります。


これは、ここの店員さん、年齢はほぼワタシと同年代かやや上(下だったらゴメンナサイ)の方ばかり。


注文を受けると、受けた順番通りにうどんなどをテーブルに運ぶとき、その順番を間違えないように考案されたもの。


「分かる、ワカル、ええ分かりますよー!」と、うなずくのはワタシ。


ワタシの順番カードは”中華そばの12番”でした。

中華そば6   こちらが、このお店の看板メニューである”中華そば”です。


お値段は500円(もちろん内税)です。うれしいでしょう?


具材は、湯通しした太目のモヤシと豚バラとカマボコとシナチクとネギだけ。


そしてスープの表面に浮いた”油膜”・・・・これがこのお店の”中華そば”の美味しさの秘密なんです。


この油の膜が、スープの熱が逃げることを防いでいて、何時までもアツアツのスープがすすれます。

麺7   ”中華そば”のスープのまあ美味しいことといったら!


鶏がらでとった出汁の香りが、丼から立ち昇って鼻腔に届きます。


その瞬間”高市食堂ワールド”に引きずり込まれるのです。


”はやや柔らか目の中華麺ですが、このスープによくマッチしています。


何一つ、猛々しい”能書き”などはありませんが、この地で”40年以上”お客さんを引き付け続けてきたのかが理解できる”中華そば”の味です。

おがず8   このお店、ここに移る前は持田町で食堂を長くやってきましたから、通算すると”60年前後”ではないでしょうか。


決して綺麗な店構えではありません。


でも、昼時は不思議に思うくらいにお客さんが集まってくるのです。


「アレー、今日は小食やねー!」と、店員さん。


「いや・・・ちょっと風邪引いてナー」とお客さん。


「そりゃあ、うちの温かいもの食べて、ハヨー直ってやー」


こういう会話が飛び交う”高市食堂”さんをご紹介しました。




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「うどん 味十味(あじとみ)」・「愛媛グルメ紀行」 251

今日は、南高井町の第四十八番札所”西林寺”のほぼ向かい側にある”うどん 味十味(あじとみ)”さんをご紹介しましょう。


県道松山東部環状線沿いにあります。


この付近には、”活うどん いってつ庵”や””うどん瓢月”といった、うどん屋の名店が集まっているところです。


なぜ、この小さいエリアにうどん屋の名店が集まっているかは後ほど。

玄関1   実は、このお店に来た動機はこのシリーズでの出会いにありました。


3月7日に、このシリーズの241番目のお店としてご紹介したスパゲティ専門店の”フォンターナ”さんのオーナーシェフ(お店では単に”店長”と呼ばれていますが)に紹介されたのです。


3月に初めて”フォンターナ”さんを訪れて、以降3回目に行った時のことです。


その日、シェフと”麺”の腰と弾力性について話をしていました。


そこで”麺の腰・弾力性”は、単なる硬さなどではなく、麺を引っ張るとビヨーンと伸びる弾力性であって、””そのものに””があるということで意見が一致しました。

メニュー2   その話の過程の中で、シェフがおススメといって紹介されたのがこの”うどん 味十味(あじとみ)”さんだったのです。


しかも、メニューの指定までありました。


”フォンターナ”さんのシェフのおススメメニューは”天ざるうどん”でした。


「季節が暖かくなったら、一度ぜひお試しください」とはシェフ(店長)の言葉。


で、それを聞いた翌日に早速行ったというわけです。思い立ったが吉日です。

厨房3   厨房では、店主が今”天ぷら”を揚げようとしています。


当然”揚げ置き”の”バク”ではなく、うどんの茹で上がりに合わせて”天ぷら”を揚げます。


天ぷらを揚げる油の中に、先ず天ぷらの衣をさっと散らします。


そして、エビにたっぷりと衣を付けて油の中に投入します。


更にその上に衣を油の上から垂らして、小さな金網で衣をエビに貼り付けていきます。


天ぷらのエビを豪華に見せるために”花を咲かせる”そば屋さんやうどん屋さんの技術です。

ジャガイモ煮物4   このお店の”天ざるうどん”のお値段は840円(内税)です。


本当に愛媛のうどん屋のうどんは高い!


でもこのお店は”天ざるうどん”に、自分の畑で出来た”ジャガイモの煮付け”を添えて出してくれます。

天ざるうどん5   それでこの画像が、おススメと言う”天ざるうどん”です。


プラスチックの”ザル”に乗せられているのにはいささか興ざめしましたが、シェフの言うとおりに”うどんに艶”があります。


うどんが照り輝いているのです。

天ぷら6   こちらが揚げたての”天ぷら”です。


小型のエビが2匹、それに海苔とシイタケともう一品の野菜。


エビ天からは、揚げたての香ばしい香りが漂ってきて食欲をそそります。

うどん7   こちらが、艶と腰(弾力性)のあるうどんの””です。


まあ見てください、湯がいて冷水でしめたての”麺の艶”を。


照り輝いているでしょう、この”艶”がいいんです。

うどんアップ8   もうちょっと”麺”に近づいて見ていただきます。


値段は確かに高いのですが、”セルフ”のお店の茹で置きのうどんでは絶対に見られない””です。


一本”麺”をつかんで引き伸ばしてみました。


エエ、ビューンと伸びて千切れません。

麺切り   麺の弾力性について説明しましょう。


画像は、割り箸を右手に持って麺を挟み、割り箸で”麺”を切り落とそうとしているところを左手で持ったデジカメで写したところです。


ちょっとピントが合ってないので見えづらいかもしれませんが、”麺”に弾力があって割り箸では切れないのです。


割り箸を持つ指に力を入れて麺を切ろうとしても、割り箸が麺に食い込んで麺自体は細くなりますが切れません。


割り箸の力を緩めると、切れそうにまでなっていたうどんの”麺”が、その弾力で元の太さに直ぐに戻ってしまいます。


うどんの”麺”が、実に”モッチリ”しているのです。小麦粉の美味さも活きています。


初めて、ワタシの一押しのうどん屋さん、萱町電停そばの”どん”さんの”麺”に勝るとも劣らない弾力と艶のある、本当の意味での”腰がある麺”に出会いました。

麺9   つけ汁は、やや甘め。


そして、まあうどんの美味いことといったらありません。


さすがは”麺のプロ”である”フォンターナ”のシェフおススメだけのことはあります。


このお店、竹原町の”ダイキ”の直ぐ傍で30年やっていました。


そしてうどんは””が命と悟られて、”高井の名水”を求めて店を移転し、この地で10年を迎えました。


”高井の名水”は、環境省選定の”名水百選”に選ばれていて、全国にその名を知られています。


うどん屋の名店がこの地域に集まったのは、この地に”名水”が沸いているからではないでしょうか。


少なくとも”うどん 味十味(あじとみ)”が竹原からこちらに、わざわざ移転してきたのは”名水”を求めてのことです。


このお店の本気さ加減が分かろうというものではありませんか。


”フォンターナ”のシェフ(店長)さん、いいお店をご紹介頂いて本当にありがとうございました。


うどんの本当に美味さをたっぷり堪能してお店を後にしました。





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「ランチ・カフェ おりーぶ」・「愛媛グルメ紀行」 252

今日は、来住町にある”ランチ・カフェ おりーぶ”さんをご紹介しましょう。


場所は、国道11号線から農免道路を入って南に進み、ファミリーマートを右折(西進)すると直ぐにお店はあります。


隣が何やら怪しげな健康器具を売っているので、お年寄りの出入りが多い場所です。

玄関1   こちらがお店の玄関。


極めて目立たないので、このお店がどういうお店であるかを知っている方でないと足を止めることはないかも知れないですね。


何しろ、お店の名前や”ランチ・カフェ”を示すものは、画像の右上の小さな看板だけです。

メニュー2   メニューを見ると、ごくごく普通の”ランチ”もある喫茶店です。


ちょっと変わっているのが、”ずんだもち”や”あべかわもち”や”ぜんざい”がメニューに加わっているくらい。

店内スタジオ3   ところが、店内にセットされている”スタジオ”を見ると、??っとなります。


また、店内の壁には生バンドのライブ告知のポスターが何枚も張り出されています。


厨房でランチを作っている、私とほぼ同年代のマスターがステージ衣装で生バンドを背景に歌っている写真も張ってあります。


流れてくるBGMは洒落た”ジャズナンバー”。

ランチ4   まあ、何はともあれ”日替わりランチ”を注文しました。


お値段は、コーヒーが付いていて700円(内税)です。


それで、出てきたのがこの画像です。


何と、おかずが6皿に味噌汁とご飯と漬物が付いています。


良心的というよりも、採算度外視の素人メニューではないか?とさえ思いました。

こんにゃく5   こちらがメインディッシュの”こんにゃくステーキ”のキノコ餡かけです。


キノコの餡の下に、こんにゃくの表面に碁盤目の切り目を入れてフライパンでソテーしたこんにゃくが3枚。


これが、実に香ばしくって、コリコリとしていて美味しいんです。


「フーーン・・・・」と、ちょっと口よどんでしまいました。


また、このお店のご飯が飛びっきり美味しい。


ご飯のお米が美味しいお店に出会うと「ああ、日本人でよかったー」」と思ってしまいます。

鶏甘酢餡6   こちらはもう一つのメインディッシュである”鶏ソテー甘酢餡かけ”です。


こちらも、鶏に香ばしい焼き色をつけたものに、南蛮漬け風の餡がかかっています。


鶏肉がややパサついていましたが、でも結構いけました。

大根サラダ7   サラダは大根がパリパリコリコリで、これまた””を食べているようでした。

ロールキャベツ   こっちは”ロールキャベツ”です。


1個ですが、この1個を添えるところにマスターの心意気を感じました。

黒豆とゴボウサラダ9   黒豆にゴボウサラダまで付けて、更に食後のコーヒーまで付いていて700円は良心的という以上のものではありませんか。


それぞれの量は少なめに抑えて、種類を多く。


しかも、どれをとっても”ヘルシー”な料理ばかり。


かつては東京のバンドに所属していて、帰省しても月に2回はバンド仲間とセッションを楽しむ。


そのセッションの時には、お客さんに生バンド演奏付きで歌を歌ってもらうと言います。


どこでお料理を学んだのでしょう。


個性豊かな”ランチ・カフェ”でした。




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「愛媛県」は、当初何県だった?

今日は、松山市内から見える”冠雪した石鎚山”の風景をお届けしましょう。


昨年の1月20日にも、同じような”雪の石鎚山”の画像をアップしています。


今日は、松山市とお隣の東温市との境目付近の東温市側から撮影した画像をアップします。

33号線と石鎚山1   ワタシのはコンデジですから、望遠機能は期待できません。


松山市中心部から石鎚山まで、直線距離で30Km余り、撮影した東温市からは20Km余りです。


よほど空気が澄んでいて、空が晴れている時でないとその姿をコンデジで捉えることはできません。

33号線と石鎚山2   画像で見える”国道11号線”の真東に位置しています。


その国道11号線(アップ当日は33号線と書いていました。11号線の誤りです。お詫びし訂正します)が、ちょうど”重信川”を越えるためにやや上っている地点の画像です。


画像でみると、直ぐそこ、手が届きそうなところに見えます。


重信川の土手は、いま丁度”菜の花”が咲き乱れています。

石鎚山3   ”石鎚山”は言わずと知れた西日本最高峰の山で、標高1,982mです。


石鎚山”は別名”石鉄山"とも呼ばれます。


さて、今日の本題に入りましょう。


明治維新後、今の”愛媛県”は廃藩置県で当初は何という名前の””となったのかをご存知の方はいますでしょうか?


いきなり”愛媛県”となったのではありません。


一番初めに伊予の国に県知事として(当時は国の任命制)やってきたのは、旧土佐藩の下級藩士であった”本山茂任”です。


当時は知事ではなく”参事”と言っていましたが。


彼が、この伊予の国の県名を初めて”石鉄県”と名づけました。


教養のない役人であったであろうことがうかがえる話ではありませんか。

石鎚山右5   現在の愛媛県人の一体何人が、元は”石鉄県”と言っていたことなど知っているでしょう。


明治5年のことです。


以後、明治6年2月20日に”愛媛県”と改称されるまでの一年余りは”石鉄県”と呼ばれていました。



「えひめ」の地名の由来は、古くは”古事記”上巻のイザナギとイザナミによる国生みの段に、「伊予国は”愛比売”と謂ひ」から採ったと言われています。


後に「愛比売」が「愛媛」へと転化して、”愛媛県”という県名が生まれました。


なお、画像は石鎚山の最高峰である”天狗岳山頂”です。

石鎚左6   それにしても、20Km以上離れた石鎚山の冠雪した山頂がこんなに間近に見ることができるのですから、最近のコンデジも捨てたものではありませんね。


そして、何よりも空気が澄んでいて遠くまで見通すことができる。


これはそういう自然環境が保たれていることに他なりません。


自然環境の優れた郷里”愛媛県”で何時までもありたいものですね。





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小野川に春が

今日は、何時もアオサギなどを撮っているワタシのホームグランド”小野川”はもう春真っ盛りという光景をお届けします。


ワタシの一番身近な自然観察、定点観測の場が”小野川の土手”です。


ただ、一番多い観測ポイントの天山付近よりやや上流で撮影しました。

マガモ雄と雌1   先ず最初に飛び込んできた光景は、”マガモ”の子供達です。


まだ成鳥にはなっていませんが、雄一羽と雌が二羽、水辺で羽繕いをしていました。



今、小野川流域では至る所で見られる光景です。

チュウサギ2   こちらは、マガモたちの近くにいた”チュウサギ”です。


ワタシが鳥をアップする中で二番目に登場が多い鳥です。


川面に自分の姿を写しながら、餌を狙っています。

チュウサギ3   ”マガモ”は集団で行動していますが、”チュウサギ”は多くの場合一羽で給餌行動を取っているようです。


でも、姿形が美しいので水辺にいる鳥達の中では目立つ鳥ですね。

アオサギ4   そしてこちらが、ワタシがアップする鳥の中では一番出番の多い”アオサギ”です。


何時も、国道11号線に架かる”天山橋”の袂にいる”アオサギ”君とは違うようです。


土手の”菜の花”が川面に写っていますが、ゆっくりと歩きながら餌を狙っています。


比較的大型の鳥なので、その動きは優雅です。

菜の花5    今年の冬から初春にかけては例年より寒かったので、小野川の土手に咲く”菜の花”も2週間程度遅れて満開になりました。


まだまだ咲き誇っていますから、一部は”ソメイヨシノ”の開花と重なるかも知れませんね。


もしそうなったら、ここ”小野川の土手”は華やかさを増して、見所になります。

菜の花と散歩6   小野川の土手は、季節を通じてジョギングやウォーキングを楽しむ人たちが多いですね。


早朝から夕方まで、皆さん、思い思いに歩いておられます。


カップルで、一人で。


それぞれ小野川の土手を舞台に、季節の移ろいを身近に感じながら。




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「Lindsay's(リンジーズ)」・「愛媛グルメ紀行」 253

今日は、森松町、旧国道33号線、現在の県道久谷森松停車場線沿いにある小さくて超個性的なお店”Lindsay's(リンジーズ)”さんをご紹介しましょう。


松山から旧道で森松町に入り、重信川に架かる”重信橋”を渡る直前の、道路の西側にお店があります。


とっても小さなお店ですし、砥部町の方角から来たら建物が死角になっていてお店が見えません。


また松山市内から来てもお店は県道からやや奥にあるので、お店らしき建物が見えてもそこがどういうお店かを知っていなければ、先ずは入らないかもしれません。

玄関1   こちらがお店の玄関。


お店の前の駐車場は、突っ込みで入れたとしてもせいぜい4台くらいしか停めるスペースがありません。


そして、玄関脇には”野菜”などが出されていてそれを売っている風にも見えます。


今、営業時間なのか?そして何のお店なのか?


小さく目立たない看板には”ランチと飲茶の店”との名乗りが書いてあります。


外からは、お店の中の様子が分からないので謎だらけ・・・・

メニュー2   そしてドアを開けてお店に入ると、いきなりワタシを見て


「アノー、”フェイスブック”関係の方ですか?」と、明るい笑顔で厨房から声がかかった。


「エッ・・・?アッ・・・アノー”ブログ関係”なンですー」っと、ワタシ。


お店に入ってデジカメを出すと、「税務署関係?」とか「保健所の方ですか?」などと言われたことはありますが、”フェイスブック”とか”ツイッター”関係の方?って言われたのは初めてなので戸惑いました。


「ヘーー、”ブログ”やってるんダー!」とこぼれんばかり笑顔が、間髪を入れずに再び返ってきました。


「アノ、私は”フェイスブックとツイッター”やっているンで、そっち関係の方だとばっかり思ってしまって!」と、笑顔が絶えない。

すまし汁3   このお店は、お店の”名乗り”にあるように、普段は日替わりの”ランチ”をやっています。


お店の中は小ぶりで、10人も来れば直ぐに溢れそうなくらい。


それを厨房の中で一人で何もかも切り盛りしているのが店主の女性。


当日のメニューは”ハンバーグランチ”でした。


お値段は、何と、ナント600円(内税)です。


このお値段が、如何に”コストパフォーマンス”に優れていて驚嘆すべき価格なのかは、記事を一読していただければご納得いただけるでしょう。


先ず最初に出されたのが画像の”お澄まし”です。最初はお味噌汁かと思いましたが、ちゃんとした”澄まし汁”でした。


何で味付けされているのかは分かりませんでしたが、シイタケが入っていてその香りも楽しめました。

デザート4   「アノー、一人でやっとるケン、出来たもンから出すけどゴメンネ!」と言って出されたのがこちら。


ナント、汁物の次に”デザート”として”チーズケーキ”がワンピース出された。


思わず、「ウッ!」と声が詰まった。


そこに、厨房の店主のママトモの女性客が入ってきた。


カウンター席の入り口の一番端に座っていたワタシの隣に「ここイーデスカー?」と微笑んで座られた。


「アノネーー、このお客さん”ブログ関係”ナンよー」と、厨房のママシェフ。


「ヘー、ホントー、アノー、どんなブログ書いてるンですかー???」っと、セルフのお茶をワタシに入れてくれながら、ママシェフとワタシの話している中に、自然に入ってきた。


「ここはネー、デザート、気に入ったら特別に出してくれるンよー」とは、隣に座った美人のママトモ。


「フフフ・・・でも、それってもらい物ナンよー、料理がまだ出来ンケン・・、先に食べてもらおうと。でもエーネー!美人にお茶入れてモローテ!」


もう、このお店、入った瞬間から”リンジーズワールド”に引込まれる。


このお店は、一昨年の暮れにスタートしたばかりの新しいお店。


ここの”ママシェフ”が、得意な手料理を駆使して毎日工夫された”ランチ”を提供されてます。


そして、得意料理が”うどん”と”飲茶”だと。


「やけんネー、ブログ見て、アア今日は”うどん”の日やー!って思うとここに来るンよー!でも、この前は売る切れて食べれなんだー」と、隣のママトモ。


「ウンウン、あの日は”うどん”120食用意したんヤケドー、全部出てシモータンよー!」

ハンバーグ5   さて、こちらが今日のメインディッシュの”ハンバーグ”です。


目の前で、フライパンで丁寧にソテーされて提供されます。


こんがり表面が焼かれたハンバーグの上には”目玉焼き”が乗っかり、ブロッコリーと牛肉とゴボウの煮物、そしてシソ味ドレッシングがかかった”サラダ”がワンプレートに収まっています。


”ハンバーグ”の中には、ニンジンなど野菜のみじん切りがたっぷり入っていて、”ママシェフ”らしい心遣いが生きた一品に仕上がっています。


そしてハンバーグにかかっているソースの、まあ濃厚なことといったら・・・・


ワタシには濃厚すぎて、ややむせそうになった。


でもこの濃厚さは、ママシェフの思いがギューッと濃縮されたもの、笑顔で頂きました。

玄米ご飯   しかも、ここの”ランチ”のご飯は”玄米ご飯”です。


実は”玄米”を食べたのは記憶にないほど昔の話。


どうです?この玄米の粒の輝き、照りは。


玄米と、玄米を精米した白米を砂糖の世界に例えれば、上白糖が白米に当たり玄米は黒砂糖という感じでしょう。


玄米は、米よりビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含んでいる健康食品ですね。


また、噛み締めますと、食感はプチプチとした歯ざわりで、白米の飯には無いおいしさがありました。


ご飯に、調理の難しい玄米を使うところにママシェフの、目に見えないこだわりがあります。

オレンジ6   そして、今度は最初からちゃんとついている”デザート”が出されました。


その日のデザートは、食感と食味からして蜜柑とオレンジの美味しさを兼ね備えた”せとか”か?


なお”せとか”のお母さんは、人気の”清見タンゴール”と”アンコールオレンジ”とのハーフ、お父さんは”マーコットオレンジ”です。


「えーーー?”澄まし汁”に”メインディッシュ”、それに”付け合せの野菜”などなど。その上のこの”デザート”で・・・うーーん、採算度外視の値段ですね!」


「何イヨーン!この上に食後のコーヒーか紅茶が付くンよー!!」と、隣のママトモ。


もう「絶句!」の連続です。


最初にこのお店の驚異的な”コストパフォーマンス”の良さに触れました、どうです?

厨房7   そしてこのお店の何よりのご馳走が、お店の厨房で一人奮闘する”ママシェフ”でしょう。


画面からはみ出しそうになる”笑顔””笑顔””笑顔”


ハンバーグのタネを一つ一つ、両手の手のひらを素早く往復させてタネの中の空気を丁寧に抜いていきます。


他のお客さんに「今度ねー、山歩きに行くンよー、”皿が峰!”子供と一緒に。そして”フェイスブック”や”ツイッター”仲間と」と。


何と言うパワフルな話を笑顔で平然とするマアシェフ、この圧倒的な存在感。


お店の名前の”リンジーズ”は、ママシェフの知り合いのアメリカ人の女性の名前から。


「いやーー、とっても可愛いンよーその子、アメリカ人やけど、沖縄の血が八分の一くらい入っとるンよー」っと、どこまでも明るいママトモさんでした。



「ご馳走様!」と言ってお店を出ようとすると、お店を飛び出してきて、県道に出て車の安全を確認しながら見送っていただいた。


ただ元気でパワフルで明るいだけではない、気配りの効いた、一種の”達人シェフ”でした。


いやはや、このお店253番目のお店ですが、また一つ新しい出会いをもたらせて頂きました。





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「からあげの すたみな亭」・「愛媛グルメ紀行」 254

今日は、伊予郡松前町西古泉にある”からあげの すたみな亭”さんをご紹介しましょう。


場所は、県道松山松前伊予線沿いの警察学校の手前にあります。

玄関1   このお店、何度かお店の前を通ったとき行こうと思ったのですが、お店の前の駐車場はわずか3台しか置けないので、昼時はまず満車ですからためらっていました。


そして、先日ブログ友”乱 駆郎”さんのブログを見ていて、駐車場が県道を挟んだ向かい側にもあることを知り訪ねたと言うわけです。

駐車場2   こちらが、県道の向かい側にある駐車場です。


地元工務店の駐車場と並んでいるので、そちらの工務店の駐車場とばかり思っていました。


しかも、このお店の駐車場に止まっている車の多くは、建築関係の車両が多くて錯覚しやすいという事情も。


この建築関係車両が多いと言うのは、後ほど納得することになります。

店内3   店内は、やや複雑な席の配置になっていますが意外と広い空間です。


お店の張り紙には「小人数でやっていますので、一緒にお越しのお客様は一緒に注文をお願いします」という趣旨のことが書いてあります。

厨房のマスターと、後はフロアー係りの女性と若い男性の3人でやっておられるようでした。


開業は平成8年と言いますから、今年で16年目のお店です。

ランチメニュー4   お店を入ったところに”日替わりランチメニュー”が書いてありますので、その中の”しょうゆラーメン”に目を引かれて、それに”チキン南蛮”と”ライス”がセットになっている”Bランチ”を注文しました。


お値段は650円です。


お店に入ってこられるお客さんは、「エー、とかシー」とかアルファベットだけで注文していました。


そして、中には「ライスは小ね!」というお客さんも。


そこで、先に書いた”ブログ”の内容を思い出しました。


「オオ、そうだった。このお店の量は半端でない量ということだった!」と、そこでワタシの「ライスは小に訂正」ということに。


でも、この時点ではまだ”半端でない量”の実態を知らなかったのです。

ランチ5   そこで出された”Bランチ”がこれ。


見た瞬間「ああ、しまった!」と思いました。


しょうゆラーメン”と”ライス”だけでも食べ切れる量ではないのに、小山のような”チキン南蛮”が控えているではありませんか。


”ラーメン”をおかずに”ご飯”を食べていたのは学生時代まで。


今は、”ラーメン”と一緒に食べられるものと言えばせいぜい”餃子”程度だと言うことを忘れていました。


結局、”ラーメン”は難なく完食し、”チキン南蛮”は難渋しながら何とか・・・


ワタシが見た”ブログ”の書き手の”胃袋の容量”のことまで、頭が廻らなかったのが失敗の原因。


結局、”小ライス”(他のお店の大盛りよりやや少ない)には箸を付けられず。

ラーメン6   さて、こちらの”しょうゆラーメン”、アッサリ味のスープに細いストレート麺で、ワタシの好みに近いこともあって美味しく頂きました。


ただ、目の前にそびえる”チキン南蛮”の小山にチラチラ目が行って、集中して食べられなかったので、詳細な味は忘れてしまった程です。


人間、美味しいものを目の前にしても、別の事に気を取られていると脳の味覚神経を刺激できないことが分かりました。

チキン南蛮7   こちらが”チキン南蛮”。


画像で見ると何でもないように見えてしまいますが、実物を目にして、しかもラーメンまで食べなければいけないと思うと、気持ちが萎えてきます。


大きな”鶏の塊”が3個も盛ってあって、その下にマヨネーズたっぷりのキャベツが敷き詰められています。


この”チキン南蛮”と、”小ライスの小”が、今のワタシの胃袋には限界的量ということでしょう。


量のことばかりに気がいって、味を味わうところまではいきませんでした。


建築関係の人の車が多いと言う謎が一気に解けました。


「午後のエネルギー補給は、650円で食べられるコレに限る」っと、そういう方にとってはかけがえのないお店でしょう。


そういう意味で、貢献度の高い、ありがたいお店だということがよく分かりました。


「ご飯残してゴメンナイサイ!そしてご馳走様でした!」と、元気な声で挨拶してお店を後にしました。





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「八百金」・「愛媛グルメ紀行」 255

今日は、古川2丁目、”はなみずき通り”にある日本料理の店”八百金”さんをご紹介しましょう。


場所は、はなみずき通りと、石井に抜ける通りとの交差点、北東角にあります。


はなみずき通りは、飲食店も多く出店しており松山の新しい激戦区の一つです。


例えば、このお店から交差点を少し南に行くと、松山では飲食業界の旗頭の一つである”タケシカンパニー”さんが手がける日本料理のお店”海の蔵 山の蔵 源八”さんがあります。

玄関1   それらの強力なライバル達に伍して、このお店も昼時は14台用意した駐車場が満車になります。



店内は広く、2階もあって大小の宴会もできます。



お店には若い店員さんが多く、活気に満ちた、そして適度な緊張感が心地いいお店です。

水槽2   お店の玄関を入ると、直ぐ目の前にこの大きな”水槽”が目に飛び込んできます。


よく料理番組などで、水槽に泳ぐ魚を指差して網で掬い上げ、目の前で”刺身”を作って食べさせるシーンをやっています。


それを食べるタレント達は、皆一様に「お刺身が新鮮で、身がコリコリしている。さすが、活け作りは鮮度が違いますね」などという、決まりきった感想を言ったりしますね。



ただ、”刺身”はコリコリという歯ざわりを楽しむ料理と言うより、魚の持っている素材の持ち味を楽しむものでしょう。



水槽で長い間泳いだ魚は、自身の脂分を燃焼して泳いでいますので、脂分がそぎ落とされて身はパサパサに近くなることもあって、必ずしもどの魚も新鮮で美味しいわけではありません。

ヒルメニュー3   夜は、コース料理や一品料理をゆっくり味わって楽しむお店ですが、昼には手軽にランチを楽しめるお店でもあります。


と言っても、やはり日本料理屋で魚をメインにした料理には1000円以下のメニューはありません。


その日のオススメランチは”ぶたキムチ丼”で、”吸い物”と”香の物”と”ドリンク”が付いて800円とありましたので、さっそくそれを注文しました。

豚キムチ丼4   それがこちら。


丼は朱塗りの大きな椀に入って出てきます。


お店のBGMはジャズナンバーが、中々にお洒落です。

豚キムチ丼5   大きな椀の蓋を取るとこのようになります。


豚肉を甘辛く味付けして炙ってあるものに、キノコ類やキャベツを中心とした野菜がたっぷり乗っている丼で、ヘルシーなだけでなくボリュームもたっぷりあります。


客層は、ややお年を召したご婦人も多いお店なので、量的には多すぎるかも。


昨日の”からあげのすたみな亭”さんのように、作業着を着た”午後からの体力補充組”さんは余りいないので、”オススメランチ”の需要はどうなんでしょう。


さて肝心のお味ですが、丼の米そのものが美味しいので当然に丼そのものもすこぶる美味しい。

吸い物6   豚肉も実に香ばしく、キャベツは生の食感が生きていてバランスのとれた料理に仕上がっていました。


ちょっと食べきれないかと思いましたが、気が付いたら丼が空に。


お吸い物”も、さすがに日本料理専門店だけあって、上品なお味でした。


ただ、ちょっと・・・・と思ったのは、食後のドリンクを出すとき(私はオレンジジュースをチョイスしていた)、目の前の冷蔵庫を開けて”バヤリースオレンジジュース”のペットボトルから氷を入れたグラスにドボドボと注いでいるのが見えました。


結果的には同じなのでしょうけど、客の目の前でペットボトルから・・・・というのは料理屋らしくないと思いました。


画龍(がりょう)点晴(てんせい)を欠く”とは、このことを言うのではないかな・・・・。


もちろん、美味しく頂きましたが。





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「手打ち 太介うどん」・「愛媛グルメ紀行」 256

今日は、”松山市総合コミュニティーセンター”の南側、湊町8丁目にある”手打ち 太介うどん”さんをご紹介しましょう。


場所は、通称”コミセン”の南側を東西に伸びる道路を竹原町の方向に西進して、”はなまるうどん 松山竹原店”の2軒東側にあります。


最近、フライブルグ通り(西環状線)沿いに出来ている”大介うどん 松山フライブルグ店”は”セルフ”のお店です。


この”大介うどん”さんは、元々宇和島が発祥のうどん屋さんで、南予を中心に中予でもお店を時折見かけます。

玄関1   その宇和島から進出した”大介うどん”さん、現在は業態を”セルフ方式”に切り替えておられますが、以前はどのお店も普通のうどん店業態でした。


今日ご紹介する”手打ち 介うどん”さんとは、”ダイ”の文字が””と””で一字違っています。


ちょっと気になってお伺いしました。

メニュー5   お店は、こじんまりとしていて、表の駐車場にも車が3台~4台しか止まらないお店なので、ちょっと目立たないのですが、この地で営業してはや25年経ちました。


しかも、この地に移る前は”石手寺”の横で40年もやっていた、松山では老舗の”おうどん屋”さんなのです。石手寺前の道路拡張で立ち退きになって、ここに移ってこられました。


店内では店主の女将さんが、一人で全てを切り盛りされています。


従って、アレモコレモは出来ないのでメニュー構成は至ってシンプルです。


ワタシは、”うどんセット”、お値段600円の”天ぷらうどん”と”ちらし寿司”のセットを頼みました。


このセットで600円はうれしいではありませんか。

麺伸ばし2   ワタシが注文を終わると、女将さん、小麦粉を練って一晩寝かせて熟成させた”うどんの玉”を取り出して”、伸ばし機”に投入したのです。


「ウッ!・・・・??」っとワタシ。


女将さん、黙って”うどんの玉”を何度か”伸ばし機”にかけて、うどんを伸ばしていきます。

麺伸ばし3   「あのー、うどんをその過程からやっておられるんですか?」とはワタシ。


「ええ、うどんを一番美味しいタイミングで頂いてほしいので。アッ、お客さん、時間大丈夫ですか?」とは女将さん。


イタリアンの手打ちパスタの最終工程のように、伸ばし機でどんどん平たく伸ばしていきます。

麺伸ばし4   そして、十分にうどんの玉が広い板の状態まで延びたら、伸ばし機の下についている切断機で、うどんを切っていきました。


そこで、”大介うどん”さんと、このお店の”太介うどん”さんの関係をお尋ねしました。


「関係が無いといえば、関係ないし・・・・・」


「そうですね、全く無関係とも言えないし・・・」


「でも、”大介うどん”さんだって、以前とは違って随分変わりました」


「あのお店だって、以前の”大介うどん”と同じかって言われれば違うし・・・・・」っと、ちょと複雑な表情に。


「もう40年も前の話で・・・・・」っと、最後は言葉を飲み込まれました。

天ぷらうどん6   うどんの玉を伸ばし機で伸ばして切ったうどんを、大きな寸胴鍋に投入し湯がいていきます。


そして、うどんが茹で上がる時間を見計らって”天ぷら”を揚げていきます。


もちろん、”揚げ置き”の”バク”ではありません、その都度その都度、お客さんに出す直前に丁寧に揚げます。

麺7   御汁をすすると、これがいい”出汁”なんです。


そしてうどんの麺を口に入れる・・・・モチッとした”弾力”があるんです、これが。


もちろん、巷(ちまた)で出回っている「硬い=腰がある」などという悲しい錯覚をした””とは一線を画した全く別物の””です。


ワタシが考える理想に近い、”柔らかいけど、箸や歯を跳ね返す弾力”、うどんに””があって、小麦粉の美味さを存分に引き出した””です。


「女将さん、いい麺に仕上がっていますね。ただ硬いだけの麺を腰があると錯覚している人たちに食べさせてやりたいですね」とはワタシ。


「ええ、麺が硬ければいいって言うのはどうでしょう?」


「あの硬いうどん出しているお店の多くは、粉屋さんが既にブレンドした粉を使っているお店が多いんです」


「あの硬さは、小麦粉に片栗粉がブレンドされている・・・あれなら幾らでも硬い麺が作れる・・・でも、小麦粉の美味しさは引き出せないのと違いますか?」と、女将さん。


一気に意気投合したのは言うまでもありません。

お通し8   こちらは、セットに含まれる”お通し”の豆腐です。


この小さな”お通し”にも、きっちり一手間かけている。

ちらし寿司9   こちらが手作りの”ちらし寿司”です。


”ちらし寿司”は、昔はそれぞれ家庭でお母さんが、”ハレ”の日に家の台所で作っていました。


つまり、ワタシの年代になると”ちらし寿司”や”巻き寿司”は”おふくろの味”なのです。


懐かしさで、鼻の奥が”つん”と詰まりそうになりました。

完食10   散々に、”うどん談義”に花を咲かせている内に、完食していました。


目立たないお店です、決して綺麗だとも言いかねます。


でも、真っ当な”うどん”を味わってみたいと思われたら、ぜひ、探しに探してでも行って食べてみて下さい。


その価値は十分だと思います。


この”愛媛グルメ紀行”を書き続けていますと、時折こういう”ホンモノ”のお店に出会い、店主さんとの会話も楽しむことができます。


それが、このシリーズを続けている何よりの喜びです。ありがたいと改めて思います。





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「大介うどん 松山フライブルク店」・「愛媛グルメ紀行」 257

今日は、南江戸5丁目、通称”フライブルグ通り”沿いにある”大介うどん 松山フライブルク店”をご紹介しましょう。


このお店を取材する気になったのは、昨日ご紹介した””と””で”一字違い”のお店”手打ち 介うどん”さんを訪ねたことの影響に他なりません。



「あのお店も、昔の”大介うどん”とは違っている、変わってしまった」という、”太介うどん”の女将さんの呟きが気になったからです。

看板1   西環状線沿いの東側にあるお店、この大きな看板が目印です。


このお店は、昨日にも書きましたが宇和島市が発祥の地です。


ワタシも南予の生まれですから、今まで何度か”大介うどん”さんでうどんを食べています。


松山に進出当時は”美味しいうどん”が食べられるお店として名が通っていた時代もありました。

玄関2   ただ、現在の”セルフ業態”になってからは行ったことはありませんでした。


心の中に「わざわざ食べに行くお店ではない」と言う観念がありましたから。


そして、昨日訪れた”太介うどん”さんのうどんの美味しかったことといったらありませんでした。


そこで、何らかの影響があったと思われる”大介うどん”さんを訪ねる気になったのです。

店内3   ”セルフ業態”ですから、客は銘々にトレイを持って、流れ作業のようにうどんにお好みのトッピングを乗せて完成させていきます。


どの”セルフ業態”のお店でも、よく見られる店頭風景です。

ゆがく4   ””の値段は、何玉選んでも350円です。


そのうどん玉を、各自が湯がいていきます。


お店の女性が「おおよそ20秒くらい湯がいてください」と声を掛けます。


ちなみに、平井町にある”讃岐うどんのたも屋”さんも同じセルフ業態ですが、うどん玉の小が200円、大が300円です。


単純な比較が出来ませんが、普通の胃袋の方なら”たも屋”さんの方がお安い設定ではないかと感じました。

トッピング5   こちらが”トッピング”が並んでいる棚です。


セルフ業態ですから、天ぷら類は全て”揚げ置き”(通称”ばく”)ですから、味は押して知るべしでしょう。


とりあえず”エビ天”と”じゃこてん”をトッピングしました。


すると、お会計は610円になります。


決して安くはありません。

うどん6   こちらがその全体画像です。


テンカスや刻みネギは、各自が好きなだけうどんに乗せられます。

天ぷらうどん7   ここまで出来ると、後は空いている席に座って食べるだけ。


周りを見回すと、皆さん黙々とうどんをすすっておられました。

麺8   思っていた通りと言うか、””は、ワタシが考えているうどんの””ではありません。


極端な言い方かも知れませんが、やや硬いだけの小麦粉の紐といった方がいいかも・・・・


もちろん、このお店のうどんのファンもたくさんおられるでしょうから、その方にとっては美味しいうどんの麺なのでしょう。


個人の味覚に関する嗜好は驚くほど幅広いので、評価に大きな差が出ることは当然と言えば当然です。


ただ個人的に、ワタシの嗜好で言えば、うどんの””なんてとても言えないと思うだけです。


トッピングした”エビ天”しかりです。


もちろん、”じゃこてん”も、取り立てて感想を言うほどのものではありません。


これは、”食事”をしたというより、ただ単に”空腹を満たした”という悲しい現実がそこにあったということでしょうか。


一種、南予の誇りでもあった宇和島の”大介うどん”さんは、どういう方向を目指しているのでしょう。


セルフ業態なら、完全に”讃岐うどん”を売りにする”たも屋”さんなど多数の強敵には到底敵わないと思いました。


かといって、麺の美味さを追求する”うどん専門店”からは、はるか遠くに遠ざかってしまった・・・・。


一体どこに行こうとしているのか・・・


太介うどん”の女将さんの「変わってしまった・・・・」というつぶやきが印象的に思い出されます。

店内3   そして、最後にこの写真を撮ろうとして立ち上がりカメラを構えた途端に、お店の女性に手を広げて撮影を遮られてしまったのです。


うちでは、写真撮影をお断りしていますッ!」と、大きく両手を開いて・・・・・


「え???」っと思いながら無意識にシャッターを切ったのが上の画像。


このお店で”257番目”のお店ですが、”撮影禁止!”と遮られたのは初めてのこと。


「写真撮影を禁止して、このお店の一体”どこ”の””を守ろうというの???」と思うと、余りにも滑稽で、思わず噴出しそうになりました。


いやはや、不思議なお店でした。




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プロフィール

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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