「コンデジで捉えたヘリコプター」 2

今日も昨日に引き続いて、玉川湖でのヘリによる山林火災の消火訓練の風景をお届けしましょう。


県職員の説明を聞いて、2008年8月24日に発生した今治市朝倉の”笠松山の山火事”を思い出しました。


その年の夏の四国は、渇水対策協議会が招集されるほどの雨が降らず、県内はどこもカラカラに乾ききった状態でした。

朝倉、山火事跡2縮小   以下の2枚の画像は、それから2年後の2010年8月24日にワタシが撮影したもの。(画像は再掲)


2年を経過した時でも、”笠松山”はご覧の通りの”禿山”です。


その時の火事の勢いはすさまじく、燃え上がる炎で夜空が真っ赤に染まりました。


発生から48時間で107haの山林が焼失しました。

朝倉、山火事跡10縮小   火の勢いは、一時は山裾の集落の150m先まで迫りましたが、住民に怪我などの被害が出なかったことは幸いでした。


消防隊員や自衛隊員ら、約970人態勢で延べ約3800人が動員され、”防災ヘリコプター”十数機や消防車など延べ約440台が投入されたといいます。

ヘリ遠景9   玉川湖の水を満載して、ヘリは一気に高度を上げます。


ヘリで運べる水の量はたかが知れています。


要は、どれだけ早く山火事の現場に飛来することが出来るかが消火のカギです。

ヘリアップ10   防災へりの窓は開け放たれています。


その開放された窓から、防災隊員の姿が見えます。


決められたポイントに、どの高度から一気に放水すれば効果的な消火が出来るかを、何度も何度も確認しています。

放水開始11   多分、放水ポイントはその日の天候や風向きによっても違うのでしょう。


いよいよ”放水開始”です。

放水12   コンデジを手持ちで追っかけながらの撮影ですから、ピントは随分と甘いのですが、雰囲気だけは伝わるかも。


放水はアッと言う間の出来事でした。


防災の隊員が、放水した水の行方を確認しているのが見えます。

ヘリ旋回13   放水を終えると、今度は急旋回です。


そのまま行けば、山肌に激突です。


高度を一気に上げながらの急旋回。

ヘリ旋回14   そして、平行飛行に素早く戻り、取水ポイントへと急ぎます。


県職員は、何度かその訓練模様を撮影し終わると、松山市方面に走り去りました。


こういう地道な訓練が、できれば生かされることなく推移することが望ましい。


でも、3.11でも経験したように、何度も避難訓練していても災害にあってしまう。


文字通り「備えあって憂いなし!」です。




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「ラーメン 来来亭」・「愛媛グルメ紀行」 323

今日は、通称樋又通り(県道六軒屋石手線)の道後樋又に最近できた”ラーメン 来来亭 松山大前店”さんをご紹介しましょう。



このお店が出来た当時は、サークルKとの広い共同駐車場に車があふれ玄関前には順番待ちの客が長蛇の列を作っていました。


今でも正午前後には、お店の玄関前で順番待ちの人が幾らか並んでいるという状況です。

看板1   これが通称樋又通りに出ている巨大看板。


コンビニのサークルKさんの敷地内でオープンしたばかりです。


このお店は、滋賀県野洲市に本社がある”株式会社 来来亭”という会社が展開しているチェーン店です。


主に中部地方や近畿関西圏で多く店舗展開されていて、四国では徳島県に続いてこのお店で3店舗目。

玄関2   こちらがお店の外観です。


道路からは奥まったところにありますが、目立つ色彩なので直ぐに目に付きます。


このお店のラーメンの特徴は、京都風醤油味の鶏ガラスープに背脂をふんだんに浮かせていること。


更に、お店のキャッチフレーズは「表面に背脂、中は澄んだ鶏ガラベースのスープなので、コクがあるのに口当たりはスッキリ!最後まで飲み干せるスープ」ということらしい。


また、麺はコシのある細麺をうたっています。

メニュー3   こちらがお店のメニュー。


もちろんラーメン主体ですが、コロッケ定食などの定食類もラインナップに加えられています。


来来亭”という店名で先ず頭に浮かぶのが、日本のラーメンの草分け(日本のラーメンの原点)とも言われる”来来軒(通称浅草来来軒)”の名前です。


明治43年に東京は浅草で創業し、ラーメン、シューマイ、ワンタン、天津飯などを提供して、どれも日本発祥店として知られています。


後継者に恵まれず、平成6年に世に惜しまれて閉店しましたが、ラーメン通には忘れることが出来ないお店です。


もちろん、こちらの”来来亭”さんは、名前が似ているだけで味は全く別物です。

ラーメン上4   さて注文したのは”ラーメン”600円で、味玉のトッピング100円を加えたのがこの画像。


この”来来亭”さんのもう一つの特徴は、お店の至る所に張り出されていますが、「麺の堅さ、醤油の濃さ、背脂の量、一味唐辛子を抜くか否か、ネギの量、チャーシューの赤身・脂身」を指定できること。

ラーメン5   上のキャッチコピーの最後は「ただし「情熱」は抜けません!絶対にです!」と結ばれています。


最近のチェーン店らしい、店作り、キャッチコピー作り、店員の接客マナー作り、それらの総称としての店舗運営マニュアルのようにお見受けしました。

アップ6   こちらは、ネギだけを多めにと注文した”ラーメン”です。


ネギ多めを選べるといっても、ラーメンのスープの風味を損ねるほど”大盛り”に盛ってしまうなんて・・・


一体このチェーン店の、味の責任者はどれほどの味に対するセンスをもちあ合わせているというのか???


この事一事だけをとっても、このチェーン店のレベルを推し量ることが出来るというもの。


しかも、私のブログ友”乱 駆郎”さんのこのお店の記事、6月12日にアップされています。

それによりますよ、店内では「元気な声に混じって怒号も聞こえてきました。『チンタラ歩くんじゃねぇ!』とかいろいろと。しかも厨房ではなく、目の前で」と書かれていました。

そして次のように締めくくられています「『情熱は抜けません』っていうのと、怖い声と単語で””の前で怒鳴るのは違うと思います。履き違えてるとしたら直された方がいいと思います」と。

これが本当だとしたら(私はブログ友の”乱”さんを信用する)、このお店の店員だか店長の心は”ササクレ”だっている。少なくともサービス業に従事するべきではない。

正に”言語道断”です。このチェーン店マニュアルに万が一”サービス”の項目があるとしたら、”サービス”というものの本質が理解できていないということを意味します。


サテ、気を取り直してスープを啜ってみました。「辛い!濃い!」喉の奥が痛むほどの辛濃いさです。


これを飲んだとき、とっさにこのチェーン店の本部は関東で、関西の味のマーケティングを誤ったな!って思いました。


ところが、調べてみると本部は滋賀県。味の基本は関西圏のはずです。


豚の背油がスープの表面を覆っています。


お店のキャッチコピーにある「表面に背脂、中は澄んだ鶏ガラベースのスープなので、コクがあるのに口当たりはスッキリ!最後まで飲み干せるスープです」は・・・ドーナットルン???

麺7   麺は細麺でスープによく絡む。(個人的にはあまり絡んでほしくない、絡んだら麺が辛くなりすぎるから)


スルスルといける、うん、これは間違いない。でも、大量のネギで、麺まで中々届かない。


麺に届いたころには麺が延びている。


でも、店内は客で溢れている。


中予の客は、好奇心が強い。愛媛初進出などと聞くと、直ぐに行列を作る。


でも、”愛媛人の味覚”について検討された跡は微塵も見られない、本部のマニュアル通りの味。


はてさて、この客の群れ、何時まで付いてきてくれますか?

チャーシュー8   チャーシューは赤身。


油が付いていないから、言わばパサパサに近い。豚を煮て、油を削ぎ落としたらこういう味になるのか?


スープを三分の二程残して、出された水を全部綺麗に飲み干してやっと食べ終えた。「フーー、水が美味しい!」っと思いながら。

大食い9   食べ終えて、ふと隣を見た。


ワタシよりひと回り大きいサラリーマン風の若者が食べ終えたところだった。


ウッ!!」と声が詰まった。


ラーメンの大盛りと、白身魚フライ、大盛りのマヨネーズ、ライス、そして”特保”とテレビで宣伝している”黒烏龍茶”が並んでいた。


この男、横目で見ていると、大盛りのラーメンと、店員にわざわざ持ってこさせたマヨネーズを皿に自分でブチョーっとぶちまけて、白身魚フライにタップリ塗りつけて、それらをおかずにご飯を食べていた。


全て食べ干して勘定に向かった。

黒ウーロン茶10   「脂肪の吸収を抑える!」というキャッチフレーズの”サントリーの黒烏龍茶”の空いたボトルが、食べ散らかしたマヨネーズ皿の奥に鎮座していた。


そういえば、このチェーン店を運営している会社、主要取引業者の中にサントリーの名前が・・・・


これって、テレビのCM通り・・・・


CM通りに生活している人がいるんだ!!


ため息を漏らしながらお店を後にした。




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「手打ちうどん 福磯」・「愛媛グルメ紀行」 324

今日は、県道松山港線沿いの古三津2丁目にある”手打ちうどん 福磯”さんをご紹介しましょう。



場所は、中央通りから海の方に向かい迎賓館があったところを降りてきてファミリーマートとふるみつ食堂がある交差点を北に上れば直ぐに道路の右手に見えてきます。

看板1   新しい県道沿いのこの看板が目印です。


駐車場はお店の前に6台~7台、それに手前の第二駐車場を含めると優に20台は停められます。


それだけ、お客さんが集中することを想定しているということです。

玄関2   お店の名乗りは”手打ちうどん”とありますが、昇り旗にはうどんの他に定食や”ラーメン”まで。


三津地域の一種の街の食堂的な位置取りなのでしょう。


玄関の雰囲気からは、このお店の特徴がつかみ取れません。

店内3   店内は広く、カウンター席やテーブル席、更には小上がりの席まであって、正午には概ね6割の入りでした。


ただその客層の広いこと、作業着の人から地域の老夫婦、はたまた制服姿の若い女性から郵便配達途中の職員まで様々。


制服姿の若い女性が一人で笑顔でカウンター席に着くと、厨房の中から女将が「アレー、〇〇ちゃん久しぶりやねーーー、余り来んケン、モー、結婚したんかと思とたんよー」と声を掛ける。


「アハハハーー、おばちゃん、そうやナインヨー!残念やけど、結婚って相手がおらんのヨー」と会話がはじける。


みな、自分の家に帰ってきたようにリラックスして食事を楽しんでいる。

メニュー4   それらの心地よい会話を聞きながらメニューを見た。


このお店は”手打ちうどん”がウリのお店。


うどんのメニューに目が行く前に”鍋焼きラーメン”の手書きメニューに目が留まった。


「この鍋焼きって・・・・・うどんのこと???」と女将に目を向けると。


「いや、ラーメンよ!」と一言。


「え?うどん屋で”鍋焼きラーメン”って???・・・」と口ごもった。


カウンターで向かい合った女将「ソーヨ、お客さんのヒョーバン、エエンヨー!」と自信満々。

らーめん5   元々、”手打ちうどん”が名乗りの店なので”釜揚げうどん”を注文するつもりでお店に入った。


ところが上の女将との会話に誘導されるように「そ・・・それ、お願いします!」って言ってしまった。


実は、鍋焼きラーメンにいい思い出はない。


今年の4月9日に、このシリーズの264番目のお店として紹介した”ラーメン工房 夢来人(むらびと)”さんで、ラーメン屋さんが出す”鍋焼きラーメン”を食べた、美味しくなかった。


しかも、そのお店、今はもうない。”テナント募集”の看板が上がっている。


ラーメン屋さんが出す”鍋焼きラーメン”がダメだったのに、うどん屋さんが出す”鍋焼きラーメン”って・・


不安が募っった。

ところが・・・・・と こ ろ が なんです。

らーめん6   外見は、上から見ても横から見ても、更には鍋を覗き込んでもどう見てもこれは”鍋焼きうどん”にしか見えないんです。


「・・?・・?・・?・・」ますます頭は混乱してくる。


もともと”鍋焼きラーメン”とは、高知県須崎市の一種の郷土料理に近いもの。


須崎市の”谷口商店”(今はもうない)さんが戦後考案し、平成になって商工会議所や須崎市役所がご当地グルメとしてキャンペーンを張って売り出したものです。


硬めの麺に鶏がらスープを”土鍋”で煮込んだものに鶏肉やネギや生卵、すまきなどを麺と一緒に煮込んだもの。


このお店のものの外見は、このお店が”鉄鍋”を使っていること以外は須崎の”鍋焼きラーメン”にそっくりです。

小皿7   鉄鍋が熱いので、小皿に小分けして食べてみた。


「・・・・・・・・えーーーー、美味しい!!


麺は熱でふやけない粘りのある適度な硬さの麺を使ってある。


ラーメンの麺以外は、完璧な”鍋焼きうどん”のそれ。


鶏肉ゴロゴロ、カマボコ、ワカメ、刻みネギ、生卵、山菜、タケノコ、そしてムキ海老一尾。


「これは、ラーメン用に作ったスープですか?」と女将に訊ねた。


「何イヨーン、うちはうどん屋やし、ラーメンは和風ヨー、ヤケン、スープはうどんと同じヨー!」っと。


道理で、鍋焼きうどんの味だと思った。でも、こ れ が 妙に”美味い!


須崎の鍋焼きラーメンとも明らかに違う、このお店のオリジナル。


今はもうない、ラーメン屋が作った”鍋焼きラーメン”など、このうどん屋が作った”鍋焼きラーメン”に比べると足元にも及ばない。

麺8   こちらがその麺。ムッチリしていて熱に負けていない。


実に不思議な体験をした。シリーズも320回を越えたけど、これまで経験したことがない味に出会った。


「ウーーーーン、これは美味しい!不思議やけど旨い!」と唸っていたら、女将がそっと店主にそれを伝えた。


すると店主が「フフフッフ・・・」と素敵に微笑んだ。


これは是が非でも、今度はこのうどん屋の”うどん”を食べに来るしかない、そう思った。


店内では、客と厨房の会話と笑顔が絶えない。


一人で座ってうどんを食べていた客が「ワシなー、こう見えてもなんよー。ドMなんよー、ヤケン、皆に馬鹿にされるとフフフ・・・ウレシューて・・」っと。


「エーーー、ホーナン???そうは見えんけどーー」と店の看板娘。





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「新中国料理 丸坊主」・「愛媛グルメ紀行」 325

今日は、通称中央通り(県道松山港線)沿いの久万ノ台にある”新中国料理 丸坊主”さんをご紹介しましょう。


場所は、松山聖陵高校の道路を挟んだ向かい側です。

玄関1   赤地の看板に黒い丸、白い文字で店名が大きく書かれていますので、ここにお店があることは車で走っていても直ぐ分かります。


ところが、このお店が実は中華料理店であることは、注意深く観察しないと分かりづらい。


お店は、カラフルなバンダナを頭に巻いた店主が厨房にいて、後はお手伝いのお年を召したご婦人がフロアー係りをやっておられます。


その店主のバンダナの下が”丸坊主”かどうかは切り出しにくい雰囲気だったので聞き漏らしました。

店内2   こちらが店内カウンターの様子。


この長いカウンターの他に小上がりも幾つかあって、中位の規模のお店です。


それをお2人で切り盛りとなると、お客さんが詰め掛けたら大変です。

猫3   カウンターの上では”可愛い子猫”ちゃんがお客さんを出迎えてくれます。

メニュー4   さてメニューです。


お店の”名乗り”が”新中国料理”とあります。


ランチメニュー”を見る限りでは、どこに””と名乗る理由があるのかはうかがえませんでした。


そこで、何となく”エビチリランチ”を注文しました。


ランチメニューの殆どが”ワンコイン”の値段設定で、消費税込みで表示されています。


”エビチリランチ”を注文した時、”ランチタイムサービス”と銘打ったサービスメニューがあったので「”杏仁豆腐”もお願いします」と注文したところ。


フロアー係りの女性(ワタシの母親年代?)が「・・・・・・・・」と凍った。

エビチリ上5    「・・・・・・・”杏仁豆腐”はあいにく出てしまって無いんです・・・・・」と、搾(しぼ)り出すように答えた。


「え?出てしまった???、ワタシはその日、このお店では一番目の客・・・・」と、心の中で呟いた。


そのやり取りを見ていた厨房内の店主、フロアー係りのおばさんが注文を通すため厨房に入ると、おばさんの耳元で囁(ささや)いた。


「コーヒーの準備しといてや!」と。


するとおばさん、「え?コーヒー・・・・ユーテ・・・アイスコーヒーよ?」と首をかしげた。


「そのアイスコーヒー、もうナインよ!」と、怒ったようにささやいた。(ここが難しい、怒りながらささやくには芸がいる)


ワタシはこのお店の開店時刻、御前11時30分ちょうどにお店に入った、暖簾を上げた店主の後ろに続いて。


要するに、105円の”ランチタイムサービス”のどれ一つ、”ランチタイム”に準備ができていなかっただけ。


前途多難な幕開けとなった。さっきの””がこれらを見て微笑んだ。(ような・・・・・)

セット6   さて、気を取り直して”エビチリ”を見た。


「あ・・・・アレ?・・・・”エビチリ”はどこ? エビ君・・・・ど こ に 隠れたの?」って呟いた。


この日は、お店の人もワタシも”呟(つぶや)き”がよく出る。


で、ああソーカ・・・・・っと気が付いた。


チリソースの中をレンゲですくってみた。

エビ7   あった!、エビ君がいてくれた。


普通イメージする”エビチリ”とはかなり様相を異にする。


ああ、なるほど、これが”新中国料理”なんだ!と、ここで初めて得心した。


で、超小ぶりのエビ君を食べてみた「ン・・・・・・結構いける!」だった。


チリソースも適度な唐辛子のピリリが効いている。


サラダだって、野菜切りたてのパリパリ。スープは徹底的に薄い


スープの中には卵白が入っていたけど、スープ自体に味がしない(あまり)。

揚げ餃子8   2個付けられた”揚げ餃子”も美味しかった。


準備不足もあった、スープも味が薄かった


エビチリのエビは8個入っていたけど、その中の何個かのエビは噛むと、少しジャリジャリ感があった。


これはエビの”背わた”取りという下準備が少し欠けていたのか?


でも、デモ、”ワンコイン”でこれだけの料理を出していただける。味だっていい!


このシリーズで6月15日に312番目のお店として紹介した”うどん屋どんべい”、同じく25日に318番目のお店としてアップした”太養軒”など。


冷凍⇒解凍”のこれらのお店(間違っていたとしたらゴメンなさいですが・・・)は、このお店に一度食べに来ていただけるとありがたい。


丁寧に手作りで懸命に作って、同じワンコインでランチを出しているお店があることに気づいてほしい。


「ご馳走様でした」と、こちらも丁寧に挨拶してお店を後にした。


もう直ぐ、夏本番だ。




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「再訪2 春光亭」・「愛媛グルメ紀行」 326

愛媛グルメ紀行”シリーズを書き始めて、5月30日で300号を越えました。

このシリーズを書き始めたのは昨年(2011年)の1月24日、一番目のお店は平和通にある”梁山泊”さんでした。

そして300号を越えた現在”再訪シリーズ”を始めまして、その第一店目が6月8日にアップしたスパゲティー専門店の”フォンターナ”さんです。

今日は、その”再訪シリーズ”の第二店目のお店として”春光亭”さんを再度ご紹介しましょう。

実はこのお店、先月の11日にシリーズ308番目のお店として採り上げたばかりです。「再開 春光亭」・「愛媛グルメ紀行」 308

看板1   でも11日のアップの最後で書きましたように、このお店の”らーめん”を食べ終えた瞬間、再度訪問して、早く早くまた食べたいと思ったのです。

お店の場所は、6月11日に書いたばかりです。

この画像は、国道33号線の”愛媛ダイハツ販売井門店”前の中央分離帯から南の方向にお店の看板を撮ったものです。

メニュー3   このお店のメニューは、基本的にはたった二つだけ。

前回は”汁そば”を頂きましたから、残りの”肉そば”を頂きたいと早々に再訪することになったのです。

2回目の今回は、出来れば店主さんと少しお話をしたいと、開店時刻の御前11時の5分前にお店に駆けつけました。

この早い時間帯なら、少しは店主さんにお話をお伺いすることが出来るだろうと考えたのです。

ところが、現実はそう甘いのもではありませんでした。

このお店、2年9ヶ月振りに再開したばかりと言うのに、開店5分前には既に一人のお客さんが開店を待っておられました。

そして5分待って、午前11時丁度にワタシと先客がお店に入った後、ものの20分もしない内に狭い店内は満席になってしまったのです。

皆さんが、このお店の再会をどれほど待ち望んでおられたかを示すものだと思いました。

告知4   概ね20人も入れば満席になる狭い店内に、店主のただ一つの”こだわり”を書き示した紙が、控えめにカウンターの前に申し訳ないと言いたげに貼ってありました。

最近出来ている”ラーメン店”は、「〇〇産の小麦粉を使っています」とか、「チャーシューは△△産の豚を手作りで」とか、「醤油は□□醤油店から取り寄せています」などど、恥ずかしげもなく”大書”した大きな看板をお店の内外に掲げてあるお店が増えました。

それを横目で見てお店の前を通り過ぎる度に、こちらのほうが気恥ずかしくなります。

そういうご時勢に、この店の気恥ずかしそうな、控えめな告知紙、店主さんの気性がここに現れているようで微笑ましくなります。

肉そば   今回注文したのは”肉そば”と”煮玉子”で、お値段は850円+100円の計950円です。

たかが”ラーメン”に950円も・・・・高すぎるではないか?とお考えの方も多いと思います。

でもワタシはこのお店の”らーめん”、それでも安すぎるのでは?と思います。他のお店ならワタシも間違いなく「高い!」っと思うでしょうが。

それで、これが”肉そば、煮玉子入り”です。

ここで初めて気が付いたのは、前回頂いた”汁そば”とほぼ同じだったということ。

違いは、具材のチャーシュー代わりに入れられている”鶏肉”(部位は胸肉だと思いますが)の量が違っているだけでした。

”汁そば”には、それが3切れ投入されていましたが、この”肉そば”にはその3倍の量が投入されています。

肉そば6    ”鶏肉”が器を覆い、麺がほとんど見えない状態です。

ただし、”胸肉”だと思ったのはワタシで、実は鶏の別の部位かも知れません、違っていたら素直に「ごめんなさい」ですが。

前回書きましたように、このお店の”らーめん”の命はこの透明感に満ちた香気高い”スープ”にあります。

これはワタシの素人想像ですが、店主さんはこの”高級お吸い物”に近いものに更に香りとコクを加えた、一種の”芸術品”とも言える”スープ”に合う具材を徹底的に研究なさったに違いない。

普通に”チャーシュー”を入れたのでは、このスープには合わない。

鶏肉でも淡白な味の”胸肉”が一番合っていると考えられたのでは。で、それが大正解だった!

その結果、鶏胸肉は蒸されたのか湯掻かれたのか、その調理法は素人のワタシには分かりませんが、鶏胸肉が本来が持っている味を損ねないように調理された。

また、香りが強い刻みネギは選ばず、瑞々しいパリパリ感の残った”ミズナ”を選ばれた。

それらの選択を経て、店主さんが作り出したこの香気溢れる”らーめん”を、スープと麺と具材がお互いに力を合わせて支えあっている”芸術品”が完成した。

麺7    ””だって、このスープに合う麺を徹底的に試行錯誤されたに違いない。

だからカンスイを極力抑えた結果、限りなくうどんやきし麺に近い麺になったのではないか。

特性の”平打麺”が、気品に溢れたスープによく絡んでいる。

このスープには、間違いなくカンスイタップリの中華麺は合わない。

この”らーめん=そば”に、無神経に胡椒など入れてはいけない。

麺の煮方が柔らかすぎると思う方も、ここは黙ってこの麺を味わっていただきたい。

煮玉子8   こちらがトッピングした”煮玉子”です。

黄身の中心部は半熟なので、トロトロに濃厚です。

黄身が柔らかいほうが好きな方は、スープを一口啜った後は、迷わず”煮玉子”に取り掛かるべきです。

逆に、黄身がやや固めがお好きな方は”らーめん”を一通り食べ終えた後に、徐(おもむろ)に煮玉子に取り掛かればいい。

ササミ9   こちらが先ほどご説明した”鶏胸肉”です。(胸肉ではなかったらゴメンなさい)

厚めで、しかも大振り。ほのかな甘さを感じる、実に上品な味です。

これでないと、このお店の”そば”には似つかわしくない。

完食10   じっくり味わって完食しました。

さて前回アップしたときに、最後に書いた「忠告」です。

つまり自分が食べ終えたときに、店主にお勘定を告げるタイミングのことです。

忙しく”らーめん”作りに没頭している店主が、注文されたものをお客さんに出し終える瞬間まで静かにタイミングを待っていただきたいと書きました。

当日、食べ終えたワタシはその時を待っていました。

その間に先頭でお店に入って食べ終えた青年は、店主がらーめんを作っている最中に「お勘定!」と言って立ち去りました。

でもワタシの横に座った客、ワタシと同様に静かにそのタイミングを待っているではありませんか。

心優しき同志に、密やかに心の中で拍手を贈りました。

その彼が勘定を終え、そしてワタシが勘定をしようと立ち上がると、店主がワタシの耳元で囁(ささや)きました。聞き取れるか聞き取れないほどの声で。

「お勘定、待っていただいていたんですね。何時もありがとうございました」と。ワタシはこのお店に2回しか通っていない。

ワタシも静かに囁きました。「ゆっくり、じっくり・・・やってね。そして楽しんで」と。

そして足早に車に向かいました。

既に涙目になってしまったワタシの顔、店主に見せて変なプレッシャーだけは与えたくなかったから。



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「今治市玉川 うどんの里 やまびこ」・「愛媛グルメ紀行」 327

今日は、今治市玉川の国道317号線沿いにある”うどんの里 やまびこ”さんをご紹介しましょう。


場所は、合併前の玉川町庁舎、今の今治市役所玉川支所前にあります。


このお店がこの場所に開店して15年~16年ですが、頓田川沿いに丹原に向かう街道沿いの宮ケ崎にある同じお店は20年近い歴史があるといいます。

玄関1   こちらがお店の玄関です。


今治から松山を結ぶ国道317号線沿いの”うどん屋”さんは、石手川ダム以降ではここだけなので、昼時は混雑しています。


山の中の町ですが、どこからこれだけの人が集まったのだろう?と思う程です。

店内2   まあ、この店内を見てください。


客層も実に様々です。


一番多いのは作業着姿の現場関係者の方々。それと、家族連れや女性グループなど。


うどんと丼物をセットでとって、豪快に平らげています。

メニュー3   うどんメニューは、おおよそ他のうどん店にあるものはほぼ網羅されています。


選んだのは、メニューの中で一際大きい文字で”大好評”と書かれている”カレーうどん”を。


”カレーうどん”のメニューの下に「だし入りカレーうどん」と書かれています。


この意味、分かりますか?


実は、以前このお店で「だしなしカレーうどん」を食べたことがあります。


それは、うどんを湯掻いて器に投入し、その上から”カレーライス”用のカレールーだけが掛かっているというもの。


食べられる代物ではなかった。

石鍋うどんメニュー4   このお店のメニューの最大の特徴、他のお店では先ずお目にかかることのないメニューが上の画像です。


このお店、”韓国風石鍋チゲうどん”や、”韓国風チゲ鍋うどん”、更には”冷やしジャージャーうどん”など韓国風うどんメニューが用意されています。


それは、かつて(今もいらっしゃるかも知れませんが)韓国の方がこのお店で働いていて、その彼のアイデアから生まれたとお聞きしたことがあります。

カレーうどん上5   さてこちらが注文した”カレーうどん”で、お値段は700円(内税)です。


副題に”だし入り”とあり、更にその副副題に”肉・玉子入り”と表示する念の入れようです。


このお店の一種の看板メニューなのです。

カレーうどん6   で、”カレーうどん”をつくづく見た!



「アッ・・・・・今は・・・・真夏だったんだ!」に・・・気が付いた。


シマッタ!」と思ったときはもう遅かった。


猛烈なカレー辛さの香りが一気に鼻腔を襲った。

アップ7   「ウッ・・・」と一瞬息が詰まった。


カレーの辛さの元は、赤唐辛子、青唐辛子、胡椒、マスタード、アジョワン、生姜、ニンニクなど、この世で辛いと思われるものをブレンドしたもの。


この中では、唯一”日本辛いもの代表”の”山葵(わさび)”だけが選考に漏れているだけ。


だからインドの方たちは、私たちが胃痙攣を起こしそうな辛さのカレーは平気でも、刺身につけた”わさび”には卒倒するほどもだえ苦しむ。


つまり、カレーは”辛いものオリンピック”のチャンピオン達の集(つど)いなのです。


ワタシのブログ友の”乱”さんには、決死の覚悟で挑んでいただきたい、しかも真夏に。

麺8   そのカレーを無謀にもチョイスしてしまった・・・。


バスタオルを持参すべきだった。


もちろん、15年もの間多くのお客を、この山の中で集め続けるお店、うどんが不味いわけはない。


でも、デモ、デモ・・・・唯ひたすら”暑い!!

残った9   これをスープごと全部平らげろ、というのは一種の拷問かも知れない。


悶えながら、何とかここまで漕ぎ着けた。


誰も、タオルは投入してくれなかったので自ら”投了”を申し出た。


「勝負あった!カレーうどんの華麗な勝ち!!」っと。




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「コンデジで捉えたマクロ(接写)の世界」 9

今日と明日は、例によって西予市野村町の実家の庭での”コンデジで捉えたマクロ(接写)の世界”をお届けしましょう。


「また、虫カ~・・・・」と思われる方も多いでしょう。


でも、ワタシは不思議に実家の庭に立つと童心に戻れるのです。


高校の時から松山に出て、実家を離れていますので実家の思い出の大半は小学生低学年の頃のこと。  

カメムシ2   ところが、父が先月の16日に90歳の生涯の幕を閉じるまでは、毎月2回、父とレストランで”ヤキニク”を食べる習慣が3年間続いていました。


しかし先月父を亡くした今、郷里には父も母ももういません。何時も実家の庭で写していた”マクロの世界”も、これからは回数が減るかも知れませんね。


画像は一般的には”カメムシ”と呼ばれますが、種類が多いので具体的には何カメムシという特定は、今のワタシの知識では出来ません。


強い異臭を放つことから、この辺りでは”ヘクソカメムシ”と呼んだりします。

コガネムシ3   こちらの画像は”コガネムシ”です。


この種も、細かく種類が分かれていますので、何コガネムシと断定することは出来ません。


光沢の美しい昆虫の代表ですね。


日本童謡のゴールデンコンビである、作詞:野口雨情、作曲:中山晋平の童謡に”黄金虫(コガネムシ)”があります。


『黄金虫は 金持ちだ  金蔵(かねぐら)建(た)てた 蔵建てた  飴屋(あめや)で水飴 買って来た』と、一番は歌います。

カタツムリ4   さて、この画像は何に見えますか?


緑の蛇腹のカーテンの上の中空に浮かび上がっているように見えるもの。


そうです、”カタツムリ”です。


光の加減で、見方によればエジプトのピラミッド内部の壁画に見えませんか?

銀蝿5   こちらの”ハエ”はピントがやや甘いのですが、金属光沢が綺麗なという特徴を持つ”キンバエ”です。


このハエを見て、これは”ギンバエ”ではないか?と思われる方もいるかも知れませんが”ギンンバエ”という種のハエはいません。


”ギンバエ"は、横浜辺りにはひょっとして生息しているかも・・・・・(古い!)

ハエ6   こちらは、”蠅(ハエ)”たちの”愛の行為”。


別に”覗き見”の癖があるわけではありませんが、偶然に現場を目撃してしまったのです。


愛し合っていたお二人さん、”ゴメンネ!

カマキリ7   今日の最後は、葉の表側でかろうじてぶら下がっている”カマキリ”です。


ただし、まだ独り立ちしたばかりの赤ちゃんです。


懸命に両手を合わせて拝んでいました。


誰に何を拝んでいたのでしょう?



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「コンデジで捉えたマクロ(接写)の世界」 10

今日も昨日に続いて、西予市野村町の実家の庭(庭と言うより、「雑草園」と言ったほうが似つかわしい)の風景をお届けします。


愛媛に住んでいれば、どこにでも見ることができる光景ですが、但し見る気持ちになって見ないと気が付かない光景です。

ドクダミ1   こちらは実家の裏庭に咲いている”ドクダミ”です。


ドクダミの葉は、ベトナムでは”香草”として、中国では”薬草”として利用されています。


日本では、やや匂いがきついので春先に葉を”山菜天ぷら”の材料として使ったりしていますね。

ビョウヤナギ2   この画像と下の画像は、ともに”ビョウヤナギ”です。


中国原産で、雄蕊の多さと目立つ長さが特徴ですね。

ビョウヤナギ5   種を遡っていけば、”椿”の仲間です。


美容柳と、漢字を当てることもありますが、花弁が美しく葉が柳に似ているからでしょうか。

蜘蛛4   実家の”雑草園”の最後は、”蜘蛛”たちです。


何れも、種名は分かりません。


こちらの蜘蛛は、椿の葉の裏側にしがみついて獲物を待ちます。もっと楽な待ち伏せの方法だってあるでしょうに、椿の葉にしがみついています。

蜘蛛5   こちらは、放射線状の蜘蛛の巣をしっかり張って、その中心で自分の縄張りを守っています。


「ここから先は一歩も通さぬ!通りたければ通行税を払え!」と、威張っている。

蜘蛛6   この蜘蛛は、一番最初にご紹介した”ドクダミ”をテリトリーとしていて、蜘蛛の巣を張りません。


手足が鋭い毛で覆われれいて、まるで”棘蜘蛛”のようです。


正式な種名は”ササグモ”だと思います。


動きはすばしっこく、自分より小さい餌となる虫たちを辛抱強く待っています。

蜘蛛7   最後は、やや”メタボ”な蜘蛛です。


この蜘蛛は蜘蛛の網を張り巡らせて、のんびり風に吹かれながら獲物が網にかかるのを待っています。


割と高い位置で巣を張りますから、天敵に狙われやすいというリスクを背負っています。


ああ、ピントが随分甘い!・・・・・写真、下手やなー・・・・




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「今治 登泉堂」・「愛媛グルメ紀行」 328

今日は、今治市の松本3丁目にある和菓子屋の老舗”登泉堂”(とうせんどう)さんをご紹介しましょう。


今の店主は四代目で、このお店の開業はナンと”100年ほど前”の明治時代に遡るそうです。


今の四代目の店主さんから直接お伺いしたお話では、四代前(四代目の曽祖父・ひいおじいいちゃん)が、今治市桜井沖の”四阪島”で”甘味処 青野商店”を始めたのが”登泉堂”さんの起源だとか。

玄関1   そして、この地にお店を移したのは二代目。


二代目さんは、和菓子だけにとどまらず洋菓子やパンなどに挑戦したそうです。


こちらがお店の玄関です。


今は店頭に余裕がありますが、盛夏の季節には行列ができます。


行列の目的は、ほぼ全員が当代(四代目)が開発した”カキ氷”です。

ショーケース2   もちろん、本来は”和菓子屋”さんなので、この季節でも”蕨(わらび)もち”などがショーケースに並んでいます。


わらびもちなどは季節のものなので、季節によって甘いもののメニューは代わります。


ただ、ワタシは大人になって以降は”甘党”ではなくなりましたので、お伺いしたお目当ては”カキ氷”です。


しかも、このお店の”カキ氷”は、他のどのお店にも見られない独特の”カキ氷”なのです。


このお店の”カキ氷”を食べるため、わざわざ松山から今治に通い始めてもう何年になるのか。

メニュー3   このお店の”カキ氷”のメニューは多彩ですが、このお店に行かないと食べられないメニューは”いちご”系の3種です。


このお店の”いちご”系3種の特徴は、氷の上にかかっている”いちごペースト”にあります。


単なる”いちごシロップ”ではなく、”いちごそのもの”がカキ氷に回しかけられているのです。


そこで、ワタシが注文したのは”いちごミルク”で、お値段は640円(内税)です。

イチゴ上   どうです?この”いちごミルク”、見たことがありますか?



当代(四代目)は、春先に近辺の農家から”いちご”を大量に仕入れ、毎日毎日”いちごペースト”作りにいそしみます。



朝から晩まで、ただひたすらいちごに砂糖を加えたものを、煮詰める。



この”いちごペースト”を大量に冷凍保存して、夏季に限定して提供しているのです。

イチゴ5   ですから、食後にも、いちごのツブツブが口の中に残っています。


この濃厚な”いちごペースト”を惜しみなく”カキ氷”の上に乗せ、そのうえにミルクとシロップをタップリ廻しかける。


ですから、この”いちご”が提供できる期間は限定されていて、通常は5月の連休から始まり10月の初めには終わってしまいます。


今年は4月29日から提供を始めました。日曜日がお休みで、”カキ氷”の営業は正午から始まります。

イチゴ横6   この画像は、撮影に手間取っていて”カキ氷”がやや溶けかけた状態です。


食べてしまうのがもったいなく思います。いちごの濃厚な甘さに誘われて、唾液が自然に溢れます。


この”いちごミルク”はカキ氷を食べるというより、濃厚に煮詰められた”いちごペースト”を半解凍したものをいちごの中に盛られた氷で冷たい温度を保っておいて、そのまま食べるというものです。

イチゴ上アップ7   もう、眺めているだけで満足感が体を満たします。


真夏にフローズンのいちごをいただく贅沢さ。


江戸城に住まう”殿上人(征夷大将軍)”には、代々、加賀藩(今の石川県)が早飛脚を飛ばして献上品として”カキ氷”が届けられていました。


加賀藩には”氷室”と呼ばれるものがあって、そこから通常10日はかかる早飛脚を5日間昼夜を問わず飛ばしに飛ばして”将軍”に届けたのです。

横半分8   当時は”将軍”にしか食べられなかった”カキ氷”が、今では甘く濃縮された”いちごペースト”を丸まま掛けて食べられる。


これを”贅沢”と言わずして何と言うか。


この画像は、カキ氷の手前半分を崩しながら食べたところ。


”いちごペースト”は、カキ氷のほぼ中心部まで浸透している様子がお分かりいただけるのではないでしょうか。


これが美味しくない訳がないでしょう。感動を呼ぶ”美味し冷た”さです。


真夏には、遠く県外からもお客さんが詰め掛けます。


行列の最後尾に並んで、タップリ汗をかいて、そしてこの”いちご”にありつく。


頭の後頭部に”キーン”とした痛みを感じながらも、”いちご”の山を崩しながら味わう至福のひと時。

店主9   恥ずかしがりやさんの当代(四代目)さんが、やっと厨房から出て来ていただきました。


四代目さんの趣味は、麻雀、釣り、ギター、陶芸、野球、テニスなど多彩ですが、今では特に”陶芸”と”パン作り”に凝っているそうです。


100年の歴史を持つ”和菓子屋”さんに、自らの工夫で”いちごペースト”を掛けるという独自の”カキ氷”を開発開花させ、新風を吹き込まれた功労者です。


どうか、何時までも何時までもこの店頭で新風を絶やすことなく継続して欲しいと願わざるを得ません。


今や、今治だけではなく愛媛の近県にまで及んだ夏の風物詩、大切に大切に。




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「再訪3 闘牛」・「愛媛グルメ紀行」 329

今日ご紹介するお店は、昨年の1月26日にこのシリーズの3番目のお店としてご紹介した”闘牛”さんです。


このシリーズを書き始めた頃は、300店舗を超えることになるなどとは想像もしていませんでした。
「闘牛」 真っ当な「B級グルメ店」③

ですからスタートに当たって、とり合えず”今一番行きたいお店”から順番に紹介しようと考えました。


つまり、松山で唯一の(今まで47軒のラーメン店さんをご紹介してきた、ワタシの知りうる限り)”正統派東京ラーメン”を出す”闘牛”さんは、ワタシが最も足しげく通ったラーメン店さんで、同時に何度でも行きたいお店というわけです。

玄関1   こちらがお店の玄関。


場所は、1回目ご紹介した時のおさらいですが、久万ノ台の”県立松山盲学校”西側、国道196号線東側に面しています。


お店の名乗りは”自家製麺 中華そば”です。


東京では、”鶏がら”でとった透明な醤油味スープのラーメンを、多くの場合”中華そば”と呼ぶ慣わしがありました。


その”中華そば”という呼び名が、”東京醤油ラーメン”の正統派を意味していたからです。


東京ラーメンのメッカ、”荻窪”のラーメン店の多くは、透明で澄み切ったアッサリ味スープの”東京醤油ラーメン=中華そば”を出します。

店内2   久しぶりにお伺いしたので、少し早めにお店の入り店主さんとお話でもしようと思いましたが、この画像を撮った直後から客が増え、お話をお伺いするチャンスを逸しました。


もう一昔前になりますが、このお店がまだ花園町商店街にあった頃お店の移転新築計画が持ち上がりました。


その頃は今の仕事の前職の時代でしたが、縁あってお店の新築移転事業計画書をワタシがお作りました。


その移転計画は様々な理由で断念し、事業計画書は生かされることになりませんでしたが、そのことがきっかけで店主さんと知り合い、またこのお店の味に惚れ込んで常連客となった経過があります。

メニュー3   さて、メニューです。


このお店の看板商品と言えば、単に”ラーメン”と表記されている”醤油ラーメン”と、鶏モモ肉を丸ごと一本使った”鳥そば”でしょう。お値段はそれぞれ内税で450円と600円です。


この値段については、味といい内容といい、最近”雨後のタケノコ”のように出現している新興ラーメン店群なら、平気で650円と850円の値段設定になるメニューです。


そしてこのお店の隠れたる名品は、当日注文した”つけそば”、お値段600円です。

つけそば上4   こちらが、その”つけそば”です。


最近でこそ、こういう”つけそば”や”つけ麺”が一種のブームになっていますが、このお店はそういう世間の喧騒に関係なく、昔から淡々とメニューに掲げていらっしゃいます。


このお店の場合、”つけそば”は麺が二玉入っています。


それと”つけ汁”の量も多目です。

つけそば5   ”つけそば”がテーブルに供せられると、”つけ汁”のやや酸味の効いた鶏がらスープの香りが、先ず鼻腔に届きます。


「お・・・おほ・・・ホッ・・・」と、思わず声がこぼれる香りです。


そして、次に””のカンスイと小麦の強い香りが届きます。


小麦粉とカンスイが出会うと、小麦粉はどう変化するか?


カンスイが小麦粉のグルテン(たんぱく質)に作用し、フラノボイド効果で麺が黄色く着色していきますが、その変化の中でカンスイのアルカリ性が、一種のアンモニア臭となって麺の味を決めていきます。

つけ麺6   どうです!この黄色く発色した麺。


フラノボイド効果は、麺のコシを作る作用もあります。


つまりシコシコの、コシが強い麺となるのです。


この”闘牛”さんは、小麦粉を独自にブレンドし自宅で製麺しています。


言わば、このお店は”麺のプロ”なのです。

つけ汁7   ”つけ汁”は、普通のお店の”つけ麺”に比べてやや多目。


ワタシの持論ですが、”ざるうどん”、”釜揚げうどん”、更には各種”つけ麺”(このお店の場合は”つけそば”)のつけ汁は、麺を食べ終えた後はそのまま汁を啜って食べ終えることが基本だと認識しています。


ところが、ほとんどの”うどん屋”さんや”ラーメン屋”さんのつけ汁は、麺を食べ終えた後そのまま汁を飲み干せるお店はありません。


圧倒的多数のお店のつけ汁(あるいはつけタレ)は、濃すぎて飲み干すことは先ず出来ません。


麺は、多くの場合水でしめて出されますので、食べ始めは当然”つけ汁”はやや濃く作ってあります、それはどのお店でも同じ。


そして、”つけ汁”が麺を食べ進む内に水分で薄まっていきます。


麺を食べ終えたとき、残った”つけ汁”を何も加えずに飲み干せる濃度まで落とせるかを、厳密に計算できるお店だけが、何も加えず、何も引かずにそのまま飲み干せる”つけ汁”を出せるのです。

店主10   このお店の”つけそば”の”つけ汁”がまさにそれに当たります。


この名品を作り出したのが、画像の店主さん。


奥様と息子さんの3人で店を切り盛りされています。


ややピンボケで恐縮ですが、笑顔が素敵ではありませんか。


一種の名人ですが、何も驕ること高ぶることのない、ワタシと同じ”南予人”です。


”じゅんのつぶやき”に騙されたと思って、一度訪れてみて下さい。


最近の、ワタシに言わせれば”下品”な”魚粉”や”背油"などに頼り切った凡庸なラーメン店の味に毒された方には物足りなく思うかも知れません。


でも、”ラーメン”とは一体どういう食品であるのか?を問い直すことが出来る”ラーメン店”の原点にたつお店が、この”闘牛”さんなのです。



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「再訪4 カザハヤラーメン」・「愛媛グルメ紀行」 330

今日は”再訪シリーズ”の4店舗目として、今年の3月5日に”愛媛グルメ紀行”シリーズでアップした”カザハヤラーメン”さんを再度ご紹介しましょう。(「北条カザハヤ ラーメン」・「愛媛グルメ紀行」 239


このお店は”醤油ラーメン”一辺倒だったワタシに、”塩ラーメン”の素晴らしさ、美味しさを衝撃的に教えてくれたお店です。


ですから再訪シリーズを始めた時に、早く早く再訪したいと思ったお店の一つです。

玄関1   初めてお訪ねして、約半年振りの訪問です。


こちらがお店の玄関。


場所は前回のおさらい、旧の国道196号線(現在の県道湯山北条線)を北条市内に向かうと、粟井を過ぎて北条病院も更に過ぎた辺りの海岸側にお店はあります。


今年の8月で2年目を迎える、新進気鋭のお店です。老舗もいいのですが、こういう研究心に満ち満ちた若々しいお店もいいですね。既に堂々とした”名店”です。

メニュー2   お店の玄関ドアを開けようとして、ふと、玄関前の手書きに看板に目が釘付けになりました。


そこには、”冷製チャイナパスタ”の文字が。????状態になりました。


前回いただいた”旨こく味玉塩ねぎラーメン”の味にすっかり魅了されたワタシは、今度はどういう出会いがあるかを楽しみにやってきました。


ところが、その期待を裏切るかのような”チャイナパスタ”が3種用意されていたのです。(これは嬉しい裏切りだった!)


そして、その”チャイナパスタ”なるものの説明として「ラーメンとスパゲティーの小麦粉を独自にブレンドした新感覚の麺」とあります。

厨房3   否が応でも興味が一気に高まりました。


そのやや高ぶった顔で、「玄関に”チャイナパスタ”ってありますが、アレはどういうものですか?前回にお伺いしたときにはなかったように思いますが」と、フロアー係りの女性に尋ねた。


このお店はシェフの店主と、フロアー係りの奥様の2人でやっておられます。


すると、奥さん「ええ、一度お見えになりましたね!覚えています。その時はこちらにお座りになりました」と、カウンターの端を指差した。


「え?もうかなり前になりますよ、お伺いしたのは?」とワタシ。


すると厨房の中から店主が出てきて「美味しそうに食べていただきました。もちろん私も覚えています!」と微笑まれた。


「・・・・・・?・・・・・??・・・・?」「プロは凄い!」と呻いた。

パスタ鴨上4   そして店主が続けた「あれから研究に研究を重ねて、スパゲティーに限りなく近い麺を、それに合うラーメンスープで食べていただきたいと考えて作りました」っと。


同じような台詞を、今年5月29日に299番目のお店としてご紹介した”馳走革命 88”さんの店主さんが「イタリアンテイストのトマトソースで、中華麺を食べていただきたくて」と言われたことを思い出した。(この大胆な試みは、どうやらうまくいかなかったようですが)


更に店主が続けた「何度も何度も、麺を試作しました。そしてやっと満足できる麺が出来て、今度はそれに合うスープや具材を様々に試して出来たのが”チャイナパスタ”です」と。


そこで3種の中から”冷たいスープチャイナパスタ 合鴨チャーシュー入り”お値段780円(内税)を注文した、出てきたのが上の画像。

パスタ鴨5   確かにこれはもう既に”ラーメン”では決してない。


器も平皿の洋皿。パスタは自家製麺している。スパゲティーより太い”スパゲトーニ”より更に太くて、しかも平たい麺。


具材は、合鴨の燻製スライスと白髪ネギとミズナと刻みネギ、更にそれらの上に粉チーズがかなり多めにかけられている。(この粉チーズが全体の味のバランスととるのに重要な役割りを果たしている)


いままで全く見た事がない。スープを啜ってみた。・・・・・・上品で深みがあるスープは、ラーメンのそれとは明らかに違う、チーズの香りがなんとも言えずいい。

アップ6   麺をスープに絡めて食べてみた。


このお店の”塩ラーメン”を味わった時、ワタシは以下の様に描写している。


「”衝撃・感動”の味と出会った。スープを一口飲んだだけで、しばらく身動きが出来ないほどの感動の味。アッサリしているのに、実は濃厚なコクがあって、スープを含んだときに香る良質な”魚介”の出汁の旨み、丸鶏から取った深みのあるコクが絶妙に合わさっています」っと。


そして今回、その時を遥かに上回る衝撃を受けた。想像の範囲を遥かに超えた、和と中華と、そして洋の見事な調和。


店主は元々は中華の料理人。でも、その枠をもうとっくに飛び越えて、新しい自分の麺の世界を作られている。


唸りに唸った!「これは、コレハ、実に傑作・快作ですよ!よくもまあ、こういう新しい地平を開かれましたね!!」と。


「合鴨にはかなり塩が効いていますから、スープ作りに苦労されましたね」とワタシ。


すると「実はそうなんです。合鴨の塩味を殺さず、しかも、その塩味を計算しないとスープ全体が塩辛くなって食べられない。何度も何度も作り直しました」と店主さん。


それらのやり取りを、この北条出身の奥さんが笑顔を絶やさず傍で聞いている、その幸せそうなお顔といったら。

麺7   「この麺は限りなくスパゲティーですね。実は私、松山で一番美味しいスパゲティーのプロを知っているのですが」と話すと。


「何と言うお店ですか?」と即座に反応があった。


「旧空港通りからちょっと北に入ったスパゲティー専門店の”フォンターナ”さん!」と、ここまでワタシが話すと、即座に「私、そのお店知っています」と店主。


「実は”フォンターナ”さんの近くで17年前に”三宝亭”という小さな中華料理屋をやっていたんですよ。お店には入ったことはないけど、場所は知っています」と店主。


そこで、「そのお店のシェフはスパゲティーの”プロ”です。お店がお休みの時に尋ねていって、”麺談議”をすれば、お互いにとって有益だと思うのですが」とご提案した。


即座に「行ってみます!」と笑顔で応えられた。

完食8   色々なお客さんが来店され、それらの注文をこなしながらの会話を続けながら、そのうち完食していた。


「こんなオリジナリティーに富んだ素晴らしい麺を、お店に埋もらせるのは余りにもったいない」とワタシ。


「余計なことかも知れませんが、お店の玄関を通るまで、このお店でこういう独自な麺が食べられるって、客は分からない、さらに玄関を通っても、あの手書きのメニューに目が行かない客だっているでしょう」と。


すると奥さんが「そうなんですよ!主人は自信作って言うんですが、中々知ってもらえなくて」と悔しそうな顔。


「せめて、道路から見えるように写真入の告知広告を掲げるべきですよ」とワタシ。


「それ、ぜひ検討します」とご夫婦。

製麺機9   帰りに、店内の玄関脇にある”製麺室”を見せて頂いた。


こちらが”自家製麺”している製麺機。ワタシが知っている範囲では、自家製麺しているラーメン屋さんは、昨日御紹介した”闘牛”さんなど僅か。


使用する小麦粉は、札幌市の「木田製粉株式会社の”氷月”」という北海道産小麦と、同じく江別市の「江別製粉株式会社の”好了”(ハオラー)」というラーメン専用の北海道産小麦を、毎日独自にブレンドして製麺しています。

店主10   こちらが店主さん。


どうです?この素敵な笑顔。


怒鳴り散らすお店からは美味しいラーメンなんて生まれません。


美味しいラーメンはこの笑顔が生み出すのです、ホンモノです!




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「御食事処仕出し めじろ」・「愛媛グルメ紀行」 331

今日は、国道56号線沿いの伊予市市場の伊予インターチェンジ前にある”御食事処仕出し めじろ”さんをご紹介しましょう。


このお店は、ブログ友の”乱 駆郎”さんの6月11の記事、”「めじろ」は安いメニューが目白押し!”という親父ギャグに誘われて取材したものです。

看板1   こちらが、国道56号線から見える大きな看板です。


伊予インター前の国道に面してのこの大きな看板、否が応でも目につきます。

玄関2   こちらがお店の玄関。


実はこのお店の最大の問題点は、この”立派”過ぎる建物・店構えにあります。


この看板と店構えを見ると、ほとんどの方は大きな割烹か仕出し屋さんに見えてしまいます。事実、お店の名乗りも”御食事処 仕出し”とあります。


ここで、このお店のミスマッチが始まります。


ほとんどの人は、店構えが”立派”過ぎると、そのお店の敷居が高くなってしまいます。


この店構えの中で、一体誰がこのお店が450円の中華そばを出していると想像できるでしょうか。

店内3   このお店ほど、店構えとメニューと言いますか、提供する食事の内容にギャップが大きなお店はないかも知れません。


この画像は、ある日の正午の店内の様子です。


随分と広々とした店内ですが、客はワタシと近所の会社のOL風の女性の2人だけでした。


このお店の前を、国道56号線が通っていたことがこのお店にとって良かったことかどうか。


実はこのお店、”昭和23年開業”で今年で”64年目”を迎える、伊予市きっての老舗なのです。


それが相次ぐ国道56号線の改修拡幅で、その64年の間に3度の移転を余儀なくされました。


その移転に伴う営業補償もあったのでしょう、お店はその都度新しく建て替えられ立派になっていきました。

メニュー4   終戦直後、このお店が開業した当時は町の食堂”大西商店”だったのです。


ところが戦後の日本が奇跡的回復を遂げ、高度成長期に機を合わせるように国道も拡張されてきました。


お店が、その国道拡張に合わせて綺麗に、そして立派になるにつれて店名もそれに相応しくと、”大西商店”から”御食事処仕出し めじろ”に変わったのです。


店名の”めじろ”というのは、伊予市の行政単位の一番小さい単位で、この辺りは”めじろ組”と呼ばれる地区にちなんで名づけられました。


行政単位で、市町村の下に””があって、それが今も残っている地区があります。


例えば、このお店の近くの”えひめ中央農業共同組合伊予支所”がある辺りは”北組”です。

中華そば5   お店と店名は立派になりましたが、お店で出すお料理・メニューは”大西商店”当時のままです。


今の店主さんで”四代目”です。


そこで、ブログ友”乱”さんご推奨の”中華そば”を注文しました、お値段は450円(内税)です。


何時も言うことですが、似ていても”ラーメン”では決してありません”中華そば”です。


今までご紹介してきた”中華そば”にカテゴリーされたお店は15軒、このお店で16軒目です。

中華そば6   戦後、日本の町の食堂に”中華そば”が取り入れられた経過は、それぞれのお店によって様々です。


このお店の”中華そば”は、まるで一般家庭に広がった”インスタントラーメン”勃興期のそれに良く似ています。


日清食品が日本で始めて発売したインスタントラーメンの草分けは”チキンラーメン”、世に出たのは昭和33年8月のこと。


この”インスタントラーメン”は、その後他の食品会社からも次々と新商品が発売され、日本津々浦々まで浸透していきます。


その、一般家庭への浸透に伴って、”インスタントラーメン”(袋物)には野菜が入っていない、栄養的に偏っているとの日本のお母さん方から声が上がりました。


そして、高校受験に励む子供達に栄養バランスのとれた”インスタントラーメン”として、袋物ラーメンに炒めた野菜や豚肉を追加したものが各家庭に登場したのです。

アップ7   このお店の”中華そば”は、まさにその系譜に属するもの。


ラーメンの麺は市販の中華麺、スープはお店こだわりの鶏がらから採ったアッサリ味の飽きの来ないスープに、具材はお約束通り炒めた野菜と豚肉。


野菜は、キャベツにニンジン、タマネギ、それに刻みネギ。


そりゃあ懐かしいはずです、”母の味”ですもの。

麺8   麺はカンスイの効いた、どこにでもある中華麺。


スープは、丁寧に心を込めて採られた鶏がらスープ、「ウフフ・・・美味しい、そして懐かしい」


このお店、ワタシより1年先輩。


「先輩!まだまだこれからですよ!」と、ひと声掛けてお店を出ました。




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「野村町 キッチン・ペピーノ」・「愛媛グルメ紀行」 332

今日はワタシの郷里、西予市野村町の洋食屋さん”洋食の店 キッチン・ペピーノ”さんをご紹介しましょう。


場所を言っても、ほぼ誰も知らないと思いますが、野村町の中心部にあります。


野村町と言えば”野村乙亥大相撲”(おといおおずもう)が有名ですが、その相撲大会が開かれるのが下の看板がある”乙亥会館”です。

看板1   野村町の”乙亥大相撲”については、西予市のホームページに詳しく乗っています。


以下にその要約を示します。


160年余りの歴史と伝統を持つ”野村乙亥大相撲”の起源は、江戸時代に起こった大火災を機に、愛宕神社に旧暦10月、乙亥(おとい)の日を選んで火鎮祈願相撲を行ったことだとされています。

乙亥会館2   この”乙亥大相撲”は、大相撲九州場所が終わってから2日間にわたって行われます。


プロとアマが激突する取組は全国唯一です。ですから日本相撲協会のプロの力士達が登場します。


この2日間は、野村町は盆と正月とクリスマスが重なったかのような賑わいを見せます。


今日ご紹介する”洋食の店 キッチン・ペピーノ”さんは、上の画像の”乙亥会館”の敷地内にあります。

玄関3   こちらがお店の玄関。


3軒の飲食店が入っている建物にあります。


野村町の町内では、多分唯一の洋食レストランではないでしょうか。

手形   店内には、野村町出身の元関脇力士”玉春日”関(現在は”年寄り片男波”)のサイン入りポスターが張り出されています。


その横には、”野村乙亥大相撲”にやってきて土俵に上がった大関の”稀勢の里”関と、同じく大関の”琴欧州”関の”手形色紙”が飾られていて、いかにも野村町のお店らしいではありませんか。

ランチメニュー4メニュー5     お店の入り口には”本日のランチメニュー”が手書きされています。


二つのコースが用意されていますが、ワタシはAと表示された”ポークステーキとマカロニグラタン”を選びました。


どちらを選んでも500円(内税)です。もちろん、シェフが客の目の前で料理をします。


業務用冷凍食材”を使って500円です!というお店などとは志(こころざし)の高さが違うのです。

ランチ6   こちらが当時のランチ。


ライスが少なめなのは、ワタシがそう注文したからです。


ちゃんと、目の前でソテーされたポークステーキから、ソースの香ばしい香りが立ち昇ってきます。

ランチ7   ポークは結構厚みがありますが、お箸で食べることができます。


付け合せのサラダも、冷たく冷やされていてレタスのシャキシャキ感がしっかり残っています。


この地に開業してもう直ぐ4年。


シェフは野村町のご出身で、主には松山の一六レストランで修行された方です。

ポークステーキ8   ポークには、甘辛く味付けされたタマネギを摩り下ろしたソースがかかっています。


お箸で切ることができる柔らかさでソテーされています。


しっかり味付けされているので、ご飯がすすみます。

ライス9   また、この”ライス”が美味しかった。


米の一粒一粒が立っていて、照り輝いています。


やはり、ランチでお米が美味しいとうれしいですね。



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「コンデジで捉えたマクロ(接写)の世界」 11

今日も先週の土日に引き続いて”コンデジで捉えたマクロ(接写)の世界”をお届けしましょう。


要は、この間、郷里に張り付いていた。


コンデジで、地面に這いつくばって息を止めながらシャッターを押す。


どういうシーンを切り取れたのかは、ダウンロードするまでは分からない。


それが、面白いといえば面白いところか。

コガネムシ1   アジサイの花の上でうごめいている”コガネムシ”を狙ってシャッターを切ったら、その横に小さな蟻も写っていました。


シャッターを押す時には気が付かなかった蟻です。

コガネムシ2   ”コガネムシ”の顔を撮ろうと正面に廻ったら、やっと彼と目が合った。


ただ、この”コガネムシ”は、右前足が根元から取れてありません。


ですから、スムースな動きが出来ないのです。何に、誰にやられたのか?

コガネムシ3   こちらは、上の画像とは別の固体の”コガネムシ”です。


雨模様に中で、目に前の葉に飛来してくれました。


ですから、まだ飛翔するための羽を硬い甲の下に仕舞い切れていません。


色合いは大変に綺麗なのですが、彼らが幼虫の時は草花の根をかじって食べる害虫でもあります。

とげ蜘蛛4   こちらは、トゲがあるのが特徴の”ササグモ”ではないかと思います。


蜘蛛の巣を作らず、葉の上を徘徊しています。


そして、獲物が近づいてくると、驚くほどのジャンプ力で飛び上がり捕食します。


実にすばしっこい蜘蛛です。

平蜘蛛5   こちらの、ペシャンとつぶれたような蜘蛛は”ヤミイロカニグモ”です。


お腹が蟹の甲羅によく似ていますね。


小さいので、つい見過ごしてしまいそうな蜘蛛です。

ウマオイ6   こちらの、葉の緑色の保護色をした足の長い昆虫は種名が分かりませんでした。


最初は蜘蛛の仲間の”ウロコアシナガグモ”かな?と思ったのですが、画像では長い触覚があります。


ですから蜘蛛ではありません。

トンボ7   この画像と下の画像は同じ固体のトンボで、種名は”ヨツボシトンボ”ではないかと思います。


なぜ同じ固体のトンボを並べたかと言いますと、上のトンボの画像は、カメラのピントが広い範囲に拡散しています。

トンボ8   ところがこちらの画像は、ピントが”ヨツボシトンボ”にピタリと合っているので、背景の緑の葉がボケています。


すると、この画像の方が奥行きが深く見えます。


コンデジでは、このピントを一点に絞ることが中々難しい。


たまに、こういうピントが決まった画像が撮れるから楽しい。

とかげ9   最後は、”トカゲ”です。


アジサイの花の上に、そっと登って来ました。


何を狙っているのでしょう。


でも彼の後ろ右足は、途中から何物かによって食いちぎられています。


自然界の食うか食われるか、”食物連鎖”の世界の厳しさの一端を垣間見た思いです。




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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 1

ワタシが現在も書き続けている”愛媛グルメ紀行”を書き始めたのは、平成11年1月24日が第一回。

そのシリーズが300店舗を越え、今は同時並行で”再訪シリーズ”も書いています。

ただ、過去に行った全てのお店を再訪することはありません。

そこで、過去の300店舗を振り返って、どういうお店であったのか?再訪するかどうか?再訪しないとしたら、それは何故なのかなどを書いてみようと思い立ちました。今日はその1回目です。

最初のシリーズ名は”真っ当な「B級グルメ店」”と言いましたが、途中で「B級」だと決め付けるのはお店に失礼ではというご指摘を受け、現在のシリーズ名にしました。

まず、第1店舗目は、11年1月24日、お店は萱町商店街入り口付近の平和通沿いのある中華料理店の”梁山泊”さんでした。(「梁山泊」 真っ当な「B級グルメ店」①

梁山泊玄関縮小   こちらがお店の外観です。

梁山泊尼崎チャンポン4縮小   ワタシが何時も注文するのは画像の”チャンポン”。

再訪はしません。なぜかと言うと、このお店の”盛り”は尋常ではないからです。今のワタシの胃袋では到底無理なので。味は大好きなのですが。


第2店舗目は、11年1月25日、三番町六丁目、花園町の電車通りを三番町通り西に入ったところにある”瓢太”さんでした。(「瓢太」 真っ当な「B級グルメ店」②

瓢太店頭縮小   こちらがそのお店。

瓢太1縮小   これが”瓢太”さんの超個性的ラーメンです。別名”松山ラーメン”の異名を取る、独特の甘さを持ったラーメンです。

もちろん、今でも大好きなラーメンです。でも再訪はしません。その理由は、このお店も百回近く行っていると思いますが、頼むのは何時も同じ”ラーメン”だけ。ですから、再訪しても意味がないのです。<注>その後、2013年12月19日に再訪しました)


第3店舗目は、11年1月26日、久万ノ台の「県立松山盲学校」西側にあります。国道196号線東側に面しています”純正東京ラーメン”を出す名店の”闘牛”さんでした。(「闘牛」 真っ当な「B級グルメ店」③

闘牛店頭縮小   これがお店の玄関。

闘牛ラーメン縮小   これが何時行っても注文する”ラーメン”です。食べ飽きない醤油味。

このお店は既に再訪し、7月10日に”再訪シリーズ3”としてアップしたばかりです。(「再訪3 闘牛」・「愛媛グルメ紀行」 329

この”再訪シリーズ”を書く難しさは、1回目の訪問とはどう角度を変えて伝えるかにあります。

メニューを変えて記述するだけでは、物足りないですものね!




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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 2

今日も”愛媛グルメ紀行”を振り返ってみます。

シリーズの4番目に採り上げたお店は、三津の”JR三津浜駅”駅前を南に下った一つ目の信号、北東角の”フジケンビル”1階にあるお好み焼き屋さんの”モダン”さんでした。昨年1月27日にご紹介しました。(「モダン」 真っ当な「B級グルメ店」④

このお店は、ワタシがグルメのシリーズを書き始めたことをいち早く知った三津の旧友に教えて頂いたもの。

モダン玄関縮小
こちらがお店の玄関。店主さんお一人でやっているお店でした。

このお店が提供するお好み焼きは”モダン焼き”と呼ばれています。

モダン焼4縮小
こちらがその”モダン焼き”。

店主さんに何故”モダン焼き”というのかお尋ねすると「出身地の大阪・岸和田では、これが”お好み焼き”というのです」という答え。

広島焼きに似ていますが、うどんやそばの入る位置が違います。”モダン焼き”では、薄い生地の上に別に炒めたうどんやそばが直接乗ります。そしてその上に大量のキャベツが乗り、更にその上に具材と生地が乗って両面を焼けば出来上がり。

このお店は再訪しません、理由は今のワタシではこの量が食べられないからです。


5番目のお店は、昨年の1月28日にご紹介しました。場所は、萱町6丁目、市内電車「萱町6丁目電停」近くにあるうどん屋さんの”どん”さんです。(「どん」 真っ当な「B級グルメ店」⑤

どん玄関縮小
こちらがお店の玄関です。

このお店の麺は独特です。やや細めんですが、手打ちです。艶かしい程の艶があります。

どんざる小縮小
何時も注文するのは、画像の”ざるうどん”、あるいは”釜揚げうどん”です。

このお店は近く再訪します。詳しくはその時に。


6番目のお店は、昨年1月29日にご紹介したうどん屋さん。それは、石手1丁目、石手川に架かる「岩堰橋」のたもとにある”水車”さんです。(「水車」 真っ当な「B級グルメ店」⑥

水車玄関縮小
こちらがお店の玄関。道後の”としだ”が閉店したあと、「松山うどん」を代表するお店だといっていいと思います。

水車鴨うどん1縮小
このお店の看板商品がこの”鴨うどん”です。

このお店のうどんも、松山うどんの典型で柔らかく優しいうどんです。

このお店は再訪します。詳しくはその時に。

こうやって振り返ってみると、最初のころは麺好きのワタシらしく”うどん屋”さんばかりでした。



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「野村町御食事処 葵軒」・「愛媛グルメ紀行」 333

今日は先週金曜日に続いてワタシの郷里、西予市野村町にある中華料理店”御食事処 葵軒”(あおいけん)さんをご紹介しましょう。


週末と週初と、続けて野村町のお店を採り上げるのには理由があるのですが、それは置きましょう。


このお店、ワタシの中学校時代の同級生の女性が嫁いでいるお店。

玄関1   しかもこのお店のご主人店主は、ワタシの妹と同級生。


野村町内では数少ない飲食店なので、本来は中華料理店なのですが、今では町内で頼りになる”食堂”となっています。


こちらが、お店の玄関。町内の商店街はご他聞に漏れず平日でもシャター通りと化しています。

サンプル2   昔懐かしいサンプルが店頭を飾ります。


しかも、そのサンプルがすすけてる。


誰一人サンプルを確認してお店に入る客などないというのに。

孫の絵3   店内には、ご自慢の孫の””が張り出されていた。


この”絵”はその孫が小学1年生の時に描いたのだそうですが、中々に面白い絵だとおもいました。


まるで、タレントから画家に転じた”ジミー・大西”さんの書く天衣無縫さに通じるところがあるような。

メニュー4   注文したのは”チャンポン”、お値段は500円(内税)です。


先月16日に逝った父に連れられて食べた”チャンポン”の味そのままです。

ちゃんぽん上5   今、地域起こしの一環として頑張っておられる”八幡浜ちゃんぽん”とも、どこか違う。


でも、間違いなく父と食べた味です。


千葉から急遽帰ってくれた妹と、それぞれの中学時代の同級生と懐かしく語らいながら食べました。

ちゃんぽん6   父が入院し永久(とわ)の旅立ちをした前後、入れ替わり立ち代り兄弟や親戚、ご近所の方々や教え子だった方たちが詰め掛けていただいた。


その間の我々の食べ物と言えば、地域や親戚の方々から差し入れて頂いた心づくしのお握りや卵焼き、後は町内に2軒あるコンビニのお握りとサンドイッチだけ。


食事らしいものを口にしたのは、この”チャンポン”が初めて。


しみじみ味わいながらいただいた、お腹に温かさと美味しさが染み渡った。

麺7   どこと言って採り上げるほどのことはない味であり”麺”。


でも、故郷の温もりがありがたかった。


同級生が私に語りかけた「じゅんちゃん、「お別れ会」の準備すすんどる?」っと。


「うん、昨年86歳で逝った母の時は200人くらいやったケン、まあ今度は300人くらいヤロカ?」


と、そこの妹の同級生の店主が口を挟んだ「何イヨルンー、先生(父は教師だった)やったら500人は超すゼー!」


「90歳を越えたおじいさんやデー、そんなに来るわけナイヤロー、野村町の世帯数ってせいぜい4000やでー」とワタシ。(実際はその半分の人数だったが)

餃子8   ”餃子も、妹と2人で分け合った、お値段は300円(内税)


「一週間、コンビニのお握りとサンドイッチばっかりやったケン、この”餃子”美味しいワー!」と、ワタシが言うと、同級生の店主の女房が言った。


「何イヨーーン、うちの”餃子”やケン、美味しいンヨー」と。


4人に笑顔が戻った。


故郷はありがたい。



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「お食事処 かわぐち」・「愛媛グルメ紀行」 334

今日は伊予鉄電車の郡中線、余戸駅前にある老舗”お食事処 かわぐち”さんをご紹介しましょう。


伊予鉄郡中線の歴史は古く、明治時代後期にはもう松山駅から郡中まで開通していました。


その郡中線”余戸駅”の開業は、明治29年7月4日といいます。


今日ご紹介する”お食事処 かわぐち”さんは、その余戸駅の真ん前で営業をされております。

玄関1
こちらがお店の玄関。


何処と言って目だった特徴のない、普通の”駅前食堂”といった雰囲気が漂う。


実はこのお店、ブログ友の”乱 駆郎”さんや”ファットマン”さん、それと時々お店の情報をいただく”キクリン”さんなどの記事に触発されてお伺いしたもの。


皆さん、高評価ということでは共通していた。

店内2
店内には、カウンターの内側に女将、後は会社員風の客が一人本日のランチを食べていた。


液晶テレビがカウンター内側にあって、お昼のワイドショー的な番組をやっていた。


注文は、メニューを見る前から決めていた、”中華そば”。

メニュー3   注文をした後でしみじみ”メニュー”を見た。


注文した”中華そば”は420円、その他には老舗食堂お決まりの”鍋焼きうどん”などお馴染みの顔ぶれが並んでいる。


一人で”中華そば”作りに取り掛かった女将に声を掛けた。


「このお店は随分古くからあるそうですね。お隣の喫茶店が40周年を迎えたそうですが、こちらのお店は?」っとワタシ。


「そうよねー、開業してから60年はトウに越えとると思うけど・・・・詳しいことは分からんのよー」と女将。


そしてこう続けた「この店、元々は主人のお母さんがやっていて、それを私が引き継いだケン・・・」

中華そば上4
更に続ける「主人のお母さん、戦争で引き上げてから直ぐにこのお店開いたらしいケン・・・」


「でもねー、もっと古いこと言うと、戦争中には主人のお兄さんの奥さんがもう”うどん屋”さんをやっていたらしいんよ。でも、主人のお兄さんは戦争で亡くなってねー、それで奥さんも”うどん屋”をやめたと聞いた、もう昔のことやけど」


「ジャケン、それを引き継ぐ形で主人のお母さんが食堂はじめたらしいんよ。元は何時からじゃったか、言うんはワタシは知らんのよー」っと。


「という事は、店の前の”余戸駅”の開業が昭和29年やから、それより前から食堂やってたんですねー」と思わず唸ってしまった。


「じゃあ、この余戸駅周辺だけではなく、松山でも老舗中の老舗なんだ!」と感嘆の声を上げたのはワタシ。


「そうよねー、昔はの中にひらがなの””を書いた”まるか”の暖簾に”駅前食堂”の屋号でやりよったとも聞くし・・・。

中華そば5
こちらが”中華そば”。


麺を湯がいている間に、フライパンで豚肉とキャベツとニンジンとモヤシを炒めて、塩と胡椒で味付けしたものを湯がきあがった麺に載せる方法で作る。


最近のラーメン屋さんのように、予め具材は用意していて、麺が湯がけたら用意した具材をその上に形よく乗せていく方法とは違う。


老舗の町の食堂に共通した、「具材フライパン炒め、後乗せ方法」とでも言うか。


「うーーーん、美味しい!」と自然に声が漏れた。


「ウフフフ・・ありがとう!そりゃあーラーメンやないけんねー、”中華そば”やケン!」と女将。

アップ6
「スープの出汁は、鶏ガラ?」とワタシが問いかけると。


「うふふ、ウン、鶏ガラだけやないでー、それにブタ!」と女将は胸を張った。


「ほーーー、鶏ガラと豚骨、ウンウン、道理で味に深みがある。でもアッサリしていて後味がいい!野菜の甘味もいい!」というワタシに向かって女将がこう言った。


「美味しいユーテくれるんなら、また再々来てねー」っと。これにワタシは弱い。


「ユーンガねー、次来た時にはもうお店無いなっとるかも知れんヤロー!」と女将が畳みかかる。


「そうか!こういうお店の共通する悩みは、後継者なんよねー、ところでこのお店の後継者は?」


「息子がおるけど、出て行ったら帰ってキヤセン!でもなー、それでいいんよ。こういうお店は女がやる商売よ!男がやるもんやないんよ」と、女将は続けた。

麺7
そう言えば、内子の”片岡食堂”、横河原の”若竹食堂”、三津の”高木屋”、松前町の”双葉食堂”、本町の”松屋”や中央通の”高市食堂”さんなど、どこのお店も中心は女性だ。


”麺”はどういうことない市販の普通の中華麺。


でも、不思議にスルスルと収まっていく。


何時も書くことですが、こういうお店は”中華そば”を食べるだけではない、”歴史”も同時にいただくということ。

完食8
女将とお話をしながら食べていたら、いつの間にか”完食”していた。


「あああ~、スープは残したほうがいいという人がいるけど、自然に全部飲んじゃった!」


それを見ていた女将が天使の微笑を見せた。


「ヤケン、また来てね」と優しく送り出された。


駐車場問題は、ファットマンさんの知恵を借りた。




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「割烹仕出し 川崎屋」・「愛媛グルメ紀行」 335

今日は、伊予郡松前町浜にある”割烹仕出し 川崎屋”さんをご紹介しましょう。


場所は、松山市内から松前町に入り、県道22号線を”松前漁港”を目指すと、その漁港の真ん前にあります。


実は、時々記事を参考にさせていただき助かっているブロガーの”きくりん”さんの7月7日の記事を拝見して(ブログ名は”愛媛さすらい日記”)、採り上げられていた”ビーフン”に興味を持ってお訪ねしました。


”きくりん”さんが食べた”ビーフン”は、その記事や写真のどこを見ても”ビーフン”というより”五目餡かけラーメン”、あるいは”ちゃんぽん”に酷似(こくじ)していたからです。

玄関1   さて、”松前漁港”前にあるお店にやってきました。


どう見ても、立派な割烹仕出し屋さんです。気軽に、中華風”ビーフン”を食べられるお店の店構えではない。


”宴会場”はこちらと言う看板まである。恐る恐る店内に入った。

店内2   こちらが店内のカウンターの内側の様子。


夜は完全に”居酒屋仕様”。


若い娘さんがフロアー係りをしていて、様々な客層の注文を取っていた。


本日のランチは”自家製カレーライス定食”750円だった。

メニュー3   メニューブックを繰ってみると、お目当ての”ビーフン”があった。お値段は580円(内税)。これお願いしますとメニューを指差した。

すると、フロアー係りの若い女性、笑顔一杯で「寿司5貫が付いている”ビーフンセット”(800円)が断然お得です!」と薦める。

「いやー、こう見えても最近小食になって寿司5貫などとてもトテモ・・」と、ワタシ。

「じゃあ、お握り一個からあります!どうですか?」っと畳み掛ける。

「いやいや”ビーフン”だけで十分。それより、このお店は何時開業されたのですか?」と、ここからワタシの本業が始まった。

「え????そんな昔のことはちょっと・・・・。アッ!ちょっとお待ち下さい、詳しいものを呼びますから!」と言って、厨房に注文を通した。

厨房から顔を出したのが、私とほぼ同年代と思しき女将。

「開業年ですか・・・・そうよねー、昭和一ケタ代っていう事は分かるけど、昭和何年かまでは分からないんです」と、女将。

「エーーー!じゃあ、少なくとも”80年以上も前”のことですか?じゃあ戦前ですね?・・・・?」と、呆然とするワタシを前に、女将が語り始めた。

その女将の熱く長い語りの前に、ワタシが一言余計なことを言ってしまった。「じゃあ、そのころは松前は小さな漁村でしょうね」っと、これが実に”愚問”であったことは、後に分かりました。

この”愚問”、女将の何かに火をつけてしまった。

「何を言ってるんです!松前は”お城下”だったんですよ!」と、女将のこの強い口調で、以下は女将の独壇場と化した。

「アッ!失礼!!”お城”は当初松前にあったんですよね。1600年に入って、加藤嘉昭が松前の”おたたさん”たちの力を借りて、松前から松山の勝山に城を移したんだったですね!ウッカリしていました」っと、ワタシが女将のお話を返す。

松前城跡4   この画像が、”松前城跡”。

このお店のすぐ近くにある。

「開業当時は、食堂ではなくお菓子などを売る小さなお店だったそうです」と、女将は話を続ける。

「何もない時代ですよ。そういう状況が一変したのが、”東レ”(旧東洋レーヨン)さんですよ。”東レ”さんの愛媛工場が松前に出来たのが昭和11年でしょ!」っと、昨日の出来事のように続ける。

「それから、松前町は”東レ”さんの発展ともに変わっていったんですよ。ウチだって、それまで駄菓子を売っていたのが、やがて”アイスキャンデー”を作って売り子さんに売るようになった」

「当時は冷蔵庫も冷凍庫もありませんでしょ!、アイスキャンデーの売り子さんは何十人といた」

「皆さん、ウチから仕入れた”アイスキャンデー”を木の箱に入れて、自転車で街中を売り歩いた」っと女将。

「その内、”アイスクリーム”が出来たんですよ、でもね、皆食べるものがなかった。お腹は何時も空いていた」

「そこでね、食堂を始めたんです、ワタシで3代目、でももう4代目の時代よ・・・・・」

ビーフン上5   「戦後食堂始めたころはね!、何も売るものがなかった。冷蔵庫もまだなかったし、そこらで採れた野菜を使ってね」と、穏やかに続ける。

「東レの女工さんたちも、寮に入りきれない人はこの辺りに下宿していた。その人たちがね、朝、ウチに寄って朝ご飯を食べて、夜帰るときは夕ご飯を食べていたんよ」と。

「ずっとお腹空いていた時代・・・・・長かった・・・」と、女将の述懐(じゅっかい=つくづく思い出しながら語ること)が続いた。

ビーフン6   ここでワタシが女将の話を引き取って「ところで、この”ビーフン”はどう見ても”五目餡かけラーメン”か”ちゃんぽん”に見えますが?」と、予てよりの疑問を女将にぶつけてみた。

すると、女将から意外と言うか、いやむしろ納得という答えが即座に跳ね返ってきた。

「ウチはこれが”中華”なのか何なのかは分からんのよ」っと。

そしてこう続けた「戦後直ぐ、その辺りにあるものを寄せ集めてコレを作って、お店で出しとったんよ!」と。

「するとね、戦争から復員してきたヘイタイさんがね、これは”ビーフン”じゃー!!、って言うたんよ」

「ワタシラ”ビーフン”ユータラ、どういう食べ物なんか知らなんだんよ!ジャケン、これはヘイタイさんが名を付けてくれて、そのままツコートルんよ!」っと、女将。

「このお店は”戦後”がそのまま生きているンですねーー!」とワタシが話すと、更に腰を抜かさんばかりの話しが女将の口から、いかにも昨日の様に出てきた。

松前漁港7   「ソンナ・・・・”センゴ”ユーテも貴方、”豊臣秀吉の朝鮮出兵”のときは、”松前のお城”の前の港、ここから”2,400人の兵士”が出港して朝鮮に向かったンヨー!!」っと、平然と話が続く。

「エーーーー???”文禄の役”って、まだ1600年になっていなかった、あの時のコトーーー???」っと、椅子から滑り落ちそうになったワタシ。

「ソーヨ、それより前は、”松前”は瀬戸内海交易の中心ヤッタンヨーー!」っと、話は止め処もなく遡る。(さかのぼる)

「松前には、瀬戸内海を代表する”回船問屋”さんが何軒もあってね、ここら辺の”珍味”や”砥部焼き”を、北海道から積んできた”昆布”なんかと一緒に難波(大阪)に積み出しとたんよー!」っと。話の奥が深い!

アップ8   「え?”ビーフンの味はどうか?」って。

そりゃあ美味しいに決まっているでしょう!

トロミが付いたスープが野菜の甘味にジンワリ包まれている。

麺9   麺はその辺りの麺屋さんから仕入れた、ごく普通の中華麺。

スープが心地よく絡む。

戦地から引き上げてきたヘイタイさん、涙を流しながらこの”ビーフン”を食べた。

これが”米粉”ではなくても、一向にいいではないか。

箪笥(たんす)の底が尽いて、売るものが何もなくなった人たちに、「ええ、お金は又でいいですよ!」っと言いながらお腹を空かせた人たちに振る舞ったという。

これが美味しくなくて、何が美味しいのか?

ここの女将は、「今は昔の・・・・・」で始まる、平安時代初期に完成した”今昔物語”(こんじゃくものがたり)の”現代の語り部”だ。

「だってね、こんな昔の話知っている人が段々少なくなったでしょう?」と、女将が最後に続けた。

「だから、知っている者が、今話しておかないと・・・・」っと、ワタシに微笑んだ。

「ご馳走様でした」と、丁寧に挨拶をした。

完食10   それを、ワタシ達の横で静かに聞いていた若い女性、こう言った。

「アレー???完食シターー!、スゴイ・・・・嬉しい!」っと。

「また来てください、今度は”本日のランチ”をお薦めします!!」と、フロアー係りの役に徹しきっている。

このお店、奥が深く力強い!!




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「再訪5 いよ翁」・「愛媛グルメ紀行」 336

今日は再訪シリーズの5店舗目です。ご紹介したいのは伊予郡松前町鶴吉にある蕎麦屋の名店”いよ翁”さんです。


このお店は、昨年3月24日にこのシリーズの19番目のお店としたご紹介しました。(「いよ翁」 真っ当な「B級グルメ店」⑲

愛媛には、蕎麦屋の名店と呼べるお店は(ワタシの主観ですが)限られています。


この”愛媛グルメ紀行”シリーズで今までに採り上げた”蕎麦屋”は、330店余りの中で僅かに13店しかありません。

お店1
その13店の中でも、”再訪シリーズ”にリストアップしたお店は僅か3店です。


その筆頭が、このお店。


場所は前回のおさらいですが、JR予讃線の”北伊予駅”近くです。知っている人しか訪れることはありません。


今年の11月で、開店2年となります。


このお店は、日本の蕎麦屋では伝説の名店とうたわれる””の店主、”高橋邦弘”氏に師事した店主が蕎麦を打っています。

メニュー3
その”高橋邦弘”氏のことは前回詳しく書きましたので省略します。


メニューは至ってシンプル、基本は”ざるそば”だけです。


それが1枚なのか2枚なのか、海老の天ぷらを付けるかだけです。


ここは”ざるそば”2枚と、それに”汲み上げ湯葉”か”杏仁豆腐”のどちらかが選べる”通のおきまり”と名づけられたメニューを選択しました。お値段は蕎麦屋価格の1580円(内税)です。


ブログ友の”乱 駆郎”さんに、ぜひ”天ぷら”を別に注文すべしと勧められましたが、今のワタシの胃袋には収まりきれないので断念しました。

ざる4
こちらが、蕎麦名人の直弟子である店主が打った”ざるそば”です。


注文したコースでは、これが2枚出ます。

ざるアップ5
こんなに量が少ないのなら、2枚分を1枚にして出せばいいのでは、と思われる方もいるでしょう。


ところが、この”日本蕎麦”ほど乾燥が早い食品も珍しいのです。


こんなに少ししかざるに盛られていませんが、これがグズグズしていると、食べ終わりの頃には蕎麦の水分が飛んで乾いて、麺同士がくっついてしまいます。


ですから一人前の蕎麦を2枚に分けて、水分が飛ばないうちに食べられるように供せられるのです。

薬味6
ですから、ワタシのように”ざるそば”を前にして写真など撮っている客には「それでは、蕎麦を美味しく食べていただけませんからお帰り下さい!」と言って追い返していいのです。


ところが、このお店の店主さんは優しい。黙って1枚を食べ終えるまで待って、食べ終えてから2枚目を出していただきました。


こちらが”薬味”です。お決まり通り、瑞々しい刻みネギと大根おろしと山葵が添えられています。

麺わさび7
薬味の中で”山葵(わさび)”の付け方です。


もちろん、どう付けて食べてもそれはいいのです。


ですが、出来れば”そばつゆ”を山葵で濁らせたくないので、食べる分だけ蕎麦の麺に付けて食べます。


”お刺身”を食べるときに、醤油に山葵を溶いて食べずに、刺身に山葵を付けて醤油をちょいと付けて食べる方法と理屈は同じです。

湯桶8
こちらが、”蕎麦湯”を入れた”湯桶(ゆとう)”です。


蕎麦を湯がけば、そば粉に含まれている”ルチン”などの栄養分が溶け出てしまいます。


ですから、余った”そばつゆ”に蕎麦湯を満たして、蕎麦の栄養分を飲むのです。

そば湯9
このお店は、蕎麦をイチク(1対9)で打っています。


蕎麦屋の名店では、普通ニハチ(2対8=そば粉を8、つなぎの小麦粉を2の割合で打つこと)で打ってあります。


”蕎麦湯”をそばつゆに注ぐ時、蕎麦湯が白く濁って見えるのはつなぎに使った”小麦粉”のグルテンが溶け出したことによります。


これが、そば粉10割で打ちますと、蕎麦湯はやや緑がかった透明の色になります。

杏仁豆腐10
こちらが選んだ”杏仁豆腐”です。


このまあ美味しいことといったら。


甘党ではなくなったワタシでも、この上品な甘さならいけます。

店主11
店主さんは、北条のご出身とおうかがいした”苫居(とまい)”さん。


不思議なことに、お師匠さんである”高橋邦弘”氏のお若い時の風貌に似てこられたようにお見受けしました。


そのことを店主さんに継げた時の笑顔がこの画像。


どうか、何時までも愛媛の地で本当に美味しい、蕎麦らしい蕎麦を打ち続けていただきたいと念じました。




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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 3

当面の間、土日は過去の”愛媛グルメ紀行”を振り返ってみましょう。

今日振り返るのは、7番目から9番目にアップしたお店です。

7番目のお店もうどん屋さんでした。それは、松山市から、国道11号線を東温市に走り、重信川の「新横河原橋」を越した直ぐの道路沿い、北側にある”七里茶屋”さんでした。(「七里茶屋」 真っ当な「B級グルメ店」⑦

七里茶屋玄関縮小   このお店は昨年1月31日にアップしました。

もともとこのお店は国道11号線の桜三里にあり、昨年東温市北方の現在地に移りました。

七里茶屋うどん5縮小   ただただ、ひたむきに麺を打つ店主さんの職人技は本物です。

ただし、再訪はしません。その後何度か食べに行って、画像でアップした”ざるうどん”が一番美味しいことが分かったからです。再訪しても他に注文するものはありません。


8番目にご紹介したのもおうどん屋さん。ワタシ余程の麺好き、しかもうどん好きなのです。そのお店は昨年2月1日にご紹介した”ことり”さんです。(「ことり」 真っ当な「B級グルメ店」⑧

ことり玄関縮小   この”鍋焼きうどん”専門店の”ことり”さんは、開業して今年で62年の老舗です。

一定の年齢以上の方で、松山にお住まいなら知らない方はいないかも知れません。

ことりうどん4縮小   松山の老舗うどん店独特の、甘くて柔らかい”松山うどん”です。

このお店も再訪はしません。もう高校時代から何度となく食べています。メニューも”鍋焼きうどん”だけだからです。


9番目にご紹介したのは、愛媛県を離れ、東京の浅草にある創業以来141年目になる、東京でも老舗中の老舗の蕎麦屋さん”尾張屋”さんでした。(「尾張屋」 真っ当な「B級グルメ店」⑨

尾張屋玄関縮小   このお店は昨年の2月2日にご紹介しました。

浅草の”浅草寺”(せんそうじ)の”雷門”の直ぐ近くにあります。

尾張屋蕎麦縮小   これはその時に注文した”天婦羅蕎麦”です。

”尾張屋”さんの”天婦羅”も、海老を手で伸ばし、衣に花を咲かせますので雄大な姿で出てきます。しかも、その場で揚げた熱々の海老天が2本、堂々と蕎麦の上に乗って出てきます。

このお店は、当然再訪できません、東京へ行く機会がないからです。

こうして振り返ってみると、全て”麺類”ばかりを採り上げています。

しかも、松山周辺だけではなく、たまたま所要で上京した時まで麺類です。

我ながら、呆れ果てます。



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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 4

今日も、過去にアップした”愛媛グルメ紀行”を振り返ってみます。

今日は10番目から12番目にご紹介したお店です。

まず10番目は、昨年2月3日にご紹介したました。千舟町3丁目、”千舟町通り”の南側、藤村住宅ビルの1階にありますレストラン”野咲”さんです。(「野咲」 真っ当な「B級グルメ店」⑩

野咲玄関縮小   今年で開業38年目。レストランではなく日本で独自に育った”洋食屋”さんです。あくまでも日本の料理です。

野咲スペシャルランチ縮小   こちらは、チキンカツ、ポークピカタ、それに魚のフリッターの個性派揚げ物セットの”スペシャルランチ”660円です。

このお店の最大の特徴は”コストパフォーマンス”の良さにあります。洋食屋さんの良心・原点のお店です。

当然再訪します。詳細はその時に。


11番目のお店は、昨年2月4日にご紹介した、一番町1丁目の電車通りの北側にある「井出ビル」を北東の方向に入った、歩行町1丁目にある”ブルドッグ”さんです。(「ブルドッグ」 真っ当な「B級グルメ店」⑪

ブルドック玄関縮小   松山では恐らく一番老舗の”カレー専門店”さんでしょう。

創業は昭和34年といいますから、今年は52年目に当たります。

ブルドックメンチカツカレー縮小   こちらは”メンチカツカレー”でお値段780円。

当然再訪します。再訪した際注文するメニューももう決めてあります。それはこのお店の看板メニューの一つである”ロイヤルハヤシ”です。


12番目のお店は、昨年2月5日に紹介した洋食屋さんです。それは国道196号線を北に向かい、”Aコープハトマート山越”を過ぎた国道沿い西側の小さいビルの1階にある”和製洋食マルシェ”さんです。(「和製洋食マルシェ」 真っ当な「B級グルメ店」⑫

マルシェ玄関縮小   このお店は、前職の時に足しげく通った”雀荘”の1階にあります。

もう麻雀はすっかり止めましたので、もうこのお店に行くことはないでしょう。

マルシェハンバーグ定食2縮小   この画像は、”ハンバーグランチ”で680円です。

このお店は”和製洋食”を名乗っていて、全てお箸で食べることが出来ます。”ドミグラスソース”ももちろん手作り、このお店のウリですね。

でも、ちょっと市内からは外れているので再訪はしません

<お詫びと訂正>

12番目としてご紹介した”和製洋食マルシェ”さんは、既に別のお店に変わっているというコメントを頂きました。その後、現地に行って確認したところ確かに”マルシェ”さんは無くなっていました。従って、再訪しない理由を、既にお店が無くなっているからに訂正し、確認出来ていなかったことをお詫びします。

コメント頂いた、ジンゴズンゴさんにお礼申し上げます。



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「再訪6  味彩そば 菊音」・「愛媛グルメ紀行」 337

今日は先週金曜日に続いて、”再訪シリーズ”の蕎麦屋編として”味彩そば 菊音(きくね)”さんをご紹介しましょう。


このお店は昨年8月9日に、”愛媛グルメ紀行”シリーズの105番目のお店としてご紹介しました。(「味彩そば 菊音(きくね)」 ・「愛媛グルメ紀行」 104


金曜日に再訪シリーズとしてご紹介した”いよ翁”さんに続く、愛媛では数少ない本格的蕎麦をいただける名店です。

玄関1   場所は前回のおさらいですが、高岡町の”道後さや温泉 ゆらら”の南隣にあります。昨年の3月末頃に開店したばかりです。


旧空港通りから北に入り、”マルナカ高岡店”のほぼ正面にあります。


開業後1年を過ぎた今、お客様はすっかり定着したようで、開店時刻の午前11時30分丁度にはポルシェで駆けつけたお客さんが一番乗りでお店に入りました。

店内2   店内のカウンター前の棚には、花器があって花を生けられていますが、ワタシの目の前は”トクサ”と”シダ”が涼しげに飾ってあります。


青く上に伸びている”トクサ”は、昔ワタシたちが子供のころは”鉛筆削り”と呼んでいた植物です。


なお、”トクサ”の脇の”シダ”はプラスチック製でした。

メニュー3   メニューは、昨年来た時と同じラインナップに同じお値段。


前回は”鴨せいろ”を頂きましたが、今回は”天盛りせいろ”を注文しました。


お値段は1200円(内税)です。お昼のランチとしては安いお値段とはいえませんが、”蕎麦屋”のお値段としては破格に安く設定されています。


このお店出される”せいろ”(この辺りでは普通”ざる”と呼ばれている)の量は、”蕎麦屋”の名店といわれているお店の倍の量があり、これに”天ぷら”を加えると、更に1000円高く設定されていても不思議ではありません。

天ぷらそば上4   これが”天盛りせいろ”です。


ところで、”せいろ”とか”ざる”とか”もり”と色々呼び名がありますが、それは”蕎麦”の歴史にも関わってくる問題です。


日本の”麺類”の中で一番古くから食べられていたのは”素麺”(そうめん)で、奈良時代にお隣中国の”唐”から伝わったとされています。


これに比べると”蕎麦”は江戸時代初期に出てきた”麺”で、当初はそば粉をお湯で練っただけの”そばがき”で食べていました。


ところが、江戸中期になりますと、練った蕎麦を包丁で切った”そば切り”が登場し、あっという間に江戸中で大流行しました。

そば5   その”そば切り”を平椀の皿のようなものに乗せて出したものを”もり”と言ったのです。


その後、”そば切り”を盛る器として”ざる”(竹で編んだもの)と、蒸し器の”蒸籠(せいろう)”が生まれ、今に至っています。(ざるでは出前が出来ませんので、出前が出来る蒸篭(せいろう)が使われるようになった)


ですから”せいろ”は”せいろう”の””が抜け落ちた言葉ですが、今でも東京近辺の老舗蕎麦屋では”せいろう”と呼んでいるお店もたくさんあります。

そばアップ6   余談が長くなりましたが、このお店の”蕎麦”に戻りましょう。


このお店のそば粉は、秋田県産と信州八ヶ岳産の国産蕎麦をを使用し、石臼で毎日丁寧に自家製粉されています。


日本のそば粉は、その約85%を輸入に頼っていますので、僅か15%程度しか国内生産できないそば粉をだけを使って蕎麦を打つお店は極めて少ないのが現状です。


そして、このお店の一人前の”せいろ”の盛りを見て下さい。蕎麦屋名店の常識の完全に2倍以上が盛り付けられています。


ただ、普通のお店の量の2倍を一枚の”せいろ”に盛るというのは、蕎麦屋に採っては一種の冒険です。


金曜日にご紹介した”いよ翁”さんの時に書きましたが、”蕎麦”ほど乾燥するのが速い食品は珍しいのです。


ですからこのお店の蕎麦の味を本当に楽しもうと思ったら、蕎麦が出された瞬間から”一気呵成・積極果敢・一心不乱”に蕎麦をかっ込まなければ蕎麦が最後は乾いて、おまけに延びてしまいます。


どうかご注意いただきたい。


さて、改めてこの蕎麦の艶と言うか輝きをご覧下さい、美味しいわけです。

天ぷら7   こちらが”天ぷら盛り合わせ”です。


天ぷらのネタは、海老、シイタケ、マイタケ、カボチャ、ニンジン、シシトウの6種で、まあそれは豪華です。


金曜日に再度ご紹介した”いよ翁”さんのエビ天は、それだけで1000円を越します。

塩8   この”天ぷら”はそばつゆに漬して食べるのではなく、画像の”抹茶塩”をちょいとつけていただきます。


美味しい天ぷらは、シンプルにお塩でいただくのがベスト。しかも”抹茶塩”で。


正直、今のワタシの胃袋ではこれら全てをいただくのはちょっと辛い、それほど全ての量が多いのです。

蕎麦湯9   このお店の”蕎麦湯”はちょっと変わっていて、通常の蕎麦湯にそば粉を加えたものなのか(?)、ドロドロとした独特の粘りがあり色は白濁しています。


この濃い蕎麦湯を、関東風のキリリと辛い”そばつゆ”の残りにひたしていただきます、いいダシを使っているのが一口飲んだだけで分かります。


横浜で修行されたという店主(前回お聞きした時は、確か信州で修行をしたと・・前回聞き間違えたのかも)さん、本格的蕎麦を丁寧に丁寧に打っておられます。


採算割れを心配するほどです。どうかこの愛媛で蕎麦屋の名店として何時までも美味しい蕎麦を提供していただきたいと願わざるを得ません。




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「再訪7 手打うどん屋 どん」・「愛媛グルメ紀行」 338

今日ご紹介するお店は、昨年の1月28日にこのシリーズの5番目のお店としてご紹介した”手打うどん屋 どん”さんです。(「どん」 真っ当な「B級グルメ店」⑤


”美味しい”とか”まずい”という味覚については、極めて個人的なもので文字通り千差万別です。


ですからこの300回を越えるシリーズで、ワタシは出来るだけ”美味しい、まずい”という主観的基準だけではお店を評価しないという意識で書いてきました。

看板1   ですから、このお店を”再訪シリーズ”の7番目のお店として採り上げようと思ったのは、ワタシが今までこのシリーズでアップしてきた”おうどん屋”さん45店舗の中で最も”好き”なおうどん屋さんだからです。


つまり、”手打うどん屋 どん”さんは、ワタシが最も足しげく通ったおうどん屋さんというわけです。

玄関2   場所は、萱町6丁目、市内電車「萱町6丁目電停」近くの、通称”六軒屋通り”に面したところにあります。


こちらがお店の正面玄関。


マンションの1階です。

メニュー3   こちらがお店の”メニュー”。


このお店の特徴の一つが、”松山うどん”のお店にしてはお値段が安いということ。量も標準的なお店の、約1.5倍。


最も安い”かけうどん”など320円です。


何度通ったのかは覚えていません。ですが、ワタシが何時も注文するのは”ざるうどん”か”釜揚げうどん”に決まっています。


一時期は、毎日通っていました。ワタシは同じものを連続して何日食べても平気なのです。

天おろし4   そこで、今日はこのお店で一番高いメニューの”天ぷらおろしうどん”1000円(内税)を頼みました。(1000円のメニューは、他は”みそなべ”だけ)


こちらが、その”天ぷらおろしうどん”です。


このお店は、注文が入る度に手打ちした”うどん”を釜に入れて湯がきます。


もちろん”天ぷら”も揚げ置き(通称”ばく”)等ではなく、その都度揚げたてを出します。


一度湯がいたうどんを、再度湯に潜らせて出す”うどん”など、美味いわけがないでしょう。

天おろし5   もう幾度となく通っていますので、当然ワタシの顔は知っておられます。でも、店主さんとは一度もお話したことがありませんでした。


そこで「もう何年もこのお店に通っていますが、このお店は開業して何年目ですか?」と、初めてお聞きしました。


すると、意外な答えが店主さんから返ってきました。


「私たちがお店を出してから22~23年経ちました。でも、前の方が何時から始められたのは知りませんので、通算何年になるのかは分かりません」と、店主さん。


「えっ?じゃあこのお店の前も”おうどん屋”さんだったんですか。すると、前のお店は何と言う店名でした?」とワタシ。


「いえ、前のお店も今の店名で、店名ごと頂いて開業しました」とは店主さん。


このお店は店主夫婦と、他には女性従業員だけ、3人でやっておられます。

天おろし6   「実は、様々な”おうどん屋”さんを廻りましたが、ワタシはこのお店の”うどん”が一番好きです!」と、思い切って”告白”したワタシ。


すると、「そんなことは先刻承知!」とばかりに店主さんご夫婦の笑顔がはじけた。


「ここのお店の””が、一番艶(つや)があって」


「うちの麺は細く打っていますので、それで・・・・」


その会話の横から、たった一人の女性従業員さんが会話に加わった。


「私はこのお店に勤めてから、もう10年を越しました。で、毎日ここのお昼の”まかない”(店主や従業員用のメニュー)はここの”うどん”です」と。


そしてこう続けます「それで、10年以上毎日食べ続けていますけど”飽きない”です!」と。

麺7   通称”讃岐うどん”が唱えるような”コシ”などとは全く縁がない、いわゆる”松山うどん”の典型です。


でもここのお店の”うどん”は、””と”お出汁”と”具(薬味含む)”のバランスが絶妙です。


麺のコシ命!”などと、”讃岐うどん風”の”単に硬いだけうどん店”を装ったりしない潔さです。


このお店の””の艶(つや)は、艶(なまめ)かしい。実に”色っぽい”のです、”官能的”ですらあります。


さて、今日の”天ぷらおろしうどん”のお味です。


やっぱり、このお店は”ざるうどん”と”釜揚げうどん”に限ります!!




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「再訪8 手打うどん やしま」・「愛媛グルメ紀行」 339

今日で”おうどん屋”さんのご紹介が2日回続きます。今日ご紹介するお店は久万ノ台にある”手打うどん やしま”さんです。


しかも”再訪シリーズ”も2回連続です。


つまり、昨日ご紹介したばかりの”手打うどん屋 どん”さんに続いてワタシが”好きなうどん屋”さんの一つなのです。


もちろん、このお店以外にも好きなうどん屋さんはいっぱいあります。

玄関1   このお店、昨年の5月12日に、このシリーズの42番目のお店として採り上げました。(「やしま」 真っ当な「B級グルメ店」 41


場所は、ですからその時のおさらいです。


久万ノ台の”松山中央卸売市場中央市場”の北側を東西に通る道筋にあります。


この辺りか、中央卸売市場関係者以外に通常通る道路沿いではないので、このお店に来られるお客さんは初めからこのお店を目指してこられます。


以前にもご紹介しましたように、このお店は今から14年ほど前には、国道56号線沿いの”松前町恵久美”、伊予銀行岡田支店の向かい側で営業していました。


松前町では7年間ほどやっておられましたので、開業以来21年ほどになるお店です。


その場所では、今は昨年8月19日にこのシリーズの112番目にご紹介した”本手打ちうどん 一草庵”さんが営業されています。

手打ち2   このお店は、厨房の奥で””を打っています。


打ったばかりの”麺”を、注文の都度湯がいて出すお店です。昨日ご紹介した”手打うどん屋 どん”さんと全く同じです。


美味しいうどん”を提供していただくお店の大原則です。

釜3   店主さんは、天ぷらうどんなどの注文が入ると、厨房で”天ぷら”を揚げながら同時に””を大きな寸胴鍋に投入します。


その茹で上がりは、まるで体の後ろにも目があるように、寸胴鍋の湯気の噴き加減で見ています。


時折、チラッと鋭い視線で鍋を振り返りますが、作業は天ぷらを揚げることに集中しています。


前回は”天ぷらうどん”を頂きました。


このお店の、温かいうどんの”お出汁”は、ワタシの個人的味覚では45店舗中で、群を抜いています。

薬味5   天ぷらや麺だけではなく、この”薬味”の瑞々しさを見て下さい。


刻んだり降ろしたりしたばかりの”薬味”です。


今日チョイスしたのは”釜揚げうどん”、お値段640円です。”松山うどん”の特徴で、少々お高め。

釜揚げ6   こちらがその”釜揚げうどん”です。


釜揚げうどんを頂きながら、店主さんにお話をお伺いしました。


「このお店の”店名”は”やしま”という様に、”讃岐うどん”ゆかりの店名ですね。でもお店の”名乗り”に”讃岐”を掲げていらっしゃらないのは?」っと、ワタシ。


「ええ、ワタシのお師匠さんが”讃岐うどん”のお方なので、店名に”やしま”を頂きました」との店主さんのお答え。


そして、こう続けられました「私自身は愛媛の人間なので”讃岐”は名乗りません、いえ”名乗れません”」と極めて潔い答えが返ってきました。


「ワタシは、讃岐うどんを食べ歩いた経験もあるのですが、個人的には”松山うどん”の方が、”麺”、”出汁”、そして”具材”の総合バランスが優れていると思うのですが・・・」と投げかけました。


すると「いえ、讃岐には旨いうどん屋さんはいっぱいあります。でも同時に、そうでもないうどん屋さんもあります。ですから、うちはただひたすら”うちのうどん”をお出しするだけです」というお答え。


そして更にこう続けられます「うちの麺は”平打ち麺”です」と。


確かに、名古屋の”きし麺”に通じる平たい麺です。


そこで、「もう一点、このお店のうどんは量が多いですね」と話しますと。


「ええ、多いかもしれません。うちは市場に近いから、現場関係のお客様が多いのでそうしています」と。

うどん7   「でも、このお店ほど美味しいうどんを出すお店は松山でもそう多くはありませんよ」とワタシが話を引き取り続けました。


すると、店主さんはこう述懐(じゅっかい:自分の思いをしみじみ語ること)されたのです。


「いえ、最近増えた”セルフうどん”のお店の脅威には危機意識を持っています」と。


「でも、あの増えている”セルフうどん”なんんて美味しいなどと言うお店はありませんよ」とワタシ。


「セルフうどんのお店の脅威は、味ではないんです。メニューの開発力が脅威なのです。あちらは企業でやっています。一度来た客は絶対に逃がしません。次から次へと新しいメニューをぶつけてきます」


更に続けられます「私たち個人でやっているお店は、新メニュー開発にどうやっても1年かかります。今まで様々な危機がありました。今度の危機は桁外れに大きいのです」と。

麺8   この美味しいうどんを頂きながら、ワタシはため息が幾度となく出ました。


皆さんは「悪貨は良貨を駆逐する」(あっかはりょうかをくちくする)という言葉をご存知でしょうか?


ご説明します、上の言葉は”グレシャムの法則”と呼ばれている経済学の言葉です。


簡単に言えば、金貨の中の””の含有量の多いほうを”良貨”と呼び、金の含有量の少ないほうを”悪貨”とよびます。


その両者が世間に同時に流通したら、人々は価値の高い”良貨”は金庫にしまい込み、価値の低い”悪貨”で支払いをしようとします。


つまり、世の中は”悪貨”ばかりが流通することになる現象を言います。


この”うどん屋”さんの業界でもそういうことが起こらないことを祈るばかりです。


少なくとも、ワタシは本当に美味しい”おうどん”を出していただけるお店の立場に立ちます。


なお、このお店の場合”釜揚げうどん”より”天ぷらうどん”をお薦めします。




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「再訪9 四川旬菜 アスター」・「愛媛グルメ紀行」 340

今日は昨年8月22日に、シリーズの113番目にご紹介した”四川旬菜 アスター”さんの”再訪シリーズ”です。(
「アスター」・「愛媛グルメ紀行」 112

場所は前回のおさらいで、南久米町の国道11号線からちょっと西に入ったところ、フジの”ヴェスタ南久米店"の南側、”小野川”の土手沿いと言ったほうが分かりやすいかも。



国道からはお店の建物が見えませんから、知っている方がお客さんと言うお店ですが、とにかく昼時はお客が入りきれないくらい押し寄せる。


この地に移ってから11年、城南地区の中華料理店では最も繁盛しているお店の一つでしょう。

玄関1   前回も書きましたが、午前11時30分の開店時刻には、お店のほぼ半分の席が埋まっているという不思議なお店。


しかも、客層は実に多彩。店名が”四川旬菜”とあるのは、四川料理をベースに季節の旬のものをオカズに、気楽に御食事を楽しんでいただきたいというお店のコンセプトがそこに示されています。


ですから、これだけ忙しいお店にも関わらず出前までする。

夏メニュー2   こちらは夏のメニューの一端。


前回は”冷麺”を頂いたので、今回は”ジャージャー麺”700円(内税)を注文した。

ジャージャー麺上3   このジャージャー麺は、元はと言えば中国北部、主に北京近辺の家庭料理の一つで、漢字では”炸醤麺”と表記され、日本で食べられているものよりは随分塩辛い。


また、お隣の韓国では”チャジャンミョン”と呼ばれ、最もポピュラーな国民食的な料理の一つとして子供から大人まで幅広く好まれている。


特に韓国の”チャジャンミョン”は、韓国でも中華料理のカテゴリーに入れられるものの、食べ方はいかにも韓国式。


二本の割り箸を両手に一本ずつ持って、箸を交差するようにしながら徹底的に混ぜに混ぜて食べます。

ジャージャー麺4   日本の”ジャージャー麺”はカンスイを含んだ中華権を使います。


ジャージャー麺に廻しかけるのは、豚のミンチとタケノコやシイタケなどを豆味噌や豆板醤などを炒めた”炸醤”と呼ばれる肉味噌ダレです。


このシリーズも340回になりますが、初めてオーダーしたメニューです。

アップ5   麺の上には、お決まりのキュウリの千切りとさらしたタマネギ、トマトやレタスなどが載せられ彩りを作っています。


麺は、炸醤”のシッカリした味に負けないようなモチモチ感ある中太麺です。


この上に、別皿で出された”炸醤”と呼ばれる”肉味噌ダレ”をタップリ廻しかけ、これでもか!というくらいにグチャグチャに混ぜます。


日本人の美的感覚から言えば、綺麗なお姫様の顔にドロドロの濡れた土を付けて泥まみれにするといった感じです。

肉みそダレ7   これが美味しさの決め手となる”肉味噌ダレ”で、四川料理ですから当然にラー油もタップリ入っていて、甘辛いけど刺激的な味です。


唐辛子が苦手な方は、覚悟して食べないと・・・・・などと脅すと、世の中にはそれだけで汗だくになる人もいます。


でも、奥の深い甘辛さとラー油の刺激は、食欲の落ちた夏には最適の料理でしょう。


麺は「おおおお・・・」という程冷たく冷やされています

混ぜた8   こちちらが、グチャグチャに混ぜた後の姿。


「あんなに美しかったお前が・・・・何で?こうなちゃったの??」というくらい、非情に徹して混ぜないと本来の”ジャージャー麺”の美味しさにはなりません。


ここでちょっとでも情けを掛けてしまうと、実に中途半端な味になってしまいます。


この料理は、個々の素材の味を味わいながら食べるというものでは決してありません。


混ぜに混ぜて、元の個々の素材の味など忘れ去ってしまうほどの”混合の味”を楽しむのです。

完食9   などと、講釈を垂れている間にペロリと胃に収まってしまいました。


もちろん、ワタシはラー油などものともしませんので、汗一つかかずに平らげました。


毎日毎日満席になる人気店の味は”タダモノ”ではありません。




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「うなぎ 河内屋」・「愛媛グルメ紀行」 341

1年で4回ある”土用”は、今年は1月29日(日)・4月22日(日)・5月4日(金)・7月27日(金)・10月31日(水)です。


また、土用の入りは7月20日ごろでこの間の丑の日を特に”土用の丑”といいますから、今年の土用の丑の日は今日27日ということになります。


ちなみに昨年は7月21日で、ご紹介したのは馬木町にある”うなぎや”さんでした。


そこで、今年は東温市志津川にあるうなぎ専門店の”うなぎ 河内屋”さんをご紹介しましょう。


この”うなぎ”の形状から”うなぎやあなご”が苦手と言われる方がいるなんて???実に可愛そうな方がいるものです。

看板1   こちらがお店の玄関です。


場所は、愛媛大学医学部の近く、セブンスター重信店の隣です。


旧国道11号線、今の県道松山川内線沿いにある老舗です。

店内2   ”うなぎ”は、もはや庶民には高嶺の花と化した感がありますね。


特に今年は、”ニホンウナギ”の稚魚の輸入量が半減し、それに比例する形で稚魚の価格が高騰しています。


うなぎの稚魚”シラスウナギ”は、世界的に枯渇に向かっていると言われています。


アメリカでも米国政府(アメリカで食べられているうなぎは”アメリカウナギ”)は、”絶滅危惧種リスト”への掲載を検討しているとの報道もあります。


ですからワタシがこうして土用の丑の日に、このシリーズでうなぎ屋さんをご紹介できるのもこれが最後かも。

メニュー3   さて、メニューを見るとさすがに高い!高い!


一番安い”うな丼(竹)”が890円ですよ。


これはちょっと悲しいので、その上の”うな丼(松)”を注文しました。お値段は1190円(内税)です。


うなぎは僅か3切れしか入っていません。


昨年食べた”うなぎや”さんは、同じ3切れ入りで980円でしたから値段が上がっていることになります。

うな丼4   但し、うなぎの仕入れ価格は4割~3倍以上値上がりしていますから、売れれば売れるほど赤字が広がるという厳しい状況に追い込まれています。


昨日の愛媛新聞の報道によれば、水産庁は養殖ウナギの卵を孵化させて成魚にする”完全養殖”で、稚魚のシラスウナギを年間1万匹生産できる技術を5年後に確立する方針を明らかにした、と出ていた。


ところが、ウナギ養殖業者が仕入れる稚魚は年間1億匹だそう。気が遠くなるような話ではないか。


食卓に登るウナギの完全養殖にしてすらこうなのに、日本人はなぜ「”原子力”は完全に人間がコントロールできるので”絶対に安全だ!”」などという他愛もない(根拠もまるでない)”神話”をいとも簡単に信じてしまったのか?


まあそれはさておくとして、現実の世界では30年以上続いた老舗でも、お店存亡の危機に瀕しているということでしょうか。


こちらが”うな丼(松)”で、肝吸いと漬物が付いています。


1年に一度のうなぎですが、見ているだけで次第に物悲しくなってしまいます。


それなら食べなきゃいいとも思うのですが、江戸時代から続いている日本の食文化の一端ですから、季節を食べるという意味も含めて敢えて食べたいと思います。

うな丼5   丼いっぱいに広がる”うなぎ”とは言えませんが、間違いなくうなぎが乗っかっています。


タレの焦げた香ばしい香りが鼻腔をくすぐります。


匂いだけで丼飯一杯を平らげる元気はもうありませんが、それでも”どんツユ”だけで丼を食べることはできそうです。


目で楽しみ、匂いで味わい、口腔で幸せを感じ取る、”うなぎ”ってそういう食べ物だとおもうンです。

アップ6   丼の脇には、キザミ海苔と紅生姜の千切りが添えられています。


一気呵成に口のホオリコミました。


全部食べ切るのに、5分も要したでしょうか?実にあっけなくお腹に収まりました。

肝吸い7   ええ、もちろん美味しかったことは言うまでもありません。


画像の”肝吸い”は、実に上品なお味です。


お決まりの”三つ葉”は小さすぎて、その香りを楽しむに至りませんでしたが。


さて、来年はあるのでしょうか?


今年も間違いなく””がやってきた。




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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 5

今度の土日も 今までに書いてきた”愛媛グルメ紀行”のシリーズを振り返ります。

お尋ねしたお店も300店を越しますと、書いてきた本人がどういうお店に行ったのやら忘れかけている部分もあって、一種の整理という意味も含めて振り返っております。

今日は、13番目から15番目にお伺いしたお店を振り返ります。


まず13番目のお店は、昨年2月7日にご紹介した洋食のお店”ビストロ・ランプ亭”さんです。(「ビストロ・ランプ亭」 真っ当な「B級グルメ店」⑬

ランプ亭玄関縮小   場所は、湯渡町、石手川の土手、湯渡橋を西に行ったところにあります。

今年で33年目と言う松山洋食界の老舗です。

えびとホタテのライスグラタンアップ縮小   注文したのは”えびとほたてのライスグラタン”、お値段は850円です。

店内は実にシックというか静かというか、落ち着いて食事が楽しめます。

でも再訪はいたしません。再訪しない理由は、味はシッカリしていて美味しいのですが、何といいますかドラマを感じなかったとでも言いましょうか。


14番目のお店は、昨年2月8日にご紹介したうどん屋さんの”うどん屋あきら”さんです。(「うどん屋あきら」 真っ当な「B級グルメ店」⑭

このお店は、道後温泉裏にあったうどん屋の”としだ”で働いていたというご主人がここに開店したのが”あきら”です。

あきら玄関縮小   このお店のウリは、道後にあった「松山うどん」の代名詞であった”としだ”の味を継承するというのが謳い文句。

その”としだ”は、道後近辺の客だけではなく、道後温泉に入りに来た他県の観光客が温泉入浴後に”としだ”で竹輪をかじりながらうどんを啜るというのがお定まりのコースでした。

あきら卓袱縮小   その”としだ”の看板メニューといえば、具材に、”麩・エビ・ホタテ・アナゴ・ごぼう・ジャコ天”が入っていた”しっぽく”、更には”肉うどん”でした。

このお店は、その幻の名店”としだ”の匂いを確かに感じさせてはくれますが、でも”としだ”ではありません。

従って、再訪してまで食べてみたいとは思いません


15番目のお店は、昨年2月9日にご紹介した、196号線沿いの浅海海岸にある”アイビーハウス”さんでした。(「アイビーハウス」 真っ当な「B級グルメ店」⑮

アイビーハウス玄関縮小   瀬戸内海の”斎灘”(いつきなだ)を見渡せる位置にお店はあります。

国道沿いのドライブインやレストランが次々と姿を消していった中で、このお店、1983年創業ということなので、もう29年になります。

エビカレー縮小   何と言ってもこのお店の看板商品は”カレー”でしょう。

しかも、このお店”スープカレー”とでも言うべき個性的なカレーで客を引き付けて離しません。

画像は”エビカレー”で、お値段800円、このお店の人気ナンバーワンです。

当然に再訪しようとリストに加えています。ここで夕日を眺めながらの食事は、否が応でもロマンティックな気分になるでしょうが、ワタシにはもう縁がありません・・・・・・

<お詫びと訂正>

14番目としてご紹介した”うどん屋あきら”さんは、既に別のお店に変わっているというコメントを頂きました。その後、現地に行って確認したところ確かに”あきら”さんは無くなっていました。従って、再訪しない理由を、既にお店が無くなっているからに訂正し、確認出来ていなかったことをお詫びします。

コメント頂いた、Project Qさんにお礼申し上げます。




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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 6

今日も昨日に引き続き、”愛媛グルメ紀行”を振り返ります。

まだまだ、しばらくは何度か行って味を確認しているお店の訪問が続いた時期です。

今日は、16番目のお店から18番目のお店を振り返ります。


まず、16番目のお店です。そのお店は学生街の町、「道後今市」の県道松山北条線沿いにある”グリルビブ”さんです。洋食のお店。(「グリルビブ」 真っ当な「B級グルメ店」⑯

このお店が「高砂町」の市内電車電停前にあった時代から知っていて、個人的に懐かしいので訪問しました。

グリルビブ玄関縮小   ところがこのお店の店主シェフさん、ワタシの顔を見ても思い出せない様子でした。

無理もありません、30年近くお会いしていないのですから。でも、名前を告げると思いだしていただきました。その第一声は「もっと若かった!!」でした。当たり前でしょう。

グリルビブ1縮小   こちらが注文した”ハンバーグとオムレツ”です。お値段は700円。

やはり洋食屋さんの定番で、フライもの中心のメニューです。

一度訪問しましたから、当初の目的は果たしましたので再訪はいたしません



次は17番目のお店です。昨年の3月22日にご紹介した街場の洋食屋さん”キッチン ボルガノ”さんです。(「キッチンボルガノ」 真っ当な「B級グルメ店」⑰

場所は、二番町三丁目。松山地方裁判所から千舟町方面に向けて南に下る道筋、二番町通りとの交差点付近です。

ボルガノ玄関   開業は1974年といいますから、今年でもう38年になります。

このお店の道路を挟んだ西側に、今はもう消滅してしまった”東邦相互銀行本店”がありました。

ハンバーグランチ2縮小   このお店のカンバンメニューは、何と言っても”特性ハンバーグランチ”です。

というより、お昼時は、この特性ハンバーグランチしか出しません。お値段は800円。

シェフ一人でお店をやっていますから、メニューを一つに絞らないとやっていけないのです。

朝から一人で仕込んだ”ハンバーグ”のお味は絶品です。

でも、昼時には何時行ってもこのメニューしかありませんので再訪はしません



18番目のお店は、昨年3月23日にご紹介したカレー専門店”ライオン”さんです。(「ライオン」 真っ当な「B級グルメ店」 ⑱

千舟町3丁目、西日本シティー銀行松山支店の真向かいにあって、開業は昭和39年といいますから、今年で48年目の老舗です。

玄関1   カレー専門店の”ブルドッグ”さんの開店が昭和34年ですから、"ライオン”は、それに次ぐ二番目の古さということになります。

何れにせよ、カレー専門店の草分け的存在であることは確かですね。

ミンチカレー真横5   画像のカレーは”ミンチカツカレー”の中辛で830円です。かなり本格的辛さです。

ライオンのカレーは、一言では言い表せない奥深さがあります。昼時は、千舟町界隈のサラリーマンたちで賑わいます。

でも、再訪はしません。ワタシはカレーが特別好きと言うわけではないので。

しかも、このお店は高校時代から通っていましたから。



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「アトリウムカフェ 夢うらら」・「愛媛グルメ紀行」 342

今日は、旧北条市にある”善応寺”(ぜんおうじ)近くにある”アトリウムカフェ 夢うらら”さんをご紹介しましょう。


アトリウム”と言うのは、ギリシャ神話で宮殿の水盤のある中庭をアトリウムと呼んでいたとあります。


その後、古代ローマ時代に住居の中庭を意味するようになり、”アトリエ”の語源ともなった言葉。


そういう言葉をイメージして作られた”カフェ”です。


このお店は、ブログ友”ファットマン”さんのお薦めでお伺いしました。

  案内板1看板2
場所は、北条の国道196号線を今治に向かって走っていると、交通標識で”善応寺”へ向かう矢印に出会い、そこから県道178号線を東に向かいます。


すると、途中で”善応寺”へと分かれるところを更に東に入って、画像のような案内板に沿って小高い丘を目指します。


善応寺”は、中世の中予地方を支配した豪族”河野氏”ゆかりの地ですが、それは別編で詳しくご紹介します。

アプローチ3
途中にある案内板3枚に導かれるように進むと、第一駐車場があり、そこに車を止めると、画像のような”カフェ”に向かう誘導路があります。


両側を草木でびっしり覆われた山道を喘ぎながら登っていくと、丘の中空にその”アトリウムカフェ 夢うらら”さんがあるというわけです。


この草木が両側に迫っている狭い山道を登っていきながら、「アッ・・・・これは”千利休”が完成させた”茶室”の”にじり口”ではないか?」と思った。


”千利休”は戦国時代から安土桃山時代に、日本の”茶道”を完成させた茶人。

テラス4
”千利休”は、現代にまで伝わる”茶室”の様式を完成させた人ですが、彼が完成させた二畳の茶室の入り口には”にじり口”と呼ばれるものがある。


その”にじり口”は、背をかがめないと入れない高さの狭い入り口。


その狭い入り口”にじり口”を背をかがめながら入るとき、客人は、武士であれば腰の大小(日本刀)を外し、その他身分の高いものであれ、茶室に入るに身分の上下や身代の大小を問わず、ただの客人として茶室に入る。


この狭くて急な山道は、そこを登る人の雑念や世俗の様々な思いの荷を降ろし、ただの客人として”夢うらら”に向かう、いわば茶室における”にじり口”の役割りを担っているのでは?と感じたのです。

店舗5
その山道を登っていくと樹間から”アトリウムカフェ 夢うらら”さんが忽然と姿を現しました。


このお店は、先ほど書いた山道を歩いて登らなくてもいいように、車でそのままお店の前まで行ける第二駐車場も用意されています。


ただそちらは急峻な坂道でもあるので、女性客はその急峻さを避けて山道を登るお客さんも多いとか。

ランチメニュー7   お店の玄関脇に、手書きで”本日のランチ”メニューが書き出されています。


お値段は1000円(内税)です。ほとんどのお客さんはこれを食べておられました。


客の90%以上が女性客、グループで来られたりお一人で来られている方もいらっしゃいました。


還暦を過ぎた男性一人客など、ワタシ以外はいません、一人ですから厨房に向かうカウンター席に腰を落ち着けました。


このお店は、小高い丘の上の樹間に立っているので、特等席は海の見える窓際と、そこから屋外に張り出したテラス席でしょう。

背景6
ところがカウンター席だと、海を見下ろす絶景を背にしなければならないので、その点やや不利。


そこで、厨房を仕切るスリガラスに、背中側の景色が写っていましたので、画像ではその様子を捉えました。

ランチ8
画像が”本日のランチ”です。


メインは、高野豆腐を衣をつけて揚げたものと、カボチャとタマネギに肉を巻いたものを揚げ物にしてあります。


厨房を仕切るのは、3人の若い女性フロアー係りと、彼女たちから「お母さん」と呼ばれている女性店主。


最初は全員がご家族かと思って、そのことをお尋ねすると、妙齢のフロアー係り責任者風の女性から「フフフ・・・・よく間違えられるんですが、家族ではないンです」とのお答え。


席は、テラスの席まで入れると40席近くある中規模のお店なので、厨房では皆さんキビキビを動かれています。

プレート9
全て”ワンプレート”に彩りよく盛られています。


副菜には”ゴーヤチャンプル”と”五目豆煮”、”ミニミートスパ”、それに2種のサラダに、バナナと香の物。


揚げ物が大きくて目立ちますが、中味は高野豆腐にカボチャとタマネギ。


全体を通しての印象は、まるで”精進料理”です。このお店の”食”へのこだわりは、素材を厳選し、肉は国内産、野菜は地元産、安全と健康を目指しておられます。

五穀米ご飯10
パンかご飯が選べますが、ワタシはご飯を。


すると出てきたのがこちら”五穀米ご飯”です、量は少な目と指定しました。


白米の旨さ甘さはありませんが、いかにも”健康”を食しているという感じになります。

汁11
この”汁”にも、大根、ニンジン、硬めの豆腐、エノキなどお野菜がタップリ。


いいお出汁も出ています。

オレンジジュース12
最後は選べる飲み物、ワタシは”オレンジジュース”を選択。


小さい、抹茶に包まれた”茶菓子”付きです。女性客が、わざわざ国道からかなり入ったこの丘にあるお店まで集まるわけです。

斎灘13
これがお店から一望できる”斎灘”(いつきなだ)です。


このお店の開業時間は、”午前9時から夕日の沈むまで”と洒落ています。


「ここから”斎灘”に落ちる”夕日”は綺麗でしょう!」と声を掛けました。


すると、こぼれるような笑顔で「もう最高!ですー」と返ってきました。


ブログ友”ファットマン”さん、素敵なお店をご紹介頂き感謝しております。


このお店、先々月に7年目の夏を迎えた。





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プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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