「愛媛グルメ紀行」を振り返る 14

今週の土日も”愛媛グルメ紀行”シリーズを振り返ります。

今日は、41番目のお店から43番目のお店です。

次は一体どのお店に行ったらいいのか?と迷いに迷っていた時期です。


先ず41番目のお店は、昨年5月11日にご紹介した”中華飯店大王”さんです。(「大王」 真っ当な「B級グルメ店」 40

場所は、国道33号線から椿神社に入る参道の入り口付近にあります。

玄関1
店の看板には”元祖 中華つけ麺 大王”のマークが書き入れられていまが、最近大流行の”つけ麺”の老舗中の老舗的お店です。

この地で中華の”つけめん”をカンバンメニューにし続けて37年目に入りました。

主要道路に面している訳でもないのにこの業暦、たはりタダモノではないのです。

つめけん4
注文したのは、お店の名前を冠した”大王つけめん”です。お値段は600円。

つけ汁にしっかり絡むように、”中太麺のちじれ麺”です。最近のジンゴズンゴさんの説によると、太麺はつけ汁に絡むとは必ずしも言えないと書かれています。

中華ポットに中華スープが入っているのが出されていまが、麺を食べ終わったら、それを”そば湯”の感覚で汁に注ぎます。

でも再訪はしません。と言うのは”つけ麺”を特別好きと言うわけではないからです。<注>と、言いながら既に再訪しました。


次にご紹介するお店は42番目のお店。昨年5月12日に”愛媛グルメ紀行”シリーズでご紹介した、久万ノ台の「松山中央卸売市場中央市場」の北側を東西に通る道筋にある”手打ちうどん やしま”さんです。(「やしま」 真っ当な「B級グルメ店」 41

お店、実は今から14年ほど前には、国道56号線沿いの”松前町恵久美”、伊予銀行岡田支店の向かい側で営業していました。松前町では7年間ほどやっていましたので、開業以来21年ほどになるお店です。

玄関1
厨房では、ご主人が茹で上がった麺を水で洗って絞めるのにで大忙しです。

カウンターの直ぐ横には、広いスペースをとった麺打ちをする作業台があります。

天ぷらうどん5
注文したのはお店お薦めの”天ぷらうどん”、お値段は典型的な松山うどんの920円。

このお店が、国道56号線の松前町にあった頃からそうですが、このお店の”お出汁”が唸り声が思わず漏れそうになるくらいに美味いんです。

上品なカツオ出汁が、暖かいうどん麺にマッチしていて、出汁に関して言えば、個人的には”松山一”ではないかと思います。

その時には、「わざわざ探し出して食べに行く価値は十分すぎるほどある”うどんの名店”です。」と書いています。

そして、その通り既に再訪し”再訪シリーズ”8番目のお店として7月25日にアップしました。


最後に43番目のお店は、昨年5月13日にアップした、旧北条市の国道196号線(旧道)沿いにある”北京飯店”さんでです。(「北京飯店」 真っ当な「B級グルメ店」 42

合併後は「松山市小川」です。道路の海側に店はあります。

玄関1
このお店の最大の”売り”は、看板にも堂々と表記してあるとおり”からあげ”です。

このお店のスタートは、今から43年前にさかのぼります。松山市内の”東雲短期大学前”でスタートしました。東雲短大前で営業したのは僅か3年間。

その後出身地である現在の場所に移転し、以来40年間同じ場所で営業を続けられています。

3人前5
これが持ち帰り用”からあげ”3人前です。

揚げたてで湯気が盛んに立ち上っていますので、「湯気が落ち着くまでは袋を閉じないで下さい」と言われます。1人前のお値段は600円です。

かるーく、サックリ揚げられているので、お腹にもたれません。幾らでも手が出ます。

3人前の量で、4人家族が夕食に食べるには丁度いい量です。

なお、再訪はしません。何時もこのお店で持ち帰りよう”からあげ”を買って帰っているからです。



にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」
スポンサーサイト

「愛媛グルメ紀行」を振り返る 15

今日も”愛媛グルメ紀行”を振り返ります。今日は”愛媛グルメ紀行”シリーズでご紹介した44番目から46番目のお店です。


この原稿を書いた日にもある方から、「アップされた記事で行きたいお店があるけど、それは何時アップされたかを教えてください」というコメントを頂きました。

”愛媛グルメ紀行”シリーズも、この段階で延べ370店を越しましたので、自分で何時アップしたのかを探すのも大変になってきました。


さて44番目にご紹介したのは、昨年の5月16日にアップしました城北地区の中華料理店の名店”四川飯店”さんです。(「四川飯店」 真っ当な「B級グルメ店」 43

城北地区の山越1丁目にある”超繁盛店”のお店で、お昼時は何時も待ち席を覚悟しなければならないお店です。

玄関1
場所はおさらいです。国道196号線を北条方面に進むと、山越2丁目にある”シャラク山越本店”手前を西の方向に左折します。富士タクシーをちょっと西に行った北側にあります。

駐車場が、店の前に3台、店の前の駐車場に11台、お店から遠く離れた第三駐車場に8台、合計22台も用意されています。その駐車場が空いていない時すらあります。

季節に関係なくそういう状態ですから、真夏などはお店に入れないお客さんが玄関前で待っていることすらあります。

ランチ4
注文したのは”当日のランチ”です。お値段は650円。

当日ランチは、メインは酢豚。それに生野菜サラダと小籠包(ショーロンポー)が付いています。それにご飯と玉子スープと、チョイスできる飲み物がランチの内容です。

そのボリュームが半端ではありません。味、量、価格のバランスが群を抜いています、そりゃあお客さんが列を成すはずです。

このお店は再訪しました。9月4日に”再訪シリーズ”24番目のお店としてアップします。驚きのメニューをいただきました、ご期待下さい。


次に45番目のお店です。それは5月17日にアップした平井町にある”若水飯店”さんです。(「若水飯店」 真っ当な「B級グルメ店」 44

場所は旧国道11号線、今は県道334号線(県道松山川内線)の道路沿い。”パルティーフジ平井”前と言ったほうが分かりやすいかも。

玄関1
ここに若い夫婦がお店を出して、もう25年ほど経過したでしょうか。お二人でお店を切り盛りしておられました。

余り広くないお店ですが、優しいお人柄がお店全体に行き渡って心地いい空間を作っています。最近お店の前の県道と、国道11号線をつなぐ道路が出来ました。

チャンポン5
これがこのお店のカンバンメニューの”チャンポン”です。お値段は630円です。

チャンポンの具には、モヤシ・キャベツ・ニンジン・キクラゲ・豚肉・エビなどが入っています。

これ以外に”餃子”も注文しました。こちらは6個で300円です、嬉しいお値段ですね。

味もまとまっていて、優しい味だと思いました。

このお店は再訪したいと思っています。またあの優しいご夫婦のお顔が見たいと思うからです。


最後に46番目のお店です。それは昨年の5月17日にご紹介した樽味2丁目、「愛媛大学農学部」の近くにある”洋食酒家 キートン”です。(「キートン」 真っ当な「B級グルメ店」 45

11年前にオーナーがアメリカから帰国し、アメリカの”洋食”を日本に逆輸入したいとの意気込みで開店したお店でです。

玄関1
ブログ友の乱さんなどは、この”洋食”をいまだに”西洋料理”と呼んでいます。

でも、それは間違いです。”洋食”というのは、西洋料理の感じがしますが、実は立派な”日本料理”なのです。

明治に入って、日本人が西洋の料理を取り入れながら、完全に日本料理の一分野に育て上げたのです。

チキングリル5
当日の”肉ランチ”は、チキングリル2種ソース”と言った内容でした。この他には”カレーランチ”もあります。

”骨付きチキン”に、赤ワインソースを絡め、更に少し生姜を利かせた別の”香りソース”を絡めて、”網焼き”に仕上げてあります。

メインディッシュに付けられているのが、スープ・サラダ・飲み物・デザートです。それで、お値段は1,100円。ため息が出ました。

網で焼かれたチキンの美味しい肉汁を、パン生地でしっかり受け止め、美味しさを逃がさないというシェフの工夫が様々に凝らされたメニューでした。

でも、このお店は再訪できません。それはこのお店は11年目の今年の春、閉店されてしまったからです。

その後には”四川の泰(たい)”という中華料理店がオープンしています。そのお店は6月5日にシリーズ304番目のお店としてご紹介しました。(「四川の泰(たい)」・「愛媛グルメ紀行」 304



にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」

「伊予 味芳」・「愛媛グルメ紀行」 367

さて今日は、最近になってお互いのブログ記事を見るようになって、更にコメントしあうようになった”のしうめ”さん(ブログ名:愛媛美味探訪:http://39001919.at.webry.info/)の8月30日の記事を拝見して、その翌日にお訊ねしたお店をご紹介しましょう。


そのお店は、国道56号線沿いの伊予市市場にある”伊予 味芳”さんです。場所は、鳥の木バザール市場店の東隣。

玄関1
こちらが、国道56号線から見えるお店です。中々風情があるお店です。



このところ、ワタシやブログ友の”乱 駆郎”さんや”ファットマン”さんなどが、”冷たいラーメン”と”冷たいうどん”に凝っていることを”のしうめ”さんはご存知だったようで、その内の”冷たいラーメン”がいただけるお店としてご紹介いただきました。


30日にアップされた記事に引き寄せられるように、31日にワタシとファットマンさんがほぼ同時刻に同じお店にお邪魔して、隣の席に付くという超ニアミスが起こったのです。


ところがお互い面識がありませんので、薄々感づきながら声も掛けずに分かれたという、ブログ友ならではのニアミスでした。

店内2
さて、店内はすこぶる広い。カウンター席はもちろん、小上がりや宴会ができる部屋まで用意されています。


店主兼板前(オーナーシェフ)さんに「このお店は、どういうお店ですか?」と、失礼も顧みずお尋ねした。


すると、「うちは割烹です!」と、胸を張られた。この地で開業して15年、その前に別の場所で10年、合計25年と言う業暦だそうです。

肴一覧3
そういえば、お店の中で一際目立つのがこの画像。魚介類のネタ一覧です。驚くほどの種類が載っています。

「ネタ表に、本日のと書いてあって、実に多種多様な肴が書いてありますが」と話を続けました。

「ええ、肴(魚)はその日によって上がるものが違いますから、ほぼ毎日書き直しています」と店主。

「瀬戸内海の魚が減ったそうですね!」と話を向けると、後は堰を切ったように漁獲量と魚種が減ったことを嘆いて、様々な話題が次から次へと。

それらを整理すると、第一に乱獲、第二に森林の環境劣化、第三に養殖場の増加で海の生態系が大きく変わりつつあること、更には自然環境の破壊等々。10年前に比べて漁獲量は十分の一に激減したという。

「この辺で幾らでも上がっていた”穴子”と”シャコ”が全然獲れんなったんやけん、本当にイケン!」と、店主の声は悲鳴に近かった。

そして、それらの私達2人の話は「人類は海から誕生した。だから海が死ねば人類も滅ぶ」という共通認識で一致した。

メニュー4
さてメニュー表に目をやると、麺類のメニューが11も並んでいる。当然お目当ての”冷やしラーメン”を注文した。お値段は単品で650円。


「このお店は割烹でしょう?それにしては麺類のメニューが豊富ですね!」とワタシ。


「昔から、麺類メニューを考えるのが好きやった。そして、数年前から愛媛大学医学部の施設に弁当を入れる事になったのよ。すると、麺類が好まれて次から次へ新しいメニュー考えよったらこうなった。今までに17か18は開発したやろーか?」と店主さん。


「そしてねー、麺類は儲かるんよー。讃岐うどんなんて、一玉100円で売っとるけど、アレ原価は15円。売れば売るほど儲かるようになっとるんよ。うどんが一番利益率が良くて、次はラーメン、蕎麦は原価が高いから儲からないけど」と、業界の内幕まで惜しげもなくお話いただいた。

冷やしラーメン5
そんな話をしている間に”冷やしラーメン”が出された、それがこれ。


朱塗りの椀に入れられた、まあ、実に上品なラーメンではないですか。やはり割烹が作るとラーメンもこういう姿になる。


具材はシンプルで、湯掻かれたモヤシ、刻みネギ、針海苔、かまぼこ2切れ、チャーシュー3枚、そして味付け卵(煮卵)半分。


問題はスープだった。啜った。・・・・・・声が出ない。・・・・低い唸り声が・・・・・ウーーー!

冷やしラーメン上6
「このスープ・・・・・これは・・・・・旨い・・・・これはナンデ???」というワタシのうめき声に店主が応えた。


「これは〇〇と、貝柱をベースにして、それに良質の鰹節、塩味のスープ。やっとここまでできた」と、店主も微かに呻(うめ)いた。


礼儀として、〇〇の材料名は秘す。高級食材で、採算を考えたら使わないし、ラーメン屋さんでは使わないとだけ。

冷やしラーメン7
「これは、割烹が作ったラーメンで、ラーメン屋さんのラーメンとは全く違いますね!よく出来ていますねーー、傑作っですよ、コレは!」

「麺だってモチモチだし、ゆで卵にも一仕事してあって味付け卵(煮卵)にしている!第一スープが絶品です!!」とワタシ。

「いやー、私の理想から言えばまだ8分の出来です」と店主、別に謙遜している風には見えない。

「じゃあー、その理想とは?」とすかさずお尋ねした。

「ええ、そこに出しているチャーシューが不満なんです。これを自分で作ったハムで出せるようになれば100点なんですが・・・」と、顔に悔しさが滲んだ。

「今、ハムを自分で作っているんです。酒のツマミ程度のものはも出来上がっているんですが、もう一歩です!」

「じゃあ、豚肉から自分で手作りで?」とワタシ。

「はい。肩ロースだけを使って。ハムには肩ロースが最適で、東北地方の銘柄豚を使っています」と店主。

麺8
この””の色艶を見てください。カンスイで見事なまでに黄色く発色している。


この色艶は、食べなくても麺のモチモチした心地いい弾力を感じ取ることが出来る。


塩味スープによくマッチしています。厳選された麺であることがよく分かります。

完食9
もちろん、スープも舐めるように完食。朱塗りの椀を両手で持ち上げ、最後の一滴も逃すものか!っと。


特性ラー油も用意されていますが、投入しない方がスープの持ち味を殺さずに済みます。


また夏季限定は、「今年は暑いケン、9月いっぱいやるつもり」だそうです。


今ならまだ間に合います。


冷たいうどん”の”真打”が、”味十味”(あじとみ)さんの”生野菜ぶっかけうどん”と書きました。


すると”冷たいラーメン”の”真打”は、まさにここ”伊予 味芳”の”冷やしラーメン”に違いない!!


このお店は、最初から”再訪”決定宣言です。



また情報をいただいた”のしうめ”さん、いいお店をお教えいただきありがとうございました。





にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」

「再訪27 四川飯店」・「愛媛グルメ紀行」 368

今日は”再訪シリーズ”の27番目のお店、昨年5月16日に”愛媛グルメ紀行”の44番目のお店としてご紹介した本格的中華料理のお店”四川飯店”さんをご紹介しましょう。(「四川飯店」 真っ当な「B級グルメ店」 43


このシリーズで、中華料理店のカテゴリーとしたお店は、この記事を書いている時点で延べ57店舗あります。その中では間違いなく一番繁盛しているお店でしょう。


場所はおさらいですが、城北地区の山越1丁目にあります。国道196号線を北条方面に進むと、山越2丁目にある”シャラク山越本店”(今はもうないかも)手前を西の方向に左折します。そして、富士タクシーをちょっと西に行った北側にあります。

玄関1
お店の玄関を入ると、正面に”ウエイティングシート”があって昼時はシートに名前を記入してお店の内外で順番を待つ人が連なる。


わざわざ、立って並ぶことを承知で客が集まってきいるのです、この酷暑の中でも。


駐車場が、店の前に3台、店の前の駐車場に11台、お店から遠く離れた第三駐車場に8台、合計22台も用意されています。


客が集まるには、当然にそれなりの理由があります。そうです、味とメニューの豊富さ、お値段、キビキビしたサービスとバランスが取れているのです。

メニュー2
今年の夏は”冷たい麺”にいささか凝っています。


そこで、このお店でもメニューはもちろんお店の隅々まで目を凝らしました。


ありました!夏季限定メニューが壁に張り出されています。”冷し担々麺”と”冷し中華”の文字が。レギュラーメニューにも”冷麺”が用意されています。


ここは迷わず”冷し担々麺”600円を選びました。このお店は”四川料理”を掲げておられるお店ですから当然と言えば当然。

冷し担々麺上3
これが”冷し担々麺”の雄姿です。どうです、端然とした佇まいでしょう。


温かい”担々麺”は今年の夏でも何店舗かで頂きましたが”冷たい担々麺”は初めてです。


否が応でも興味が沸いてきます。


「真っ赤に燃えた~ 太陽だーから~・・・」という唄、無かったですか?(え?古い??)

冷し担々麺4
何時も書くことですが、”坦々麺”とは、四川風の”花椒”(かしょう)と”豆板醤”(トウバンジャン)と少量の”芝麻醤”(チーマージャン)を利かせたものに、ゆで麺を入れ、豚挽肉のそぼろとネギやザーサイなどを載せたスタイルの麺です。


8月23日にご紹介したばかりですが、フジグラン松前店のテナントとして入っている”万豚記”さんでも”担々麺”についてはご紹介したばかりです。


その時値段についても書きました。”長城”さんのそれは860円(悲しくなる味で)、”万豚記”さんのレギュラー時のそれは880円(平日の昼間1時間だけは500円)。


それらに比べて、このお店”600円”ですよ!しかも冷たくしても美味しく食べることが出来る工夫を凝らされてこのお値段ですよ。


そりゃあ客が行列を作るはずですよ、皆さん知っているんです、猛暑の中でも並ぶ価値があることを。

アップ5
真っ赤に燃えているのは唐辛子。でも、これが冷たいんです、しかも見た目ほど辛くない。


これなら唐辛子に悶え苦しむ方でも、何の抵抗もなくスルスル進むこと請け合いです。赤い色が気にかかるなら、これは”トマトスープ”だと思えばいいのです。


スープを啜ってみた「冷たい!ちょっぴりだけピリ!そして奥深い”花椒”(かしょう)の痺れ感!スープのコク」どれをとっても言うことない。


個人的には”一天張”の”汁なしタンタン麺”580円も大好きですが、本格派の中華料理店の作るものは次元が違うと思わせる出来上がり具合です。

混ぜた6
さて、いただく前に混ぜます。ワタシは普通の日本人のように、片隅から全体を崩さないように食べたりはしません。


混ぜたほうが美味しい場合は徹底的に混ぜます。挽肉と刻みネギとキュウリ、全部混ぜます。


ビジュアルがどうのと・・・・・そんなこと美味しく食べるためにはどうでもいいこと。

麺7
麺も啜ります。モッチリ感が素晴らしい麺です。


超個性的なスープに決して引けを取りません。


スープの絡みがいいように、中太縮れ麺です。冷たく冷してあります、幾らでも胃に収まります。


このところ急に胃が縮んでしまったワタシでも、何の不安感もなくどんどんいけます。

完食8
文字通りあっという間に”完食”です。


ああ気持ちよかった!


体の隅々まで、花椒(かしょう)と豆板醤(トウバンジャン)と少量の芝麻醤(チーマージャン)の小気味いい刺激が伝わります。


本格中華スープの深みと、小麦粉の旨味を感じさせてくれる麺も心の底から味わいました。


帰り際に、フロアー係りの若い女性に聞きました。「冷麺と冷し中華は同じもの?それとも別?」って。


すると瞬時に「全く違います!」と答えが返ってきた。


え??じゃあ、それ確かめに戻らなきゃ!




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」

「再訪28 華龍飯店」・「愛媛グルメ紀行」 369

今日も”再訪シリーズ”で28番目のお店です。それは、今年の1月27日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの214番目のお店として取り上げた、城北地区の中華料理店”華龍飯店”さんです。(「華龍飯店」・「愛媛グルメ紀行」 214


昨日再訪シリーズの27番目のお店として取り上げた”四川飯店”さんの北西部に位置しています。


場所は山越6丁目、中央通りの大きな交差点、”メガネの三城中央通店”を北に上がると左手に”白鳳会館”が見えてきます。


その”白鳳会館”の北側の交差点を左折(西に)すると、直ぐにあります。

玄関1
こちらが玄関。出前用にバイクを2台用意されています。


今年で18年目を迎えるお店です。


昨日の”四川飯店”さんの集客力には敵いませんが、それでも城北地区では安定して客を集めているお店には違いありません。

店内
お店は規模が大きいのでフロアー係りの女性も数を揃えておられますが、全員が赤いチャイナ服を着用しています。


年齢に関係なく赤いチャイナ服ですから、否が応でも目立ちます。


ただ、どうしても昨日訪れた”四川飯店”さんと比べてしまうのですが、活気の点でやや大人しいという感じでした。

メニュー3
さて、メニューを見るとレギュラーメニューの他に夏季メニューがあって”冷麺”単品、もしくは”冷麺と炒飯"などのセットイメニューがその内容でした。


つまり、夏季メニューの基本は”冷麺”しか用意されていないということ。


しかも、”冷麺”単品のお値段が何と800円。思わず仰け反りそうになりました。”高い!


昨日の”四川飯店”さんでは夏季メニューを3種用意され、しかも”冷麺”は650円です。


もう一つ失望したのが630円に設定されている”ランチメニュー”でした。以前来た時と全く同じ・・・

冷麺4
個人経営のお店で”新メニュー”を開発しようと思ったらどうしても1年はかかると仰っていた、うどん屋の”やしま”店主さんの言葉を思い出しました。


それが現実なのでしょう、気を取り直して”冷麺800円を頼みました。


その画像がこちら。


麺と具材とスープが別盛りで出されますが、内容的にはどこにでもある”冷麺”のように見受けました。


このシリーズを書くに当たって、何気なくその辺りのお店の入って「さあ、今日は何をいただこうか?」というスタンスは取っていません。

麺5
少なくとも、「〇〇をあのお店まで行って頂こう」と決めてお店を訪問しています。


ワタシの場合「わざわざ、そのお店に行っている」のです。これは若い頃から身についた習慣です。


ですから、お店で出されたものを見て「これならわざわざこのお店まで来なくても良かった」と思ったときほど気落ちすることはありません。

具材6
食べる前に「え?これってどういう味なんだろう???」と胸ときめく、それがこのシリーズの要諦(ようてい=肝心かなめ)の一つです。


でもこの”冷麺”なら、もう食べる前から味を含めて食感まで容易に予想が付きます。


具材も別盛りされていますが、ありきたりの具材で、わざわざ別盛りにした理由が見当たりません。

乗せた7
とりあえず、具材を全部麺に乗せました。


ただそれだけのことです。

混ぜた8
後はスープを上から廻しかけ、黙々といただくだけ。マスタードを添えた意味も理解できませんでした。


いえ、味はいいお味なんです。ちゃんとした料理人が作った、ちゃんとした”冷麺”なんです。


麺だってモチモト感がシッカリあって、全く文句のつける余地がない出来です。


店員さんのサービスだって過不足は無い。


でも、だからといってこの”冷麺”を食べに、わざわざこのお店に来る理由も全く無い


再訪シリーズもこのお店で26店目ですが、「再訪するんじゃなかった」と思った2番目のお店になりました。


一番目は、もちろん8月22日に再訪シリーズの22番目のお店としてご紹介した”長城”(長城さんほどがっかりした訳ではありませんが)さんですが。




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」

「うどん 麦わら」・「愛媛グルメ紀行」 370

今日は古川西2丁目に昨年4月に開店した、比較的新しいうどん屋”うどん 麦わら”さんをご紹介しましょう。


場所は通称椿神社裏参道を南下し、椿神社西大鳥居がある交差点を西に曲がりドラッグストアー”マック”の南側の西沢ビル1階にあります。


その西隣には、サニーマート椿店があるところです。

玄関1
こちらがお店の玄関。


今年の夏は、ワタシの周辺で”冷たいラーメン”と”冷たいうどん”狂想曲の嵐が吹き荒れました。


9月に入った今でも、その嵐は一向に収まりそうもありません。

夏メニュー2
その”狂想曲”の言いだしっぺであるワタシのブログ友:乱 駆郎さんは、今仕事狂想曲で舞いに舞っている最中。


ですから吹き荒れる”冷たいうどん”旋風の蚊帳の外ということになっている今、取り合えずワタシがそれを支えているという構図でしょうか。


さて、このお店にも夏のおすすめメニューのラインナップがずらりと並んでいます。


その中でワタシが選んだのは、”冷えび天”600円です。涙が出そうなくらいに良心的なお値段。

おでん桶3
このお店も、例によって”おでん桶”がデンと据えられています。


残暑が厳しいこの季節、おでんを食べる人は少ないかも知れませんが、ワタシは本能的に手が出てしまいます。

おでん4
選んだには”厚揚げ”で、1本90円です。


味がよく染み込んでいて美味しくいただきました。

冷かけ上5
さて、こちらが注文した”冷かけ”の中の”冷えび天”です。


事前に、冷たい出汁に冷やしたうどんが入っていることは確かめました。


具材は至ってシンプル、カマボコ2切れとワカメと刻みネギ、それにえび天が2尾、端正な佇まいで丼に収まっています。

冷かけ6
えび天の尾は、2匹とも丼の縁を枕にユッタリとくつろいでいる様子。


出汁を啜(すす)る前から、上品な出汁の香りが鼻腔に届きます。


否が応でも食欲をそそられます。

冷かけ7
先ず出汁を啜ってみました。フー~~・・・とってもお上品!でも、深い!


出汁は北海道産の昆布をタップリ使い、それにイリコと良質な鰹節で丁寧に丁寧にとってあります。


おでん桶の横に台が置いてあって、その上に出汁をとった後の昆布が大きなビニール袋に入れてあり、ご自由にお持ち帰り下さいとあった。もちろん無料です。


お店によっては出汁をとった後の昆布は、細かく刻んで甘辛く煮て”付き出し”として利用するお店もありますが、このお店は気前がいい。

麺8
麺は細麺で、艶があって照り輝いています。もちろん、モチモチした弾力もある。


ワタシ好みの麺でした、そりゃあ嬉しいですよ。


えび天もプリプリ!撮影でモタモタしたため、衣が出汁を吸ってややふやけていましたが、これはワタシのせいなので責められない。


麺と出汁とえび天のバランスがすこぶるいいのです。特に出汁は出色の出来だと唸りました。

完食9
当然に丼を両手で持って、コレは舐めたの?と疑われかねないほど綺麗に飲み干した。

勘定を払う時、「今日いただいた”冷えび天”最高の出来でした!感激しながらいただきました!」と告げました。

すると、フロアー係りの女性が厨房に引っ込んで若い店主を呼んできました。

短く刈りそろえた髪をなでながら「そう言っていただけると、私達も頑張りがいがあります!ありがとうございました」と、丁寧に頭を下げられた。

「いえいえ、ありがとうってお礼を言わなきゃいけないのはコチラの方です!」と却って恐縮しながら頭を下げた。

厨房からもう一人若い女性が出てきて、3人が並んで再び深々と頭を下げられた。

まるで、これから秋の野原を駆け巡るバッタのように、お互いが頭の下げっこをしながらお店を後にした。


外はまだ残暑!でも爽やかだ!!



にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」

「再訪29 酒処 大黒屋」・「愛媛グルメ紀行」 371

今日は”再訪シリーズ”の29番目のお店、今年の2月16日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの227番目のお店としてご紹介した”酒処 大黒屋”さんに再びお邪魔しました。(「酒処 大黒屋」・「愛媛グルメ紀行」 227


場所は、市駅から北に伸びる花園町アーケード街、それを城山に向かって北上し、南堀端交差点の一本手前の交差点の西側の”大黒屋ビル2階”にあります。

玄関1
こちらが1階の入り口で、お店は階段を上がって2階の突き当たりにあります。


今年の夏は、”冷たいうどん”と”冷たいラーメン”狂想曲に明け暮れました。


季節的にはもうおしまいかな?と思っていたとき、ふとこのお店の2階に上がる階段壁面にあったメニュー看板が頭をよぎったのです。


た し か・・・・・「冷たい〇〇・・・・」が・・・・っと。

麺メニュー2
そこで出かけてみました。ありましたありました、この看板です。


このお店は、昼はこの看板に書いてある”麺類”だけしか出さないお店。


夜は、地元の魚介類などを肴に、家路に着く前に一杯引っ掛けたい呑み助たちに解放されるお店です。


この営業スタイルで、もう戦後60年以上過ぎている老舗中の老舗です。

剥製3
店内は、店主の他に2人の3人でやっておられます。

一見(いちげん)の客など来ません。夜に一杯引っ掛ける常連さんが「今日は何にしようかのー、迷うのー」とお昼の麺類を食べにやってきます。

「ナーーンモ、悩むことなんかなかろー!たったこれだけしかメニューないんやケン」っと、14種の麺類メニューを指差すのは、若い男性、店主の息子さんだろうか?

そこですかさず尋ねました「この”冷やしうどん”というのは、ドーユーーン?」っと。

すると、「ウーーン、そーよねー、まあ”うどん浮いとるヨーナ・・・・、ナンと言うか・・・」

ここでワタシとお店側に大きなボタンの掛け違いが起こっていたことに、この段階ではワタシは気がついていなかった。

「アアー、あれね!冷たいアレの中にうどんが浮かんどるやつね!」と、ワタシの頭の中では、”アレ”は冷たい出汁のイメージがすっかり出来上がっていた。

「ソレ、一つね!」と注文が終わった。

冷やしうどん上4
それで出てきたのがコレ!”冷やしうどん”お値段350円。ウッ!と、ここで声が詰まった。


どこかの金融機関が、夏のボーナス時期に10万円以上定期預金したら1個付いてきた粗品のようなガラス丼に、確かに””が張ってあって、その丼の底にうどんが沈没していた、角氷とともに・・・・・


「コレはー!単なる”ざるうどん”やないか!・・・アレ?イヤ・・・そう言えば、ザルに入っとるわけやないから・・・ザルうどんとは違うなー!」


「氷が入っとるから・・・・確かに”冷やし”やしーー???」と、もうこうなると、入れ歯を外した老人のように、「ファッ ファッ ファッ ・・・・・」と、力なく笑うしかなかった。

冷やしうどん5
ここは”手打ち”を謳っているわけではないので、麺は当然に”冷凍麺”に違いない。


でもまあいい、今年の6月15日にシリーズ312番目のお店として紹介した、松山空港近くの東垣生町にある”うどん屋 どんべい”さんのように、客の目のまで冷凍うどんを袋から出して、凍ったままお湯に漬けると言う荒業は使わなかったから。


街場の食堂で出すうどんや鍋焼きうどんの玉は、どの店だって麺屋から仕入れている。それで美味しいのだから文句などまったくない。


ただ、冷凍うどんを解凍して温め、再び水に晒してうどんを絞め、氷を入れて水を張ったガラス丼に投入する・・・・・マア、・・・・ちょっと・・・・ゲイがないというか・・・・・。いや不満はない。

薬味6
「あの角氷、うどんが終わった後、ガリガリ齧ったら気持ちいいヤローナ・・・」つつぶやきながら、薬味を漬けタレの中に入れた。


薬味は、刻みネギと海苔、チューブから搾り出した山葵(わさび)、そして煮含められたシイタケ。このシイタケだけが、まあ仕事らしい仕事がなされていたのか?


いえ、不満はない。350円ですよ。

麺7
麺は・・・・・ニチレイだったか?加ト吉だったか?テーブルマークだったか?ワタシの舌ではその違いが分からなかった。


もちろん、不満などさらさらないし、言うつもりもない!

完食8
南堀端のコインパークに車を入れ、3分で”冷やしうどん”を完食し!再びコインパークに戻って駐車料金を精算したら100円だった。


そこは、20分100円の駐車場。それでもまだ時間的余力は十分だった。


このお店の、前回いただいた”中華そば”は、ウン、コレは掛け値なしに美味しかった!!


何度も言う、このお店に何の不満もない!




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」

「愛媛グルメ紀行」を振り返る 16

今週の土日も”愛媛グルメ紀行”シリーズを振り返ります。

今日は、47番目のお店から49番目のお店です。

この頃からでした、知っているお店はほぼ行き尽くしました。ですから外に出ると、片っ端から目に付いたお店をメモしていったものです。

幸い、事務所でじっとしている仕事ではないのでそれが可能だということは言えますね。


さて、先ず47番目にアップしたお店です。それは昨年5月19日にアップした、本格的手打ち蕎麦を食べさせていただける”無着庵”さんです。(「無着庵」 真っ当な「B級グルメ店」 46

場所は、国道33号線の「椿神社入り口」交差点を西に入る”椿参道”(県道久米垣生線)の中ほどにあります。

玄関1
このお店は、そば打ち名人として知られる”高橋邦弘”氏が、広島市で開いた”手打ちそば教室”で1年半学び、高橋氏の勧めで松山の椿参道のこのお店を6年前に開店されたのです。

ですから、”いよ翁”は高橋氏の弟子、このお店は高橋氏の生徒さんということになります。

せいろ5
これが注文した”せいろ”です。お値段は760円です。蕎麦はニハチ(小麦粉2:そば粉8)で打ってあります。

せいろ一枚ではちょっと物足りない量なので(本格的そば屋のそばの量としては、多い方ですが)、せいろの2枚目を予め注文しておくことになりますが、それを”重ね”と呼んでいて350円の追加料金となります。

このお店は、こちらが1枚目を食べ終わるごろを見計らって2枚目が出されます。しっかりした蕎麦を味わうことができるお店です。

ですから、既に再訪して、8月21日に”再訪シリーズ”の20番目のお店としてアップしたばかりです。詳しくは、それをご覧になって下さい。


次に48番目のお店です。それは昨年5月20日にアップした、三津の神田町にある”高見屋”さんです。(「高見屋」 真っ当な「B級グルメ店」 47

三津にある”厳島神社”の鳥居の前にあります。

このお店は、何時も三津地区の情報をいただく旧友に教えていただきました。

玄関2
このお店は、戦前(第二次世界大戦)から栄えていたそうですが、戦争で中断を余儀なくされました。

そして、終戦直後、今の女将さんのお母さんが再開し、それからでも”60年間以上”続いています。

昼間は厳島神社の前で、お店の駐車場が空くのを待っている客までいます。

中華そば5
注文したのは”中華そば”です。お値段は550円です。

お客さんのほとんどがこれを注文しています。

お客さんを惹き付けて止まない理由は、その”スープ”の抜群の美味しさにあります。懐かしいのです。

”鍋焼きうどん”で有名な、”ことり”や”アサヒ”と同様、やや甘めのスープです。

戦後間もない時に開業したお店の味付けの特徴で、”甘い=美味しい”という時代性がスープの甘さの背景にあります。ラーメン専門店のスープとは全く別物です。

このお店にはもう一つの看板メニューがあります。それが”鍋焼きうどん”なのです。

このお店は当然の再訪します。”鍋焼きうどん”という大きな忘れ物があるからです。



最後に49番目のお店です。それは昨年5月29日にアップした中華料理店の”中国菜飯 愛華”さんです。(「愛華」 真っ当な「B級グルメ店・・・・・」 48

場所は天山1丁目、横河原線線路を高架で越えて、33号線と交差する南環状線の側道沿いにあります。

玄関1
同じビルの西隣にはイタリア料理店の”イタリアンキッチン 伊太めし屋”さんがあります。

このお店は、自分で掲げた開店時刻にまだお店が開いていませんでした。これだけで、お客様を迎えるお店としては失格だと思います。

そして、注文したものが届くまで、店内では女将さんと2人の料理人さんとの内輪話が延々と続きます。これでは、「何をか言わんや!」でしょう。

日替わりランチ3
さて、本日の”日替わり定食”の内容は、”中華風カルビ焼き”と、トッピングに”カラアゲ”、”エビ天””トリ天””・・・・・などから一品。

それに、”燻卵”と”中華風ソーメン””野菜サラダ”にご飯と飲み物が付きます。お値段は680円。

メインの”中華風カルビ焼き”、味は濃い目でしたが、ワタシには美味しかったです。

カルビの量も味付けにも納得。

女将さんは間違いなく、心優しい方です。

でもこのお店は再訪しません。このお店に忘れ物はしていないからです。




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」

「愛媛グルメ紀行」を振り返る 17

今日も”愛媛グルメ紀行”を振り返ります。今日は”愛媛グルメ紀行”シリーズでご紹介した50番目から52番目のお店です。

先ず50番目のお店です。それは、県道”森松重信線”沿いの中野町にある”真手打ち そば・うどん 高成(こうなる)”さんです。(「高成」 真っ当な「B級グルメ店」 49

県道沿いにあるとは言え、ほとんど目立たないお店です。

玄関1
唯一目立つのは、高く掲げた”看板”のみ。

ところが、広く用意された駐車場が、日曜祭日には車で埋まります。

しかも、県外ナンバーの車も目立つお店なんです。

ざるうどん6
このお店は、讃岐式の”セルフ店”。うどんも1玉100円と、讃岐価格。

いまでこそ、”讃岐うどん”を売りにした”セルフ方式”のチェーン店が県内でも増えていますが、このお店はそれよりずっと以前からここで”セルフ式”営業を続けています。

さて、お味です。「硬い=腰がある」、そういう貧しい発想とは無縁の味です。

たおやかな腰”があるのです。しかも、もっちりしていて、口の中で小麦のうまさが広がります。

出汁はやや甘め。でも、辛くないので、うどんをすすり終わった後で、残った出汁を全部飲み干せます。

完成度の高いうどんに仕上がっていました。

でも再訪はいたしません。もちろん美味しかったし好きな味でしたが、変化に乏しいと思ったからです。



次に51番目のお店です。それは、昨年5月25日にアップした国道33号線沿いのうどん店”福楽”さんです。(「福楽」 真っ当な「B級グルメ店」 50

場所は国道33号線の西側です。松山から砥部町方向に向かえば、”椿参道”入り口交差点手前の右側にあります。

玄関
33号線沿いでは名の知られたお店で、昼時は満席になります。

このお店のうどんの量には要注意です。普通の胃袋の方が”中盛り”を注文してしまうと、多分立ち往生されると思います。

天ざる大盛り
これが何気なく注文した”天ざる大盛り”です。

画像では、そうでもないのでは?と見えるかも知れません。これはまだワタシの胃が普通の状態にあったころです。

ざるうどん上から
うどんが、うどん自身の重みでざるからはみ出しています。

周囲の人の目線が・・・・「知らなくて注文したんヤナー」、とか・・・・・「知らんデー、ヨー食べるのかなーー」と。

うどんに箸を入れて漬け汁に取ろうとすると、綺麗に積み上げられていたうどんが、その重さで脇に零れ落ちてしまうんです。

麺は艶も弾力もあって、大変美味しいんです。

でも再訪はしません。今のワタシには普通盛りでも拷問になってしまう可能性があるからです。<注>と、言いながら既に再訪しました。



最後に52番目のお店です。昨年の5月26日にアップしました城南地区の中華料理の名店”中国料理 龍(ロン)”さんです。(「中国料理 龍(ロン)」 真っ当な「B級グルメ店」 51

場所は椿神社の裏参道入り口交差点にあります。

もともと、県道沿いの愛媛銀行横にあったお店を、道路拡張に伴って移転新築したものです。

玄関1
開業して9年を迎えます。

既に、この地域ですっかり定着してお客様を呼んでいるお店です。

鶏糸湯麺5
ワタシが注文したのは”鶏絲湯麺”です。お値段は735円です。

多分、”チースータンメン”と読むのではないかと思います。

鶏絲湯麵の味は上々。スープは、ラーメン屋さんのそれではなく、中国スープの中で一番高級なスープ”上湯”(シャンタン)を使っているのではないかと推察しました。

”上湯”は、鶏、豚や牛の肉、それに中国ハムなどを贅沢に煮込んだスープで、透明で上品な味が特徴です。

そのことと一つを取っても、このお店が中華料理店の名店だということがうかがえます。

ですから、このお店は既に再訪しました。そして8月14日に”再訪シリーズ”の15番目のお店としてアップしたばかりです。詳しいことはその時の記事をご覧になって下さい。





にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」

「再訪30 中国名菜 桃花」・「愛媛グルメ紀行」 372

今日は”再訪シリーズ”30番目のお店で、”愛媛グルメ紀行”シリーズの235番目のお店として今年2月28日にご紹介した、本格的中華料理のお店”中国名菜 桃花”を再びご紹介しましょう。(「中国名菜 桃花」・「愛媛グルメ紀行」 235


場所はおさらいです、新空港通りを空港のほうに西進していて、”弁天山トンネル”の手前の信号を北に入って道なりに進んでいると、道路の西側(左手)の”でんえんハイツ”1階にあります。別府町です。


このお店はお父さんは、今テレビなどでお馴染みの”陳健一”さんのお父さんである”陳健民”さんと修行仲間で、本格的四川料理を学ばれた方。


また同じくこのお店のシェフである息子さんは、中華料理界では多分日本一有名な”周富徳”さんのお弟子さんでもあります。

玄関1
こちらがお店の玄関です。


今年の夏は、”冷たいラーメン”や”冷たいうどん”を集中的に食べ歩きました。


そこでふと思ったのは、本格的中華料理のお店ではどういう”冷たい麺料理”があるのか?ということです。


その第一弾が、9月4日に”再訪シリーズ”の27番目のお店として選んだ”四川飯店”さんでした。四川飯店さんでは意表をつく”冷し担々麺”をいただき、さすが中華の王道を歩んでおるお店らしいと唸りました。


二番目に選んだのが、9月5日に”再訪シリーズ”の28番目として選んだ”華龍飯店”さんで、極めて平凡と言うかありきたりの”冷麺”にがっかりさせられました。

メニュー看板2
そこで、上の2店と同じ城北地区にある本格中華のお店”中国名菜 桃花”さんにお伺いしたという分けです。


このお店では、夏季限定でメニューには載せていない”冷麺”がいただけることを知っていたからです。


それが、お店の玄関脇の小さい看板に”スタッフおすすめ!!”と手書きで書かれた”五目冷麺”です。お値段は750円。

冷麺と店内3
さて、これがおすすめという”五目冷麺”のたたずまいです。


どうです、さりげない雰囲気の中にも気品を感じませんか。


お店の外は、最高気温35度を越す猛暑日でした。


でも店内に入ってこの麺を見た瞬間、涼しげな気持ちにさせられました。

冷麺上4
具材は彩りよく盛り付けられています。


その内容は、中華ハム、キュウリ、茹でられた海老、錦糸卵、蒸された鶏、甘辛く煮ふくめられたシイタケ、そしてトマトです。


五目ならぬ七目です。味と彩りのバランスが計算され尽くしています。

冷麺5
やはり、お料理は皿をキャンバスに見立てた”一幅の絵画”だということを感じさせられます。


5日にご紹介した”華龍飯店”さんのように具材を別盛りにして、ご自由に盛り付けしてくださいというスタンスには、ワタシはプロの矜持(きょうじ=誇り)が感じ取れなかった。


でも、このお店はシェフが清涼感あるガラス皿を選んで、その上に色彩などのバランスを考えて見事に盛り付けした、これがプロのプロたる所以(ゆえん)ではないでしょうか。

クラッシュ氷6
しかも、具材と麺とに間には、さりげなく”クラッシュ氷”が敷き詰められている。


画像中央に、ダイヤモンドのような輝きを見せているのがその”クラッシュ氷”。


直ぐに食べ始めた方は、気が付かないかも知れません。


でも、氷が溶けてもスープが薄まらない程度に、具材と麺の間に潜ませた。シェフのセンスが見事だと思いました。

混ぜた7
さて、冷たい内に食べてしまいたいと、スープと麺と具材をかき混ぜた。


多くの日本人は、美意識からかあまりかき混ぜたりはしない。具材を取り剥がすように順番に行儀よく食べる方が多い。


でも、こういうものは複合の美味しさを求めるもの、ワタシはそう思っていますのでかき混ぜます。

麺8
どうです?この””の艶と輝き、テリ。


小麦粉の美味しさが漂う、ムッチリした食感の麺です。


酢加減が効いた、アッサリ目のスープによく合った麺を選んでおられます。


真っ当な中華料理店で王道をいく”五目冷麺”をいただきました。極めて満足させられました。


隣の2人掛けの席で、既にリタイヤしたとお見受けする老夫婦も同じものをいただいていました。


「貴方、最後、これ食べられないわ、貴方、残りを食べて」と奥様。


「うん、いただくよ」と、少し残っていたガラス皿を手にした上品な紳士。


”冷麺”だけが美味しかったのではない、お隣に座った老夫婦の爽やかさも美味しくいただいた。




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」

「再訪31 本場中華料理 長楽」・「愛媛グルメ紀行」 373

今日は”再訪シリーズ”31番目のお店、昨年7月4日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの79番目としてご紹介した”本場中華料理 長楽”さんをご紹介しましょう。(「長楽」 真っ当な「B級グルメ店」 78


場所は三津の清住1丁目に近い山西町、県道219号線(砥部伊予松山線)沿いの、”済生会松山病院”の正門前にあります。


前回のご紹介でこのお店が”本場中華料理”と名乗っている理由を、「このお店の経営者、若しくは料理人、若しくはその両方が中国の方だということです。ですから、味付けの基本は中国のものです。」と書きました。


でも今回の取材で上に書いた事に一部誤りがあったことが分かりました。以下に訂正します。

玄関1
まずこのお店のオーナーシェフは日本人だということ。以下奥さんの説明です。


「主人はこの国の人(日本)、主人の両親もこの国の人で2人で中国に行っていたよ」


「でも主人が14か15歳のときに、この国に帰ってきた。もうそれから30年以上になるよ」


「主人は帰ってきて九州で修行したよ、その時に台湾の人など色々いて教えてもらったよ」と。

メニュー2
こちらがメニュー。


厨房では中国の言葉が飛び交う。それを聞いて、前回は中国の方と即断してしまった。ゴメンナサイ。


「でも厨房では中国語ですね」とお尋ねすると「でも日本語も出来るよ」とフロアー係りの奥さん。


日本に家族で引き上げてこられて、中国におられたことを生かそうと日本の中華料理店で中国人の料理人達に混じって苦労を積み重ねられたのでしょう。

冷麺店内3
このところ”冷たい麺”を追い求めてラーメン店やうどん店、更には中華料理店を訪れています。


今日はこのお店の”冷麺”、特に”棒棒鶏冷麺”(バンバンジーレイメン)をいただきに来ました。


画像がその”棒棒鶏冷麺”、お値段750円です。

冷麺上4
棒棒鶏”(バンバンジー)とは、、蒸し鶏に芝麻醤などゴマのソースをかけた四川料理ですね。


四川料理ですから、本来は唐辛子を効かせたかなり辛い料理です。


ところが、昨日御紹介した”中国名菜 桃花”さんでご紹介した”桃花”さんのオーナーシェフが共に学んだという”陳健民”さん(テレビなどで活躍されている”陳健一さんのお父さん)が日本人向けに紹介した辛くないレシピが日本では広がった経過があります。


このお店の”棒棒鶏”も、もちろんピリッと刺激的な辛さはありますが、それ程辛さを意識させる味ではありません。

冷麺5
昨日御紹介した”中国名菜 桃花”さんの”冷麺”は洗練された料理に仕上がっていました。


ところがこのお店の”棒棒鶏冷麺”は、それとは逆に粗野な感じすらしました。


でも力強さを同時に感じました。


それは盛り付けにおいても味においてもです。この”棒棒鶏”の圧倒的存在感をご覧下さい。


そこに、このお店のオーナーシェフの苦闘を感じ取りました。

長ネギ6
例えば、味においては画像に見える”長ネギ”の使い方です。


この”長ネギ”は素材の持ち味を生かす調理の仕方が感じ取れます。(ワタシは料理は当然素人ですから、単にワタシの個人的感想に過ぎません)


長ネギにはネギ独特の”エグ味”がありますが、それを敢えて弱めていない。エグイ香りをそのまま生かしてあります。


ところがこのエグ味が力強いスープの味にマッチしていて、却って個性を発揮しています。

棒棒鶏7
棒棒鶏”も、これでもか!という位の迫力で盛られています。


鶏の皮の粘り、皮と肉の間のゼラチンのトロミ、そして蒸された鶏肉。そのままでは淡泊な味の鶏肉が、濃い目・酸っぱ目のタレで引き締まった味に変身している。量も多い。


ここに店主さんの生い立ちや修行の場を重ねてみるのは、余りに独善的という批判を招くかも知れない。


でも、ワタシは上のことを強く感じた。この”棒棒鶏”とタレが堂々と主役を張っています。

麺8
更にこの””、タダモノではないのです。


この麺の弾力が、このお店の”棒棒鶏冷麺”の強烈な個性を担うもう一方の主役です。


ちょっと歯に力を入れた程度では噛み切れない弾力を持っています。


最高のモッチリ感とでも言いましょうか。


このパワフルな味付けと盛りで17年目の夏を迎えています。三津地区の客さんを引きつけて今日も賑やかです。




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」

「再訪32 中国料理 彩華」・「愛媛グルメ紀行」374

今日は”再訪シリーズ”32番目のお店のご紹介です。


そのお店は、今年の2月23日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの232番目のお店としてご紹介した”中国料理 彩華”さんです。(「中国料理 彩華」・「愛媛グルメ紀行」 232


このお店は、以前南久米町町の伊予鉄横河原線の久米駅から徒歩2分、ゴトービルの1階にお店を出されていました。


現在、”彩華”さんがあった場所には、このシリーズの221店目(2月7日)としてアップしました、イタリアンの”BAL COURNO(バール コーノ)”さんが入っておられます。

玄関1
こちらが再開された現在のお店の玄関。


セブンスター石手店と県道松山東部環状線を挟んだ、道路の向かい側にある”リアリティーフジ”ビルの1階にあります。


南久米からお店を大街道に移し、一時閉店されて郷里の宮崎に帰られていました。


そしてこの地で三度目のお店を再開されて、丁度2年半が経過しました。本格四川料理店の再開は、ファンにとってはこの上ない朗報となりました。

メニュー看板2
玄関前には、お店の人気メニューが5つ、手書き看板に書き出されています。前回は2番人気の”エビチリ”をいただきました。


エビチリに使われているエビはフランス産。前回それをいただいた時の感想を以下のように書いています。


「エビの食感は、正に”プリプリ”で、エビの身に歯を立てるとその弾力で歯が跳ね返されるほど。今までの生涯で食べた”エビチリ”の中では、先ずは最高の味だと思います」と。

冷麺とカウンター3
ただ、今回は冷たい麺は出されていないか?とお訪ねしました。


ところが、店内を隈(くま)なく見渡しても、それらしいメニューはどこにも表示されていません。


店内に席は全部で15席、駐車場は2台、シェフと女性の2人で切り盛りされている小ぶりなお店。


そこで「冷たい麺のメニューはありますか?」と聞いてみた。


それで出されたのがこちらの”冷麺”900円です。メニューにはありませんが、即座に作っていただきました。

冷麺上4
出された”冷麺”を見て、冷麺が入れられているガラス容器に触って驚きました。


画像では分かりにくいかもしれませんが、ガラス容器が凍らされていたのです。


今年の夏、”冷たいうどん”や”冷たいラーメン”を求めて様々なお店をお訪ねしました。


そして、スープ自体を凍らせて”スープ氷”を使ったお店、クラッシュ氷を巧みに配したお店など様々な工夫を拝見してきました。


でも、麺を乗せる皿自体を凍らせていたお店は初めてです。


冷麺が茹で上がって、氷水でシャキシャキに冷やされ締められたら、冷凍庫に入れられていたガラス容器に温度が上がらないうちに素早く盛り付けられます。


その手際のまあ鮮やかなこと。熟達した職人の技に、料理をいただく前から唸らされました。


もちろん、唸らされたことはまだ他にもあります。

冷麺5
冷麺の具材、茹でられた海老、揚げられた小海老、中華ハム、クラゲ、蒸し鶏、レタス、キュウリ、カイワレ、茹でられたモヤシなど。


そしてこの”冷麺”の個性を作り出しているのが、砕かれたカシューナッツ、松の実、カボチャの種、そして小梅です。


程よい酸味が効いた深みのあるスープ。

小梅他7
唸らされたというのは、画像で見えるでしょうか、小梅の周りに香ばしく砕かれた”カシューナッツ”、小梅の上で緑色に見えるのは”カボチャの種”、さらに目立ちませんが白い小さい実は”松の実”です。


”松の実”は、朝鮮半島やイタリアの料理には盛んに使われる素材ですし、”カボチャの種”は中国では定番のお茶請けです。


砕かれたカシューナッツも広東料理などではよく使われていますし、松の実もカボチャの種も漢方薬にも用いられる栄養価の高い食材で、夏、体力を落としがちな季節には嬉しい食材です。

海老8
この上品な海老を見てください。


これは頭と尻尾には殻を残し、その間は殻を剥かれて茹でられています。たった一尾にも手抜きをせず、ちゃんとした仕事がなされているのです。

麺9
麺は氷水で締められていますので、モチモチ感がしっかりした麺です。


それが、ナッツ類の香ばしさと、レタスやキュウリなどのシャキシャキ感、中国ハムや蒸し鶏とクラゲの独特の食感、そして酢味の効いた奥深いスープと絡んで、見事な調和を見せています。


中華料理の一流の職人技に、ただただ素直に賞賛を送りたいと思いました。


この”冷麺”はこのお店に来ないと食べられません。探しに探してでもお店を目指す理由は十分にある名店です。




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」

「ココパスタ ピッコロ」・「愛媛グルメ紀行」 375

今日は古川西1丁目、県道久米垣生線沿いにあるイタリアンレストラン”ココパスタ ピッコロ”さんをご紹介しましょう。


場所は、椿小学校近くの”サニーマート椿店”の斜め前にあるビルの地下にあります。


実はこのお店の支店が水泥町にあって、昨年の12月20日にこのシリーズ193番目のお店として取り上げました。水泥町のお店の名前は”ツイてる パスタココ”さんでした。


ところがこの水泥町のお店、昨年の4月にオープンしたばかりでしたが、僅か1年、今年の4月に閉店されました。

玄関1
こちらが、お店の南側を東西に走る県道久米垣生線から見たお店の玄関です。


お店自体はこのビルの地下にありますから、地下に至る階段周りにイタリアンを思わせる派手なディスプレイで飾られています。


実はこのお店、ワタシのブログ友”ベル”さん(カワセミ等鳥撮りの名人)からの依頼でお訪ねしたもの。


今、その”ベル”さんはブログをお休み中です。一日も早い復帰を心よりお祈りしています。

店内2
こちらが店内の様子。


お伺いしたのはお昼ちょっと前でしたから女性グループが数組入っていて、賑やかな女子会をされていました。


そこでフロアー係りの女性に、注文を伝えながら「このお店、確か水泥町にも在りましたよね」っとお尋ねしてみました。


すると「ええありました。今年の4月でお店は閉めましたが・・・・・あのお店は・・・・・。今はここと東温市のクールスモールでやっています」とのお答え。


閉店されたところで口よどまれたので、詳しいことはお聞きしませんでした。

メニュー3
このお店の看板メニューは、1100円の”パスタランチ”のようですが、それは水泥店で頂きましたので、880円の”お気軽ランチ”を注文しました。


これは、メインとして5種類のパスタから選べて、その他にはスープとサラダと飲み物がつきます。


5種類のパスタメニューは季節を反映して少しずつ内容が変わるようですが、ワタシは両方のお店の5種パスタメニューで唯一共通していた”真鯛ときの子の柚子風味”をチョイスしました。


水泥店では”スモークサーモンと大根おろしの和風パスタ”を選んだことを覚えています。


和風”と銘打ってはいましたが、その時の印象を水泥店の時には以下のように書いています。


「見た目は立派に”和風”です。でも・・・・・・。パスタはガーリックテイストのオリーブオイルで炒められているので、味は”和風”とは言いがたい。おまけに、乗せられた”大根おろし”の量が少なすぎるのか、大根おろしの香りや風味も全くありません。材料は和風、味付けはイタリアンという、・・・・・ウーーン、実にジレッタイといいますか、中途半端な味に・・・・」っと。

スープ4
さて、こちらがスープです。


カボチャのスープでしょうか?水泥店の時とまったく同じものでした。


あの時は真冬の12月、今回は真夏の7月、で、全く同じスープとは・・・・・・

サラダ5   こちらがサラダ。


こちらもありきたりと言えば言えなくもない・・・・・・


・・・・・・

スパ上6
さて、こちらが注文した”真鯛ときの子の柚子風味”パスタです。


柚子風味”とわざわざ銘打っているのに、透き通って向こう側が見えるほどに薄くスライスされた”柚子”が1片上に乗せられていた。もうこの時点で悪い予感がした。


あの時の”大根おろし”と状況は全く同じ、鼻をスパにくっつくぐらいに近づけて匂ってみたけど”柚子”の匂いなどしない。


フォークの背で、ペラペラに薄い”柚子スライス”を押して果汁を搾り出そうとしても、薄すぎて柚子の種が飛び散るだけ・・・・・

スパ7
そして、スパに入れた素材が”真鯛”と”きの子”と”刻みネギ”、それに”柚子”を香らせたかったのでしょう。


その取り合わせから、ワタシは”和風”をイメージした。


ところが、水泥店の”スモークサーモンと大根おろしの和風パスタ”の時と状況は全く同じ。


パスタはオリーブオイルまみれに・・・・。


ソースパンでオリーブオイルとパスタを和えると言った以上に・・・


もちろんパスタには”和風”と銘打ってもオリーブオイルは必要です。でも、バランスが・・・・・

アップ8
真鯛ときの子は確かに入っている。


でも、これは一体洋風か?和風か?まあ実に中途半端。味の方向性が全く見えない。


ワタシが素人だから見えないだけで、プロなら納得されるのかも知れませんが。でも食べるのはほとんど素人さんでは??


和風の出汁の香りと味も、ましてや”柚子”の香りなどオリーブオイルまみれのパスタのかなでは完全に吹っ飛んでいる。

完食9   それでも、一応完食した、何とか・・・・・


そして、お皿には大量のオリーブオイルが浮き上がって残った・・・・大きな柚子の種とともに・・・


ワタシには、このお店のシェフ(作り手)の意図が分からない。


この料理は、お客さんに一体何を食べて欲しいと意図したのか???


客である食べ手は、そのお店のシェフ(作り手)の意図を感じ取れた時にこそ、「ああそうなんだ!」と納得し、プロの技と心に満足する。


しかし、このお店には・・・・・・


誤解されないように敢えて付け加えます、ワタシは決して「美味しいとか、マズイ」とか言っているのではありません。


もう、ただただ、ため息をつくほかありませんでした。
   




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」

「再訪33 手打ちうどんの雅(まさ)」・「愛媛グルメ紀行」 376

今日は再訪シリーズの33番目のお店、昨年10月13日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの147番目のお店として紹介した”手打ちうどんの雅(まさ)”さんを再びご紹介しましょう。(「手打ちうどんの雅(まさ)」・「愛媛グルメ紀行」 147


場所は、国道196号線沿いの、松山市夏目(旧北条市夏目)にある”作岡人形店”と同じ建物内にあります。

玄関1
開店13年目のお店で、客は松山からも多く押し寄せています。


昼時は、7台しか置けない駐車場は何時も満車です。


松山から国道196号線を向かうと、お店の玄関も駐車場も建物の死角になっていて見えないにも関わらず。

メニュー2
メニューは実にオーソドックスで奇をてらったものなどありません。


愛媛のうどん屋さんやラーメン屋さんに定番の”おでん”もしっかり標準装備されています。



なお、どなたか他県のうどん屋さんやラーメン屋さんのおでん状況をご存知の方がいらっしゃったら教えていただけると嬉しいです。

店主3
こちらが若き店主さん。


うどん作りの真摯に向き合っています。


小気味いい所作です。

天おろし4
前回頂いたのは、”天ぷらうどん”でした。


そしてその時に、「実はこのお店の評判は、”天おろしぶっかけうどん”の熱熱(あつあつ、麺も出汁も熱い)です。」と書きました。


実は、その忘れ物を取りに帰るつもりで再訪したのです。

天おろし5
それで、お店の方に「揚げたての天婦羅に天汁かけたら、ジューって勢いよく音が出るメニュー、あれ何でしたか?」と尋ねてみた。


すると「それは”天おろしぶっかけ”です!」と明快なお答え。


すかさず「ソレ!お願います」と。

薬味6
それに対して、「天おろしぶっかけには熱いものと冷たいものがありますが」ときた。


ここで、ボタンの賭け違いが起こってしまった。実はいただきたかったのは熱いほう。


ところが、灼熱の中で思わず「冷たい方、お願いします!」と言ってしまった。本能的に。


気がついたときには、もう目の前に冷たい方が出されていた。

出汁かけ7
仕方ないと諦めて、キリキリに冷やされた出汁を熱々の天婦羅に掛けた。


うどんが出されるまで、厨房でパチパチとエビ天を揚げる威勢のいい音が響いていた。


当然揚げたての熱々エビ天。冷たい出汁でも「ジュッ!」と小粋な音をたてた。

混ぜた8
そして、大根と刻みネギともみ海苔とエビ天、更には大葉の天婦羅にタップリ冷たい出汁を廻しかけた。


更に大根の辛味を味わいたいと、全体をかき混ぜた。ジャージャー麺を食べる時のように。


日本人はあまりここまで徹底してかき混ぜたりはしないけど、生鮮なネギと大根おろしの味と風味を贅沢に楽しみたかったので、混ぜに混ぜた。するとこの姿に。

麺9
麺は、やや残念ながらワタシが好きな”味十味”(あじとみ)さんや”どん”さん程の艶(なまめ)かしいばかりの艶(つや)はないけど、小麦の美味しさが凝縮されている。


うどんの切り口(角=エッジ)が立っている、しっかりした麺です。


期待した大根おろしは、蕎麦屋の”無着庵”さんが使っている”辛味大根”ではなかった。


かと言って、甘さが目立つ”青首大根”でもなかった、これは救いだった。


その中間ほどの辛さを保った大根だった。もしこれで”辛味大根”が使われていたら皆が目を剥くメニューに変身するに違いない。


でも辛味大根は単価が高いのでうどん屋さんでは採算が取れないでしょう。

完食10
熱いものを頼むつもりが冷たいもののなってしまったというアクシデントはあったものの、それでも大満足で完食した。


出汁も、大根おろしも舐めるように飲んだ。


美味い!と思うと、出汁を残す自制心がいとも簡単に破壊される。




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」

伊予の豪族河野氏の歴史と善応寺 1

今日と明日と明後日の3日間は、旧北条市河野にある古刹”善応寺”の風景を見ながら、伊予国で中世以降に勃興し一時期中予一体を支配した豪族の”河野氏”の歴史を見ていきたいと思います。


これらの項は旧北条市が昭和56年3月に発刊した「北条市誌」の歴史編を参考にしながら、今まで書いてきた”愛媛の歴史”シリーズも振り返りながらお話いたします。


風早を象徴する霊峰”高縄山”と、風早平野の中から生い育った伊予国きっての豪族”河野氏”が、正史上に姿を現したのは、今から約830年前の治承5年(1181年)。


「吾妻鏡」(あずまかがみ)に「治承5年2月、伊予国住人”河野四郎越智通清”(みちきよ)が反平氏の兵をあげ伊予国を押領したという聞こえがあった」と記されています。


なお河野氏の「河野」という(うじ)は、名字地”河野郷”に由来していますが、これは全国に共通する氏(うじ)(今で言う姓名の「姓」に当たります)の成り立ちです。


さて在地領主として発展してきた新興の河野氏が、歴史の表舞台に登場し伊予国一の豪族としてのし上がっていったきっかけはどうだったのかはもう少し後で語ります。

山1
上の画像は今の”善応寺”が建っている、元の地域名で言いますと”河野郡土居”に見える山々の姿です。


さて河野氏が挙兵当初以来、河野氏の本拠の城として絶えずその名があげられていた”高縄山城”はどこにあったか。(河野氏が歴史の表舞台に登場するきっかけとなった挙兵は後に触れます)


海抜986mの高縄山山頂は、旗揚げなどで一時的軍用に使われたのかも知れませんが「楯籠(たてこ)もる」城には相応しいとは言えません。


農耕地が展開し、武士団の常住可能な条件を備えている場所が近くにある城は、河野郡内では、高縄山の西麓”雄甲城”(おんごう)・”雌甲城”(めんごう)と”高穴城”(たこな)の三城が相当しています。


この三城と背後にそびえる高縄山一帯を総称して”高縄山城”と言ったのではないかと、「北条市誌」には記載されています。

石碑2
善応寺の山門の前には、この寺が河野氏の発祥の地となったことを示す石碑が立てられています。


善応寺一帯は河野郡土居と呼ばれていましたが、河野氏はこの地を拠点に勢力を拡大していくことになります。


領地と領民を支配するために土居の中でも展望がきく高さ70mの高台(善応寺部落が立地する)に、壮大な居館をつくり、その周辺に一族郎党の屋敷を設けた上に、前三城を築き、典型的な中世城郭としたのです。

山門3
上の画像が、現在の”好成山善応寺”(こうじょうざん ぜんおうじ)の山門です。


河野通盛”(みちもり)は、建武年間(1334~6)に高縄山城から、交通至便で周辺に河野氏領が広く展開していて、その領地支配に好都合な松山平野の道後温泉に近接した”湯築城”(道後公園)にその本拠地を移しました。


そして、建武三年(1336年)、通盛(みちもり)は、本拠を”湯築城”に移した機会に永年居宅としていた土居館(どいのたち)を改築し、河野氏寺(こうのうじでら)として京の東福寺に擬した禅寺”好成山善応寺”を建て、通盛の恩師南山士雲の弟子正堂士顕を、周敷郡北条(元東予市)の長福寺から招いて開山しました。

河野氏墓石4
「善応寺縁起」によりますと、創建当時の寺は、伽藍仏殿・法堂(はっとう)・僧堂・方丈など七堂があったといいます。


更には、温玉庵(おんぎょくあん)・千手院(せんじゅいん)などの十三塔頭がならび、威容を呈していたと記されています。


現在の善応寺は江戸中期再建されたものです。


なお”善応寺”の開山にまで至る河野氏の歴史をもう少し詳しく見ておきましょう。


河野氏が正史に登場し、伊予国における中世の豪族にのし上がっていくきかっけとなったのが”源平の戦い”です。


治承4年冬、”源頼朝”(みなもと よりとも、有名な源義経の兄)の挙兵から数ヶ月しかたっていない源平両軍勢優劣が定めがたい時点で、しかも平氏の勢力圏である瀬戸内海のど真ん中の高縄城で、”河野通清”が頼朝に呼応して反平氏の兵を挙げたことは、まさに家運をかけた一大賭博でした。


河野通清が頼朝に組した理由は色々考えられますが、平安期には一地方官に過ぎなかった河野氏が、風早の里の一族一門束ねて、中予周辺の勢力を一気に独占しようという野望があったことは容易に想像できることです。

また、風早郡に隣接する越智郡を中心とし、東は周布・桑村の両郡から新居郡まで、西は浮穴・伊予の両郡まで勢力を伸ばしていた”新居氏”が河野氏の前に大きく立ちはだかっていました。


河野氏の最大のライバルであった新居氏は平氏に組していて、瀬戸内で勢力を一気に伸ばそうと企んでいましたから、河野氏は帰趨(きすう=どういう結果になるか)の行方定まらぬ時期とはいえ、源氏に組して立ち上がる他なかったのです。


そして一族の存亡を賭けた大博打に勝利し、源頼朝によって伊予国支配を認められ河野氏は伊予国支配の基礎を固めていきました。そのことが”風早郡から道後の”湯築城”への築城移転、”善応寺”の開山とつながったのです。


明日も明後日も、伊予国で中世に輝いた地方豪族”河野氏の歴史”を見ていきます。




伊予の豪族河野氏の歴史と善応寺 2

今日も昨日に続いて、”善応寺”の風景をご紹介しながら伊予国最大の豪族であった”河野氏”の歴史を見ていくことにしましょう。

昨日は、中世期に伊予国最大の豪族であった”河野氏”が、”源平の戦い”において源頼朝側に組みすることで日本の歴史にその姿を現したところから、”河野通盛”(みちもり)が、建武年間(1334~6)に高縄山城から、松山平野の道後温泉に近接した”湯築城”(道後公園)にその本拠地を移したこと。

更には、、建武三年(1336年)、通盛(みちもり)は、本拠を”湯築城”に移した機会に永年居宅としていた土居館(どいのたち)を改築し、河野氏寺(こうのうじでら)として”好成山善応寺”を開山したところまでを書きました。

配置図1
さて源平合戦を制した源頼朝は、鎌倉幕府を開きました。”鎌倉時代”の幕開けです。


そして河野通清は源平合戦の功により鎌倉幕府の御家人に列せられ、伊予国にその勢力を拡大する礎を築きました。


なお最近になって、つまり7月26日の愛媛新聞に、松山市道後町2丁目の奥島病院敷地で、河野氏の遺構の存在が想定されている場所で新館建築工事に伴い掘削していることが話題になっていると報道されたことは記憶に新しいところです。


そこは、中世の守護大名・河野氏の当主館があった場所と考えられています。これまでの研究で、湯築城は1535年に二重の外堀が造られ、当主や一部の家臣が城内に居を移したと考えられています。

山門から本堂2
道後の”湯築城”に居を移し、いよいよ伊予国における”河野氏”の支配が固まってきた頃のことです。


その後の河野氏一族の運命を大きく変える歴史的闘いを迎えます。


それは、鎌倉時代の承久3年(1221年)に、”後鳥羽上皇”が鎌倉幕府に対して討幕の兵を挙げて敗れた兵乱で、歴史はそれを”承久の変”(じょうきゅうのへん)と呼びます。


その承久の変では、河野水軍を率いた河野氏は朝廷方についたため、鎌倉幕府の攻撃を受けました。一時は高縄山城に立て籠もって戦いますが、ついに落城して河野一族の大半は没落してしまいました。


次に没落した河野氏を再興するきっかけとなった”蒙古襲来”が起こります。一度目を文永の役(ぶんえいのえき・1274年)、二度目を弘安の役(こうあんのえき・1281年)といます。


蒙古襲来では、”時宗”の開祖”一遍上人”(今年の4月7日、「宝厳寺」でアップ)の従兄弟の子にあたる”河野通有”が、唯一生き残った河野水軍を率いて、二十万人の蒙古軍相手に奮戦しました。

本堂3
この時通有は軍勢を引き連れて九州に向かいます。


その時の河野一族は、五十年ほど前の承久の変に朝廷側に味方して敗れ、領土は削られてわずかに松山市の南部を領有して命脈を保っていたのです。


ですから、蒙古襲来を一族の勢いを挽回するチャンスと考え、通有は早々と九州へ下ったのです。



この戦いにおいて、通有は何度も命を落としかけるほどの激戦の中を、蒙古軍の大将軍とおぼしきものを生け捕りにするという大活躍を見せました。


蒙古襲来はご存知のように台風によって日本側の奇跡的勝利に終わりましたが、河野一族はこの時の功績で、伊予の領地を増やした上に、九州肥前の神崎庄にも領地を獲得、再び河野一族は勢いをとりかえすことになりました。

本堂4
しかし、それ以降の河野氏の歴史は内紛に次ぐ内紛で自らの体を蝕むように力を落としていきます。


例えば、有力国人の反乱や河野氏内部での家督争いが相次いで起こり、その国内支配を強固なものとすることはできませんでした。


更に、16世紀前半の河野氏宗家の当主・河野通直(弾正少弼)のとき、家臣団や有力部将村上通康を巻き込む形で子の河野晴通と家督をめぐって争いが起こります。


しかし河野氏滅亡の直接のきっかけとなったのは、”豊臣秀吉の四国征伐”です。


そのことは明日、”河野氏”の歴史の最後として見ていくことにしましょう。






伊予の豪族河野氏の歴史と善応寺 3

今日は、伊予国最大の豪族であった”河野氏”の歴史外史(れきしがいし=歴史家ではなく個人が書いた歴史のこと)の最後です。


昨日の最後に書きましたように、河野氏滅亡の直接のきっかけとなったのは、豊臣秀吉の四国征伐です。

本堂4
それまでも、四国内では喜多郡の宇都宮豊綱、大野直之、宇和郡の西園寺氏らの河野氏に属さない勢力が存在していましたし、土佐の一条氏、豊後の大友氏、讃岐の三好氏との間に争いが続きました。


更には、土佐の長宗我部氏の侵攻や1581年の来島通総の離反など苦難は続きましたが、決定打になったのは秀吉の四国征伐です。


1585年、豊臣秀吉の四国征伐において、河野通直(伊予守)も”小早川隆景”の説得を受けて降伏し、通直は大名としての道を絶たれ、新たな伊予支配者となった小早川隆景の元に庇護(ひご)されることになります。


つまり”小早川隆景”は、秀吉につき軍功を挙げたことで、”伊予一国”(今の愛媛県のほぼ全域)を与えられ支配することになるのです。


隆景は自分の根拠地を今の広島県三原市に置いたまま、”湯築城”(今の道後公園)に入城し、養子の”小早川秀包”を”大津”(今の大洲市)に配するなど伊予国を統治し、中世以降の伊予の一大豪族であった”河野通直”を道後に隠居させて旧河野家家臣などをその配下としました。


しかし、”小早川隆景”の伊予国支配は2年で終わります。1587年、通直が竹原で嗣子無くして没したため、小早川氏の庇護を受けていた河野氏も、大名としては57代をもって滅亡しました。

本尊5
関が原の戦”の後は、伊予国は、加藤嘉明(よしあきら)(20万2600石)と藤堂高虎(20万3000石)によって分割統治されることになりました。



加藤嘉明”は、当時、伊予郡松前城に居ましたが、松前城が伊予川(今の重信川)の氾濫によって大きな被害を受けること、加増に相応しい新しい城地を必要としたことの理由から新城地を物色します。



この時候補地となった勝山で、足立半右衛門重信などを普請奉行に任じて、慶長7年(1602年)に始まり、嘉明(よしあきら)が寛永4年(1627年)に会津40万石に転封を命ぜられるまで続きました。



加藤嘉明は松山城を築城するに際して、城の北部の護りを固める為に”堀江街道”を作りましたが、山越から鴨川辺りまではウネウネと曲がっていて、急なカーブが七つあったことから”伊予の七曲”と呼ばれていました。



なお、なぜ道路に”七曲”を作ったかと言いますと、松山城を築城した際に、北からの敵の進軍に備えるためにあえてクネクネと曲げて作ったと考えられています。城北地区に”お寺”を数多く集中的に配したのも同じ考え方からです。


加藤嘉明は、河野氏滅亡後もその存在感と残された僅かの一族の動向を恐れたのです。

涅槃図6
さて、加藤嘉明が築城した当時の本丸の建造物は、櫓十九棟、門二十棟、天守閣は五層で、荘重華麗を極めました。



ほぼ完成したのは慶長19年(1614年)。嘉明が伊予の正木(松前)に来てから19年が過ぎていました。



嘉明は、彼の後半の生涯を、この城の築城に捧げました。



なお”藤堂高虎”は慶長5年加増により、大洲から国分城に入りました。高虎も嘉明と同様に20万石に相応しい城と城下町の建築を計画し、慶長7年吹上城(今の今治城)の建築に着手しております。

海7
戦乱に明け暮れた河野氏の消長(しょうちょう=盛んになったり衰えたり)は、一地方豪族として、伊予の各地にその痕跡を残しました。


画像に見える”善応寺”もその一つです。


河野氏の滅亡後、豊臣秀吉も倒れ徳川の時代にと歴史は大きく転換して行きます。戦乱の火は止み、徳川幕府の繁栄は永久に続くのではないかと思われていました。


でも”善応寺”の眼前に広がる”斎灘”(いつきなだ)は、その後幾多の争いを見続けてきたことか。


最近では、1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分に、アメリカ軍が広島に落とした”原爆の閃光”を直ぐ間近に見ています。


この海、空に、いや全世界の海と空に戦火の炎を見せたくないものです。


この静かな”斎灘”の上空を、巨大な怪鳥”ミサゴ”(英語名=オスプレイ)が爆音をとどろかして何度も何度も低空飛行するのかと思うと気が重くなります。





「再訪34 一天張」・「愛媛グルメ紀行」 377

今日は”再訪シリーズ”の34番目のお店をご紹介しましょう。そのお店は今年4月25日に”愛媛グルメ紀行”の274番目のお店としてご紹介した”一天張”さんです。(「一天張」・「愛媛グルメ紀行」 274


前回は書きませんでしたが”一天張”という店名の由来です。これは「うちは”担担麺一筋”です!担担麺一点張りなんです!!」っと、この覚悟が店名に込められているのです。

玄関1
場所は前回のおさらいです。お店は、大街道の一本西に南北に通る通りの第二スズランビル1階にあります。

町名は三番町3丁目になりますが、大街道2丁目の伊予銀行大街道支店中央出張所(CDやATMだけの)の角を西に入って、一本目の角を北に折れたら通りの東側のビルの1階です。


そこから7軒北には、”博多一風堂”さんがあります。飲食店が密集する激戦地帯です。


ここで”担担麺”の専門店を開いて7年目のお店です。

店内2
これはお店のカウンターから玄関を見た光景。


前回は「厨房にシェフが一人と、フロアー係りの女性の二人でお店をやっておられます。」と書きましたが、これは間違いでした。


このお店には別にオーナーさんがいらっしゃって、厨房で料理を担当しているのは料理人さん。女性のフロアー係りは、時間帯などによって異なります。


ここの料理人さんは元々ラーメンなどを作っていて、その後このお店のオーナーの知人に”担担麺”の専門家がいて、その方から教わったそうです。


”担担麺”とは一体どういうものかということは、前回の記事で詳しく書いておりますのでそちらをご覧になっていただきたい。

メニュー3
担担麺”は、中華料理店でもラーメン屋さんでも様々な形でメニューに加えられています。

元々は、中国四川省の成都で生まれた食べ物で、行商人のように天秤の片側に麺を、もう一方の側に汁を入れて街の角々でその場で麺と汁を小さい椀に合わせて食べさせていたもの。

ですから、天秤棒の片方に汁を入れた容器を固定し担いで運びましたが、汁を大量に入れると重いので四川省成都では”汁なし担担麺”が主流でした。

ところが、テレビなどで有名な陳健一さんのお父さん”陳健民”さんが日本人に合うように改良して、今日本で提供されている”汁あり担担麺”の形が普及したと言われています。

今年の夏、色々なお店で”担担麺”をいただきました。もちろん美味しいという印象のお店とそうでないお店と両方ありました。でも、どのお店で食べても「ン???どこか違うんじゃないかな???」という印象を拭(ぬぐ)えませんでした。

そして、その時に何時も思い出すのが4月にこのお店で食べた”汁なし担担麺”のあの痺れる旨さでした。

担々麺セット4
ですから、もう一度あの”痺れる味”を求めてこのお店に舞い戻ってきたというわけです。”花椒”(かしょう)のあの痺れる辛旨さを求めて。

前回は、メニューにある”汁なし担担麺”をいただきました。つまり、このお店では””と呼ばれているラー油と山椒が半分に抑えられているものを注文しました。

そして今度こそ本来の味(の はず)である”汁なし担担麺”の””を注文しようと意気込んでいたのです。

とことが、前回いただいた”白”の食べた印象を話して「今度は赤を!」といいますと。

「前回の”白”で口中がかなり痺れたと仰るなら、”赤”を食べることは先ず無理。お薦めできません」とシェフにアッサリ否定されてしまいました。

そこでそのシェフと相談して、改めて注文したのが”汁あり担担麺”の”赤”のランチセット。

ミニサラダとミニ杏仁豆腐がついて、700円です。今まで食べてきた”担担麺”では一番お安い値段設定です。

担々麺上5
これが”汁あり担担麺の赤”です。

スープの表面を覆いつくす”ラー油”は、中国から唐辛子を輸入してこのお店でジックリ時間をかけて作った特性です。

「中国のものだけでは、やはり日本人には辛すぎるので、ほんの少しだけ日本産の唐辛子もブレンドしてあります」と、特性ラー油の秘密を明かしていただきました。

シェフさんとは担担麺について、かなり突っ込んだ話をしましたので、それで担担麺のことが少し分かると認めていただいた証か。

セサミ=胡麻も炒ってペーストにしてスープに入れられていますが、胡麻味がきつすぎるということはありませんでした。

アップ6
”汁なし担担麺”ほどの痺れは感じません。むしろ上品な辛さを味わいました。


挽肉とのバランスも結構でした。どこかの中華料理店の”担担麺”の様にワカメがプカプカ浮いているというようなミスマッチは全くありません。

極々シンプルですけど、スープの味が深い。ジックリ味わえるスープです。

でも間違いなく本場中国の唐辛子がたっぷり入っています。普段は食べ物で汗をかいたりすることはない私ですが、ハンカチ一枚がグッショリと濡れました。

世の中には、ハンカチでは到底済まない人もいらっしゃることでしょう。もし挑戦される勇気がおアリならバスタオル持参をお薦めします。

麺7
もともと、四川省成都は広大な中国本土の真ん中に位置します、内陸部です。


真夏の暑さは尋常ではありません。担担麺を食べてタップリ汗をかいて体温を下げる。冷房などなかった時代に生まれた、人間の生きる知恵が生み出した食品なのです。汗をかいて当たり前。


”麺”は、濃厚なスープに負けないシッカリした中太の縮れ麺を使ってあります。


スープとがっぷり四つで組み合うことが可能な麺です、食べ応えがあります。

杏仁豆腐8
この”杏仁豆腐”がまたいいんです。


火照った体を和らげてくれます。


元々”杏仁豆腐”は本来は薬膳料理の一種で、喘息・乾性咳嗽の治療薬であるアンズ類の種”杏仁”(きょうにん)の中の「仁(じん)」を粉末にしたもの(杏仁霜)を、苦味を消すために甘くして服用しやすくした料理でだそうです。(この部分だけ”ウィキペディア”から引用)


ただし、今日本で食べられている”杏仁豆腐”の何%にアンズの仲間の種からとったものが使われているでしょう。


このお店の”杏仁豆腐”も、かすかに牛乳の香りが漂っていました。でもいいんです、間違いなく”担担麺”で火照った体には、実に優しく微笑んでくれます。

完食9
もちろん、スープも余さず飲んで完食です。


心地いい汗をタップリかきました。


店内ではワタシの後に入ってきた5人連れが注文していました。


”冷やしつけ麺”イツツーーー!!!


「え???この店に来て・・・・・ヒ ヤ シ・・・・つけ メーーーーンだとーー!


お陰で、たっぷりかいていた汗が一気に収まった!!


(注:ただし、ワタシの身近なところでも、このお店に来て”冷やしつけ麺”を食べたという軟弱な方がいることに、原稿を書いた後に気がついた。それが誰だったのか?は、今は思い出せない・・・・)





にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」

「再訪35 雁飯店」・「愛媛グルメ紀行」378

今日も”再訪シリーズ”ということで、その35番目のお店です。それは昨年4月12日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの32番目のお店としてご紹介した木屋町の”雁飯店”さんです。(「雁飯店」 真っ当な「B級グルメ店」 31


場所は南向け一方通行の木屋町通りの木屋町2丁目にあって、業暦は30年を遥かに超える本格的中華料理店の老舗です。


木屋町通りに面しているお店は、カウンター席10席程度の小さいお店ですが、その奥に中庭を持つ割烹料亭風の部屋が幾つかあって広い敷地を持っているお店です。

玄関1
このお店のオーナーさんと奥様は、ワタシが前職でこの辺りを担当していた若い頃から知っている方なので、以前は接待やある種の会合でよく利用させていただいていたお店です。


ところが最近”食中毒”を起こされて行政処分を受けたという。これは励ましの意味を込めて再訪しなきゃと思っていました。


現在、オーナーさんは、11号線沿いの小坂4丁目の”中国割烹大岩”の方に出ておられるようで、こちらのお店ではお会いできませんが気持ちだけでもと思って訪問しました。

店内2
こちらが店内。厨房に男性と女性の料理人が一人づつ、フロアー係りに若い女性が一人の3人でやっておられました。


カウンター席だけで10席余り、昼時はほぼ満員となります。

メニュー3
頼むのは最初から”冷麺”と決めていましたので迷うことなくそれを注文しました。


お値段は750円。特別高くも安くもない値段設定ではないでしょうか。


このお店の接客や、問題点を指摘された時のお店の対応のスタンスに問題あり、というのがワタシのブログ友”乱 駆郎”さんの見解です。


実は、再訪の目的のもう一点にその点の確認もありました。

冷麺上4
さて、これがこのお店の”冷麺”です。タレはゴマダレで、別皿で出てきます。


外観を拝見する限り、ゴクゴク普通の”冷麺”です。見た瞬間から驚嘆するなどということはありませんでした。


ここで最初の小さな失望が生まれました。ワタシが知っているオーナーシェフの大岩氏のメニュー開発意欲は、それはもう大したものでした。


このお店のメニューに対する期待値が大きい分、小さな失望という意味ですが。ですから、普通のお店の”冷麺”に比べると水準は随分高いことは間違いありません。


オナーシェフさんは、毎年若い調理人を連れて台湾などに研修旅行されていたのを知っていますので、自然に期待値が高くなります。

冷麺5
綺麗に盛り付けされていて、何等文句のつけようのない”冷麺”の佇(たたず)まいです。


でも、ちょっとインパクトに欠けるような・・・・


無理もないかも知れません。9月12日に”再訪シリーズ”の31番目のお店としてご紹介したばかりの”中国料理 彩華”さんの、あの極めつけ”あの至極の冷麺”と比較したら、それは比較になんてなりはしませんから。

アップ6
そこで、ゴマダレをかける前に、箸先でタレの味を確かめてみました。”酸っぱい!!!”(酸っぱさの基準も個人差が大きいので、丁度いいという人もいるでしょう)


これをいきなり麺に全部かけてしまうと大変な事になると、恐る恐る、少しずつ味を確かめながら掛けていきました。


三分の二程度掛けたところで、再度確認しましたが「ああ、ちょっと掛け過ぎてしまったかな?」と。


タレが酸っぱいから、加減を調整出来るようにと別皿に出してきたとしたら、それは正しい提供の仕方だと思います。

混ぜた7
でも、お店の誰一人、タレを調整しながら掛けて下さいとは言われなかった。


と言うより、お店の3人の表情はまるで”能面”のようでした、ずっと一貫して。


誰一人、ほとんど表情を崩さない、笑顔が出ない。逆に考えれば、真剣に取り組んでいるということか。


でも、飲食店はサービス業の一面も持っているはず。笑顔で自然な会釈が出来て当たり前だとは思うのですが・・・・。


もちろん、サービスの手順や対応には何の瑕疵(かし=傷)もない。でも、静まり返った厨房、時折「レイメン イーガー!」という注文を通す声が出る程度。

麺8
タレはゴクゴク酸っぱかった。ただ””は目を剥くほど素晴らしい麺を使っておられた。


モチモチした、心地いい弾力があって小麦粉の味も良かった。この点は流石!!(さすが)と思った。


具材は一言で言えば極々平凡。少なくとも、このお店に来なければ食べられないという程の物はなかった。


なぜ?このお店に胸ときめくものがないのだろう?


活気も精気も、賑(にぎ)わいも、ザワメキもない静寂の世界。


食中毒で萎縮されているのか?それだったら逆効果ではないか。意識して明るく振舞わないと、目の前に客がいるのですよ。


ワタシの隣では、写真週刊誌の女性ヌードを食い入るように見ながら(つまり、食べている食品には目もくれないで)炒飯を食べているワタシよりやや年下のサラーリーマン。目障り!!


こういうところに、セクハラにもなりかねない女性ヌード満載の写真週刊誌を置く神経は・・・・ちょっと言葉が出なかった。


客に女性は要らないということになりはすまいか?


ワタシは励ましの意味を込めて訪問した。でも残ったのは、複雑な思い。


オーナーさんは、本当に素敵な努力家さんです。


調理学校時代の、あの燃えるような意気、強い意志、向上心と研究心、ワタシは信じています。




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」

「ラーメン ちんどん屋」・「愛媛グルメ紀行」 379

今日は、余戸中6丁目、伊予鉄郡中線沿いに走る県道松山松前伊予線のゼットワイ余戸店内にある”ラーメン ちんどん屋”さんをご紹介しましょう。


このお店は6月12に、シリーズの309番のお店として採り上げた”めん工房 家族庵”さんが入っているビルの1階にあります。


場所はその時のおさらいになりますが、郡中線余戸駅近くでフジが運営する”ゼットワイ余戸店”の1階です。

看板1
県道沿いにありますが、商業施設の中のテナントなので、ここにお店があるという告知の”看板”の役割りは大きい。


でもここに開店してもう10年を過ぎましたから、この施設のテナントの中でも最古参の一つのなりました。


お昼時は、近隣の家族連れやサラリーマン風のお客さんが三々五々集まってきています。

玄関2
玄関は結構派手なので、分かりやすいお店でしょう。


ちょっと見えにくいのですが、画像の右隅に子供が書いたと分かる”巨大地図”が飾ってあります。


子供らしい天衣無縫の絵で、とにかく大きい。「何の絵だろう?」と思ってお店に入りました。

絵3
すると、厨房の上の壁にも同じような””が飾ってある。


よく見ると、「お花の国に行ったよ」と題が書いてあり、さくら小学校2年生の子が描いた絵で”特選”の赤いスタンプが目にも鮮やかに輝いている。


「アノー、この””はどなたが?」とワタシ。


「ええ、ウチの孫が書いた”絵”なんです!」と、厨房のご夫婦の奥さんの方に笑顔が走った。


「じゃあ、お店の前のあの大きな”絵”もお孫さんが?」と続けた。


「ええ、お店の宣伝にと、この辺りの地図を書いてくれて、その中にウチのお店の名前を大きく入れてくれているんです!」と、今度はご夫婦の笑顔が広がった。

メニュー4
この二言の会話で、客とお店が互いに一気に打ち解けた。


色使いが力強い。画用紙一杯にカラフルな色が散りばめられ、お花さんが咲き乱れ、太陽は笑ってる。


お孫さんの絵は、立派にお店の役に立ってる。そりゃあ、嬉しいはずです、厨房のお2人。


メニューには、トップに”ちんどん特性ラーメン”の文字が。それを指差して「これをお願いします!」と。

ラーメン上5
「この”ちんどん特性ラーメン”ってどういうラーメンなんですか?」とお尋ねした。


すると、とてもお孫さんがいるとは思えない美人の奥さんが言った「コレ、餡(あん)かけになっています」と。


たしかに、スープの中の麺の上に、実に様々な具がはいった、トロミのある茶色の餡がかけてある。


具材にはパッと見ただけで、エビ、イカ、豚バラ、モツ、シイタケ、木耳(きくらげ)、タケノコ、ニンジン、キャベツなど盛りだくさん。


スープと餡を啜ってみた。今までに出会ったことがない味だった。


「ウーーーン、これは美味しい!初めての味です」と言うと、2人には満面の笑みが。

ラーメン6
「スープは鶏がら?」とお尋ねすると。


奥さんの方が「ええ、鶏がらに少しの豚骨と・・・・」微笑みながら応えて頂いた。


「ああ道理で、味に深みがあると思った。しかも、スープの甘味は、これは野菜から出た甘味ですね?」と追っかけてお尋ねした。


今度は店主のご主人が応えた「ええ、その通りです!」っと、こちらも笑顔で。

ラーメン7
「この上の廻し掛けられた餡のトロミの具合が絶妙ですね!濃くなりすぎず、かといってサラリともしていない。多様な具材の旨味を全部この餡が吸収していて・・・・これは旨い!」と、こちらも笑顔がほころんだ。


「ええそう言えば、昨日来て頂いたお客さんも美味しいって褒めて頂いた」と奥さん。


「もっと宣伝したら、もっと売れると言ってくれるお客さんのいるんですけどねー」と続けられた。


「イヤーー、宣伝なんてしなくっても、口コミで美味しさって広がるもんですよ」とワタシ。

麺8
昨年の8月11日に、このシリーズ107番目のお店としてご紹介した、今治の”白楽天”の”チャンポン”などは、片栗粉のトロミが濃すぎて、麺を箸でつかみ上げると、麺全体がくっついていて、とても食べられたものではなかった。


その点、こちらの”ラーメン”は、麺にスープが絡みさらに野菜や魚介の旨さが凝縮された餡が絡んで口の中にスルスル入る。


特性ラーメンと表示されているけれど、別のお店ならこれを”チャンポン”と呼ぶかもしれないし”餡かけ五目ラーメン”と言うかもしれない。


いずれにせよ、スープと麺と具材と、それらを旨く包み込んだ餡のバランスは絶妙です。

完食9
意外といってはお店に失礼になるけれど、まだまだこういう”掘り出し物”のお店が在るんですねー。


「大変美味しく頂きました、大満足です!」と言って席を立ったとき、厨房の2人が”完食”した丼に目をやって大きくうなずいた。


そして、笑顔で「ぜひ、またいらっしゃって下さい」と声を掛けていただいた。




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」

「御食事処 りつりん」・「愛媛グルメ紀行」 380

今日は、昨日紹介した”ラーメン ちんどん屋”さん近くにある”御食事処 りつりん”さんをご紹介しましょう。


場所は旧56号線、現在の県道松山松前伊予線沿いの、伊予鉄郡中線余戸駅近くにあります。


もうこの地でお店を開いて36年になります。

玄関1
こちらが、お店の玄関。


すぐ裏を、伊予鉄郡中線の電車が通っています。


この地で、女手一つでお店を支え36年間も続けてこられたのです。


もうそのこと一つで、他には何も言う事はありません。

店内2
伊予鉄余戸駅前でやっている飲食店で、古いお店は”キッサ メルシー”さんで業暦は40年を超えました。


更に古いのは”お食事処かわぐち”さん。それは既に記事にして7月18日にアップしました。


その二つのお店に次いで古いのがこのお店です。


お店に行ったのは午前11時30分、その時はまだ暖簾が上がっていませんでした。


でも、お店を覗くと明りがついてたし、女将が準備をしていたので「お店に入ってもいいですか?」とお尋ねしたら、10分ほど待ってもらえるのならどうぞ、と言われたので準備中のお店で待った。

メニュー3
「ごめんなさい、昨夜は予約の団体さんがあったので、まだお店の中、ヨー片付けとらんのヨー」と、女将が恐縮して言った。


確かに、お店のカウンターの上には食器類が山積みされている。


厨房内も、食べ残したお皿などが散乱していた。


女将にとっては一番見られたくない光景だったに違いない。


お店の中に視線を走らせないように気を使いながら、お店の名前が冠してある”りつりんうどん”を注文した。


すると、女将「え?りつりんうどんにしますかー??だったら”鍋焼きうどん”の方が食べやすいと思う」と、意外な答え。


その内容はよく分からなかったので「じゃあ”鍋焼きうどん”お願いします」っと。
  
うどん上4
そこで、女将厨房を片付けながら”鍋焼きうどん”を作った。


うどんを鉄鍋で沸かしているので、具材の牛肉からアクがでる、そのアクを丁寧に取って出来上がった。


「りつりんというお店の名前からして、ご出身は香川ですか?」とお尋ねした。


「いえ、別にそういう分けではないんです・・・・・・」っと。


愚問だった。香川にも高松にも何の縁もゆかりもないうどん屋で、讃岐風な名前を名乗っているお店はゴマンとある。

うどん5
それで”鍋焼きうどん”、お値段600円(内税)のお味?


わざわざこのお店に来て食べなければならないほどのものではなかった。


でも、女手一つで36年やってこられている、それだけで十分ではないか。


確かに、夜はカラオケをやりながら一杯やる、”飲み屋”さんに変身する。


翌日の営業は、開始が遅れ気味になるかも知れない。

麺6
麺も、特にこのお店でないと食べられないというお味ではないかもしれない。


具材も出汁も、これというものは少ないかもしれない。


お店の中が少々散らかっているかも知れない。


天ぷらうどんの天ぷらは、事前に揚げておく揚げ置き(通称=バク)かも知れない。


でも、それらがどうしたというのか。


女手一つで、余戸駅前でお店を張って36年、もうそれだけで十分ではないか。




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」

「愛媛グルメ紀行」を振り返る 18

今週の土日も”愛媛グルメ紀行”シリーズを振り返ります。

今日は”愛媛グルメ紀行”シリーズでご紹介した53番目から55番目のお店です。


先ず53番目のお店です。それは、昨年5月27日にアップした中華料理の”長城”さんです。(「長城」 真っ当な「B級グルメ店」 52

場所は、「県道松山伊予線」の小野川に架かる”吉木橋”を南に進路を取り、パチンコ大王を過ぎて、次のサークルケイ古川北店の角を東に入ったところにあります。

玄関2
結構大型店です。店内の従業員も多く、昼時は客を多く集めているお店です。

1回目のアップでは、随分評価したお店です。

ところが・・・・・なんです。それは後で。

冷麺5
注文したのは画像の”冷麺”で、お値段は840円。このお店の値段設定は全てがやや高めです。

で、この時は「どうです?豪華でしょう。量もワタシには丁度いい盛りでした。スープは酸味が利いていて、しかも奥深い味。」と書きました。

決して悪い印象ではなかったのです。

ところが、このお店”再訪シリーズ”21番目のお店として、先月22日に採り上げたばかりです。

そして、再訪してみて”印象が180度変わった最初のお店”になったと書きました。

見方、角度をちょっと変えただけ、より細かくお店を観察しなおしただけで評価が逆転してしまったのです。

たった一度の訪問で、瞬時に評価することの難しさを思い知らされました。

つまり、このお店は既に再訪しました。そしてその無残な結果は8月22日にアップしております。


次に54番目のお店です。それは昨年5月30日にご紹介した”レストラン エトアール”さんです。(「レストラン エトアール」余りにも悲しい「B級グルメ店」 53

初めアップした時は”レストラン エ〇〇ー〇”さんと、店名を伏せ、副題として「余りにも悲しい」と入れました。

看板1
そして、店舗の画像は載せずにこの侘しい”看板”を載せました。

この看板一枚に、今のお店の状態を読み取ったからです。

元々、勝山町の松山東署のまん前にお店はありました。今は城南地区に移転しています。

ランチ4
さてこれが”サービスランチ”、600円です。

内容や味は推して知るべし。

東署にあった時代は洒落た料理を出すお店で、妻と結婚する前のデートコースのお店だったんです。

でも、余りの変貌振りに深く落胆しました。

もちろん再訪なんて出来ません。もうこれ以上悲しい思いはしたくないからです。



最後に55番目のお店です。それは昨年5月31日にご紹介した伊予郡松前街の老舗食堂”双葉食堂”さんです。(「双葉食堂」 真っ当な「B級グルメ店」 54

場所は、松前町でも一番海岸に近い、県道松前松山港線沿いにあります。松前病院を、少し南に下ったところです。

玄関1
このお店は、今のご主人のご両親が”昭和28年”にこの地で開業されました。

ですから、業暦は59年

来年は還暦です。今のご主人が3歳のときのことです。

中華そば4
注文したのは、品書きのトップに掲げられていた”中華そば”です。お値段は450円。

懐かしい、昔ながらの”中華そば”の香りが立ち上っていました。

煮干で出汁をとったアッサリ味のスープです。理屈ではなく、懐かしさが漂う”中華そば”でした。

このお店のもう一つの看板メニューが”鍋焼きうどん”

このお店は当然再訪します。もう一つの看板メニュー”鍋焼きうどん”という忘れ物が残っているからです。




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」







「愛媛グルメ紀行」を振り返る 19

今日も”愛媛グルメ紀行”を振り返ります。今日は”愛媛グルメ紀行”シリーズでご紹介した56番目から58番目のお店です。

この頃は、車で走っていて目に付くお店は片っ端から入って確かめるという時代でした。

ですから、どのお店も初めてのお店ばかりで予備知識もまったくない状態、手探りという頃です。


先ず56番目のお店です。それは昨年6月1日にご紹介した洋食の名店”イル・モンテ”さんです。(「イル・モンテ」 真っ当な「B級グルメ店」 55

場所は針田町にあり、”たちばな小学校”の校庭の直ぐ南側です。

お店の場所が、住宅地の中にありますから、通りがかりに入るというお店ではありません。

玄関1
オーナシェフと奥さんのお二人でやっておられる、20席余りのこじんまりとしたお店です。

でも、来てみて、料理を食べたら驚きますよ。隠れたる名店といったところでしょう。

ポークチーズトマトソテー5
さて、ワタシは”モンテランチ”の中で、”ポークのチーズ・トマトソテー”を選びました。

お値段は、うれしい650円。いずれのランチも、”スープ”とライスかパンが付いています。

豚肉をフライパンでソテー(焼く)してあるのですが、ソテーされたお肉の上にとろけるチーズが乗せられています。

この”トマト”の何と”ジューシー”なこと。

このお店も当然再訪します。まだまだワクワクドキドキ感が残っているからです。


次に57番目のお店です。それは、昨年6月2日にご紹介した砥部町のお蕎麦屋さん”手打ち蕎麦処 富そば”さんです。(「富そば」 真っ当な「B級グルメ店」 56

場所は、国道33号線を西に入った”砥部焼伝統産業会館”の近くにあります。

玄関1
ご夫婦2人でやっておられます。

ご主人が一念発起し、大分県の”由布院”でそば打ち修行をし、開業して12年目になります。

ご主人の”蕎麦”に取り組む姿勢は真剣です。

雉せいろ5
注文したのは、店のお勧めの”雉せいろ”です。

”雉肉”は、高知県の”梼原町”から取り寄せています。2枚が一人前で、お値段は840円。

そば粉は、”磐梯山高原”のそば粉を取り寄せ使っています。

この製麺所の”石臼”でそば粉を挽き、赤い”水まわし”の漆器椀でそば粉をこねます。

生粉(きこ)100%”の蕎麦を打ちます。

このお店はぜひ再訪したいですね。”磐梯山高原”と言えば、”東北大震災”と”原発事故”に見舞われたあの福島県です。


最後は58番目のお店です。

このお店の砥部町のお蕎麦屋さんで、昨年6月3日にご紹介した、国道33号線沿いの宮内にある”砥部町役場”の南隣にあります”時の実”さんです。(「時の実」 真っ当な「B級グルメ店」 57

国道を通っていると、ご主人が麵を打っている姿が目に入ります。

玄関2
コンクリート打ちっぱなしのお洒落なビルの1階にあります。

ちょっとそば屋には見えない店作りです。

せいろ5
注文したのは”せいろ”です。お値段1000円。

蕎麦は”九一”(そば粉9:小麦粉1)の割合で打っています。

そば粉は水に混ざりにくいので、九一でそば粉をまとめるには、かなりに技量が必要です。

これで、一人前です。普通のそば屋の2.5倍は盛ってあります。

そば粉は信越地方の地粉を使っています。

それと、何と、何と、何と、自家製の”漬物”まで出されました。

しかも”蕎麦湯”には、更に蕎麦粉を追加して加えて白濁したドロドロの蕎麦湯、かなり個性的です。

でも再訪はしません。余りに個性的過ぎて(ワタシにとってはという意味)馴染めないと思ったからです。

このお店は、この後”手打ちうどん”のお店になります。驚きの大変身を遂げられます。




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」




「再訪36 リンジーズ」・「愛媛グルメ紀行」 381

今日は”再訪シリーズ”36番目のお店のご紹介です。


それは、今年3月26日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの253番目のお店としてアップした、森松町、旧国道33号線、現在の県道久谷森松停車場線沿いにある小さくて超個性的なお店”Lindsay's(リンジーズ)”さんです。(「Lindsay's(リンジーズ)」・「愛媛グルメ紀行」 253


場所はおさらいですが、松山から旧道で森松町に入り、重信川に架かる”重信橋”を渡る直前の、道路の西側にお店があります。

玄関1
こちらがお店の玄関。


とっても小さなお店ですし、松山市内から来てもお店は県道からやや奥にあるので、お店らしき建物が見えてもそこがどういうお店かを知っていなければ、先ずは入らないかもしれません。


でも、お店に入ると3人のお客様がおられました。その日は午後1時を廻っていましたから、既にピークを過ぎた時間。


皆さん、わざわざこのお店に来られているのです。

メニュー2
ワタシがお店に入った瞬間、お店をたった一人で切り盛りなさっている”オーナーシェフ”というより”オーナーシュフ”と言ったほうが似合っているかも知れない店主さんと目が合いました。


すると「アラーー、じゅんさんじゃない!」の一言が笑顔と共に。


お店に来たのはまだ二度目なのに、いきなり「じゅんサ~ン!」っと。照れくさくって。


そして、カウンター席にいた3人に「この人、とっても有名な”フードブロガー”さんなんよ!」っと紹介していただいた。


すると3人が(一人の女性客と、一組のカップル)が一斉にこちらを向いて「エーー、何ていうブログ?」って声をそろえられた。

ソテー3
もう穴があったら入りたかった。


すると、店主さん「この人、凄いンヨー、スポンサーが付いていたり、本を出したりしてないから全くジユーな立場でズバズバ書くンヨー!いいお店はちゃんと褒めるし、そうでないお店は遠慮なくダメ!!って書く人なんよー」と、どんどん解説してくれる。


お店はカウンターを入れて10席くらいしかない狭いスペースだから、店主さんと客、あるいは客同士の距離が否が応でも近い。


「ランチでいい?ウフフ、ランチしかないけどね!」っと、店主さんのペースでどんどん話は進んでいく。


この店主さん、生まれは大阪。小さい時に東京に移り住んで、大学は高知、そして”瀬戸の花嫁”として愛媛に来られた。


でも、今ではすっかり”愛媛の人”になって、フリーな時間には愛用の50ccのバイクにうちまたがって愛媛のどこにでも出かける。

ソテー4
「今日のランチは”ポーク&フィッシュのソテーよ!魚は余りモンやけど、それでいい?」


何しろこのお店、メインディッシュと玄米御飯の他に、汁物と飲み物を付けて600円。場合によってはデザートまで付く日がある。


「これで600円って経営になってる?」っとワタシ。すると「ウン、危機なんよ!」っと素直。


「ジャケーン、野菜類は全部自分が作ってそれを出して、買うのは肉と魚と調味料類くらいかな?」と、実にあっけらかんと笑い放つ。とっても豪快に。

アップ5
「フーーー、この魚、美味しいネーー、ヨー脂がのっとる!」とワタシ。


「ウン、それ鱸(スズキ)じゃけんねー、ただし輸入モン!地物やったらこの位のサイズで3000円はするんよー、でも輸入モンやったら同じサイズで1000円!」と、両手で中位の魚のサイズを示して見せた。


すると、ワタシの左隣のカップルの男性の方がこう言った。「ソーヨ!今頃輸入モンは原産地が表示されるんよ。こないだもナー、スーパーに行って鰈(カレイ)を見よったら”インドカレー!”って書いてアッタンヨー!」と、クスクス笑いながら言った。


「それ”ネタ!”やろー。昨夜寝ずに考えて来たんやろー!」っと、店内は爆笑の渦、また渦!


そうなんです、このお店はこういうお店なんです。この笑顔の渦を求めて様々な客層がこのお店に集う。

玄米御飯6
こちらは”玄米御飯”、噛み締めないと喉を通らない。


このお店から、既に何組かのカップルが誕生し更に結婚にまで漕ぎ着けた人たちがいる。


店主さんは”萬(よろず)相談屋”と化している。


結婚相手を紹介して欲しいとか、はたまた自分の畑で作った無農薬の野菜の販売先を紹介して欲しいと。


それらを全て一人で呑み込んで、笑顔で相談に乗る。


でもこの店主さん、野菜を自分で育て収穫し、仕入れ、仕込み、調理、洗い物、献立作りから後片付けや掃除まで、全て一人でこなされている。


ここに集いさんざめき、楽しい一時を過ごされておられる皆さん、ホンの少しだけ彼女の内側にも想像を巡らせてあげようではありませんか。

汁7
この汁物を、まあ見てください。大根からゴボウからニンジンからサトイモ、まるで芋焚き、いや”ごった煮”です。


全部自分の手で収穫し、泥を落とし洗い、そして調理する。少しでも栄養があって体にいいものを美味しく食べて欲しいとの店主さんの思いが、全て”この一椀”に込められている。


これが美味しくないわけがないでしょう。食品を通じて店主さんの心をいただいているのですから。

アイスコーヒー8
最後にアイスコーヒーが出された。


「じゅんさん、砂糖入れんでいいね!」っと言いながら。何と”JINRO”(チンロ)のジョッキに入れられて。韓国の人気ブランド焼酎だ。


人間模様がギュッと凝縮されたようなこのお店、性別、年齢、職種、地位に一切関わらず、集い笑い、泣いて、そして食べて賑わう。


ワタシはこういうお店を他に知らない。もちろん、店主さんの手料理は手が込んでいて一切手抜きがない、美味しいに決まっているでしょう。


「じゅんさん!道路出るとき、左右に気をつけてねー!」今日も心地よい笑顔で送り出していただいた。


ごちそうさまででした。




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」

「再訪37 手打うどん 福磯」・「愛媛グルメ紀行」 382

今日は”再訪シリーズ”としては37番目のお店。このお店は今年の7月3日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの324番目のお店としてアップしたばかりの、古三津2丁目にある”手打ちうどん 福磯”さんを再度ご紹介しましょう。(「手打ちうどん 福磯」・「愛媛グルメ紀行」 324


場所は、中央通りから海の方に向かい迎賓館があったところを降りてきて、ファミリーマートとふるみつ食堂がある交差点を北に上れば直ぐに道路の右手に見えてきます。



三津地域の一種の街の食堂的な位置取りなのでしょう、昼時は20台用意された駐車場は満車、店内も様々な職種や年齢のお客さんでほぼ満席になります。

玄関1
ここに開業して7年、その前がJR駅前でやっていましたから通算10年のお店です。


今では、すっかり三津を代表するうどん屋さんとして、地域の人々の支持を集めておられます。

値札2
前回お邪魔した時は、メニューで一際目立っていた”鍋焼きラーメン”を注文しました。


うどん屋で”ラーメン?”と思いながら。ところがこれが思いの他美味しかったのです。


スープや具材は”鍋焼きうどん”のそれをそのまま使い、麺だけ市販のゴク普通の中華麺を使ってありました。中華スープではないのです。そして、それが妙に旨かった


そこで、今度こそうどん屋の”うどん”を食べなきゃと思い再訪したという訳です。

山かけうどん厨房4
カウンター席に着くなり「前回は”鍋焼きラーメン”を頂いて、これが美味しかった!」と女将に話しかけた。


すると「ウン、ありがと。じゃ今日もそれにする?」と満面に笑顔の女将。


「でも、やはりここはうどん屋さんでしょう!今度はうどんを食べにきたんよ、しかも冷たいうどんを!」とワタシ。


「じゃ”ぶっかけのやまかけ”にする?」と、即座に女将が提案。「それ!」と、ここで注文が決まった。

山かけうどん5
これが冷たいうどんの”ぶかっけやまかけうどん”、お値段600円。


極太麺の上に長芋を摩り下ろし、その上には生卵が。出汁は別の徳利に入っているのでそれを全体に廻しかけた。


極々シンプル、要はうどんの麺を長芋摩り下ろしと出汁でいただくという物。

混ぜた6
そこで例によって混ぜに混ぜた。出汁と生卵が完全に混ざって、泡立ってきた。


「これで””がイマイチだったら悲惨やな!」と思いながら取り掛かった。


すると、その悲惨な予感が当たった。””がただ硬いだけ艶も弾力もない


手打ち讃岐うどん風”の固い=腰があるという、最悪の誤解!の典型例。


と、その時女将と目があってしまった。思わず「旨い!」」と笑顔で答えてしまった。多分その笑顔は歪んでいたに違いない。

かき揚げ7
「ウン、ありがと、フフ、これ入れてあげる!」と、女将がちょっと鼻にかかっや甘い声でささやき、揚げ置き=バクの”かき揚げ”をつまんできてそこに投入してくれた。


でも、何を入れても固いだけの”麺”は手に負えない。

鍋焼きうどん
そこで、「これは冷たい麺を選んだのが間違いだったのではないか?温かいうどんはここまで悲惨ではないかもしれない」と、翌日再度挑戦に訪れた。


女将、昨日の客だから覚えていて、満面の笑みを浮かべながら「今日は何にする?」と、今日もちょっと甘ったるい声で尋ねてきた。


「今日はねー、”鍋焼きうどん”にしようわい!ただし、徹底的に柔らかい麺が好きヤケン、ウンと、柔らかくなるまで煮込んどいて!!」っと。


厨房に、かくして「”徹底的に柔らかく煮込んだ鍋焼きうどん”ヒトツー!」っと、注文を通す声が響いた。


「アイヨ!柔らかいのね!、じゃ別に作らにゃー。ちょっと待ってね」と大将の声が返ってきた。

鍋アップ
それがこれ。お値段、普通の鍋焼きうどんと同じ850円(鍋焼きラーメンも同じ値段)


具材は豊富。出汁は文句なし”旨い!


しかし、固くて艶も弾力のない極太麺は、煮込んでも煮込んでも・・・・結局ただの”固いだけの麺”だった。


これだけ客が連日詰め掛けている。三津地の方はどうやら「固い(腰はないけど)麺」がお好きなのだ。


顔で笑って心で泣きながら、(しかも大泣き)硬いだけの麺を噛み締めた。奥歯でシッカリ噛んだ。


二日連続して通って、メニューを変えてみて得心した。


このお店の超お薦めは、絶対に”鍋焼きラーメンだっ!

麺8
こちらが、ぶっかけやまかけの”麺”、実に不敵な面構えをしているではないか。


憎憎しげに「ドウヤー、オレが噛み切れるか?」っと凄んでいた。

鍋麺
こちらが、めっちゃ柔らかく、しかも徹底的に煮込んで!っと懇願した”鍋焼きうどん”の麺。


「フフフ・・・お好みの柔らかさになったかな?」と不適にも麺がニヤついた。


「参りました!」と白旗を揚げざるを得なかった。勝負にも何もならなかった。


でもでも、このお店は好きですとっても好きなお店です。麺は好みではなかったけれど、そんなことは実に些細なこと。このお店にはそれに倍した良さがある。


今度は寒くなったらまた来よう!ただしここに来たら”鍋焼きラーメン!”しかない!と心に秘めた。




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」

「再訪38 高見屋」・「愛媛グルメ紀行」 383

今日は、”再訪シリーズ”の38番目のお店です。それは、三津の神田町にある”高見屋”さんです。


”愛媛グルメ紀行”シリーズでは、昨年5月20日に48番目のお店としてご紹介しました。(「高見屋」 真っ当な「B級グルメ店」 47



場所は、三津の”厳島神社”のまん前です。三津”厳島神社”は、規模も大きく昔から神社の前には門前町が栄えていました。

玄関1
前回お伺いしたときも、今回も相変わらず店内は満席状態が続いています。


席に付けない客は、店内の待ち席か玄関前で空きを待つことになります。


皆さん、それを承知でこのお店に来ているのです。

店内2
これが店内の様子です。席はカウンター席を入れて21席しかありません。


ですから、4人掛けのテーブルは相席が当たり前、誰一人文句を言う人などいません。


こうやって、戦前(第二次世界大戦)から戦争で中断を余儀なくされました戦中を経て、終戦直後、今の女将さんのお母さんが再開し、それからでも”60年間以上”続いています。

営業時間3
店内にお店の営業時間が書いてありますが、午前11時から開店し、後は材料が無くなり次第閉店です。


ですから、午前11時30分にお店に入ったとき満席でしたから待ち席で待っていますと、次に入ってきた夫婦連れは「まだ売り切れていませんか?」という確認から始めました。


このお店の客の特徴は、若い客も結構多いこと。子供の頃おじいちゃんやおばあちゃんに連れられてきていたり、お父さんやお母さんときた、つまり三世代に渡ってこのお店に通っている人が多いのです。

値札4
これがメニューの札ですが、基本は”中華そば”と”うどん”のお店です。


そしてこのお店の二枚看板が”中華そば”と”鍋焼きうどん”で、客の9割以上はこの2つのメニューのどちらかを注文しています。


ワタシは前回来たとき”中華そば”をいただき、その甘くも優しくて懐かしい味に感動しました。


ですから、今回は最初から忘れ物を取りに帰るつもりで”鍋焼きうどん”600円を注文しました。

いなり5
で、もう一つの隠れ名物メニューである”いなり”を1個頼みました。110円です。


シンプルかつ素朴な”いなり”をいただきながら”鍋焼きうどん”の出来るのを待ちます。


周りの皆さん、漫画を見たり雑談したりしながらもお目当てのものに一心不乱です、ですから客の回転のまあ早いことといったら。30分もかかる客などいません。

鍋焼きうどん上6
さあ、お待ちかねの”鍋焼きうどん”が届きました。テーブルに運ばれた時は、まだ鍋の中がグラグラ沸いていますので、お店の方も布でアルマイトの鍋のもち手を掴んで、慎重にテーブルの鍋敷きの上に乗せます。


アルマイトの鍋からはみ出しそうになるまで、具材などが盛りだくさんに入っています。


それだけで、イリコでとった甘めの出汁の香りが辺りに充満します、それだけでもう幸せな気分にしてくれるのです。

鍋焼きうどん7
具材は二種類の練り物(カマボコ)と竹輪、牛肉、ネギ、ゴボウ、丸ままのシイタケ一個など。


特別のものはありませんが、彩りよく、しかも気前よく盛り込んであります。


熱々のスープを、舌を火傷しないように気遣いながら啜ります。ウフー・・・


終戦直後に(このお店は戦前からですが)スタートした、街の食堂の甘い甘い(当時は甘い=美味いだった)出汁です。


瀬戸内のイリコの旨味が存分に出た出汁の味です。みなさんこれを啜りたくて詰め掛けています。

麺8
うどんの麺は、コシがどうのという次元の麺ではありません。


口の中に入れると、ネットリとして直ぐに溶ける柔らかさ。道後の”としだ”の麺を思い出します。


麺について、何時もでしたら麺の艶だとか粘りだとか五月蝿(うるさ)いワタシですが、このお店の麺は全く別の世界の麺なので何等文句はありません。


ただでさえ細い目を、クシャクシャに細めながら夢中でいただきました。食が細くなったワタシでも、いなり一個と鍋焼きうどんをペロリと平らげるのにそう時間はかかりませんでした。

完食9
鍋底を舐める様に完食です、完食できたときの爽快感は何とも言えません。


夏休み期間中はこのお店に来て家族で懐かしむ、既にそれが三津地区の家庭の夏の風物詩にまでなっています。


お盆と正月が一番忙しいのです。


ですから、このお店8月29日からしばらく長い夏休みに入ります。


どうもお疲れ様でした、そしてご馳走様でした。




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」

「再訪39 堀江港 みなと食堂」・「愛媛グルメ紀行」 384

今日は”再訪シリーズ”の39番目のお店、それは今年5月1日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの277番目のお店としてご紹介したばかりの”堀江港 みなと食堂”さんです。(「堀江港 みなと食堂」・「愛媛グルメ紀行」 277


場所は、旧国道196号線を北条に向かって北上する途中にある”堀江港”前にあります。


昭和21年5月1日に、旧の国鉄が広島県呉市の”仁方港”と愛媛県の”堀江港”を結ぶ連絡線”仁堀航路”を開設しました。(後に、堀江港と呉市阿賀港を結ぶ航路に変更された)


再訪した”みなと食堂”は、フェリー航路が開始された翌年の昭和41年にこの堀江港で誕生の産声をあげたのです。今から46年前のこと。

玄関1
そして昭和和57年7月1日に、赤字を理由に航路が廃止され36年間の幕を閉じました。ですから、今の堀江港には過去の活況は見られません。


でも航路廃止以降、却ってお客さんが増えたというのが今日再訪した”みなと食堂さんです。


前回お邪魔した時は、このお店の看板メニュー”鍋焼きうどん”をいただきました。


そして、その”味の伝承”について、その時三代目とは様々な話をしました、

メニュー2
さすがにワタシの顔を覚えていただいていて「お久しぶりですね!」と挨拶されました。


「いやね、前回来たときは”鍋焼きうどん”をいただいたから、今回は”中華そば”という忘れ物を取りに帰ったつもり」とワタシ。


「お仕事で、今日は近くまでいらっしゃったのですか?」と三代目。


「何言ってるの!わざわざ”中華そば”をいただきに来たんじゃない!」とワタシがいうと。


三代目の笑顔が広がりました「それはどうもありがとうございました」と。

いなり等4
店内では、”おでんの桶”の他に、いなりなどが並んだテーブルが置いてあります。


客は銘々で、その中からお好みのものを選び、注文した料理が出てくる前に小腹を満たしています。


前回は、ワタシが”松山一美味しい”と思っている”巻き寿司”をいただきました。

ちらし5
今回は”中華そば”が出来上がるまでの一時を”ちらし寿司”250円、をいただきながら待ちました。



酢の効いた酢飯と、エビそぼろ、酢レンコン、シイタケの煮含め、キヌサヤ、錦糸卵、ゴボウ、黒胡麻の彩りを併せて楽しみいただきました。


食べている間に、自然の顔がほころびます。

中華そば上6
さて、いよいよお待ちかねの”中華そば”480円です。間違ってもラーメンではありません。


業暦46年を経た街の食堂の”中華そば”です。


三代目が引き継いだ伝承は、この”中華そば”にも脈々と生かされています。


具材は至ってシンプル、教科書に載ってもおかしくない。モヤシ、わかめ、チャーシュー、刻みネギ、そして中華そばの定番”ナルト”です。


これを見ただけでも、還暦過ぎにはお涙モノなのに、スープから漂ってくるニボシ出汁の香り!

中華そば7
最近涙腺の緩んだワタシは、目の奥を熱くしながらスープを啜った。フ フ ホッ・・・・声にならない声が。


このお店の二枚看板を張っている、この味。一朝一夕には出来るものではない。


一杯1000円近く取っている最近の”ラーメン店様”、その原点、スタートとなった味を一度味わって御覧なさい。


そして、今、自分が出している”ラーメン様”が、その値段に相応しいと胸を張れるなら、エエ、どうぞお続けなさい。

アップ8
この中華そばの旨味は、お腹に届く前に胸に届く。


客の反応をうかがう三代目の目に笑みが浮かんだのが見えた。


ワタシがモノも言わず、目を細めてズルズルと下品にスープを啜っている姿を見たようだ。


そこで視線が合ったので、ワタシは黙ってうなずいた。それだけで意思は十分に伝わった。

麺9
麺だって、特別にどうのというものではない。ありきたりの中華麺だ。


そりゃあ、このお店より数倍する小麦粉を厳選したモチモチ麺を使っている店は幾らでもある。


でも、食べ物は舌で味わうものに違いないけれど、同時に目で鼻で、耳で、そして心で味わうもの。


客の心をどう動かせ掴むかは、そのお店の総合力。

完食10
舐めるように完食した。


勘定を済ませる時、三代目がこう言った。


「店の前の、以前のフェリー乗り場広場、今度”海の駅”が出来るんです!そして路線バスも店に前まで廻ってくれる事になって!!段々いい方向に向かっています!それに合わせて我々も何かを発信しなきゃ!と考えているところです」


三代目が将来を語る時の目、キラキラ輝いていて、”目力”があるんです。ワタシは彼のあの目力が好きです。


”海の駅”は、国土交通省海事局の事業で、マリンレジャーの振興拠点と位置づけるものです。


堀江港”を舞台に、車で陸から、プレジャーボートで海から、どちらからでもアプローチできるマリンレジャー拠点が整備されます。来年春にオープン予定とか。


「これからが新しいスタートですね!」というワタシに、目を輝かせて大きくうなづいた三代目。


まだしばらくはこのお店を見続けていたい、そう思いながらお店を後にしました。




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」

「再訪40 うどん食堂 双葉」・「愛媛グルメ紀行」 385

今日も”再訪シリーズ”です。その40番目のお店は、昨年の5月31日”愛媛グルメ紀行”シリーズ55番目のお店としてご紹介した”うどん食堂 双葉”さんです。(「双葉食堂」 真っ当な「B級グルメ店」 54


場所は伊予郡松前町浜にあって、松前町でも一番海岸に近い県道松前松山港線沿いにあります。「松前病院」を、少し南に下ったところです。

玄関1
今のご主人のご両親が”昭和28年”にこの地で開業されました。


ですから、業暦は59年。もう直ぐ還暦を迎えます。ご主人が3歳のときのことです。


今では、そのご主人がご夫婦でやっておられます。

値札2
前回お伺いしたときは、このお店の看板メニューの両輪の一つ、”中華そば”をいただきました。


今回は、両輪のもう一つ、やはりこのお店の看板メニュー”鍋焼きうどん”をいただきにきました。


両輪メニューと書きましたが、そもそも、このお店の屋号の名乗りは”うどん食堂”です。


鍋焼きうどん”はメインかも知れないと思って、忘れ物を取りに帰る思いでおたずねしたというわけです。

いなり3
前回来た時も、この”いなり”をいただきました。お値段は1個110円。


前回いただいたときも「唸るほどの味ではない」と書いたのに、また手が自然に出ちゃいました。


確かに、今回も何と言うこともない味でした。

鍋焼きうどん4
さて”鍋焼きうどん”、蓋なんて直ぐ外されることが分かっていても、こうやって昔から律儀に出されます。


アルマイトの鍋。業暦50年近い食堂では、大抵この容器で出されます。


アルマイト”は、大正13年に日本の理化学研究所で発明されたもので、アルミ素材が空気に触れると酸化して腐食してしまうことを防止するために開発されたアルミの酸化素材です。


つまり酸化して腐食しやすいアルミを最初から酸化させて、それでアルミを被覆すると逆に錆びにくくなるという逆転の発想が生み出した優れもので、瞬く間に世界に広がりました。(余談が長くなりました)

鍋焼きうどん5
さて、画像が歴史ある街の食堂で出される典型的な”鍋焼きうどん”です。お値段は450円。


何の変哲もない鍋焼きうどんですが、何故か人々を半世紀に渡って魅了し続けています。


アルマイト鍋の蓋を開いた時の、甘く漂う出汁の香り、日本人は味噌や醤油など大豆を発行させたものを調味料として長く使ってきた歴史を持っています。


ですから、味噌や醤油などの発酵食品の香りは、既に日本人の体に染み込んでいて、もう本能的に「旨い!」と反応してしまう、そう思います。

アップ6
具材も愛媛では定番の、カマボコ、ジャコ天、刻み揚げ、ワカメ、甘辛く煮含められた牛肉、錦糸卵、そして刻みネギです。


麺は、茹って膨れ上がっています。麺が柔らかい証拠です。フワフワの腰なしうどん麺、これがお決まりなのです。


出汁を啜ると・・・・・「甘ーーーい!」こよなく甘い。砂糖の甘さです。砂糖を料理に使える家庭などなかった時代の話です。


昔は砂糖は贅沢品。鍋焼きうどんなんて、盆か節句などの”ハレ”(ハレの日=おめでたい日、はれがましい日)の日にしか口に出来なかった。


だからこそ、年に一度か二度のハレの日には、贅沢に砂糖を使っている、美味しい美味しい”鍋焼きうどん”や”中華そば”を啜った。

麺7
その記憶が、無意識に世代を超えて受け継がれている。


だから、このフワフワ麺で丁度良かったのです。小麦粉だって贅沢品だった。日本ではとうとう小麦粉を作る文化は育たなかった。貴重な小麦だったから、コシのある麺など作れなかった時代が長かったのです。


小麦粉の殻は固いので、それを粉に引く技術が発達しなかった。


従って、調理しやすい裸麦が作付けの主流となって、その裸麦が味噌や醤油の材料になった。

完食8
そういう”粉モノ”の歴史などが頭に浮かんでは消え、しているうちに完食していた。


あっという間だった。懐かしさに身を漬すことができた。


ただ、お店をもう少し綺麗にしていただきたいと切なる思いを胸にお店を出た。




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」

「愛媛グルメ紀行」を振り返る 20

今週の土日も”愛媛グルメ紀行”シリーズを振り返ります。

今日は”愛媛グルメ紀行”シリーズでご紹介した59番目から61番目のお店です。



先ず59番目のお店です。それは昨年6月6日にご紹介した、とっても可愛いお店””ベティクロッカーズ バーディースクエア・重信”さんです。(「ベティー・クロッカーズ」 真っ当な「B級グルメ店」 58

場所は国道11号線沿いの東温市志津川、国道11号線と県道松山川内線が出会った、そのちょっと先です。

玄関1
こちらがお店の玄関、レンガ作りの瀟洒(しょうしゃ)な建物。広い駐車場と、お店の周りには四季折々の草花が咲きお洒落な空間を作っています。

何時も女性客で賑わっているお店です。ということは、男性一人ではちょっと入りづらいかも。

このお店の店舗網は、北条や大街道など、全部で6店舗あります。

オムライスケチャップ味5
ワタシが頼んだのは、曜日毎に種類が変わる”オムライスランチ”、お値段780円を注文しました。

この他に、”スープ”と”サラダ”が付いています。非常に完成度の高いオムライスだと思いました。

また、フロアー係りの方の”嫌味のないサービス”が生きていて、気持ちに安らぎを感じさせていただきました。

でも再訪はいたしません。もう一度、男性一人でお店に入るのかと思うと、いささか気が重くなるからです。<注>と、言いながら既に再訪しました。



次にご紹介したのは60番目のお店。それは水泥町にある”食慈家Tenma”さんです。(「食慈家Tenma」 真っ当な「B級グルメ店」 59

場所は 国道11号線を市内から東温市の方に向かい、水泥町の「友愛病院」を越した直ぐの信号を、元に戻るようにV字回転します。すると、直ぐに川を越えます。「悪社川」に架かる「天神橋」を渡ったところの「友愛病院」の向かい側にあります。

看板1
この大きな看板が目印です。

”てんま”は、オーナーシェフの2人の子供さんの名前を一字づつ採って名づけらました。

気鋭のオーナシェフが繰り出す、各種ランチ類が好評を得ている上に、女性スタッフのキビキビした動きは実に小気味いい。

彼女たちの”自然なサービス”は、シェフの作り出す料理の数々に自信と誇りと愛着をもっているからこそ出来るのだと感じさせられました。

オムカレー4
ワタシが注文したのは”オムカレー”です。お値段は750円。

ホワイトライスをトロトロのオムレツでくるみ、その上からカレールーをタップリ廻しかけて供せられます。

実に堂々としていて、テーブルに運ばれたときは、思わず息を呑みます。

この店は既に再訪しました。そして8月15日に”再訪シリーズ”の16番目のお店として既にアップしました。

お店は、嬉しい変貌を遂げていました。それは上に書いた再訪シリーズを再度ご覧になって下さい。



最後にご紹介するのは61番目のお店です。それは昨年6月8日にご紹介した、三津地区の須賀町にある、おしゃれな”洋食屋 からす”さんです。(「洋食屋 からす」 真っ当な「B級グルメ店」 60

場所は、中央通から真っ直ぐに三津方面に向かい、”宮前川”を通り越して海に向かって進むと、パルティー・フジ手前の道路の北側にあります。

外観2
こちらがお店の外観です。昼時は車が列をなしていました。

このお店は、ラーメンをチェーン展開している”りょう花”グループが運営しています。

オムライス上5
ワタシは洋食の定番、”ふつうのオムライス”と名づけられているものを注文しました。お値段は780円。

ケチャップライスをオムレツで巻いた、オーソドックスな”紡錘型”です。その紡錘型のオムライスに、これも定番のケチャップが一筋、縦にかかっています。

まるで洋食の教科書に載っている通りのようなオムライスでした。

フロアー係りのサービスは、マニュアルが整備され訓練が行き届いました。

ただし、ワタシは、この”マニュアル化され訓練が行き届いているサービス”には違和感を感じてしまうと書きました。

このお店は再訪しません。全体に体に馴染まない違和感を感じたからです。




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」




「愛媛グルメ紀行」を振り返る 21

今日も”愛媛グルメ紀行”を振り返ります。今日は”愛媛グルメ紀行”シリーズでご紹介した62番目から64番目のお店です。

この頃は、片っ端から”洋食屋”巡りをしていたころです。

昨日”再訪シリーズ”で振返った3軒も全て”洋食屋”さんで、しかも注文したものは全て”オムライス”でした。


さて先ずは62番目にご紹介したお店です。それは、昨年6月9日にアップした”カフェアンド ダイニングバー haco”(はこ)さんです。(「haco ハコ」 真っ当な「B級グルメ店」 61

場所は南環状線から一本南に入った朝生田町5丁目、丁度”マクドナルド松山南店”の南側にあります。

駐車場は40台も用意されている大型店です。

玄関1
こちらが玄関です。その当時は、「がんばろう 日本」の東日本大震災の”ノボリ”がお店を取り囲んでいました。

このお店も、61番目のお店として紹介した”洋食屋 からす”さんと同じように”家業”としてのレストランではなく”企業”としてのそれです。

ですから、フロアースタッフは全員若い男性と女性で”マニュアル化されたサービス”訓練を受けています。

これがワタシにはどうも、白々しく思えて馴染めません。

オムライスグラタン5
注文したのは、このお店の看板メニューである”特性オムライスグラタン”です。お値段は690円。

見てください、チーズに程よく焦げ目が付いていて、”トマトソース”と”チーズの焦げた匂い”がなんとも言えないんです。

不覚にも、取材していることを忘れて、写真を写す前に思わすスプーンを伸ばし、2口程食べちゃいました。

写真を撮る前に手が出たのは、このシリーズを書き始めて初めてのこと。

マニュアル化されたサービスには辟易(へきえき)させられましたが、このお店の料理は美味しかった。脱帽です。

この地に出店して6年。砥部町の33号線沿いにも同じ名前のお店を出しています。

でもこのお店は再訪しません。また目の前で跪(ひざまず)かれて注文を聞かれるのか、と思うとぞっとするからです。



次にご紹介するのは63番目のお店。それは昨年6月10日にアップした、立花3丁目の国道33号線沿いのある街場の洋食屋さん”ストロベリーキャンドル”さんです。(「ストロベリーキャンドル」 真っ当な「B級グルメ店」 62

場所は、場所は、伊予鉄横河原線の立花駅から南へ100m余り下り、「愛媛銀行立花支店」の北側にあります。

玄関1
ブラウンを基調としたレンガ作りの、御伽噺に出てきそうな愛らしい建物ですね。

当日も、店内は近所の女性の会社員グループや家族連れで埋まっていきました。

オムライス5
私が頼んだのは例によって”特性オムライス”です。値段は780円。

このお店はこれに”サラダ”が付くのですが、これが半端ではないのです。

サラダ4
まあ見てください、コレですよ。

決して、”付いている”という程度の量ではありません。堂々としたものです。

もちろんオムライスも圧倒的な量。それに、オムライスの半分には”デミグラスソース”がタップリかかっています。

フワフワトロトロの卵は、香りが良くて味のバランスが優れていました。中のライスは、普通のお店では”ケチャップライス”を使うお店が多いのです。

ところがこのお店は、ケチャップライスではありません。”チキンライス”なのです。

このお店は是非再訪したいと思っています。ご家族総出の”ほのぼのとしたサービス”に、もう一度出会いたいからです。



最後は64番目のお店です。それは、昨年6月13日にご紹介した”イタリアンキッチン 伊太めし屋”さんです。(「伊太めし屋」 真っ当な「B級グルメ店」 63

場所は、南環状線の側道沿いの天山1丁目、「天山安永第一ビル」の1階にあります。

玄関1
玄関の脇や、玄関の窓には空けられた”ワインボトル”がゴロゴロと、無造作に置かれていて、それがイタリアンキッチンの一種の”景色”になっています。

一昔前、”イタメシ”が大流行の時代がありました。このお店がこの地で開業したのは、1999年のこと。

今から13年前です。実はそのころは、都会では”イタメシブーム”は下火に。ですから、このお店は、単なる”ブーム”で生き残ってきたのではありません。

チキンカツアップ6
これは当日注文した”肉ランチ”。当日のメインディッシュ”チキンカツレツ・パルメザン風味”のアップです。

これに、”コンソメスープ”と”サラダ”と、ライスかパンかガーリックトーストから選んで、最後に飲み物が選べます。お値段は920円。


パルメザンチーズ”のかすかに焦げた香りが、食欲をそそります。それと、チョイスした”ライス”が実に美味いのです。

「ご飯だけで、後は何にもいらない・・・・」という程美味しく、米粒がしっかり立った絶妙な炊き加減でした。

更には、このお店のフロアー係りの女性のプロの鏡のような身のこなしと気配り、実に印象に残りました。

このお店も是非再訪したいものです。お店全体の洗練度合いをもう一度味わいたいからです。




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」






プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード