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「再訪41 手打ち蕎麦処 富そば」・「愛媛グルメ紀行」 386

今日も”再訪シリーズ”で、41番目のお店をご紹介しましょう。


それは昨年6月2日にご紹介した、砥部町大南にあるそば屋さんの”手打ち蕎麦処 富そば”さんです。(「富そば」 真っ当な「B級グルメ店」 56


場所は、国道33号線を西に入った”砥部焼伝統産業会館”の近くにあります。

玄関1
こちらがお店の玄関です。


ご夫婦2人でやっておられます。ご主人が一念発起し、大分県の”由布院”でそば打ち修行をし、開業して12年目を迎えたお店です。


ご主人は、愚直なまでに真剣に蕎麦と向き合っておられます。


このお店、県内では珍しい”生粉(きこ)100%”の蕎麦を打ちます。

お出迎え2
玄関前では、可愛い”砥部焼き”の蛙君たちがお出迎えをしてくれます。


前回お伺いしてお話をお聞きした時に、蕎麦粉は”磐梯山高原”から取り寄せ使っていると話されていました。


そこで3.11の”東北大震災”と”福島県の原発事故”です。磐梯山はその福島県に位置しています。


あの厄災(忌まわしい震災と原発事故と言う人災)以降、磐梯山の蕎麦粉はどうなったのか、気になっていて再訪しました。

店内3
「ええ、あの時は本当に大変でした。蕎麦粉が注文どおりには入手できない状態が続きました」とは、奥様。


「ちょっとだけ入荷したと思うと、次は何時、どの位の量が手に入るのかが分からない時期が続きました」と奥様は続けられます。


「でも幸い、時間が経つにつれ入荷が安定してまいりました。しかも蕎麦は季節によって産地が変わっていく食材です。この季節、磐梯山産の蕎麦粉はシーズンが終わり、今は日立市(茨城県)の蕎麦粉が入っています」と、笑顔で応えられました。


この季節、東北では一斉に蕎麦の収穫期に入ります。10月に入ればいよいよ”新蕎麦”のシーズンになります。蕎麦が一番おいしい季節になるのです。


前回お伺いしたときにいただいたのは、店お勧めの”雉せいろ”でした。

メニュー4
でも、今は昼時は画像の2種類のメニューだけです。雉の安定入荷はやはり難しかったのか。


そこで注文したのは”せいろ”の大盛りです。普通盛りだと、お値段800円。


でも蕎麦粉100%の”生粉打ち”(きこうち)で、普通盛りでは食べた気になれません。


当然大盛りを頼みました。お値段は1260円です。国産蕎麦粉を100%使っていること自体が贅沢なのです。

せいろ5
大盛りは三段重ねで出されました。長野県方式とでも言いますか。


一段一段の蕎麦の量は、実に上品な量です。三段重ねであっても、しかも今の縮んだワタシの胃袋でも難なく片付けられる量です。

せいろ6
蕎麦粉100%の蕎麦は、小麦粉と言うつなぎを使っていないということなので、蕎麦の一本一本は短くややボサボサした感じの食感です。


蕎麦の香りも特別匂い立つというものではありません、極めて地味な食品なのです。


蕎麦は荒廃した土地や、米が生育できない高地などで育つ植物です。


ですから昔は、蕎麦は”救荒食”(きゅうこうしょく=飢饉や災害等に備えて備蓄、利用される代用食物)だったのです。


蕎麦の持つ素朴な力強さ、高原の香りを微かに感じながらいただきます。

アップ7
何時もの通り、薬味の”山葵(わさび)”は、箸先に付け蕎麦に直接付けていただきます。


何時も書くことですが、愛媛は全国でも稀に見る”蕎麦後進県”です。唸るような蕎麦をいただけるお店は極めて限られます。


ホンモノの蕎麦を味わえるこのお店は、貴重な存在です。

薬味8
こちらがこのお店の薬味です。


山葵は本山葵、それに香りの高いネギ、更には”辛味大根”が添えられています。


薬味についての詳しいことは、8月20日にアップした”再訪 にしきそば”の時に、更に薬味の中でも”辛味大根”については8月21にアップした”再訪 無着庵”さんの時に書きました。それを是非ご参考にしていただきたい。


貴重な”辛味大根”を薬味に使っていること自体が、ホンモノの蕎麦屋の証です。


そば汁(そばつゆ)には、その辛味大根だけを薬味として入れます。そして山葵は蕎麦の方に直接付けていただきます。

蕎麦湯9
最後に出された”蕎麦湯”を、残ったそば汁に注ぎいれて、そこに薬味の最後の”刻みネギ”を初めて投入し、高級吸い物として蕎麦湯を味わいます。


辛めに仕上げられたそば汁が蕎麦湯で和らげられ、カツオの出汁の香りが鼻腔に届いた時が至福の一瞬です。


これから新蕎麦の本格的シーズンに入ります。蕎麦好きな方は今こそ”香り立つ新蕎麦”を堪能なさってください。


”蕎麦”こそ、自然界が定めた極めて”季節限定的メニュー”なのです。




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「ラーメン 萬田」・「愛媛グルメ紀行」 387

今日は朝生田町にあるラーメン屋さんの”垃麺 一期一会”さんがあった所に店名を変えて新たにスタートされた”ラーメン 萬田”さんをご紹介しましょう。


場所は、南環状線の南側にあって”マクドナルド松山南店”の西側のビルの1階にあります。


ワタシのブログ友”乱 駆郎”さんもご自身のブログで7月10日に”「ラーメン萬田」の一期一会”というお得意のオヤジギャグで採り上げられていました。

玄関1
その”乱”さんの記事の一部を勝手に引用させていただくと、「拉麺 一期一会」さん時代のラーメンの作り手だったスタッフの退職により、同じラーメンが出せない以上同じ屋号ではいけないだろうということでの屋号を替えての再出発のようだ。(ご本人談)とあった。


店名は店主さんの姓かな?と思ってお尋ねしたが、そうではないという。


”垃麺 一期一会”のときには2度ほどお邪魔し、店長のイチオシメニューの、つけ麺の”えび塩”ではなく、醤油味の”つけ麺”(からし味噌付き)を食べたことを覚えています。


二度目には、つけ麺の”えび塩”も頂いた。

店内2
店内は、以前のお店とほとんど変わったところはないようにお見受けしました。


丁度お昼時でしたが、客の入りは4割ほど。これから、その客数を以前ほど回復できるかどうか。

メニュー3   メニューを見ながら、若いフロアー係りの女性に「お薦めは何ですか?」と尋ねてみた。


すると「ハイ、塩ラーメンがお薦めですが味噌ラーメンも美味しいです!」という返事が。


メニューを見ていてあることが気になった。


麺の説明で、粉落とし・針金・バリカタ・固め・普通・やわめ、とある。完全に”博多ラーメン仕様”の麺を使われているよう。


ところが、スープは豚骨スープではなさそう。????だった。


おまけに、”塩ラーメン”を注文した時、麺の茹で加減についての質問は一切なかった。一体どういう固さで茹でて来るつもりなのか・・?????

塩ラーメン4
これが注文した”塩ラーメン”で500円(内税)に、トッピングの”煮卵”、いやこのお店に”煮卵”はなく、あるのは”温泉卵”100円だった。


普通なら”煮卵”を用意する場合が圧倒的に多い。”温泉卵”は初めてだったのでトッピングした。

塩ラーメン5
具材は、2枚のチャーシューと刻みネギ、それにトッピングした”温泉卵”だけ。


実にシンプル。で、スープを啜ってみた。「塩辛い!!」」の一言。


幾ら”塩ラーメン”と言っても、ただただ「塩辛い」だけで、スープに深みが全くない。コレハ・・・・・

チャーシュー6
チャーシューは煮過ぎて、もうパサパサ。


味覚については十人十色だから、様々な感想があるでしょう。


パサパサのチャーシューだって、好きな方がいるかも知れない。

オンセン卵7
”煮卵”ではなく”温泉卵”を選んだ意図が全く分からない。(温泉卵はスーパーで簡単に手に入りはするが)


ただ単にワタシの感性が鈍いというだけか???


ワタシには、この”温泉卵”、ラーメンには全く馴染んでいないと思った、但しあくまで個人的感想に過ぎない。

麺8
こちらが”博多ラーメン仕様”の、極細ストレート麺。


この力のない麺で”味噌ラーメン”が美味しい????


食べていないので、言える事ではないけど、常識的には”味噌ラーメン”の”味噌スープ”に負けそうに思う。

残った9
前のお店は6月15日に一旦店を閉めた。


それ以降時間があまり経っていない、言わば試行錯誤の日々か?


”乱”さんは、「この段階で再スタートをきったのが良かったのか悪かったのかは分からない」と書かれていたが、言いえて妙だ。


かなり難しいスタートを切られたものだ!とうのがワタシの率直な感想だ。


塩辛いスープはとても飲み干せなかった。


<ご報告>

”再訪シリーズ”の16番目のお店として8月14日にご紹介し、更に9月27日に”愛媛グルメ紀行”を振り返るシリーズの20番目にご紹介したばかりの、水泥町にある”食慈家Tenma”さんですが、既に閉店されていました

9月27日の”振り返るシリーズ”でご紹介したところ、ある方からコメントをいただき”食慈家Tenma”さんは9月25日を最後に閉店されたという情報をいただきました。

昨日近くを通りましたので確認しましたところ、確かに閉店されていました。情報をいただいた” ひで@”様、情報提供ありがとうございました。

再訪シリーズでも、随分の繁盛振りをお伝えしたばかりなので、余計にショックと言うか残念でなりません。閉店の事情は存じませんが、一ファンとして”食慈家Tenma”さんの捲土重来を期しての再開を心より祈念申し上げます







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「手打ちうどん こはる」・「愛媛グルメ紀行」 388

今日は和泉南3丁目、県道松山伊予線(通称椿神社裏参道)沿いに、今年8月11日にオープンしたばかりのうどん屋さん”手打ちうどん こはる”さんをご紹介しましょう。


場所は、石手川に架かる”吉木橋”を渡って南下すると”バッティングドーム和泉”と言う施設がありますが、その南側に出来ました。


この情報は、時々情報をいただく”きくりん”さんの、8月25日の記事からいただいたものです。(ブログ名:愛媛さすらい日記)

玄関1
こちらが玄関。もっとらしい構図で写真を写したかったのですが、店内にいるお店の方が全員写真を撮っているワタシを店内から見ておられた。


きくりんさんの情報によると、このお店の開店時刻は午前10時39分ということらしい。


ワタシがお邪魔したのは、午前11時30分丁度。店内にはたまたまお客さんがいなかったようで、お店の方の関心が新たに来たワタシに注がれていたのかもしれない。


だから、何枚も取り直す余裕がなく、急いで店内に入った。なぜワタシがこういう些細なことを冒頭で書いたかと言うと、実はこの店内の緊張感がこのお店の最大の印象になったから。

店内2
このお店を訪問したのは9月3日でした。ですから開店してまだ3週間目のこと。


店内は麺を担当する若い店主と、厨房の奥で天ぷらなど揚げ物と盛り付けを担当するお年を召した職人風の男性、そして店内フロアー係りの責任者の若い女性の姿が。


更には厨房の洗い物などを担当しているようにお見受けした、ちょっとオッ!っと驚くような美人の女性の4人体制でした。


開店直後の緊張がまだ完全に抜け切れていないのか、フロアー係りの若い女性以外の3人の表情がこわばっていた。


笑顔で対応しようと言う気持ちは伝わるのですが、その笑顔がこわばっている。一種異様な緊張感を感じ取った。


一人でお邪魔したのでカウンター席の一番奥に座ろうとしたら、フロアー係りの若い女性が「そこは店内で一番暑いです。こちらの方が涼しいですよ」と、自然な笑顔で誘導していただいたので入り口に一番近いカウンター席に移動した。


でも、他の3人は凍りついた表情で無言で立っている・・・・・前途多難な幕開けの予感が・・・

メニュー3
メニューは迷うことがなかった。情報をいただいたきくりんさんが、気になるメニューといって注文された”かしわ天ざる”、お値段650円を注文した。

注文が厨房に通ると揚げ物担当の方が早速、鶏の天ぷらにかかった。

かしわ”という鶏肉を表わす言葉は、主には関西で使われている。その語源には諸説あるけど、「柏餅に使う柏の木の葉の色に似ていることから使われようになった」という説もある。

だた、それにしても店内に言葉も笑顔も一切出ないという異様な時間が過ぎていった。

仕方ないので店内を見回していると、結婚式の写真が開店祝いの熨斗(のし)を飾りつけた中で目立っていた。

そこで、「この結婚式の写真は?」と沈黙を破りたかったのでお店の方にお尋ねした。

するとフロアー係りの若い女性が「それ主人と私です!4月に結婚しました!!」と笑顔がはじけた。

ところが他の3人はその会話にも、微動だにしない。”かしわ天”だけが油の中でジジジジと音を立てて揚がっていっていた。

「そのご主人とは?」とワタシが続けると、麺を担当している若い男性を彼女が指差した。

今度はその若い男性、こわばった笑顔のままで微かに会釈された。

薬味4
ところが、丁度ワタシの目の前に立っている、オッ!とするほどの美人は、それらの会話や動きには一切関わらず、まるで”能面”のような顔のまま・・・・・


また会話が途切れた。実はワタシのこの”愛媛グルメ紀行”、お店を紹介し、メニューと値段とその感想を書くだけでは”ワタシのブログ”にはならない。


ワタシはこのシリーズで、お店の歴史やお店の方の考え方、お人柄などに一歩でも肉薄したい。その上でお店の”何か”を出来るだけリアルに表現し、それを読んで頂いている方に伝えたいという目的で書いています。


でも視線を決して客に向けようとしない、ほとんど無表情の美人に1m先に立たれていると、何とも気詰まり極まりない。


正直、「コマッター!」と、「寅さん」の映画に登場する”御前様”のように静かに呻いた。

かしわ天ざる上5
まあいい、開店から日が経っていないのだ。みなさん、まだ慣れていない。


ブログで採り上げられたきくりんさん、そしてそれにコメントを寄せられた皆さん、全員が「温かく見守りましょうよ!」と書かれていた。


取り敢えずは”かしわ天ざる”だ。湯掻かれた麺が渦の形で綺麗に盛られ、中にはレモン一片が。そして天ぷらは、シシトウが1本、かしわ天が何と5個も堂々と・・・・。

かしわ天ざる6
「ワタシは、天ざるで”かしわ”が天ぷらになっているお店は初めてですが、これは・・・?」と問いかけてみた。


「はい、主人が香川で修行しまして、香川ではかしわ天を出すお店があります」と、自然な笑顔で応えられたのは店主の若奥さん。


4人の中で唯一自然な笑顔で対応される若奥さん、これに救われた。その傍らで、ずっと能面のような美しい顔で立たれている女性の圧力に負けそうにはなったけど。


そして、麺を担当する(笑顔を出そうとしていることは分かるけど、その笑顔がこわばったまま)若い店主のギコチナイ動作も、見ているだけでこちらが緊張して力が入ってしまった。

アップ7
麺は、残念ながらその場で湯掻いて水でシメルという手順を取っておられない。予め湯掻かれた麺を、一玉一玉まとめられて、”すのこ”のような板に並べてある。


それを一度お湯に漬けて、水に潜らせて盛り付けをされた。これは讃岐では一般的な手法かもしれない。


ただ、ワタシが激賞する松山のうどん屋さんの”どん”さんや”やしま”さんは、麺を湯がくことから始められる。つまり湯掻きたての麺を出してくれる。


どちらが美味しく仕上がるか、美味しくいただけるか?は食べる人の判断に委ねられるのだけど。

かしわアップ8
麺は、唸る程ではないが美味しいと思った、ワタシの好みとは決定的に違ってはいたが。


漬けタレ、麺汁は、ワタシには醤油辛かった(塩辛かった)けど、でもいい出汁をとっておられると思った。


シシトウの天ぷらはすこぶる美味しかった。そしてかしわ天だ!コレが実にしっかり味が付いている。


レモンを絞りかけるだけで、後はそのままいただける。ホクホク美味しかった。


でも5個は、今のワタシの胃には重かった。残念ながら2個残してしまった。


「美味しくないので残したのではない」と、その説明と言い訳で油汗が出た。本当に心苦しかった。


ここは皆さんと同じく、「温かく見守っていく」ということに・・・・・。




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「珍珍軒」・「愛媛グルメ紀行」 389

今日は勝山町の愛媛銀行本店の南向かい側にある中華料理の店、というか中華そばのお店”珍珍軒”さんをご紹介しましょう。


このお店の開店時刻は、一応午後6時になっているのでワタシの守備範囲ではないのですが、たまたまその日は事情があって夕食を外食することになり午後6時30分ごろお伺いした。


ところが、お店の中に灯りはあったが暖簾はまだかかっていなかった。

玄関1
暖簾の上がっていない玄関を開けて、店内を覗くと既に客が一人入っていた。


店主に「このお店は何時からやるのですか?」とお尋ねした。


いたずら坊主が、親にいたずらを見つけられたような照れ笑いをした店主「ウフ・・・・本当は午後6時やけどもうエーヨー」と。


普通なら、自分が決めた開店時刻を守れないような店なら、店主にそのことを一言告げて去り、店に入ったりはしない。

看板2
ところがこのお店に限って言えば、ワタシにはそれが出来ない。


なぜかと言うと、先客の注文した品を忙しく作っている店主がまだ子供の頃からワタシはこのお店に通っていた。


このお店の創業者は今の店主のオヤジさんで、そのオヤジさんがこの場所でまだ”屋台”だった時代から通っている。創業は概ね昭和32年ごろ、今から54年か55年前のこと。


ワタシは郷里の野村町から松山に出てきて、高校2年の時からこのお店から歩いて3分くらいの御宝町に下宿していて松山E高校に通っていた。


普通のご家庭の2階を間借りし、同じ郷里の3人、ワタシとワタシの1年後輩E君が6畳の部屋をカーテンで仕切って。そして1年先輩のNさんが隣の3畳の部屋に間借りして同じ高校に通っていた。


その御宝町の下宿で体験した、血も凍る”恐怖の体験”のことは、このブログの2010年4月2日に書いた。

メニュー3
さて、御宝町の下宿から近かったこの”珍珍軒”さんと、松山商業高等学校近くのお好み焼き屋”桃園”さん(今はそのお店はない)と、柳井町のかき氷屋”あたりや”さん、それにちょっと遠かったけど千舟町通りにあったお好み屋の”平和”さん(平和さんも千舟町から来住町に移転された)、この4軒がワタシたち3人の縄張りだった。


この”珍珍軒”は、先も書いたとおりまだ”屋台”の時代で、その後ビルを建てられ、更にもう一度ビルを拡張して立て直され今日に至っている。今の店主など、まだオヤジの周りでチロチロ走り回って遊んでいた子供だった。


だから「開店時刻くらい、きちんと守れ!」と怒鳴りつけたいところを、「マア、あの子がこうやって料理してるんだから仕方ないや」になってしまう。


創業者のオヤジは80歳で他界した。

餃子4
その当時から食べていたのが、画像の”餃子”450円と、何時も頼んでいた”中華そば”600円。(値段は、当然当時とは違っている)


この店は、今は中華料理屋の体裁になっているけれど、当時はおでんと中華そばと餃子くらいしかなかった。


餃子を焼く時、冷凍庫の中から凍った餃子を取り出して焼いたので、このお店も業務用冷凍餃子を使っているのかと悲しくなったけど、食べてみると昔の味のままでホッとした。

チャーシュー5
中華そばを頼んだ時、まだ具材などの準備が出来ていなかったので、煮豚(チャーシュー)の大きな塊を冷蔵庫から取り出して切り分け始めた。


考えてみたら、高校生の分際で中華そばを啜りに屋台に通っていたというのだから贅沢なものだった。


親の仕送りと奨学金で、中華そばを食べ、お好み焼きを頬張り、夏にはカキ氷を食らっていた。


そのありがたい親は、もうどちらもこの世にいない。

中華そば上6
これがこの店の”中華そば”。


どこと言って特筆するほどのものではないが、とにかく懐かしい。


堂々とした人工調味料、”味の素”でしっかり味付けされた中華そば。


サトウキビから人工調味料の”味の素”が開発発売されて以来、日本は元より遠く東南アジアや中国、台湾、韓国に至るまで、飲食業界を席巻(せっけん)するのにそう時間を要しなかった。


ワタシたちは”味の素”で育った年代なんです。

中華そば7
先ほど切り分けられたチャーシューと、モヤシとシナチク(メンマ)、と大量のキクラゲ、刻みネギに胡麻と盛りだくさんに具材が入っている。


屋台当時に、こんなに豊富な具材が入っていただろうか・・・・・記憶にない。


ここのオヤジは、当時流行ったボーリングにのめりこんだ。


オヤジだって、ボーリングに熱中して店を開ける時間がズレたかも知れない。

麺8
オヤジさんと奥さんと、後には今の店主とその妹かお姉さんと、家族総出でお店をやっていた。


屋台当時のことを店主と話していたら、先客が「何イヨーーン、今のヒメギン本店がある辺りは、ずーーーっと田んぼやったんよー」と話に加わった。


「そしてナー、ヒメギンのところには魚屋が店を出しとったんよー」と続ける。


「ソーイヤー、ウチの隣は小さい本屋やったし、この狭い界隈に何軒も店がひしめいとったんヨー!」と、昔話は尽きることがない。


店を出たのが丁度午後7時。店のテレビはNHKの7時のニュースを映し出していた。


ワタシが店を出た時、店の暖簾がやっと上がった。




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「再訪42 中華料理 若水飯店」・「愛媛グルメ紀行」 390

今日は”再訪シリーズ”42番目のお店をご紹介しましょう。それは昨年5月17日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの45番目のお店としてご紹介した”中華料理 若水飯店”さんです。(「若水飯店」 真っ当な「B級グルメ店」 44


場所は旧国道11号線、今は県道334号線(県道松山川内線)の道路沿い、平井町にあります。


”パルティーフジ平井”前と言ったほうが分かりやすいかもしれません。

店外風景9
最近になって、伊予鉄横河原線を高架で跨いで県道松山川内線と国道11号線を結ぶ道路が開通したばかりです。


これはお店の駐車場から見た風景。この道路は、自衛隊小野駐屯地から高射砲部隊を乗せた軍用車両を堀江町の海岸に通す目的で作られ、現在も建築中です。(尚、以上のことは官公庁に確認していませんので、違っていたらゴメンなさいですが)


皆さんは、意外に身近な所に軍用道路が建設されていることなど、知らない方が多いかも知れませんね。もちろん平時は一般車両が通行します、普通の道路でもありますが。


願わくば、軍用車両など結局一度も通ることなくこの道路の役割りを終えて欲しいと思うばかりです。

玄関1
さて、こちらがお店の玄関。


若いご夫婦2人だけで、もう25年を越えてここでコツコツとやっておられます。


1軒を挟んで西に、”廻る寿し舟”グループがやっている”中華食堂 紅龍”という中華の強力店が出来たにも関わらず、淡々とお店を続けられています。

メニュー2
以前お伺いしたときは、このお店の看板メニューである”ちゃんぽん”と”餃子”をいただきました。


今日は”冷たい麺類メニュー”を求めてやってきました。


そこで迷わず夏季限定メニューである”冷麺”630円を注文しました。


お店の壁に、写真付きで”冷やし中華”のポスターがあったので「”冷麺”と”冷やし中華”は同じものですか?」と、お店の奥さんにお聞きしました。


すると「多分・・・・・ウーーーン・・・同じものじゃないかと・・・・・」と、不思議なお答え。

セット3
このお店の魅力は、画像の”セットメニュー”のようです。


例えばAセットは、お好みの麺を選んでそれに180円プラスすれば、餃子(単品では300円)とライスとサラダが付きます。


Bセットだと、お好みの麺を選んでそれに250円プラスすれば、炒飯(単品では530円)とライスとサラダが付きます。随分お得な価格設定で、ほとんどの客はこれらセットメニューを選ばれていました。

冷麺上4
さて、これが”冷麺”です。


具材は、錦糸卵、キュウリ、中華ハム千切り、もみ海苔、紅生姜と、至って平均的。


麺も、普通のラーメン用の麺を湯掻いて水で晒しただけという、どこにでもある”冷麺”です。


しかも、味付けはシッカリと化学調味料のお世話に。私たち”味の素世代”は、それも至って当たり前。

冷麺5
これが、大型店や有名店、地域の人気店の中華料理店で出されたら「ここまでわざわざ食べに来ることはなかった!」と、途端に評価が辛くなります。


でも、ご夫婦だけでコツコツと同じところで25年を越えてやっておられるのです、「ありきたりの”冷麺”」結構じゃないですか!


ここにやってくる作業服に身を包んだお客さん達は、セットメニューを食べながらスポーツ新聞や子供向けの分厚い漫画雑誌を見ながら黙々と時間を過ごしている。


食べ終わっても、次の客が並んでいるわけではないので子供漫画を一冊見終わるまでは席を立たない。タバコが一服終わるまで、ユッタリと時間を過ごしている。


そういうお店の存在って、ありがたいじゃないですか。

混ぜた6
何時ものようにシッカリ混ぜました。


原型をとどめないまで。で、それが美味しい食べ方なのです。(もちろん、どう食べても自由ですが)



酢加減は丁度いいので、安心して喉に放り込める。唸る部分は何一つありませんが、安心して気安く食べることが出来る。それで十分ではありませんか。

麺7
麺は水でしめてはありますが、決して氷水でしめたわけではありませんので、シコシコモチモチしているわけではない。


特性の麺というわけでもありません。いい小麦粉を使ってる、などとは言いません。


でも、美味しくいただきました。

完食8
美味しくいただいたときの礼儀です、スープまで完全にいただきました。


お勘定を済ませながら、「隣の道路が綺麗になりましたね」と話しかけると、笑顔で「そうなんです、良くなった^^」と奥さんが。


その横でモヒカン刈り(力士のマゲのように、頭の中央部分を縦に一列刈り残している。馬のタテガミとでも言おうか)で、耳にピアスを3個燦然と光らせている店主にも笑顔が広がった。


なお店主さんによれば、独特の髪型は理髪店で「”モヒカン刈り”に!」と注文すればちゃんとやっていただけるそうです。




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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 22

今日からの三連休も”愛媛グルメ紀行”を振り返ります。今日は”愛媛グルメ紀行”シリーズでご紹介した65番目から67番目のお店です。

しばらく続けていた”洋食屋”巡りに一応の終止符を打って、再び何でもアリの路線に戻ったころです。


先ず最初は、65番目のお店です。それは天山1丁目にある「天山安永第一ビル」の1階にテナントとして入っているうどん屋さん”手打うどん 時屋 つしま亭”さんです。(「手打うどん時屋」 真っ当な「B級グルメ店」 64

場所は、南環状線で伊予鉄横河原線を越える高架を天山方面に向かって下りたところにあります。

玄関1
これがお店の玄関です。

このお店、昼は”うどん屋”さん、夜の顔は”居酒屋”となります。つまり”二毛作店”なのです。

この地に開店して、今年で10年目です。

鍋焼きうどん6
注文したのは”鍋焼きうどん”です。お値段は850円。

愛媛のうどん屋さんは、高いーー!・・・・・

ただし、鉄鍋のデカイことデカイこと。しかも、具材の種類が多い、コレデモカコレデモカ・・と入れ込んであります。

お味は、そう特に大書するほどのものではありませんでしたが、多様な具材のそれぞれの味が滲み出ていてコクのあるおうどんでした。

なお店内フロアー係りのお姉さんは、ちょっと目立つ美人でした。

でも再訪はしません。どうしても、という気持ちにはならなかったからです。もう美人に釣られて行く年齢ではなくなりました。<注>と、言いながら既に再訪しました。


次は66番目のお店です。それは昨年6月15日にご紹介した、県道六軒家石手線(というより、護国神社通りと言ったほうが分かりやすい)沿いの道後北代にある中西ビル1階の”とんかつ清まる”さんです。(「とんかつ 清丸」 真っ当な「B級グルメ店」 65

場所は、護国神社通りを、道後方面に向かうと道後に近い付近の道路の南側にお店はあります。

玄関1
県道を走っていると、この派手な看板が目に入るかも。

玄関の看板に写っている女性が、文字通りこのお店の”看板娘・・・”、というか”看板奥さん”です。

このお店は、元々店主の奥さんが工夫に工夫を重ね他のトンカツ屋にはない、例えば”バナナチョコかつ”などの独自の豚カツを手作りし販売を始めたのがお店の起こりです。

ヒレカツ定食4
さて、私が頼んだのは”ヒレカツ150gとサラダとご飯と味噌汁がセットになった”ヒレカツセット”です。お値段は1050円。

トンカツのイメージを一掃するように軽い。油濃さは微塵も感じられない軽さなんです。

使っている食用油は、植物油の代表格である”キャノーラ油”(菜種油)”100%です。とっても美味しくいただきました。

でも再訪はしません。元々”トンカツ”がそう好きなメニューではないからです。


最後は、67番目のお店です。それは昨年6月16日にご紹介した、南堀端町の”南堀端電停”前にある”ラーメン清龍園”さんです。(「ラーメン清龍園」 真っ当な「B級グルメ店」 66

城山公園の南堀端交差点にあって、駐車場はありません。車の場合、南側のコインパーキングを利用することになります。

この地で営業してもう29年目。

玄関1
店からは、真北に”松山城”の天守閣を望みます。

主な客筋は、市役所や関連した官公庁、大企業の支店等が建ち並ぶビジネス街でもありますので、昼時のサラリーマン。

チャンポン5
さて、注文したのはこのお店の一押しメニューの”チャンポン”です。お値段は780円、ちょっとお高い。

このチャンポンの特徴はスープにあります。

”豚骨スープ”と、イリコで出汁をとった”和風スープ”の”Wスープ”でした。

このスープが、”ラーメン清龍園”さんの最大のウリです。

でも、このお店も再訪しません。確かに個性的なスープでしたが、ワタシの好みではないからです。<注>と、言いながら既に再訪しました。意外な”縁つながり”に導かれるようにして。



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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 23

今日も”愛媛グルメ紀行”を振り返ります。

今日は”愛媛グルメ紀行”シリーズでご紹介した68番目から70番目のお店です。


先ず初めは68番目のお店です。それは、砥部町と東温市恩師の境目にある”中野町”にある”うどんの里 耕庵 本店”さんです。(「うどんの里 耕庵」 真っ当な「B級グルメ店・・・」 67

県道伊予川内線沿いあって、”耕庵”を出て東に走ると直ぐに東温市に入ります。東温市の一歩手前です。

看板1
県道沿いに立てられたこの大きな”看板”が目印です。

店舗は、田舎の旧家を模した作りで、”うどんの里”という雰囲気作りに成功しています。

天ぷらうどん5
うどんは”天ぷらうどん”を注文しました。お値段は820円です。(エヒメのうどんはバカ高い!)

さて、運ばれた”天ぷらうどん”を見て驚きました。まあ、砥部焼きの”どんぶりの大きい”こと。

エビとうどんは、その大きなどんぶりの底のほうに申し訳なさそうに、隠れるようにして入っていました。

出汁も麺も極めて凡庸。店構えに完全に負けているように思いました。

ですから、このお店は再訪しません。どう考えても再訪する価値を見出せないからです。

なお、束本町の東環状線沿いにあった”耕庵 束本店”が最近撤退されました。この本店の味や内容から見れば、それも当然かと納得がいきます。



次に69番目のお店です。それは昨年6月20日にご紹介した、県道松山空港線(旧空港通り)沿いの空港通4丁目にある”韓国料理”の”焼肉 あんにょん”さんです。(「焼肉 あんにょん」 真っ当な「B級グルメ店」 68

このお店を入れて5軒連続、お隣の国”韓国”の”冷麺(ネミョン)”をいただけるお店を集中してご紹介しています。

中華料理店やラーメン店の”冷麺(レイメン)”ではありません、全く別の食べ物です。

玄関1
これがお店の入った建物。1階が駐車場で、2階がお店です。

以前のお店は、同じ旧空港通りでも、ずっと空港寄りにありました。ここに移って3年。

冷麺
ワタシが頼んだのは”冷麺”です。

”冷麺”(韓国語読みでは”ネミョン”)は元々北朝鮮が本場です。

有名なところでは”平城冷麺(ピョンヤンネミョン)”や”咸興冷麺(ハムンネミョン)”などがあります。

具材は、錦糸卵とキュウリの千切りとキムチ、それにスイカとチェリーです。

本場では梨を入れるところが多いようですが、スイカはハウス栽培で年中使えますし、見た目が鮮やかです。

スープは、鶏肉や牛肉でとったスープとトンチミ(大根の水キムチ)の汁を合わせた透明な冷たいスープ(ユッス)で、アッサリ味です。

そこに氷が入っていますから、ひんやりとしていて最後の一滴まで飲み干すことが出来ます。本当に美味しくいただきました。

ぜひ再訪したいと思っています。”ビビン麺”という忘れ物があるからです。



最後は70番目のお店です。それは昨年6月21日にご紹介した、県道松山川内線(旧国道11号線)沿いの平井町にあります”焼肉 ちかき”さんです。(「焼肉 ちかき」 真っ当な「B級グルメ店」 69

冷麺(ネミョン)”の第二弾です。

玄関1
お店の場所は、パルティー・フジ平井店の、交差点をはさんで東側にあります。

この地で開業して、今年で17年目になります。

冷麺3
さて、これが注文した”韓国れいめん”です。お値段は840円です。

具材の特徴は、牛肉を煮て冷ましスライスして、タレで食べる”スユッ (수육)”という茹で牛肉料理がありますが、それと同じものが大きめにスライスされて入っています。

それに”白菜キムチ(ペチュキムチ)”と、”キュウリキムチ(オイキムチ)”のスライス、”ゆで卵”、それに”リンゴ”が入っています。

また、スープは牛骨や牛肉などでとった出汁に、”トンチミ”(大根やネギを薄い塩味の汁に漬け込んだもので、唐辛子を使用しないさっぱりとしたキムチ)の汁を加えた奥深い味です。美味しくいただきました。

ただしこのお店は再訪しません。その日選んだメニュー以外には、お昼にいただく適切なメニューが目に付かなかったからです。<注>と、言いながら既に2回も再訪しました。



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実家の雑草との闘い

三連休の最終日、”愛媛グルメ紀行”を振り返るの24号をアップする予定でした。


ところが昨日、西予市野村町の実家の庭の雑草を刈りに行きました。


昨年1月86歳で母が亡くなり、今年の6月に90歳の父を見送りました。そこで残ったのが実家の家と土地。


ワタシが長男ですので相続しました。しかし貰ったのはいいとして、約400坪ある土地の管理がのしかかって来ました。そこで昨日、ワタシの長男と共に”雑草天国”に挑みました。


今日はその記録をアップします。

父と娘1
今年の春、まだ健在だった父と妹との3人で、実家の庭で少し遅めの”花見”をした時の庭の様子です。


雑草が新芽を付けて、青々とした庭の上で樹齢65年の我が家のシンボルツリーであるソメイヨシノを眺めながら花見弁当をつつきました。

雑草天国1
あれから6ヶ月、庭は”雑草天国”と化していました。


この庭では、かつてミニバレー(ソフトバレー)のネットを張り夜間照明を付け、夜になると近隣の方々がソフトバレーに興じていた庭です。

雑草天国2
ところが、花見してから僅か半年で足を踏み入れることが出来ないほど、雑草が繁茂していました。


長男が何を思ったのか、将来この家を終(つい)の棲家(すみか)としたいと言い出したので、その長男を伴って雑草退治に帰省したというわけです。

露草3
足の踏み場もない”雑草天国”の中にも、何種かの花が淋しげに咲いていました。


この紫色の花、名前は分かりません。花の色からして”スミレ”かと思いましたが、”スミレ”は春の花。

露草4
すると、やはり花弁の紫色からして”露草”の一種かとも思いましたが、自信はありません。


でも、これだけの雑草天国の中で、けな気にもヒッソリと咲いていてくれました。

朝顔5
その隣では”朝顔”が。


朝7時に松山の自宅を出、実家に着いたのは午前8時過ぎでした。まだ朝顔の時刻です。

朝顔6
この”朝顔”の種名は分かりません。


でも、まだ僅かに”朝露”を宿して可憐に咲いてくれていました。ありがたいことだと思いました。

雑草饅頭7
雑草を刈り取るために、混合油で動く”草刈機”を、初めて購入しました。


長男が草刈機を担当、ワタシは熊手で刈り取られた雑草を集める。


雑草に挑戦して、概ね2時間余り。刈り取られた雑草の小山が三つ積み上がりました。


日ごろ使わない筋肉が悲鳴を上げていました。それを察したのか、長男が「オヤジ、今日はここまでにしようや!」っと。

後姿8
その言葉に救われた。


松山への家路、車の中で親子して食べた”アイスキャンデー・ガリガリ君”のまあ美味かったのなんのって!


ハンドルを握る手の指が、左右とも痙攣し、何度も攣(つ)った。途中でハンドルが、その都度握れなくなった。それは、自宅に帰るまで続いた。




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「再訪43 アイビーハウス」・「愛媛グルメ紀行」 391

今日も”再訪シリーズ”、43番目のお店をご紹介しましょう。それは昨年2月9日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの15番目のお店としてご紹介した”アイビーハウス”さんです。(「アイビーハウス」 真っ当な「B級グルメ店」⑮


場所は、国道196号線を今治方面に進路を取り、北条を過ぎると浅海の本浦を通過します。丁度、この本浦と浅海集落がある”浅海原”の中間辺り。



瀬戸内海の”斎灘”(いつきなだ)を見渡せる位置にお店はあります。

お店1
こちらがお店の全貌です。


国道196号線を通る方、あるいは海が好きな方ならどなたでも知っているお店でしょう。


1983年創業ということなので、もう29年になります。


青函トンネルの先進導坑が貫通し、ハワイアン・オープンで青木功が日本人初のアメリカPGAツアー優勝を果たし、中国自動車道が全線開通し、 因島大橋が開通し、東京ディズニーランドが開園した年でもあります。

メニュー2
モータリゼーションが進み、日本全国でドライブを楽しむ人たちがどんどん増えていっていた時代に開店されました。


しかし、その後のオイルショックやバブル崩壊などの世間の荒波にもまれ、全国津々浦々まで張り巡らされた”整備された国道”沿いにあった”ドライブイン”や”喫茶店”、更には各種”レストラン”は軒並み閉店を余儀なくされていきました。


その中にあって一貫して地元で愛され、海の好きな方々の”メッカ”であり続けたのがこのお店です。


このお店の看板メニューは”ゴールデンカレー”650円です。


今の若者達から昔は若者だった方々まで、この”ゴールデンカレー”には様々な思い出を秘められていることでしょう。


この看板メニュー”ゴールデンカレー”は、ワタシが松山で一番美味しいと思うスパゲティー専門店”フォンターナ"店長のお薦めでもあります。

サラダ3
この”ゴールデンカレー”に100円をプラスすると、サラダと飲み物(自分で選べる)がセットされます。


そしてこの画像が、セットの”サラダ”です。


容器毎冷やされて供せられます。生野菜が実に繊細にカットされています。ドレッシングとの相性も抜群です。


この爽やかな”サラダ”の酸味のあるドレッシングが、この後出されるカレーの風味を一層深くしてくれる、一種の露払いの役割りを担っているのです。

カレー4
さて”ゴールデンカレー”が運ばれて来ました。


カレーの向こうに微かに見えるのが、暑かった真夏の太陽を懐かしむかのように横たわっている”斎灘”(いつきなだ)です。


そして”ゴールデンカレー”は、まるでその斎灘に浮かぶ”小島”のように登場してくれました。

カレー上5
どうです?


真っ白なお皿の外輪、並々と張られたスープのようなカレーの外輪、そして地中から突然競りあがって出来た北海道の”羊蹄山”の佇まいを見せる”小山”の外輪。


この”三つのリング”が、目にも鮮やかではないですか。しかも、供せられた瞬間からスパイスの香りに全身が既に包まれています。

カレー6
”スープカレー”は、北海道札幌市発の「ご当地カレー」として余りにも有名。


スープカレーが札幌で産声をあげたのは1971年のこと。その札幌のスープカレー、様々なものがあるけれど、一般的にはスープポットのような深さのある容器に入れられて出される。


またスープの中には、骨付きの鶏もも肉や豚角煮、大ぶりに切られ素揚げや湯通しされたジャガイモ、ニンジン、カボチャなどの野菜・キノコ類がゴロゴロ入っていて、そのスープポットから平皿に盛られた御飯にかけて食べられることが多い。


また”スープカレー”の名称を使った初めてのお店は”マジックスパイス”というお店ですが、ここのスープカレーも大振りな具材がゴロゴロ入っている。

アップ7
ところがこのお店のスープカレーは、全ての素材が完全に形を留めないほど煮込まれている。


つまりこのカレーはこのお店の”オリジナル”。各種スパイスと野菜などの素材を形がなくなるまで煮込んでいて、見た目はサラッとしているけれど、コクと風味のある個性的なカレーです。


しかも、御飯の上には”薄焼き卵”がフンワリと乗せられている。この薄焼き卵がとんでもない優れもの。


紙のように薄いにも関わらず、卵の内側はトロトロの半熟状態。一種の神業です。

米粒8
更に唸らされるのが、画像の御飯、”米粒”、まあ見てください。


一粒一粒が、照り輝き光り、そしてそれぞれがくっつき合わずに立っているでしょう。


この米が美味しいんです。旨い米(飯)、コクと深みと香り豊かなスープ状のカレー、内側が半熟の神業的薄焼き卵、これらが三位一体となって味わえる。


目で味わい、鼻で香りを堪能し、舌で複雑で刺激的な味に唸る、これぞ至福の時です。

ジュース9
カレーを完食した後には、ワタシは”グレープフルーツジュース”を楽しみました。


サラダのドレッシングで酸味を舌に覚えこませ、次にカレーの痺れ辛さを堪能し、最後はグレープフルーツの苦甘さで〆る。


ワタシの舌に目があったとしたら、間違いなく今日は目をシロクロさせたに違いない。


味のジェットコースター”に翻弄させられた。でも、それは実に心地よい酔いに通ずる。


斎灘”は、これから秋の顔に変わっていく。




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「再訪44 ブルドッグ」・「愛媛グルメ紀行」 392

今日は”再訪シリーズ”の44番目のお店です。それは、昨年2月4日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの11番目のお店としてご紹介したカレー専門店の”ブルドッグ”さんです。(「ブルドッグ」 真っ当な「B級グルメ店」⑪


このお店、松山では恐らく松山では一番歴史があるカレー専門店ではないでしょうか。創業は昭和34年といいますから、今年で52年目です。


場所は、一番町1丁目の電車通りの北側にある「井出ビル」を北東の方向に入った、歩行町1丁目にあります。

玄関1
こちらがお店の玄関です。


お店の電話番号の局番がまだ二桁のまま表示されています。このお店だけは、時間の進行が止まっているかのようです。


駐車場は4台用意されていますが車に乗って来る客は、ワタシのように懐かしさを求めて来る客くらいで、後は近所の方が歩いてくる、そういうお店です。

店内2
お尋ねした当日も午後11時30分にお店に入りましたが、先客が一人。


店内は、厨房に男性二人とフロアー係りの女性が一人。


このお店は出前にも応じていますから、厨房に最低二人はいるということでしょう。


前職でまだ若かった頃は、このお店の近くの雀荘”周角荘”(しゅうかくそう)で連日深夜まで麻雀に浸った時代がありました。


その時に決まって出前を頼んだのは、この”ブルドッグ”さんでした。

メニュー3
前回来た時にいただいたのは”ミンチカレー”でした。


そして今回再訪した目的は、忘れ物をしたと感じていた”ロイヤルハヤシ”をいただくこと。


上に書いた雀荘”周角荘”で出前を頼んだ時注文していたのは決まってそれでした。

ロイヤルハヤシ上4
これがその”ロイヤルハヤシ”で、お値段は750円。なお、「ライス少なめで!」と頼んだのでやや小さく見えますが、普通はこれよりひと回りは大きい。


ミンチカレーやカツカレーより安い。でもコストは多分倍近くかかっているはずです。


ハヤシライス”は、実は洋食屋さん泣かせのメニューなんです。


作る手間がやたらとかかる上に、コストはカレーよりずっと高い。けれどもカレー以上には値段が付けにくい。


まともに作ったらハヤシライスに用いる”デミグラスソース”、1週間はかかります。(デミグラスソースのことは、前回の記事で詳しく触れています)

ロイヤルハヤシ5
昨日再訪してご紹介した”アイビーハウス”さんの”ゴールデンカレー”をもう一度ご覧になって下さい。


実によく似ています。ライスとカレールー(このお店はデミグラスソース)と薄焼き卵で構成されているところなど、そっくりです。


ただ、違っているのは薄焼き卵の乗せられた位置→←と、薄焼き卵の半熟部分の上下↑↓


つまり”アイビーハウス”さんは、ライス→半熟薄焼き卵→カレールーの順番に乗せられていて、しかも薄焼き卵の半熟部分が下になるように乗せられています。


一方”ブルドッグ”さんは、ライス→デミグラスソース→半熟薄焼き卵の順で乗せられ、しかも半熟部分を上に向けて乗せています。


でも、これだけ薄く焼いた薄焼き卵の反面を半熟に仕上げられるのは、やはり熟達した職人技です。

ハヤシ6
それでお味は?


ウッ!っと息詰まるくらいにデミソースが濃い!これが、若い頃は普通に思えていた。


多分ソースの濃度や塩分は、若い頃食べたときと同じレベルで仕上げてあると思います。


ところが、今これを食べると濃く感じます。水を飲みながら食べて丁度いい。年齢と共に味覚も変わってきたということでしょう。


また、昨日ご紹介したアイビーハウスさんのゴールデンカレーは見た目が若々しく感じたけれど、ブルドッグさんのこのロイヤルハヤシは、どこかちょっとくすんで見えた。若さが感じ取れない。


アイビーハウスさんのシェフは青年だった。一方、ブルドッグさんのシェフはワタシよりやや年上?


これは”料理も年をとる”ということではないか、しみじみそう感じさせられた一時(ひととき)でした。






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「再訪45 福味香(ふみか)」・「愛媛グルメ紀行」 393

今日は”再訪シリーズ”の45番目のお店のご紹介です。それは、今年2月2日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの218番目のお店としてご紹介した”台湾家庭料理店 福味香”(ふみか)さんです。(「福味香(ふみか)」・「愛媛グルメ紀行」 218


場所は、県道森松重信線(193号線)沿いの”エフコ森松店”東隣のビル1階にあります。


昨年8月にオープンしたばかりなので、1年を経過したところ。ところが連日大入りで、昼時には駐車場に車を入れるのが一苦労と言う繁盛振りを見せています。

玄関1
さてこちらがお店の玄関です。


前回ご紹介したときに、初めての方からコメントを頂きました。


それによりますとこのお店は”台湾”とは直接には関係なく、「日本のあちこちに”台湾料理”と謳って同じ外観・仕様の店が中国人経営で展開されているうちの愛媛出店の一軒です。」とありました。



その真偽は今回も取材できませんでしたが、ブログ友:ファットマンさんの「福味香はさらにボルテージアップ(太っ腹でっせ)」(9月5日記事)に刺激され再訪したという訳です。

メニュー3
それで、前回は”豚骨台湾ラーメン”を頂いたので、今回は迷わず”台湾ラーメン”を注文しました。お値段は、なんと驚きの380円!


ワタシも一度”台湾”には観光旅行で行ったことがあるのですが、確か台湾では”台湾ラーメン”というメニューは見かけなかったような気がします。


狭い範囲を観光しただけですから、実際にはあるのかも知れませんが、例えば”日本ラーメン”とか”日本うどん”というメニューが無いように、常識的にはありえないと思います。


もし、このお店で”台湾ラーメン”と称している麺と似ているメニューを言うとすれば”坦仔麺”(タアミー)でしょう。


”坦仔麺”(タアミー)は純粋に台湾生まれの台湾育ちの麺で、台湾を代表する麺です。


どういうものかというと、13センチほどの小丼にカンスイ入りの中華麺が入っていて、具は豚ひき肉の味噌煮込みというものです。


なお、台湾で他によく見かけるラーメン類は、”清湯麺”(チンタンミェン=日本のラーメンの元祖に似ている)や、中国本土のものとは似ても似つかない”担担麺”(ピーナッツをすりつぶした粉と刻みネギ、下にはドロリとした焦げ茶色のゴマダレ)。


更に人気が高いのは”紅焼牛肉麺”(牛肉の塊を醤油味でじっくり煮込んだものが大量に乗せられている)、他には”排骨麺”(骨付き豚肉の唐揚げが大胆に乗っている)が人気でした。

冷麺
などと、台湾旅行の思い出にふけっていて、ふと上を見上げると、何と「店長推薦」と銘打って3種の”冷麺”が写真付きで壁に貼り出されているではないか。


今年の夏ももう終わったけれど、今年の夏ほど”冷たいラーメン”と”冷たいうどん”に奔走したことはなかった。もちろん”冷麺”の散々に味わった。


ですから、この3種の”冷麺”を知っていれば、多分こちらを選んでいたでしょうがもう後の祭り。

サラダ4
そして、頼んだ覚えの無い”サラダ”が最初に出された。


頼んでいないし、メニューにサラダ付きという表示もなかったので「これは???・・・」と、若い女性フロアー係りに聞いてみた。


すると「コレ  サラダ  サービス」と、この3つの単語が。切れ長の目をしたフロアー係りのお姉さん、分かりやすい。


ただ、盛り付けは大雑把というか”大陸的”と言うか、大胆にバサッと!

台湾ラーメン5
続いて、このお店では”台湾ラーメン”と銘打っている麺が出てきた。


具材に、ニラ、刻みネギ、モヤシ、そして豚ひき肉の味噌煮込み、更に中央に突起しているのは唐辛子。


スープはどうやら醤油味のようです。確かに台湾で一番ポピュラーな”坦仔麺”(タアミー)に酷似(こくじ=よく似ている)している。


スープを啜ると、ピリリとした刺激が舌に広がる。これは唐辛子1本を3つに切り分けたものの辛さと、ラー油の辛さ。

アップ6
近づいてよくみると、ラー油がスープの表面に小さな粒子状で浮いている。


中央に突起している唐辛子は、まるで犬の〇ン〇ンのように見えて、噴出しそうになった。


これはこういう風に意識して盛り付けたのか?それとも偶然か??


味はピリ辛と美味しい。麺も極々普通の中華麺でモッチリ感には欠けるものの、全体としては異国情緒を楽しめた。


唸るほどのものではなかったけど、日本のラーメン屋さんでは先ず味わえないことは間違いない。

餃子7
ついでに”焼き餃子”も頼んでおいた。6個で280円。これも安い!


わざわざ”焼き”と表記しているのは、”餃子”は元々中国大陸でも北部で主に食べられているもので、焼くよりも”水餃子”として食することが一般的だから。


このお店の”焼き餃子”、コストパフォーマンスはいいけど、これなら日本の中華料理店やラーメン店でいただくものの方が、ワタシは好きです。

アイスコーヒー8
餃子に取り掛かろうとする直前に、今度も頼んでいない”アイスコーヒー”が、ミルクとシロップ容器と一緒に運ばれた。

ただ一言「サービス!」とだけ言った。分かった。

全部で660円でコレだけのもがいただけた。でもそれで驚いていてはこのお店の価値は分からない。

このお店の最大の売りは、”ラーメンセット”680円です。

5種類のラーメンと、炒飯や麻婆丼など御飯物5種類を自由に組み合わせて、それにサラダとアイスコーヒー付きで680円です。

それがいかにお徳か?は、ブログ友:ファットマンさんの9月5日に記事に詳しい。単品組み合わせで1260円のものが680円になると。

そこでファットマンさんは、「こちらが心配してしまうほどの大陸的サービスぶりである」と書いて、表題を「福味香はさらにボルテージアップ(太っ腹でっせ)」とした。

完食9
ワタシの方は、相変わらず美味しければカロリーのことなど吹っ飛んでしまってスープまで飲み干した。


ただし、犬の〇ン〇ンに見えた唐辛子を除いて。


お陰で、最近特に目立つようになってきたワタシの”太っ腹”は更に迫力を増して”太っ腹”になった。


下を向けないほどに・・・・・・




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「再訪46 元気いちばん亭」・「愛媛グルメ紀行」 394

今日は”再訪シリーズ”46番目のお店として、昨年6月30日に”愛媛グルメ紀行」シリーズ77番目のお店としてご紹介した”こだわりらーめん 元気いちばん亭”さんを再度ご紹介しましょう。(「元気いちばん亭」 真っ当な「B級グルメ店・・・」 76


場所は国道56号線沿いの余戸南1丁目で、国道56号線を市内から南方面に下ると、”坊ちゃんスタジアム”に入る交差点があります。その交差点を更に南下すると、道路の南側(市内から言えば左側)にお店があります。


このお店は、”助六食品工業株式会社”という松山に本拠を置く会社が”すけろく”や”紅麺"などと供に展開しているお店の一つです。

玄関1
国道沿いの大型店ですし、駐車場も広く取ってありますので昼間は何時も混雑しています。


お客さんの層は、営業関係のサラリーマンや作業服を身にまとった屈強な若者中心で、女性客はあまり見かけないタイプのお店でしょう。

店内2
ですから、画像のように白いワイシャツ姿か、もしくはお揃いの作業着スタイルで、年齢層も若い方が多い。


ここでスタミナ満点の昼食を取って、それが午後の活動エネルギーに即転換という段取りでしょう。


お店もそれに応えるべく、適正な値段でボリュームと高カロリーというメニュー構成が目立ちます。


一番人気を集めているメニューは”ビジネスランチB”で590円、ラーメンと御飯と野菜炒めといった組み合わせです。

メニュー3
昨年来た時は、”季節限定メニュー”の”こだわりの冷しつけ麵”を選びました。お値段は880円でした。


その時の感想は、つけ麺のタレについてこう書いています。


「このお店のタレは、酸っぱさが際立っていて麺とのバランスがどうなんでしょう? 秘伝なのでしょうが、個性が強すぎて、麺の風味を味わうにはむしろ邪魔なように思えました。」と。


だから、余りいい印象を持てなかったということです。

キムチ4
なお、このお店は各自の席のテーブルにキムチを入れる壷が置いてあり、白菜キムチが食べ放題。


と言っても周りを見渡すと、キムチを小皿にとって食べていたのはワタシだけでしたが。


真夏で栄養バランスを崩しがちなときには、発酵食品の代表選手であるキムチは優れた食品なのですが・・・

チャンポン5
さて、前回頂いた”こだわりの冷しつけ麵”の食後感がイマイチであったのに再訪した理由。


それは、その時ワタシの隣で食べていた人が、本当に美味しそうに”チャンポン”を貪(むさぼ)っていて、ああ次回はこれを食べたいと思った、それが再訪の動機でした。


”再訪シリーズ”も、もう46店目ですが、隣で食べていた人の美味しい食べっぷりが動機で再訪するのはこのお店が始めてです。


ですから迷うことなくチャンポンを注文しました。

チャンポン6
このお店ではこれを”長崎チャンポン”と名づけて、お値段はやや(かなり)高めの880円。


白濁したスープに野菜の具材がタップリ。キャベツ、ニンジン、青ネギ、モヤシ、タケノコ、豚バラ、カマボコ、イカが入っています。


具材の種類は、そういえば豊富とまでは言えない。干しえびだって入っていない。店によっては貝柱が入っているお店だってある。キクラゲなどはどのお店でも入っている、でもこのお店では・・・・・

麺7
スープを啜ってみた。「おおおほほほっ・・・・濃いーーー!。超濃厚」


麺は普通にモッチリしていて悪くはない。


全体としてはバランスがとれている。よく出来たチャンポンだと思った。


でもスープが濃厚過ぎて、すんなりとは喉を通らない。

残った8
かくして、スープは殆ど残った。


前回いただいた”つけ麺”のタレも酸っぱさが際立っていて、それがお店の個性なのかな?と思った。


このお店は国道沿いのお店で、午後からのエネルギー補給の最前線基地なのだ。柔(やわ)な味付けでは客を満足させることができない。

塩分だってちゃんと補給してあげなければ、この炎天下で額に汗して働く方の体力補給にはならない。


だから、この濃厚な味で、このお店はいいんです。


ただ、隣の人が幾ら美味しそうに、まさに貪るように食べていても、それが即自分にとっても美味しいとは限らない、ただそれだけ。


実に単純な、でも貴重な経験を体で実感できた。


再訪していると、こういう確認の方法もあると言うことでしょう。ご馳走様でした。





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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 24

今週の土日も”愛媛グルメ紀行”を振り返ります。

今日は”愛媛グルメ紀行”シリーズでご紹介した71番目から73番目のお店です。

まだ、この頃はワタシのブログを見ていただく方が随分少なかった頃です。ですから、コメントも少ない時代でした。


先ずは、71番目のお店です。それは昨年6月22日にご紹介した、国道56号線沿いの松前町恵久美にある新しいお店”オモニ”さんです。(「オモニ」 真っ当な「B級グルメ店」 70

場所は、国号56号線を市内から南下し、重信大橋を渡ってしばらく行った国道の東側にあります。昨年の3月にオープンしたばかりのお店です。

玄関1
こちらがお店の外観。以前は喫茶店で、アメリカ風観覧船の外装でしたが、今も松山方向から見れば””の形をしています。

店主の”李”さんが、お母さんの作ってくれていた料理を再現し、本格的”韓国家庭料理”を提供しようと開店されました。

この日の目的も”冷麺”(ネミョン)です。

ビビン冷麺5
注文した”ビビン冷麺”です。値段は780円。

具材は、キュウリのスライス、酢大根のスライス、トマト、キムチ、茹で牛肉のスライス(スユッ)、そしてお決まりのゆで卵です。

”ビビン”は、”ビビンバップ”の”ビビン”と同じで、混ぜることですね。

ですから、麺と入っている具材とタレを原形をとどめないほど徹底して混ぜ合わせて食べる冷麺(ネミョン)です。

麺は、デンプンと小麦粉とそば粉から作る”冷麺(ネミョン)”専用の麺です。

随分歯応えがあって、噛み切るのが大変です。

このお店は再訪したいと思っています。”韓国冷麺”を食べ忘れているからです。


次は72番目のお店です。それは昨年6月23日にご紹介した、土橋町と町境を接している北藤原町に古くからある”焼肉 土橋”さんです。(「焼肉 土橋」 真っ当な「B級グルメ店」 71

この日も本格”冷麺”(ネミョン)を求めてのことです。

場所は、国道56号線を松前町の方向に進路を取り、県道松山空港線に入った直ぐのところにあります。

玄関1
この赤い壁の建物と、ハングル文字の電飾文字は、この地域にすっかり根付いています。

今のご主人がお父さんからお店を引き継いで、もう30年が経ちました。お父さんの代から言えば50年以上です。

冷麺3
注文したのは、例によって”冷麺(ネミョン)”です。

このお店は、日本での歴史が長いので、日本語風に冷麺(レイメン)と呼んでいます。

具材は、キュウリスライス、トマトスライス、キムチ、ゆで卵、レモン一片、それに”魚肉ソーセージ”です。

麺は今まで食べた3店に比べて、一番色が黒く、歯応えというか弾力がありました。

ワタシの想像では、韓国の春川(チュンチョン)に、”そば粉100%”を使った”春川マックス”という名物の”冷麺(ネミョン)”がありますが、それに似ているのではないかと思いました。

このお店は再訪しません。何かを忘れているという感じはしないからです。


最後にご紹介するのは73番目のお店です。それは、昨年6月24日にご紹介した”アリラン 土橋店”をご紹介します。昨日のお店に続いて土橋では2店舗目のご紹介です。(「アリラン 土橋店」 真っ当な「B級グルメ店」 72

このお店で本格的な”冷麺”(ネミョン)を求めての旅は終わりです。連続で5店舗ご紹介しました。

玄関1
既に、この地で開業して50年を越しました。今の新しい店舗(全体がビルになっています)になってからでも6年目になりました。

ランチメニューには、ビビンバや焼肉セットが並んでいますが、夏季限定で”韓国冷麺”があります。値段は、単品で740円。

冷麺5
綺麗に盛り付けられた”韓国冷麺”の表情です。

具材は、スイカ、オイキムチ(キュウリのキムチ)、ペクキムチ(白菜のキムチ)、錦糸卵、そしてお決まりの”茹で肉”です。

このお店の”冷麺”のポイントは、何と言ってもそのスープの味にあります。

トンチミ”をベースに、茹で肉から出た出汁と、タップリ混ぜいれたコチジャンの混ざり合った深い味わい。

それに、加えたお酢の味が、全体の味を引き締め清涼感漂う味に仕上がっています。

冷麺はキリキリに冷やされた金属製の器に盛られていますが、一緒に出された”お酢”と”コチジャン”も、ちゃんと冷蔵庫で冷やされたものが出されます。

細やかな心遣いに、伝統の”おもてなしの心”を見た思いがしました。

このお店も再訪しません。”冷麺”(レイメンではありません、ネミョンです)は夏季限定メニューだからです。他にお昼にいただく適当なメニューが見当たりませんでした。

この5回のミニシリーズで、本格的”冷麺”(ネミョン)のことは徹底的に解説風にご紹介させていただきました。

お隣の国です。仲良く、いいライバルとしても相互に磨き合って共に発展したいものです。




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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 25

今日も”愛媛グルメ紀行”シリーズを振り返ります。

今日は”愛媛グルメ紀行”シリーズでご紹介した74番目から76番目のお店です。



先ずご紹介するお店は74番目のお店です。それは昨年6月27日にご紹介した、名古屋市の洋食屋”キッチン 欧味(おうみ)”さんです。(「キッチン 欧味」 真っ当な「B級グルメ店」 73

名古屋に出張し、仕事を片付けて後は新幹線に乗って帰るだけと言う時間の合間を縫って訪問しました。

名古屋の”五大グルメ”と言えば、”きし麺”、”味噌カツ”、”ひつまぶし”(うな重の豪華版)、”ジャンボエビフライ”と、それに”手羽先”でしょう。

玄関1
そこで、その中で”ジャンボエビフライ”が売りの”キッチン欧味”を選びました。

お店はやや古ぼけて見えましたが、看板に名古屋洋食屋界の代表メニューである”ハヤシライス”と”ジャンボエビフライ”と堂々と掲げてあります。


ジャバーグ定食4
さて、注文したのはこのお店の名物(看板)料理の”ジャバーグ定食”です。

名物の”ジャンボエビフライ”(名古屋ではこれを”ジャンボエビフリャー”と発音する)と”ハンバーグ”がセットになっていますので、”ジャバーグ”です。

お値段は、1370円。

なぜ、名古屋の人は”エビフライ”、しかも”ジャンボエビフライ”が好きなんでしょう?

一説には、”名古屋城の金の鯱(しゃちほこ)”に似ているからだ(タモリ説)と言われたり、はたまた”名古屋人は見栄っ張りなくせにどケチ”だからという説もります。

プリプリの身が衣から弾けそうな”ジャンボエビフリャー”、手作りのタルタルソースに良くあって、美味しかった。

でも再訪はしません。今のところ名古屋出張の計画はないからです。



次は75番目のお店です。お店ですというより、このシリーズでは初めて採り上げた”駅弁”です。

それは昨年6月28日にご紹介した、岡山駅の名物弁当である、岡山市の三好野本店の”桃太郎祭ずし”です。(「桃太郎の祭ずし」 真っ当な「B級グルメ店」 74

この”三好野本店”は、創業が”天明元年”(1781年)といいますから、実に今から142年前のことです。

祭り寿司5
駅弁なのに、家に持ち帰り食卓で、缶ビールを片手に”駅弁”をつつきました。

まーーー、特に唸るほどの味ではありませんでした。

これも再訪しません。仮に岡山駅を通過する機会があったとしても、別の駅弁を試すと思いますから。



最後は76番目のお店です。それは昨年6月29日にご紹介した、石手2丁目にある”ラーメン処 一閃”さんです。(「ラーメン処 一閃」 真っ当な「B級グルメ店」 75

場所は、道後から石手寺を通って、湯山や奥道後を目指す県道317号線沿いの「石手ビル1階」にあります。石手川に架かる岩堰橋の少し手前です。

玄関1
今年の4月で開店して4年を迎えました。若々しいお店です。

店内の壁には、松山祭りの”神輿”を出す町内の幕が張り巡らされています。

祭り時分になると血が騒ぐという方が店主さんなのでしょう。

チャンポン4
注文したのは”チャンポン”です。

さてお味です。先ずスープが意外にもアサリしていました。

チャンポンの具材は、白髪ネギ・薄く細長くスライスしたニンジン・キャベツ・白菜・キクラゲ・海老・イカ。それに加え、豚バラ・モヤシ・シメジ、そして半熟玉子半分などです。

スープと具材がお互いに邪魔をせず、いいところを引き出しあって渾然とした味を作っています。

実は、このお店の一番のウリは”とりねぎらーめん”と聞いていました。

このお店は既に再訪しました。忘れ物を取りに帰ったのです。近日中にアップします。



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「再訪47 Federico(フェデリコ)」・「愛媛グルメ紀行」 395

今週の5日間は、イタリアンの”パスタ”を特集します。内訳は、再訪したお店が4店、新しいお店が1店です。5店とも、いただいたのは全てパスタ。


つくづくワタシは人類ではなく”麺類”です。


さて、その第一店舗目は”再訪シリーズ”、47番目としてそのお店をご紹介しましょう。


それは、今年の2月6日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの219番目にご紹介した、伊予鉄横河原線の沿線、久米駅近くにあるイタリアンレストラン”Federico(フェデリコ)”さんです。(「Federico(フェデリコ)」・「愛媛グルメ紀行」 219


場所は、南久米町町の県道松山川内線沿い、”スーパー日東久米店”の東隣りにある伊賀ビルの2階です。

玄関1
こちらが、1階からの階段をほぼ上がりきった辺りです。


飲食業でビルの2階で営業を続けることの難しさは、愛媛グルメ紀行シリーズを書いていて痛感しています。


今年の5月29日にご紹介したばかりの”馳走革命 88”さん、ワタシが期待を込めてご紹介して1ヶ月もしない内に閉店なさいました。


また、同じく今年の4月10日にご紹介したばかりの”つけ麺”の専門店”媛乃屋製麺所”さんも閉店を余儀なくされたとか。


何れのお店も、新しい麺作りに意欲を燃やしておられました。しかし、どちらも志半ばにして出直しに追い込まれています。

店内2
ですから今年の4月で4年を越え、5年目に入ったこのお店に期待するところは大きい。


2月にお訪ねした時は、ご主人との二人三脚でお腹の大きい奥様がフロアー係りをやっておられました。


今回はその奥様がいらっしゃらず、若くて細い男性がフロアー係りをやっておられました。


オーナシェフにそのことをお尋ねすると「ハイ!元気に2人目が生まれました。女の子でした!」と、目をキラキラさせてお答えになりました。


思わず「おめでとうございます!」と、ワタシにも笑顔が広がりました。

メニュー3
さて、ランチタイムのメニューは例によって黒板に書き出されています。


このお店のメニューの特徴は、スパゲティー以外は乾燥パスタの茹でる前の現物が黒板にセロテープで止められていて、分かりやすい工夫をなさっていること。


例えば、当日はスパゲティー以外に、”リガトーニ”と”リングイネ”が使われていました。


選べるパスタが3コース、それに温野菜サラダがついて1000円。


色々なお店でランチをいただいていますが、やはりこの内容で1000円は高いと思いました。


これは、久米地区だからこそ設定できる価格ではないか?と、不動産屋的な分析をしてしまったくらい。

温野菜4
こちらが前菜として出される”地野菜の温サラダ・タプナードソース”です。


実は2月にお邪魔した時も全く同じメニューでしたが、地野菜の内容は2月の時はサツマイモとチンゲンサイ、そして地ゴボウとブロッコリーと冷たいトマト。


今回はジャガイモとホウレン草、それに地ゴボウとカボチャと冷たいトマトに内容が変わっていました。


当然のことですが、季節によって地野菜の組み合わせを変えられています。


なお”タプナードソース”とは2月にも書きましたが、地中海料理に使う”オリーブペースト”のソースです。このソースは同じでした。

パン5
こちらは、2月の時には付いていなかった”フォカッチャ”です。


言わばイタリア製の”パン”で、ライ麦などを生地に練りこんで焼かれています。


温野菜サラダの”タプナードソース”を”フォカッチャ”で拭き取るようにして食べ、スープを一滴も余さずに食べるという工夫でもあります。

パスタ6
ワタシが当日選んだのは”軽く燻した秋刀魚、焼き茄子のリングイネ”です。


リングイネ”とは楕円形をしたパスタで、その形から通常のスパゲッティと平麺パスタの両方の食感が味わえるというもの。


麺の表面が少しザラザラしていて、ソースの水分を吸収しにくいと言われていますので、麺の湯掻き加減が難しいのでは?と想像しました。(調理は素人なので、あくまでも想像)


事実、少し麺が硬すぎいるのでは?と思ったほど。


見てください、夏の終わりから秋に季節が移ろうとしている(訪問したのは9月10日)その季節感を味わえる献立です。


秋刀魚”(さんま)は、初夏から秋にかけての太平洋側のものが市場では一番多く出回ります。つまりこの季節が旬(しゅん)なのです。秋刀魚は軽く燻(いぶ)られています。


そして茄子は夏野菜の定番。茄子は軽く素揚げして様々な素材として広く使われる食材ですが、日本人には”焼き茄子”、これ田舎の味、オフクロの味の代表でしょう。

アップ7
でも、デモ、このお店の秋刀魚と焼き茄子は、トマトソースの中を泳いでいました。しかも、かなり酢味が効いたトマトソースです。


これでは、秋刀魚と焼き茄子の素材としての味が大無しになってしまう、そう感じました。


事実このメニュー、完璧に酸っぱい”トマトソース”の圧倒的一人勝ち!


それがこのお店の良さであり個性なのでしょう、実に愚直にイタリアンに徹しておられる。

アップ
これは、別のイタリアンのお店の”エビとイカのスパゲティ トマトソース”の画像です。


同じトマトソースですが、こちらのお店のものはエビとイカとトマトソースが仲良く笑っている、手を取り合っている。トマトソースが自己主張し過ぎていない。


ワタシは調理に関しては素人だから、両方のお店のトマトソースの扱いの違いを知らない。


でも、少なくともソースは他の素材の味を引き出す役目を担っており、他の素材の味を圧倒する自己主張までさせてはいかがなものか。


Federico”(フェデリコ)さんは、本当に素敵なお店だし大好きなお店でもあります。


せっかく秋刀魚と焼き茄子と言う日本的な食材を選ばれたのだから、その素材の良さを最大限引き出す工夫と言いますか、遊び心とオリジナリティーが出せなかったものか。


ちょっと心残りで、後ろ襟を掴まれたような思いが残りました。




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「再訪48 BAL COURNO(バール コーノ)」・「愛媛グルメ紀行」 396

今日は、今週5日間の”イタリアンパスタ”ミニ特集の2店舗目です。


再訪シリーズ”の48番目のお店としてご紹介しましょう。


それは南久米町のイタリアンレストラン”BAL COURNO(バール コーノ)”さんです。(「BAL COURNO(バール コーノ)・「愛媛グルメ紀行」 220


場所は、伊予鉄横河原線の久米駅から徒歩2分、ゴトービルの1階にあります。


以前は、中華料理店の名店だった”彩華(さいか)”さんがあったところです。今年の4月で開店2年目を迎え3年目に入った新しいお店です。

玄関1
お店の開店時刻は午前11時30分ですが、開店前から店の外でお客さんが開店を待っています。


以前お尋ねしてから、概ね7ヶ月、随分お客さんが増えていました。


開店と同時に、ワタシを入れて3組のお客さんが店に入り、比較的広い店内が満席となるのに30分を要しなかったほど。


客の9割以上が女性客で、男性はワタシと、後はカップルで入ってきた2人の内の1人だけ。

店内2
厨房を陣取る若きシェフとそのお母さん、それと若い女性の3人で対応されていますが、それはもうてんてこ舞いの状態です。


夜はシェフのお父さんが手伝いに入り、まさに家族総出で繁盛振りを支えています。


厨房の前のカウンター席に陣取ったワタシ、目の前には”バジル”がポットの中に。それは農家をしているおばさんの家で栽培しているもの。


「相変わらず、夜釣りには行っていますか?」とワタシが話しかけると「今は長浜でヤズを狙っています」と、シェフの元気のいい返事。ヤズは鰤(ぶり)の幼魚。引きがいいので、ルアー釣りには人気の魚種です。

メニュー3
さて、週代わりのメニューはすっかり秋仕様に変わっていました。


昼間のメニューは、選べる3種のパスタとサラダかスープ、それに選べる飲み物付きで890円です。


決して安いお値段ではありませんが、店内は主婦連で満席。亭主はコンビニや吉野家で弁当買って食べている様子が目に浮かびました・・・・。

スープ4
先ず、サラダとスープではスープを選びました。前回のスープは”京ネギと豆乳のスープ”でした。


今回のスープはイタリアンの定番、トマトを使った”ミネストローネ”です。イタリアの家庭料理の定番と言ってもいいスープですね。


具材は、トマト、ベーコン、ズッキーネ、タマネギ、カボチャなど多彩で、とってもスパイシーです。


野菜類は、親戚の農家から分けてもらっています。

フォカッチャ5
こちらは、前回もいただいたスープと一緒に出される”フォカッチャ”です。薄くオリーブオイルがかけられています。


”フォカッチャ”とは、イタリアのパンですね。付けあわせとして、又はピザの生地の代わりに使われこともあります。


毎朝、シェフ自らが”ライ麦”と”小麦”を混ぜ合わせ、自分で焼いています。そうです、自家製の”フォカッチャ”なのです。シンプルな味です。

パスタ6
ワタシが選んだパスタは”鶏もも肉と砂肝のペペロンチーノ”です。


ペペロンチーノ”は、オリーブオイルとニンニク、鷹の爪から作ったオイルソースとパスタを合えたものですね。語源はイタリア語で”鷹の爪”。


この店のシェフは、実に豪快というか大雑把と言うか、乾麺を人数分だけ適当に熱湯に放り込む。計量器で計ったりしない。


ですから「麺の量は一人前何グラム?」と尋ねても「そうですね、大体95gから100gですね」と、これまた大らかな答え。きちんとしたお店では、必ず一人前の重さを計量器で量る。


大量に茹で上がったパスタを、ソースパンに投入し麺の茹で汁を加え、そこにオリーブオイルと塩と荒引き胡椒をサッと投入する。


オリーブオイルも、お好み焼きを仕上げる時、マヨネーズを細長い容器に入れてかなり上の方から絞り投入する、あの方法。オリーブオイルを細長い容器に入れて、ソースパンのかなり上から絞り振り掛ける。


全て目分量、シェフの勘。長年鍛えた業なので、自信があるのでしょう。もちろん麺の茹で加減は、一本取り上げて口に入れ、歯で噛み固さを計っている。

アップ7
鶏もも肉はよく使われるけど、砂肝は珍しいと思ったので聞いてみた。


「ええ、砂肝は新鮮なものをよく掃除して使っています!」っと。”掃除”とは、砂肝に付いた余分な脂や筋を丁寧に包丁で取り除く行程。


コリコリしていて歯ざわりがいい。でも、何か物足りない。以前のワタシなら一も二もなく「旨い!」と言ったでしょう。


ソースに全くコクがない。コクとは濃くのこと。でも塩加減は、和食で鍛えた腕なので全く問題ない。


ただ、ソースにちょっとした味付け、出汁を加えてやったらこのパスタは華麗に変身し、驚くほどの味になるように思えてならなかった。


イタリアンも散々食べ歩いた。その中で自分の好みの味を覚え、その違いを舌が微妙に嗅ぎ分けるようになったのでしょう。

ジュース8
最後は”グレープフルーツジュース”をチョイスした。


脂っこい料理の後は、文旦系の苦味があるグレープフルーツジュースで口腔を洗い直すに限ると決めている。


オリーブオイルが、口中から綺麗さっぱり洗い流された。


感じのいいお店だし、シェフも好人物、味もいい。ただ一点、ソースに磨きをかければ、地域ではちょっと飛び抜けたお店になるに違いない。


シェフはまだ若い。夜釣りでヤズを追っかける元気がある。マダマダ伸びしろは大きいと、期待を込めてそう思った。




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「再訪49 イタリアンキッチン&バー BUONO(ボーノ)!」・「愛媛グルメ紀行」397

今日は、”イタリアンパスタ”ミニ特集の3店舗目です。


再訪シリーズ”の49番目のお店としてご紹介しましょう。


それは、今年の2月8日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの221番目のお店としてご紹介した”イタリアンキッチン&バー BUONO(ボーノ)!”さんです。(「イタリアンキッチン&バー BUONO(ボーノ)!」・「愛媛グルメ紀行」 221


場所は砥部町高尾田の県道伊予川内線沿い、愛媛県立医療技術大学前と言ったほうが分かりやすいかも知れません。メゾンドール砥部というビルの1階にあります。

玄関1
2005年12月オープンですから、丁度7年が経過し間もなく8年目に入るお店です。


前回お伺いしたときは、「お店の名前”BUONO!(ボーノ)”は、イタリア語で”美味しい!”です。そのお店の名前に相応しいお料理でした。」と書きました。


お料理の出来栄えといい、お店の明るい雰囲気といい、アンティークなディスプレーといい、満足させられたお店です。

店内2
もちろん再訪リストに載せてお伺いするタイミングを待っていました。


そういう時に、ワタシのブログ友:ファットマンさんがご自身のブログの9月19日に「ボーノのフランスパンの謎(二切れor一切れ)」という題でアップされたのを拝見して、直ぐにその日に再訪したものです。


その時のファットマンさんの記事には、「当然ながらお客は老若取り混ぜた女子のみなさんばかり、数えてみたら女子15人、男子は私を含めて2人」と書いてありました。


ワタシは、もう今では周りが全部女性という中でも、平気で写真を撮り食べることが出来ますので喜び勇んで出かけたという訳です。


でもその日は若い男性群が5人、一つのテーブルで賑やかに男子会を催していました。その他には女性3代の家族連れが。

メニュー3
パスタのメニューを拝見すると、その日食べたいと思っていた和風スパのメニューはありませんでした。


そこでお店のフロアー係りの感じのいい女性にそのことを告げますと「それなら、”サラダスパ冷製”がお薦めです、醤油ベースのソースですから」っと。


「それお願いします!」と注文が決まった瞬間です。

サラダスパ上4
こちらが、半分自然光の中で輝いている”サラダスパ冷製”です。お値段830円(消費税別)。これに80円プラスするとドリンクが選べます。冷たい紅茶を選びました。


葉物野菜は、レタスや紫キャベツ(そう見えた、違っていたらゴメンなさい)など豊富。


それに生ハムと半生タコと半生のムキエビ、それらの味と色彩のバランスが素敵でした。


半生と言うのは、さっと素材を熱湯に潜らせ、皮目に僅かに熱を通した状態。

サラダスパ5
ソースは醤油ベース。半生タコには軽く塩胡椒がふられていて、更に粉チーズが。その加減が絶妙。


清々(すがすが)しいスパに仕上げてあります。フロアー係りの女性の推薦は正解でした。

アップ6
生ハムは、それ自体が塩味。だから、塊をスライスしただけで立派な素材になる。


味からすると、イタリア式の燻煙しない生ハムであるプロシュットか?


豚肉が持っている力強い味を楽しむ。


お箸も用意されているけど、フォークの方が断然食べやすい。

タコ7
ちょっとこの半生のタコを見てください。


タコの太い足(手?)の部分が使われているので、何ともその食感が堪らない。


コリコリ、そして吸盤部分がプチプチと口中で踊る!ウフフフ・・・・マアなんと・・・

麺8
ここまでは満点だ。


ただ一点だけワタシの素直な感想を述べさせていただくと、””に対しては微かに不満が残った。デュラム小麦の香りがちょっと弱いと・・・。


スパゲティーの冷製は、調理方法が実に微妙と言うか難しい。普通であれば、麺はいわゆる”アルデンテ”に湯掻いて具材とソースを和える。


ところが冷製に仕上げようとすると、湯掻いた後で一度冷水で麺を締める。冷水で締めると麺が硬くなる。


普通の茹で時間では、麺が固くなり過ぎてしまう。だから茹で時間が難しい。このお店、当然プロ中のプロだからそんなことは百も承知。それを計算し、逆算して湯掻き仕上げてある。


だから、茹で加減は単にワタシの好みと微かに違うというに過ぎない。

アイスティー9
このお店を高く評価していることに何等変わりはない。


サービスも出過ぎず、かと言って客への目配り・気配りは完璧だ。


味も申し分ない。そりゃあ、女性客が詰め掛けるはずです。しかも年齢の層が実に厚い、偏りが無い。


様々な客層に満遍なく支持されている証でしょう。


心の中で「ボーニッシモ!」とささやいた。


”ボーノ”は美味しいというイタリア語ですが、「ボーニッシモ!」は、その最上級の言葉です。





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「再訪50 リトルイタリア FLOR(フロア)」・「愛媛グルメ紀行」 398

今日は、”イタリアンパスタ”ミニ特集の4店舗目です。残るは後1店舗。


再訪シリーズ”50番目のお店としてのご紹介です。


それは、今年の2月9日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの222番目のお店としてご紹介した三津の住吉1丁目、”住吉橋”のたもとにある”リトルイタリア FLOR(フロア)”さんです。(「リトルイタリア FLOR(フロア)」・「愛媛グルメ紀行」 222


場所は、伊予鉄三津駅を下りて宮前川に出ますと”住吉橋”が架かっています。


その住吉橋を渡って直ぐ右手角の、喫茶アルプがある建物の2階にあります。

玄関1
こちらがお店の玄関です。2階で営業と言う厳しいハンデを背負って今日も営業されています。


シェフは28歳 の時にイタリアに渡り、フィレンツェの郊外のあるお店で料理を修行されたとか。シェフの料理の師匠は、そのお店の”ママン”(お母さん)さん。

店内2
店内の席は、全部で23席。シェフと2人の女性の3人でやっておられます。


その内の一人がシェフの奥様。


店内にはイタリアの民族音楽が流れ、食器を洗っている女性はその音楽のリズムに合わせて、軽く肩を揺すりながら仕事をされていました。


イタリアの家庭で”ママン”が鼻歌を歌いながら家族の食事の準備をしている、そんな雰囲気のままです。

メニュー3
前回お伺いしたときは、”自家製アンチョビとトマト(マリナーラ)”でした。


アンチョビ”は塩漬けした”カタクチイワシ”を発酵させて、オリーブオイルなどを加えたもので、この自然な塩味が効いていてとっても美味しかったのを今でも覚えています。


今回は、お邪魔する前から”ペペロンチーノ”にすると決めていました。


これにデザートと飲み物が付くCセットを注文しました。お値段は880円(内税)です。

絵4
店内を見回していると、厨房前の壁にこの絵がかかっているのが目に付きました。


「この絵はどなたが?」っと問いかけますと、シェフがクシャクシャに顔を緩めて「うちの子が書いてくれました」と、はにかまれました。


「そのお子さんは何年生?」と続けますと、今度は美人の奥様が「小学校1年生です。どうやらお店の中を書いたようで、テーブル番号が・・・・」と、こちらは目を細められました。

ペペロンチーノ上5
さて、この画像が注文した”ペペロンチーノ”です。このお店のように単に”ペペロンチーノ”と言ったり”アーリオ・オリオ・ペペロンチーノ”と呼ぶお店もあります。


実にシンプルなお料理で、湯掻いた麺にニンニクを効かせた”オリーブオイル”と”ペペロンチーノ(青唐辛子)”を和えるだけ。


その上に黒胡椒を振って、パセリのみじん切りを散らせてあります。

ペペロンチーノ6
ですから、全く誤魔化しが効かない料理なんです。シンプルなお料理ほどそうです。


デュラム小麦の風味と、ペペロンチーノ(唐辛子)のピリ辛感と、ニンニクの香り豊かなオリーブオイルの三位一体を一気にいただきます。


摺り下ろされた黒胡椒と、自家製のパセリの清新さがアクセントになっています。

アップ7
パスタの茹で加減も完璧。オリーブオイルの香気が生きています。


パスタが茹で上がったら、一気にソースパンで和えられますから、ものの30秒くらいが勝負です。


ですから香りが命のメニューです。温かいうちに一気に食べなければ香りが飛んで逃げていきます。


見事な出来栄えに、低い唸り声を上げながらいただきました。文句の付けようがない出来栄えです。

アイスティー8
パスタの量は、おそらく100g程度でしょう。今のワタシの胃には丁度いい。


飲み物はアイスティーを選びました。口腔内のオリーブオイルを綺麗に洗い流してくれます。


ホンの少しだけシロップを垂らしました。

デザート9
デザートの内容は分かりません。デザートの上に乗っている”ペパーミント”(はっか)は、自家製農園で作られたもの。


生クリームにココアパウダーが掛かっていて、ペパーミントの香りといい対比をなしています。


非常に洗練されたお料理を出されます。シェフとしての技量も大したものだと思います。何時も笑顔を絶やさないところに、シェフの温かいお人柄が滲み出ています。


店内の造作も全てシェフがコツコツと手作りされました。家庭的な雰囲気の名店です。


前回お伺いしたときは、昼時に満席でした。今度は11時30分から12時までワタシ一人。


2階で営業と言うハンデを克服されて、三津の地で素敵なイタリアン料理を提供し続けていただきたいと心から祈ってお店を後にしました。





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「il Bevitore(イル・ベヴィトーレ)」・「愛媛グルメ紀行」 399

今日が”イタリアンパスタ”のミニ特集の最後、5店舗目のお店です。


それは、千舟町3丁目にあるお洒落なイタリアンレストランの”cucina italiana il Bevitore”(イル・ベヴィトーレ)さんです。詳しくご紹介しましょう。


お店の名乗り”cucina italiana”(クチーナ イタリアーナ)は、イタリア料理というイタリア語です。”cucina”は、そもそも台所という意味でもあります。


また店名の”il Bevitore”(イル・ベヴィトーレ)は、酔っ払いとか呑み助という意味なので、夜イタリアンワインを片手にワイワイ飲んで騒ぎましょうというのがお店のコンセプトのようです。

お店1
場所は、千舟町通りの百十四銀行松山支店の西隣です。


この蔦が絡まった建物には見覚えがある方、多いでしょう。この建物の2階で3年前の5月に開業されました。

玄関2
こちらが2階に上がる階段に通じる玄関です。


もうこの店構えだけで、店内は女性ばかりという光景が目に浮かびます。


還暦過ぎの男が一人で階段を登るというシーンは先ずないかも知れませんね。


でもワタシは全く怯むとことはありません。平気で階段を駆け上がります。(嘘デス!、手すりを持って・・アエギアエギ・・)

店内3
店内にはジャズが流れ、案の定女性客だけが食事を楽しんでいます。


中には、女性の一人客が生ビールを傾けているシーンも!目を剥きました。


お店は若いご夫婦2人でやっておられるようでした。(ただしワタシは昼間行ったので、夜はまた別の体制かも知れません)


カウンターには、店名をラベルに印刷してあるハウスワインボトルが並び、厨房の上の黒板にはイタリアンワインの銘柄と、その特徴や値段が手書きされています。

メニュー4
昼のパスタランチは、3種のパスタから選び、それに前菜と自店で焼いた”フォカッチャ”が付きます。それで900円(内税)です。


それをベースに、飲み物を加えるとプラス100円、デザートを加えると別の追加料金というシステムです。


近隣のサラリーマンが、お昼のランチに立ち寄れるというお店ではないようです。


ワタシが注文したのは”イタリア産ハムと木の子の白ワイン風味”と名づけられたスパゲティです。

前菜5
パスタが出される前に、画像の前菜と他には自家製の”フォカッチャ”が供せられます。


前菜は、中心に据えられている”フリッタータ”(イタリアのオムレツ)の周りに8種の前菜が彩りよく並べられています。


手前下の”ブロッコリーアンチョビソテー”(緑色の)から時計廻りに、”フランス産タラのナポリ風”(赤っぽい)、”原木しいたけマルサラワイン煮”(マルサラワインはフォーティファイド・ワインの一種)、”鳴門金時のグリル”(グリルは網焼き)、”レンコンバルサミコ風味”(バルサミコはブドウで作った酢)。


更に、”ナスのマリネ”、”ホタテ エシャロットのソース”、そして最後に”小タマネギ タイム風味”と続く全9品からなります。


まあ飽きれるほど手が込んだ前菜を、奥様が一つ一つ丁寧に説明してくれるんです。


でも、一言耳で聞いただけでは聞き分けられないし、第一覚えようがありません。口頭での説明は後でメモを作っていただきました。(嫌な顔一つされず、メモを頂きました)


なお前菜の名前はメモを元に、名前の後ろの(    )はワタシが説明補充の意味で書き加えたもの。

フォカッチャ6
こちらは手作りの”フォカッチャ”です。このお店の特徴は、この”フォカッチャ”に香草を入れて焼いてありますので独特の風味がします。(香草の名前は聞きましたが、聞き分けられませんでした)


今週は、イタリアンの”パスタ”を5日連続で特集しました。このお店で最後です。


その5店の中で、ランチコースに自家製の”フォカッチャ”を組み入れられていたのは、月曜日にご紹介した”Federico(フェデリコ)”さんと、火曜日にご紹介した”BAL COURNO(バール コーノ)”さんとこのお店の3店です。


随分、このイタリア風のパンが普及したものです。皆さん、当然自分のお店で焼いておられます。

スパ上7
さて、これが注文した”イタリア産ハムと木の子の白ワイン風味”と名づけられたスパゲティです。


木の子には、シメジとエリンギが使われていました。


それにイタリア産のハムを加え、茹で上げられたスパゲティをオリーブオイルで和えて、そこに白ワインを降りかけ、フランベしてワインの香りを移したのでしょう。

スパ8
フランベ”とは、調理の最後にアルコール度数の高い酒をフライパンの中に落とし、一気にアルコール分を飛ばす(一瞬、炎が上がる)調理法です。


ですから、最後に香り付けに使用した白ワインは,アルコール度の高い”フォーティファイド・ワイン”(酒精強化ワイン)の白を使われたのかも知れません。


ただし、ワタシはあくまで調理は素人なので、上に書いたことは素人の想像の域を出ないということを念のため申し上げて置きます。(間違っていたらゴメンなさいです)

スパアップ9
茹で上げられた直後のデュラム小麦の香り、オリーブオイルの香り、木の子、そして微かに白ワインの香気が漂います。


塩分は、ハムの塩分で補ってあり丁度いい塩梅です。


いわば、素材そのものを楽しむというこのパスタ、驚かされたのは下の画像です。

ケッパーのピクルス10
フォークの先にやや緑色がかった小さな粒が見て取れると思います。


これは”ケッパーのピクルス”ではないかと思います。そうだとしたら、主に地中海沿岸で取れる”ケッパー”という木のつぼみをピクルス(酢漬け)にしたものです。


ですから、食べ進む内に微かな酸味を感じさせます。一種の隠し味的な使い方と言うのでしょうか。これが実に効果的なのです。


お勘定を払う時、綺麗な奥様に「ボーニッシモ!」(ボーノ=イタリア語で美味しいの最上の言葉)と、声を掛けました。


すると、「え????今のはナニ????この人、今、何て言ったの????*Д☆Я※・・・・」と、口をアングリと開けられて・・・・戸惑った表情。目は目一杯見開いていた。そして無言。


「”ボーノ”から説明したほうがいい?」と、ワタシが更に語りかけると・・・・。


「え???エ・・・・エッ・・マサ・カ・・・”イタリア語?????」っと、やっと声が出た。表情がくるくる変わる。


そりゃあ、白髪交じりの還暦過ぎのオッサンが、まさか”イタリア語”で・・・・。信じられないですよね。


その奥様の表情に、今度は心の中で「ボーニッシモ!!」と。


さて、本号は399号です。そして、月曜日には”愛媛グルメ紀行”の”400号”をお届けします。


内容は月曜日に!   お楽しみに!!




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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 26

今週の土日も”愛媛グルメ紀行”シリーズを振返ってみましょう。今日は過去にアップした77番目のお店から79番目のお店です。

この頃は、もう手当たり次第目に入るお店に飛び込むといった時期で、従ってお店のジャンルもバラバラだった時期です。



先ず最初は77番目のお店です。それは昨年6月30日にご紹介した、国道56号線沿いの、余戸南1丁目にある”こだわりらーめん 元気いちばん亭”さんです。(「元気いちばん亭」 真っ当な「B級グルメ店・・・」 76

国道56号線を市内から南方面に下ると、”坊ちゃんスタジアム”に入る交差点があります。その交差点を更に南下すると、道路の南側(市内から言えば左側)にお店があります。

玄関1
大型店ですし、派手な外観の店舗で看板も大きいので分かりやすいと思います。

このお店は、”助六食品工業株式会社”という松山に本拠を置く会社が”すけろく”や”紅麺"などと供に展開しているお店の一つです。

しかも、この地にお店を開いて今年で18年目です。すっかりお馴染みのお店でしょう。

つけ麺6
注文したのは”こだわりの冷しつけ麵”、お値段は880円です。

つけ麺のタレが、この店のご自慢です、いえ”こだわり”です。

でも、このお店のタレは、酸っぱさが際立っていて麺とのバランスがどうなんでしょう?

秘伝なのでしょうが、個性が強すぎて、麺の風味を味わうにはむしろ邪魔なように思えました。

味だけなら再訪しなかったでしょう。ところが隣で食べていた人が、実に美味しそうにチャンポンを食べておられた。それを見て再訪を決めました。

ですからこのお店は既に再訪しました。そして10月12日に”再訪シリーズ”の46番目のお店としてご紹介しました。



次にご紹介するお店は78番目のお店です。それは昨年7月1日にアップした”中国料理 香港”さんです。(「中国料理 香港」 真っ当な「B級グルメ店」 77

場所は空港通4丁目、旧空港通りにある”あんにょん”さんの南側にあります。

玄関1
今のお店に建て直したのが平成元年ですから、それからでももう22年が経っている、旧空港通りの中華料理店ではきっての”老舗”です。

昔のお店からの通算では、ゆうに30年は過ぎているでしょう。それで、なぜ今日まで生き残っているのか?

チャンポン上4   その、生き残った秘密は一体何か?お値段は嬉しい500円。

それを考えるのも面白いと”チャンポン”を注文してみました。

このお店の直ぐ近くにあった撤退したラーメン屋の店主は、「あの店は安売りをするから客が来るノヨ・・・」と言っていましたが。

スープがとにかく美味しいんです。ですから、コクのあるスープが利いていて平凡なチャンポンが輝いていて旨い。

ただ安いから生き残ったのではありません。食べ物屋さんの鉄則、”旨くて安い”、それに尽きると思いました。

これが生き残りの秘密だと見ました。

このお店はぜひ再訪したいと思います。長く生き残っている理由をもっと深堀してみたいと思うからです。



最後は79番目のお店です。それは昨年7月4日にご紹介した、三津の清住1丁目に近い山西町の”本場中華料理 長楽”さんです。(「長楽」 真っ当な「B級グルメ店」 78

場所は、県道219号線(砥部伊予松山線)沿いの、”済生会松山病院”の正門前にあります。

このお店、三津で10年、この地に移ってもう7年、通算17年目のお店です。

三津地区では有名店で、お昼時は家族連れで満席になります。

玄関1
最初訪問した時の記事には、「このお店の経営者、若しくは料理人、若しくはその両方が中国の方だということです」と書きました。

でもそれが間違いであったことに、再訪して気が付きました。再訪することの大切さを思い知らされました。

麻婆ラーメン3
選んだメニューは、三津の友人”一押し”の”麻婆ラーメン”です。

見てください、この堂々とした存在感を。お値段は630円です。

このラーメン、もう辛いのナンのって!しかも恐ろしいほど量が多いんです。

食べても食べても、まだ”麻婆ラーメン”。掘っても掘ってもまだまだ”麻婆ラーメン”

これは、本当に”過酷な戦い”でした。

でも、辛さの奥に潜む旨さを堪能したことは言うまでもありません。

それでこのお店は既に再訪しました。その時の記事は9月11日に”再訪シリズ”の31番目のお店としてアップしたばかりです。




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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 27

今週の土日も”愛媛グルメ紀行”シリーズを振り返ります。

今日は”愛媛グルメ紀行”シリーズでご紹介した80番目から82番目のお店です。

まだまだ、あらゆるジャンルのお店をさ迷っていた時期です。また、”コメント”などほとんどない時期が続いていました。


先ず最初は80番目のお店です。それは昨年7月5日にご紹介した、松山市の北部、馬木町にある”居酒屋ダイニング 燈 tomolu(ともる)”さんです。(「燈 tomolu」 真っ当な「B級グルメ店」 79

県道松山港内宮線を北上し、和気町で県道と別れて”井関農機株式会社松山工場”を右手に見ながら更に北上すると、直ぐに”大川”に架かる”馬木橋”を渡ります。

馬木橋を渡って直ぐ、土手の道を左折、西の方角を見ると”燈 tomolu(ともる)”さんの店舗が見えます。

玄関1
目立たない場所にありますが、お店の外壁は黒塗りの板で出来ており、店舗の外観は個性的。

でも、こういう辺鄙なところに、お客さんが来るのか知らん??と思って店内に入ると、女性のグループ客が結構入っていました。

店内には、厨房に女性の料理人と女性のフロアー係りの2人で対応していました。女性だけでやっておられるのか?

和風オムライス5
さて注文したのは、”和風オムライス”です。

このお店は女性客目線のようで、量は可愛く(少ない)女性には十文かも知れません。

でも、器の大きさと色が、オムライスに合っていないという印象を受けました。

確かに、ライスは和風テイスト。ナスの煮物が味を引き締めています。

初めて食べた味です。この地でお店を開いて、今年で10年目。

女性の頑張りに拍手を贈りたいと思いました。

でも再訪はしません。忘れ物が見たらないからです。



次は81番目のお店です。それは昨年の7月6日にご紹介した、南環状線の側道沿いの、土居田町にある”樹理絵・水族館”さんです。(「樹理絵」 真っ当な「B級グルメ店」 80

南環状線からは直接乗り入れはできません。

土居田町の”吉野家”の西側にある長野ビルの1階にあります。

玄関1
このお店の玄関を見ると、お世辞にも綺麗だとか、お洒落だとかとは言えないかも。

でも、この地に開業して既に36年。今年で37年目を迎える”洋食屋”さんです。

店内に入ると、まあ大小の水槽が所狭しと並べてあって、淡水魚たちの遊泳を楽しめると言う、不思議な洋食屋さんです。

このお店には、アマゾン、東南アジア、アフリカの”淡水熱帯魚”が約40種、1,000匹以上飼われています。

ハンバーグ上4
このお店の名前を冠された”樹理絵ハンバーグ”850円を注文しました。

デミグラスソースのたっぷりかかった”ハンバーグ”と、”半熟目玉焼き”と、昔懐かしい喫茶店のスパゲティー。

それにサラダとワカメスープとライスという構成。

味は、そうですね、唸るほどのものではないような・・・ただただ”懐かしい味”ということでしょう。

このお店は再訪しません。忘れ物は全く残っていません。



最後は82番目のお店です。それは昨年7月7日にアップした、松山の西部、南吉田町にある”炭火焼 豚丼 柏家”さんです。(「炭火焼 豚丼」 真っ当な「B級グルメ店」 81

旧空港通りを、市内から空港に向かっていると、空港に程近い交差点を左折します。

丁度交差点には”スーパーABC”があります。その伊予市の方に南下する県道伊予松山港線沿いにお店はあります。

この地で”豚丼”店を開店して、もう9年目になります。

玄関1
そもそも、お店の名前の”炭火焼豚丼(ぶたどん)”って、「一体何だ???」と思いながらお店に入りました。

いただいた後で調べて分かったことですが、北海道は、”帯広・十勝”方面で一般的に食べられているものです。

十勝地方では、逆に”牛丼屋”さんを探す方が難しい程らしいのです。

もともと、北海道開拓の際につれてきた豚を、牛丼のように食べたのが始まりと言われているそうですが、今現在ではその味に工夫が凝らされ、70年の歴史を誇る、一つの”丼もの”として”帯広”の名物料理になっています。

豚丼5
さて、ワタシが注文したのは豚丼の”中丼”680円です。

”中丼”とは、豚肉4枚、140gという内容。他に”小丼”と”大盛”がありますが、豚肉の量が違うだけ。

味はどうなっているのかと言えば、先ず炭焼きされていますから”たまらないほど香ばしい”風味がします。

さらに、タレにそれぞれのお店の工夫があって企業秘密ですが、このお店のタレは、”鰻の蒲焼のタレ”そのものです。

”豚丼”と銘打ってありますが、お味は”ウナギのかば焼き”と間違うほどよく似ています。

初めての味でしたが、クセになりかねない不思議な魅力を持った””でした。

ただし再訪はしません。メニューのバラエティーに欠けるからです。



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「今日で400号!出会いと旅立ち」・「愛媛グルメ紀行」400

昨年(平成23年)1月24日に”愛媛グルメ紀行”をスタートさせて概ね1年と9ヶ月、今日”400号”を迎えました。

今年の5月30日に”300号”に達してから後は、新しくお尋ねするお店以外に、今まで訪問したお店の中でもう一度お尋ねしたいお店を”再訪シリーズ”として立ち上げました。

その結果、この”400号”は、新しいお店が350店再訪したお店が50店という内訳です。

なお、先週5日間は”イタリアンパスタ”の特集を組みました。それは、本日に”400号”を書くための”プロローグ”とするつもりで書きました。つまり”400号の舞台”は”イタリアンレストラン"だからです。

ただし今日の400号、お店(飲食店)は脇役なので、お店の名前や場所には触れません。(「フォンターナ」・「愛媛グルメ紀行」 241)・(「再訪1 フォンターナ」・「愛媛グルメ紀行」 307


今日のテーマは”出会いと旅立ち”、つまり””がテーマです。このシリーズで初めての試みです。

笑顔1
今日の主人公は画像のKMさん。”ちゃん”と言ったほうがまだ似つかわしいかも知れませんね。

彼女、来年の2月で20歳となります。ワタシが彼女と出会ったのは先月のある日。

ワタシがそのお店に昼食をいただきに行って、何時ものカウンターに座りました。

そのお店は既に何度かお邪魔していますが、まだ今年の3月に知ったばかりの、ワタシにとっては比較的新しいお店なんです。

メニュー3
お店は、既にほぼ満席状態でした。

その時、店長さんがワタシに視線を送りながら、土日塾祭日と夜にフロアー係りのバイトとして入っている若い女の子2人に向かってこう言ったのです。

「この人が、ウワサの”じゅんさん”よ!」っと、突然。

その瞬間でした。目の前の女の子2人が「えー~~・・・・ウッそーー!  えーー~  信じられナ~イ    キャーー~~!」と、文字通り”黄色い声”を発した。

二人とも両手を口元に当てながら「ウレシー」っと、笑顔がはじけた。

一体何が起こったのかが理解出来なかった。

還暦を過ぎた白髪頭のオッサンに対して一体何が・・・???

シーフードドリア上4
(その日いただいたのは”シーフードドリア”1200円。)

すかさず店長さんが「この子等、じゅんさんのブログ読んでいてファンなんよ!」と。

「ファン・・・・???って・・」まだ、事態が飲み込めないワタシ。

「ハーイ、読んでいます、すごく面白い、キャー、その”じゅんさん”がーーー!」

まるで女子高生達が、ファンの若いタレントに町で偶然出会って視線が合ったときの、そのまんまの反応ではないか。

ワタシのブログ友:”ジンゴズンゴ”さんが、町で偶然”Perfume”に出くわせて、周囲をも省みず、突然発した奇声をイメージしていただければ理解できるかも。(え?余計に分からないって・・・??   おかしいな・・・?)

シーフードドリア5
(このシーフードドリア、チーズの下に隠れているのは、サフランをちょっと効かせた”バターライス”)

なおここから先は、今日の主人公KMちゃんがこのお店を退職する2日前に”旅立ち祝い”にささやかな花束を持参した時にお伺いしたときの会話も交えてお伝えします。

一種騒然とした彼女達を横目に見ながら、店主さんがこう付け加えた。

「この子は(花束を持っている子)は、高校1年生に時からウチにバイトに来てくれてるんです。土日祝祭日と夜だけずっと!」

「そして高校を卒業した後は、医療秘書・医療事務を学ぶため専門学校に2年通って卒業、就職も直ぐに決まって、来月ウチをやめて、新しい仕事に・・・・」と、ちょっと寂しそうに説明してくれた。

そしてこう続けた「高校生なんて遊びたい盛りなのに、ウチが忙しい時は、ちょっと来て手伝って!っていうと、嫌がらずに店に飛んで来てくれて手伝ってくれた。それが5年続いた。ワタシにとっては娘も同様の子なんです!」と。

「ソッカー、おじさんと知り合ったと思ったら、もう来月はお別れで”新しい旅立ち”なんだね~」とワタシもちょっと目をショボショボさせながら言った。

「高1から専門学校2年の5年間、同じところでバイトが続いた子は仕事に対する考え方や姿勢が違う!だから就職も一度で決まった!!」と店長さん、今度はやや誇らしく、そしてちょっと親父(おやじ)の顔になって言った。

アップ6
(チーズは独自にブレンドした4種類。このチーズの塩分だけで、この料理の塩加減がほとんど決まっています。)

「でも、アノ話し、じゅんさんにしとなかいかんやろ」っと、KMちゃんに向かって店長さんが声を掛けた。

「あ、ソーソー。私、就職が決まった時、チョー嬉しすぎて、親に電話する前に店長に電話した。・・・・ところが、頭が真っ白になっていて”受かりました”の次の言葉が出てこなくて・・・・・それで私、”10月17日にお店辞めます!!”と、急に宣言するように言ってしまって・・・」と、照れくさい顔で応えてくれた。

ワタシに言葉を掛けながら、両手はシッカリ仕事をしているし、店内に出入りする客には丁寧に声を掛け、キビキビと対応している。

完全にプロの動きだ。

彼女のお母さんもある病院で医療事務をしておられる。

笑顔2
「母もじゅんさんのブログ読んでいて、2人で記事を読んでお店に行っています!」とKMちゃん、笑顔で。

今、手元に彼女のご両親が店長夫妻に宛てた感謝の手紙があります。ちょっと長くなりますが、その手紙の一部をご紹介しましょう。(以下抜粋です)


<最初はこんなに長い間アルバイトをさせるつもりはなく、親の言葉で足りない部分を、世間様で以って 自覚 責任ある行動を身につけて欲しいと送り出す日々でした>

<この厳しい昨今にありながらMは沢山の人との出会いに恵まれて、学業との両立に耐えて やっと次のスタートラインに立つことができましたのも、M様ご夫妻の温かいご指導によるものと、主人共々深く感謝申し上げております>

<親にも言えぬ事を聞いて頂き、親でもしてあげられないことをいっぱいして頂き、Mはお二人との出会いが本当にラッキーだったと思います>

<ご迷惑をお掛けするばかりで、後ろ髪を引かれる思いは親子共通でありますが、これからも長くお付き合いをさせて頂きたく、重ねてお願い申し上げます>


以上が、ご両親が店長ご夫妻に宛てた”感謝の手紙”の一部です。”親心”がヒシヒシと伝わります。

嬉しそうに花束を持って微笑む彼女には、まだ幼さが残っている。でもその一方で、シッカリ自分の道は自分で切り開いていくという強い意志力も併せ持っていることが見て取れる。

KMさん!、貴女はこのお店で様々なお客さんと出会ってきた」

「そして、てんてこ舞いの店内や厨房で仕事の段取りの大切さを経験した。心からの笑顔が人と人の心を繋ぐということも学んだ。チームで事に当たれば、大きな力が出ることも学んだ」

「このお店で学んだ5年間は、貴女の旅立ちの助走だったのです。次は自分の人生をかける仕事に全力で当たって下さい。貴女ならどんな問題でも乗り越えられる。なぜなら、貴女の周りには幾重のも”人の輪・和”ができているんだから」

                    
  「KMさん!ご就職おめでとう!」 
                    

愛媛グルメ紀行”シリーズはまだ続きます。


そうです、こういう新しい出会いや旅立ちに立ち会える嬉しさを実感していますから。


先週”プロローグ”を書き、今日は”本編”を書きました。さて、今度は”エピローグ”を書かなきゃ!




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「再訪51 一閃」・「愛媛グルメ紀行」 401

今日は”再訪シリーズ”51番目のお店です。今日ご紹介するのは、昨年6月29日に76番目のお店としてご紹介したラーメン屋さんの”一閃(いっせん)”さんです。(「ラーメン処 一閃」 真っ当な「B級グルメ店」 75


場所は前回のおさらいですが石手2丁目。道後から石手寺を通って、湯山や奥道後を目指す県道317号線沿いの「石手ビル1階」にあります。


石手川に架かる岩堰橋の少し手前です。今年の4月で4年目を迎えた。

玄関1
店内に入ると、壁面と言う壁面に”道後祭り”の”神輿”の旗が様々に張り巡らせれています。


厨房を仕切る壁にも、”神輿命!”という顔つきの若者達の茶髪の顔、顔、顔の写真が張り出されています。


これら、張り出された中の一体誰がこの店の店主さんなのか?

店内2
昨年初めて訪ねた時も、今回も、結局一度もその店主さんは厨房から顔を覗かせてはくれませんでした。


余程シャイな性格なのか?店内には、奥様と思しき(確認できていませんので、違っていたらゴメンなさい)華奢な美人の女性が客に対応なさっていました。これは、前回と全く同じ。


「店名の”一閃”の意味とか由来は?」とお尋ねしても、その女性が厨房に入ってその答えを聞いてワタシに告げるという間接話法しか通じない。


”一閃”の””は、音読みで”セン”、訓読みでは”ひらめく”です。

メニュー3
「ラーメン作りは””(ひらめに)に近いもの、一瞬闇夜を切り裂く”稲妻の光”のように、光った瞬間を切り取るように”ラーメン作り”に取り組む」といういう意味だと・・・・・っと(多少ワタシが脚色した部分も)、フロアー係りの女性が厨房からその意を伝えた。



そういえば、店内には店主の友人が作ったという開店祝いの大きな瓢箪が飾ってあった。


そこには”一閃”の文字の後にこう続いていた。”一麺”、更には”入魂”と墨書してあった。


店主さんは直接は語っていただけなかったけど、上の三つの言葉にラーメン作りに取り組む店主さんの姿勢を見た。


このお店の一番のお薦めメニューは”とりねぎらーめん”で、前回はこれを食べそびれた。


今回は、このお店に忘れ物を残していて、それを取りに戻ったもの。

とりらーめん上4
さて、これがお店イチオシの”とりねぎらーめん”の姿。


丼の中央に”白髪ネギ”がうず高く盛られている。


”白髪ネギ”は、主に関東以北で食べられる葱(ねぎ)で、根元が白く太い。”根深(ねぶか)”と呼ぶ地方もある。


その葱の太い根元部分の根の部分を切り落として、適当な長さに切り芯を取り除き、繊維に沿って”千切り”にします。


それを水にさらして絞ってアクというか、葱の持つ”エグサ”を取り除いたものが”白髪葱”です。

アップ5
綺麗に盛られた”白髪葱”。このお店のそれは、水にさらしすぎず、かといってさらし足りずにエグ味が残ってスープの風味を殺すほどのものではない、絶妙な加減です。


7月2日に323店目としてご紹介した”ラーメン来来亭”の”ネギ多目”の様に、スープの風味をぶち壊すセンスの悪さなど微塵もない。


スープは、上品な”醤油味”で、鳥ガラから丁寧にとったもの。


具材の淡白な”鶏肉”の風味を十分に引き出す力も併せ持つスープが旨い。

麺6
”は中太のストレートに近い縮れ麺で、上品なスープによく絡む。


白髪ネギが、味にかすかなアクセントを付け、かと言って自己主張し過ぎていない。


絶妙のバランスを保ったラーメンに仕上がっている。


再訪した意味は十分にあった。


ただ、敢えて店主さんに注文を付けるとしたら、厨房から出て客の食べている反応を観察してはいかがでしょうか?


食べ残したもので、客の反応は分かるかも知れない。


けれど、客がスープを飲み干す表情は厨房からでは見えないでしょう。


言葉を交わす必要はない。でも、客の微妙な表情の変化を見逃す手はない。


ワタシは、このお店の”静かなるファン”として、敢えて敢えて、主張しておきたい。

完食7
バランスの取れた”とりねぎらーめん”は、スルスルと胃に収まった。


上品で手の込んだ醤油スープは、余さず飲み込んだ。


満足感が全身を満たした。


ただ、客は”ラーメン”を食べる為だけにこのお店に来ているのか?


素敵なラーメンに加えて、客に提供できるもには何か?店主さんの個性で考えていただければなお嬉しい、そう率直に思いました。




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「再訪52 焼肉 あんにょん」・「愛媛グルメ紀行」402

今日の”再訪シリーズ”は52番目のお店です。それは昨年6月20日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの69番目のお店としてご紹介した”焼肉 あんにょん”さんです。(「焼肉 あんにょん」 真っ当な「B級グルメ店」 68


昨年の6月20日から24日まで5日連続で”冷麺”(ネミョン)のミニシリーズをご紹介しました。


ただし、中華料理店やラーメン店の”冷麺(レイメン)”ではなく、お隣の国”韓国”の”冷麺(ネミョン)”です。


場所は、県道松山空港線(旧空港通り)沿いの空港通4丁目、環状線と旧空港通りの交差点を西に向かい、「明屋書店空港通店」をもう少し空港に寄った、道路の南側にあります。

玄関1
こちらがお店です。1階は駐車場、お店は2階にあります。


前回は、見た目も美しい”冷麺”(ネミョン)をいただきました。


そして今回は、その時の忘れ物”ピビン冷麺”をいただきにお訪ねしました。


このお店では”ピビン”と表記してありますが”ビビン”と表記するお店もあります。これは韓国語で”混ぜる”という意味の言葉です。


日本語以外の言葉を、その発音どおりカタカナ表記することは難しいので、それぞれが出来るだけ原音に近いカタカナを当てた結果です。

店内2
開店時刻午前11時30分と同時にお店に入りましたから、客はワタシと後は老夫婦が1組でした。


なお先ほど書いた”ピビン”あるいは”ビビン”は混ぜるという意味と書きました。


もやは日本でもお馴染みの”ビビンパプ”、あるいは”ビビンパップ”のビビンは混ぜる、パプ、あるいはパップは御飯(お米)ですから、石などの器の中で御飯と具材を原形をとどめないほど混ぜに混ぜていただく料理ですね。

メニュー3
ワタシがいただきに来た”ピビン冷麺”(ピビンネミョン)は、夏季限定メニューにありました。お値段は680円です。


この他に”トッポギ”というメニューがありましたが、これは韓国のお餅をコチジャン(辛し味噌)で煮込んだ屋台料理です。


韓国では”屋台”はまだまだ健在で、”釜山”の幌馬車のような”ポジャンマチャ”は観光客にも人気です。

ビビン麺上4
さて注文した、このお店では”ピビン冷麺”と呼んでいるものがこれです。


麺とコチジャンと挽肉を和えただけの、実にシンプルなメニューです。彩りに錦糸卵とサニーレタスの葉が添えられています。


なお、昨年6月の5回のミニシリーズで韓国の”冷麺”(ネミョン)については詳しくご紹介しましたが、今一度おさらいしておきましょう。

ビビン麺5
さて”冷麺(ネミョン)”には二種類あって、その内の一つがスープの中に麺が入っているタイプ。


韓国語ではこれを”ムルネミョン”と言います。ムルネミョン冷麺です。


平城冷麺(ピョンヤンネミョン)”や”咸興冷麺(ハムンネミョン)”は”ムルネミョン”の代名詞的麺です。北朝鮮に多い麺です。


一方、韓国で普通に冷麺と言えば”ビビン冷麺(ビビンネミョン)”です。


こちらにはスープが入っていません。スープの代わりにピリカラのタレが入っています。


ですから、麺と入っている具材とタレをかき回して混ぜ合わせて食べる冷麺(ネミョン)です。


このお店の”ピビン冷麺”の方が韓国では一般的で、私たちが普通にイメージする冷たいスープの中に麺が入っていて、スイカや梨やキムチなどカラフルな具材が入っている”冷麺”は朝鮮半島の北部に多い料理です。

アップ6
この”麺”を見てください。これはサツマイモやジャガイモのデンプンから作った麺です。


私たちが一般的に食べている”小麦粉”で作った麺とは色も艶も弾力も歯ざわりの全然違います。


デンプンで作った冷麺の麵は弾力のある固さで、噛み切れないほどのものもあります。


ですから、噛み切れない麵は鋏で食べやすい長さに切ってくれます。

麺7
このお店の麺は、日本向けにアレンジされたのでしょうか、ちゃんと自分の歯で噛み切れる程度の弾力でした。


でも、間違いなくプチプチプリプリとした独特の食感をしていて、ピリ辛のタレとマッチしていて美味しくいただきました。


唐辛子の辛さが苦手な方は遠慮してもいいとは思いますが、見た目ほど辛くはありません。もちろん汗が出るほどの辛さでもありません。

完食8
辛い中にも清涼感があって、爽やかにいただけます。


この量なら今のワタシでもあっという間に完食です。ただし、ピリ辛のタレだけは残しました。


以前のお店は、同じ旧空港通りでも、ずっと空港寄りにありました。ここに移ってもう3年が経ちました。


この通りでは貴重な韓国料理のお店となっています。昼間は若い店主さんと女性の2人でやっておられます。


マシッソスムニカ!」(美味しかったです)と一言声を掛けお店を後にしました。





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「再訪53 オモニ」・「愛媛グルメ紀行」403

今日は”再訪シリーズ”の53番目のお店のご紹介です。
 

それは昨年6月22日にアップした、国道56号線沿いの松前町恵久美にある”韓国家庭料理 オモニ”さんです。(「オモニ」 真っ当な「B級グルメ店」 70


丁度その頃は、5日連続で”冷麺”(レイメン)ではなく韓国の”冷麺(ネミョン)”のミニシリーズを書いていた頃です。


場所、国号56号線を市内から南下し、重信大橋を渡ってしばらく行った国道の東側にあります。

玄関1
こちらが船の形をしたお店です。以前は喫茶店でした。


昨年3月にオープンしましたから、それから約1年半。安定的にお客様を集めておるご様子でした。


店主のさんが、お母さんの作ってくれていた料理を再現し、本格的”韓国家庭料理”を提供しようと開店されました。

メニュー2
こちらが夏の”冷麺(ネミョン)”メニューです。


前回お伺いしたときは、”ビビン冷麺”をいただきました。


それで、今回は忘れ物を取りに帰ったという意味で”韓国冷麺”を注文しました。


韓国の”冷麺(ネミョン)”については昨年も書きましたし、昨日の”あんにょん”さんでも書きましたので省略します。

匙とスプーン7
このお店の箸置きには、金属製の箸とスプーン(レンゲ)が入っています。


この際、”箸(はし)の文化”について触れておきましょう。特に日本と中国と韓国の三カ国を比較してみます。


先ず”箸の材質”ですが、日本は木製や竹製などを用います。中国では一般的には象牙製が多く、その他に木製や竹製も使います。ところが韓国では金属製です。高級品は銀製、普及品はステンレス製です。


次に”箸の置き方”ですが、日本では箸は客に対して横に並べますが、中国と韓国では縦に並べます。


また”箸と汁物の食べ方のマナー”ですが、日本では汁物は器を手で持って箸で食べます。一方中国と韓国では、汁物は器は手に持たず、スプーン(レンゲ)で食べます。


特に韓国では御飯を食べるときも器は手に持たず、箸かスプーンで食べます。器を手で持つことは下品とされています。


お互いの顔つきが似ているので、文化まで似ていると錯覚しがちですが、食文化における””一つとってもこのくらいに違っています。

冷麺上5
さて余談が長くなりました。このお店で”韓国冷麺”と呼んでいるものがこの画像。お値段は780円。


韓国で言う”ムルネミョン”です。実に涼しげです。見た目だけではありません。それは後ほど。


具材は、キュウリ、トマト、茹で牛肉のスライス(スユッ)、ゆで卵半個、エリンギ、シソの葉、そして酢大根スライスです。


そして右上端に見えるのが”キムチ”で、単品として食べてもいいのですが、冷麺をいただいている途中でスープの中に投入すると、ネミョンの味が刺激的になります。


基本的には、”ムルネミョン”の中には唐辛子は全く入っていませんので”辛さ0”です。

冷麺5
さて、氷が見えますでしょう!これが優れもの、驚きものなんです。


スープ全体が凍らせてあります。スープ自体が”シャキシャキの氷”なんです。溶けたら冷たいスープになります。


今年の夏は、散々に”冷たいラーメン”と”冷たいうどん”、更には”冷麺”(レイメンであったりネミョンであったりしましたが)を追っかけてきました。


その中では、スープを凍らせた角氷を入れたり、スープの中に氷自体を入れたり、麺の中にクラッシュ氷を配したり、最高だったのは器自体を凍らせてあったお店。

スープ氷6
ところが、このお店は冷凍庫に入れていたかと思われる器に、スープ全体を凍らせ、その一部が溶けた瞬間に麺と具材を投入して、彩り良く盛り付けして出してきた。


冷たい麺、ここに極まれり!”ではないか、これは。


スープは、鶏肉や牛肉でとったスープとトンチミ(大根の水キムチ)の汁を合わせた透明な冷たいスープ(ユッス)で、アッサリ味です。アッサリ味ですが、肉が持っているコクが存分に引き出されているスープです。


清涼感溢れるスープです。見た目だけではなく、実態も冷たいのです。

キムチ投入8
”冷麺”を三分の一ほどいただいたところで、キムチを投入します。


すると、清純無垢で爽やかであった”冷麺”の表情が一変します。


都会の大学に娘をやって、初めての夏休みに里帰りした娘の顔見て戸惑った男親の心境が理解できる、そういう変身振りです。

麺9
”は、サツマイモやジャガイモのデンプンから作った”麺”で、色も少し黒っぽい色です。


前歯で噛み切ろうとしても噛み切れない弾力です。小麦粉では決して出せない弾力です。


プチプチとはち切れんばかりのしなやかな麺と、適度に成熟したスープがよくマッチしています。


成熟したからと言って、元の清涼感は決して最後まで薄れることはありません。スープが最後まで冷たいように。

完食10
当然、愛(いつく)しみぬいて完食です。スープの一滴を愛(いと)おしく啜ります。


実はこの後、ブログ友:ジンズゴンズさんお薦めの”行列ができるかき氷!松前町『うさぎや』”さんに寄ってかき氷を食べるつもりでした。


ところがこのお店の”韓国冷麺=ムルネミョン”を、スープまで余さず飲んだのでお腹一杯になってしまいました。氷と言えども一掬いも入りそうになかったので断念しました。


”うさぎや”さんのジャンボカキ氷は来年になりそうです。


お店を出るとき「ノムノム マシッソスムニカ!!」(とっても美味しかったです)とお声を掛けると、店内から一斉に「カンサムニダ!!」の声がコダマしました。


再訪してよかったーー”、そういうお店でした。




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「お食事処 味恵」・「愛媛グルメ紀行」 404

今日は、松山東高等学校近くの此花町にある”お食事処 味恵”さんをご紹介しましょう。


場所は、愛媛銀行本店を東に進みT字路交差点の信号を南に向かうと松山バプテスト協会がありますが、その南隣にあります。


この場所で開業し、今年でもう31年目を迎えました典型的な”街の食堂”です。

玄関1
こちらがお店の玄関です。


県道松山川内線(旧国道11号線)に面した玄関には、写真付きの大きなメニュー看板が目立ちます。


トンカツ定食、エビフライ定食、からあげ定食、スタミナ焼き定食、天ぷら定食、カツ丼、エビフライ丼、など、街の食堂が思いつく限りのメニューを写真付きで掲げてあります。


これは、お店の向かい側に建っている”スーパーホテル松山”の南側に出来た”セルフうどん”への対抗に違いない。

外メニュー3
”セルフうどん店”は駐車場も広い。一方このお店に用意されている駐車場は僅か4台。


現在の両店の形勢は、圧倒的に香川方式の”セルフうどん店”が優位に立っている。


ところが世の中、うどんでは飽き足らない、あるいは昼飯にじっくり時間をかけたい、更には多彩なメニューから好きなものを選びたい客もいる。


かくして、形勢不利な状況にも関わらず、一定の固定客を維持し頑張っておられる。


メニューの数は、トンカツとエビフライを組み合わせるか、トンカツとアジフライを組み合わせるか、カツカレーにするか、エビカレーにするか?メインディッシュの組み合わせによれば無数に広がる。

店内2
店内は、常連客で占められている。


ただし、若い客は余り見受けられないが「今日はカキフライ定食!」と、多彩なメニューを選択する喜びに浸りたいがために、このお店に日参している客は多い。


定食類にセットするワンプレートに、千切りキャベツとパセリが乗せられ出動を待っている。

サービス定食上4
定食についている丼飯は、基本的には全部”大盛り”。ワタシなどのように胃袋の縮小した客は、予め「御飯は少なめ!」と注文しておかなければ悲惨な結果になる。


もっとも、胃袋の小さい客はこの店にはまず来ない。


サービス定食”を上から俯瞰すると、街の食堂の定番が心地よく収まっている。

サービス定食5
これが注文したお店の看板メニューの一つである”サービス定食”(御飯少な目)。お値段は650円。


このお店のメニューは概ね700円以内に収まるように設定されている。


この定食の内容と言えば、メインに大量に作り置きした千切りキャベツに、添えられた大き目のパセリ、レモン一切れ、ハンバーグとエビフライ2匹、ゆで卵半分、それに洋食屋の定食に定番中の定番”ナポリタン風スパの作り置き”(ケチャップスパ)、これがワンプレートに乗る。


それに超具沢山の味噌汁と冷奴と漬物に丼飯、これで650円。


コストパフォーマンス良好。


厨房に店主の男性とおばちゃん、それにフロアー係りのおばちゃんの3人体制。

サービス定食メイン6
大きなフライ鍋はグラグラ油が沸いていて、そこに次から次へとエビフライやトンカツなどが投入される。


街の洋食屋、定食屋の華である”フライモノ”が揚がると、ワンプレートに素早くセットされ、熱々の味噌汁などと共に出されれる。


注文して出されるまで、ものの5分~6分という勝負。これならセルフうどん屋に引けはとらない。


エビフライは熱々で、しかも香ばしくて美味しい。幸か不幸かエビが小ぶりなので尻尾までガリガリいける。


ハンバーグは業務用を温めたのか?でもそう悪くは無い。これで650円なら文句は言わない。


客は何一つ文句を言わないけれど、厨房のおばさんは、中国で尖閣列島問題を契機に沸騰している反日デモを、熱烈且つ愛国的に、しかも過激に反論していた。


昼のテレビ番組では、反日デモの様子が連日大きく報道されていた時期だった。

味噌汁7
こちらが、具が溢れんばかりに入った味噌汁。熱々をフーフーと啜る。


「日本の会社なんて、チューゴクから全部引き揚げちゃったらエエンヨー!困るんは自分等ヤロー!!


「日本の高校がチューゴクへの修学旅行を予定通り行うかどうか検討チュー???何カンガエトーン!検討する場合じゃないじゃろがねー!中止に決まっとるヤロー!!」っと、まあ激しいことこの上ない。


激しく、素朴的且つ過激的愛国心に燃え滾(たぎ)るおばちゃんを前に、客達は黙々と定食をかっ込んでいる。


おばちゃん、興奮極まったのかめったに吸わないタバコを、厨房の中で咥えて、唾を撒き散らして熱く論じている。


初めてお伺いしたお店だから、おばちゃんが厨房で日常的にっ吸っているのかも知れないけど、それはどちらでも大したことはない。


中国人の反日デモも激しいけど、このおばちゃんを目にしたら、ちょっと怯(ひる)むに違いない。


味噌汁がやたら熱い。

冷奴8
さすがにこの冷奴は、冷ややかに、過激なおばちゃんに背を向けるかのように佇んでいた。


「ウチラ、カンケーないカンネー!」っという風に。冷たくて美味しかった。


過激な嵐が吹き荒れる中を、美味しくいただいて店を出た。


昼間なのに、もう秋風が。実に心地いい。




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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 28

今週の土日も”愛媛グルメ紀行”シリーズを振返ってみましょう。今日は過去にアップした83番目のお店から85番目のお店です。

お店のジャンルもバラバラですし、コメントが来ることなど考えていなかった時期です。


先ず最初は83番目の店です。それは昨年7月8日にご紹介した、県道和気衣山線沿いの、久万ノ台にある”らう麺食堂 すずめのお宿”さんです。(「らう麺食堂」 真っ当な「B級グルメ店」 82

中央通りの”久万ノ台”交差点を北へ、”伊予かすり会館”の方に進み、和気町方面に向かいます。

今年で10年目になるとかで、この地域ではよく知られたお店です。

玄関1
県道沿いに、間口の広いお店なので目立ちます。

ちょっと変わった店名は、「すずめが集まるように、楽しく集まってほしい」との願いだからだそうです。

店内は結構広く、昭和の懐かしさを演出するディスプレイでした。

つけ麺4
そこで注文したのが”冷やし鶏ねぎゴマつけ麺”です。お値段は700円。

つけ汁は、冷たく冷やした摺り胡麻ペーストをベースにしたもので、全体に酸っぱい味付けです。

夏のつけ麺のタレとして”胡麻”をベースにしたお店は多いのですが、実は胡麻の味は個性が強い。

それに酢をかなり利かせてあるので、麺を漬けても、タレの味がどうしても勝ってしまうような気がしました。

でも結果的に再訪しました。それはブログ友:乱 駆郎さんの薦めによります。そしてその結果は、8月17日に”再訪シリーズ”の18番目のお店としてご紹介しております。



次は84番目のお店です。それは昨年7月11日にアップしました、国道56号線沿いの藤原町にある”極楽ラーメン 魔王”さんです。(「極楽ラーメン 魔王」 真っ当な「B級グルメ店・・・」 83

場所は丁度”パルティーフジ藤原店”の、国道を挟んだ東側にあります。

ラーメン店の老舗には入りませんが、派手な看板と店作りですので、見かけられた方は多いと思います。

玄関1
この派手な店構えが国道から見えますから、いやでも目につきます。

でも、なぜか入る気にはなれませんでした。ところがその頃は丁度ネタ切れの時期でした。

ですから思い切って、お店に入ってみることに。すると、そこには・・・・・・思わず絶句しました。

メニューを始めとして、店の入口にも店内にも、このお店の麺とスープのこだわりが書かれていました。

”化学調味料”を一切使わず”特選しょうゆだれ”、更には通常の5倍の火力で炊き上げた豚骨スープ”

まだ続きます、”国産小麦粉”、歯応えがよく、小麦の風味豊かな最高の粉・・・・・と。

ここまで”能書き”の多いラーメン店も珍しい。気の小さな犬ほどよく吠えるとはいうけど。

中華そば上4
さて、このお店の基本的メニュー”中華そば”390円を注文しました。

旧空港通りや南高井町にあるラーメン店の”萬楽”と同じ系列だそうです。

さてさて、肝心のお味です。ハイ、全く”フツー”でした。

店内にデカデカとメニューの能書きを掲げるほどのことはナイナー・・・・と。ワタシが経営者であれば、恥ずかしくて能書き看板は直ぐに下ろす。

当然再訪しません。その価値の欠けらも見出せなかったからです。



最後は85番目のお店です。それは昨年7月12日にアップした、東部環状線沿いの湯渡町にある”清龍園”さんです。(「湯渡町の清龍園」 真っ当な「B級グルメ店」 84

南堀端町にある”ラーメン清龍園”さんとは名前は同じですが、別のお店です

場所は、東部環状線を道後方面に北上し、石手川に架かる”湯渡橋”を渡った、”城東タクシー”の北隣にあります。

玄関1
24年前までは、もう少し北の”松山東高”の南側を東西に通る道の南側にあって、当時は”丸中食堂”と言っていました。

”丸中食堂”時代が17年間、合計41年間も湯渡町で食堂を続けているのです。

中華そば上3
このお店のイチオシメニューは、何と言っても”中華そば”です。お値段は450円。

見てください、ラーメンではなく間違いなく”中華そば”です。

乗っている具材は、モヤシ、キクラゲ、チャーシューに刻みネギと海苔です。実にシンプル、懐かしい味です。

飽きのこないアッサリ味の”中華そば”。

スープも全部飲み干して”完食”です。

そしてこのお店は既に再訪しました

それは今年の夏に”冷たいラーメン”と”冷たいうどん”を追っかけ続けの狂想曲が吹き荒れたことの影響です。結果は8月29日に”再訪シリーズ”の24番目のお店としてご紹介しました。




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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 29

今日も”愛媛グルメ紀行”シリーズを振り返ります。

今日は”愛媛グルメ紀行”シリーズでご紹介した86番目から88番目のお店です。



先ず最初は86番目のお店です。それは、昨年7月13日にご紹介した県道松山東部環状線沿いの久米窪田町にある”マジョプレッソカフェ”さんです。(「マジョプレッソカフェ」 真っ当な「B級グルメ店」 85

場所は、国道11号線を東温市方向に進み、”レディー薬局鷹子店”前の交差点を南に下ります。

玄関1
この三角形の可愛い屋根が目印です。

昼時は、車が駐車できないほど込みます。そしてお客さんは圧倒的に女性中心と言うお店です。

ランチメニューの多さが一種のウリで、この地で開業して今年で9年目、すっかり定着しています。

ライスグラタン5
注文したのは”ホタテとサーモンのドリア”セット、お値段は980円。これには、ちょっとお高い!

バターで炒めたライスの上にホワイトソースを乗せ、その上にスライスしたサーモンと丸々1個のホタテを乗せてあります。そしてホタテが真ん中に鎮座しています。

チーズは本来”塩気”を含んでいます。

ところがライスをバターで炒めたときに、チーズの塩気を計算していなかったのか?

塩気が勝った味に戸惑いました。これで何故女性の人気を集めるのか?謎が残ったお店です。

でも再訪はしません。その残った謎を追求したいという気持ちは起こらなかったからです。



次に87番目のお店です。それは昨年7月14日にご紹介した、新立町さくら幼稚園前にある”讃岐嫋々手打ちうどん ばっちこい”さんです。(「手打ちうどん ばっちこい」 真っ当な「B級グルメ店」 86

まだ新しいお店で、開店して今年で5年目を迎えます。

玄関1
これがこのお店の玄関です。

玄関前に駐車場が3台分、近くの第二駐車場に更に3~4台分の駐車スペースがあります。

さて、難しい店名の”嫋々”ですが、多分”ジョジョ”と読むのでしょう。

文字の、””は”たおやか”という意味です。

意味は、メニューの中で、自分たちが目指すべき麺を現したとありました。

かき揚げうどん6
メニューには、このお店がおススメしたいメニューランキングが載っていて、その中で堂々とした1位は”かきあげうどん”とあったのそれを注文しました。

お値段は640円。お値段だけは”愛媛うどん”でした。

さて、”嫋々たおやか”な肝心の麺です。

「ウン???艶が感じられない、柔らかさもほとんどない、モチモチ感とは程遠い、小麦粉の香りがしない・・・・・・」

最後に、ご自慢の、そしてこだわりの”かきあげ”です。

確かに軽くサクサクに揚がっていました。これは家庭では出来ないワザモノです。

でも再訪はしません。肝心の”麺”に何の魅力も感じなかったからです。感動がありませんでした。



最後は88番目のお店です。それは昨年7月15日にご紹介した、県道森松重信線沿いの南高井町にあるうどんの名店”瓢月本店”さんです。(「瓢月本店」 真っ当な「B級グルメ店」 87

場所は、丁度、県道森松重信線と県道東部環状線が交わる交差点の中に立地しています。

ご存知の方は多いと思うのですが、このお店はかつて二番町(三番町?)の盛り場にあって、夜、最後のシメ目当ての呑み客で大いに賑わっていました。

この地には三番目の移転だそうで、今は三代目のご主人が麺を打っているとか。

玄関1
ですから、この地で僅か9年ですが、店の歴史は20年ではきかないのではないかと記憶しています。

決して恵まれた立地だとは思えないのですが、このお店が開店するや連日人の波が押し寄せました。

9年経った今でも、休日の昼時は店の外に行列が出来ます。

店に入ると、ウエイティングシートがあり、人数と名前を書き、呼ばれるのを待ちます。

どこにその人気の秘密があるのか?

釜揚げ天ぷら3
このお店の人気メニューは”釜揚げうどん”です。そこででワタシも”海老天釜揚うどん”を注文しました。

お値段は890円。(何度も書きますが、愛媛のうどんは涙が出るほど高い。うどん屋の原価率は低いというのに)

”麺”はやや細めの麺ですが、口に運ぶとその”艶やかな弾力”に感動します。

香川の人にとってはコシがないのでは?と物足りなさを感じる方がいるかも知れませんね。

でも、小麦粉本来の甘味、弾力性・伸びなどを存分に引き出した””に仕上がっています。

この麺の絶妙な伸びやかさが、多くの客を惹き付けて止まないのでしょう。

このお店は既に再訪しました。まだまだ魅力がタップリ残っていると感じたからです。

再訪の記事は11月にアップ予定です。




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「らあめん 桜ふぶき」・「愛媛グルメ紀行」 405

今日は、ワタシにとっては新しいお店をご紹介しましょう。それは、今治市桜井におおよそ2年前に開店した比較的新しいラーメン屋さんである”らあめん 桜ふぶき”さんです。


場所は今治市内から東予市に向かう通称”今治街道”(県道38号線)沿いの、伊予銀行桜井支店の前にあります。


なぜわざわざ今治のラーメン屋さんに?それはワタシのブログ友:ジンゴズンゴさんの9月14日アップの記事に触発されたという理由です。


それと、今”村上水軍”と伊予の豪族”河野氏”との関係を、ある言葉を”キーワード”に調べ直しており、その取材を兼ねて再度”しまなみ街道”沿いの大三島にある”大山祗神社”を訪ねた帰り道にお寄りしました。


なお、その記事は<村上水軍と河野氏・「家紋」を巡って>と題して、11月23日からの三連休と、その翌週の土日(12月1日・2日)の5日間を使ってアップします。


歴史に興味がない方も、目を通していただけると、我が”愛媛の中世期”の歴史を垣間見ることができます。目だけでも通していただければ嬉しいです。

看板1
さて、この看板が目印です。今治市内から県道38号線を東予市に向かうと、どこまで行くのかと思うくらいの今治市の端です。直ぐそこがもう東予市というところです。


つまり、今治市内からでも結構遠いんです。ところがそういう立地にありながらも、店内はお客さんで満席。


待ち席まで用意されている超繁盛店です。

玄関2
お店は実に地味です。”能書き”を大書した見苦しい看板類など一切ありません。シンプルそのものです。


味で勝負!」、しかもその勝負に絶対的自信をお持ちの証拠でしょう。


このお店のことは、ブログ友:ジンゴズンゴさん(http://blog.livedoor.jp/zingo/archives/54163086.html)の9月14日の記事に詳しい。


実に詳細にかつ網羅的に、圧倒的エネルギーを注いで書いてありますので、そちらをご覧いただいたほうがよく分かります。お薦めします。ワタシの遠く及ぶところではありません。

店内3
その記事によりますと、「店主は『りょう花』で修行を積み、出身地である今治で独立したそう」とあります。


なるほど、味だけでなく繁盛店作りのノウハウも見につけられているようです。


とにかく昼時の店内は立錐の余地が無いほど満席に次ぐ満席状態が続きます。


お客さんは、それを当然のように静かに待っておられる。


僅か2年でここまで繁盛させた理由はどこにあるのか?それがワタシの主な興味でした。

メニュー4
メニューを見ると、全部手書き。そして「迷った時はコレ!!人気メニュー」という一際大きい文字でキャッチコピーが書いてある。


メニューも豊富で、事実迷ったのでフロアー係りの若い女性(ジンゴズンゴさんによれば奥様だそう)に、メニューを指差し「コレ下さい!」っと。この女性と店主さんの2人でお店を切り盛りされているようです。


それが”エビ塩ネギ味玉らあめん”で、何とお値段が900円!


これは間違いなく”りょう花価格”。立派なものではないか!!


なお、ラーメン一杯に1000円近い金を取る自信と神経には、ワタシは決して共感を覚えない

エビしおネギ味玉らあめん上5
さて、注文した”エビ塩ネギ味玉らあめん”が出された。


具材を見て驚いた。先ず、お店の名前の一部にもなっている”桜えび”が正面から目に飛び込んできた。


更にチャーシューではなく、鶏の”つくね”が2枚入っていた。しかも、その”つくね”は網の上で炙ったという跡が!


ラーメンを食べ始めてもう40年が過ぎた。この”愛媛グルメ紀行”でもラーメン店(中華そばとラーメン類も加えて)には延べ95店にお伺いしている。


でも、ラーメンの具材として”桜エビ”と”つくね”には初めて出会った。

エビしおネギ味玉らあめん6
その一点を採っても、店主さんの研究心・探究心には素直に頭が下がる。


他の具材や薬味は、刻みネギ(結構多く入っているけど、決して主張し過ぎてはいない)と、海苔2枚と半熟煮卵(味玉と呼ばれている)、それに赤い髭状のものは”糸唐辛子”らしい。これはジンゴズンゴさんの記事で初めて知った。


それまでは香草の一種”ディル”を色付けして乾燥させたものかと思い込んでいた。


この”糸唐辛子”は、”愛媛グルメ紀行”シリーズの195番目のお店として昨年12月22日にご紹介した”かめ福”の”香りとコクラーメン”で初めて出会っています。


その時は、その正体は分からず仕舞でした。つまり延べ95店舗で2店目での再会でした。

桜エビ7
こちらが”桜エビ”です。潮騒の香りとでも言うんでしょうか。


スープは塩がベースです。この辺りは瀬戸内の塩どころだったという土地柄。その土地柄を生かしたものを提供すると言う店主さんの姿勢にも素直に共鳴します。

ストレート麺8
こちらが使われている””です。実に不思議な麺でした。


普通のラーメンの麺は、小麦粉にカンスイを加えるので、カンスイのフラノボイド効果で麺が黄色く発色する。


ところがこのストレート麺は、白い。でも、普通に美味しくいただいた。

完食9
ただ、値段設定以外に二点だけ個人的感想を。

それはスープの濃度が濃すぎるのではないかという・・・・。

東京は荻窪のラーメン店の老舗であり、名店中の名店である”春木屋”さんの店主:今村氏はこう言っている。

「ラーメンてのはラーメン屋やってても毎日でも食べられる。私自身毎日食べていますから。一日でも欠かすと体がおかしいくらいです。しかも家族全員がそうなんですよ」と言って笑われる。

そして戦後直ぐに始めて、ずっと繁盛店を維持される秘訣をこう続けられる「いかに飽きずに毎日食べてもらうか、ですよね。どんなにおいしくたって飽きられちゃ商売にならんわけですよ」と。

ワタシが今村氏の言葉をご紹介した理由は、スープの濃度が濃すぎれば飽きられはしまいか?と心配が募るからです。

これだけの個性豊かなラーメンを作り上げられた店主の技量と研究心は、尊敬するに十分値する。

それだけに客に飽きられないラーメンと言うテーマをもう一度考えていただきたいと思いました。

そして個人的感想の二点目。奥様の表情に疲労の色が見て取れた。

丁度この時期は、愛媛ラーメン博の出店準備で大忙しの時期でした。しかも店内は連日満員状態。

疲労の極地にあった時期でしょう。お疲れは分かります。でも、目の前で客が群れを成しているのです。

その客の群れは、お店にとっては掛け替えのない財産であるはず。厳しいようですが、辛く苦しいでしょうが、客に疲労の表情を読み取られるというのはサービス業としては失格です。

ここは痩せ我慢で、歯を食いしばってでも客には笑顔で接していただきたい。期待しているが故の苦言です。


食べ終って立ち上がったときに店主さんと真正面で目が合った。

そこで一言「〇〇〇でした」と、小さい声でささやく様に話しかけました。

すると、店主さん「わざわざ、どうもありがとうございました」と、深く礼をされた。

ワタシが何と声を掛けたのかは、業務上知り得た知識に類する。守秘義務がありますので明かせません、ゴメンなさい。





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「カフェレスト 葡萄舎」・「愛媛グルメ紀行」 406

今日は東温市田窪、県道森松重信線沿いにある老舗の洋食レストランの”カフェレスト 葡萄舎”さんをご紹介しましょう。


場所は、その県道沿いにある”重信郵便局”前にあります。もう少し東に行けば東温市役所があります。

玄関1
こちらがお店の玄関です。


この前の県道はよく通る道なのに、ずっと今まで気がつきませんでした。


ところが、新しいお店情報をよくいただく”きくりん”(ブログ名:愛媛さすらい日記)さんの9月22日の記事で拝見し訪れてみたというわけです。

店内2
店内は結構広く、かなりのお客さんを収容できそうです。


その中で、厨房にいるのがマスターと呼ばれているベテランシェフの男性と、後は女性2人の3人でやっておられます。


壁の至る所に、同窓会や卒業記念パーティーでの全員集合写真や寄せ書きが飾られてあり、この地域の貴重で手軽な貸切パーティー会場の役目も背負っていることがうかがえました。


もうこの地で開業して、軽く20年は越えました。このお店に、凝縮された青春の思い出をお持ちの方も多いと思います。

メニュー3
メニューを拝見すると、そのメニューの多さに目を見張ります。


またその内容は、昔からある”街の洋食屋”さんの典型のようなメニューです。


なお未だに誤解されている方がおられるので、再々再度書いておきます。”洋食屋”は日本生まれの日本育ち、立派な”日本料理”屋さんなのです。


刺身が出る店が日本料理屋だと、狭く誤解されている方はその誤解を一日も早く捨て去ることです。


あるいは、フォークとナイフを出すお店は日本料理屋でない、と頑なに思っている頭の固い方も上に倣(なら)えです。このお店は、フォークとナイフも出しますが、同時にお箸も出します。


さて選んだメニューはこのお店の看板メニューである”ハンバーグステーキ(目玉焼き付き)”、お値段880円を注文しました。

サラダ4
これらのお店の看板メニューには、サラダとスープと、パンか御飯が選べます。


こちらが標準として付いている”サラダ”です。ミニサイズではありますが、生野菜は冷されており瑞々しさが保たれています。シャキシャキした食感が味わえます。

スープ5
こちらは熱々に温められた”ポタージュスープ”です。


フーフー息を吹きかけ、少し冷まして飲みました。


つい一週間までは残暑厳しく、冷製スープを出されていたのでしょう。季節の変化に敏感に対応する、プロたるゆえんです。

ハンバーグ上6
こちらが、お店ご自慢の”ハンバーグステーキ(目玉焼き付き)”です。


ハンバーグが鉄板の上でジュージューと音を立て湯気を盛んに出しています。


ここは、出されたら一気呵成に食べてしまわないと、ハンバーグが焼きあがってしまって美味しい肉汁が逃げてしまいます。


それを分かっていながら、ブロガーの悲しい性(さが)、取りも直さずカメラに収めます。


ジュージュー、ジリジリと、急(せ)かす音が聞こえ、肉の焦げる匂いが鼻腔を刺激しても、予定した画像を撮り終えるまではじっと辛抱です。


御飯はハーフサイズと注文してあります。

ハンバーグ7
まあ、ハンバーグが鉄板から飛び出しそうな大きさ。


付け合せの温野菜も、付け合せの範囲を逸脱する量です。温野菜は本気で温められています。


ハンバーグにタップリと廻し掛けられたデミグラスソースが「馬鹿野郎!さっさと焦げないうちに、煮詰まっっちゃう前に食っちまえよ!!」と、”デミソース語”で怒鳴っているのが耳に届きました。


「うん分かった!遅ればせながら、今から一気呵成に行くよ!!」と宣言して、ハイ、いきました。

断面8
美味しい肉汁が既に逃げ去っているのはワタシのせいです。本来であれば、もっと豊かな肉汁が滴り出るシーンです。


でも、肉汁が流れ去ったのはワタシのせいがだとして、このハンバーグは膨らみと言うか優しさと言うか、牛肉が本来持っているワイルドな旨さが出ていないと感じた。でも、そんなこと大したことではない。


この地域で数少ない洋食専門店として、数多くのメニューを用意しクラス会や同窓会、あるいは新入社員歓迎会、送別会など幾多のドラマの舞台となってきた。


それらに集(つど)いさんざめいた人たちの熱い思い出のお店なのです。


冷静にハンバーグを計量器で計り、標準より10g少ないから、あるいは多いから「どうだ、こうだ」という評価をしても意味が無いお店なのです。


温野菜のジャガイモ、それはもうホクホクして美味しかった。目玉焼きは家で作るのと大差は無いけれど、卵がご馳走と言う時代に育った。付いているだけで嬉しい。


どうか何時までも何時までの、この地域で輝き続けていただきたい。




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プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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