「再訪 87 味千拉麺」・「愛媛グルメ紀行」 486

今日は”再訪シリーズ”87番目にお店をご紹介しましょう。

そのお店は、一昨年10月4日に”愛媛グルメ紀行”シリーズ142番目のお店としてご紹介した、朝生田町の南環状線沿いに、一昨年7月の下旬にオープンした”味千拉麺”さんです。(「味千拉麺 朝生田店」 ・「愛媛グルメ紀行」 141

このお店は”ナショナルチェーン”のお店で、ラーメン分野では全国区でしょう。

ですから、”愛媛グルメ紀行シリーズを振り返る”でも、再訪しない予定と書きました。ワタシが特別にお伝えするようなことはないという理由です。

ところが、ワタシがよく情報をいただく:”きくりん”さん(ブログ名:愛媛さすらい日記)の2月3日の記事で、あるメニューを拝見し再訪する気になりました。

玄関1
これがお店の玄関です。

味千拉麺”さんは、出発は熊本で、久留米から伝わった豚骨ラーメンに、”味千拉麺”の創始者が”ニンニク”の風味を加えて、現在の”熊本ラーメン”の基礎を作ったということです。

その後の店舗展開は凄まじく、現在では国内海外12の国と地域に800店舗以上展開されている”食の一大チェーン店”です。

一昨年10月にご紹介した時点では400店舗でした。約1年半で2倍の店舗数に増えています。

一昨年10月4日の記事に対して、アメリカ・ロサンゼルス在住のブログ友:”Kaori”さんからも、家の近くに”味千拉麺”があると、コメントいただいたことを覚えています。

店内2
こちらは、今の店内の様子です。


開店当初の熱気はなく、正午前後の客の入りは50%前後でした。


店員さんは皆さんお若くて、淡々と決められた接客マニュアルに従ってお客さんに対応されているという感じでした。


ただ唯一マニュアルには無いかも知れない接客と感じたのは、ワタシが入り口に一番近いカウンター席に座ろうとした時、男性のフロアー係りの方が「そこは入り口で、ドアの開け閉めによっては外の冷たい風が入ってきますから、こちらへどうぞ」と、奥のカウンターに案内された時でした。


これはありがたいと思いました。

メニュー3
こちらが、”きくりん”さんもアップされていたメニュー。


この中で”まぜそば”(油そば)というメニューを見たのが再訪した動機でした。お値段は700円。このお店は外税ですから、735円ということになります。


このお店では”まぜそば”と呼んでおられますが、一般的には”油そば”と言われるメニューです。


その発祥については諸説あって、定説と言われるものはありませんが、いずれにせよ東京の北多摩東部地域を発祥とする麺料理であることは確かです。


一時期爆発的に流行したことがあり、ワタシも松山の本町電車通りのお店(店名は忘れました)で食べたことがあり、その懐かしさもあってたずねてみました。


ただし、”味千拉麺”さんでも、ホームページに乗っているレギュラーメニューには含まれていませんので、ここ松山朝生田店のオリジナルメニューかも知れません。

まぜそば4
これが”まぜそば”(油そば)です。


ご覧のとおり、スープは入っていません。器の底にわずかに入れられた醤油やラードの入った濃いタレを、麺や具材と絡めて食べます。


最初から、酢が入った容器が同じお盆に乗せられていますから、好みによって混ぜるのだろうということは推察できます。

まぜそば5
ですが、これを運んでくれた若いフロアー係りの男性は、美味しい食べ方などのアドバイスは特にはありませんでした。


後で感じたことですが、ここで一言「お好みですが、例えばこうされるとまた違った味が楽しめると思います」などというアドバイスがあれば、ありがたかった感じがしました。

叉焼6
具材は、上の画像にある”叉焼”の他に、半熟卵半分、メンマ、モヤシ、薬味の刻みネギ、それともみ海苔です。シンプルです。


麺は中細麺のストレート麺を使ってあります。

半熟卵7
これが具材の一種”半熟卵半分”です。


別に燻製されているわけではなく、普通の半熟卵でした。

混ぜた8
そして、ワタシは混ぜるべきものは徹底して混ぜるので、混ぜた後の姿は上の画像のようになります。


器の底にわずかに入れられた醤油やラードの入った濃いタレと、具材、麺を混ぜに混ぜて食べてみました。


ん・・・・・??・・・ん・・・・??・・・」でした。特別に、何か、どう言いますか、明確に伝えるようなものは感じ取れませんでした。


そこで、酢を何度か掛けて味の変化を確かめました。「んーーーーーーん・・・・」新たな展開もありません。

麺9
これが、タレの絡まった麺です。ワタシが今まで出会ったことがない味でしたので、伝えるべき言葉が見当たらなかったということでしょう。


実は”油そば”の特徴は、ラードや油に如何に旨味を乗せるかにあります。そこがお店の腕の振るい所なのです。


多分、この”まぜそば”を、「さすが天下の、或は世界の”味千拉麺”さんだけのことはあるね!美味しい!!」と思うお客さんもいるはずです。


でもワタシには、馴染みがなかったためか表現できる言葉が見当たりませんでした。  

揚げニンニク10
そこでハッと閃(ひらめ)きました。「”味千拉麺”さんの一番のウリ、特徴は画像にある”秘伝揚げニンニク”だったんだ!!」っと。


この”秘伝揚げニンニク”を開発されたことが、現在世界12の国と地域に800店も展開するパワーを生んだということを思い出したのです。


「これを掛けない手はない」ことに気がついたのです。

掛けた11
そこで残っていた”まぜそば”(油そば)に掛けて食べてみました。

味が一変しました。驚くほどの変容ぶりです。明らかに味に奥深さが出てきました。

”味千拉麺”さんの香り高い”油そば”になりました。

勘が悪いというしかありません。誰でも思いつかれるに違いないことを、ワタシは最後の最後に思いついたのです。

”味千拉麺”に度々来ているお客さんなら、そんなこと先刻承知されているのでしょう。

確かに世界各国に800店も店舗展開されていますし、愛媛県でも開店後かなり時間が経っています。

ただ、最初にも書きましたが、たまたま初めて来るお客さんもいるはずですので、”まぜそば”の美味しい食べ方のヒントがあれば嬉しかったと思いました。




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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 48

今週の土日も”愛媛グルメ紀行”を振り返ってみましょう。今日は一昨年の秋、シリーズの142番目から144番目にアップしたものを振り返ります。

この”愛媛グルメ紀行”を振り返るシリーズを書いていまして、142番目のお店がダブっています。

先週の”愛媛グルメ紀行”を振り返るシリーズの最後が142番目で”味千拉麺”さんでした。



今日ご紹介するお店も一昨年10月5日に142番目のお店としてご紹介した、久万ノ台にある”ラーメン 一興 久万ノ台店”さんです。

なぜ番号がダブったかと言えば、シリーズを続けていた間に27番目のお店が飛んでいたことに気が付いたからです。正確に番号を表示するために、この142番目のお店をダブらせて表示し、通し番号の調整をしたのです。

この頃は、”トンコツラーメン”の系譜・伝播の道を追っかけて記事にしていた時期でした。つまり、”久留米”→”熊本”→”博多”と追っかけてきました。

このお店は”博多ラーメン系”のお店です。

玄関斜め1
場所は、中央通から三津へ抜ける国道437号線沿いの、道路の南側にあります。

この地で開店して、もう18年になります。松山では、数少ないチェーン店の一つです。

市内では立花5丁目の松山本店、砥部店、そしてこの久万ノ台店。今治にも常磐町通りにあります。

久万ノ台店の店長さんにお伺いすると、今治一興店は運営する法人も味も違うというお話でした。

あっさり元味5
メニューは、これはもう”博多豚骨ラーメン”一本やり。

あっさり系を、このお店では”元味(もとあじ)”と呼んでいます。

このお店で注文したのは”あっさり元味”です。

それに、博多名物の一口餃子ハーフ(5個)を注文しました。単品でそれらを頼むと600円+210円で810円になりますが、ランチとして注文するとお値段もお得に、おまけにご飯が付きます。

さすが、洗練されていました。獣臭はすっかり消えうせ、豚骨の骨髄から染み出した”イノシン酸”の旨味と”コラーゲン”のまろやかな味に昇華(しょうか)されているではありませんか。

なるほど、これで全国に広まり、親しまれてきた理由を味で、自分の舌で確かめることができた!という思いがしました。

”久留米ラーメン””熊本ラーメン””博多ラーメン”と、”豚骨ラーメン”が伝搬していく中で、各地、各店、各チェーン店でそれぞれに”豚骨”の”骨髄”を煮出して出てきた”獣臭”の強い匂いと戦ってきました。


ワタシの久留米ラーメンからの”味旅”は間違っていなかったという満足感をも味わいながらお店を後にしました。

でも、このお店は再訪はいたしません。やはり”トンコツラーメン”は好きなジャンルではないからです。



二番目にご紹介するのは、一昨年10月6日にご紹介した143番目のお店、それまで3回に渡ってご紹介してきた”豚骨ラーメン”の番外編として、椿神社の表参道にある”海鮮 とんこつ屋”さんです。

今までの3回は、”久留米ラーメン熊本ラーメン博多ラーメン"と採り上げてきました。

それは、”豚骨ラーメン”の元祖”久留米ラーメン”の強烈な個性をもったスープの”獣臭”をどう和らげて行くかの旅でもありました。

そして、それぞれのお店のオリジナル豚骨ラーメンとして、世に問うているのだと思います。

今日採り上げるお店は、その一例です。身近なところに好例があったので採り上げさせていただきました。

店舗1
国道33号線を南下していると、椿参道の交差点に差し掛かります。

その交差点を右折し椿神社の表参道を進む(西進)と、参道の中ほどの左手にお店はあります。

お店はこじんまりとしていて、若いご主人とその奥様と思しき女性の2人で切り盛りされています。

潮とんこつ4
実は、今では純粋な”豚骨スープ”だけを使っているお店のほうが数は少なく、豚骨と魚介、あるいは豚骨と鶏がらという様々なWスープが既に世に出ています。

その試行錯誤の結果として、このお店では昆布と海老とカニをメインに魚介スープを作り出されたのでしょう。

そもそも”豚骨スープ”はイノシン酸の旨味です。

そこにグルタミン酸の旨味の代表格の”昆布”を使い、さらにはカニと海老からキチン質を抽出し、骨を丈夫にするというグルコサミンをプラスする工夫を加えました。

豚骨スープに、醤油をベースに魚介を煮込んだスープが加えられて、白濁した豚骨スープの色ではなく、醤油ラーメンに近い色でした。

強烈な個性の匂いを持つ、豚骨と蟹(カニ)の組み合わせは、余りにも冒険に過ぎるというのがワタシの感想です。

個性的というか、工夫もここに極まれり!という感じです。

このお店も再訪はしません。余りに個性的であり、ワタシには合わないと思ったからです。



最後にご紹介するのは、一昨年10月7日にシリーズ144番目のお店としてご紹介した、松山から旧北条市に向かう県道平田北条線沿いの”粟井坂”にある”カフェ ビストロ 桜秋桜(サクラ コスモス)”さんです。

エヒメマリンの粟井坂マリーナの県道を挟んだ向かい側にあります。

2年前の6月にオープンしたての、新しいお店です。

玄関1
お洒落なレストランで、お店の前は広い駐車場になっています。

敷地の奥にある店舗は、県道からは見過ごし気味になるかも。

お店から、瀬戸内海は見えにくいのですが、ヨットマリーナが”景色”を作っています。

ハンバーグ8
さて、お目当ての”ハンバーグ”です。

ワタシが選んだデミグラスソースのハンバーグです。これにスープとサラダとライスと選べる飲み物がついてお値段は丁度1,000円です。

辻調理師学校と辻グループフランス校を卒業し、大阪の岸和田と東京で腕を磨いた気鋭の2人のシェフが腕によりをかけて料理を提供してくれる、本格的レストランです。

こういう”鉄板焼”で出される料理の食べる上での大原則は、”一気呵成・無我夢中・一心不乱”に尽きます。

すこぶる、本格的なハンバーグ、しっかりいいビーフを使っておられることが分かりました。口の中で肉汁がとろけ、痺れさせてくれました。

もちろん、付け合せの温野菜も、デミグラスソース、アッ・・・その・・・そのデミグラスソースのコク、ホンモノであることが当然ですが、分かりました。

ロケーションの良さと相まって、文句なしのプロの味を堪能し、至福の時間を過ごせたことに感謝してお店を後にしました。

もちろんこのお店は再訪したいと思っています。ワタシの好きな洋食系のお店としては、非常に優れていると思ったからです。



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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 49

今日の日曜日も”愛媛グルメ紀行”を振り返るシリーズをお届けします。今日は一昨年の10月中旬にアップした145番目から147番目のお店を振り返ってみます。



先ず最初は、一昨年10月11日にシリーズ145番目のお店としてご紹介した、南環状線の中ほどの朝生田町にある”喫茶・グルメ 日記館”さんです。
この界隈きっての”老舗”です。

開業してから、もう37年か38年経ちますから。

玄関1
この雰囲気ある玄関に見覚えがある方は多いと思います。南環状線の北側にあって、通りからもよく目立ちます。

日本での”喫茶店ブーム”は何度かありますが、このお店が開店したのは、1970年代のことです。

1920年代に、日本で始めて”喫茶店”がブームとなった時期を第一期とすれば、第二期は1950年代後半に”ジャズ喫茶”などの出現で再びブームとなった時期がそれに当たるでしょう。

1960年代の”純喫茶ブーム”を第三期とすれば、このお店が開店した時期は、1970年代、第四期の時代です。

生姜焼定食4
さて、数多いメニューの中からワタシが選んだのが”生姜焼定食”です。お値段は、980円。

サラダと味噌汁とご飯と香の物がついている定食です。

生姜焼きは、喫茶店で食べるのが当たり前という時代もあったのです。

先ず、1枚生姜焼きを食べてみました。

マア、何と、しっかり味付けがされていること言ったら・・

生姜焼きの下には、太目のしっかりとシャキシャキ感が残っているモヤシ、厚めに切ったタマネギスライス、ニンジン、それにピーマンが敷き詰められ、豚肉を下から盛り上げていたのです。

決して炒め過ぎず、それぞれの素材の食感をしっかり残し、準主役扱いの野菜たちの元気なこと。

ただ、再訪はいたしません。懐かしい事に違いはないのですが、ここでないといただけないというもにはないからです。




第二番目にご紹介するのは、一昨年10月12日にシリーズの146番目のお店としてご紹介した、しなまみ街道の今治側出口を下りて、国道196号線を横切り大規模な商業施設”イオン”を少し過ぎた辺りの道路沿いにある”森の和 ダイニング 風音(カオン)”さんです。

鉄板焼カウンター”を一種のウリモノに、日本料理から鉄板焼料理など幅広いメニューを誇ります。

玄関1
このお店のテーマは、お店の名前にもなっている””との対話です。

また、背景にある森を”北欧の白樺の森”に見立てて、森の中で仲間やお店のスタッフと語らう、そこから響きあうさんざめきの和音を大切にしたいというのが、お店のコンセプトのようです。

なお、お店の背後に見えるのは古代の”鯨山古墳”の森の木々です。

ステーキランチ上7
ワタシが頼んだメニューは、”焼き音ステーキランチ”で、メインのフィレステーキは100g。


前菜に、小鉢が2種。それに生野菜サラダと赤だし、それに五穀米のご飯と香の物が出されます。
こちらが”焼き音ステーキランチ”の全容です。

それに食後にはデザートがついています。

どうです、豪華で華やかでしょう。森から吹く風の音をイメージしながら・・・・・でも、食欲が勝りました。

このお店は、この地を得て開店して10年目です。

最初は、お店の経営母体である”グリップ”というお店のショップとして、そして5年前には店舗を大幅に改装してこのレストランを作りました。

松山市湊町4丁目7-15には”glip plaza(グリッポプラザ)”というショップと和食のお店を出しておられます。

そこのシェフは、今治のこのお店と同じシェフが味を作っておられます。

ただし、このお店は再訪しません。今治までわざわざ行くのは大変ですから。




最後にご紹介するのは、一昨年10月13日にシリーズ147番目のお店としてご紹介した、国道196号線沿いの、松山市夏目(旧北条市夏目)にある”手打ちうどんの雅(まさ)”さんです。

場所は、パルティーフジ夏目店の、信号機を挟んだ向かい側です。

玄関1
国道196号線に向かって見えるのは”作岡人形店”です。

手打ちうどんの雅さんも作岡さんと言いますから、多分親御さんのお店の一部を改装してうどん屋さんとしたのでしょう。

開店して、14年目を迎えました。

天ぷらうどん4
注文したのは”天ぷらうどん”です。

実はこのお店の評判は、”天おろしぶっかけうどん”の熱熱(あつあつ、麺も出汁も熱い)です。

”天おろしぶっかけあつあつ”のウリは、目で見て楽しみ、耳で聞いて味わい、そして舌でそれらを実感するというもの。

それは、天おろしと、釜から上げたてのうどんの上に、舌を火傷しそうに熱くした出汁を廻しかけた瞬間”ジュージュー”と、天ぷらが出汁の暑さで悲鳴のような音を出すというもの。

ワタシも、いつもそれを食べてきましたが、今日は久しぶりに別のメニューでと、”天ぷらうどん”を注文したというわけです。

このお店はその看板メニューを求めて、昨年9月14日に既に再訪しました

そして、お目当ての、”天おろしぶっかけうどん”熱熱を頼むつもりで、間違って同じ”天おろしぶっかけうどん”の冷たいものを注文してしまいました。ドジを踏みました。




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「再訪 88 il Bevitore(イル・ベヴィトーレ)」・「愛媛グルメ紀行」 487

今日は”再訪シリーズ”88番目のお店として、昨年10月19日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの399番目のお店としてご紹介した”cucina italiana il Bevitore”(クチーナ イタリアーナ イル・ベヴィトーレ)さんを再びご紹介しましょう。(「il Bevitore(イル・ベヴィトーレ)」・「愛媛グルメ紀行」 399

場所は、千舟町通りの百十四銀行松山支店の西隣です。

お店の名乗りの意味は、”cucina italiana”(クチーナ イタリアーナ)がイタリア料理、或はイタリア料理の台所と言う意味。

店名”il Bevitore”(イル・ベヴィトーレ)の意味は、酔っ払いとか呑み助という意味です。

建物1
こちらが千舟町通り南側から見たお店の様子です。

この建物の2階で3年前の5月に開業されました。でも、もう松山では名の通ったイタリアンレストランとしてしっかり有名になりました。

ご夫婦が2人でやっておられます。

店内2
店内は、20人も座れば一杯になる程度の広さですが、イタリアンワインの種類の多さには目を見張ります。

さすがは、”il Bevitore”(イル・ベヴィトーレ)”呑み助”という店名を選ばれただけのことはあります。

メニュー3
このお店は昼のランチタイムには、”Pranzo A”と”Pranzo B”の2種のメニューが用意されています。”Pranzo”とは、イタリア語で”お昼ご飯”という意味です。

ワタシは、3種のパスタから一品選んで、それに”前菜”が付いている”Pranzo A”を注文しました。お値段は900円です。

また、この日は職場の同僚を誘って食事に来ましたから、彼女はそれに”本日のデザート”と飲み物を注文しました。デザートが300円、飲み物が100円プラスされます。

前菜3
こちらが11品揃った”前菜”です。フロアー係りの奥様が、前菜の一つ一つを説明していただきますが、覚え切れませんのでメモにして欲しいと頼みました。実は前回来たときも同じように頼んだのです。

すると奥様は「はい、前回もメモをお作りしましたね!」と、覚えておられました。たった1回来ただけの客をちゃんと覚えておられる。それにはこちらが驚かされました。

フリタッター4
こちら、手前に見えるのが”シラス入りフリッタータ”です。フリッタータとは、イタリア式のオムレツです。

その奥には、ピンクの色をした”モルタデッラハム”が見えています。

”モルタデッラハム”とは、脂身の少ない豚肉を、モルタデッラの寸法に応じて、数時間から丸1日ボイルして、その後冷されたハムです。

伊予元気鶏ジャンボネット他5
こちらのグリーン色しているものは、ご存知の”ブロッコリー”ですが、アンチョビソ-スでソテーされています。

真ん中の茶色いのは、”原木しいたけのマルサラワイン煮”です。

マルサワワイン”とは、酒精強化ワイン(しゅせいきょうかワイン=フォーティファイド・ワイン)で、スペインの”シェリー酒”やイタリアの”マルサワワイン”が有名ですね。

その左の薄いピンク色をしたものが”伊予元気鶏ジャンボネット”です。

ジャンボネット”とは、本来豚の肩肉と脂を細かく挽いて調味料とともに豚の皮で洋梨状に包み込んで加熱調理したものをいいますが、こちらは鶏ですから、鶏のモモの骨を抜き取り、その中に詰め物をした料理です。

まあ。どれも一手間も二手間も掛けられて調理してあります。驚きます。

水いかとかぶ他6
この画像の右手に見えるのが”蕪(かぶ)のグリル”。グリルとは金網で焼いた料理で、金網の網目が付いています。

その左に見えるのが”水イカ レモンソース”です。

蕪(かぶ)は焼かれて甘いし、水イカはレモンの香りがしてやや酸っぱい味です。組み合わせが憎い。

安納芋7
この画像の右手は”安納芋アグロドルチェ”です。”安納芋”とは、紫芋と共に種子島の芋を代表するさつまいもで、とっても甘い芋です。

アグロドルチェ”とは「甘酸っぱい」という意味で、日本でいうところの甘酢煮込みですね。

その左手は”八幡浜産鰆(さわら)のナポリ風トマト煮”です。ちゃんと地元産を意識されているのです。

フォカッチャ8
これは”フォカッチャ”で、もうイタリア料理ではお馴染みになったでしょう。

最近、この自家製フォカッタ(イタリアンのパン)を出すお店が増えました。

前菜の全体に掛けられているオリーブオイルの最後の一滴まで、このフォカッチャで拭(ぬぐ)っていただきます。

パスタ9
こちらが、3種のパスタからワタシが選んだ”タチウオ 春キャベツ ケッパーの白ワイン風味”のパスタです。

前回来たときにいただいたのは”イタリア産ハムと木の子の白ワイン風味”でしたが、それにもケッパーのピクルスが使われていたことを思い出しました。

ケッパーのピクルス”とは、主に地中海沿岸で取れる”ケッパー”という木のつぼみをピクルス(酢漬け)にしたものです。

また”春キャベツ”は今が旬で甘いんです。

アップ10
これはパスタのアップですが、画像で所々に白いものが見えますが、これが”タチウオ”です。

”タチウオ”を軽くボイルしてパスタに和えられています。実に新鮮な組み合わせだと思いました。

白ワインの風味が効いていて、タチウオの魚臭さを消してくれています。

デザート11
これは、お誘いした職場の同僚が頼んだデザートで”いちごのパンナコッタ”です。

パンナコッタ”は、イタリア発祥の洋菓子の一種として既に有名ですね。

同僚が目を細めて、笑顔を満面に浮かべていただいたことは言うまでもありません。

前回このお店で食事を終わり勘定も終わった後で、フロアー係りの奥様に「ボーニッシモ!!」(イタリア語で最高に美味しかったという意味)とワタシが言いますと、鳩が豆鉄砲食らったように目をシロクロされたことを思い出しました。

そのことを奥様に言いますと「ええ、あの時イタリア語を使われたって、とっさに分らなかったので失礼しました」と恐縮した顔でお詫びを言われました。

「そりゃあ無理ないですよね、こんな年したおっさんがいきなりイタリア語で言うなんて思えないですよね」って、皆で爆笑しました。

「あの時、実はタマタマ隣に常連のお客様がいらっしゃって、その方に<私でも、あれがイタリア語で美味しいって褒められたことを分ったのに、プロの貴女がどうしたの!>って叱られちゃいました」と、もう全員で大爆笑です。

いやはや、楽しいランチタイムを満喫できました。

「ボーニッシモ!!」




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「再訪 89 ラーメン ちんどん屋」・「愛媛グルメ紀行」 488

今日は”再訪シリーズ”89番目のお店、”愛媛グルメ紀行”シリーズの379番目のお店として昨年9月20日にご紹介した”ラーメン ちんどん屋”さんを再度ご紹介しましょう。(「ラーメン ちんどん屋」・「愛媛グルメ紀行」 379


場所は、余戸中6丁目、伊予鉄郡中線沿いに走る県道松山松前伊予線のゼットワイ余戸店内の1階にあります。


この地で開業して、今年で11年目に入るというお店です。


もちろん再訪する予定でしたが、ワタシのブログ友:”ファットマン”さん(ブログ名:ファットマンの松山B級グルメ日記)が、今年に入った1月17日に記事として採り上げられたのを拝見し、再訪順位を繰り上げての訪問となりました。

手作りポスター1
昨年9月にお伺いした時は、玄関横にお孫さんが書いた大きな”絵地図”がありましたので、ブログにもそのことを書きました。


ところがファットマンさんの1月17日の記事では、その大きな”絵地図”はなかったと書かれていました。


確かに画像の様に、お孫さんが書いた”手書きポスター”は何枚も張ってありましたが”巨大絵地図”はありませんでした。

玄関2
こちらがお店の玄関です。建物の奥まった場所にあって、決して目立つ場所ではないのですが、昼時になると三々五々、近所のサラリーマンのお客さんたちが集まってきます。


多く方が、ラーメンとご飯とコロッケなどがセットになった”ちんどん屋ランチ”680円を選んでおられました。

カウンター3
ワタシは一人なので、例によってカウンター席に座りました。


そして早速女将さんに「玄関横に置いてあった大きな”絵地図”がなくなっていますが、どうされましたか?」とお尋ねしてみました。


すると、女将さんが「ああ、あの時の方」と覚えておられたようで、「ああ、あの絵は片付けまして、新しい絵地図を孫が作成中なんですよ!」と、こぼれんばかりの笑顔で答えられました。


「あの時の絵は、孫が3年生の時に書いてくれたんです。それで孫は今4年生になったので新しく書き換えてくれているんです」と。

メニュー4
前回お伺いしたときは”ちんどん特性ラーメン”をいただき、美味しさに笑顔がこぼれました。


今回はアレコレ考えて、”カントン焼きそば”(焼き麺)730円を注文しました。


長崎チャンポンのように、揚げ麺でも出来ると言われましたが、珍しかったので”焼き麺”でお願いしました。

みらいの家5
すると、お孫さんがいるとは到底思えない美人女将さんが、わざわざお店の奥から画像の”みらいの家”という工作物を出されて、カウンターに置いて見せていただきました。


「これが、孫が4年生になった時に作ったもなんです。学年で一番いいって褒められて!」と女将さん、笑顔でお顔がクシャクシャに。


すると、厨房で調理をされていた店主さんがこちらまで来られて、お孫さんの”みらいの家”を指差し、「ドングリや松かさなどは自分で拾ってきたんです。しかも、家にある要らなくなった紙箱などは、捨てないで取って置いて!って孫に言われているんです!」と、こちらも満面の笑み。

広東焼きそば5
こちらが注文した”カントン焼きそば”(焼き麺)です。


焼きそば”の種類は多く、正式な分類はどうか分りませんが、醤油やソースを掛けて作る焼きそばは日本独特のものです。


それに対して、中国料理としての焼きそばは、揚げ麺ないしは焼き麺を使って、その上に別の中華鍋で炒めた肉や野菜を乗せるタイプや、そこに片栗粉を水で溶いた餡掛けにするタイプなど、様々です。

広東焼きそば6
一般的に”広東風焼きそば”と言えば、餡かけタイプや八宝菜自体を麺の上に乗せるタイプが多く見られます。


このお店のタイプは、普通の中華麺をフライパンで焼いて、その上に別の中華鍋で肉や野菜を炒めて、最後に片栗粉を水で溶いたものを垂らし入れた餡かけタイプでした。


具材は、白菜、ニンジン、タケノコ、キクラゲ、豚肉、イカ、鶉の卵、刻みネギです。


この餡かけの””には、以前来たときに頂いた”ちんどん特性ラーメン”に使われている”スープ”が味付けのベースになっています。


鶏がらと少しの豚骨、それにタップリの野菜から出た自然な甘味が滲み出た、実に奥深いスープです。

アップ7
このスープが、この焼きそばの味を決定付けています。


ちょっと他のお店では味わったことがない、滋味深い味わいです。


「うーーん、これはスープが味の決め手になっていますね」と唸りますと、女将さんがニッコリ微笑まれて頷(うなづ)かれました。道理で美味しいはずです。

ラーメン6
この画像は、以前いただいた”ちんどん特性ラーメン”です。どうです、似ているでしょう?色合いなどが。

この焼きそばなら、胃が縮んだワタシでもアッと言う間に完食です。

食べているとき、再びお孫さんの話になりました。女将さんが「内には孫が4人いるんですけど、全員が柔道をしています」と。

そして「おじいちゃんも、お父さんも柔道をしていました」と続けられ、おじいちゃんと呼ばれた店主さんを見ました。

その店主さんも童顔で、とてもお孫さんがいるとは見えません。眼鏡の美人女将さんは勿論ですが。

そのことをお二人に告げると「いやーー、もう今年還暦ですよー!」っと店主さん。ワタシより4つも年下でした。

「でも、今年高校に入る孫が一番年上です!」と、女将さんの声が弾みます。

「じゃあお二人のご結婚は早かったのですね」と言いますと「いえ、21歳でした、結婚したのは!」と店主さん。

そこを、空かさず「何を言ってるんですか!22歳ですよー!」と女将さんの鋭い訂正が入り、三人とも大爆笑でした。

いやはや、美味しいお料理に楽しい時間を添えていただきました、「ご馳走様でした!」と、笑顔でお店を後にしました。




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「CHAPPAQUA(チャパクア)」・「愛媛グルメ紀行」 489

今日は、二番町3丁目にあるゴンドラビル2階にあるイタリアンのお店”CHAPPAQUA(チャパクア)”さんをご紹介しましょう。場所は、三越の裏の二番町通りです。


このお店の名乗りは”Charcoal Italian”(チャコール イタリアン)で、”Charcoal”は英語で言うと炭とか”木炭”の意味ですが、恐らくは”炭火焼イタリアン”という感じなのでしょうか。


また、店名の”CHAPPAQUA”(チャパクア)は、1960年代のジャズシーンを代表するジャズ・サックス奏者”オーネット・コールマン”がサウンドトラックのソロを務めた映画の題名『チャパクァ』と言います。そこから採られたそうです。

外看板1
お店は2階にありますから、階段の前にはこの外看板が置いてあります。

何故このお店に、この日来たのか。

実は、時々コメントを頂く方からコメントを頂いた時、一番町や二番町界隈でお薦めのお店があれば教えていただきたいとお返しのコメントをしました。

すると、直ぐに更にお返しのコメントが帰ってきて、一番町2丁目にある”欧風食堂 アダージョ”というお店を紹介していただきました。

ランチ看板2
その日は土曜日でしたが、若い同僚を誘って早速お昼にそのお店に出かけてみたのです。

すると、そのお店は平日しかランチをやっていないらしくて、お店は閉まっていました。

仕方がないのでコインパーキングに車を止めたまま、その場所から歩いていける範囲のイタリアンのお店をということで、兼ねてよりゴンドラビル2階にはイタリアンのお店があることは知っていましたから、初めてでしたが訪ねてみたという経過でした。

店内3
店内は思った以上に広く、スタッフの人数もそこそこにいました。かなりの人数を収容できる大型店のようでした。

注文を取りに来た若い男性フロアー係りに、「CHAPPAQUAの意味と、開業後何年経ったのかを教えてください」とお尋ねしました。そのお答えは上に書いた通りです。

なお、開業して9年目のお店だそうです。

メニュー4
若い同僚は”スルメイカと菜の花とレンコンのペペロンチーノ”を、ワタシは”海老とブロッコリーのクリームソース”を注文しました。

3種から選択できるパスタと、フォカッチャと前菜が付いてお値段は880円(内税)ですから、決して割高ではありません。寧ろ、この立地を考えれば大変にリーズナブルな値段設定でしょう。

土曜日の正午過ぎの客の入りは、50%前後のようにお見受けしました。

前菜5
さて、前菜が運ばれてきました。

3月4日に”再訪シリーズ”88番目(延べ487番目)のお店としてご紹介したばかりの、千舟町通りにある”cucina italiana il Bevitore”(クチーナ イタリアーナ イル・ベヴィトーレ)さん、11品揃った前菜の一品毎に使ってある材料と調理法を簡潔に説明していただきました。

それと比して、このお店は”前菜”を「これが前菜です」と言うだけで、そのまま引き下がられました。

お店によって、様々な対応があります。

パスタ6
この画像が、ワタシが注文した”海老とブロッコリーのクリームソース”です。

最初見たときから「ちょっとソースが重いかな?」という感想を持ちました。

取り急いで撮影し、ナイフとフォークで頂いてみました。

見たときの印象より更に「重い!クリームソースの味も粘度も重い!」と感じました。

もちろん、このクリームソースを絶賛される方があったとしても、それは何等不思議ではありません。

味覚は、何時も言うことですが正に千差万別ですから。

アイフォンパスタ7
でも、ワタシが知っているパスタ専門店さんだったら、もっと出汁を効かせて軽く仕上げに違いないと思いました。

麺の風味が余りしないといいますか、クリームソースの濃度と粘度が高いのです。

でも、本来はこういう味かも知れません。何しろイタリアに行った経験があるわけではありません。

ホンモノの味がわかる方なら、「この味こそが!」・・・と仰るかも知れません。

アップ8
トロミがしっかりついています。


こういうスープを好む方もいらっしゃるのでしょうね。

ペペロンチーノ9
こちらが、若い同僚が頼んだ”スルメイカと菜の花とレンコンのペペロンチーノ”です。彼はペペロンチーノが大好き。

ところが、同僚の顔色が優れません。

そして、モジモジしながら言いにくそうに「おごってもらって言うべきことではないのですが・・・・」と、次の言葉が出ないんです。

「何も気にしなくていいから、何でも正直に言って」と、言葉を促しました。

すると「ちょっとイカの匂いが勝ちすぎているというか、オリーブの実の味にマッチしていないような。個人的には、ペペロンチーノのニンニクと唐辛子の味が余り活かされていないような・・・」と、まあ、こう言うではありませんか。

ペペアップ10
「イカだって美味しいんです。決して不味いわけではありません。でもイカの香りが全体に満ちていて、ニンニクの香ばしさ、唐辛子のピリッとする鋭さはどこに行ったの・・・????」って感じなんです、と。

「これを”ペペロンチーノ”と言わずに、イカを使った創作パスタです!って言ってくれれば、ああそういうもんか!と納得しないでもないんですが・・・・・」っと。

たまたま、二人の好みと合わなかったのかも知れません。味の世界では往々にしてあることでしょう。

このお店のパスタの味に魅せられて通われている方も多いと思います。

そういう味の好みの多様性が、様々な個性的なお店を支えているのだということを実感しました。

残った11
パスタ大好き人間!いや、人類ではなく麺類!を自称するワタシが、このシリーズを書き始めて初めて食べ残してしまいました。

シリーズも、間もなく500号を突破しようとしています。

イタリアンパスタを前に、残してしまったことがちょっとショックでした。

でも、2階と言う難しい立地でこの大型店が9年経過した。それにはそれなりの理由があると思います。

根強い人気に支えられての事に違いありません。






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「麺屋 夢創」 ・「愛媛グルメ紀行」 490

今日は昨年7月に国道56号線沿いの藤原町に、砥部町拾町にある”リバーサイドS・C”から移転された”麺屋 夢創”さんをご紹介しましょう。


実はこお店、砥部町拾町にある頃に”愛媛グルメ紀行”シリーズ153番目のお店として、一昨年10月21日に一度ご紹介しています。


今回”再訪”として採り上げず新店扱いとしてご紹介するのは、他のお店の場合でもそうしているのですが移転開店は新規開店と同じ意味あいがあるからです。今までと大幅に立地が違えば、お客さんの層からして違うからです。

玄関1
こちらが、国道56号線に面したお店の玄関です。


場所は、雄郡小学校や宇和島自動車松山営業所の北側の不動産会社の1階に入っておられます。


お店の立地として、確かに砥部町から松山市内の中心部に移ってこられましたが、中央分離帯のある幹線道路沿いということになりますと、車を駐車する時の車の出入りが大変で、別の面でのリスクを抱えることにもなります。

店内2
こちらが店内の様子です。日曜日のお昼頃、店内は空いていました。


厨房に店主さん、その他フロアー係りの若い女性の2人体制でやっておられました。


店主さんはラーメンの名店として名高い”りょう花”さんで修行された方。


また、ワタシが”愛媛グルメ紀行”シリーズの405番目のお店とした昨年10月29日にご紹介した、今治市桜井にある”らあめん 桜ふぶき”の店主さんとは”りょう花”さんでの修行仲間で、お二人でコラボして昨年の”えひめラーメン博”にも出店なさいました。

メニュー3
メニューは、お店に来る前から決めてありました。


というのも、このお店とそのメニューを薦めて頂いた方は、時々コメントを頂くブロガーさん:”おーちゃん”さん(ぶろぐ名:NEW! とっても気まぐれおーちゃん。)でした。


このお店の店主さんとは親しい仲のようでした。

ラーメン4
これが”おーちゃん”さんご推薦の”ゆずしおらーめん”650円(内税)です。


ラーメンがカウンターに運ばれますと、ほのかに”柚子”(ゆず)の香りが鼻腔をくすぐってくれます。


食べない内から、柚子の香が漂っているということは、スープに邪魔されていないということ。

ラーメン5
つまり余りに個性が強い、あるいは味の濃いスープだと柚子の香りが負けて消えてしまうのではないかと思います。


実は、砥部にお店があるときにいただいた”真(しん)醤油らーめん”のスープだと、今流行の”魚粉”が効かせてあってかなり個性が強いスープだと思いました。


この”魚粉”効果は、好き嫌いが両極端に分かれるようで、ワタシには苦手な味です。逆にこれでなければという方も多くいらっしゃいます。


しかし、柚子の香を活かすためにスープのベースを””にして、非常にシンプルでなおかつ濃くのあるスープに仕上げられたのは大正解だと思いました。

アップ6
上品でいて、魚介系のスープが塩で蘇るような旨さを放っているのです。


麺、スープ、具材、それに柚子の香のバランスが絶妙なのです。


スープを啜り、麺をもう無我夢中でいただきました。唸り声がもれ出る旨さでした。

チャーシュー7
特にこの”チャーシュー”の出来は出色でした。


分厚く切ったチャーシューを炙って香りを付けて、2枚付けられました。


箸で持ちますと、持ち重りがするほど分厚いのでですが、口に入れると豚の油の旨さで実にジューシーなのです。


また柔らかく煮てあって、口の中でハラリと豚肉の繊維が解(ほど)けるのです。


何時もなら、カウンターに座って店内が余り混んでいない時など店主さんにアレコレ話しかけるところですが、その日は食べる事に夢中になって話しかける余裕が生まれませんでした。

麺8
”は細麺のストレート麺を使ってあります。


こういう繊細なスープにはピッタリの選択だと思いました。


これなら、幾ら胃が縮んだと言っても幾らでも胃に収まってくれます。

完食9
もうそれこそ、アッと言う間の”完食”でした。


モノも言わず一気の完食です。久しぶりに爽快感を味わいました。


最後に店主さんに、店主さんのお知り合いであるらしい”おーちゃん”さんのことをお話し、薦められて食べたけど「本当に美味しかった!」と告げました。


店主さんも毀(こぼ)れんばかりの笑顔で、玄関の外まで見送っていただきました。


心地いい時間と、美味しいラーメンに堪能させられました。


このお店と”ゆずしおらーめん”をお薦めいただいた”おーちゃん”さんに改めてお礼申し上げます。


ありがとうございました。そしてご馳走様でした!!




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「楽阿弥」・「愛媛グルメ紀行」 491

今日は、来住町にある日本料理店の”楽阿弥”(らくあみ)さんをご紹介しましょう。


場所は、国道11号線を久米に向けて南下して”サークルK松山南久米店”の交差点から農免道路に入って更に南下します。そして”ドラッグストアマック久米店”と”愛媛銀行来住支店”との間の交差点を西に入ったら200m程進んだ、道路の南側にあります。


このお店は、ブログ友:”ジンゴズンゴ”さん(ブログ名:【エヒメン】愛媛県男子の諸々)から教えていただきました。

玄関1
こちらが、駐車場を広く取ったお店の玄関です。


お店の名乗りは”十楽之津”とありますから、店名の”楽阿弥”(らくあみ)さんとも関係ありそうですが、その由来はおうかがいしませんでした。お店がお昼時で忙しかったから遠慮しました。


なお一般的に”楽阿弥”と言うと、大蔵,和泉の両流に伝わる”舞狂言の題名”にその名の狂言がありますが、何故(なぜ)店名にその狂言の名前をつけられたのかも、お店が忙しい時間帯でしたのでお聞きしませんでした。

店内2
店内は、天井板を張らず梁がむき出しの和風の設(しつら)えで、それぞれの椅子席も密閉間のない程度に仕切られていて、落ち着いて食事を楽しめるような工夫が凝らされています。


ここにお店を出されてもう12年。


郊外型居酒屋というカテゴリーに入るんでしょうか、厨房の周囲には全国の銘酒(清酒や焼酎)のビンがずらりと並び、中々壮観です。収用人員は80名程度と言いますから、かなりの大型店です。

メニュー3
お訪ねしたのは丁度お昼前でしたので、お店には既にかなりのお客さんが入っておられましたし、ワタシがカウンター席に付いた後も、次々とお客さんが入店されていました。


平日の昼間でしたがこの盛況振りを見る限り、夜の繁盛ぶりも偲ばれます。


ほとんどのお客さんがお昼のランチに相当する”昼膳”を注文しておられましたが、それには刺身が付いています。


私は刺身が苦手なので、冬が旬の”カキフライ特性タルタル”を注文しました。お値段は1050円(内税)です。

カキフライ定食4
これが注文した旬菜膳(魚)と銘打たれた”カキフライ特性タルタル”です。


内容は、大振りのカキフライが4個、野菜サラダと特性タルタルソース付です。それに小鉢として”干し大根等の煮物”、”大根の煮物””茶碗蒸し”、”鯛のアラ入りの味噌汁”、それにご飯と漬物です。


品よく盛り込まれています。

カキフライ5
こちらが、大振りの”カキフライ”の揚げたてです。まだ湯気が出ています。


レモンが添えられていますから、レモン果汁で食べてもよし、特性タルタルソースをタップリ付けて食べてもよしです。


もちろん、それを同時に掛けて味の変化を楽しむのもなおよしです。


牡蠣”(カキ)は海のミルクと言われていて、タンパク質やカルシウムやリン・鉄やヨードまで豊富に入っています。


またその美味しさは、グリコーゲンやグリシンなどを豊富に含んでいるからで、一粒300メートルで有名な「グリコ」の名は、創業者の江崎利一氏が、牡蠣からグリコーゲンを抽出してキャラメルを作ったところからきていることは有名ですね。


それと、惜しげもなく大量に盛られた”特性タルタルソース”がまた旨いんです、唸りました。

大根酢味噌6
こちらは、きちんと面取りされた大根を出汁で煮て、上からタップリの特性味噌を掛けられています。


まあ、大根の柔らかいこと甘いこと。味噌との相性も抜群です。


この料理など見ると、やはり料亭でしっかり修行された和食の職人さんの手になるものだということがよくわかります。

干し大根煮物7
こちらは”切り干し大根の煮物”です。


ですが、ただの”切り干し大根”ではありません。切り干し大根の他にニンジン、貝柱の紐(ひも)、貝の剥き身、コンニャクなどがさり気無く混ぜ込んであります。


一手間も二手間も、目に見えにくいところにまで手を入れられています。煮加減もいい塩梅です。

ご飯8
それに、何と言ってもこの”ご飯”が美味しいんです。


米の一粒一粒が立っていて、いいテリをしています。噛めば噛むほど甘さが出る米です。


やはり、昼はお酒を飲むわけではありませんから、ランチにいいお米を使っていただけるお店は嬉しいですね。

鯛汁9
この味噌汁だって、ただの味噌汁とは違います。具材に鯛のアラを入れているところなど、気が付かなければそのままいただいてしまうかもしれません。


「それで結構なのです」とでも言わんばかりのさり気無さなのです。


立地が決して一等地というわけではないこの場所で12年。平日の昼間からお客さんが詰め掛ける理由に納得のお店でした。


ジンゴズンゴさん、いいお店を紹介していただきありがとうございました。




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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 50

今週の土日も、今までと何等変わりなく”愛媛グルメ紀行”を振り返ってみましょう。

今日振り返ってご紹介するお店は、148番目から150番目のお店です。



先ず最初は、一昨年10月14日にシリーズ148番目のお店としてご紹介した、はなみずき通りから国道33号線を結ぶ間道沿いにある”ステーキハンバーグ&サラダバー けん”さんです。(「ステーキハンバーグ&サラダバー けん」 ・「愛媛グルメ紀行」 148

首都圏を中心に、200店の店舗を展開中の、急成長著しいフランチャイズチェーン店です。愛媛県でも、既に4店舗を展開されています。

玄関1
フランチャイズチェーンですから、本部から店舗運営の指導を受けて、主に地元の事業者が個々に運営しています。

フランチャイズチェーンに参加する意思を持った地元経営者は、今、何が流行っているか?

どのフランチャイズに加盟すれば儲けることができるか?が最大の関心事。ですから、最新の飲食店業界の動向には敏感です。

ハンバーグ上5
お店の看板には、大きく98円の”和風ハンバーグ”を掲げてありますが、メニュー表には書いてある位置は中央付近ですが、小さく・・・・・

そこで”国産牛100%ハンバーグ150g”を注文しました。

ソースは、ガーリック、オニオン、ポン酢、デミグラス、トマト、テリヤキの6種から選べます。お値段は、1,180円。消費税別で表示してありますので、勘定の時は1,239円。

ハンバーグを切り分けると、どっと美味しそうな肉汁が流れ出てきました。

美味しくいただきましたが、もう少しコストパフォーマンスが良ければ、というのが正直な感想でした。

このお店は再訪しません。ワタシが再訪して何か別のことをお伝えしたいと思うことがないからです。



2番目にご紹介するお店は、一昨年10月17日にシリーズ149番目のお店としてご紹介した、朝生田町にあるラーメン屋さんの”垃麺 一期一会”さんです。(「垃麺 一期一会」 ・「愛媛グルメ紀行」 149

場所は、南環状線の南側にあって”マクドナルド松山南店”の西側のビルの1階にあります。

このお店は、”第5回えひめラーメン博”に出店されたお店です。

玄関1
店名の”一期一会”は、一度しかない出会いを大切にしたいという思いを込めたものです。

開店してまだ2年半の新しいお店です。

朝生田町の南環状線沿いは、飲食店の激戦区、果たして生き残っていけるのか。

つけ麺上5
ワタシは徹底的に醤油派なので、敢えてこのお店のウリである”えび塩”ではなく、醤油味の”つけ麺”(からし味噌付き)を選びました。お値段は750円。

具材は、大ぶりに切った焼豚(チャーシュー)と、半熟卵の半分とパリパリに焼いた海苔と、至ってシンプル。

麺は中太ストレート麺で、弾力と艶があり、麺自体に小麦の旨さが出ていました。

しっかり食べ応えがある”麺”で、人気の程がしのばれました。

でも残念ながら再訪できません。それは、このお店は今は別の名前のお店になっています、オーナーさんは同じ方のようですが。

皮肉にも、ワタシにとっても”一期一会”のお店となりました。



最後にご紹介するのは、一昨年10月18日にシリーズ150番目のお店としてご紹介した、伊予市米港にある”熊本ラーメン”がウリの”くし坊 ラーメン館 麺人(めんと)”さんです。(「くし坊 ラーメン館 麺人(めんと)」・「愛媛グルメ紀行」 150

このお店も”第5回えひめラーメン博”に出店されたお店です。

場所は、道路幅が拡張された国道56号線の南の端の、出光のGSがある交差点を伊予市市内に折れたら直ぐ左側にあります。

玄関1
一つのビルの中に、”くし坊”という居酒屋とスポーツ用品店、それにスナックがあって、更にはこの”くし坊 ラーメン館 麺人(めんと)”さんが同居しています。

どうやら、事の始まりは”くし坊”という居酒屋さんで、それにスナックを併設しラーメン屋まで始められたようです。

ラーメン4
ワタシは”ラーメン上”を注文しました。お値段は600円です。普通の”ラーメン”は500円です。

画像の手前に見える茶色のフリカケノのようなものは、”熊本ラーメン”を熊本ラーメンとしてご当地ブランドにさせた功労者の”焦がしニンニク”です。

この”焦がしニンニク”の効用で、久留米から伝わった”久留米ラーメン”の獣的な強烈な匂いから脱することができたのです。

実にマイルドなスープでした。麺は極細のストレート麺。

いつの間にか、”完食”していました。

でも再訪はいたしません。嫌いなラーメンではありませんが、伊予市までわざわざ足を伸ばすほどではないと思うからです。



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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 51

今週の日曜日も”愛媛グルメ紀行”を振り返ってみましょう。

今日振り返ってご紹介するお店は、151番目から153番目のお店です。


先ず最初は、一昨年10月19日にご紹介した、港町の三津浜に4年前に開店し、しっかり超人気店となって地元だけではなく松山市内でも名を知られる”つけめん 真中(まなか)”さんです。(「つけめん 真中(まなか)」・「愛媛グルメ紀行」 151

このお店も”第5回えひめラーメン博”に出店されました。

場所は、”ピュアコ21”の真ん前にあります。

玄関1
最近は、一種の”つけ麺”ブームの最中でしょう。

その中にあって、このお店は”つけめん”(このお店ではひらがなで表記されています)が注文の9割以上を占めているのではないかと思うくらいの”つけ麺”専門店です。

玄関1
こちらがこのお店の玄関です。

玄関前には待ち席が用意されている程の超人気店です。

このお店の姉妹店が、先月の8日にご紹介した人気店”麺鮮醤油房 周平”さんです。

更に、このお店の特徴は店内に自家製の”製麺所”を持っているということでしょう。

麺5
さて、注文したのは一番人気の”真中つけめん”の並盛り(200g)の”味玉のせ”です。お値段は850円。

つけめんに使われている””は、北海道産の小麦粉を無添加で製麺した”極太ちじれ麺”です。

つけタレ6
こちらが”超濃厚魚介系つけだれ”です。

胃の中で魚介系の残留物が、ずっと残ってしまって、何かの拍子に「プーン」と、鼻の中に魚粉の匂いが通り抜けます。

この”超濃厚スープ”と大量の”魚粉”は、決定的に好みが分かれるところでしょう。

ワタシは苦手ですが、「もうこれでなければ!」という方も多くいらっしゃいます。これが食べ物の嗜好は千差万別という象徴かも知れません。

このお店は再訪しません。ワタシは、この”魚粉”が苦手という少数派かも知れないからです。



二番目のお店は、一昨年10月20日にシリーズ152番目にご紹介した、南高井にあるラーメン店の”萬楽(ばんらく)”さんです。(「萬楽(ばんらく)」・「愛媛グルメ紀行」 152

このお店も”第5回えひめラーメン博”に出店されました。

このお店はチェーン店のようで、空港通りにも同じ名前のお店があります。

更には、一昨年7月11にこのシリーズの84番目のお店として採り上げた”極楽ラーメン 魔王”さんと同じ系列のお店です。

玄関2
こちらがお店の玄関です。

玄関横の壁に大書された、お店の(チェーン本部の)こだわり書き(能書きとも言いますが)。これは”極楽ラーメン 魔王”さんとそっくりですね。

ラーメン6
このお店の名前を冠した”萬楽らーめん”を注文しました。お値段は700円です。

ちゃーしゅー”は、注文を受けてから炭火で焼き上げますので、あつあつ、とろとろの香ばしい。

豚骨スープに特別なものを加えないでも、豚骨臭さがないスープでした。しかも、最後まですすってでも飲みたいと思えるスープでした。

チェーン店形式のお店には辛口になりがちなワタシですが、このお店はまとまった味に仕上げられていました。

あれ??「まとまった味??」あっ、そうか、これこそチェーン店の特徴なんだ!

従ってこのお店も再訪しません。ワタシが再訪して付け加えなければ、という情報を持ち合わせていないからです。



最後にご紹介するのは、一昨年10月22日にシリーズ153番目のお店としてご紹介した、砥部町拾町にある”リバーサイドS・C”の中にある”麺屋 夢創”さんです。(「麺屋 夢創」 ・「愛媛グルメ紀行」 153

このお店も”第5回えひめラーメン博”に出店されました。

玄関1
場所は、国道33号線を砥部に向って走り、重信大橋を渡ります。

渡りきったところで、高架道を外れ側道を降りたところにそのショッピングセンターはあります。

真らーめん上3
これがこのお店の一番人気”真醤油らーめん”です。お値段は730円。

醤油らーめんのスープは、県内産の醤油をベースに、昆布、塩、野菜類を煮込んだスープに、スルメイカや鯖節などの魚介系のスープを合わせたWスープのようでした。

”チャーシュー”は炙ってあって、実に香ばしいんです。しかも、チャーシューの脂身がトロトロで口の中でとろけそうです。

薬味のネギも、青ネギと、ネギの根元の白い部分を削ぎ切りにしたネギとがいいバランスで、味のアクセントになっています。

ところが、”スープ”はワタシのイメージしていた(あるいは、個人的な好みの正統派東京醤油ラーメン)醤油味とは、かなり味が異なります。濃いのです。

今流行の”魚粉”がかなりタップリ入っています。

何時も書くことですが、ワタシは超個人的にはこの”魚粉”が大の苦手。ところが、ワタシはどうやら少数派のようで、この”魚粉”が大好きと言う方は多いのです。

ところが、このお店は昨年8月に国道56号線沿いの藤原町に移転されました。

従って、この砥部のお店は再訪出来ません。移転されたからです。

ですが、移転後のお店には既に訪問しました。それは、今月7日にシリーズの490番目のお店としてアップしたばかりです。あるメニューの美味しさに唸りました。



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「割烹 田中屋」・「愛媛グルメ紀行」 492

今日は、一番町2丁目にある和食のお店”割烹 田中屋”さんをご紹介しましょう。


夜は、立派な板前割烹のお店ですが、午前11時30分からはランチもやっておられますのでお伺いしました。


場所は、一番町の電車通りと大街道交差点の1本東側の、南へ一方通行の道を南下し、1本目の角”窪田耳鼻咽喉科”の東隣です。

玄関1
こちらがお店の玄関です。


このお店はある方からのご紹介ですが、お店に入って板前さんと女将さんの顔を拝見すると、以前何度かお邪魔したことがあることを思い出しました。もちろん、その当時は夜の食事でした。

厨房2
カウンター席についてそのことを女将さんに話しますと、以前は三番町で12年から13年ほどやっていて、この場所に移ったのが今年の4月で5年目を迎えるというお話でした。


「三番町の方は夜の人通りも悪くなっていたので、思い切ってこちらに移転したんです」と女将さん。


「そしてこの場所ならお昼のランチもいけると思って、こうやって午前11時30分からランチを始めたんです」というお話でした。

メニュー3
こちらがお昼のメニューです。


何種類か用意されていて、また日によって変わるものもあるようでした。

メニュー4
そして目に止まったのがこちらのメニューでした。


割烹のお店で”つけめん”です。人類ではなく麺類のワタシ、迷わずこちらの”つけめん”を注文しました。お値段は800円です。


2玉にすれば100円増しですが、今のワタシの胃では1玉で十分です。そして、この選択が正解だったと分ったのは最後の方でした。

つけ麺5
さて、こちらが注文した”つけめん”です。


つけ麺に小鉢が一つと漬物、それにつけ麺を食べ終わった後に残ったつけタレに足して最後まで飲み干す為のお湯が入った湯桶が付いています。


なお、小鉢には南京カボチャの煮物が入っていました。

つけ麺6
また、つけ麺の上には紫蘇(しそ)の葉が一葉添えてあり、その上には”柚子胡椒”が乗せてありました。


「この”柚子胡椒”をお好みで付けて召し上がって見て下さい。また違った味が楽しめると思います」という女将のお話でした。

つけ汁7
こちらが”つけタレ”です。出汁の効いたいい香りが漂ってきました。


つけタレの中には、大量のお肉と長ネギが入っていて、つけタレの表面にはうっすらと油膜が張っていました。


板前さんに「このお肉は?」と声を掛けました。


すると「ええ、”豚ばら肉”です。ただし、一度お湯を通して油抜きしたものです。油抜きをしたものでないと脂っこくなり過ぎるからです」というお答えでした。

柚子胡椒8
こちらが紫蘇の葉に乗った”柚子胡椒”です。


この”柚子胡椒”をつけタレに入れる前と後では、つけタレの味が確かに一変します。見事な変化です。


女将さんに「柚子胡椒が効いていますね!」と言いました。


「ええ、結局、この”つけめん”は柚子胡椒が味の決め手なんです」と仰いました。

麺9
こちらがうどんの””です。冷水でキリリと締められていますから、引き締まったいいテリと艶を出しています。


喉越しがいいんです。スルスルと入ります。


そして何と言っても、豚バラの油が出汁の深みと奥行きを高めたつけタレが、もう絶品でした。さすがに板前割烹の手になるつけタレは、モノが違います。


”豚バラ肉”ですが、”鴨南蛮”のつけタレに匹敵するお味でした。


それに、途中から投入した柚子胡椒の香りが何とも言えない品(ひん)を与えています。

汁足した10
こちらが麺を食べ終わった後に、つけタレに湯桶からタップリお湯を足した出汁の状態です。


これ1品で立派な料亭料理でした。何からどうとったら、こういう奥行きとコクのある滋味深い出汁になるのでしょう?


修行に修行を重ねたプロの調理人の凄みを感じさせてくれます。使ってある素材が特別高価なものでなくても、コレだけの存在感あるお出汁ができる。プロの凄みに脱帽と感謝です。


この出汁をタップリいただくと、それでもうお腹一杯になります。うどんを2玉にしなかったことが正解だったことに最後に気が付いたというわけです。


このお店を紹介していただいたTさんに感謝しながら、お店を後にしたことは言うまでもありません。


ご馳走様でした。そしてありがとうございました。




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「再訪 90 麺屋 壱」・「愛媛グルメ紀行」 493

今日は先月26日に、”愛媛グルメ紀行”シリーズの483番目のお店としてご紹介したばかりの”麺屋 壱”さんを再度ご紹介します。(「麺屋 壱」・「愛媛グルメ紀行」 483


北斉院町の”パルティ・フジ北斉院”の商業施設内に、昨年12月にオープしたばかりのラーメン店です。


市立味生小学校に向かって道路を北上すると、道路の両側に広がる施設の西側で開店されました。

玄関1
こちらが先月紹介したばかりのお店です。


元々、ブログ友:”乱 駆郎”さん(ブログ名:門前雀羅敬頌新禧)のご紹介でした。


そこでお伺いしたところ、その時にいただいた”醤油ラーメン並”がめっぽう美味しくて、早速お目当ての”つけ麺”をいただきに再訪したという訳です。

ニンニク類2
お店のカウンターには、生ニンニクやラー油など様々な薬味が置いてあります。


お昼少し前の入店でしたが、お店の入りは5部くらい、4人体制でやっておられました。


前回も書きましたとおり、オーナーシェフさんが東京で”ラーメン修行”され、それらの経験を活かそうと生まれ故郷の新居浜で初出店、そして昨年末に松山に2号店を開店されました。


注文は、玄関脇にある”券買機”で注文するメニュー券を買う仕組みです。

つけ麺3
そこで、ワタシは来る前から決めていた”つけ麺醤油並”と、トッピングに”チャーシュー”券を買いました。"”とは、麺の量を示しており、一玉をそう呼んでおられます。

お値段は、650円プラス200円の850円です。特別高い値段設定ではないと思います。

ところが、2月14日に”愛媛グルメ紀行”シリーズ475番目にご紹介した、一番町二丁目(電車通り沿い)の”つけ麺 夢や”さんの”つけ麺セット”が僅か500円だったことを思い出しました。

2月14日に”つけ麺 夢や”さんを記事アップしたところ、匿名の方からそのお店を様々なブロガーさんが既に採り上げているという情報をいただきました。

それらの記事を拝見しますと、”つけ麺 夢や”さんが開店に至った経緯や、どういうお気持ちでお店を始められたのかが理解できました。

2009年9月3日の愛媛新聞でも紹介されていて、「働きたい」という一念で年金生活をしていた男女5人の高齢者が親族の協力なども得ながら「夢を求めて、つかみたい」とお店を始められたそうです。

でも、その””つけ麺 夢や”さんを含めて、様々に条件が違うお店の値段設定を単純に比較して高い、安いは言えません。

このお店の”つけ麺醤油”のつけタレからは、焦がしニンニクの香りが鼻をくすぐります。

麺とチャーシュー4
こちらが、湯掻いた麺を一度冷水で締められて出された麺と、トッピングした”チャーシュー”4枚に刻み海苔が大量にかけられたものです。


麺は艶がよく、鮮やかな黄色い色に発色しています。大量に掛けられた刻み海苔の香りも効いています。


この麺の量なら、今の私の胃でも難なく食べることができそうと、嬉しくなりました。

つけタレ5
こちらは醤油味ベースのつけタレです。前回アップしたときにもご紹介しましたが、このお店のスープには”豚の背油”がタップリ掛けられています。


画像で黒く見えるのは”焦がしニンニク”で、その周囲にやや白く見える”背油”の油膜が漂っているのが分ります。


この背油が思ったよりしつこくなく、醤油味ベースのスープに深みとコクを持たせてくれます。


ただ単独にこのスープを啜りますと、かなり味が濃く感じます。


特に”焦がしニンニク”が強烈な個性を主張していて、前回いただいた”醤油ラーメン並”ほどの”絶妙のバランス”とまでは言えないと感じました。


でも、激しい仕事をされている方や若い方には丁度いい濃さかも知れません。

チャーシュー6
こちらがトッピングした”チャーシュー”です。前回の記事では自家製かどうかはハッキリは書きませんでしたが、今回は自家製であることが確認できました。


厨房内で、タコ糸で固く巻いたチャーシューからタコ糸を丁寧に外されているのが視線に入りました。


このチャーシューはいただく前につけタレに投入しておきますと、麺と絡めていただく時丁度いい具合に温まり、豚肉の繊維がハラリと解けるように口の中に納まります。

アップ7
まあ、この中華麺のテリと艶をご覧になって下さい。


微かにカンスイのアンモニア臭が漂っていて、食欲を刺激してくれます。いい麺を使っておられると思いました。

麺8
中華麺の弾力も申し分ありません。実に容易にスルスルと胃に収まっていきます。


なおスープの種類は、今回いただいた”醤油味”のものと”魚粉”が効いたもの、それに”味噌味”も用意されています。


食べる人の好みによって、選択肢が広いというのは嬉しいですね。

飲み干した9
あっという間に麺を平らげ、残ったつけタレも飲み干しました。


ただし一点だけ正直に告白しますと、”つけタレ”はワタシにとっては濃過ぎたので、お店の4人の視線から隠れてそっと残ったつけタレにお冷を足して薄めました。


見つかると、お店の方に失礼になると思い、緊張しながら僅かの隙をついてお水を少々足したのです。スリルまで楽しめました。


やはり”加齢”の影響でしょうか、最近になって味が濃いと感じるシーンが増えていることを実感しています。


ですからワタシが濃いという感想を書いても、それは割り引いて読んでいただくほうが間違いがないと思います。


いずれにしてもこのお店、麺好き人間にとっては実に美味しく楽しく、かつスリリングな一時を楽しめました。




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「再訪 91 四川の泰(たい)」・「愛媛グルメ紀行」 494

今日は”再訪シリーズ”91番目のお店として、昨年6月5日に”愛媛グルメ紀行”シリーズ304番目のお店としてご紹介した”四川の泰(たい)”さんを再びご紹介しましょう。(


場所は樽味2丁目、”愛媛大学農学部”の近くです。「四川の泰(たい)」・「愛媛グルメ紀行」 304


国道317号線につながる県道松山東環状線の、愛媛大学農学部西信号から西に入った”ベルエアー樽味”というマンションの1階にあります。

玄関1
こちらが、1階にあるお店の玄関です。


前回お伺いした時は、このお店のウリでもある”四川淡々麺”をいただき、そのゴマペーストの圧倒的存在感にいささかたじろぎました。そこで”再訪”するリストからは外していたのです。


ところが、ふと、このお店もう一つのウリである”麻婆豆腐”を試してみたいという気持ちになりました。


と言いますのは、このお店は会社から近くお店の前もよく通りますので、お店の外に置いてある看板も目に付いていました。


その画像付き外看板には”四川陳麻婆豆腐”の文字が。

お冷セット2
こちらは、最初に出されるお絞りとお冷のセットです。


さて”四川陳麻婆豆腐”のことですが、今までも何度か書いたことがありますが”麻婆豆腐”の生みの親は四川省成都にある”陳麻婆豆腐店”の店主陳森富の奥さんである”劉氏”が考案したものです。(中国は夫婦別姓)


陳麻婆豆腐店”の劉氏が考案した”麻婆豆腐”とは、挽肉と赤唐辛子・花椒(山椒の同属異種)・豆板醤をタップリ効かせたもので、その特徴”は唐辛子”の辛さである「辣味」(ラーウェイ)と”花椒”の痺れるような辛さである「麻味」(マーウェイ)にあります。

メニュー3
ところが、日本人には辛いし痺れる感覚が馴染まなかったのでしょう、四川省出身の料理人”陳建民”氏によって日本で受け入れられるようにアレンジされたものが一般的には提供されています。


前回頂いた”四川担担麺”は、その”陳建民”氏のアレンジになるゴマペーストを効かせたものでした。


ところがメニューにも書いてあります通り、「本場の四川山椒(花椒を意味します)痺れる旨さが癖になる」というキャッチコピーが光っています。


こちらは”陳建民”氏アレンジのものではなさそうでしたので、迷わず”四川陳麻婆豆腐セット”を注文しました。

麻婆豆腐ランチ4
こちらが、注文した”四川陳麻婆豆腐セット”です。お値段は850円(内税)です。


”麻婆豆腐”の色を見た瞬間に、”花椒”をタップリ効かせたものであることが分りました。


日本で一般的に出される”麻婆豆腐”より黒っぽい色をしていますが、それが”花椒”をタップリ効かせたものである証です。


この他に揚げ餃子が一品付いたものがセットになっています。

麻婆豆腐5
まあこちらの”麻婆豆腐”の色を見て下さい。黒に近い茶色の粉がかけられているのが見えると思います、花椒がタップリ振り掛けられています。


おまけに湯豆腐をいただくときの様に、”麻婆豆腐”は簡易コンロの上に乗せてあって、下からは固形燃料の炎で熱々の状態のままいただきます。


唐辛子の辛さの上に”花椒”によって口腔内が痺れに痺れますが、その上にコンロの熱で喉が焼けるほどに熱いんです。


ところが、これが本当に癖になる旨さなんです。好きな方には堪らない刺激でしょう。

卵スープ6
でも半端でない痺れなので、”麻婆豆腐”を食べながら時折この”卵スープ”をいただきます。


すると「ああ”卵スープ”クン、ありがとう!」とお辞儀したくなるほど癒されるんです。


「地獄で仏」とでも表現しましょうか。

野菜サラダ7
また、この野菜サラダにも救われます。完全無農薬の野菜を使われています。


健康にいいというより、痺れに痺れた口腔に優しいのです。「甘露、甘露!」と言いたくなる程です。


生野菜が特に好きな訳ではありませんが、この時ばかりは「救われた!」と最敬礼したくなります。

揚げ餃子8
こちらは、”揚げ餃子”です。さり気無く甘酢餡が掛けられています。これも嬉しいバランスです。


これら全ては、”麻婆豆腐”を如何に美味しく頂くかを考えた場合、無駄なものは一切ありません。

麻婆豆腐アップ9
こちらが、舌を火傷するくらい熱々で、唐辛子の全身が焼けるような辛さ、口中が他の味覚を感じなくするほど痺れる辛さの”四川陳麻婆豆腐”です。


二番町にある”一点張”さんの”担担麺”の、あの痺れ旨さに共通するものがあります。


四川では、「麻」(山椒の痺れるような辛味)、「辣」(唐辛子の辛味)、そのどちらが不足しても本場の麻婆豆腐にはならないと言われますが、まさにその「麻」と「辣」の味です。

ご飯10
さらにこのご飯がなければ、辛さには割と平気なワタシでも最後までは食べることは出来なかったとおもいます。


痺れた口中にご飯が入りますと、まあ本気で癒されるのです。「オマエサン、あんまり無理するんじゃないよ・・」と囁きかけてくれる様に。


「ウン、御飯君ありがと・・・・君が居てくれて助かった!」っと、自然に頭が下がりました。

完食11
ですから、卵スープ、野菜サラダ、甘酢餡の効いた揚げ餃子、そしてご飯たちを総動員して、”花椒”の痺れを癒しながらの”完食”です。


目の前の厨房に立っているシェフの方に、「かなり本気で痺れますね」と話しかけました。


すると「ええ、なにしろ本場四川の”花椒”をタップリかけていますからね。これは好き嫌いが分かれますね」と笑顔で仰いました。


「はい、ワタシはその内で、好きな部類ですね」と話しますと、チラッと完食した麻婆豆腐に視線を走らせ頷かれました。


燃え盛る体を持て余すようにお店を後にしました。「ご馳走様でした」




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「地恵地楽ダイニング 青空食堂」・「愛媛グルメ紀行」 495

今日は、県道松山東部環状線から今治へ向かう国道317号線へと向かう道路沿いの、樽味2丁目にある”地恵地楽ダイニング 青空食堂”さんをご紹介しましょう。

このお店は、”有限会社限会社ヴォルカニックカンパニー”という会社が運営されていて、元々西条の御出身の代表者がこのお店を含めて松山で3店舗を運営されています。

このお店の名乗り”地恵地楽”(ちけいちらく)とは、”地元の恵みを地元で楽しむ”というコンセプトが表現されています。

お料理の根幹をなす野菜類や肉類は、県内各地の契約農家さんから仕入れておられ、それぞれの生産農家の名前も表示してあります。

玄関1
こちらがお店の玄関です。

ワタシがお伺いした当日は、生憎の雨でした。またお訪ねした時刻は午前11時40分。

お店が用意された駐車場は20台を超えますが、8割方埋まっていました。

そして正午を廻るころには、玄関の踊り場には待ち席が用意されていて、そこで座って待っているお客様が数組いらっしゃいました。

冬の和ランチメニュー2
メニューは数多く用意されていますが、多くのお客さんが注文されていたのが画像のメニューです。


冬の和(減塩)ランチ”と名づけられた期間限定の和食メニューで、何と品数は11種類にも及びます。

お値段は1200円(内税)です。このお値段が高いか、あるいは割安に感じるかは全てのメニューをご紹介した後でお感じ下さい。

すき焼き風肉豆腐3
メニュー表に記載してあります通りに画像を並べてみました。

先ず最初は”すき焼き風肉豆腐”と銘打たれたこちら。

牛肉と春雨(はるさめ)と長ネギと木綿豆腐が、すき焼き風に煮られた料理です。生卵が乗せられていて、小皿に取っていただきます。牛肉の旨味が豆腐に乗っていて、濃厚な味付けでした。

鰤の照り焼き4
こちらは、”ブリの照り焼き”です。

今が旬のブリは、油が乗っていてそれは美味しい!

照り焼きのタレが絶妙でした。

白菜と湯葉の和風グラタン5
こちらは”白菜と湯葉の和風グラタン”と名づけられた料理です。

白菜のシャキシャキ感が残っている程度に湯掻かれ、湯葉とともにホワイトソースをかけてグラタン仕立てに料理されています。

白菜と湯葉の組み合わせの妙、意外性が楽しめました。

しいたけの落葉田楽6
こちらは”しいたけの落葉田楽”と名づけられたお料理です。

しいたけを丸ごと1個使って、石突(いしづき)を取り半分に切って、味噌を塗って”落葉”に見立てて焼いてあります。

しいたけの旨味を、味噌で引き立てたものです。言葉がありません。素材の持つ旨味を引き出す技に唸ります。

キャベツの磯部和え7
こちらは”キャベツの磯部あえ”と題されたお料理です。

春キャベツの持つシャキッとした食感を生かして、ゴマを振り掛けワカメで和えてあります。

海と大地の融合とでも言いましょうか。

伊達鯛の節分揚げ8
こちらは”伊達鯛の節分揚げ”と銘打たれたお料理です。

伊達鯛”とは、宇和島の養殖鯛のブランド名です。愛媛は”養殖真鯛”の水揚げが”日本一”の県です。

節分揚げ”とは、この季節感を表現したものでしょう。節分の時期に食べられていた”あられ”を表わしたものがピーナッツで表現されています。

ピーナッツが香ばしく揚げられている中味は、ホクホクの真鯛です。何と言う取り合わせなんでしょう。ただただ脱帽する他ありません。

じゃがいもとホウレン草の手まり9
こちらも実に手の込んだお料理です。”じゃが芋とほうれん草の手まり”と名づけられています。

じゃが芋は湯掻かれてマッシュされています。

そして湯通しされシンナリとなったほうれん草で”手まり”のように丸められたものを半分に切り、その二分の一を更に半分に切って伏せられた状態で供せられていました。

食べるまでは、半球状態の中味が分りません。食べてみて、初めてほうれん草の中味が分るという仕掛けです。

ホウレン草のゴマ豆腐10
こちらは、見た目も鮮やかな”ほうれん草のゴマ豆腐”です。

目で楽しみ、ゴマ豆腐のネットリとした濃厚な食感を堪能します。

たっぷり大根とタコ炊き込み11
こちらはご飯ですが、ただのご飯ではありません。”たっぷり大根とタコ炊き込みごはん”と名づけられたもの。

瀬戸内海のタコの炊き込みご飯ですが、瑞々しい大根が生に近い状態でサイコロ状に切られたものがゴロゴロと散りばめられています。

その複雑な食感を楽しむことは出来ませんでした。それまで頂いたお料理の数々で既にお腹はパンパンの状態。

完全にギブアップで、勿体ない事に一箸二箸を付けただけで終わりました。無念でした。

うどん12
こちらは、焼き白ネギの味噌うどん”です。

これでもか!という迫力で迫られましたが、”白旗”を掲げて降参しました。

「ま い り ま し た ・・・・」っと。

デザート13
この”バレンタインチョコレートケーキ”の名づけられたチョコレートケーキと生クリームだけは、意地でいただきました。

でも、既に”青息吐息”です。完敗でした。

これだけ素材を吟味され、手の込んだ調理をされたお料理が全11品並びました。その姿は壮観の一言です。

このお店と比較するのは、昨年11月29日と今年の1月9日に二度ご紹介した東野2丁目の”季菜”さんと、今年1月28日にご紹介した紅葉町の”たべものやみいつけた”さんでしょう。

さて・・・・・




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「再訪 92 馳走家 子規亭」・「愛媛グルメ紀行」 496

今日は”再訪シリーズ”の92番目のお店を再度ご紹介しましょう。


それは、昨年6月20日に”愛媛グルメ紀行”シリーズ315番目のお店としてご紹介した、畑寺2丁目の川又ビル1階にある”馳走家 子規亭”さんです。(「馳走家 子規亭」・「愛媛グルメ紀行」 315


場所は、南環状線沿いにある”束本集会所”の信号を東に入って、県道松山東部環状線畑寺交差点に至る50m手前にあります。

玄関1
住宅街の中にありますので、通りがかりに立ち寄るというお店ではないでしょう。


でも、この地で開業して今年の7月で11年、もうすっかり地域ではお馴染みのお店になっています。

店内2
主な営業は夜で、割烹居酒屋といった業態でしょう。


店主さんは、元々勝山町にあった”漱石亭”で包丁を握っておられ、11年前に独立された板前さんです。


和食の腕前は折り紙つきです。

子規亭定食メニュー3
このお店のお昼のメニューは、以下の3種類に絞り込んでおられます。


一番注文が多いのは、お店の名前を冠した”子規定食”800円、”毎日ランチ”600円、それと”さつま飯定食”650円です。さつま飯とは、さつま汁をご飯にかけていただきます。

子規亭定食4
ワタシが注文したのは、画像の”子規定食”800円です。お刺身が付いていますので、何時もは避けるのですが、今日の刺身は”戻りカツオ”のそれでしたから注文しました。


メインのお料理に4種の小鉢料理、それに汁とご飯と漬物、最後にコーヒーが付きます。


昨日ご紹介したばかりの”地恵地楽ダイニング 青空食堂”さんの”冬の和(減塩)ランチ”は、それは見事でした。ただ、11種類のお料理が目の前に並びますと、今のワタシの胃では却って怯んでしまいました。


量的にはこちらのお店の品数の方が、安心していただけます。

米ナス5
こちらが、メインのお料理”米ナスの味噌あんかけ”です。まあ何と立派な米ナスなんでしょう。


米ナスは、予め果肉にさいの目状の包丁目が入れられています。そして皮付きのままで焼かれ、その米ナスを器代わりにして、その上に味噌とカタクリ粉で溶いた餡がかけられています。


初めていただくお料理でした。茄子の皮は炙られていて、果肉には包丁で切り目が入れられていますから、かけられた餡とともに茄子の果肉を味わえます。


餡の味付け加減が、プロの凄みを感じさせられる出来栄えでした。

酢の物6
こちらは、”酢の物”は”七味鳥のパッションフルーツ風”と名づけられています。


通常の”酢の物”のイメージとは随分と違っていて、皮付きの蒸された鶏肉と、パッションフルーツやパプリカ、それにシャキシャキキャベツが効いています。甘くて酸っぱいのです。


その甘さも、砂糖の甘さではなくフルーツの甘さですし、スッパさにもフルーツの自然な酸味が活かされています。

ハンバーグ7
こちらは見た目通りに”ハンバーグ”ですが、ソースはカレー味のソースでした。


菜の花との彩りも見事ですし、カレー味のソースもあくまでも和食のカレーなんです。出汁が効いていて。

茶碗8
こちらは、”茶碗蒸し”。刺身を除いて、どのお料理も出汁の使い方に唸らされます。


茶碗蒸しの具材などは至って平凡なのですが、一度そこにお出汁が加わり蒸されますと、奥深い味に変身します。

戻りカツオ9
こちらは”戻りカツオ”のお刺身です。ワタシはお刺身は苦手ですけど、カツオとマグロはいけるんです。


鰹(カツオ)は、春から夏にかけて黒潮に乗って日本近海を北上しますが、秋になると東北・北海道沖から南下してきます。これが”戻りカツオ”と言って脂がのって美味しいんです。これを、生姜の薬味でいただきます。ネットリとしたカツオと生姜の相性は抜群です。


江戸の人は初夏の初鰹を珍重しますが、魚の旨味から言えば脂ののった冬の”戻りカツオ”に軍配が上がると思います。

汁10
こちらの””だって、それはもう出汁で勝負が付いています。


素人では絶対に出せない味でしょう。具沢山で、寒い季節にはありがたいですね。野菜類も一杯入っています。

ご飯11
このご飯の米粒の照り、光をご覧になって下さい。


やはり、ランチなどのご飯ものは、お米が美味しくなくては魅力が半減しますが、このご飯はふっくらと炊き上がっていて、噛めば甘味がでてきます。


店内もピカピカに磨かれていて、板前修業をきちんと積まれてきたことがうかがえます。


前回も書きましたが、”隠れた名店”だと思います。




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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 52

今週の土日も”愛媛グルメ紀行”を振り返ってみましょう。

今日振り返ってご紹介するお店は、154番目から156番目のお店です。



先ず最初は、一昨年10月22日に”愛媛グルメ紀行”シリーズ154番目のお店としてご紹介した”魚介系 らーめん あずま家”さんです。(「魚介系らーめん あずま家」・「愛媛グルメ紀行」 154

二番町2丁目で2011年5月3日に開店した新鋭のラーメン店です。

玄関1
場所は、二番町通りで大街道よりは東寄りのミツワ第28ビルの1階にあります。

玄関先には、”特製醤油らーめん”と”特製塩つけ麺”の文字と画像が踊っていますから、見つけやすいと思います。

ワタシは、基本的には”醤油ラーメン”が一番好きなのでありがたいお店です。

ラーメン5
それで、注文したのは当然に”醤油らーめん”です。値段は650円。

このお店のスープは、スープ素材の王道のトリガラを中心に、豚骨と瀬戸内海の鯖節や鰹節をジックリ煮込んだトリプルスープという贅沢なもの。

トリガラメインでスープをとると、透明なスープに仕上がりますが(もちろん無駄な肉片などをそぎ落とす等、丁寧な掃除という下仕事をしたスープのみ)、このお店のスープはトリプルスープなので、透明感はありません。

スープの奥深い味、コク、香り、それと麺のモッチリ感、どれをとっても、”唸り”ました。

 奇をてらわない”直球勝負”が好ましいと思いました。

ワタシはこのお店に2日続けてお訪ねし、もう一方のウリである”つけ麺”をいただいた程です。

このお店はぜひ再訪したいと思います。実質的には再再訪になりますが、何度お伺いしても唸らされると思うからです。



二番目にご紹介するのは、一昨年10月23日に”愛媛グルメ紀行”シリーズ155番目のお店としてご紹介した””らーめん えい吉”さんです。(「らーめん えい吉」 ・「愛媛グルメ紀行」 155

場所は、松前町下吾川の国道56号線沿い”家具のアイソウ伊予本店”と、”ビッグモーター”に挟まれたところにあります。

玄関1
ここに開店して、今年でもう12年になりますので見た人は多いと思います。

近くには、人気チェーン店の”りょう花”さんもあり、激戦地です。

らーめん上4
これが注文した”らーめん”です。お値段は500円。

スープは”豚骨”と”トリガラ”、それにタップリの”野菜”を2日間ジックリ煮込んで作っている自信作です。

しかも、”豚骨スープ”に特有の白濁を抑えると同時に、アッサリ味にまとめるという二律背反的な試みを見事成功させた”スープ”です。

豚骨特有の匂いも全く消えうせ、イノシン酸の旨味がスープに充満した、これは正に”傑作”ではありませんか。

麺は、らーめん専用の最高ランクの小麦粉を使い、名水百選で名高い”高井の名水”だけを使って、丹念に、丹念に練りこんであります。

弾力があってモチモチ。麺自体に艶があります。小麦粉本来の味を最高に引き出しています。

このお店は既に再訪しました。そして、昨年8月3日に”再訪シリーズ”13番目のお店(通算346番目)のお店としてアップしました。



最後にご紹介するのは、一昨年10月24日に”愛媛グルメ紀行”シリーズ156番目のお店としてご紹介した、宮西町にある可愛い喫茶店”ラ・トマト”さんです。(「ラ・トマト」・「愛媛グルメ紀行」 156

フジグラン松山店の北側の交差点の北西角にある愛媛信金宮西支店を西に少し入ったところにあります。

玄関1
この可愛い”三角錐屋根”が目印です。

店内は明るく、清潔で、意外と広々した空間が広がっています。

このお店のお客さんの特徴は、女性客が9割以上ではないかを思えることです。

ランチ上4
これが当日の”ラ・トマトランチ”です。お値段は735円です。

メインディッシュは”焼いた秋刀魚”で、他にサラダと酢の物、副菜は”揚げだし豆腐”、後は具沢山の味噌汁とデザート用のバナナ、それに香の物の組み合わせです。

ご飯は白米と五穀米から選べます。

なるほど、見るからにヘルシーで、カロリー計算を気にする女性には絶好のメニューでしょう。

でも、このお店は再訪しません。ぜひ再度行ってみたいとは思わないという程度の理由です。特に強い理由ではありません。



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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 53

今日の日曜日も”愛媛グルメ紀行”シリーズを振り返ります。

今日振り返るのは、157番目のお店から159番目のお店です。この頃からでしょうか、コンスタントにコメントが頂けるようになったのは。



先ず最初は、一昨年10月25日に”愛媛グルメ紀行”シリーズ157番目のお店としてご紹介した、県道松山東部環状線沿いの高井町にある”珈琲館 天秤(てんびん)”さんです。(「珈琲館 天秤」・「愛媛グルメ紀行」 157

国道11号線の久米窪田交差点を高井方面に南下していると、第一ゴルフパークの手前にあります。2005年の開店のお店です。

玄関1
県道を南に走っていると、左側にこのお洒落な建物を見かけます。

雰囲気は、完全に喫茶店で、事実美味しいコーヒーを飲むことが出来ることで有名になりました。

現在の、焙煎してコーヒーを抽出する飲み方が始まったのは13世紀のことで、それ以降特、特に15世紀に入って一般民衆がコーヒーを飲む習慣が広がりました。

そして、その頃のコーヒー豆は大変な貴重品で、看板のような天秤でコーヒー豆の重さを計るとき、もう片方の天秤にはダイヤモンドを入れて計ったということが言われています。

つまり、当時のコーヒー豆はダイヤモンドより価値があったということです。

このお店は、コーヒーを宝物として扱いたいという、喫茶店の矜持(きょうじ=誇り)として、その象徴である”天秤”を店名に選らばれました。

ランチ上3
このお店では、日替わりランチのことを”サービスランチ”と呼んでいて、当日のメニューのメインディッシュは”鰤(ぶり)の味噌煮”でした。お値段は850円です。

鯖(さば)の味噌煮”を出すお店は多いことですが、高級魚の”鰤(ぶり)”を出すのはちょっと珍しいのではないでしょうか。

しかも、部位は一番美味しいとされる”カマ”の部分が分厚く切って盛り付けてありました。

「ふ・ふ・ふ・・・・オイヒイー・・・」十分に満足させていただきました。

ですが、このお店は再訪しません。ワタシは喫茶店に行く習慣がないからです。



二番目にご紹介するのは、一昨年の10月26日に”愛媛グルメ紀行”シリーズ158番目のお店としてご紹介した、旧国道196号線、今の県道平田北条線沿いにある洋食屋”喫茶・洋食 Hamada(ハマダ)”さんです。(「喫茶・洋食 Hamada(ハマダ)」・「愛媛グルメ紀行」 158

場所は堀江町で、三浦工業株式会社本社ビルを経て、北条に向けて進むと権現川に架かる花見橋の手前左側にあります。

玄関1
お洒落なレンガ作りのお店です。2010年10月末に新規オープンしたお店です。

国道から外れて裏通りになったにも関わらず、厳しい立地条件を押しての出店です。

ランチ上6
ワタシが頼んだのは”Aランチ”、内容はハンバーグにカニクリームコロッケ、それにスープとライスが付きます。

しかも、”ミニグラタン”と”ミニアイス”のどちらかが選べ、ランチに付いています。お値段は850円です。

上の画像がメインディッシュの”ハンバーグ”と”カニクリームコロッケ”、サラダ添えです。

ハンバーグにはデミグラスソースが、カニクリームコロッケにはトマトソースが別々にかかっています。

洋食屋の基本中の基本である、”揚げ物”の揚げ加減も軽く仕上げっていて、お腹にもたれません。

でも、このお店は再訪できません。既に別のお店に代わっているからです。



最後にご紹介するのは、一昨年10月27日に”愛媛グルメ紀行”シリーズ159番目のお店としてご紹介した、国道196号線沿いの、伊予市下吾川にある洋食屋さんの”グルメハウス 高坂”さんです。(「グルメハウス 高坂」 ・「愛媛グルメ紀行」 159

国道沿いの大きな看板には”グラタン&ハンバーグ”という表示もあり、懐かしい洋食屋の料理がウリモノのお店です。

玄関1
レンガ作りの階段を上がってお店に入りますと、中は広々としていて、洋食屋さんとしては屈指の大型店です。

4人掛けのボックスシートが中心で、ゆったりと過ごせますし、椅子の背中が高いので他のお客さんの目を気にすることなく食事ができます。

昼時は、しばらく待ち席で待たされることも珍しくありません。

ハンバーグエビフライ3
ワタシは、このお店の看板商品でもある”ハンバーグエビフライ”を注文しました。お値段は、なぜか?1,082円。

さすが、看板商品に位置づけているだけに完成度の高い出来ばえ。

肉が柔らかく、お箸で食べることができます。

”エビフライ”の揚げ加減も手馴れたもので、揚げ過ぎないように気配りしながら、でも衣はパリパリの食感に仕上がっています。

全体が、熟練のなせる味です。

ですから、このお店は既に再訪しました。そして昨年11月9日に”再訪シリーズ”61番目のお店(通算414番目のお店)としてアップしました。




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「再訪 93 愛 LOVE ハンバーグ」・「愛媛グルメ紀行」 497

今日は”再訪シリーズ”93番目のお店として、昨年6月6日に”愛媛グルメ紀行”305番目のお店としてご紹介したお店を再度訪ねました。(「愛 LOVE ハンバーグ」・「愛媛グルメ紀行」 305


そのお店は、昨年3月14日にオープンした”愛 LVE ハンバーグ”さんです。


ワタシがこのお店を再訪したのは、3月16日でしたからお店は一周年フェアを開催されていました。

看板1
場所は、南環状線沿いの朝生田町4丁目にある”トイザらス”や”西村ジョイホームプロ朝生田店”が入っている”第一自動車教習所ビル”の1階です。


南環状線からは、画像の大きな”看板”の中ほどにお店の名前が見えます。


開店して1年が経過されました。南環状線からはお店が直接見えません。ですから、通りがかりに思いついて入るお店ではありません。

玄関2
こちらが”トイザらス”や”西村ジョイホームプロ朝生田店”の施設の中にあるお店の、外からの様子です。


お伺いしたのは、土曜日の午前11時40分です。施設の中の人通りは、余り多いとは言えない状態でした。

店内3
店内に入って席に付きますと、この広い”ドリンク・アイスクリームバー”が目につきます。


店内のお客さんの大半は、小さい子供さんを連れた若いファミリーです。店内の”トイザらス”を意識したお子様戦略の一環でしょう。


後で味付けにも触れますが、このお店は、お客さんの”メインターゲット”をシッカリ意識・認識されたお店作り、味作りが成されていると思いました。

メニュー4
このお店は”黒毛和牛”をメイン食材とした”ハンバーグ”がウリなので、そのメインメニューがトップに並んだメニュー構成、大変分りやすくて、お客さんにお店のメッセージがきちんと届いています。


1年近く前に来たときは、お店の自信作で看板商品でもある”赤丸ハンバーグ”を頼みました。


そこで今度は、メニューのもう一本の大きな柱、”黒丸バーグ”170gと、小ご飯を頼みました。それぞれ、1180円と150円の合計1330円です。ホンモノをいただこうと思うと安くはすみません。

お冷5
こちらが大きめのカットグラスに入って供せられた”お冷”です。


実はこの”お冷”にも大きな意味があったことに、この時点では気が付いていませんでした。

包む6
さて、こちらが前回<このお店では画像のような紙製の筒を巻くことで油の飛沫を防ぐ工夫がなされています。お店によっては、紙製のナプキンを首からぶら下げさせるお店もありますが、こちらのお店の工夫の方が勝っているように思いました。>と書いた、飛沫油対策です。


店内からは、これも前回の描写を借りましょう<実にリズミカルにハンバーグのタネの中の空気を抜く音が”ペタンペタン”と聞こえてきます。>


<しかも、成型したハンバーグを鉄板の上で焼いている”ジュージュー”という音も相まって、活気が溢れています。>と。

黒丸7
さあこちらが九州(当日は鹿児島・宮崎・長崎)の黒毛和牛のA5・A4ランクの、しかもそれぞれ味わいや舌触りが違う部位を粗引きし、ブレンドされた”黒毛和牛100%”の”ハンバーグ”です。


もう味わう前から、旨味が凝縮した脂が鉄板でジュージュー音をたてていますので、目と耳と鼻腔で楽しめます。


立ち昇る湯気さえも逃したくない、そういう思いだったんです。ワタシは”魚派”ではなく、明らかに”肉派”なんです。

黒胡椒8
まだ脂が落ち着いていない間に、フロアー係りの女性が実に絶妙のタイミングでワタシの横に立っていました。


そして「黒毛和牛の味を引き立てる”黒胡椒”はいかがですか?」と耳元で言った。


思わず無言で大きく頷(うなず)いた。会話の必要が無いほどのニ・ク・イ・タイミングだった。目の前で”黒胡椒”をリズミカルに削り入れてもらった。

柚子胡椒9
粗引き黒胡椒の舞い”が終わると、今度は再び近くに寄ってきて「薬味として、”柚子胡椒”か、もしくは”山葵”をご用意しておりますがいかがいたしましょう?」っときた。


今度も無意識にその言葉に引き込まれるように、少しかすれた声で「ゆ・・・・ゆ・・”柚子胡椒”をお願いします」と言った。

肉汁10
もう、後は何を言われても囁(ささや)かれても「聞く耳持たぬ!」と固く心に決めて、一気呵成、一心不乱、味覚集中で””を喰らう快楽に酔い痴れた。

まあこの”肉汁”(にうじゅう)をご覧下さい。すべからく””(魚類も含む)の旨味は””(アブラ)にあります。

実はこのお店、肉自体で十分旨いのですが、それに更にお店独自の香辛料でかなり個性的に味作りをされていると思いました。それは前回の”赤丸”でも似たような感想を持ちました。

これは、主な客層の若い夫婦を含むファミリー層を意識した味作りではないかと拝察したのです。


3種類の食べ方をしてみました。「何もつけない」・「オリジナルソースを少々つける」(ガーリックしょうゆ味)・「柚子胡椒をつける」。

ワタシの個人的味覚では、断然何もつけない」食べ方が美味しかった、旨かった。肉の旨味が存分に、しかも贅沢に味わえた。

170gもあったはずの肉が、アッという間にワタシの縮んだ胃袋を強引にこじ開けてスルリと収まった。

付け合せ11
付け合せの野菜類も、それぞれの個性と味をシッカリ発揮してくれた。「ありがとう」って、”付き合わせ群”に小さく礼を言った。


そして一番大きくお礼を言ったのは、冒頭でご紹介した”お冷”さん。この”お冷”、実はレモン果汁が僅かに垂らせてある。これが、濃厚なアブラが充満した口中を綺麗サッパリ洗い流してくれた。


"肉派”のワタシ、ついつい”美味しい肉汁”に心残りになりがちなところを、「未練を残すんじゃないよ!食いたかったら又来ればいいだけ!!」と、口中で言い放ってくれた。

識別番号12
レジでお金を払いながら、今日いただいた”お肉”の”識別情報”をihone5のカメラに収めていたら、レジ係りの女性以外に厨房からワタシを見つめている若いシェフさんの姿が目に入った。

そして、ワタシの斜め横には可愛いフロアー係りの女性(女の子と言っても通用する若さ)が、同じくワタシを見ていた。

ん???・・」と、いぶかしく思っていると、いきなりその若いフロアー係りの女性から・・・・・・。

「”じゅん”さんではありませんか?」と出し抜けに言われた。ワタシの親戚に、こういう可愛い子はいないはずと、ますます「?????・・・・」と、言葉が出なかった。

そしてかろうじて、搾り出すように「なぜ、ワタシが”じゅん”だと????」と、小さく言った。

「多分そうではないかと感じました。毎朝必ず7時に”じゅんのつぶやき”をずっと必ず読んでいます!」っと。

卒倒しそうになった。奥の厨房の若いシェフも、ワタシに軽く会釈された。

周囲に大きな””を探そうと目で追ったが・・・・な か っ た・・・・。

目は空ろになっていた。そこでフト「あ あ そうだ!ここには”西村ジョイホームプロ朝生田店”があったんだ、そこには確か・・・・”スコップ”が・・・・・」と、”じゅんはつぶやき”ながら・・・お店を後にした。



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「再訪 94 中華そば・創(はじむ)」・「愛媛 グルメ紀行」 498

今日は”再訪シリーズ”94番目のお店、一昨年9月6日に”愛媛グルメ紀行”シリーズ123番目のお店としてご紹介した”中華そば・創(はじむ)”さんを再びご紹介しましょう。(「中華そば・創(はじむ)」・「愛媛 グルメ紀行」 123


このお店、通算で498号です。500号まであと僅かに迫りました。


場所は県道久米垣生線沿いの東垣生町、調度、伊予銀行の支店の西隣です。最近この直ぐ近くに”セブンスター”もオープンしたところです。


この地で開業して、今年で5年目に入ったというお店です。

看板1
前回初めてお伺いしたのは、もう1年半前のことです。


実は、初めてお伺いして間もなく2回、3回と訪問を重ねました。会社の同僚に「驚くほど美味しいラーメンを食べさせるお店がある」と言って誘ったこともあるお店です。


ところが、その当時は頑(かたく)なに初回訪問のお店しか記事にしないと決めていた時期なので、記事にはしませんでした。それだけ、気にいったお店です。

玄関2
こちらがお店の玄関。取材に行った日は、今年の”春一番”が吹き荒れた日でしたので、暖簾や簾が風に舞っていました。


店内は店主の若い男性と、あとはフロアー係りの若い女性2人の3人体制でお店をやっておられます。


店内に入ると、威勢のいい掛け声で迎えられます。

つけそばメニュー3
その日は、まだいただいたことがなかった”つけそば”を注文しました。お値段は700円(内税)です。


大、中、小とあるメニューの中では当然に小の1玉を選びました。1玉でも135gありますから、麺の標準一人前と言われている100gよりは随分多目の量です。今のワタシにはピッタリの量です。


でも普通の男性なら、一玉ではちょっと物足りないかも知れません。

つけそば4
これがこのお店で呼んでいる”あつあつつけそば”です。このお店は量で選べる他に、つけタレは熱いのですが、麺は熱いものと水で一度締めた冷たいものを選べます。

つけタレ(熱い)と麺(熱い)ものを”あつあつ”と呼んでいます。

このお店のチャーシューは、一枚一枚を網の上に置き、炭火で炙ってから供せられます。

このチャーシューを炙って供するという一手間が、煮豚を本来の焼豚(チャーシュー)に近づけようと言う工夫です。最近でこそ、チャーシューを炙って供するお店が増えましたが、このお店は5年前の開店当初からこれを続けられています。

それと、このお店の店主さんの所作(しょさ=動き)と言いますか立ち振る舞いは、一種の様式美を感じさせてくれます。

動きに全く無駄がないのです。ルーティンワーク(決められた手順)を一つ一つ押さえられて、一部の隙もないのです。

また、麺を入れた器にさり気無く置かれた”レンゲ”にご注目下さい。後で説明します。

麺5
これが湯掻かれて、湯切りをされて器に盛られ、更に麺を湯掻いたお湯を張って供せられた麺です。

食べてみなくても、弾力のあるいい麺を使ってあることが分ります。カンスイの匂いも微かに漂います。

中央に一筋置かれた赤いものは”糸唐辛子”です。これを入れると入れないとでは、美的な色合いがまるで違ってきます。

ワタシは今回の延べ498店舗目にお伺いした中で、ラーメン・中華そば・冷麺・つけ麺等の”ラーメン分野”のお店を延べ116店廻っています。一番多いジャンルです。

その中で、この”糸唐辛子”を使っておられたお店に、他に2店舗出会いました。

それは2011年12月22日、シリーズ195番目にお伺いした”かめ福”さんと、2012年10月29日にシリーズ405番目にお伺いした、今治の”らあめん桜ふぶき”さんです。

つけ汁7
こちらが、前回の記事で<スープが、”官能的”しかも野性味と繊細さが渾然一体となっているのです。>と表現したスープです。


今日は少し濃く煮詰められて”つけタレ”として登場してくれました。


薬味には刻みネギと胡麻が入っていて、いい香りが鼻腔を刺激してくれます。”剛速球ストレート一本勝負”と表現したつけタレです。

具材6
こちらが別皿で出される”具材”です。


炙られて香ばしさが引き出された”チャーシュー”、”半熟の薫玉”が半分、”メンマ(シナチク)”と”カイワレ”です。


恐らく”メンマ(シナチク)”は乾燥された状態のものを仕入れられて、お店で水で戻して、さらに味付けされた出汁で煮られたのではないかと思いました。このお店の味になっています。


カイワレは好きではありませんが、つけタレに投入して麺と一緒に啜ると、ピリピリした刺激になっていい仕事をしてくれていました。

チャシュー7
こちらが炙られた”チャーシュー”です。


チャーシューをラーメンの具材にした初めの頃は、豚バラ肉などのブロックにタレや蜂蜜などの調味料を塗っって、更に赤い”食紅”を塗って甕(かめ)の中に巨大な釣り針のような鈎(かぎ)で吊して、炉の中で焼かれていました。


ですから昔のチャーシューは、ブロックを切り分けると周囲が赤く染まっていたものです。


代表的な広東料理の一種です。実に香ばしくて、脂が美味しいのです。

薫玉8
まあみて下さい、この”半熟薫玉”を。黄身がトロトロでしょう。


半熟卵は包丁では切れませんから、タコ糸で巻いてスッと半分に切り分けます。


この”半熟薫玉”だけ食べても、それだけで値打ちがあります。唸り声が自然に漏れてしまいます。

麺9
麺は湯気が立っていて、明瞭な画像にはなっていませんが、小麦粉が見事なフラノボイド効果で黄色く発色しています。

モッチリとした弾力があって、実にいい麺を使っておられます。一気呵成、無我夢中、一心不乱に啜りました。

さて、最初にご紹介した麺の入っている器に添えられた”レンゲ”です。

これは、店主さんの「全ての旨味が凝縮された”つけタレ”を、自分の好みの濃度まで湯掻いたお湯で延ばして飲み干していただきたい」とい無言のサインです。

当然その無言のサインには一目見ただけで気が付きましたから、”レンゲ”で湯掻いたお湯を掬って濃さを微調整しながら”つけタレ”を全部飲み干しました。

全部飲み干した直後、無意識に「あああ~、旨かった!」と声が漏れてしまいました。

それを見ていた店主さんには満面の笑みが。

「本当に美味しかったー!ご馳走様でした」と、こちらも勘定を払いながら言いました。

お店を出るとき、例によって威勢のいい声が揃ったところでお店を後にしました。ワタシの好きなラーメン屋さんの一つです。





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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 54

今日は祭日ですので”愛媛グルメ紀行”シリーズを振り返ります。

今日振り返るのは、160番目のお店から162番目のお店です。



さて最初は、一昨年10月28日に”愛媛グルメ紀行”シリーズ160番目のお店としてアップした、新浜市の喜光地にある、新居浜市きっての洋食の老舗”ごはんや OTOMI”(おとみ)さんです。(「ごはんや OTOMI」・「愛媛グルメ紀行」 160

このお店は”東洋のマチュピチュ”と呼ばれて全国的に有名になった””別子・東平地区”に写真を撮りに行った時に、地元の方にお薦めの”洋食屋”さんを聞いたらこのお店を教えていただきました。詳しい場所は省略します。

玄関2
こちらが、このお店の玄関です。どうみても、街場の普通の(古い)食堂でしょう。

ところが、新居浜の方はこのお店がちゃんとした”洋食屋”さんんであることを知っておられます。

それもそのはずで、今のシェフ夫婦は三代目で、お父さんから受継いで7年目です。

ですから、開業以来少なくとも50年は経っていると思いますが、今の孫夫婦は正確な開業年を知らないそうです。

面白いことに、ワタシのブログ友:Kaoriさん(ロサンゼルス在住)も最近になって、ロサンゼルスにある”お富さん”という日本食レストランに行ったことを記事にされていました。

オムライスアップ5
そこで、ワタシは何時ものように”オムライス”を注文してみました。お値段は680円です。

サラダとスープが付いています。

オムライスの中身はケチャップライスで、更にその中身はウインナーとマッシュルームでした。

上に乗っている卵は、もう”フワフワトロトロ”です。更にその上に、タップリデミグラスソースが廻し掛けてあります。

年輪を経た”オムライス”の味は絶品でした。さすがに三代続いただけのことはあります。

でもこのお店は再訪しません。お昼に新居浜市は遠すぎるからです。



二番目にご紹介するのは、一昨年10月31日に”愛媛グルメ紀行”シリーズ161番目のお店としてご紹介した、久万ノ台の南北の通り沿いにある”ちゃーしゅう工房 久万ノ台店”さんです。(「ちゃーしゅー工房 久万ノ台店」・「愛媛グルメ紀行」 161

県立松山盲学校を少し北に進むと、道路の西側にお店はあります。

以前は”ラーメン どさん子”という札幌ラーメンのお店がありましたが経営者が変わり、2010年の12月に店舗を改装して開店されました。

玄関1
この玄関に見覚えがある方もあると思います。この”ちゃーしゅう工房”というのは一種のチェーン店で、本部は北海道の千歳市にあります。

北海道ラーメン”と名乗っていますが、一般的に言えば”北海道ラーメン”という統一的なラーメンはなく、それぞれ”札幌ラーメン”や”函館ラーメン”、更には”旭川ラーメン”などと、発祥の地名で呼ばれています。

ラーメン4
看板には、北海道ラーメンと言えば味噌でしょ!!と大きく書かれていましたが、ワタシは小さい声で””醤油ラーメン!”を注文しました。

また、このお店の最大のウリモノは、店名にもなっている”ちゃーしゅう”(このお店では”焼肉ちゃーしゅう”と呼んでいます)で、圧力鍋を使い短時間で豚肉を煮ることで柔らかいちゃーしゅうを作り、それに独自のタレで両面を焼くことで完成させています。

それで、味は・・・・・これが奥深いスープの味で、意外と(スミマセン)いけたのです。

苦手なモヤシも全く気になりませんでした。東京風の”醤油ラーメン”のようなあっさりした味というか、気取ったところがないのです。

骨太の、がっぷり四つに組み合って食べる、という感じの味わい深いラーメンでした。

でも再訪はしません。チェーン店のラーメン店さんには、何度も行きたいとは不思議に思えないからです。

<注>その後、このお店は閉店され、現在は全く別のラーメン屋さんが開業なさっています。



最後にご紹介するのは、一昨年11月1日に”愛媛グルメ紀行”シリーズ162番目のお店としてご紹介した、旧空港通りに一昨年5月にオープンした”濃厚ラーメンつけ麺 風雲丸”さんです。(「濃厚ラーメンつけ麺 風雲丸」 真っ当な「B級グルメ店」 162

玄関1
これが、旧空港通りから見た店構えです。目立つ看板と、お店のディスプレイですので分かりやすいお店です。

お店全体を漁船に見立て、店内には”大漁旗”が飾り付けられています。

この”大漁旗”などのディスプレイや、”風雲丸”という店名、そしてメニュー構成や味作りまで、”フランチャイズチェーン店”ならではの完成度です。

チェーン本部は広島の会社です。

つけ麺上5
さて、ワタシが注文したのは”濃厚つけ麺”で、お値段は750円です。

このお店の一番のウリモノメニューを注文したというわけです。

漬けタレは、かなりドロっとしていて、いかにも”濃厚”という言葉がピッタリの印象です。

しかも、かなり”大量に魚粉”が漬けタレに混ぜられていて、豚骨本来の匂いはほとんどしません。

どうもワタシは、この”魚粉”に馴染めません。これが大好きといわれる方の方が多いかも知れませんが。

漬けタレの味は、見た目程、濃厚という味ではありませんでした。

やはりチェーン店独特の、研究された味付けや素材の扱い方は、破綻のない味となっていて、言わば”万人向け”に仕上げられているように感じました。

でも、このお店の凄いと思ったのは”レモン”を用意したところだと思いました。

つまり、途中までそのままでつけ麺を頂き、残り三分の一というところで、”漬物コーナー”にあったレモンを漬けタレに絞りいれます。

すると、それまでとは全く違った味に、劇的に変身します。ここで唸りました。

一瞬にして、濃厚で一種しつこく感じるスープから”しつこさ”が消え去ります。

これは、優れた工夫だと思いました。

でもこのお店も再訪はいたしません。どうしてもチェーン店のラーメン店さんには、何度も行きたいとは思えないからです。




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「再訪 95 茶房 ひょん」・「愛媛グルメ紀行」 499

今日は「再訪シリーズ」95番目のお店で、今年1月31日にご紹介した”茶房 ひょん”さんを再度ご紹介しましょう。(「茶房 ひょん」・「愛媛グルメ紀行」 466

場所は喜与町1丁目、一番町1丁目交差点の国際ホテル南館から北上し日赤に至る道沿いにありますが、ちょっと目立ちにくいかも知れません。

このお店をご紹介した理由は、久万高原町にお住まいの”木工師”と”漆師”の兒玉高次様ご夫婦の紹介でした。

そこで、店主さんの大屋さんの驚くほどの博識に驚愕させられました。”博覧強記の人”(はくらんきょうきのひと=広く物事を見知って、よく覚えている人を言う)とは、まさに大屋さんに相応しい言葉だと実感しました。

玄関1
こちらが、お店の玄関です。”茶房”とは書いてありますが、店内がどういう感じか分かりにくいので、知っている方がお客さんのほとんどでしょう。

499番目のお店としてこのお店をご紹介するのは、前回お伺いした時に”道後”という地名の由来が話題に上りました。その時に店主”大野さん”の博識振りに驚かされました。

それが刺激となり、3月25日(月曜日)から週一回”松山市の町名・地名の由来”というシリーズをスタートさせるきっかけとなったお店ですので、今回再び採り上げる事にしたのです。

店内2
店内では、既に一組のカップルと、カウンター席の一番奥で一人静かにファッション誌を読んでお料理を待っておられた妙齢のご婦人という構成の先客3人がいました。平日の午前11時45分です。

カウンター奥の妙齢のご婦人は、そこに居るだけで絵になる雰囲気を持った方で、結局最初からお店を出るまで一言も話しに加わることなく出られましたが、一言を発しなくても実に存在感がある女性でした。

カウンター席の一番手前に座りますと「前回来られた時もそこにお座りでしたね」と、店主さんに話し掛けられ、再訪のお礼まで言われて、却って恐縮しました。

ワタシに続くように、ワタシよりやや年嵩(としかさ=年上)と思しき女性3人組がカウンター席の中央に座り、これでカウンター席が全部埋まりました。

食器3
カウンター奥の食器棚には、品のいい食器類が綺麗に整理され並べられています。

そこからは、ワタシに続いてお店に入られたご婦人3人組が店内の話題を一手に引き受けた格好になりました。

どうやら、このお店は店主の真正面に当るカウンター席の中央を陣取った者が、店全体の話題の中心になるような暗黙の約束事でもあるかのように、自然にその3人が話の中心になりました。

ワタシの出る幕など一切ありませんでした。前回も、店主さんと大洲市から出てきたという”家庭菜園家”のおばちゃんとの話題に中々入るチャンスはありませんでした。

幸い大洲のおばちゃんが、餌をやって飼っている”ミドリガメ”が懐かないと嘆いていた瞬間に、「彼等が懐(なつ)かんのは、日本に入ってきてまだ80年位しか経っていないんで、多分彼らは、まだ日本語が分らんと思うんよー!」という一言で会話に参加できました。

ひょんの
この画像は、店主さんと3人のご夫人の中の一人に教えて頂いた”ひょんの虫癭”(ちゅうえい)というもの。

このお店の店名”ひょん”の由来は前回ご紹介しました。正岡子規の俳句の一節で使われている”ひょん”から採られているのですが、”ひょん”とは柞(ゆすのき)の別名で木質が非常に硬い木です。

その”ひょん”という木の葉に付く”虫こぶ”を”虫癭”(ちゅうえい)と言うのだそうです。

この”虫こぶ”は、さまざまな寄生生物の寄生によって、植物体が異常な成長をすることでこういう形になるのだそうです。

でも、こんな事を常識的なことの様に会話しながらワタシにお教えいただいた店主さんとお客さんの一人、一体どういう頭の構造をお持ちなのでしょう。

ランチ4
このお店は、お昼は一種類のメニューしかありません。お値段700円です。

一目見て分る思いますが、完全に野菜中心と言うか、動物性たんぱく質は魚の佃煮だけ。これは前回と同じです。

主な客層は女性陣が概ね7割、残りの男性客はワタシより幾らか年上と言う感じの方が中心ですから、お客さんには受け入れ易いメニューでしょう。

今回の3人組みの話題は、実に多岐に渡り、しかも実に詳細でなおかつ奥深いテーマに終始しました。

ご飯5
なお今回の”ご飯”は、ゴボウを出汁で炊き込んだ汁とキノコを混ぜいれた”焚き込みご飯”でした。単純な白米ご飯など出されません。

なおワタシの右手の3人の女性陣、その中に一人に特に話題が豊富で深い方がいらっしゃいました。

3人は店主さんのお話では俳句仲間だそうで、3人の話の特徴は、言葉の一つ一つの意味と文字を確認しながら話を進めていくところでした。やはり”俳人”ならではのことでしょう。

しかも、3人の役割り分担もきちんと出来ていて、話題の中心になる方が知識の宝庫のような方。

その話題を更に深める、或は別の世界に置き換えて考えてみる為に質問中心の役割りを担っている女性もいます。

そして、絶えず二人の話に相槌を打ち続ける一人。見事な役割り分担でした。なかり長いお付き合いの結果でしょう。

豆腐6
こちらは新居浜から取り寄せた”豆腐”です。残念ながらどういう材料で出来ているかは聞き漏らしてしまいました。

ワタシがお訪ねしたときは、3月3日の”節句”前でした。彼女達の話題は”ひな祭り”の話題から入りました。

何時も見事な雛壇を組まれるお宅が話題になって、その雛壇に何を添えるのか、それはその地方特有のことなのか等の話題が、実に熱っぽく語られます。

女性陣は幾つになっても”女の子”です。

コンニャク7
こちらは、”コンニャク”を千切ったものが上品に煮付けられています。歯ざわりも最高です。

自然のコンニャク芋から作られた材料を使われていることが、一目見て分りますし、一口口に入れただけでも味わえます。

彼女達のご飯の注文の仕方が、実に振るっていました。

私たち、御飯は”お嬢さん盛り”で!」と、3人が声を揃えてて言うのです。密やかに微笑みながら。可愛いではありませんか。

でも、ここで噴出しては悲惨な結果が待ち受けていることは百も承知ですから、ただひたすらニコニコとしながら話をお聞きして、自分の食事を進めます。ワタシは完全に3人と店主さんの観客です。

白菜味噌漬け8
こちらは”白菜の酢味噌和え”です。ただの酢味噌ではなく、胡麻を挽いて酢味噌と混ぜ、更に柚子を絞りいれてあります。

ほのかに柚子の香がして、しかも白菜のシャキシャキ感を損なっていません。

店主さん、話題が深くて豊富なだけでは決してありません。お料理のセンスも調理の才もそれはお見事と言う他ありません。

高菜卵とじと醤油豆9
こちらは”高菜の卵とじと香川の醤油豆を煮たもの”です。

今の季節に合ったものを、女性ならではの繊細なセンスで選ばれ調理され、それを可愛く盛り付ける。

ついつい、多用多岐に渡る話題に意識が集中しがちになりますが、目の前のお料理一品一品に”おもてなしの心”を感じ取ることができます。

これらのお料理と3人の女性陣の話題の深みの前では、ワタシなど何ほどのものではありません。

南予の料理”ふくめん”の話でも、その素材や料理法が詳細かつ具体的に語られ、その用語の一つ一つの意味と使用する漢字の確認は決して忘れません。

しかも”ふくめん”というお料理が郷土料理として出来た時代背景や南予地域の貧しい生産力というか、貧しさの中から工夫を凝らせて作り上げられたことろまで、キチンと押さえられて語られます。

貧しさの中の辛さ苦しさを、決して嘆いてばかりでは終わらせない、美味しい味に昇華させた南予人の心まで語られます。

南予人のワタシはニコニコ笑って聞きましたが、心の中では泣いていました。嬉しかったのです。

漬物10
この”漬物”でも決して平凡ではありません。キュウリと緋の蕪(ひのかぶら)、それに蕗(ふき)を辛子味噌で和えられたもの。

味も色合いも全部違います。手を抜いた後など微塵もありません。

決して豪華な食材を使っている訳ではありませんが、お料理と言うものの深さを感じさせていただける一品一品です。

この”一品”という言葉は、そのまま素直に”逸品”という言葉で置き換えが出来ると感じました。

食後におミカンを出していただき、お土産にと新居浜市近藤酒造の”酒粕”までいただきました。

食も話題も実に濃厚な時間を過ごさせていただきました。ただひたすら感謝あるのみです。

ご馳走様でした。そしてありがとうございました

最後にご紹介いただきました兒玉高次ご夫妻にも、再度感謝の意を表します「ありがとうございました」。




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「とうとう500号 リストランテ バル ヴァリオ」・「愛媛グルメ紀行」 500

今日”愛媛グルメ紀行”が、とうとう500号を迎えました。(その内訳は、新しいお店が404店舗、再訪したお店が96店舗、延べ500店舗です)

じゅんのつぶやき”としての記事通算では”1466号”に当ります。

これも一重に、このシリーズを見ていただいている方々のお陰だと感謝しています。本当にありがとうございました。

500号”を記念する、本日ご紹介するお店は愛媛県内ではなく大阪府大阪市にございます。

愛媛グルメ紀行”の”500号記念”に何故、大阪のお店をご紹介するか?

実は、大切な取引先の経営者の方にお薦めだといわれました。

その方は県外在住ですが、「松山大好き!」宣言をされていて、再々松山にも来られています。縁あって親しくしていただき、その方のお薦めのお店が大阪にあったということです。たまたま大阪に行く機会がありましのでお店をお訪ねしました。

また、その方のお薦めで大阪のお店を採り上げたもう一つの理由は、この”愛媛グルメ紀行”シリーズは”人と人の縁”でつながってきたということもあります。

十三商店街1
この”500号記念”として採り上げるお店の住所は、大阪市淀川区十三(じゅうそう)東2丁目です。

お店がある”十三”(じゅうそう)という町は、下町という感じの実に庶民的な町です。松山で言えば萱町といった感じの町です。

そこに超高級素材を使った本格的イタリアンレストランが出現しました。お店の方にお話をお伺いしますと、周囲の環境といいますか、雰囲気からはちょっと想像ができない立地なのですが、敢えてお店を出されそうです。

当初、この立地は高級イタリアンにそぐわないのではないかと反対される方もおられたそうですが、経営者を先頭に、関係するスタッフで何度も何度も話し合ったそうです。

お店2
しかし、お店作りに余計なお金は掛けないことや、周囲に強力なライバル店がないことなど、幾つかの前向き要件が討論の中で出されて経営者の”挑戦的な決断”に結びついたといいます。

このお店の”革新性”をご覧下さい。

十三商店街”の一角にあるコーナーをうまく取り込んで、長いカウンターの内側に厨房、外側の一列のカウンターに14席のカウンター席と、4席のテーブル席が用意されています。

また2階には8席のスペースがあります。店舗の外壁やドアはありません。一種の”屋台”です。透明の非常に分厚くて堅牢なビニール製可動カーテンで外側と仕切られているだけです。

お店の名前は”Ristorante Bar Vario”(リストランテ バル「ヴァリオ」)と言います。

Ristorante Bar”(リストランテ バル)は気軽に立ち寄れるお料理主体の飲み屋さんと言った意味、”Vario”(ヴァリオ)はイタリア語で"様々なとか色々な”という意味を持っています。

つまり、多種多様なお客さんに気軽に立ち寄っていただいて、イタリアン料理やお酒を寛(くつろ)いだ気持ちで楽しんで頂きたいという意味が込められているそうです。

お店のコンセプトは、「腕利きのシェフが高級素材を惜しみなく使って、本格イタリアンを最良の形で提供したい」です。

しかも一流ホテルのレストランとか名の通ったイタリアンレストランの、概ね三分の一価格で提供したいという”挑戦的発想”の下にスタートされました。昨年11月に開店されたばかりです。

ポップ広告3
余計な看板や過剰なポップ広告もしていません。

でも商店街を通る人々には、今、お店の中でどういうお料理が提供され、それをお客さん達がどう楽しんで食べているかを進行形で目の当たりにします。

気軽な普段着で、ふらっと訪れて気に入ったメニューを楽しんでいる様子自体が立派な宣伝媒体になっているのです。

赤ワイン
こちらはワタシが選んだ”赤ワイン”です。お値段はグラス売りの”ハウスワイン”で、赤、ロゼ、白供に400円です。

実はこのお店”ワインリスト”も揃っていて、ボトル1900円という手頃なお値段の”モンテベッロ サンジョベーゼ”(赤ワイン)など24種類のワインリストから選べますが、ワタシはグラス売りの赤ワインを注文しました。

ワインに合わせて”突き出し”として、”ミートペーストのパートフィセ包み”と”シトラスクリームの生ハム添え”が真っ先に供せられますが、その画像と説明は省略します。

ただその”突き出し”を味わっただけで、このお店のシェフの容易ならざるセンスと調理の技を垣間見ることができます。

オマール海老と季節の野菜のテリーヌ
お料理は、先ず先着5名~10名にだけ提供される本日の”限定 超スペシャリテ”と呼ばれているメニューから”オマール海老と季節野菜のテリーヌ”、お値段980円を選びました。

今日注文していただいたお料理のお値段合計は、500号を巡る旅の中では一番お高くなりました。

それは週5日間せっせとお店に通い続けて取材を重ね、写真を撮りそれを編集し、文章を書いて500号に至った”自分自身へのご褒美”の意味を込めて奮発しました。

なおこのメニューに使われている”オマール海老”は、エビ類としても最大級の大きさで、西洋料理では高級食材として扱われる素材です。

また”季節野菜のテリーヌ”の中央付近で茶褐色に輝いている粒粒の素材は、”世界三大珍味”の一つである”キャビア”です。”キャビア”はご存知の方が多いと思いますが”チョウザメの卵”です。貴重な食材を惜しげもなくふんだんに使ってあることが分かります。

このお店の一つの拘(こだわ)りは、素材に決してニセモノや紛(まが)い物を使わず、全てホンモノの素材を使うというところにあります。

テリーヌ”という調理方は、ホウロウ鍋にバターや豚の背脂を敷き、今日の料理の場合はオマール海老の身を解(ほぐ)したものと切った野菜、香辛料などを混ぜたものを詰めてオーブンで焼いて、最後に冷まして一種のゼリー状にかためたものです。

味は、海老と香草の香りがテリーヌに封じ込められていますから、それぞれの素材の持ち味が十分に引き出されていますし、キャビアのプチプチ感が口腔内で弾けます。

子羊ローストマルサラ酒とトリフソース5
こちらが”メインディッシュメニュー”のカテゴリーから選んだ”子羊のロースト マルサラ酒とトリュフのソース”です。お値段は1280円。

子羊”は”ラムチョップ”というロースの部位を肋骨ごとにカットした部位が使われています。ラム肉の食べ方としては最も高級で美味しいものとされています。

調理しているプロセスを見ていますと、小さなフライパンの上で炙りますが、その過程で出た余分な油を何度も捨ててローストしていきます。調理の途中でオーブンも使います。ですから、調理が終わるまでに20分ほどかかります。

マルサラ酒”は甘味を持った”酒精強化ワイン”(フォーティファイドワイン)です。また”トリュフ”とは、ご存知の様に”世界三大珍味”の一つで「黒いダイヤ」とも呼ばれる高級食材で、日本語で言うと”セイヨウショウロ”というキノコで、香りが命です。

子羊肉6
この画像が”子羊のロースト肉”です。

子羊は”ラム”とよばれ、生後12ヶ月未満の子羊を言います。素材としては牛肉より高級とされています。

ラムチョップ”の、まあ柔らかいこと。マルサラ酒の甘酸っぱい香りと”トリュフ”の独特の香りが生き生きと伝わります。

パスタ調理7
厨房内にはメインのシェフの他に三人のシェフが忙しく立ち働いています。

3個ある火口には火力の強いガスの炎で熱気に満ちています。

調理人さんの邪魔にならない程度に、調理法などを話しかけますと気軽に答えていただきました。

生うにスパゲティー8
さて、こちらが”6種のパスタメニューから悩みに悩みぬいた結果選んだ”新鮮ウニのクリームソース(スパゲティーニ)”です。お値段は1080円です。

画像のように、ふんだんに”生ウニ”が使われて1080円ですから、常識的には割安な値段設定だと思います。

なお”スパゲティーニ”とは、直径が2ミリ程のスパゲティーに比べて、直径が1.7ミリ程度のより細いスパゲティーです。

生ウニのネットリした濃厚な味が贅沢に味わえます。海を食べている感じです。

スパゲティーに関して言えば、個人的には、”400号記念”の舞台に登場していただいた松山の”フォンターナ”さんのスパゲティーの味が好きですが、それに勝るとも劣らない素晴らしい味でした。

フォンターナの店長さんに画像もお見せしそのことをお話してみたところ、「これだけの食材を使って1080円とは!・・・・ウチだとそのお値段ではとても提供できません」というお答えでした。

生うにスパゲティー小皿9
実は、このお店には親しい友人と二人で来ました。その友人と、様々な話をしながら素晴らしいお料理を楽しみました。

二人の好みはそれぞれに違っています。それは当たり前のことです。ですから、ワタシと友人でそれぞれ好みのものを注文して、それをお互いに小皿でシェアしながらいただきました。

つまり画像でご紹介したメニュー数だけ、別のメニューも”小皿”に取り合ってお互いに楽しんだことになります。

その全部のメニューをご紹介しようと思うと、この倍の画像をアップしなければならなくなります。でも、それでは余りに長くなりすぎますので、ワタシがチョイスしたメニューをご紹介しております。

同じお金を出して、二種類の違ったメニューを楽しめるという工夫が最初からなされているお店なのです。

これも、最高の素材をお気軽に楽しんで頂きたいという、このお店の出店の趣旨なんです。正に”挑戦的発想”を持ったお店です。

グラッパ
この画像は、一緒にお料理を頂いた友人が注文したメニューを二つだけご紹介する物の内の”食後酒”です。

これは”アマローネ”と言われる”赤ワイン”の一種で、その中でもこちらは”グラッパ”という銘柄です。お値段は680円です。

グラッパ”と言うのは、イタリア特産の蒸留酒で、ブランデーの一種です。

ワインを蒸留して作る一般的なブランデーとは違い、ブドウの搾りかすを発酵させたアルコールを蒸留して作るものです。

多くは樽熟成を行わないので無色透明ですが、ブドウの香りを程よく残しています。アルコール度数は30から60度と、極めて高いので”チェイサー”(バー用語で、続けて口直しに飲む水のことです)が用意されています。

ワタシもちょっと飲んでみましたが、強い香りがあって最初は甘く、後口がドライな余韻が残りました。超個性的な”酒精強化ワイン”です。

ティラミス10
こちらも友人が選んだ”ドルチェ”と分類されたもの、つまり食後のデザートのことです。”ドルチェ”を正確に言うと、イタリア語で甘い、甘美な、優しい、柔らかいという意味の言葉です。

友人が選んだのは”ドルチェメニュー”の中でもティラミス”でした。お値段は390円。

その友人は、”スウィーツ”には一際の(ひときわ)造詣を持たれている方です。

その友人曰(いわ)く、「これは大人の”ティラミス”だ」と。「ただ単に甘いだけではない。人生の辛苦を舐めてきた大人が、ほろ苦くそして甘く味わえる”ティラミス”だ」と。

ワタシは甘いものに対する知識や見識は持ち合わせておりません。

この”500号記念”を飾ることにつきましては、自分の苦手な分野は得意な方の見識をお借りして皆様にはご紹介させていただくことにいたしました。

これは”愛媛グルメ紀行”というシリーズが、決してワタシだけの力では成り立っていないことの証として、敢えてご紹介させていただきました。

なお、このお店を出すことに”挑戦的決断”をなさった経営者様及びスタッフご一同様に、その”英断の果実”を存分に楽しませていただきましたこと、敬意を表しますとともに感謝の意を捧げたいと思います。


長い文章と多い画像にお付き合いいただいた方々全てに、深い感謝の意を表しまして”500号”の区切りとさせていただきます。

全編がかなり長文で、しかも独断と偏見に満ちていると思われても仕方がない”愛媛グルメ紀行”を今まで見ていただきありがとうございました。

なお、明日は500号を越えました後の”愛媛グルメ紀行”をどう続けるか、ということをお話したいと考えております。




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「愛媛グルメ紀行」 500号を書き終えて 今後のこと

昨日、”愛媛グルメ紀行”は500号に至りました。

多くの方から、温かいコメントを頂きありがとうございました。

愛媛グルメ紀行”シリーズを書き始めましたのは、2011年1月24日ですから、昨日までで789日間かかりました。約1.7日間で1回づつ書いてきた計算になります。

しかしこれは冷静に考えると容易ならない頻度(ひんど)だということに、最近になって気が付きました。

週に平均して5日間、様々なお店を訪問し、食べ、取材し、写真を撮り、翌朝記事にまとめる。かなりの時間とお金と精神力、そして集中力が求められます。まあ、一種の執念で書いてきました。

ワタシの”愛媛グルメ紀行”は、”飲食店を人”と捉えて、訪問し食事をいただく中でそのお店の”どこか、人としての部分”をもお伝えしたいという考えで書いてまいりました。

ですから、そのお店の方と何等かの会話が出来なければ、満足なものは書けません。対話が出来なかった場合は、神経を研ぎ澄ましてお料理やお店を観察して、そこから感じ取れたものを文章にまとめて来ました。

毎日昼間は、自分で好き勝手にお店を選び、距離やお金などに捉われず自由に昼食を取ってきました。

しかも、時には松山市を離れ、伊予市や松前町や内子町等の他の地区まで”お昼ご飯を取材”するために遠征します。そういう状態が3年近く延々と続いています。

常識的に考えてみれば、恐らく”尋常”とは言えない記事作りを続けていたのかも知れません。

太平洋と夕日2
(この画像は「太平洋と夕日」の風景で、本文との直接の関係はありません)

しかし500号を書き終えまして、これでは”体力的に”到底続かないとつくづく感じました。

そこで来週からは、原則土日はアップをお休みすることにしました。そして、週の3日間は”愛媛グルメ紀行"シリーズを続け、残りの2日は別のシリーズでつないでいく事にしました。

ただこれは原則としてということですから、土日とか連休中に、特別に書くテーマがあれば、その時は事前に予告してアップすることはあるとおもいます。

また、1回目訪問と再訪までは記事にして、3回以上行った場合、今までは記事にしていませんでしたが、今後は3回目以降もお気に入りのお店として記事アップすることにします。

明石海峡大橋3
(この画像「は明石海峡大橋」の風景で、本文との直接の関係はありません)


これは、”ブログ友の何人かのありがたい忠告”を受け、しみじみ考え直した結果の判断でもあります。

その方たちは、このままでは精神的に、物理的に、そして新しいお店を訪問し続けると言う”数の困難”さに、何れ行き詰ることをトウに見越されていました。本当に頭が下がります。

今まで、毎朝午前7時に「判で押したように」アップを続けてきましたので、ワタシのブログを見ていただいている方の中には、毎朝の日課になっている方もいらっしゃるとお聞きました。

一日も休まずアップをし始めて、約3年になります。それは途切れる事になりますが、更に長く書き続けるために決断しました。

500号を書き終えまして、今後のことを上のようにすることにしましたのでお知らせいたします。

ブログは、極めて個人的な表現方法で自由気ままに”書くもよし、書かぬもよし”の世界かも知れません。

でも、こうやって先々の予定まで書いてしまう、こういう性格はもう直らないかも知れませんね。ただ、このようにブログ上で予定を書くことで自分を縛る、その”自分への縛り”が書き続けるエネルギーになるのでは、と信じています。

ですから、個人的表現手段とは言え、敢えて今後のアップに対する考え方にも言及させていただきました。

なお願望としては、1000号までは書き続けたいと思っているのですが、それは果たしてどうなりますか?


今後も、このつたないブログにお付き合いいただければ、これ以上の幸せはありません。どうかよろしくお願いいたします。



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「松山市の地名・町名由来」シリーズを始めるに当って

明日から、シリーズで「松山市の地名・町名由来」を書いていきます。


地名・町名由来”のシリーズが続く間は、原則として毎週月曜日に週1回のサイクルで書いていくつもりです。ただし、取材の関係でずれる事もあるかも知れません。


実は以前から、ブログ友:”ファットマン”さん(ブログ名:ファットマンの松山B級グルメ日記)から、松山市の地名や町名の由来を採り上げたらどうか?と示唆を受けていました。


そして直接のきっかけとなったのは、今年に入って1月31日に”愛媛グルメ紀行”シリーズ466番目のお店として”茶房 ひょん”さんを採り上げた時に、お店の女将さんと”道後”という地名の由来が話題に上ったことです。

傘屋町標識1
それと、元々松山の町名に興味を持ったのは上の画像の標識です。


この標識は松山市内のある場所にありますが、現在は存在しない「傘屋町」(かさやまち=傘の文字が省略化されて表記されています)と表記してあります。


この「傘屋町」は一体どの辺りにあって、何時頃、どういう由来で使われていたのか?という疑問を持ったことも「松山市の地名・町名」の由来に興味を持ったきっかけとなりました。(傘屋町のことは、シリーズの途中で明らかにします)


そこで、松山市の地名・町名の由来をシリーズで書いてみようと思い立ちました。


ただし、このシリーズを書くに当っては「アトラス出版」から出版されている「松山 地名・町名の 秘密」、著者:「土井中 照」氏の著書を参考文献として使わせて頂きます。(2002年12月10日初版出版)


それに加えて、現地を取材し写真を撮り、他の文献なども参考にして書いていきます。


特に、地名・町名の由来となった”神社・仏閣”などの””が残っていれば現地に行って画像に記録し、それを皆様にお示しすることで、地名・町名由来をより身近なものとして捉えていただけるよう工夫しました。


また相次ぐ合併で松山市は拡大してきましたが、合併によって産まれた”新町名”には由来となる””などの存在がない場合の方が多いので、由来をお示しできない場合も多々あります。


ここに、「土井中 照」氏の御労作に敬意を表しますとともに、一部を参照させていただくことをお断りいたします。


なお、「松山市の地名・町名由来」シリーズの第一回目は「久米町・来住町」で、明日3月25日(月曜日)午前7時にスタートさせます。




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「松山市の地名・町名由来」・ 「久米町・来住町」 1

今日は、「松山市の地名・町名由来」の第1回目です。


第1回目にどこを採り上げようか、考えました。そして、松山市の地名・町名の中で歴史的に一番古い町名を選びました。

それが「久米町」(くめまち)であり、「来住町」(きしまち)はその関連で採り上げます。

久米小学校1
これは、南久米町にある”久米小学校”の校門に刻んである校名です。

久米」(くめ)は松山最古の地名というより、愛媛県最古の地名でもあります。奈良の”藤原京跡”から「久米評」(くめこおり)と書いた木簡が出土しています。

藤原京”というのは、日本の時代区分から言えば縄文時代・弥生時代・古墳時代と続いて、その次の”飛鳥時代に築かれた都です。概ね6世紀末から7世紀という時代です。

日本国が、初めて国家として成り立ち、今まで”大君”(おおきみ)と呼ばれていた天皇が、初めて”天皇”と表記された記録が残っている天武天皇(てんむてんのう)の次の代の、持統天皇、文武天皇・元明天皇の三天皇が在位した時代です。

久米官衙全体1
この画像は”久米官衙遺跡群”(くめかんがいせきぐん)です。国道11号線から直ぐのところにあります。

”久米官衙遺跡群”は、”回廊状遺構”(かいろうじょういこう)を持つ遺跡で7世紀後半に作られたと言われています。

久米評石
これは平成元年1月に発見された”久米評”(くめこおり)と書かれた”須恵器”という土器の一種です。

この「」(こおり)という言葉は、7世紀後半だけに使用されていた地方区分で、その当時から来住台地周辺は「久米」(くめ)とよばれ、「」(こおり)という地方区分で治められていたことが分ったのです。

では、”くめ”という言葉の元々の意味はと言いますと、”くるめき”からきていて川が蛇行し、入り組んだところを意味する言葉だそうです。

愛媛県内でも、大洲市には「久米村」や「南久米」という地名がありますが、こちらも肱川が蛇行し入り組んだ土地を”久米郷”とよんでいたことが由来です。

なお現在の「久米町」は、人口の増加に伴い「南久米町」と「北久米町」とに分かれました。

久米官衙遺構群全体図2
この画像は、”久米官衙遺構群全体図”です。


この”久米官衙遺構群”の発掘調査によって、”久米官衙遺構群”が「久米評」を治める役所とその関連施設であったことが分りました。

なお、この地域は古代より”久米氏”という氏族が支配していましたが、久米氏の祖先は”日本書紀”にも出てくるほどの名族で、中央の”大伴氏”の支配を受けていたとも言われています。

回廊図3
久米官衙遺構群”の特徴は”回廊状遺構”を持つ遺跡であり、南辺中央には門が作られ、その門をくぐった正面には”正殿”(せいでん)とよばれる建物があったことが確認されています。


ここにあるような大規模な区画施設が、この頃地方官衙で造営される例はほとんどないことから、斉明天皇(さいめいてんのう)が筑紫(現在の福岡県)へ向かった際に立ち寄った”石湯行宮”(いわのゆかりみや)と関連づける説もあるそうです。

金堂基壇4
この画像は、”来住廃寺”(きしはいじ)の”金堂”(今でいう本堂)の基壇(建物の土台)跡で、”金堂基壇”(こんどうきだん)と呼ばれているものです。

金堂は真北方向に建てられていたことが分っています。

来住廃寺石碑7
この画像は、”国指定史跡”である”来住廃寺”を示す石碑です。

来住廃寺遺構図8
来住廃寺”は、7世紀末頃、回廊状遺構が取り壊された後に造営されました。

しかし、その規模や建物の配置など、その詳細はまだ分っていません。

来住廃寺から出土した瓦から、”奈良法隆寺”の系譜を引くお寺だったと考えられています。

つまり、仏教が伝来してから奈良で花開いた仏教文化が、いち早く伊予の松山でも伝えられていたことを物語るものです。

久米官衙遺構想像図7世紀
これは、7世紀中ごろの”久米官衙遺構”の想像図です。

官衙・国衙”(かんが・こくが)とは、奈良時代(7世紀初め)に、全国に律令制度を構築するために地方政治を遂行する”国司”(こくし)が居た役所のことです。

なお、厳密に言えば”官衙”と”国衙”は違うのでしょうから、”久米官衙”に国司が居たと言うわけではないかも知れません。

つまりこの時代の”伊予国”の政治の中心は、現在の今治地域にあったとされる”国府”(こくふ=現在も、その位置は特定されていません)でした。

ですからあくまでもイメージですが、この辺りを、国から派遣された国司や国博士・国医師・国師といった専門職員や雑徭(ぞうよう・ざつよう=国司の権限で集められた地元農民達の一時的労役夫)たちが普通に歩いていたのか、と想像するだけで楽しくなります。

その事を想像すると、日本の中世にタイムスリップしたような、不思議な感覚に見舞われるからです。

来住町標識1
この「来住」(きし)という地名の由来は諸説あるそうです。

かつてこの地は戦場となった歴史を持ち、戦いが終わると再び人々が帰ってむようになったという説や、中世の守護大名であった”河野氏”の家臣である”岸氏”の館があったことから「来住」となったという説などがあります。

「松山市の地名・町名由来」の第1回目から、いきなり歴史的単語が多数出てきて、やや読みづらい話になってしまいましたが、これは「久米」(くめ)という地名が愛媛では最古の地名であった為と、”久米官衙遺構”と言う史跡があったがためです。

次回以降は、軽くいきたいと思います。



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「再訪 98 フォンターナ」・「愛媛グルメ紀行」 501

愛媛グルメ紀行”も500号を越え、今回は501番目のお店をご紹介しましょう。

今日からご紹介する”3店舗”は、延べ500店舗を越えた中で現時点でワタシが”一番お気に入りであるお店”です。

その第一弾が、、旧の空港通3丁目にある”大森商機㈱”と”竹宮皮フ科”の交差点を北に上ると、道路の東側(右側)に見えてくる”コーポ王赤”の1階にあります”フォンターナ”さんです。(「フォンターナ」・「愛媛グルメ紀行」 241)・(「再訪1 フォンターナ」・「愛媛グルメ紀行」 307)・(「今日で400号!出会いと旅立ち」・「愛媛グルメ紀行」400

玄関1
このお店を初めてご紹介したのは、2012年3月7日に241番目のお店としてです。その時は、偶然に訪れたのです。でも、このことが”運命の出会い”となりました。

2回目、つまり”再訪”したのは、”愛媛グルメ紀行”が300号を越えて、初めてのお店だけでなく”再訪”したお店も記事にしていこうと方針を変えましたが、その”再訪第一弾”がこのお店で、2012年6月8日に307番目のお店としてアップしました。

そして”愛媛グルメ紀行”が400号を迎えたとき”400号記念号”の舞台として登場していただきました。

ただし、その時の主役は”フォンターナ”さんではなく、フォンターナさんで長年バイトを続けていた”KMさん”の出会いと旅立ちをメインテーマとして書きました。

ですからこの501号が、実質的には4回目のご紹介となります。

このお店に出会ったことで、実に数多くの方と”フォンターナつながり”が生まれました。例えば、ワタシのブログにリンクしている:”ココヒロ”さん(ブログ名:ココヒロのdream☆life)さんとか、時々コメントをいただき、お店でもお会いした”くく”さんなど数え切れない方々とお知り合いになれました。

容器2
1年ほど前、このお店に初めてお伺いしたとき、真っ先に目に飛び込んできた光景がこれです。画像に見える積み上げられた木製の容器です。

この木製容器を初めて見たには、もう遥か大昔のこと、東京の渋谷道玄坂にあるイタリアンの伝説の名店”壁の穴”さんでした。

この”壁の穴”というお店は、スパゲティーの世界に”和風味”を持ち込んだ先駆者です。今でこそ当たり前に”イカとイクラ”だとか”納豆スパ”だとか”明太子スパ”など、どのお店でも当たり前に出すメニューの生みの親となったお店です。

そこで見ていた光景がいきなり目の前に飛び込んできましたから、驚いたと同時に懐かしく思いました。

それ以降、このお店はワタシの”愛媛グルメ紀行”シリーズを支えていただいている”原点”のようなお店になりました。

メニュー3
このお店は、正直に言いますと月に最低4回はお尋ねしています。このお店に来ますと、故郷に帰ったかのように落ち着くのです。

ですからこのお店は取材をする為ではなく、頭を空っぽにして純粋にスパゲティーを堪能するために通っています。

毎日違ったお店に通って、神経を研ぎ澄まして観察しながらお店を記事にしていますと、そういうことを一切忘れて単純に食事を楽しむことができるお店がどうしても必要となります。そのお店が、ワタシの場合”フォンターナ”さんなのです。

メンタイ紫蘇4
画像は、40年以上も昔、東京の”壁の穴”さんが生み出した”タラコスパゲティー”です。

ただし、このお店はそれに独自に”紫蘇”(しそ)を加えられました。メニューの名前は”たらことしそのスパゲティー”です。お値段は900円です。

メンタイ紫蘇5
紫蘇と海苔の風味が効いていて、実にサッパリしたお味に仕上がっています。

麺7
麺の湯で加減も、当然に絶妙です。たらことバターの風味とネットリ感、磯の香漂う海苔の風味、紫蘇の爽やかな香り、アルデンテに湯掻かれたスパゲティーの調和が見事です。好きな味です。

しかし、単純に好きと言うだけのお店ではありません。

実はある日、イタリアンレストランのオーナーさんをご案内してこのお店で食事をしたことがあります。

すると、そのイタリアンレストランのオーナーさん、お店に入るや否や普段見ることがなかった鋭い視線を飛ばし、お店全体を嘗め回すように観察されました。

流石はプロ中のプロです。都会の有名なイタリアンレストランはことごとく訪問し、研究に研究を重ねられている方です。

一番最初、その方がしたことは席数を数えること。

そしてフォンターナさんが使っているスパゲティーの銘柄に視線を飛ばしました。そしてこう言ったのです。「じゅんさん、あのスパゲティーの銘柄は、イタリア国内のレストランの約7割が使用しているというトップブランドです」と。

そして、シェフの調理に関する動作をじっと見つめ、更に厨房の中の隅々まで体を乗り出されて観察されていました。

「じゅんさん、シェフの動きに全く無駄がないです。見事です。しかも、少数のスタッフで運営できるシステムをオリジナルで確立されている。このシェフさんは、経営者としても優れた資質をお持ちだと思います」と。

和える8
それは、この画像に見られる一連の厨房内の流れを見られてのお話でした。

「第一、これだけの席数で、これだけ流行っているお店の厨房をシェフ一人で切り盛りすることは、驚異的に効率的です」とも。

「それを可能にしたのが、この”木製の容器”を使われたことにあると見ました。つまり、スパゲティーを盛り込む容器であると同時に、パスタを”和える”器でもあるということです。これなら、和えると言う作業をシェフ以外でもこなせます」と言われました。

そして、出来上がったスパゲティーを一口食べるや否や、大きく右手の親指を高く突き出されて、「旨い!見事な茹で加減ですね」と、今までの鋭い顔つきが一変して柔和な表情になりました。

そし最後に、「じゅんさん、このお店が流行っている理由は、シェフの腕が確かでお料理が美味しいことは当然として、それ以上にこのお店のシェフの””ですよ、お人柄ですよ!」と。

多肉植物9
たかが30分位の食事時間に、”フォンターナ”さんを丸裸にして見せました。

イタリアンを研究し尽くされ、現に流行っているイタリアンレストランを経営されているプロが、心も舌も満足されたのです。

紹介したワタシの面目も立ったというものです。

また”フォンターナ”のオーナーシェフさんは、お料理ど素人のワタシに、調理する側からの様々な知識や経験をお話して下さいます。それもワタシにとってはありがたいことです。

501号店としてご紹介した意味は、単に好きなお店というだけに止まらず、これからの”愛媛グルメ紀行”を書き続けていくための”原点”のようなお店だということをご紹介したかったからです。



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「再訪 99 うどん味十味」・「愛媛グルメ紀行」 502

昨日から再訪したお店以外に、再再訪でも更に何度でも気にいったお店は記事をその都度アップすることにしました。


その第一弾は、昨日御紹介した”フォンターナ”さんでした。501番目のお店として採り上げた理由は昨日書きました。


そして、先日予告しましたように今週は続けて3店舗ご紹介しますが、その3店舗が今のところワタシの一番のお気に入りのお店です。


お気に入りのお店の第二弾は、再訪、再訪番外と既に実質3回採り上げているお店の4回目の記事です。ですから、”再訪番外”としていた”再訪シリーズ”の番号も、同じく実質3回採り上げていた”フォンターナ”さんの分も含めて今回調整し”再訪シリーズ”99番目のお店としてご紹介します。


そのお店は南高井町にある”うどん味十味”(あじとみ)さんです。

店舗1
こちらが南高井町の第四十八番札所”西林寺”から見た”うどん 味十味(あじとみ)”さんです。


このお店を一番最初に採り上げたのは、2012年3月22日251番目のお店として。(「うどん 味十味(あじとみ)」・「愛媛グルメ紀行」 251)・(急告!「再訪23 うどん味十味」・「愛媛グルメ紀行」363)・(「再訪(番外)うどん味十味」・「愛媛グルメ紀行」 436


このお店を紹介していただいたのが、昨日501番目のお店として採り上げた”フォンターナ”さん。初回は”天ざるうどん”をいただきました。


2回目にご紹介したのは、2012年8月28日363番目のお店として再訪記事をアップしました。いただいたのは”冷し生野菜ぶっかけうどん”でした。


そして3回目は、2012年12月12日463番目のお店として、再訪番外編として記事にしました。いただいたのは、温かい”しっぽくうどん”でした。

厨房2
厨房には店主さんとその奥様、フロアー係りの女性の3人体制。


これが夏休みなどになると、お孫さんまで総動員で対応されます。


そして、ここでいただくお野菜類は自分の畑で作っておられ、朝それを収穫しその日の内に出します。

メニュー4
このお店のメニューをご覧下さい。今まで勘定を払う時、毎回1円の端数まで付くので、奥様の計算違いかな?と思ったこともしばしばです。


そこで今回、メニューに1円代の端数が付いている理由をお尋ねしました。


すると、いとも簡単に「消費税込みの値段にしているからよ」の一言。つまり内税にすると、値段の端数が1円単位になるという、ただそれだけでした。計算間違いを疑って大変失礼しました。


さて4回目の今回注文したのは、以前からずっと気になっていた”和風カレーうどん”です。お値段内税で630円です。

青梗菜5
おうどんが出される前に、うどん屋さんでは珍しい”突き出し”が出ます。自分の畑で作った野菜です。


今日の突き出しは”青梗菜”を湯掻いたものに手作り感あふれる辛子味噌が添えてあります。


うどんが出来上がる前の一時、家族皆さんで野菜を朝採りしているシーンが脳裏に髣髴(ほうふつ)と沸いてきました。

薬味6
薬味”だってご覧下さい。何とまあ”瑞々しい”んでしょう。


刻みネギにもみじおろし。そりゃあもう、食べる前から美味しさが分ろうというものです。

カレーうどん7
さて、これがお目当ての”カレーうどん”です。お孫さん手書きにメニューには”和風カレーうどん”と書いてあります。


カレーの風味が一斉に鼻腔に届きますが、それと同時に出汁の美味しさも届きます。おまけに、うどんの出汁には最後に”片栗粉”でマッタリとしたトロミが付けられていて、このトロミが何とも言えないんです。


今まで、うどん店にしろ中華料理店にしろ”片栗粉”を使って、スープに”トロミ”をつけたメニューは数限りなく頂いてきました。その中で、圧倒的にこのお店の”トロミ加減”は絶妙です。濃過ぎず薄すぎず、極端な言い方をすれば一種の”神業”的な”トロミ加減”です。


それにカレーうどん用の麺の湯掻き方と、ざるうどんの時の麺の湯掻き方は違えているのではないかと思いました。


トロミがついたカレー味の出汁が、麺によく絡むのです。ですから、この”カレーうどん”においては、ざるうどんをいただく時の様に”麺”だけをいただくことは出来ません。

カレーうどんアップ8
箸でカレーうどんを掬いますと、麺と長ネギ、鶏肉、ニンジンなどとカレー味の出汁が絡んで口腔に同時に入ってきます。


注意深く食べないと、喉を火傷することになりかねません。


そこで、何時もなら丼を片手で持ち上げて、箸で麺を掬いズルズルと喉にかっこむのですが、これはそうはいきません。


用意されている、ちょっと大き目のレンゲに具材と出汁が絡みついたうどん麺を乗せて、喉が火傷しないように少しづつ啜りこんでいきます。

スープ9
このスープをご覧下さい。これが”和風”と銘打たれた絶品のカレー出汁です。


この”カレーうどん”の理想的な食べ方は、最初に麺と具材をマッタリと楽しみながらいただきます。


そうしますと、必ず丼の底三分の一程までカレーうどんの柔らかくもカレーの刺激を含んだ、旨さが凝縮された出汁が残っているはずです。


そこに白ご飯を注文してぶっ込んで食べるんです。ウフフフ・・・・・その緩めのカレー味出汁をタップリ吸い込んだご飯。


ただし、悲しいかなこれが今のワタシには出来ません。上の風景は、隣に座った若者の緩んだ笑顔を観察して、それを文章にしました。

麺10
こらが、麺を掬うと同時に絡んでズルズルと上がってくる具材とカレー出汁。


この出汁の加減が絶妙だからこそ、また片栗粉のトロミ付けの加減がドンピシャだからこそ、そしてカレーを余り出しゃばらせなかったからこその”絶品カレーうどん”です。


うどん屋さんも数知れず回りましたが、このカレーうどんに勝ると断言できるカレーうどんにはまだ出会っておりません





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「再訪100 Chinese Cafe DINING 茶縁」・「愛媛グルメ紀行」 503

今日も、現時点でワタシが”一番お気に入りであるお店”の内の一つのお店をご紹介しましょう。一昨日と昨日に続いて3店目のご紹介です。


それは、昨年11月12日に415番目のお店として、そして今年に入って1月8日に再訪74番目、通算449番目のお店としてご紹介した”Chinese Cafe DINING 茶縁”さんです。(「Chinese Cafe DINING 茶縁」・「愛媛グルメ紀行」 415)・(「再訪 74 Chinese Cafe DINING 茶縁」・「愛媛グルメ紀行」 449


場所は国道33号線を市内から砥部に向かい松山インターに入る一つ前の信号東南角に上田内科がありますが、その”上田内科”を市内から言えば左折、東に約300m入った道路の南側にある”新勢アパート”の1階にあります。北土居2丁目の住宅街です。

玄関1
この玄関の画像も3回目のご紹介となりました。

今までもご紹介しましたとおり、このお店の奥様が四川生まれの上海育ちの中国の方です。

オーナーシェフ(もちろん日本人)が、上海に料理留学していた時に奥様と出会ったのが、このお店が出来た所以(ゆえん)です。

奥様は「モニカ」さんと呼ばれていますが、中国名を日本語式にそのまま発音するのは難しいので、分り易くそう呼ばれています。

ちゅうぼう2
厨房では、上海で腕を磨いたシェフさんが忙しく立ち働いています。


このお店はご夫婦二人だけで切り盛りされていますから、繁忙時は戦争です。


しかも3人のお子さんを育てながらですから、強靭な精神力とご夫婦の強い絆でこのお店を支えておられます。

ランチメニュー3
ランチメニューがこちらです。


8種用意されているメインメニューと、ドリンクメニュー、更にはスイーツメニューからそれぞれ一品選びます。


今回はメインメニューに”季節野菜のチャオ麺”を選びました。ランチのお値段は1050円(内税)です。

八宝茶4
そしてこちらがドリンクメニューから選んだ”八宝茶”です。ドリンク担当の奥様からアドバイスをいただいて選びました。


茶瓶の中には、クコの実、棗(なつめ)の実、菊の花、陳皮(ちんぴ)という蜜柑の皮を干したもの等、八種の薬種効果があるものが入っています。


ただしそれだけだとやや薬っぽくなるので、瓶の底に少し”氷砂糖”が敷いてあり、時間をかけて煮出すと最後は甘く感じられる工夫がなされているのです。時間の経過とともに味の変化を楽しみます。

スープ5
こちらの”スープ”は無色透明ですが、味が何とも滋味深くしかもスッキリした味に仕上げてあります。


主な具材は”搾菜”(ザーサイ)で、中国漬物では代表的なものです。これも四川県の特産物として、四川料理には欠かせない素材です。


その”搾菜”(ザーサイ)が、スープの香りを作る大きな役割りを担っています。


奥様によれば、”搾菜”(ザーサイ)は国賓待遇の外国人が中国に来た時の歓迎料理にも使われる他、田舎の家庭料理でも欠かせない調理素材だそうです。

季節野菜のチャオ麺6
こちらがメインメニューの”季節野菜のチャオ麺”と呼ばれるものです。


簡単に言えば、日本で言う”焼きそば”です。ただし日本の焼きそばのソースには、主に醤油やウスターソースが使われる他、地方によって、例えば広島のような”おたふくソース”と言った地方独自のソースを使います。


ところが、この”季節野菜のチャオ麺”に使われているソースは”オイスターソース”(カキ油)です。


オイスターソース”を使う代表的中国料理は”広東料理”で、野菜炒めや焼きそばのソースとして広東地方では広く使われています。

アップ7
この画像をご覧下さい。使われている麺と野菜のバランスです。通常私たちがイメージするバランスより、遥かに多くの野菜類が使われています。


主な具材は、キャベツ、白菜、キクラゲ、飾り包丁を入れられたカボチャとニンジン、シメジ、パプリカ、青梗菜、長ネギなどです。


これら多様な旬の野菜類と麺が、オイスターソースで見事に炒められています。


テーブルに供せられた瞬間から、炒められたオイスターソース(カキ油)から漂う芳醇な海の恵みを感じさせてくれる香りに包まれます。オイスターソースは東南アジアの味です。どこか懐かしい味と香りです。

麺8
この照り輝いた麺をご覧下さい。炒められた油とオイスターソースでコーティングされた麺は、艶と弾力を感じさせてくれます。


決して麺だけをモソモソ食べるといった風にはなりません。香り高く炒められた野菜の甘さやほろ苦さと麺を同時に味わいます。


明確な理由は分りませんが、どこか郷愁をそそる焼きそばです。この位の量なら、ありがたい事に難なくいただけます。

飾り包丁8
画像で赤く見えるのがニンジンです。さて、右上に黄色く見える素材が何か、お分かりになりますか?


黄色く見える素材は”カボチャ”です。そのカボチャもニンジンも、それぞれに”飾り包丁”の目が刻まれています。


ニンジンは、中国の伝説の鳥”鳳凰”(ほうおう)に見えました。それを厨房に告げますと、奥様が笑われて「それはよ!」と言われました。するとシェフは「違うよ!だよ」と、一際(ひときわ)賑(にぎ)わいました。


いずれにしても、焼きそばの具材に”飾り包丁”の目が入った材料を使われていることを見たのは初めてのことです。


一切の手抜きはしないという、シェフの心が現れた一品だと思いました。

カスタードまんじゅう9
こちらがスイーツメニューから選んだ”カスタードまんじゅう”です。見事な”白桃”の形をしています。


まんじゅうの肌はモチモチとしています。まるで若い女性の人肌です。


中味は熱々の”カスタードクリーム”が充満しています。卵黄が活きていて、薄黄色くトロトロの甘いクリームです。


余り甘いものを食べないワタシですが、目尻を下げてウフウフ言いながらいただきました。完璧に満足です。


これからも、このお店には足繁く通うことでしょう。


食事が終わる頃「じゅんさん、じゅんさんがお薦めのお店を幾つか教えてください!そのお店に行ってみたいんです」とシェフから尋ねられましたので、何軒かお薦めのお店のリストを書いてお渡ししました。


奥様が「3人の子供も連れて、食べに行くからね!」って、笑顔で送り出されました。「ご馳走様でした。」




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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 55

さて、今日から毎週金曜日には”愛媛グルメ紀行”を振り返ってみます。このころは”中華料理店”をセッセと巡っていた時期です。

今日振り返るのは、163番目から165番目のお店です。一昨年の秋頃に書いた記事です。



先ず最初は一昨年11月2日にご紹介した163番目のお店、古川南3丁目、住宅街の中にある”中国料理 揚子江”さんです。(「揚子江」・「愛媛グルメ紀行」 163

20人もお客さんが入れば一杯になるという小ぶりなお店です。この本当に目立たない場所にお店を出して、もう30年にもなります。

玄関1
お店の正式屋号は”中国料理揚子江”さんですが、お店の玄関にかかっているノレンに染め抜かれた文字は”中華料理”となっています。

そこは、細かいことにこだわるお店ではなさそうです。とにかく普通の住宅街の中にあって、前面を通る道路も松山市道。

お店も、民家の一部を店舗にしてある小さなお店です。

チャンポン5
何時ものように”チャンポン”を注文しました。

初めてのお店でしたから、何を注文していいのか分からず、お店の外看板に”チャンポンと餃子の店”と表示してあったのでそれを選んだのです。お値段は600円と、嬉しい値段です。

具材はゴク普通に、キャベツ、ニラ、豚バラ、タマネギ、キクラゲ、ニンジン、溶き卵、ピーマン、モヤシ、そして剥きエビが1尾。

麺は製麺店の卸す普通の中太ストレート中華麺です。

明確に言えることは、”懐かしい味”、”ホッとする味”、”気楽な味”、”気兼ねせずスポーツ新聞を読みながら食べることが出来る味”ということでしょうか。

目立たない立地で30年続く。それは、このお店がこの地域になくてはならい存在という証です。何時までも何時までも続いて欲しいと願ってやまないお客さんに支えられています。

でもこのお店は再訪しません。特別な理由はありません。



二番目にご紹介するお店は一昨年11月4日に164番目のお店としてご紹介した、本町6丁目の、市内電車通りにある老舗の中華料理店”中華飯店 鳳来”さんです。(「中華飯店 鳳来」 ・「愛媛グルメ紀行」 164

場所は、本町通にある”フジ本町店”の南、電車の線路を挟んで向かい側には四国銀行松山本町支店があります。

玄関1
これが本町通りからみたお店の玄関です。通りの東側にあります。黄色い壁に赤い看板が唯一目だっていますね。


お店には駐車場がなく、間口も狭いお店で、決して綺麗でお洒落というお店ではないので、ふらっと立ち寄るお店ではないかも知れません。

定食4
ワタシは、”中華丼とエビ天”がセットになっている定食を注文しました。お値段は600円、嬉しい値段ではありませんか。

店内は、料理人の男性一人と、お年を召したご婦人と、更にお年を召した男性の3人でやっています。

驚き感心するのは、その3人の無言の連係プレイです。厨房の中の料理人は、大きな中華鍋3個と揚げ物の鍋を前に、自在にそれらを操ります。

注文を聞いたおばさんが、伝票を書きながら注文を料理人に伝え、すぐさま大きなステンレスのテーブルの上に、注文された数だけの丼や大皿を並べます。

そして、素早く大鍋に麺を投入、大皿にはキャベツの千切りなどをセットしていきます。その間に、料理人は揚げ物や炒め物、中華丼などへかける餡物(水溶き片栗粉を廻しかけた)などを同時並行で作っていきます。

その間、全く無言です。火力の強い火口を使いながら、あっという間に同時に3品程の注文をこなします。厨房の中のおばさんは、鍋での出来上がりを横目で見ながら、丼にご飯をよそい、麺を別の丼に水切りして移します。

すかさず、そこに中華なべから野菜タップリのスープを注ぐと”チャンポン”の出来上がり。

隣の器には、中華なべで作った薄焼き卵を滑らせ、その上に餡を注ぎいれると”天津飯”の出来上がり。

出来上がった料理を、出前用はラップに包むと、待機していたおじさんが出前用の箱に入れて自転車で飛び出します。

おばさんは、スープなどを盆にセットし、料理を客席に運びます。その間に、一部の無駄もありません。

このお店は再訪したいと思っています。あの3人の見事な連係プレイを再度見て見たいからです。



最後にご紹介するお店は165番目のお店としてアップした、国道196号線沿いの谷町にある”中華厨房 友”さんです。(「中華厨房 友」 ・「愛媛グルメ紀行」 165

以前は、松山では中華料理店の老舗、”雁飯店”から暖簾わけされた方が”中華厨房 大岩”というお店をやっていました。

最近になって店名が変わり”中華厨房 友”というお店になりました。お店の外装や内装はほとんどそのままです。

玄関1
お店の前には駐車場があり、お店はその奥にあります。

現在の店名””は、オーナーシェフのお名前から一時取られたようです。

そのオーナシェフは、”中国料理専門調理師”の認定を受けられた、まだ30代前半の気鋭の料理人です。

ランチ4
その日のランチのメインは”焼肉炒め”でした。

豚肉と大ぶりに切ったタマネギが尼辛く味付けされ、ワンプレートの一角を占め、同じ皿にサラダと中華風に味付けされたゆで卵半分、それにイカを揚げて酸っぱい梅肉が掛けられたものが別皿に載せられて出されました。

ゆで卵は、単なるゆで卵ではなく、中国料理の味付けによく使われる八角と一緒に茹でられて、中華風ゆで卵になっています。

それに中華スープもご飯も量が多く、とても全部食べこなせるか?心配になるくらいの量でした。

お店の客の8割方が日替わりランチを注文していましたが、単品で頼むより大分お得感がありますので、その理由は理解できます。

それぞれの食感を生かす、火の通し方は、さすがに中華料理は火を友達にしてしまうと言われる所以だと思いました。

このお店も再訪したいと思います。手抜きをしない職人技をもう一度堪能したいからです。

<注>再訪したかったのですが、既に閉店され別のラーメン屋さんが2013年11月に開店されました。その新しいラーメン屋さんは訪問しました。


さて明日の土日からは、基本的には土日の記事アップをお休みします。毎日連続してアップを続けていましたが、体力や気力を温存させて一日でも長くこのテンポで書き続けていくための決断です。


毎朝午前7時、定時にアップを続けていましたので、朝の日課に組み込まれている方もいらっしゃると思いますが、”土日のお休み”をご理解いただきたくお願い致します。



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プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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