「再訪 257 道後温泉 ふなや」・「愛媛グルメ紀行」 771

今日は道後の老舗旅館”道後温泉 ふなや”さんの”川席”の2度目のご紹介です。丁度2年前にご紹介しております。(「道後温泉 ふなや」・「愛媛グルメ紀行」 352


また”道後”という由緒ある地名由来に付きましては、昨年40回に渡ってご紹介しました「松山市の地名・町名由来」シリーズの最終回40番目にご紹介しております。(「松山市の地名・町名由来」・「道後」 40

東屋1
この画像が”川席”の前を流れる疎水です。この川は、”石手川”が岩堰(いわぜき)のところから支流に分かれてここを流れ下り、それが護国神社の前を西に流れ、途中”大川”という河川名になって”馬木池”の西を北上し、最後は”和気湾”に流れ込みます。


つまり、川席用にしつらえた川ではなく、活きている川です。この辺りには、季節になりますと”ホタル”が舞います。


ここからほど近い所に”義安寺”という寺があります。「道後姫塚」という地名由来が生まれた””です。(「松山市の地名・町名由来」・ 「松江町・喜代町・道後姫塚」 29

蚊遣り2
その”義安寺”は、夏に”ホタル”が乱舞する寺としても有名です。


天正13年(1585年)当時、中予地区を治めていた守護大名”河野通直”は豊臣秀吉の四国征伐で滅ぼされますが、その時河野家の家臣団がその”義安寺”境内で自刃し果てました。


その腹を切った家臣団の魂が大きなホタルとなって、主君を偲んで夏になるとここ道後地区の夜空に乱舞すると言われていますが、同じホタルがこの”川席”でも見られるということです。


2年前と同じく、「日本の夏、金鳥」というキャッチコピーで有名な蚊取り線香が”蚊遣り”に入って、我々一行を待っていてくれました。

お重3
さて”川席”で出されますお料理、”三段重”で供せられます。この日は蒸し暑く、一杯目の”ビールが旨かった!


先月(7月11日)にアップしました、西垣生町の”今出港”(いまずこう)を望むところにある、”たこめし 三原”さんの時には、断酒をしていたのでお酒を飲みませんでしたが、その為にその場が余りにも淡々と終わってしまった反省で、今回は断酒の例外としてお酒もいただきました。(「たこめし 三原」・「愛媛グルメ紀行」 759


やはり皆さんが飲む席で、「酒は十分すぎるほど飲めるにも関わらず、胚を伏せる」というのは、社会生活を営んでる者としては如何なものか?っと思い、この日は「郷にいれば郷に従え」ということにしました。”ビール”が旨い!って嫌というほど知ってるんですから・・・・・・エエ・・・・・・。

上段4
この画像が”三段重”の”上段”の重です。


内容は、右奥の1時の方向から時計回りに、”すずき唐揚げ”、”イサキ幽庵焼”、”甘長唐辛子”ときて、真下正面6時の方向に茄子とオクラ、その上に”媛っこ地鶏東寺巻き”が配されています。


更には、手前左下7時の方向に”蛸旨煮と和物”が別の器に入り、そこから上にあがって9時の方向には南京と厚揚げ、右上11時の方向に至って”だし巻き玉子”と”才巻海老”とゴボウが入れ込まれています。


彩りと言い、食材や盛りつけといい、そしてもちろんお味といい、川のせせらぎを聞きながらいただくお料理としては申し分ありませんでした。


ただ今日の献立ですが、上段から下段そして別盛に至るまで、2年前のお重の構成・献立とほぼ同じ内容でした。

中段5
この画像が”中段”のお重です。


こちらの内容は以下のとおりです。3つの皿の上の皿は”栄螺(さざえ)酢物”と銘打ったもので、その中身は”鱧(はも)湯引き”、”栄螺胡瓜(さざえきゅうり)”、”コリンキー”で、全体は梅肉醤油です。


コリンキー”とは耳慣れない名前ですが、かぼちゃの仲間で上に黄色く見えるものがそれです。生の状態で薄切りされていました。


右下の皿には”南蛮漬け”が入れられ、左の皿には”荒ら焚き”が入っていました。全く申し分ないのですが、”上段”のお重とビールとお酒で、もうこの時点でお腹が一杯でした。


従って、それぞれのお皿をつくつくのが精一杯でした。こんな時、”蛇腹の胃袋”さんが居てくれたら!!

下段6
さて”下段”のお重です。


こちらのお重は、主にご飯物、香の物。そしてデザートが入っております。


先ず右上は”香の物”ですね。その下が”穴子押し寿し”です。この”穴子”がまあ見事な煮方をされてて、ホッコリとした食感で甘い!


左上は”笹巻きご飯”です。お米はもち米ではなくうるち米でした。この重は、”穴子押し寿し”を1個食べただけで、後は全て若手に寄付しました。


左下は”甘味”です。これも若手の胃袋に直行しました。

お刺身炙り7
さてさて、上の画像は一体何だとお思いでしょうか??


これ実は”お造り(刺身)”なんです。でも、普通の刺身とは見た目が違うでしょう?


そうなんです!ワタシは生の魚、つまり”お造り(刺身)”が苦手なので、ワタシの皿だけ”炙ってもらった”ものです。


炙ってその上に塩が降ってあって、更にレモンが付いています。これが旨かった!!!

茶そば9
この画像は、”お造り”と同様ですが、”別盛”の中の一つとして出された”茶そば”です。


この”茶そば”は、出汁が甘くて・・・・・・・うーーーん、マーーー何というか、人それぞれでしょう。


蕎麦は当然に伸びていたし・・・・・

果物10
この画像も”別盛”の一皿で”果物”です。


ご覧のとおり、メロンとスイカとぶどうに、ミントの葉が一葉。おしゃれに出てきました。もう動けないくらいにお腹いっぱいになりました。


まあ贅沢の一言で、それなりに会社が上手くいっている証でしょう。今年はワタシも多少貢献出来ているカモ・・・・・



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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 119

今週の土曜日の”愛媛グルメ紀行を振り返る”シリーズは、一作年(2012年)の真夏頃にアップした355号から357号までのお店です。


先ず最初”に振り返るお店は、2012年8月16日にアップした355番目のお店、国道11号線沿い(東側)の小坂にある”播州手打ちうどん”のノボリが上がっている”ごろびつ庵”さんです。(「再訪17 ごろびつ庵」・「愛媛グルメ紀行」 355

このお店は再訪で、初めにご紹介したのは2011年3月15日のことでした。(「ごろびつ庵」 真っ当な「B級グルメ店」⑳

玄関1
このお店は、この地に開業してはや35年、国道11号線沿いきっての老舗です。(記事掲載当時)

このお店の創業者(先代)が播州出身で、播州の”柔らかいけどコシのあるうどん”を松山市民に紹介しようと出店したという由来により、この地に開業なさいました。

鴨南うどん5
注文したのは”鴨南ばうどん”、お値段850円(内税)です。

このお店では”鴨南うどん”と表記してありますが、本来は”鴨南蛮うどん”と言います。

南蛮”とは葱(ねぎ)のことです。なぜ葱(ねぎ)が”南蛮”と呼ばれるようになったのかは幾つかの説があります。

画像では、鴨肉(合鴨肉かも知れませんが)と、青葱が鮮やかな色の対比を見せています。具材には、その他に”エノキ”もタップリと入っています。

このお店は、ワタシの大好きなうどん店の一つです。従って既に再訪しています。これからも再訪を繰り返すでしょう。


二番目にご紹介するお店は、2012年8月17日にご紹介した356目のお店、中央通りの”久万ノ台”交差点を北へ”伊予かすり会館”の方に進み、和気町方面に向う県道伊予和気線沿いにあります”らう麺食堂 すずめのお宿”さんです。(「再訪18 らう麺食堂 すずめのお宿」 ・「愛媛グルメ紀行」 356

このお店も再訪したお店です。最初に紹介したのは2011年7月8日でした。(「らう麺食堂」 真っ当な「B級グルメ店」 82

お店1
町名は久万ノ台、間口の広いお店なので目立ちます。

前回聞き漏らした、”ラーメン”をこのお店ではわざわざ”らう麺”となぜ呼ぶのかと言うことお尋ねしてみました。

すると、実にあっさりと「特別な理由なんてありません。ただそう呼んでみたかっただけ」というお答えが。

冷し麺5
さて、画像が”冷し 野菜まぜ麺”です。お値段は並で750円。

冷たい縮れ麺の上にキュウリ、煮キャベツ、錦糸卵、チャーシュー、煎りゴマ、もみ海苔、そしてトッピングした煮卵が乗っている。

スープは麺の下方に、三分の一程度入っている。普通の”冷麺”についている辛し類などは付いていない。

このまま混ぜて食べれば、”冷麺”そのもの。そころがこれを冷麺とせず”まぜ麺”としたのは、唯一茹でたキャベツが入っていることに由来するのか?

優れていると思ったのがこの”人参酢”と銘打たれた”お酢”だった。

さてこのお店、これから先も再訪するかどうかは思案中です。ただ、店主さんのあの素っ気のなさ、恐らく再訪しないと思います。



今日最後にご紹介するのは、2012年8月20日にシリーズ357目にご紹介したお店、松山では珍しい”更科蕎麦”を食べさせていただける”にしきそば”さんです。(「再訪19 にしきそば」・「愛媛グルメ紀行」 357

このお店も再訪しました。最初にご紹介したのは、2012年5月14日でした。(「にしきそば」・「愛媛グルメ紀行」 286

国道11号線を市内から東温市に向かって走っていると、”菓子処畑田本舗”さんが道路の北側に見えてきます。そこから100m程東温市寄りにお店はあります。

玄関1
今から33年前に、松山市内錦町で蕎麦屋としても産声をあげた老舗です。(記事記載当時)

蕎麦の野性味には欠けますが、蕎麦の色は白く、上品な蕎麦の香りがほのかに香る蕎麦がこのお店の”更科蕎麦”です。

とりなんざる3
この画像が”とりなんざる”です。通常のお値段は760円(内税)ですが、今は胃が縮んでしまったワタシ、唯一”大盛り”を頼めるメニューが蕎麦で、940円でした。

キリリと冷たい水で蕎麦を〆てありますので、蕎麦が瑞々しい。

ほのかに白い蕎麦の肌から、高原の爽やかな香りが微かに漂ってくるような・・・・

このお店は、更に再訪したいお店です。松山では数少ない”更科そば”をいただけるお店だからです。




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「過去記事を振り返る」 21

今日のお話は、今は亡き””を語るエピソードです。


「<ヤキニク>より<娘からのシュクデン>」 (2010年3月22日掲載)



昨日は、88歳の父に「ヤキニク」を食べさせる日でした。(記事記載当時)

ハラミ2人前3
「瑞宝双光賞」をもらったというので、そのクンショーと賞状を見せてもらった。


賞状の書き出しは、何と「日本国天皇は ○○に瑞宝双光賞を・・・」とあって、「最後に内閣総理大臣鳩山由紀夫 総理大臣印」が。 タマゲタ。



県庁から係りの人と、西予市役所の人と写真係りの3人が、父が入っているグループホームに持ってきた。


グループホームで父を担当していただいている介護士の人の話では、記念写真を撮影する時も、父は笑わず、困ったという。


「ホンデナー、ワタシがカメラの後ろでオドッタガヨー(踊ったンです)。そしたら、センセーナー、やっとワライナハッテ」と南予の方言で。


「その後、”娘さん(ワタシの妹)から来た祝電”をみなの前で読んでアゲタガヨー」


「そしたらセンセーナー、”大きな声で泣キナサッタ”ンヨー。もう、みんなもらい泣きしてナー」

父笑顔
なるほど、父にとっては「クンショーよりヤキニク」そして「ヤキニクより娘からのシュクデン」だったようです。





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「再訪 258 三宝亭」・「愛媛グルメ紀行」 772

今日は、旧北条市にある中華料理店”三宝亭”さんの4度目のご紹介です。


過去3回の記事は以下の通りです。(「カザハヤラーメン改め三宝亭」・「愛媛グルメ紀行」 423)・(「再訪 80 三宝亭」・「愛媛グルメ紀行」 462)・(「再訪 178 三宝亭」・「愛媛グルメ紀行」 628


このお店が、まだ”カザハヤラーメン”という店名で(「再訪4 カザハヤラーメン」・「愛媛グルメ紀行」 330)ラーメン専門店をやっておられた時にいただいた”冷たいスープチャイナパスタ 合鴨チャーシュー入り”というメニューが、ワタシの頭の中で余りにも鮮明な印象として残っていました。

玄関1
これが久方ぶりにお訪ねした玄関です。


その日正午前、既に駐車場は満車。これは”ランチパスポート”騒動のまっただ中、突入か?っと、一瞬身構えました。

点心メニュー2
私が座って満席になった店内、これは”ランチパスポート”効果なのか?っと、周囲のお客さんの注文メニューを観察した。


すると、一般メニューである”当日のランチ”のお客さんと、”ランチパスポートメニュー”のお客さんが概ね半々だった。


ワタシはランチパスポートを持っていないので、「ランチパスポートメニューの”合鴨チャーシューの冷たい塩ラーメン”をお願いします。但しランチパスポートは持っていないので、普通の値段を払います!」っと奥さんに注文。


ワタシがランチパスポートを使わない理由は、こういうブログを書いているので「何かの企画に乗っかった形で、お店廻りをすることは、どこか癪に障るから!」という、ただそれだけの理由。ワタシの個人的な偏屈によるもの。

合鴨チャーシューの冷たい塩ラーメン3
この画像が”合鴨チャーシューの冷たい塩ラーメン”です。


なお、上の画像が”カザハヤラーメン”時代に正式メニューとして存在していて感銘を受けたもの。


ただし、コストが掛かり過ぎる上に仕込みにも手間がかかるということで、”ラーメン専門店”から、普通の”中華料理店に業態転換”を決断された、要因の一つとなった、言わば”幻のメニュー”。

塩ラーメンアップ4
冷たく冷やされた”凛とした塩味スープ”が、目にも鮮やか。


この”冷たいラーメン”の具材は、合鴨をチャーシュー仕立てにしたもの、晒しネギ、水菜だけ。


合鴨のチャーシュー仕立て”の上に、やや多めの”粉チーズ”と”粗挽き黒胡椒”が満遍なく掛かっている。気品あるれる姿に、思わずウットリした。

麺5
スープも具材も盛り付けも、全て”大人の味”に仕上がっていた。


これは間違いなく”ラーメン”ではなく”パスタ”に違いない。退廃的なチーズの香りが迫ってくる。そこがいい!!


粗挽き黒胡椒”も、全体をイタリアンに引っ張っていく作用を果たしている。いい仕事を”黒胡椒”にさせたものです。これを”ラーメン”のメニューにするというところが”凄い!


ただ、勘定を済ませるときに一言だけ店主さんと話が出来た。店主さんとしては、このメニューに使った””、必ずしもご自分の理想とする”麺”ではなさそうで、その表情は何とも言えない複雑な表情をされていた。憶測で書ける内容ではないので、コレ以上は書かない。

唐揚げネギソース6
これは500円のランチパスポート価格に含まれている”唐揚げネギソース”。これでは”採算度外視”では?っと、素人ながら心配になった。


まあ店主さんご自身の判断で始められたこと。端からとやかく言うことではない。お店の経営は、通りがかりの客に分かる道理がない。


でもこれが一時しのぎであったとするなら、ちょっと複雑な思いに駆られる。この”唐揚げネギソース”だって、唸る程に旨い!それだけに・・・・・・・

小籠包7
さあて、これが飢餓対策として注文した飲茶メニューの中から、代表的メニューの”小籠包”。お値段500円(内税)。

ごま団子9
こちらも”腹減った防止対策”用の”ごま団子”で、お値段340円(内税)。


これはゴマを炙った香ばしさが、真っ向勝負のストレートど真ん中で鼻腔に届いた。


そしてそれにかぶりつくと、中にある小豆餡の甘さがマッタリと口中に広がる。

完食10
喰った喰った!思いっきり喰った!!


しゃぶったしゃぶった、舐め取るようにしゃぶった。ワタシは正直だから、美味しければ恥も外聞もなく舐め取る。


既にお客さんは定着してきているとお見受けした。松山からランチに北条まで駆け付ける人は余り多くはないでしょうが、それでもジワジワ浸透して、末永く美味しいお料理を提供していただきたい。切に切に祈った。



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「のっぴんらーめん」・「愛媛グルメ紀行」 773

今日は、4月にオープンしたラーメン店の”のっぴんらーめん”さんをご紹介しましょう。


のっぴんらーめん”さんの本店は、六軒屋町の伊予鉄高浜線高架下にあって、過去に2回ご紹介しています。(「のっぴんラーメン」 真っ当な「B級グルメ店」 98)・(「再訪10 のっぴんラーメン」・「愛媛グルメ紀行」 343


今回開店された場所は、北土居町の”松山インター”入り口です。元々ここには、”タンタン麺 紅麺”さんというお店がありましたが、それの撤退に伴って”居抜き”で出店されました。(「タンタン麺 紅麺」・「愛媛グルメ紀行」 194

店舗1
元々このお店の創業は1994年7月清水町で開店ですから、創業20年を迎える。


”老舗”とまでは言えないまでも”ゴマらーめん”を最大のウリにするお店として、当地での知名度は高いお店です。


またここにあった、”タンタン麺 紅麺”さんは、松山の中華ローカルチェーンでは最大の”助六食品工業株式会社”さんが運営するお店でした。


松山と言う地は、今までローカルチェーンががんばってきた土地柄でしたが、今年6月に日本で最大の中華料理チェーン店である”餃子の王将”さんの進出と言う事態に直面しました。


そこで、言わば「黒船来襲」に備えて、中華料理店の中堅どころ以上のお店は、それに対抗するための生き残り策を求めて一斉に走り出した、と言うのがこのところの業界の様子でしょう。

スタッフ急募2
業界地図を塗り替えかねない状況となったところでの、この地への出店でした。六軒屋町の本店での営業実績は、大変に良好とお見受けしましたので”満を持して”の複数店舗展開ということだと思います。(直接の取材が出来ていませんので、個人的観測の域を出ませんが)


ところがこのお店、意外なとことで伏兵に襲われたとお聞きしました。それは”人材募集難”という事態です。


新店舗を開店されましたが、当初予定していた人員が集まらないという事態に直面されたとか。(その為に、六軒屋町の本店の営業を一時的にストップして、こちらのお店に人員を回さざるを得なくなりました)


実は”人材募集難”という深刻な事態は、このお店に限ったことではありません。それどころか、”人材不足・人員不足・人手難”は、今や日本全国、どういう業種においてもどういう規模の企業においても出現し始めた事態なのです。


この事態の根本は「日本の人口が、急激に減少している」という、極めて深刻な事態に起因しています。日本という国では、有史以来全く経験したことのない事態が静かに、しかし確実に進行を始めているのです。


時のエライ人は、口を開けば「日本の安全保障に全力で取り組む!」っと力みまくっていますが、ミサイルやイージス艦を幾ら装備しても、「守るべき日本が、人口減で活力を失い疲弊し荒廃しかねない」と言う事態への想像力はお持ちでないようです。


分かりやすい例えで言いましょう。1個の人間という個体が生命を維持できているのは、どんどん死滅する細胞を体内に持ちながらも、一方で増殖する細胞を持っているからです。その増殖する細胞の力が弱ったり力を失うと、死滅する細胞によって個体は死を迎えます。


国とて同じことです。国は、仮想敵国によって死滅させられるのではないのです。国は”オスプレイ”では守れないのです。過去の世界的歴史に於いて、防衛力増強で国を守れた例はありません、むしろその逆の結果を招いています。


今の状況はまさに「一将功なりて蛮骨枯る」の様相です。歴史に学び、”誰が?何が一将?”で、”誰が?何が蛮骨?”かを見極めることこそが、我が”愛する日本”を真に守ることに他なりません。

夏メニュー3
話が逸れました、本題に戻しましょう。上記の状況の中で、このお店、健闘されているご様子でした。大変個性的・独創的メニューである”ゴマらーめん”を中心メニューに、画像のような”夏メニュー”も用意されています。


以前にも書きましたが、実はこのお店の看板メニューである”ゴマらーめん”を大の苦手としています。あの濃厚な”ゴマペースト”の風味が苦手なのです。


ところがこのお店の”夏メニュー”である”冷たい塩らーめん”と、”冷やし中華”は既に頂いて記事にもしております。どちらの味も”絶品”でした。


すると、”冷たいのっぴんらーめん”しか”夏メニュー”としては残されていません。そこで、恐る恐る”消去法”で”冷たいのっぴんらーめん”を注文しました。お値段780円(内税)です。

冷たいのっぴんらーめん4
そして供されたのが。画像の”冷たいのっぴんらーめん”です。


この画像を、過去に頂いた”冷たい塩らーめん”と比較してみますと、先ず器が違います。塩らーめんのほうは、”平皿”に近い器でしたが、こちらは”深皿”という感じの器です。


具材的には同じですが、このメニューには”レンゲスプーン穴あき”が使われています。前回の塩らーめんには付いていなかったような?豚ミンチを上手くすくって食べる工夫がなされていました。

らーめん5
しかし、何より大きく違っていたのは、その”スープの色と香り”でした。一方は”塩”であり、こちらは”ゴマ”なのですから、そこに違いが見えるのは当たり前といえば当たり前。


そして、やや不安であった”ゴマペーストスープ”ですよ!冷たくすると、香りも味もマイルドになって、しかもクリーミーでした。


思わず普通のレンゲで、何度も何度もスープだけを先に啜りました。う~~~ん、これはイイ!!

アップ6
冷やされた分だけ、ゴマの香りが優しくなった。ゆったり、鷹揚な味(おうような=大らかで、広くのびのびとした)に熟していた。


麺に対しても、そして具材の揚げた茄子や晒ネギ、そして豚ミンチのどれに対してもマッチしているように味わいました。


母なる大地の様に、伸びやかに育った茄子やネギ、そして小麦粉たちを優しく包み込んでくれていた。

茄子7
そして”夏メニュー”の”夏たる所以”(なつたるゆえん=夏らしさ)を引き出した最大のものは、画像の”揚げ茄子”です。


茄子”が単に”夏野菜”を代表するというだけではなく、旨味を演出する脂分を”茄子”が上手に身内に取り込んであるので、味に奥行きが出た。油と茄子の相性の良さをとことん活用されています。

ミンチ8
そしてこの”豚ミンチ”です。


「諸君!暑い夏を乗り切る為に、シッカリ””を喰らい給え!」っと、豚ミンチ自身が囁いた。


器の中に於ける、唯一の動物性蛋白質です。その存在感、際立っていました。

麺9
そしてこの””です。細麺の縮れ麺ですが、ゴマスープに実によく絡む。麺を啜ると、同時に”ゴマペーストソース”がズルズルズルズルと付いてくる。


そしてカンスイをシッカリ効かせてあるので、黄色く綺麗に発色していてムッチリ感がいい!


しかも大量に盛ってある”さらしネギ”、余り水にさらされていないので、ネギ特有の”エグミ”がかなり残っている。その”エグミ”がちょうどいいアクセントになるくらいに、””がシッカリ小麦粉の味を出している。

完食10
食べ始めてから”完食”するまでに、物の10分とかからなかった。文字通り、あっと言う間の”完食”でした。


当初の、”ゴマペーストソース”に対する不安感と苦手感など、ものの見事に吹っ飛んだ。


ただこれが温かいスープだとどうなるか?・・・・・それは再チャレンジして見ない限り何も言えない、っと独り言ち(ひとりごち=ひとりごと)た瞬間、完食した器が「じゃけん””!、また食べに来たらエエンヨ!」っとつぶやいた。



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「再訪 259 日本料理 萬ぼう」・「愛媛グルメ紀行」 774

今日は国道33号線で市内から市外に向けて、石手川を越えるところに架かっている”立花橋”の袂、立花1丁目に昨年終わり頃出来た和食のお店”日本料理 萬ぼう”さんの2度目のご紹介です。


この地に移転開業して半年を越えました。お店の前の駐車場には、車が3台しか入りません。


しかも国道33号線の道幅が一番狭くなっている、信号のある交差点の中にあります。

玄関1
こちらがお店の玄関です。


国道沿いなので車の交通量は多いのですが、それが却ってこのお店への出入りを難しくさせています。


つまり立地的に最高とは言えない場所ですが、開店後半年を過ぎて既にお客様をしっかり掴まれたようです。

外メニュー2
お店の玄関脇には、画像のような”ランチメニュー”が書き出されています。


初めてお伺いした前回は、この”メニューボード”にも幟旗にも示してある”すっぽんラーメン”をいただき、その味に舌鼓を打ったばかりです。(「日本料理 萬ぼう」・「愛媛グルメ紀行」 721


その時の印象を以下のように書いています。<先ず”スープ”を啜ってみました。・・・・・・・声になりませんでした。>


<出たのは、微かな”唸り声”。この”ラーメンスープ”は、ラーメン屋さんのそれではありません。全くの別物でした。>っと。

厨房内3
お店に入りますと、店主兼板長さんが甲斐甲斐しく厨房でお料理に打ち込んでおられ、後はフロアー係の女性の2人体制でした。(昼間の状況しか分かりません)


店内は、カウンター席にも小上がり席にもお客さんがいて、近隣から歩いて来られる方も多いという感じでした。


前回も似たような状況でしたが、今回もカウンター席の隣は若い男性で”すっぽんラーメン”を食べておられました。さて、彼は一体何杯の”替え玉”を注文されるか?興味津々でした。

穴子天丼セット4
ワタシの方は前回お店を出るときに、既に次回注文するものを決めておりました。


それがこの画像で”穴子天丼”です。お値段は780円(内税)です。


目の目で下処理された”穴子”を2つに切り分けられ、天ぷら粉をまぶして揚げていかれます。それと同時に野菜類も天ぷらとして揚がってきて、それを丁寧に盛り付けされたものが画像のものです。


何時も書くことですが、先ずは”彩り”がいいですね!

赤だし5
こちらは”赤だし”です。深みのある赤味噌で作られています。


当たり前ではありますが、何と言っても”出汁”がいい。


出汁”をしっかりとられているから、赤味噌の香りが活きています。

サラダ6
こちらは”サラダ”です。”和食”の板さんが作ったサラダです。


様々な野菜が、一見無造作に放り込まれているように見えますが、”旬の野菜”をキチンと抑えられています。


ドレッシングではなく、シンプルに”レモン”で頂いて下さいと、さり気なくレモンの櫛切りが添えられています。口数が多いわけではありませんが、細部にまで目と心が込められたお料理だということが分かります。

穴子天丼7
さあて、これが”穴子天丼”です。色鮮やかでしょう。揚げだちですから、天ぷら油の爆ぜる音が微かにしました。香ばしい香りも鼻腔を襲います。


画像の表に見えているのは”野菜天タネ”類です。夫々の持ち味と色合いが生き生きとして輝いています。


ただワタシが描いていた”穴子天丼”とはかなりイメージが違いました。

巨大穴子天丼
上の画像は、東京浅草の、ある”天ぷら屋”さんの”穴子天丼”の画像です。使われている天ぷら油が違っていますから、天ぷらの色が違うのは止むをえません。


でも巨大穴子が3本、まるままに揚げられて丼の上に堂々と鎮座しています。浅草の”浅草寺”(せんそうじ)近くにひしめき合っている”天ぷら屋”さんは、これとほぼ同じ態様の”穴子天丼”を出されます。(なおお値段は、どのお店でも概ね1000円前後です)


一方我が松山のこのお店の”穴子天丼”は、”箱庭的芸術品”の趣をもっています。上方文化(京都・大阪)の影響を色濃く受けてる松山の”穴子天丼”は、料亭のそれに近いようにお見受けしました。(但し、個人的感想)

アップ9
野菜天”の内容は、”南京”(かぼちゃ)、”茄子”、”シシトウ”、”ピーマン”、”パプリカ”、”玉ねぎ”、そして”サツマイモ”です。表面に見えない野菜は内側に隠れています。


”南京”や”サツマイモ”は飽くまでも甘くホコホコし、茄子は天ぷら油と衣に包まれてラブラブ状に揚がっています。


赤いパプリカが、天丼全体を華やかに彩っています。それぞれの素材は、自分の持ち味をしっかりと理解しその役割を完璧にこなしている、そういう感じでした。

穴子天丼10
丼の裏側から見ますと、このお店の”穴子天丼”で揚げられている”穴子天”がよく見えます。上品で気品に満ちています。

もちろん、美味しくいただきました。満足して”完食”しました。ただ、お若い方や大食漢の方々には、”江戸前天ぷら”の方がワイルドでボリュームもありますし、丼汁(どんつゆ)辛いくらいに濃いですから、そちらのほうが向いているかも知れませんね。


板長さんに「開店後、”すっぽんラーメン”の”替え玉”で最高は何杯でしたか?」っとお尋ねしたところ、フロアー係り女性とうなずき合って「そうですねー、4杯が最高ですね」っと。


「では、前回ワタシの隣で食べていた方が、5杯目に挑戦する!っと言っておられましたが、成功しなかったのですね?」っとワタシ。


「あああ、あの時、ソコ、その横の席に座ってらっしゃいましたね!!覚えております。ええ、そうだったんですよ」っとお二人に笑顔がはじけました。このお店で今回交わした会話はこれだけでしたが、馴染みのお店になっていただけそうな予感を感じました。


最後に、ブログ友:”のしうめ”さんにお断りです。前回訪問時の記事に対してに「”冷たいすっぽんラーメン”を!」っと言う提案コメントを頂いていました。提案というか問題提起といいますか。

その件は、今回持ち出すタイミングがありませんでした。次回には、それとなくそのお話、持ちだして見ますね!!



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「再訪 260 BAL COURNO(バール コーノ)」・「愛媛グルメ紀行」 775

今日は、南久米町のイタリアンレストラン”BAL COURNO(バール コーノ)”さんの3度目のご紹介です。この日も、仕事上の相棒とご一緒しました。


このお店は過去2回、以下の通りご紹介しています。(「BAL COURNO(バール コーノ)・「愛媛グルメ紀行」 220)・(「再訪48 BAL COURNO(バール コーノ)」・「愛媛グルメ紀行」 396


今ではすっかり、久米地区の人気”イタリアンレストラン”となっていて、昼時はお店の前の駐車スペースに車を停めることが出来ない位です。

玄関1
以前ですと、お店の前の道路の向かい側から”玄関”を撮影出来ていましたが、今では駐車している車で玄関が見えません。


お店に入ると、7割程度の入り。厨房内で忙しく立ち振る舞っておられる若き店主さんと、そのお母さん、それに若い女性の3人体制になっていました。


今年の4月で4年目を迎えましたが、初めの2年間ほどは店主さんお一人体制でスタート。2年目を越える当たりから、夜の繁忙時にはご家族が厨房に入って支える体制になっていました。


お店自体に活気が満ち溢れ、その活気がお客を呼ぶ、そういう好循環ができたようです。

厨房2
厨房内のお母さんに、ちょっとお話をお伺いしました。手が空いた瞬間を見計らって。


「お野菜類は、シェフの伯父さんや伯母さんの畑で作られたものを、今でも出しておられるのですか?」っと。


「ええ、兄が(姉と言ったかも?)イタリアの野菜など研究してくれて、畑で色々作ってくれてます」っと。それ以外にも、契約農家さんたちの助けも得て、地産地消と大声では言わないけど、ちやんと取り組んでおられます。

週替りメニュー3
このお店の”ランチメニュー”は、週替りで3種の”パスタランチセット”が用意されています。


毎週週替りには3種のパスタメニューを用意しなければならないのですから、それは大変なご苦労でしょう。


そのご苦労は、その時その時の””のものを使い切るということで克服されているようにお見受けしました。


これは想像ですが、「今畑では何が旬を迎えているか?海から揚がってくる旬は何か?」っと考えて、それらの食材の組み合わせてメニュー作りをされているのでは?っと思います。

スープ4
パスタランチセット”は、3種のパスタから一品と、後は”サラダ”と”スープ”からどちらか一品を選び、そして飲み物メニューからも一品選べます。


この画像は、ワタシが選んだスープで、”クリームコーンスープ”ですどうです?この鮮やかな色合。


スープの中身には、シャキシャキのコーンがタップリ入っているし、スープがコーンの自然な甘さに満ちていて、なおかつクリーミーです。しかも、クルトンが実に香ばしい!

フォカッチャ5
この画像がこのお店の特徴の一つでもある、”自家製フォカッチャ”です。


毎朝、シェフ自らが”ライ麦”と”小麦”を混ぜ合わせ、自分で焼いています。イタリアにおいて”フォカッチャ”は、単なるパンという以上におもてなしの意味があるとか。


オーブンで温められた”フォカッチャ”には粗塩が摺りこんであります。相棒が素っ頓狂な声を上げました。「Hさん、このパン・・・・塩が美味しい!」っと。


おまけにその”フォカッチャ”、香り高いオリーブオイルをちょいと付けて食べると一層美味しくなります。

たこ6
などと相棒に”講釈”していると、厨房内でお母さんが大きな”たこ”を取り上げて下準備しようとされていました。


当然に瀬戸内で捕れた”生たこ”です。冷凍モノなど用事はありません。


お母さん、これからこの”大だこ”を粗塩で揉んでヌメリを取り、シェフの調理の下仕事を受け持っておられます。

瀬戸内たこスパゲッティ7
そこで、上の”大だこ”を使った料理が、上の画像。相棒が選んだ”瀬戸内タコとオリーブとケッパーのトマトソーススパゲッティ”です。


ただし上の画像の”大だこ”は、処理していたらランチには間に合いません。恐らく夜のデイナー卓上を飾るのでしょう。


「Hさん”ケッパー”って何ですか?」っと相棒。


「地中海沿岸が原産の、小さな木からとった蕾(つぼみ)をピクルス(酢漬け)にしたものですよ!独特の香気と酸味が特徴です。ケッパーが入ると、地中海料理に装いが変わるでしょう!」っと説明。ワタシと食事を共にしますと、不明な点を正すにはいい相手かも知れませんね。

大粒アサリスパゲッティ8
こちらはワタシが選んだ”大粒アサリと河野農園ルッコラと戒能さんのフルーツトマトのスパゲッティ”です。


今年は春先から初夏に至るまで、””の”アサリ”や””、更には”春キャベツ”などを散々に味わいました。


ルッコラ”は地中海料理によく使われるハーブですが、フルーツトマトの甘さの中でちょっ辛くて苦く、その存在感が際立っていました。


出汁が効いたスープも多めで、ワタシが好きなタイプの味作りでしたし、全体のバランスも素晴らしい!

トマトアップ9
トマトは湯剥きしてあって、口の中にスルッと吸い込まれます。”アサリ”の旨味が十分に活かされています。


”の量は、恐らく100gでしょう、ワタシにはちょうどいい分量でした。相棒と話しているうちにあっという間の完食でした。

飲み物10
相棒に言いました。「今日は、それぞれが好きなメニューをチョイスして、それをそれぞれが食べました。これが、2つの料理を少しずつシェアし合っていただいて、2つの味を楽しめる様になりましょうね」っと。


すると相棒「Hさん、それってもう始まってますよ!だって、先日食べた”韓国家庭料理のお店 ひまわり”さんでは、シェアしあって食べたじゃないですか!」っと。


ウフフ、鮮やかに”一本”取られちゃいました。これからも、この旅は続きます。



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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 120

今週の土曜日の”愛媛グルメ紀行を振り返る”シリーズは、一作年(2012年)の真夏頃にアップした358号から360号までのお店です。


先ず最初”に振り返るお店は、2012年8月21日にアップした358番目のお店、椿参道沿いにある蕎麦屋の名店”無着庵”さんです。(「再訪20 無着庵」・「愛媛グルメ紀行」 358

このお店は再訪でした。最初にご紹介したには、2011年5月19日でした。(「無着庵」 真っ当な「B級グルメ店」 46

看板とお店1
場所は、国道33号線の「椿神社入り口」交差点を西に入る椿参道(県道久米垣生線)の中ほどにあります。

蕎麦打ち名人として有名な”高橋邦弘”氏が広島で開いた”手打ちそば教室”で1年半学び、高橋氏の勧めで松山の椿参道のこのお店を6年前に開店されたのです。(記事掲載当時)

ですから、”無着庵”さんは、蕎麦打ち名人”高橋邦弘”氏の教え子ということになります。

辛味大根そば4
画像が、わざわざこれを食べに来た”辛味(からみ)大根そば”です。お値段は880円ですが、大盛りを頼みましたので1030円です。

この”辛味(からみ)大根そば”は、様々な食べ方が出来るよう工夫されています。

最後はそば汁(そばつゆ)を、大量に乗せられている”辛味大根”おろしの上にぶっ掛けて頂きますが、最初は蕎麦猪口(そばちょこ)にそば汁を注ぎ、大根は入れずに普通に盛り蕎麦同様に頂きます。

このお店のそば汁は関東風でとっても辛い。

ですから、いきなりそば汁を蕎麦にぶっ掛け状態で食べたら、そば汁の辛さと辛味大根の辛さで、多分立ち往生されるでしょう。

このお店は、ワタシが最も好きなお蕎麦屋さんの一つです。既に再訪しましたし、これ以降も再訪を続けるでしょう。


二番目にご紹介するお店は、2012年8月22日にご紹介した359番目のお店、古川北にある中国料理のお店”長城”さんです。(「再訪21 長城」・「愛媛グルメ紀行」 359

このお店を最初にご紹介したのは、2011年5月27日でした。(「長城」 真っ当な「B級グルメ店」 52

場所は、「県道松山伊予線」の小野川に架かる”吉木橋”を南に進路を取ります。パチンコ大王を過ぎて、次のサークルケイ古川北店の角を東に入ったところにあります。

玄関2
こちらが、住宅街にあるお店です。

さて再訪シリーズも21番目になりますが、初回訪問とこの再訪でお店や頂いたメニューの”印象が180度変わった”のは初めてです。

それは、あるブログ友からのある時にコメントで、「このお店の店主さんが中華鍋で炒め物をしている時に、右手の玉じゃくしで目の前の〇〇を、ひょいと△△した光景を見てからそのお店には行かなくなりました」とあったのが頭に残っていたことも大きな要因でしょう。

確かにこの厨房の画像を見ればその時の、「〇〇を、ひょいと△△した」というその光景が容易に想像できます。

坦々麺5
画像が、注文した”四川タンタンメン”です。大胆と言おうか無造作と言おうか、ゆで卵が半分に切られた(しかも、ゆで卵の黄身の断面がガタガタ、実に乱雑に切られている)ものがスープの波間に浮かんでいた。お値段840円です。

後は大量のワカメ・・・・・四川料理と名づけて・・・・な ん で ワカメ?????(四川省は内陸部なのですが・・・)

しかも、悲しくなるほどに麺が貧しい。麺を食べて、モソモソしていると感じたのは一体何年ぶりか?

ゆで卵全部と、麺の大半を残してしまった。

人類ならぬ”麺類”を自認しているワタシが、麺の”量”の問題以外が原因で食べ残したのは初めての経験です。

このお店、もう二度と訪問しません。余りもお粗末でした。


今日最後にご紹介するのは、2012年8月23日にシリーズ360目にご紹介したお店、エミフル松前店のフードコート内にある中華料理のチェーン店”万豚記”(ワンツーチイー)さんです。

玄関1
こちらがお店の玄関。このお店は”万豚記”をはじめ”紅虎餃子”など様々な業態のお店を全国に展開している、東京に本社を持つ”際コーポレーション株式会社”が運営しているお店です。

グループ数の店舗は既に300店を大きく超えているようですが、その殆どが直営店と言いますから、飲食業界の一種の巨人でしょう。

白ごま担担麺6
こちらが、唐辛子マーク2個の”白ごま担々麺”です。

こちらが、タイムサービス対象になっている商品で、担々麺は全4種の中で”白ごま担々麺”と”黒ごま担々麺”が通常880円のところが500円のワンコイン(内税)です。

なお、このお店の担々麺には、ちゃんと”花椒”(かしょう)と”少量の豆板醤”(トウバンジャン)と”芝麻醤”(チーマージャン)が入っていた。(と感じた)

だから、辛いというより口腔が痺れる感じの味に仕上がっていた。

スープも、ワタシの苦手とする胡麻とそのペーストを大量に使っているので、それには閉口したけど、実に真っ当な味でした。これで500円なら確かに安いしお徳でしょう。

でもこのお店は再訪しません。その意欲が全く湧きませんでした。




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「過去記事を振り返る」 22

今日のお話は、ワタシがまだ”若き時代””のお話です。


「<恐怖>の思い出」 (2010年4月2日掲載)



私がまだ”高校生の頃”のお話。


親元を離れて、松山市内で”下宿”(げしゅく)して通学していました。

下宿という言葉、今は死語。説明します。

普通のご家庭の2階の部屋を、朝と夜の食事付きで借りて住んでいました。

この当時は、使っていない部屋を高校生などに貸しており、食事はその家族と一緒に食べます。

ですから、普通の家庭の玄関から入って、2階の階段を上がった6畳の部屋に、カーテンを間仕切りにして後輩と、そしてその隣の3畳には先輩が、つまり3人で住んでいました。



プライバシーなどというものは考えたこともない、そういう時代です。

その2階の部屋の庭一つ隔てた、アパートの2階の部屋に、”美人で若い女性”が暮らしていました。

昼は働きに行って、夕方その部屋に帰ってきます。

後輩も先輩も私もまだ高校生、好奇心の塊のころです。


夜になり、辺りが暗くなると、その女性の部屋の”影絵”(シルエット)が、薄いカーテン越しにウッスラと見えるのです。

大家さんが2階に”大きな双眼鏡”を飾っていたのを持ち出して、暗くなり隣の部屋の女性の動きがカーテン越しに見え始めると、私たちの部屋の電気を消し、ワタシたち3人が10分交代で窓を少し開けて”覗いて”いました。

双眼鏡
それだけで興奮していたのですから、まあノドカ。



ある日、何時ものように双眼鏡で覗こうとした時です。

女性の部屋の窓がガラっと開いて「学生さん!ガクセーサン!」と声が掛かったのです。


アツ、覗きがバレタ・・・・」と、もう心臓が縮み上がりました。

先輩が「お前、出ろ!」と。

「えー?僕がデスカー?」

とかすかに抵抗しましたが、当時、先輩の命令に背くことなど出来るはずもない。


「親に言いつけらたら・・」

「学校にばれたら・・・」

ケーサツに言われるかも」などと想像し、生きた心地もないままに窓を開けました。


すると、その美人のオネーサンが部屋から身を乗り出して、「ガクセーサン!昨日の昼間、そちらの部屋の窓の隙間から・・・・」

え?窓の隙間??

「””が部屋に入りましたよ!」

アオダイショウ
ヘビーーーー!!」・・・・・と三人で”絶句”しました。

それからの、大家さんを巻き込んでの“蛇追い出し大騒動”(血も凍りつく2時間)思い出すのも、今なお怖い。


なお、その先輩は、現在(ミーヤコノーセーホーク)”W大学の教授”をしています。


<追記> 実はその時の3人の内の”後輩”が、今年6月に亡くなりました。まだ63歳という若さで。

 「ここに、謹んでご冥福をお祈りたします」

この日の記事は、今は亡き後輩の”I君”に捧げます。



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「再訪 261 ラーメンバル lavrar(ラウ゛ラール)」・「愛媛グルメ紀行」 776

今日は3回目のご紹介となります、花園町の東側の通りに面した松本ビルの2階にある、”ラーメンバル lavrar(ラウ゛ラール)”さんです。


過去の2回は、以下の通りのアップでした。(「ラーメンバル lavrar(ラウ゛ラール)」・「愛媛グルメ紀行」 650)・(再訪 199 ラーメンバル lavrar(ラウ゛ラール)」・「愛媛グルメ紀行」 670


このお店は、花園町商店街を歩いていて偶然に見つけました。ところが、このお店はワタシにとっては特別のお店であったことが初めの訪問で明らかになりました。その内容は、過去2回の記事でご覧になって下さい。

外メニュー1
この画像が、花園町商店街の路上に出してある”ランチメニュー”看板です。お店は2階にありますから、一番最初にお店の位置情報とお料理の内容を、一般に広く知ってもらうことが決定的に大切です。


でも前回(2月)お店のにぎわいを確認できて、食事を終えて階段を一人降りている時、無性に泣けたことを思い出しました。


嬉しかったのです。このお店の店主さんは、同じ花園町にある”瓢太”さんの創業者の長男さんです。その創業者であるお父さんとは、色々な面で親交がありましたので。

階段2
次男さんが”瓢太”さんを継いでおられます。後継者が二人も育って、しかもお二人は違った路線で勝負されています。


弟さんは、お父さんの路線を最大限守りながら(でも、オリジナルメニューの挑戦もされています)、そしてこのお店の店主さん(長男さん)はお父さんの味を活かしながら、別の航路を開拓されんとされております。


この階段をユックリ踏みしめながら、久しぶりの再会に胸膨らませて上りました。

店内3
お店に入ったのは、丁度正午でした。ワタシにしてはやや遅い時刻。仕事の関係で遅れました。

店内に入るとお客さんが2組、当日の”洋食ランチ”を食べておられました。その”洋食ランチ”はといいますと、”ポークカツレツ青じそソース”がメインディッシュでした。ウフフ、美味しそう!っと、食べているお客さんを見て笑みがこぼれました。

ただし、階段下の外看板に書いてあったメニューで一段と目を引いたメニューがありました。それが”冷製パスタ?の様な冷麺”と名付けられたものでした。

店主さんと奥様に「その2つのメニュー!アアアアア・・・・どちらにしようか???迷うーーー!!」って、思わず溢(こぼ)してしまいました。どちらも捨てがたいのです。

「これが、若い時なら2つのメニュー、同時にイケたのに!   でも、ここは決断!”冷製パスタ?の様な冷麺”」で!っと、注文を告げました。お値段は750円(内税)です。

冷麺4
すると、「じゅんさん、もしよろしかったら、”ポークカツレツ”を少しお出ししますよ!両方試して見て下さい!」っと、店主さんから助け舟が出されました。

こうなると恥も外聞もない、一も二もなく「ソッ!それお願いします。もちろん別料金でキチンとお支払いします」っと、提案に飛びつきました。

そういう経過で、まず最初に出されたのが”冷製パスタ?の様な冷麺”です。なおこのメニュー、店内表示では”ラウ゛ラール風トマト仕立て冷麺”とありました。

これって、どう見ても”サラダ”にしか見えません。

冷麺5
そこで近寄って見ました。でも、一層”サラダ”でした!多様な葉物野菜の上に堂々と乗っているのはフレッシュな”トマト”です。ちょっとマリネ風。

そして”瓢太”名物の、あの分厚い”シャーシュー”の姿はありません。

ここが意外でした。そしてよく見ると、トマトの様に見えますが、その一部は”パンチェッタ”ですよ!

パンチェッタ”とは、塩漬けした豚バラ肉のことで”生ベーコン”とも呼ばれるもの。外見は完全に”サラダパスタ”です。

早速食べてみました。コレは”冷麺”というより、”イタリアン・チャイナパスタ”です。トマトソースにはコクがあって極めて美味しい。あくまでイタリアンのソースです。

但し、先に”ソースにコクがある”と書きましたのは、トマトソースには”隠し味”的に、”瓢太”のラーメンの”タレ”が潜ませてあります。それが”コク”を生み出している秘密です。

粉チーズ6
そして、3分の1程食べた時点で、店長お薦めの”タバスコと粉チーズ”をタップリ振りかけてみました。


その画像がコレです。ワタシは通常、テーブルに置いてある胡椒や七味類は一切使用しません。当初の持ち味を殺したくないからです。でも店主さんからお薦めがあったので試してみました。


するとどうでしょう~、タバスコのピリカラ感と、チーズの濃厚な香りがまた別種の風味を作ってくれました。細麺の中華パスタを、タップリ野菜とコクのあるトマトソースでいただく。

麺7
しかも、””は固めに湯掻いてあって、ある種パスタ感覚に仕上げてある。


ここで自然に声が出ました。「コレ、いいね~~!!完全に”イタリアン・チャイナパスタ”ですね。松山でこの種のパスタを出してるお店をワタシは知りません」っと。


すると店主が「私も恐らく、他にはないのではないか?っと思っています」っと、笑顔が弾けました。例によってスープまで舐め取るように”完食”しました。

ポークカツレツ青しそソース8
丁度それを見計らったかのように、「じゅんさん、こちらが”ポークカツレツ青じそソース”です」っと言って、奥様がカウンター席に運んで頂きました。お値段は、別料金で350円お支払いしました。


ポークのヒレ肉が使われています。脂身がありませんので、しつこさがありません。目の前で揚げだちです。


レギュラーサイズよりやや小さめに作って頂いていました。「お父さんの知り合いだということは・・・・、知っておられますので・・・・」などと、ワタシ、特別に作って頂いたことに対して自分で自分の言い訳をしつつ頂きました。


ジャガイモには”粒マスタード”がまぶしてあります。これが刺激的なアクセントになっていました。

ポークカツレツ10
もちろん”青じそソース”を回し掛けて食べてみました。すると、品のある”ポークカツレツ”で”豚肉の旨さ”を堪能した後に、一瞬の時間差で”青じそ”の香りが鼻腔の奥を駆け上りました。


紫蘇”(しそ)のあの香りは、臭覚神経を刺激して胃液の分泌を促し食欲を増進させる効果がありますし、気持ちを落ち着かせてくれる効果もあると言われています。


ワタシが無我夢中で食べている姿を見ていた店主さんに、笑みが広がりました。恐らく「してやったり!」って思われたのでしょう。


餓鬼のように”ポークカツレツ青じそソース”を貪って完食し、ふと周囲を見回すと、気が付かないうちにお店は満席に埋まっていました。


店主さんの調理と奥様の心のこもったサービスで、既に多くのお客さんの”舌と心”を捉えられたようです。他人のワタシではありますが、他人ごとでない喜びが湧いてきました。


今回の帰りの階段は、涙なんてありませんでした。逆に、軽~~く、”スキップ”を踏んで、危うく階段を転げ落ちるところでした。スチールの手すりを持っていたので、スンデのところで落下を免れました。


皆さん、美味しかったからといって、下りの階段で”スキップ”はなさらないように!


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「Restaurant WAKUSEI(レストラン ワクセイ)・「愛媛グルメ紀行」 777

今日は、山越4丁目にある”北欧料理”をウリにしているレストランの老舗”Restaurant WAKUSEI(レストラン ワクセイ) ”さんの、初めてのご紹介です。


この地に、ずっと以前からお店があるのは知っていました。いえ、元はと言えば三番町3丁目と大街道1丁目がクロスする辺りに長くあったことも知っていました。ただ、何となく縁がなくて今日まで未訪問でした。


現在のお店は旧国道196号線と、新国道196号線の間にある問屋町を繋ぐ東西の道路添い、住宅地の中にあります。

玄関1
これがお店の玄関です。1階がお店で、2階はご自宅です。


この日は梅雨入り宣言された翌日でした。(6月4日)ですから、朝から雨模様で暗いので綺麗に撮れていません。


恐らく通りがかりにフラッと立寄りると言ったお店ではなく、このお店のあのメニューを食べようと決めて来られる方が多いのでしょう。

店内2
店内は、松山市内にあっても”薪ストーブ”が設(しつら)えてあります。本来は”暖炉”といきたいところでしょうが、設備費にかなりかかってしまうのでこうなったのかも知れません。


ワタシがお伺いしたのは平日の開店直後、午前11時30分でお天気は雨。結局ワタシが食事を終えお店を後にした正午過ぎまでに、他に入ってきたお客さんは近所の会社員風の女性一人でした。


店主さんは厨房の奥にいらっしゃって、その様子を伺い知ることはできませんが、奥様がフロアー係として対応されるのでお話をおうかがいすることができました。


三番町時代のことをお尋ねしますと「エエ、三番町で25年、そしてここで20年になります。今年は45周年になるんです」っと奥様。(三番町のお店とこのお店の営業年数が、逆だったかも知れませんが)

メニュー3
「このお店はワタシの知人が好きで、お話はよくお伺いしていました。松山では珍しい”北欧料理”を出されているとか?」っとワタシ。

「三番町でお店を開いた頃は、普通の”洋食屋”からスタートしたんです。そうしていたらそのうち、イタリア料理やスペイン料理などが流行るようになったので、途中から”北欧料理”を出し始めたんです」と奥様。

「でも、何故珍しい”北欧料理”だったんですか?」とワタシ。「ええ、たまたま主人の(奥様ご自身の?かも知れませんが)の兄が、”フィンランド人”の奥さんをもらっていたので、思いついたんです」っと。

「ただその後、ロシア料理の”ボルシチ”と、スイスと言うかアルプス地方の”チーズフォンデュ”を出すようになって、今ではその2つがウチの”看板メニュー”になりました」っと奥様。

ヤンソンの誘惑4
日替わりのランチも用意されていますが、ここは”北欧料理”らしさを求めたいので、画像の”ヤンソンの誘惑”という珍しいメニュー名のお料理を注文しました。お値段は1260円(外税)です。「高い!


メニューの説明書等によりますと、メニュー名の由来は北欧の中のバルト三国を構成する”スエーデン”の家庭料理だそうで、中世期の菜食主義者”ヤンソン”(宗教家)さんが、あまりにもおいしそうな見た目と匂いに勝てずついに口にしてしまって以来好物となってスエーデン国内に定着したのだそう。


お料理は実にシンプルで、主な材料はジャガイモとタマネギとアンチョビで、そこに生クリームと牛乳をひたひたに注ぎ、その上にトロけるチーズと粉チーズを乗せ(パン粉を乗せる場合も)、黒胡椒で味を整えオーブンで焼く。調理法もシンプルです。

ヤンソンの誘惑5
ジャガイモとチーズの焦げた匂いが香ばしい!表面は、やや焦げ気味な位にパリパリガリガリに焼けています。


「普通のグラタンだったら、ここに”ホワイトソース”を入れるんですが、このお料理は生クリームと牛乳だけなんです。しかも”薄味”で、”ジャガイモ”の美味しさを”アンチョビ”ソースが持っている塩分で食べていただくお料理です」っと奥様。


なる程、香ばしい他には”ジャガイモ”の味がきちんとして、極めて”薄味”です。不心得者なら、ここにウスターソースなどを掛けたくなるかも知れません。


それに””も、今のワタシの胃にはぴったりでありがたい。でも逆に言いますと、普通の方だったら量的に物足りないでしょうし、味付けもそう思われるかも知れません。

アップ6
ご飯でも、羽釜の底のこびりついた”お焦げ”が美味しいでしょう!


その”お焦げ”を茶碗に入れて、少し塩を振り茶漬けで食べる!日本人にとって、至福の時でした、そういう時代がありました。


このお料理は、極言すれば”北欧の茶漬け”、或いは”北欧の焼きおにぎり”のイメージでしょうか。北欧は寒冷地ですので米は穫れず、主な作物はライ麦や大麦、オート麦などの穀類と”ジャガイモ”でしょう。

グラタン7
そういう北欧の素朴な家庭料理が、日本に来たら”1260円”もするお料理になる。原材料費は、そんなに掛かっているとは思いにくいのですが。

ですが、このお店のこのお料理の値段・仕組みを伺い知るヒントは、奥様との会話の中にあったような気がしました。

それは「このお店は”トナカイの燻製”を、今でも出しておられるのですか?」っというワタシの質問に対する、奥様の以下のお答えがヒントだと思いました。

「ええ、”トナカイ”の肉はずっと”ラップランド”(=スカンディナヴィア半島北部にあって、スエーデンやノルウェーやフィンランド及びロシア4ヶ国に広がっている地域。伝説では”サンタクロース”の郷里)から仕入れていました」っと奥様。

「ところが、ある年から全く手に入らなくなったんです。そこで探しに探して、何と!日本の北海道で僅かながら”トナカイ”が飼育されていることが分かったのです。そこで、今は北海道から仕入れて、現在もお出ししています」と。

完食8
このくらいの量なら、難なく完食できます。味は、今までいただいたことがない味なので「ああそうか!こういう味なんだ!」っと思うばかりです。


北欧でも、カタクチイワシの仲間の”アンチョビ”は重宝されているようです。やはり発酵食品の旨味は、食生活では欠かせないものとなっていて、それが世界標準であることも感じました。


ただこのお店の問題は、そのメニューのお値段設定ではないでしょうか。

チーズフォンデュメニュー9
例えば、上の画像はこのお店の看板料理の一つである”チーズフォンデュ”ですが、お値段は単品で1300円(外税)です。

このメニューには、最低限のフランスパンは付いていますが、それ以外の野菜やウインナー等の具材は別料金です。もう一つの”ボルシチ”に至っては、更に値段が張ります。

上に書きました”北欧料理”のスタイルやメニューを維持するための、特殊な食材の仕入れがあってこそ、このお店の存在価値があるように推察しました。

奥様が、この店に好んでよく来て頂いているお客様を列挙なさいましたが、様々な縁でこのお店と固く結びついているお客様方の様でした。

つまりお値段などを超越して、”このお店で味わいたい”という根強い人気に支えられて45年目を迎えられました。その意味では、地味ではありますがこの地になくてはならないお店であることがよく分かりました。



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「八久茂」・「愛媛グルメ紀行」 778

今日は仕事の相棒と、大街道界隈を歩いていてお昼を迎えました。そこで例によって相棒が「この辺りで美味しいお店ないですか?」っと。


そこで随分古い記憶の中にあった日本料理のお店、”八久茂”(やくも)さんをお訪ねしました。


場所は二番町2丁目で、大街道2丁目との町堺にあります。東向き一方通行の道沿いです。業態別で言えば”割烹”に相当するお店でしょうか。

玄関1
実はこのお店、今の”八久茂”さんの前には”白龍”という割烹料亭のお店でした。


その”白龍”というお店の開店に、ワタシが当時関わった経験がありますので懐かしいお店でもあります。もう40年近く前だったでしょう。


その”白龍”さんは事情があってお店を閉店され、その後を継いだのがこの”八久茂”さんでした。魚の卸商である”魚伊太”さんの経営でした。

外メニュー2
その当時は、普通のサラリーマンがお昼を!っというお店ではなく、夜中心の割烹料理屋さんで、もっぱら”社用族御用達”(しゃようぞく ごようたし)のお店でした。


社用族”(しゃようぞく)という言葉自体が、今の日本語では”死語”になりました。会社の接待費で飲み食いするお店だったということです。


ですから、外看板のように”お昼の定食”を謳(うた)う風景は、ワタシにとっては隔世の感(かくせいのかん=世の中が変わった)ひとしおといったところです。

店内3
このお店は、3階~4階建てだたっと思いますが、2階以上は大小の座敷に分かれていて宴会から少人数の会食まで対応できる大型店です。


前前職の関係で、”八久茂”さんが開店した日にも招かれましたし、それ以降も接待関係で利用したことがあるお店でした。


ワタシたちは2人でしたのでカウンター席に座り、厨房にいらっしゃる店主兼板長さんにその後の経過を色々お聞きしましたが、それは割愛します。でもこのお店で”ランチ”を出されていること事態に大きな時代のうねりを感じます。

日替わりランチ4
さてワタシは、外のメニュー看板の上に”日替わりランチ”と書かれた手書きメニューを注文しました。お値段650円(内税)です。


この立地でこのお値段ならお安いと思います。地代や賃料が、松山市内では一番高い地域だからです。


開店されて以降、このお店は”バブル経済・狂乱経済”と”バブル崩壊”、更には2008年(平成20年)の”金融危機”(あの日興証券が倒産した年)など、日本経済の激動を見てきたお店です。


ですから、店主さんの「昔のことなど言っちゃいられないですよ!」っという言葉と、この”日替わり定食”に時代の変遷を垣間見た思いがしました。

メインプレート5
これが、”日替わり定食”のメインプレートがこの画像です。


内容は”いわしフライ”をメインとして、”切り干し大根”、”たこ酢”、”お造り・果物”、そしてサラダと味噌汁とご飯・漬物です。


見ての通り、エ?っと目を剥くようなメニュー内容でも品数でもなく、ゴク普通の”定食”の内容のようでした。

イワシフライ6
こちらがメインの”いわしフライ”でが、唸るほどのものではありませんでした。


でも、もちろん美味しいことに違いありません。


お客さんの主な層(その時にタマタマだったのかもしれませんが)は、意外や意外、年齢的にはワタシよりやや下と思われる女性群でした。その反面、近隣のサラリーマン諸氏の姿を、ほとんど見ませんでした。

刺身7
こちらは”お造り”と果物ですが、キチンと引かれたお刺身でした。


この”お造り”や果物に、割烹の包丁捌(ほうちょうさば)きを見たように思いいただきました。


ただ量がこれだけなので、その・・・・感想という程のものはちょっと・・・・。

サラダ8
こちらは”サラダ”ですが、この野菜の切り口にも、包丁の切れ味鋭いものを見ました。


それにドレッシングも、余り経験ないもので、「アレ・・アレレ・・・・これはナニかな???」っと思っている間に食べてしまいました。

キュウリの酢の物9
こちらが”たこ酢”です。ありふれたメニューですが、酢加減は申し分ありませんでした。


お客さんの数が多いので(次から次へと、女性陣が詰めかけていました)、作り置きしておいて、料理を出す直前にワンプレートにサッと盛りつけられたものでしょう。

干大根煮物10
この”切り干し大根”の煮物は、ありふれた食材を使いながらも、キチンとした煮物に仕上げてありました。


郷里の冬、大根を素麺のように切って天日で干して、冬の間の野菜食材として重宝したものです。


総体的に言えば、この立地でランチを出しこの値段に抑えて提供し続けることにポイントを置かれたもので、コンパクトに無難にまとめられていると思いました。


様々な工夫を重ねられて、””を生き抜く工夫をされている跡を感じ取れた、久しぶりの訪問となりました。




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「再訪 262 縁中縁」・「愛媛グルメ紀行」 779

今日は久しぶりに一人でのランチでした。


この”愛媛グルメ紀行”シリーズを書き始めて以降、概ね昨年までは一人での食べ歩きでした。ところが今年に入って、にわかに複数で食事をする機会が増えています。


今日ご紹介する”縁中縁”さんは、4度目のご紹介となります。過去3回の記事は以下の通りです。(「中華料理 縁中縁」・「愛媛グルメ紀行」 433)・(「再訪 142 中華料理 縁中縁」・「愛媛グルメ紀行」 570)・(「再訪 218 中華料理 縁中縁」・「愛媛グルメ紀行」 693

店舗1
最近では、今年の3月18日にアップしましたが、その時いただいた”四川麻婆豆腐”の本気の”痺れ辛さ”に”胃と食道と舌と唇の四者連合”が悲鳴を上げ、フロアー係の女性に「ギブアップです!」宣言に追い込まれた経験が、まだ生々しく残っています。


このお店の店名由来や、この地にお店を構えるに至った経過は、初回の訪問記事でご紹介しております。

外メニュー2
お店の玄関を入るときに、玄関前の”外看板”で、メニューをしっかり確認しました。


すっかりこの地で定着されていることを伺わせる繁盛ぶりでした。開店当初は近隣の競合を考えて、果たして善戦できるのか?心配しましたが、全くの杞憂に終わりました。


しかもこのお店、”ランチパスポート”にも挑戦されたり、”新メニュー”開拓にも余念がないことは、他の方のブログなどでも見聞きしておりました。

メニュー3
店内にはレギュラーメニューの他に、画像の”サマーメニュー”の文字も見えました。


今日はこのお店に着く前から決めていた”特製涼麺”を注文しました。お値段880円です。

特製涼麺4
ややたどたどしい日本語を操るお姉さんが、画像の”特製涼麺”を運んで来られました。


このお姉さん、ワタシが前回”四川麻婆豆腐”に無謀にも挑戦し、敢え無く撃沈されギブアップしたとき、「私でも、この”四川麻婆豆腐”は辛すぎて食べることが出来ません」っと慰めて頂きました。


さて画像の”特製涼麺”、一見すると普通の”冷麺”に見えますが、どこが”特製”で、何故”冷麺”ではなく”涼麺”なのか?

特製涼麺5
取り敢えず、iPhoneに画像として収めることに集中しました。でも、”香り”が、普通の”冷麺”とは違っていることに気が付きました。


”冷麺”が持っている”酸っぱい香り”が余り強烈には漂ってこないことに、、まず気が付きました。そして外観です。


具材は、キュウリやトマトやチャーシュー(?チャーシューとはちょっと違うようにも見えましたが、確認出できませんでした)やゆで卵、更にはその季節の葉物野菜とゴマと唐辛子等、ほとんど”冷麺”そのものに見えました。

特製涼麺6
で、更に”特製涼麺”に近寄ってよく見ました。すると、”冷麺”では余り見かけないある”異風”に気が付きました。


「アレレレ・・・・・・コレって・・・・・・”冷麺・かき氷掛け”なのか????」って、首を傾げました。


よーーーく見ると、”特製涼麺”全体にはウッスラと、そして”スープ”の中にはかなり大量の”かき氷”状態のものが掛かっていました。

アップ7
この画像は春先の雪山で、冬の間に積もって根雪になっていた雪が溶け出して山肌が見え始めた、そういう風に見える”かき氷”の状態でした。


冷たいラーメン”や”冷たいうどん”に付きましては、一昨年の夏頃、ブログ友:”乱さん”がご自分のブログで追っかけ始められたのがきっかけで、ワタシも一昨年と昨年の夏は、随分色々なお店の”冷たい”シリーズを記事アップしました。


その中で、辻町にあるラーメン店の”かめ福”さんで、ワタシが”スープ氷”と名づけた”スープ出汁を凍らせた”ものが入っていたのを思い出しました。(「再訪 141 ラーメン・餃子 かめ福」・「愛媛グルメ紀行」 569

スープ氷8
さて上の画像が、”かき氷”がスープ部分ではまだ残っている状態を示しています。

このお店とこのメニューを推薦していただいたジンゴズンゴさんにこの画像を見てもらったところ、彼が食べた時はもっと全面的にかき氷が掛かっていて、”かき氷涼麺”という感じだったと言います。

さて”かき氷”の量はさておき、”冷麺”と”涼麺”のことをまず書いておきましょう。

これは飽くまで私の薄っぺらい知識の範囲なので違っているかも知れませんが、中国や台湾では”冷麺”というメニューはありません。”和製用語”ではないでしょうか?

特に”台湾”ではよくある屋台メニューに”涼麺”というのがありますが、日本の”冷麺”のようにスープがキリキリに冷やされているものではありません。(冷やされている方が、寧ろ一般的ではないという意味)

台湾の”涼麺”は、常温の麺にゴマだれを掛けて食べます。しかも主には朝食で食べられる屋台料理を”涼麺”と表記します。

ですからこのお店で”特製”とあったのは、本場の中国・台湾にはない”涼麺”という意味だと思います。

なお、中国で使う漢字で””という文字は”冷たい”という意味ではなく”寒い”という意味です。

そして、中国語で”冷たい”という意味を表す漢字は””と書きます。

麺9
言葉の問題はこのくらいにして、この店の”特製涼麺”です。まず”かき氷”が掛かっていますので当然に冷たい!

そしてスープに特徴があります。”甘い!”んです。更に言えば”小さく酸っぱい”。そして唐辛子がかなり掛かっていて”ピリカラと辛い”。一言で言いますと”甘酢っぱ辛い”んです。

おまけに、スープにはかなりの量の”ニンニク”が効かせてあったように味わいました。これが”甘酸っぱ辛い”スープと相まって、実に刺激的で新鮮な味でした。

”も冷たく冷やされていてプリプリです。このスープによく合った””を使っておられます。なお、スープの甘さの手助けに、具材として”りんご”の千切りが大量に乗せられていて、自然の甘さが好感を呼びます。

チャーシュー”は、日本では主に”煮豚”を使いますが、それだと冷やすと脂が固まって食感が悪くなります。このお店のものは、脂肪が固まっていないので、別の工夫がなされているのでしょう。

完食10
不思議且つ新鮮、且つ大いに食欲をソソる”特製涼麺”、文字通りアッという間に”完食”しました。


食べ終えた後で、ワタシには珍しく”腹八分”感が残りました。少しだけ胃袋の容量が回復したのか?それとも、この”特製涼麺”が美味しすぎたのか?


松山地区の”冷たいラーメン”と”冷たいうどん”の中でも、このお店の”特製涼麺”、甚だ”異彩”を放っておりました。


推薦していただいた”ジンゴズンゴ”さんにただひたすら感謝・感謝です!



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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 121

今週の土曜日の”愛媛グルメ紀行を振り返る”シリーズは、一作年(2012年)の真夏頃にアップした361号から363号までのお店です。


先ず最初”に振り返るお店は、2012年8月24日にアップした361番目のお店、旧市内、千舟町にある”あたりや”さんです。(「再訪22 あたりや」・「愛媛グルメ紀行」361

このお店は二度目のご紹介です。最初にご紹介したのは、2011年8月4日です。(「あたりや」 真っ当な「B級グルメ店」 101

最初にご紹介した時の記事は、決して忘れることができない記事になりました。それは、今ではワタシのブログ友であり”畏友”となった”ジンゴズンゴ”さんから初めてコメントを頂いた記事になったからです。それ以降、かけがいのない友情を現在も育んでいるところです。



そして、この最初の記事でアメリカ・ロサンゼルスに在住の”Kaori”さんからの2回目のコメントを頂き、以降互いのブログにコメントをし合うようになり、その後帰国された時にリアルでお会い出来ました。

このお店、終戦直後に開業されたそうです。ですから、既に60年を大きく越えています。

千舟町の”あたりや”さんは昔から”小坂のカドの店”と呼ばれ、家族連れや子供たち、カップルたちの夏のメッカでした。

玄関1
こちがが、千舟町通りに面したお店の玄関。

ワタシもこのお店は高校時代から通っていますから、通い始めてからでももう40年以上になります。

ワタシが高校時代は、現在の女性店主さんのお父さんの時代で、お店にエアコンなどない時代ですから大きな”ヨシヅ張り”を張り巡らせていました。

氷スイカ4
店内を見回すと”氷すいかハーフ”の文字が。お値段500円でした。

このお店は、お父さんの時代から”すいか”には特別の拘りがあって、幾ら仕入れ値が高騰しても糖度が最高水準のもので、すいかの果肉が引き締まったものを厳選されています。

ですから、かき氷にかかっている”みぞれシロップ”の甘さに頼らなくても”すいか”の甘さだけで十分満足できます。

このお店は、高校時代から言えば何度お訪ねしたことでしょう。したがって、これからも再訪し続けるでしょう。季節が呼ぶんです。


二番目にご紹介するお店は、2012年8月27日にご紹介した362番目のお店、松山市の西の端、県道伊予松山港線沿いの北吉田町にある”手打ちうどん 白滝”さんです。

このお店は、長浜町近く”白滝”出身のご主人が概ね30年ほど前に、旧空港通り(現在の県道伊予松山港線)沿いにお店を出してその歴史をスタートさせました。

その後、今から6年~7年前に現在地に移転、店主さんの代も変わって現在に至ってるお店です。(記事掲載当時)

玄関2
この界隈には”御旅館 下宿”という看板を掲げているお店が多くあることをご存知でしょうか。

多くの方は”御旅館 下宿”という業態があること自体知らないでしょう。

この地域にある、大工場の機械の補修や点検等を行う会社の社員さんたち、或はそれらの大工場の季節従業員さんたちが、一ヶ月とか一週間単位で寝泊りする施設が”御旅館 下宿”なのです。

それらの施設は朝晩の食事付ですが、そういった会社の更に下請業者の社員さんたちの一種の食堂の役割りを担っているのがこの”手打ちうどん 白滝”さんなのです。

冷きつね5
この画像が”冷きつね”でお値段500円(内税)です。

驚くほど、拍子抜けするほどシンプルです。見た目は普通の”きつねうどん”そのものです。

店内には、店主さんが昨日手打ちし熟成させた麺を、注文がある度に大きな包丁で切っている、実にリズミカルな音がこだましています。「トントン・・・トントン・・・トントン」と。

このお店は、ジンゴズンゴさんと同行して再訪しました。これ以降再訪するかどうかは未定です。


今日最後にご紹介するのは、2012年8月28日にシリーズ363目にご紹介したお店、”うどん 味十味”(あじとみ)さんです。急告!「再訪23 うどん味十味」・「愛媛グルメ紀行」363

このお店は再訪です。最初にご紹介したのは、2012年3月22日でした。(「うどん 味十味(あじとみ)」・「愛媛グルメ紀行」 251

このお店は、今やワタシにとって”愛媛グルメ紀行”シリーズのホームグランド的なお店になった、スパゲティー専門店”フォンターナ”さんの店主さんのお薦めでお伺いしたお店です。

玄関1
場所は、南高井町の第四十八番札所”西林寺”のほぼ向かい側、県道松山東部環状線沿いにあります。

このお店、”高井の名水”を求めてこの場所に移転されました。

ぶっかけ4
さて、これが”冷やし生野菜ぶっけけうどん”と名づけられた”冷たいうどん”です。

皆さん!こんな”うどん”見たことがありますか?食べたことがありますか??

うどんの上に乗せられているのは、自分の畑で家族総出で”朝採り”したばかりの生野菜です。

生野菜の内訳は、大根、ニンジン、キュウリ、赤タマネギ、長ネギ、青シソ、そして生野菜以外に揚げ玉(天カス)と長めに刻んだ油揚げです。

薬味も刻みネギ、おろし生姜、おろしニンジンと山葵(わさび)です。プチトマトも2個、可愛いく添えられています。手採りに相違いありません。

このお店、当然に再訪しました。これ以降も再訪を続けるお店です。



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「オサカナ トンチャン」・「愛媛グルメ紀行」 780

今日は、通常なら「過去記事を振り返る」シリーズの日ですが、予定を変更して以下のお店をアップします。アップ予定日を変更した理由は、この記事に出てくるメニューが、8月20日までの夏季限定メニューだからです。間に合わせたかったので。


なお”「過去記事を振り返る」 23”は、来週25日に順延します。


ということで今日は、住所は北土居5丁目、椿参道沿いにある”オサカナ トンチャン”さんをご紹介しましょう。


実はこのお店、今年の7月に現在の店名に変更されましたが、それまでは”海鮮 とんこつ家”というお店でした。一度記事としてもアップしております。(「海鮮 とんこつ屋」・「愛媛グルメ紀行」 143


店名を変えた理由は、それまで使っていた””も”スープ”も大幅に見直し、試行錯誤の結果やっと新たに世に問う”ラーメン”が出来たということで、気持ちも新たにする意味もあってのことです。


このお店の今の状況を知ったのは、時折コメントいただく:”バンブー”さんの以下の記事でした。(オサカナトンチャン「トマトぶっかけ麺」)記事を拝見した、その日にお訪ねしました。ワタシは”腰軽男”なんです。思い立ったらその日、そういうのって結構あります。

玄関1
こちらの店頭風景に、大きな変化はありません。


椿参道沿いという立地ですが、周囲は普通の住宅街と言ってよく、事務所関係もありませんので中々厳しい条件を負っておられるようです。


以前のお店のスープの”ウリ”は、世に言う”豚骨”と”魚介”の”Wスープ”というものでした。果たして今回は、どういう変化をされたのか?興味津々でお店に入りました。


ただし、”豚骨と魚介のWスープ”という基本は変えておられず、その魚介系の内容を大幅に見直しされたということのようです。

外メニュー 壁メニュー
店内は、店主さんと奥さんの2人体制ですし、店内の様子も特に変わったところは見受けられませんでした。


たまたまワタシがお尋ねした時は、まだ客はワタシ一人でしたので、様々にお話をお聞きすることが出来ました。


と同時に、”バンブー”さんの記事にあった”トマトぶっかけ麺”のメニュー看板を確認し、更にもう一つ気になるメニューも発見しました。それがスープ無しの”まぜそば”です。

パスタマシン4
お話をお伺いしますと、麺は全て”自家製麺”で、画像の”パスタマシン”を使って自分で打たれた麺だけを使用。


なおこの”パスタマシン”は手動で、うどんやそばを生地から切り分ける為の器具です。


それをラーメンの麺用に、できるだけ”麺の幅”を小さくして作っておられますが、製麺所で仕入れる麺よりはどうしても””が太くなります。マシンの歯のピッチ(隙間)の関係です。


そこで、””そのものが大きなウエイトを占めることになりますので、麺を打つ小麦粉も香川県産の小麦を使い、しかも香川県産の”全粒粉”をブレンドされています。


このことによって、通常の小麦粉と比べ栄養価が高く、薄力粉と比較して3倍程度の食物繊維や鉄分を含み、ビタミンB1の含有量も高いという、健康志向の””を使われるように変わりました。

トマトぶっかけ麺5
さて、これが夏季限定の”トマトぶっかけ麺”です。8月20日までの限定メニューですので、この記事ギリギリ滑り込みセーフとなりました。お値段、一玉のを注文したので700円(内税)です。


なるほど、これは”ラーメン”というより、韓国の”冷麺”(ネミョン)と、”スープパスタ”との中間といった雰囲気でした。


トマト”がブロック様に切られ、それがふんだんに散りばめられています。緑色に見えますののが何かは確認できませんでした。”バンブー”さんの記事では”セロリ”と書いてありました。それにミントの葉が一葉。

トマトぶっかけ麺アップ6
香気は、完全にトマト味で酸味もあります。しかも”タバスコ”がかなり入っていますのでピリ辛感も際立っています。


そして””です。下の画像でも分かりますが”太麺の縮れ麺”です。この時点で、実は不安が頭を覆っていました。


ワタシは”太麺”が苦手です。ラーメンの麺は、スルスルと一気に啜り上げるものだという固定観念めいたものがあるからです。熱々の麺だって、フーフー息を吹きかけながら、それでも啜り上げる。

トマト麺7
さあて、これが”自家製手打麺”です。力強く太い!


食べてみました。決して「喉をスルスル入る」、或いは「啜る」という表現が使えません。とにかく噛む。噛んで小麦粉の味を堪能する。そういう”麺”でした。


そして、この太くてやや固めの””が、間違いなく美味しいのです。これには意表を突かれた思いです。なる程、こういう””もあるんだ!っと、見識を広げられた思いでした。

まぜそば8
その勢いをかって、もう一つの気になるメニュー”まぜそば”に挑戦することにしました。もう”少食”だとは言いません。このところ、ワタシの””は青年になった。


ただし、店主さんに我儘を言って、”まぜそば”の”麺”は、通常の半分にして頂きました。お値段は通常の価格680円をお支払いしました。


この後の日程で、スープの入っていないメニューとして、”瓢華”さんの”ぶっかけそば”、そして”麺屋夢創”さんの”あえ麺”をアップする予定ですが、同じ系譜に属する麺です。

まぜそば混ぜた9
この”ぶっかけそば”を、混ぜに混ぜました。すると画像のように。


ここでもあの”太麺”です。手打ち生パスタ。麺自体には当然味が付いておらず、具材の味付けと、僅かに”まぜそば”用のタレが潜ませてあります。


食べてみました。ウーーーン、苦手としていた”太麺”、確かに”麺自体”が美味しいんです。


奥歯で噛みしめると、小麦粉の香りがするんです。先ほど頂いた、トマトソースより、こちらの”タレ”の方が、”太麺との相性がいい!”っと感じました。


ウ・・・、エエエ、コレハ・・・・・」などと、口の中でモゴモゴつぶやいている内に、みるみる胃に吸い込まれていきます。

まぜそば麺10
麺の味を、小麦粉の香りを素直にそのまま楽しむ。こういうコンセプトが活きた好例だと思いました。


この”ぶっかけそば”には、ワタシが苦手としている”魚粉”もかなり大量に入っています。普段は下品になると言って嫌っていますが、ここでは”魚粉”の個性に”太麺”が負けていないのです、引きづられていないのです。


なる程、麺の個性が際立てば、強烈な個性を持つ”魚粉”をも制御できることを、初めて知りました。

完食11
かくして、見事に2つの”空になった器”が並びました。過去のシリーズでは、ほとんどお目にかかったことのない光景です。


その光景を見て、店主さんが「ありがとうございました。今度は本命の”追い煮干し中華そば”を食べに来てみて下さい。”伊予灘産のいりこ”をたっぷり使って、丁寧に出汁をとっています!」っと、自信に満ちた表情で語られました。


その他”魚介とんこつ”の””と”濃口”も、”いりこ”の使う量と使い方に拘ったもので、是非にも食べてほしいという口ぶりでした。


問題は、あっさり味という”追い煮干し中華そば”のスープと、”自家製手打太麺”との相性だと思いました。


これは、店主さんに言われなくとも、是非にも試しに来たいと思ってお店を後にしました。夏の日差しは、まだまだ当分続きそうです。



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「再訪 263 COFFEE & LUNCH ボルガノ」・「愛媛グルメ紀行」 781

今日は二番町にある”COFFEE & LUNCH ボルガノ”さんを、本当に久しぶりにお訪ねしました.2回目の訪問です。


今日も仕事上の相棒と、この辺りを歩いていて訪問しました。


このお店を初めて紹介したのは、もう今から3年以上前でした。(「キッチンボルガノ」 真っ当な「B級グルメ店」⑰)シリーズのまだ17番目で、”B級グルメ店”というシリーズ名で書いていた時代です。

玄関1
こちらがお店の玄関です。


場所は一番町の電車通、松山地方裁判所前のT字路交差点信号を南に下って直ぐ、道路の東側にあります。


この界隈(同じ町内会)では、一番古くからあるお店になりました。

天井2
客席の天井に貼られた”読売巨人軍”のポスター!、天井板のシミにも年輪を感じます。


今年の3月で丁度40年を越えました。このお店が開店した1974年とは、 第46回選抜高校野球大会で徳島・池田高校が”さわやかイレブン”として準優勝した年であり、 セブン-イレブンが東京都江東区で産声を上げた年であり、ウォーターゲート事件でニクソン米大統領が辞任した年でもありました。


そういう年にお一人でお店を立ちあげられ、今日まで”ハンバーグランチ”という”たった一つのメニューだけ”で40年やってこられました。(和風ハンバーグがありますが、ソースがちょっと違っているだけで、実質1メニューだけです)

和風ハンバーグ3
お店の中の状況も、メニュー数も味も、何もかも”時が止まった”かのように、今もここで営業されています。


お店の向かい側正面にあった、かつての”東邦相互銀行・本店”はもう、影も形もなく今は駐車場になっています。


店内のU字型カウンターの奥で調理するのは、ゴルフのハンデがシングルという店主さん、容貌もほとんどお変りなくただひたすら”ハンバーグランチ”を出し続けて来られました。

和風ハンバーグ4
ワタシが頼んだには、メインメニューの”特製ハンバーグランチ”ではなく、その唯一のバリエーションメインメニューである”和風ハンバーグランチ”です。お値段880円(内税)です。


ワタシはこの界隈で若い頃、そうですね、20年近く働いていましたので当時よく通ったものですが、上に書いた2つのメニューの味の違いがあまり良く分かりませんでした。


カウンター席の隣で相棒が食べている”特製ハンバーグランチ”から漂ってくる香り、同じように感じました。

サラダ5
こちらは”サラダ”です。見た目通りです。


このスタイル、内容、味共に変わっていません。


取り敢えず、”生野菜”も付けているといった面持ちです。

目玉焼き6
このオニオンリングの中に収められた”目玉焼き”も、ずっと変わること無くこのスタイル。


お客さんに半熟がいいか?などとは決して聞かれません。


実質”単品メニュー”で40年もきているのですから、出している方も出されていいる方も、互いに”自明の理”という世界の話です。

いんげん豆7
付け合せの野菜”いんげん豆”も、相変わらず鉄板の内側に潜んでいて、食べている途中で姿を表すという趣向です。


はて?”いんげん豆”がシーズンでないときには、何を付け合わせとされていたんだろう??思い出せません。


このお店の”ハンバーグランチ”の味は、ただひたすら真っ当に”超濃厚”です。知らない方が食べたら、ひょっとしたら立ち往生するかも知れないほどの”濃厚”さです。

ナポリタン8
塩分”の取り過ぎと高血圧との関係が喧伝されている今日、ここまで”濃いソース”を使い続けているお店は珍しいでしょう。


この”茹で置きスパゲッティのケチャップ炒め”も、かつてはレストランに於いて、或いは町の”喫茶店”においても、いやいや更には子供のお弁当の添え物として、ずっと”チャンピオン”でした。


今、西条市では”鉄板ナポリタン”を、一種の”町興し・B級グルメ”として売り出し中でもあります。その典型例がこのお店にあります。

ハンバーグ9
ハンバーグ”の中の空気を抜く音が、ペタンペタンとする中で、このお店独特の形をした”ハンバーグ”が、鉄板の片隅でジュージューいっています。


ハンバーグの内部から、ジューシーな肉汁が?  イエ、そういうスタイルのハンバーグではありません。


とっても柔らかくて、お箸で食べます。お箸で容易に一口大に切り分けられる柔らかさなんです。

ライス10
ちょっと喉が痛いほどのソースの濃さなので、”ライス”が進みます。


この”ハンバーグ”は、ご飯のオカズとしてのハンバーグであって、このメニューのメインは”ライス”じゃなかろうか?っと思うくらいに、ご飯がどんどんすすむ。ご飯とお水で口の中を調整しながら食べます。


こういう”個性”が通用する。ここに、この世界の底辺の広さを感じます。何でもいい、この道一筋を貫いたものだけがなし得る、ある種の到達点のようなお店でした。



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「再訪 264 川串」・「愛媛グルメ紀行」 782

今日も最近一番多いパターンとなっています、仕事上の相棒と仕事の合間を縫って、畑寺2丁目にあって焼き鳥のお店でランチタイムにも営業されている”川串”さんを訪問しました。3度目の訪問です。


過去2回のご紹介は、以下の通りです。(「川串」・「愛媛グルメ紀行」 601)・(「再訪 205 川串」・「愛媛グルメ紀行」 677


今までにも書きましたが、本格的な”焼き鳥屋”さんだからこそ出せる、逸品の”ラーメン”や、鶏を使ったお料理をランチタイムに用意されています。

玄関1
場所は畑寺2丁目にありますが、東環状線の交差点から東に折れて、真っ直ぐ進めば”繁多寺”に至る市道沿いにあります。住宅地の中にありますから、やや分かりづらいかも知れません。


同じ建物の中に(共に1階にある)和食のお店である”子規亭”さんもあります。ただしその”子規亭”さん、このところ”ランチ”を休んでおらるようです。(「再訪 92 馳走家 子規亭」・「愛媛グルメ紀行」 496


このお店は、玄関前に”外看板”が置いてあって、”ランチメニュー”が写真付きで飾られていますので、それが目印です。

店内2
店内には、コの字型の炭火焼台があって、それを取り囲むようにカウンター席があります。


それ以外にも、小上がりの部屋も用意されていて、ちょっとした宴会も出来ます。


使っている野菜類は自分の農園で栽培されていて、このお店のオーナご自身は”食育インストラクター”と”美味・安全野菜栽培士”という資格をお持ちです。このお店目立たない立地にありますが、”食と食材への拘り”は”超本気”なんです。

メニュー3
さて相棒には、このお店の隠れたる逸品”ラーメン”をお薦めしました。すると、彼は”ハーフラーメン”と”地鶏の親子丼・ミニサイズ”を注文しました。(ミニサイズと言っても、ワタシが見た限りでは普通サイズに限りなく近い)


すると、お店の方が注文を聞き間違えたようで、ハーフラーメンではなくフルサイズの”ラーメン”が出されました。お値段はハーフのお値段でしたので、何時も大盛りを頼む相棒は大喜び。


ワタシが注文したのは”阿波尾鶏の南蛮定食”で、お値段は1000円(外税)でした。

阿波尾鶏の南蛮定食4
なお、”阿波尾鶏”(あわおどり)は、徳島県が開発した肉用鶏の”ブランド鶏肉”で、軍鶏(しゃも)の雄と、優良肉鶏の雌の交配種です。


日本三大地鶏”は、ご承知のように”名古屋コーチン”、”比内地鶏”、そして”薩摩地鶏”を言いますが、今や肉用鶏のトップシェアを誇り日本の”地鶏”ナンバーワンとなった”ブランド地鶏”が”阿波尾鶏”で、それを使っていますのでお値段がそれなりになります。


なお”地鶏”と呼べるには、日本農林規格 (JAS) で基準が決められていて、片親が在来種純系によるものだとか、飼育期間が80日以上で単位面積での飼育数も制限があるなど、厳しい基準が求められます。


そういう基準を満たした絶品の”地鶏スープ”と、お漬物とご飯が付きます。当然に”タルタルソース”は自家製です。

南蛮5
この画像が”阿波尾鶏の南蛮定食”です。自家製”タルタルソース”がタップリと掛かっています。ここで言う”南蛮”とは、”チキン南蛮”のことを言います。


チキン南蛮”は、元々宮崎発祥の料理法で、鶏のから揚げを”南蛮酢”(唐辛子と長ネギで香りづけした甘酢)とタルタルソースで味付けした揚げ物料理を言います。瀬戸内で作られる”鯵の南蛮漬け”に、ちょっと似ていますね。


胸肉或いはモモ肉を使われますが、このお店は見た感じ”胸肉”を使われているようでした。ボリュームが結構あるんです。南蛮酢の甘酸っぱい香りが鼻腔を刺激します。

断面6
こちらが阿波尾鶏の南蛮の断面を、一部お見せしたものです。肉質はやや”赤み”を帯びていて、更に低脂肪というのが特徴です。


ですから、この”チキン南蛮”を一口噛みますと、肉に甘さと旨さが凝縮されているのが一口で分かります。しかも、その旨さには”コク”があります。


飼育日数約45日で、狭いところで密集させて飼育される”ブロイラー”に比べて、約80日以上かけて、しかも密集飼育度がブロイラーの半分以下。


ノビノビと”平飼い”(飼育ゲージではなく、平らな土地の上で飼育すること)された阿波尾鶏は、肉自体に旨味成分が凝縮されていますから、「え???鶏肉ってこんなにコクがあって旨かったのか!」っと目を見開かれることと思います。

サラダ7
サラダ”は冒頭でも書きましたが、自営されている農園で自ら栽培された朝取り野菜です。


地産地消を謳い、契約農家から直接仕入れているレストランは多く見かけるようになりましたが、野菜の栽培法を研究され安全で新鮮で、しかも美味しい野菜を自らの手で育てている飲食店は多くはありません。


これが、数店舗でも展開されている企業飲食店なら、外壁や内壁にベタベタと誇らしげに”大書”されても何らおかしくはないでしょうが、このお店はそういう見苦しさは見せません。「食べて頂ければ分かる」という自信がと信念があるかでしょう。

スープ8
そして、何と言ってもこの”阿波尾鶏の地鶏スープ”が、モウ・・・・・ウーーーン・・”絶品”です!!!


相棒も”ラーメン”を啜りながら「じゅんさん、これ・・・・・・・うーーーん、旨い!!」っと絶句しました。


仕事中はワタシのことを「Hさん!っと姓で呼びますが、食事の段になりますと今では時折”じゅんさん!”となります。

ご飯
毎日厳しい企業間競争を繰り広げていますから、体力も気力も知略も、そして信念も最大限のものを要求されます。


すると、その体力を維持するためにも、そしてフッと肩から力を抜くためにも、二人にとって”ランチタイム”は極めて大切です。


その”ランチタイム”に関しましては、ワタシは相棒の””さんにこう言うんです。「”I”さん、お昼に何処で何を食べるかという点については、貴方は恐らく”喰心坊”のワタシと組んだことの有意義さを噛みしめることになると思いますよ!」っと。

完食10
すると、彼はこう切り返しました。「でもじゅんさん、貴方は私と組んでから、当初に比べたら随分食べる量が増えている様に思いますよ!あれほど少食であったじゅんさんが!」っと。


え?っと気がついて目の前を見ると”完食”していました。しかも、以前だったら考えられない”丼飯”まで。


ワタシは先々月(6月)で65歳を超えました。”定年”はありません、自分でそれを決めることが出来る立場です。


出退社も、仕事をするかしないか?どの仕事をどうするか?全く自由です。サラリーマン時代には手にし得なかった”自由”を手にしました。


職業人になって今年で41年目ですが、これからの数年、恐らくワタシにとって一番内容の濃い職業人人生を過ごすことになるでしょう。その意味で”ランチタイム”も手が抜けません。”愛媛グルメ紀行”は、これからがいよいよ”佳境”です。


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「再訪 265 ストロベリー キャンドル そしてマック」・「愛媛グルメ紀行」 783

今日は、私が3回記事アップしております”Lindsay's(リンジーズ)”さんの店主(ママシェフさん)さんからのお誘いがありました。そこで、立花3丁目の”洋食の名店”として名高い”ストロベリーキャンドル”さんを2人でお訪ねしました。


Lindsay's(リンジーズ)”さんの記事は以下の3回です。(「Lindsay's(リンジーズ)」・「愛媛グルメ紀行」 253)・(「再訪36 リンジーズ」・「愛媛グルメ紀行」 381)・(「再訪 102 Lindsay's(リンジーズ)」・「愛媛グルメ紀行」 505

ストロベリーキャンドル1
画像のお店”ストロベリー キャンドル”さんも、過去3回、記事としてご紹介しております。今日は4回目のご紹介という訳です。(「ストロベリーキャンドル」 真っ当な「B級グルメ店」 62)・(「再訪56 ストロベリーキャンドル」・「愛媛グルメ紀行」409)・(「再訪 168 ストロベリーキャンドル」・「愛媛グルメ紀行」 614


このお店を再訪する経緯(いきさつ)は、Lindsay's(リンジーズ)の”ママシェフさんMさん”からお誘いがあったからです。この時、”Lindsay's(リンジーズ)”は、Mさんが怪我をされたことが原因でお店を一時的にお休みされ、会社務めをされていて、会社のお休みの時にランチでも!っとお誘いがありました。


なお”Lindsay's(リンジーズ)”さんは、Mさんのお知り合いによって週に何度かはお店を開けておられますが、Mさんご自身は会社員でした。なおこのお店も、Mさんのご希望でした。

メニュー2
お誘い頂いた”ママシェフMさん”は、言ってみればバイタリティーの塊の様な方で、様々な困難に、果敢に立ち向かわれる方です。


そして、天真爛漫な”笑顔”と、巧みなお料理で多くのお客さんを魅了されてこられました。お店を将来どうされるか?は、現在様々な構想を練っておられている最中です。


注文ですが、Mさんは”本日のランチ”を、ワタシは”シーフードドリア”を注文しました。シーフードドリアのお値段は780円(内税)でした。

サラダ3
何時もながら見事な”サラダ”です。これだけで既に値打ちがあります。


このお店、”お好み焼 樂(がく)”さんの店主ご夫妻にもお教えしました。(「再訪 219 お好み焼 樂」・「愛媛グルメ紀行」 695


すると、”お好み焼 樂(がく)”さんの店主さんから、「あの”サラダ”は見事ですね!第一、あの”キャベツ”の切り口、私もキャベツを切るプロですが、あそこまでシャープには切れません!」っと、折り紙をつけられた”サラダ”です。

シーフードドリア4
こちらが”シーフードドリア”です。


出された時は、まだチーズがフツフツフツフツと沸いていました。チーズの芳しい香りが辺り一面を覆います。


ワタシはチーズが焦げた匂いには目がありません。え?あれ???鼻がありません?っかな?

ドリア5
チーズの溶け焦げた濃厚な味わいに、魚介の旨味が乗っていて、それはもうただ無言で食べるのみです。


っと、一人の場合はそうなるのですが、今日は2人ですからそうなりません。


ただひたすらに”ママシェフMさん”とお話しました。

チキン照り焼き6
こちらは、”ママシェフMさん”が注文した”本日のランチ”のメインディッシュ”チキンの照り焼き”(香草焼きだったかも?)の1個を分けて頂いたもの。


こちらは、パリパリに表面を焼かれた”鶏の皮目”がすごぶる美味しかった。スパイシーな香りを楽しめました。


それに、チキンの内側の肉もキチンと火が通っていて、香ばしいと同時に柔らかい食感が嬉しかったですね。

マック7
さて”ストロベリー キャンドル”さんの食事を終わった後ですよ。”ママシェフMさん”、まだ話し足りないと言って「コーヒーは別のお店で飲みましょう!」っと提案を受けました。

その”ママシェフMさん”に付いて行くと(Mさんは、軽快にバイクに跨って)、そこはナント”マック”でした。松山インターの入り口です。

マック”については思い出があり、過去にブログ記事にしたこともあります。(「朝マック」)(「過去記事を振り返る」でも採り上げる予定です)

同僚から、「近くのマックで”朝マック”に挑戦してみて!100円なんよ!!」っとテーマが与えられたので、早速翌日の早朝にドライブスルーに行き「”朝マック”1個下さい!」って注文した。

するとマイクの向こうから、言語不明の言葉の羅列、言葉の洪水で「○△*■●□▽・・・」っと。こちらは????

仕方ないので、出来上がったものを受け取るコーナーまで進んで、「あ ・ さ ・ マ ・ ッ ・ ク ・ く ・ だ ・ さ ・ い ・」とゆっくり言って、指を一本立てた。

店内8
店員さん、困り果てた顔で、後ろの同僚に助けを求めた。

そして、彼女がワタシにしたこと。体を大きくカウンターから乗り出して、メニュー表を示し、「○ ・ △ ・ * ・ ■ ・ ● ・ □ ・ ▽・・・」相手もゆっくり、でも意味が通じない言葉で言った。

すると、後ろに車が並んだ。慌ててメニューを適当に差し、「朝マックでなくても仕方ないヤ!」と思って勘定を聞くと「100円です!」っと。?????・・・・・・・慌てて車を発進させた。

ルームミラーで、後続の車のやり取りをチラッと見た。するとワタシとほぼ同年代のオッチャン、大きな声と身振り手振りで言った。「”朝マック”1個!!」っと。

コーヒー9
今回はそんな”ヘマ”はしなくて済んだ。全て”ママシェフMさん”が、諸手続きを済ませてくれたので2人で席で待った。


どういうメニュー名かは分からないけど、マックのお姉さんがちゃんと画像のものを運んでくれた。飲み物は夫々に、ケーキ(?)は二人で分けて頂くことに。


そこでふと気がついた。お皿に何やら印刷してあった。???っと、見入った。

ケーキ10
すると「Wel come !」って読めた。しかも、どうやらチョコレートで書いてあるらしい。


「これは?」っと、お姉さんとMさんにお尋ねした。すると、お姉さん「お二人のご来店お礼に、たった今、私がこのプレートに書きました!」っと。Mさんは、盛んに頷いていた。


「ホッ・ホーー!マックも味なことするじゃないか!」っと、妙に感心した。それ以降も、二人の様々な話は続いいた。


話し終えるまでMさん、自分が飲むアイスコーヒーを4杯も注文して飲まれた。そしてお互いの健闘を祈ってお店を後にした。


「”ママシェフMさん!”持ち前えの”超ウルトラ前向き姿勢”で一歩ずつ前進しましょう!」っとワタシは祈った。



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「再訪 266 トラットリア ヴェント・ディ・マーレ」・「愛媛グルメ紀行」 784

今日も仕事の流れで相棒とランチを。そのお店は、花園町にあるイタリアンのお店”トラットリア ヴェント・ディ・マーレ”さんです。3回目のご紹介となります。


過去2回は以下の通り。(「トラットリア ヴェント・ディ・マーレ」・「愛媛グルメ紀行」 652 )・(「再訪 210 トラットリア ヴェント・ディ・マーレ」・「愛媛グルメ紀行」 683


考えてみますと、週に4回は”愛媛グルメ紀行”の新規記事を書いていますので、実質的には毎日「今日のお昼はどこにしようか?」っと考え、お店に入ると上から下まで舐め回すように観察して記事にしています。


もうこういう生活を4年と9ヶ月続けていて、今年の11月で満5年間続けることになります。

玄関1
こちらが、花園町通りの東側商店街にあるお店の玄関です。


先ほどの続きです。先日あるお店をお訪ねしました。3回目の記事を書くための取材です。そのお店はお店を入ると、店主さんご夫婦に「ああ、じゅんさんこんにちは!」って言って頂けるお店です。


つまりワタシが誰で、どういうブログを書いているかはご存知です。ところが、勘定を済ませる時「お仕事とはいえ、毎日違うお店に!大変ですね!!」って奥様に言われました。


思わず仰け反りました。「えーーー、コレって仕事ではないですよ!仕事は別に、毎日まじめにやっていますよ!」っと。


すると、奥様「エッ????こういうのを書くのがお仕事ではないんですか・・・・・・・・????」っと、逆に仰け反られました。

店内2
でも、奥様が誤解されるのも無理ない程、異様かも知れませんね。普通のサラリーマンでしたら、私のようにほぼ毎日という頻度ではまず続かないでしょう。


仕事は、ほぼ毎日相棒と飛び回って忙しくしていますが、雇われている訳ではないので自由に時間が使えますから、書き続けることができます。仕事の合間を縫って、飲食店巡りを続けています。


さてこのお店も、ワタシの好きなイタリアンレストランの一つです。過去2回は、深い満足感を得ました。ですから、相棒にも自信を持って「お薦めのお店です!」っと、紹介しました。

メニュー3
さてこのお店の”凄さ”は、この”メニュー”にその一端が現れています。それは、3種のメニューが毎日”日替わり”で提供され続けているということです。


その3種とは、”ヴェント ピアット”と呼ばれているメニューと、”ヴェント パスタ”と呼ばれているメニュー、それに”本日のドルチェ”と呼ばれているデザートメニューを展開なさっていることです。


なお”ヴェント ピアット”の”ピアット”とは、イタリア語で” 皿に盛られた料理”のことです。また店名の意味は、1回目の記事で書いております。


そして料理メニュー2種は、ワタシが”紙芝居方式”と名づけたメニューに、その日の料理のメニュー名と内容が書き出してあります。(メニュー表で、白く見える部分です)

パスタ4
この画像は相棒が頼んだ当日の”ヴェント パスタ”メニューで、”パンチェッタと甘長青唐辛子のハーブ・オーリオ”と名付けられたパスタです。一種の”香草パスタ”です。


パンチェッタ”とはワタシのブログでは再々登場しますが、塩漬けした豚バラ肉のことです。また”甘長青唐辛子”とは、元々伝統的な”京野菜”の一種で、”辛くない唐辛子”です。寧ろ甘い。相棒も「アレレ、この唐辛子、甘ーーー~~い!」と声を。


オーリオ”とはご存じの方も増えたと思いますが”オリーブオイル”のことです。それから、画像を見ていただいたら手前右下に見えると思いますが”ニンニク”もタップリ入っています。


つまりこのパスタ、一般的には”ペペロンチーノ”と呼ばれているパスタ(正式名称は”アーリオ・オリオ・ペペロンチーノ”)の一種で、香草とオリーブオイルとニンニクの香りを楽しみ、唐辛子の甘さに????っと思いながら楽しめるパスタです。

スープ5
さて、ワタシが注文したのは本日の”ヴェント ピアット”、お値段880円(外税)です。


画像の”スープ”の他に”サラダ”と”ピアット”と呼ばれる皿盛り料理とご飯で構成されています。


スープの身はかぼちゃと玉ねぎで、特にかぼちゃが甘い!それに玉ねぎの甘さが加わって、砂糖の甘さとは世界の違う、柔らかい甘味を楽しむことができます。

サラダ6
こちらは”サラダ”ですが、このお店独特の”グリッシーニ”付きです。


相棒がグリッシーニを食べて「コレ、初めて食べました。香ばしくって美味しい」と、満面に笑顔です。


グリッシーニ”とは、ポキポキポッキーのような食感のスティック状の細長いパンを言います。サラダのアクセントとなっています。

エビのフリット他7
そしてこの画像が”ピアット”の中身です。”エビのフリット トマトとバジルのソース”と名付けられたメニューです。


フリット”とは、フランス語ですが、要は”唐揚げ”の一種です。小麦粉に香辛料を入れた衣をエビに付けて、カラッと揚げてあります。


エビのフリット”に掛けられている緑は”バジル”の葉の微塵切りでしょう。それに、大胆にカットされたトマトが、寧ろ無造作に散りばめられています。


でも、コレって見事に””になっているでしょう!

エビのフリットアップ8
それに”エビのフリット”をかじってみますと、”エビ頭の味噌が美味しいーーー!!


つまり”エビ味噌”が濃厚に旨いということは、使ってある”海老”が新鮮であるということに他なりません。


3尾ついていた”エビのフリット”は、足の先から尻尾、頭とヒゲまで全部ムシャムシャ食べました。衣で海老の旨味を封じ込めてあるので、その旨味を堪能できます。


そこにフレッシュな”トマト”(今が”旬”です)と”バジル”が、海老の濃厚な味を洗ってくれて、ただ一種類の味に偏しさせない役割を見事に担っていました。

ソーセージ9
こちらは別皿で仕立てられた”ソーセージと豆類”です。ジックリ煮てあります。


使ってある””の種類だけで一体何種あったのか?色も形の違った豆は、当然にその味も違います。


煮られた豆が一部溶け出し、ソーセージに絡みついていて、副層的な味になっています。

ライス10
ライス”も艶があって粒だっていて、これが美味しい。上に書いたソーセージと豆だけで、軽く一杯食べられます。


本来であれば、フォカッチャ等のパン類で、ソースを拭い取りながら”舐め尽くす”ように頂くのでしょうが、ご飯ににもよく合いました。


冒頭で書きましたこのお店の”凄さ”は、毎日違ったメニューを3種用意されていること、そしてそれぞれのお料理に色彩感と季節感が溢れていて、それを頂く側に新鮮な驚きが広がることを用意してあることだと思いました。


名手にかかると、お料理の奥が俄然深くなり、そして広がるという好例のお店でしょう。


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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 122

今週の土曜日の”愛媛グルメ紀行を振り返る”シリーズは、一作年(2012年)の真夏頃にアップした364号から366号までのお店です。


先ず最初”に振り返るお店は、2012年8月29日にアップした364番目のお店、東部環状線を道後方面に北上し、石手川に架かる”湯渡橋”を渡った、”城東タクシー”の北隣にある”清龍園”さんです。(急告!「再訪24 湯渡町の清龍園」・「愛媛グルメ紀行」364

このお店は二度目のご紹介です。最初にご紹介したのは、2011年7月12日でした。(「湯渡町の清龍園」 真っ当な「B級グルメ店」 84

玄関1
その当時は”冷たいうどん”や”冷たいラーメン”を求めて市内をさ迷い歩いていた時期でした。

そういう8月も終わりに近い頃、偶然にこのお店の前を車で通りかかって、お店の玄関脇にはためいていた”冷しラーメン”の上り旗を見かけて、誘蛾灯に誘われた蛾のようにお店に吸い込まれていました。

冷しラーメン6
それで出てきたのがこれ。”冷し中華”は酸っぱい味であることを確認しましたので、間違いなく追い求めていた”冷たいラーメン”です。このお店では”特性冷しラーメン”と呼んでいます。

具材は、少量のキムチ、少量のモヤシナムル、キュウリの千切り、ゆで卵半分、カマボコ3枚、チャーシューの千切り、大量の刻んだレタス、そして大量のもみ海苔です。

「このスープと麺、いい具合ですねーー。特別に合っている感じがして」とワタシ。

「更に、この大量のもみ海苔、いやーー、磯の香りが漂ってきて、これだけラーメンに合っているのも珍しい!魚介系スープといい、このもみ海苔といい、海からの贈り物ですねー!」と畳み掛けました。

「それ、ウフ・・合ってるでしょう!」っと、店主さんに満面の笑みが広がったのは当然のこと。

このお店、既に”再訪しました”。しかも、お母さんのお店、ご兄弟のお店との繋がりでご紹介しました。


二番目にご紹介するお店は、2012年8月30日にご紹介した365番目のお店、大街道の一本西側の南北の通りの東側、二番町3丁目にある”博多一風堂”さんです。(「再訪25 博多 一風堂」・「愛媛グルメ紀行」 365

このお店を最初にご紹介したのは、2012年4月26日でした。(「博多 一風堂」・「愛媛グルメ紀行」 275

昼間のランチ激戦区にありますが、その中にあってひと際(きわ)お客さんを集めている人気店がこのお店です。

玄関1
このお店は言わずと知れた、ラーメン業界では”豚骨ラーメン”を全国区に押し上げた”河原成美氏”が創業したお店として有名ですね。

期間限定と謳う”元祖 博多ラーメン 零-ZERO-”をいただきに行きました。

零5
スタート時を「一からのスタート」と呼ぶなら、その前夜(開業前という位の意味)開発しようと思っていた修作(試しの作品)だから”零(ゼロ)”だという。お値段630円。

言葉の理屈としては合っているが、開業に採用されなかった修作であるメニューを今頃になって何故出してきたのか?そこが分かりませんでした。

強烈な個性(独特の獣臭)は薄められている。でも、それが逆に「これが博多ラーメンだー!」という何か?が抜け落ちたような・・・・

麺も食べてみた。それでも、”幻の豚骨直球”という言葉を体感できない。マッ・・・フツーのラーメン

このお店も、多くの根強いファンをもっていることで知られています。

ただ、これ以降”再訪していません”。どうしても!っという気持ちになれないからです。


今日最後にご紹介するのは、2012年8月31日にシリーズ366目にご紹介したお店、石手1丁目、石手川に架かる「岩堰橋」のたもとにあって、セブンスター石手店の真向いにあります、手打ちうどん・そばの”水車”さんです。(「再訪26 水車」・「愛媛グルメ紀行」 366

このお店を最初にご紹介したのは、2011年1月29日でした。”愛媛グルメ紀行”を書き始めて、まだ6番目のお店でした。(「水車」 真っ当な「B級グルメ店」⑥

玄関1
このお店の看板メニューである”鴨うどん”は、麺、出汁、カヤク(具材)のバランスに優れた”逸品”だと思っております。

訪れた日は真夏、ですから冷たいうどんを、と思ってメニューに目を通した時真っ先に目に飛び込んできたのが”中華風 冷麺うどん”でした。お値段やや高めの850円。迷わず注文しました。

冷麺うどん7
さて、注文した”中華風 冷麺うどん”が運ばれてきた。

これ以降、”愛媛グルメ紀行”でも歴史に残る苦戦を強いられました。”中華風 冷麺うどん”とワタシの壮絶な闘いの幕が切って落とされたのです。

問題は”漬けタレ”にあった!”酸っぱい!!!

具材を漬けタレに投入してみた。麺も具材も、酸っぱくて喉を通らない。お冷(薄い麦茶)で喉に何とか流し込んだ。

「酸っぱいものは、水を加えても微動だにせず酸っぱいまま!」だった。

でも、このお店のうどんは大好きなので、これ以降も”再訪しました”。今後も再訪を続けるでしょう。



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「過去記事を振り返る」 23

今日のお話は、ワタシがまだ”若き時代””のお話です。


「東京→愛媛 1,000km(前編)」 (2010年4月12日掲載)



私がまだ”大学生の頃”のお話。


私が大学生時代、”東京の江戸川区小岩”から、”自転車”で東海道を下り、”小豆島”を経由して郷里の西予市(当時は”東宇和郡野村町”)に帰ったことがあります。

自転車
大まかな径路は、国道1号線→国道2号線→国道196号線→国道56号線と、瀬戸内海は船で渡って帰りつきました。

まだ、本州と四国に橋などかかっていなかった時代です。

日本地図
夏休み、7日間の”冒険旅”です。

今日と明日は、その古い思い出話。



1日目は湘南海岸の”茅ヶ崎”で野宿。

2日目は”箱根峠”を越えて、”沼津”のお寺に泊めてもらいました。


夕食もお風呂も頂き、お堂の真ん中に布団を敷いて寝かせてもらった時のことです。

1日に120km~150km位走ります。

体は疲れていますので直ぐに寝入って、夜中に足音で目が覚めました。


お堂の板間をすり足で”布団に近寄る人影”に気づいたのです。

深夜ですから、板間の「ミシッ!」という音だけが妙に大きく響きました。

人影は、手に”蝋燭”(ろうそく)を持って、私に近寄ってきました。

蝋燭
あ・あ・ア・ア・・」緊張で体が縛り付けられたように固まりました。


私に気づかれまいと、息音すら殺して近づいてきました。

恐怖感で汗が噴出していました。こちらも息が出来ません。


人影は私の枕元までくると、ピタッと立ち止まり、ソーッと手を伸ばしてきたのです。

後ろ向きに寝ていましたが、背中の気配で手が伸びたことを感じ取りました。


そ・し・て、次に、足音は 次第に 遠ざかっていったのです。

緊張感がどっと解れた(ほぐれた)その瞬間です。



枕元に「プーン」っと。

蚊取り線香”の香りが漂ってきたのは。

蚊取り線香







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「再訪 267 日の出食堂」・「愛媛グルメ紀行」 785

今日は古三津5丁目、伊予鉄高浜線の”山西駅”の駅前にある”日の出食堂”さんの3回目のご紹介です。


過去2回は、何れも今年に入ってからの紹介です。(「日の出食堂」・「愛媛グルメ紀行」 709)・(「再訪 249 日の出食堂」・「愛媛グルメ紀行」 755


今日は一人での訪問でした。(実際に訪問したのは、7月21日の祭日でした)

玄関1
こうやって玄関の前に立ちますと、どこにでもある”駅前食堂”っといった風情のお店です。


でもそれが、4ヶ月間で3回の訪問を繰り返す。「何でだろう?・・・・・・・・?」っと、自分でも思います。


ここでふと、思い当たったとことがあります。昔ながらの”食堂”に足繁く通う、その対象となるお店には何かしらの共通項があります。


例えば既に5回も紹介している、堀江の”みなと食堂”さん(「再訪 224 堀江港 みなと食堂」・「愛媛グルメ紀行」 705)、3回ご紹介している本町7丁目の”松屋”さん(「再訪 221 松屋」・「愛媛グルメ紀行」 698)、など、それぞれのお店には、ワタシが”会いたい人”がいます。


もちろんそれ以外にも、そのお店のお料理が”好き”だということも大きな共通項です。

メニュー2
さてこのお店です。このお店で”会いたい人”は、そうです!83歳で今なおバリバリの現役、”きよばあば”さんです。


前回お伺いした時、以下の様な会話を”きよばあば”さんと交わしています。


<「メニューには”サラダうどん”ってありますが!」っと話し掛けますと、「そうそう、その”サラダうどん”はナーーー、”麺”からしてその”鍋焼きうどん”とは違えとるケン!一回食べに来てみてや!」っと。>その時、再訪をお約束していました。


今回はその約束を果たしにお伺いしました。

おでん桶3
年季の入った”おでん桶”です。


関西の”おでん”は、出汁の色が薄いお店が多いように思いますが、このお店の”おでん出汁”は思いっきり黒い。


まるで”コールタールの海”のようです。でもこれがこのお店の”おでん”の美味しさの秘密です。

おでん4
この画像を見ると、前回と同じ”スジ”を真っ先に選んでいました。一番好きな”おでんネタ”なんです。


それとこの日は、”きよばあば”さん曰(いわ)く「味のシュミた卵」をいただきました。黄身の中まで色黒く味が染み渡っています。


3年や5年では、この”おでん”の色にはなりません、味は出せません。

サラダうどん5
さあて、来る前から注文を決めていた”サラダうどん”がこれです。これは”サラダ”そのものでした。お値段、これで550円ですよ。(内税)


”が見えません。麺を探しながら、”きよばあば”さんの息子さんにお尋ねしました。なお、今回お店にいる3人の内の”きよばあば”さん以外の2人の関係も分かりました。


男性が息子さん(私より1歳年下)で、女性はその奥さんでした。「前回お伺いした時、”サラダうどん”の麺は”鍋焼きうどん”の麺とは変えてあると仰いましたが?」っとワタシ。

サラダうどん6
「ええそうなんです!ウチが仕入れている”麺屋”は研究熱心で、それで小麦粉は讃岐産100%を使った”稲庭うどん”風の、特別な””を作ってくれたんです。それを使っています!」っと息子さん。


その””のお話は後で再度触れるとして、まあ器の全面をキュウリやトマトや他の葉物野菜が覆い尽くしています。


「夏場はやはり、お客さんに”野菜”を食べて欲しい!っと思ってこのメニューを。そこの、野菜類で特に拘っているのが”サニーレタス”なんよ!、ソレ、”レタス”でやってみたけど美味しく出来んのよ!」っと息子さんの奥さん。


「そうそう、拘りと言えば出汁にツコートル”醤油”ね!ソレ、千葉県から取り寄せてツコートルんよ!」っと息子さん。

混ぜた8
先ず大量の”生野菜”から取り掛かった。うーーん、シャキッシャキしてて新鮮。”素朴を絵に描いたよう”なお味でした。


しかもでしゃばっていない。野菜たち「オレが主役だ!」っとは言っていない。ちょっと甘目の”和風出汁”との相性がいい。ただ、若い方にはややパンチ不足か?


「出汁が、コレ、全体に合ってますね!バランスがいい!」っとワタシ。  「ええ、それにお酢を加える人もいます。人それぞれですね」っとは奥様。


今日の”きよばあば”さんは、厨房の奥の上がり框(あがりかまち)に腰を下ろして、ワタシたち3人の会話をニコニコしながら聞かれていた。

うどん麺8
さて先ほど””の説明で”稲庭うどん”の話が、息子さんから飛び出しました。


その”稲庭うどん”については、昨年9月に以下のような記事を書いています。(県外特別編・京都「名代 おめん」・「愛媛グルメ紀行」 594


上の画像は、その時の記事で採り上げた京都の”名代 おめん”というお店の”稲庭うどん”です。”三大うどん”の一つです。


この画像でも分かるように、”稲庭うどん”の特徴は、①:国産小麦100%を使うこと、②:平打ち細麺であることです。


そしてこの”稲庭うどん”、冷たいうどんとして食べるとその魅力を発揮する””です。ですから”夏うどん”には最適です。

麺9
さて、上の画像がこのお店の”サラダうどん”用に開発された”特製麺”です。


なる程、”讃岐小麦100%”を使い”平打ち細麺”という、”稲庭うどん”のお約束通りの””です。これが”喉越し良し!”なんです。


このお店の”鍋焼きうどん”の麺は柔らかい麺でしたが、この”麺”はキリリと引き締まった麺で、微かに麺の甘味もあります。弾力も失っていません。


「コレ食べにナ!・・・・知り合いなんじゃけど、この季節になると市内から電話がかかって、アレ置いといてくれ!今から食べに行くケン!っと、ソーユー友達がおるんよ!ウフフ、夏場は何時でも用意しとる、ユーノニなー」っと。

完食10
きよばあば”さんが、喉掘って「食べに来てや!」っと言う訳です。


業歴64年の老舗食堂と言えど、こうやって”新しい味”にチャレンジされているんです。


暑さが増した昼下がり、ノンビリお話をお伺いしながら”いい時間”が過ごせました。”きよばあば”さんの、終戦(実際は敗戦)前後のお話もタップリお聞きすることができました。


食堂”で過ごす、濃密な時間。それはいただく食品に加えて、なくてはならないお店の”魅力”です。



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「再訪 268 気楽中華 楽仔(ろくちゃい)」・「愛媛グルメ紀行」 786

今日は、来住町の農免通り沿いにある中華料理店”気楽中華 楽仔(ろくちゃい)”さんの3度目のご紹介です。


過去2回のご紹介は以下の通りです。(「気楽中華 楽仔(ろくちゃい)」・「愛媛グルメ紀行」 441)・(「再訪 78 気楽中華 楽仔(ろくちゃい)」・「愛媛グルメ紀行」 457


実はこのお店の3回目の訪問は、仕事上の相棒の提案でした。「Hさん、今日は行ってみたいお店があるんですよ!そのお店の前をお昼時車で通ると、駐車場が何時も一杯なんです!その理由を確かめたくて」っと、息せき切って言いました。


彼のこの飽くなき好奇心と、何事にも果敢に立ち向かう挑戦者魂が彼の今の仕事を支えています。ワタシとのコンビを考える時、ワタシが彼の”好奇心”を晴らすお手伝いをし、ワタシはワタシで彼の”挑戦者魂”のお裾分けを頂く。

玄関1
このお店の店名”楽仔(ろくちゃい)”の意味は1回目の記事でご紹介しましたが、<皆でワイワイ言いながら食事を楽しもう>というほどの意味です。


このお店の自己紹介はこうです。「IT IS CHINESE CUISINE SPECIALTY STORE」であり「WHERE EVERYONE COMFORTABLY TASTES」なんです。


その大意は、直訳そのものですが「このお店は特別な中華料理店です。私たちは皆、満足する味をご提供します!」っということでしょう。

店内2
実はこのお店の近くに、中華料理界の巨人”餃子の王将”の松山1号店が開店したばかりです。今のとこと、連日行列ができています。


常識的に考えれば、そのお店の影響を受けないわけがありません。


ただワタシは、一種の確信めいたものを持ってお店に入りました。入店したのは午前11時30分。店内は、ワタシが予想したとおり、正午前後にはほぼ満席になりました。


では、あのとてつもない”巨人”であるお店との競合はどうなっているのか?それが、今回訪問してみた目的でもありました。

セットメニュー3
このお店のメニュー構成は、当日のランチメニューを中心に、多種多様な”セットメニュー”が並びます。


このお店の当日のランチメニューを含む、多彩な”セットメニュー”の内容が充実しています。


しかもご飯はレギュラーサイズが既に”大盛り”となっていますし、お値段も880円以下に抑えられています。


つまり、主菜と副菜があってそれにスープとご飯が付いているのは当然として、レジ横に”サラダバー”と”ドリンクバー”があって”サラダ”と飲み物が取り放題です。

サラダバー4
こちらが”サラダバー”の様子です。この横に”ドリンクバー”もあります。


お客さんは席について注文を通すと、明々が席を立ち上がってそのコーナーに向かい、サラダを大盛りに持って席に帰っています。


農免道路を行き来する様々な車種の車が駐車場を埋めていて、お客さんは近隣のサラリーマンから、車でこのお店に通っている常連客が多いようにお見受けしました。


なお以前このお店の記事をアップした時「このお店は撮影禁止のはずでは?確認して撮影しましたか?」っというコメントを頂いたのを覚えていましたので、撮影することをお断りしたところ”快諾”していただきました。


皆さん”勝手知ったる我が家”風に、新聞や雑誌を見ながらリラックスしながら食事をされています。一人客はの字型のカウンター席に、複数客は4人掛けの椅子席で。

酢豚エビ天セット5
この画像が、ワタシが注文した”酢豚エビ天セット”で、お値段は880円(内税)です。


愛媛グルメ紀行”シリーズ、この号で786番目です。その中で”中華料理”にカテゴリーしたお店は約110店舗ありますが、実は”酢豚”を注文したのは今回が2回目です。1回目は当日のランチメニューに含まれていたので、積極的に注文したのはこれが初めてでした。


無意識に注文した後で、何故”酢豚”を注文したのかの理由に気が付きました。それは先月(7月18日)にアップした山西町の”本場中華料理 長楽”さんの記事に頂いたコメントです。


時折コメントを頂く”ガド”さんが、その長楽さんで頼むメニューは決まって”酢豚のセット”と書いておられたことが頭の隅に残っていて、とっさに注文に出たのでしょう。

酢豚6
別に”酢豚”が嫌いなメニューという訳ではありませんが、中華料理店では概ね”麺類”を注文するワタシとしては、ご飯物メニューでは明確に”これが好み”というメニューがないために、結果的にそれの注文が少なかったのでしょう。


どうです?この”酢豚”、美味しそうでしょう!大ぶりの”酢豚”が5~6個入っていて、それに人参とタケノコ、玉ねぎ、いんげん豆そしてキクラゲがその内容です。


それらが”甘酢餡”にマッタリと絡まっていて、それぞれ素材の持味を出すよう、野菜は一度”油通し”されています。この”油通し”という下準備の技法は、野菜のシャキッシャキ感と甘さを最大限引き出す””です。


それが基本通りに出来ておりますので、人参とタケノコのシャキッシャキ感の違いが明確に分かりますし、玉ねぎと人参の甘さも十分に出ていて、いんげん豆とキクラゲは適度なコリコリ感が活きています。

エビ天7
こちらが”エビ天”ですね。


エビ天”は、背ワタを取ったエビを事前にボールに入れて塩をし揉む、更にそこに”片栗粉”を加えてよく揉み込んであります。この過程でエビが綺麗に掃除されおりますから、シンプルなエビの味が楽しめます。


エビを包んでいる衣には、鶏卵とペーキングパウダーが入っていますからフンワリ軽やかな揚げ衣に包まれています。


中華料理は、火が入って中華鍋が振られ始めてからの時間はアッという間ですが、上に書いた丁寧な下準備がその完成の決め手です。その点、このお店は全く申し分ありません。

スープ8
”スープ”は卵スープでした。


単純なことですが、”スープ”はそのお店のお料理の味の決め手でもあります。


スープが旨ければ、そのお店のお料理の味の水準はまず間違いないと思います。もちろんこのお店、スープも美味しかった。

ライス9
この”ご飯”だって、艶があって美味しいご飯の条件が整っていました。


残念だったのは、何時もは”少な目”と頼むのの、この時はそれを忘れていたこと。最近かなり、食べる量が増えてはきていますが、流石にこの”大盛り”は少し残してしまいました。お店に申し訳ないことをしてしまいました。

オレンジジュース10
オレンジジュース”を飲みながら、お店全体を再度見渡してみました。全国最大手のチェーン店進出の影響を軽微に留めることができている要因を考えるためです。


このお店、このお店でないと食べることが出来ない、などという珍しいメニューがある訳でもありません。街場のどこの中華料理店にでもある、日本人に慣れ親しんだメニューが中心です。お値段が特別に安いわけでもありません。接客に目を見張るといった派手さもありません。


でも三々五々、お客さんが詰めかける。その理由を何か一つに絞ることは難しいと思いました。


味・適度なボリューム・メニュー構成・お値段・スピード感・気取らないサービス・清潔で片付いている店内、それらの総体で居心地よく美味しく、そして腹一杯食べられる。言わば基本通りでしょう。


それをキチンと提供し続ける。このお店、飲食店の”王道”を歩かれている。そこに、このお店の揺るがぬ強さを見た思いです。



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「やせうま食堂」・「愛媛グルメ紀行」 787

今日は木屋町3丁目にある、老舗食堂の”やせうま食堂”さんのご紹介です。


木屋町通り”は本町通りの一本東にあって、北から南方向への一方通行の道です。


現在の本町通り(市内電車通り)が通るまでは、”松山藩”時代に”札の辻”から北へ伸びる”今治街道”の市内出口にあって、商店街が昔から栄えていた通りです。


なお、”札の辻・今治街道”のことは、昨年40回シリーズで書きました「松山の地名・町名由来」の11回目に書きました。(「松山市の地名・町名由来」・ 「朝美・辻町」 11


ところが本町通りが開通したことと、南向き一方通行になったことで次第に商店街としての活力を失ってきました。

玄関1
こちらが木屋町通りに面した”玄関”です。ワタシは前前職時代(30年弱勤めた)の20代と40代に、通算で10年間この地域をエリアに営業をしていました。


ですから木屋町通りの4丁目から1丁目までの、様々な業種のお店や事務所は100%近く、何らかの形でお邪魔し関わってきた経験があります。


ところがこの場所にこのお店があることは、このお店がここに移ってきた当時から知っていましたが、何故か”ご縁”がありませんでした。

店内2
店内では、厨房の奥で調理を担当するお母さん(概ね80歳代だと思われます)がまだ現役で頑張っておられます。


そしてフロアー係を担当するのは、ワタシよりやや年下とお見受けした息子さんで、この2人でお店をやっておられます。


このお店がスタートした時は、木屋町通りに”交番”がありますが、あの交番の西側近くで開業なさいました。そして、まもなく当地に移転され、通算で40年を越えました。

メニュー3
これが”メニュー”の一部です。


このお店”食堂”ですから、画像に見える”麺類メニュー”はもちろん、その他にオムレツ定食やハンバーグ定食などの”洋食メニュー”など、ざっと数えただけで50種余りのメニューを用意しておられます。


「この辺りも、お店が減りましたね!」っとワタシが息子さんに話しかけました。その時店内には、食べ終えたお客さんが一人勘定を済ませるところでした。


「ホーーヨ、ホーーヨ、減ってシモーータ!。あの”豊田食堂”さんも、モー、店閉めたローー!今ココらへんで残っとるのは、日東ストアー高砂店前の”高砂食堂”さん位になってシモータなーー!」と息子さん。

おかずケース4
そういった話をしながら、画像の”おかずケース”に近寄ってカメラに収めた。


「まあ、残っとるユータラ、老舗食堂の”松屋”さんは別格として、ちょっと離れとるけど中央通の”高市食堂”さん位ですかねーー?」っとワタシ。


「ホーーヨナーー!昔はなー、この値段でも採算が取れよったんよーー!でも、今じゃこの値段じゃ”採算”なんて・・・・。ホーーヨ、バーちゃんのボケ防止に店開いとるよーーなもんよ!」っと。


そこで再度”メニュー”に目を転じて見た。うどん=280円、中華そば=450円、日本そば=350円、コロッケ定食=560円、ハンバーグ定食=610円、野菜炒め=260円・・・・・・・・・ナルホド・・・・・・

テーブル5
どうやら、ガラスケースのおかず一品とご飯に組み合わせが、450円という”定食”かも知れません。


おかずを毎日用意して、来られるお客さんに提供し続けておられます。おかずは既に冷えております。


それを、別に”電子レンジでチン!”するわけでもなし、皆さん淡々と、漫画雑誌やスポーツ新聞を見ながら黙々と食べておられます。


恐らく、”味がドーコー?”という世界とはまた別の世界が、現にこのお店にあります。

ポテトサラダ6
この”ポテトサラダ”だって、無骨そのもの。刻み入れられた”タマネギ”は、ザックリと粗めに刻んであるし、水にさらされていないのか?タマネギの”エグさ”がモロに出ています。


でもそれが却ってパワフルで、「コレって、エーヨーがあるー!!」って感じてしまいます。


スーパーでパックに入っている”ポテトサラダ”とは、明らかに違う味です。一種”下手味”(げてみ=上品ではなく、大衆的な味)的な魅力なんでしょう。

中華そば7
この”中華そば”だって、恐らく時間をかけて出汁をとって・・・・・などという世界ではないと思います。


立派に”化学調味料パワー”が炸裂しているような?(もし間違っていたら御免なさいですが。その場合訂正させていただきます)


経営的に考えたら”薄利多売”ではなく”薄利小売”でしょう。「採算なんか・・・・・・」っという言葉が、実にリアルに響きます。

中華そば8
でも間違いなく、”街には必要な食堂”なんです。


「今日も、バーチャン、元気かなー?」っと一声掛けながら、麺を啜り込む。


気取ること無く、我が家の卓袱台(ちゃぶだい)に腕を付いて食べるように、新聞見ながらテレビ聞きながら、ついでに空きっ腹を満たし、そして貴重な休憩をとる。

ワカメ9
チャーシューが入っているでなし、茹で卵だって入っていない。もちろん、シナチクも却って似合わない。


ヤッパ、ここは蒲鉾だし、ワカメだし、缶詰から取り出したコーンが似合っている。


モヤシなんて、安いのに栄養があるっていう、言わば優等生。ワタシには、馴染んだ味です。

麺10
もう無条件でスルスル  スルスル  と、入っていく。頭の中を空っぽにして、昔の商店街の賑やかであったことなど懐かしがりながら、ゆったりと時間が流れてゆく。まだまだバーチャン、現役で頑張って頂きたい。


勘定を済ませる時、厨房の奥のバーチャンに「ご馳走様!」って声を掛けると、曲がり気味な腰を少し伸ばされて微笑まれた。


大分県のご出身なので”やせうま”と、店名を名乗られます。大分の有名な郷土料理で小麦粉で練って平たく伸ばして、湯掻いてきな粉をまぶして食べる、それを”やせうま”と呼びます。食品名なんです。


この”やせうま”という食品も、言わば郷土の”下手味”を代表する食品です。素朴で、喉掘って旨いものではないけれど大分県民には懐かしい味です。この”やせうま食堂”さんを、そのまま象徴しているかのようです。



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「再訪 269 京都屋台味 炎や」・「愛媛グルメ紀行」 788

今日は仕事上の相棒と仕事の流れで、湊町4丁目、銀天街の一本南の通り、銀天街のタナカかばん店を南に入った角にある”京都屋台味 炎や(えんや)”さんをお訪ねしました。


このお店は2度目のご紹介です。(「らーめん 炎や(えんや) 」・「愛媛グルメ紀行」 212


思えば2年半ぶりの訪問です。しかし、その時の味やシーンは明確に覚えております。

玄関1
当日は雨の平日正午前でした。ワタシ達2人以外に、ポツポツとお客さんが入れ替わりながら訪れていました。


お店の陣容も、お若い店主さんとそのお母さん年代の女性の2人体制でした。


銀天街と中ノ川通りの真ん中に通っている裏通りなので、通りがかりの客というより、この界隈の常連のお客さん中心の営業のようです。駐車場もありませんので。

メニュー2
メニューを見ますと、ラインナップもお値段も当時のままでした。


このお店も、消費税増税は自店で飲み込んでおられます。


2年余り前は、このお店の屋号を冠した”炎やラーメン”と”餃子”を頂きましたので、今回は”炎や赤ラーメン”とトッピングに”チャーシュー”を頼みました。お値段600円+100円の700円(内税)です。

炎や赤ラーメン3
さあて、この画像が”炎や赤ラーメン・チャーシュー増し”です。


どうです!この色と形。まるで、汚泥の中からスックと伸びて花開いた”蓮の花”でした。


ただしこの”蓮の花”、真っ赤にお化粧を施し、艶然(えんぜん=にっこりと、あでやかに微笑んで)とした佇(たたず)まいを見せていました。

炎や赤ラーメン4
純白の容器に入っていますから、唐辛子の粉の華麗な舞姿が際立っています。


隣の相棒は、ワタシが写真を撮っている間に既に半分くらい食べ進んでいました。彼も同じものを注文しています。


取り敢えずひと通り撮影を終えて、さあ食べようか!ッと思って相棒の顔を見上げたら、ナント顔全体から滂沱(ぼうだ)の汗。(滝の様に流れ出る汗)既に、テーブルに置いてあったティッシュペーパーで何度も大汗を拭っていました。

炎や赤ラーメン5
一方ワタシは、この程度の”唐辛子辛さ”などはものともしませんから、汗が額に滲(にじ)むこともありません。


スープのベースは”豚骨”で、そこに大量の鶏の足先、通称”もみじ”と呼ばれている部分を入れてスープを採っていらっしゃいます。更にタレは醤油ベースです。


京都ラーメンを標榜されている”天下一品”さんの、所謂(いわゆる)”ドロスープ”ほどではありませんが、独特のドロッとしたスープです。

ネギアップ6
この大量の”唐辛子パウダー”は、ピリカラしますが”舌を刺す辛さ”はありません。ですから、見た目ほどの”唐辛子辛さ”はありません。


ですが、間違いなく”カプサイシン”の効果で、体内の血行を良くしてくれます。ですから、相棒は大量の汗・汗・汗・・・・


「いやーーー、Hさん、コレ・・・・・・汗が・・・・・いやーーー、止まりません・・・・・」っと、幾ら顔の汗を拭っても、流れ出る汗の量の方が多いので、顔がテカテカに光って見えました。


若さゆえの新陳代謝の良さでしょう。それに比べて、汗が出るほどの唐辛子ではないと体が感じたのか?新陳代謝力が大幅に落ちているのか?スイスイ食べ進みます。

スープ7
この”豚骨”+”大量のもみじ(鶏の指先)”+”醤油タレ”からなる、少しトロミがかったスープに、豚骨の旨味と、もみじから抽出された”ゼラチン”が絡んで、松山ではちょっと味わえない独特のスープ、ワタシは嫌いではありません。


この”スープ”を飲むと、ラーメン屋の仕事の90%以上は”スープ作り”というのがうなずけます。


このスープは寧ろ女性向きでしょう。”ゼラチン”の成分である”コラーゲン”がタップリ含まれていて、下手な化粧品を使うより効果があるかもしれません。

麺8
”は中太ストレート麺で、この”麺”にスープがよく絡んでくれます。


麺を啜る(すする)と、それと同時にタップリのスープがズルズルと胃に吸収されていきます。コクのあるスープに負けない”麺”です。


店内では、「ズルズル・・・・・・フッ  フッ フッ  暑い!   汗が・・・・・・アアアアア、汗が落ち・・・・・」っと、相棒一人が孤軍奮闘中です。


でもそれは、ワタシにとっては”美味しさのBGM”です。耳元に涼しげに響いていました。

完食9
かくして、ワタシは”スープ一滴残すマジ”と、まなじりを決して舐め取りました。


一方大量発汗に見舞われた相棒は、大量のスープを残して辛うじて””を完食です。


この後、ハードな交渉事が二人を待ち構えていた日でした。食の感想を語り合うのもソコソコに切り上げて、二人で席を飛び立ちました。


「為せば成る!」の信念を共有している二人、今日も快進撃が続きます。



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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 123

今週の土曜日の”愛媛グルメ紀行を振り返る”シリーズは、一作年(2012年)の真夏頃にアップした367号から369号までのお店です。


先ず最初”に振り返るお店は、2012年9月3日にアップした367番目のお店、国道56号線沿いの伊予市市場にある”伊予 味芳”さんです。場所は、鳥の木バザール市場店の東隣。(「伊予 味芳」・「愛媛グルメ紀行」 367

玄関1
こちらが、国道56号線から見えるお店です。中々風情があるお店です。

その当時は、ワタシが親しいブロガーの方々の間に”冷たいうどん”と”冷たいラーメン”が密やかなブームとなっていました。

そこで、情報をよく頂く:”のしうめ”さん(愛媛美味探訪)に記事を拝見し、その翌日にこのお店に駆けつけたという訳です。

冷やしラーメン5
これが注文した”冷やしラーメン”です。お値段650円です。

朱塗りの椀に入れられた、まあ、実に上品なラーメンではないですか。やはり割烹が作るとラーメンもこういう姿になる。

問題はスープだった。啜った。・・・・・・声が出ない。・・・・低い唸り声が・・・・・ウーーー!

「このスープ・・・・・これは・・・・・旨い・・・・これはナンデ???」というワタシのうめき声に店主が応えた。

「これは〇〇と、貝柱をベースにして、それに良質の鰹節、塩味のスープ。やっとここまでできた」と、店主も微かに呻(うめ)いた。

冷たいラーメン”の”真打”は、まさにここ”伊予 味芳”の”冷やしラーメン”に違いない!!

従って、このお店、以降”何度もお伺いするお店”になりました。一種病み付きになるお店です。


二番目にご紹介するお店は、2012年9月4日にご紹介した368番目のお店、二度目のご紹介でしたが、本格的中華料理のお店”四川飯店”さんです。(「再訪27 四川飯店」・「愛媛グルメ紀行」 368

場所はおさらいですが、城北地区の山越1丁目にあります。国道196号線を北条方面に進むと、山越2丁目にある”シャラク山越本店”(今はもうないかも)手前を西の方向に左折します。そして、富士タクシーをちょっと西に行った北側にあります。

玄関1
お店の玄関を入ると、正面に”ウエイティングシート”があって昼時はシートに名前を記入してお店の内外で順番を待つ人が連なる。

客が集まるには、当然にそれなりの理由があります。そうです、味とメニューの豊富さ、お値段、キビキビしたサービスとバランスが取れているのです。

冷し担々麺4
迷わず”冷やし担担麺”を頼みました。お値段600円です。

これが”冷し担々麺”の雄姿です。どうです、端然とした佇まいでしょう。

温かい”担々麺”は今年の夏でも何店舗かで頂きましたが”冷たい担々麺”は初めてです。

真っ赤に燃えているのは唐辛子。でも、これが冷たいんです、しかも見た目ほど辛くない。

これなら唐辛子に悶え苦しむ方でも、何の抵抗もなくスルスル進むこと請け合いです。赤い色が気にかかるなら、これは”トマトスープ”だと思えばいいのです。

スープを啜ってみた「冷たい!ちょっぴりだけピリ!そして奥深い”花椒”(かしょう)の痺れ感!スープのコク」どれをとっても言うことない。

文字通りあっという間に”完食”しました。

このお店も、”再訪を続けました”。それだけ価値あるお店だと思います。


今日最後にご紹介するのは、2012年9月5日にシリーズ369目にご紹介したお店、このお店も再訪したお店ですが、場所は山越6丁目、中央通りの大きな交差点、”メガネの三城中央通店”を北に上がると左手に”白鳳会館”の近くにある城北地区の中華料理店”華龍飯店”さんです。(「再訪28 華龍飯店」・「愛媛グルメ紀行」 369

玄関1
こちらが玄関。出前用にバイクを2台用意されています。

今年で18年目を迎えるお店です。(記事掲載当時)

昨日の”四川飯店”さんの集客力には敵いませんが、それでも城北地区では安定して客を集めているお店には違いありません。

冷麺4
このお店でも”冷たい麺”の代表である”冷麺”を注文しました。お値段が何と!800円ですよ、高い!!

このシリーズを書くに当たって、何気なくその辺りのお店の入って「さあ、今日は何をいただこうか?」というスタンスは取っていません。

ワタシの場合「わざわざ、そのお店に行っている」のです。これは若い頃から身についた習慣です。

ですから、お店で出されたものを見て「これならわざわざこのお店まで来なくても良かった」と思ったときほど気落ちすることはありません。

美味しくないという訳ではありませんが、個人的には極めて”凡庸”な”冷麺”でした。値段とのバランスが取れていないような・・・・

具材も別盛りされていますが、ありきたりの具材で、わざわざ別盛りにした理由が見当たりません。

このお店は、これ以降”再訪することはなくなりました”。失望したからです。



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プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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