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「萌家(もえぎや)」・「愛媛グルメ紀行」 984

今日からは、妻がリハビリに専念できるまで回復できて、ワタシが妻の傍に張り付いていなくてもいい環境になりましたので、今までの”通常のブログを再開”します。


先ず最初の頃の記事は、妻が緊急入院する前の取材していたアップ予定記事をアップして行きます。それが終わると、妻の入院以降の取材記事になります。


まだ妻が自宅に帰っている状態ではありませんので、以前のように自由に遠出した取材は出来ません。近場のお店で、しかも取材の度合いが薄い記事が当面続くと思います。通常のペースに戻るまで、しばらく薄い記事でご勘弁下さい。


今日はブログの読者さんから頂いた情報で、三番町7丁目にある”萌家(もえぎや)”さんをお訪ねしました。もちろん、初めての訪問です。


最近は、概ね9割以上が読者さんから情報を頂いたお店を訪問しています。


ワタシに情報を頂いた読者さんは、かなり古くからコメントを頂いている方で、このお店にはよく行かれるそうです。

玄関1
こちらが三番町通りに面したお店です。今日はこのお店の店名由来からお話しましょう。食事中に、例によって創業年と”店名由来”を店主さん兼板さんにお尋ねしました。


すると、この地で既に18年。市民病院の近くで開業された時から言うと、もう40年近くになると言われます。そして、店主さんに何時もどおり”店名由来”をお聞きしました。


すると「イエ・・・・・特別の由来があるわけではないんで・・・」っと言葉を濁されました。でもワタシには直ぐに”店名の意味”が浮かびました。


この画像の、店名を染め抜いた大きな暖簾(のれん)の色が”萌(もえぎ)”色なんです。”萌黄色(もえぎいろ)”とも書きます。日本の伝統色で、春に萌(も)え出る草の芽の色です。鮮やかな黄緑色系統の色で、これからいざ大きな花を咲かせようという色なんです。


そこにワタシは、店主さんの創業時の深い思いが込められていると見取ったのです。

本日の日替定食メニュー2
この画像は、玄関脇に掲げてある”本日の日替定食”の内容です。


ランチタイムには、お客さんの99%が注文されるのではないでしょうか?


この内容で”650円(内税)”ですよ。近隣のサラリーマンさん達の救世主的な内容と値段でしょう。ワタシは午前11時30分にお店に入りましたが、入れ代わり立ち代わり、お客さんが途切れません。

夜のメッセージが
店内の壁に掲げてあるメニュー表を見ると、夜は一杯飲み屋さんに代わるようです。


昼も夜も、近隣のサラリーマンさん達の憩いの場となっているのでしょう。


駐車場は用意されていませんので、皆さん歩きの客ばかりです。

日替定食4
さあて、この画像が”本日の日替定食”ですよ!どーーーーです?実に堂々としたものではありませんか!


この内容で650円(内税)ですよ。涙が出ちゃいそうになりました。


店主さん「こうやって、もう40年近くやってきました。だのに、お金はちっとも残っとらんのです!どーゆーことですかね?」っと。


「この内容でこの値段なら、そりゃあモー”奉仕の世界”ですよ!お金は貯まらないでしょうー!!」っとワタシ。


「そう言って頂ければ、嬉しいです。もーー、ずーーーっとこれでやってますから!」っと店主さん

ハモフライ5
この画像が、この日のメインディッシュで”ハモフライ”です。


鱧(ハモ)”は、初夏から夏が旬の魚です。きちんと”旬の魚”を使われて、そしてこの値段で抑える。


店主さんの並々ならぬ努力が、滲みでたお料理ではありませんか。


”鱧(はも)”は、きちんと骨切りされていて、ふっくらと揚げられています。上品な味でした。

味噌汁6
味噌汁だって、きちんと出汁をとられていますので、味噌の風味が活きています。


手抜きされない姿勢は、こういう汁物でよく分かります。

五目豆7
こちらが”五目豆”です。


大豆、人参、ごぼう、コンニャク、昆布が煮られていました。


材料ここそ特別な素材はありませんが、健康面に配慮されたメニューですよね。店主さんのメッセージが伝わります。

冷奴8
この”冷奴”だって、ただ単に、豆腐を切り分けて醤油を掛けたものではありません。


刻みネギを散らし、大根おろしはもみじおろしに、そして醤油ではなく出汁が掛かっています。


一手間余分に掛けるという姿勢が、40年近くの歳月、近隣の方たちの心と舌を捉えられているのでしょう。

漬物9
客の目の前で、仕入れたままの業務用ビニール袋から、漬物を無造作に取り出して皿に入れて出された”老舗割烹”も経験しました。


そのお店は、このお店の数倍の値段を取ります。客を舐めてはいけませんよね。


こうやって、ありふれてはいるけれども、3種の漬物を揃えられた。嬉しいですね、このさり気なさが。

完食10
そりゃあ舐めるように完食しました。店主さんの”心意気”を残せないじゃないですか。


ここでツイートした時の添えた、都々逸(どどいつ・・・もどき)を店主さんに捧げたいと思います。


萌黄(もえぎ)に込めた

   店主の気持ち

     若き新芽が

       今吹いた



なお昨日妻は、”リハビリ専門病院に転院”し、これから年末までの自宅帰還を目指してリハビリ生活が始まりました。これからの道のりも、決して容易ではありませんが、命の行方に心痛めていた時期から言いますと、まるで””のようです。


ここまで実に多くの方々に励ましの言葉を掛けて頂きました。改めまして、それら全ての方に”深い感謝の念”を表したいと思います。本当に本当にありがとうございました。



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「再訪 360 天ぷら くろす」・「愛媛グルメ紀行」 985

今日は一番町4丁目の村上ビル1階にある”天ぷら専門店”の”天ぷら くろす”さんの、3回目のご紹介です。


前回ご紹介したのは、今年の6月17日でした。3回目のご紹介が2ヶ月後ということは、如何にこのお店にワタシが魅了されたかの証です。(「再訪 341 天ぷら くろす」・「愛媛グルメ紀行」 947)(記事アップは、実際にお訪ねしてから、4ヶ月後になりました)



このお店も、”読者”さんからの紹介でした。今年に入ってご紹介してるお店の概ね9割以上は読者さんからの情報です。ありがたいことです。

玄関1
こちらが、一番町の電車通りに面したお店です。松山地方裁判所のお向かいです。


この日は、昨年11月まで席をおいていた会社の元若き同僚、と一緒に来ました。ワタシが昨年12月に独立して、初めて大きな仕事が出来たのは、彼のフォローのお陰でした。


ですから、その御礼の意味で、ランチに付き合って貰ったという訳です。本来は、夜飲みに行く約束でしたが、ランチで勘弁して貰いました。彼自身も、ワタシが前の会社を退職して一ヶ月後に退職し、今は別の会社に移っています。

外メニュー2
これが昼間のメニューです。初めてお伺いした時は、サービスランチメニューを注文しました。


ランチタイムに訪れているお客さんの9割以上は、上に書いたメニューを選ばれています。


前回は、ランチサービスメニューではなく、天ぷらの昼のコースメニュー”華コース”1900円を注文しましたが、この日は元同僚へのお礼なので、昼のコースメニューの”雅コース”を注文しました。2400円(外税)です。確かにランチメニューとしては、安くはありませんが、夜の飲み会料金に比べたらお安くつきました。

才巻き海老の足3
この画像は、”雅コース”の一番初めに出された天ぷらで”才巻き海老の足”(サイマキエビの足)です。塩でいただきます、香ばしくってとっても美味しい。


前回に書きましたが、”ランチメニュー”になりますと、同じ海老でも”ブラックタイガー”を使われていますが、昼メニューと言えども、”コースメニュー”での海老は”車海老”を使われています。


才巻き海老”というのは、もちろん”車海老”なんですが、車海老と呼ばれる一歩手前のサイズを”才巻き海老”と呼んでいます。でも、天ぷらのネタとしては最適の大きさなのです。

才巻き海老4
そしてこちらが”才巻き海老”です。天ぷらのネタとしての””です。


この段階で、このコースの充実感を伝えるという、お店のメッセージがダイレクトに伝わりました。


「おおおおお、”才巻き海老”が”前座”ですか!ウフフ、以降タップリ楽しませて頂きましょう!」っと、この段階でお店とお客の無言の対話が成り立っているという趣向です。

椎茸5
この画像は”椎茸”です。


椎茸でも”どんこ”と呼ばれる、まだ傘が開いていない状態の椎茸です。


ですから実が分厚く、椎茸の香りがタップリ楽しめます。なお魚介系は塩で、野菜系は天つゆでいただきます。

キス6
この画像は”キス”です。”キス”も夏が旬ですね。


若い頃は一時期、海釣りに凝った頃もありました。狙った魚は、冬の時期には”カレイやメバル”、そして夏は遠浅の砂浜で”キス”を釣りに行っていました。


キスを釣ると、家に帰ってキスを自分でさばいて天ぷらにしていたものです。妻は魚をさばけませんから。でも素人の揚げる天ぷらとは、世界が違いますね。白身の上品な味を塩でいただいます。

レンコン7
こちらは”レンコン”です。


若き元同僚と、仕事の話をしながらいただきました。


若いエネルギーのお裾分けを頂きましたから、接待費としてはお安いものです。会社の経費で落とすんですから。

イカ8
この画像は”イカ”ですが、ちゃんとイカを大葉で巻いて揚げてありますから、香りがいいんです。


天ぷら屋さんは、仕込みが仕事の9割を占めるのではないでしょうか。予め、客の注文を予測されて、それに使う天ネタを下ごしらえされています。


天ぷらを揚げる過程は、最後の瞬間です。天ぷら用の太い菜箸を使って天ネタに衣を絡ませ天ぷら鍋に天ネタを潜らせます。その時は金属製の細い箸を使われます。店主さんの動きは、実にリズミカルです。見てて楽しい。

トラハゼ9
こちらは”トラハゼ”です。トラハゼは、キスを狙っている時、外道として時々上がってきます。”コチ”なども上がります。


いずれも天ネタとしては最高の素材です。揚げられた形は”キス”に似ていますが、味は”トラハゼ”の方が個性的です。


でもトラハゼの、あの顔つきから想像も出来ないほど上品な味なんです。

アスパラ10
こちらは”アスパラ”です。


私達不動産屋は、情報で食っています。ですから、時折こうやって会っての情報交換は仕事のネタ作りなんです。


この日も若き元同僚と話していて、埋もれかけていた情報が蘇りました。彼と協力して、その情報を活きたネタにしようと話がまとまりました。

かき揚げ11
さて天ぷらコースの、揚げ物の最後を飾るのが、このお店の”ウリ”でもある”かき揚げ”です。


お店の女将さんご自身が「自分でも、この”かき揚げ”が一番好きなの!」って仰っいます。


前回もこう書いています。<”かき揚げ”という”天ネタ”は、”天ぷら屋”さんの技量を推し量る、一種のバロメーターです。”小海老”がふんだんに入っていて、”旨いのナンノって”。>って。


若き同僚のほころんだ笑顔。それを覗きこまれた店主さんと女将に、その笑顔は伝わります。笑顔の連鎖反応です。

稲庭うどん12
コースの最後を締めくくるのが”稲庭うどん”です。このお店の”稲庭うどん”は、それはもうトビっきり旨い!


ワタシすっかり”稲庭うどん”にハマってしまいました。サニーマートで”稲庭うどん”を売っていますので、それを買って帰って、湯がき氷水で締めて、ミョウガや胡麻や生姜や刻みネギをタップリ入れた出汁でいただきます。


稲庭うどん”は、元来が乾麺であり、湯掻いて冷たくして食べる食べ方が一般的です。なお”稲庭うどん”は秋田県南部のうどんです。


食欲が落ちたこの季節、ワタシや妻の様に食の細い人間にとっては救いの主のような存在になってくれています。今日の情報交換会は実に有意義でした。




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「再訪 361 レストラン モルゲン ビアホール」・「愛媛グルメ紀行」 986

今日は宮西1丁目にある、老舗ビアホールの”レストラン モルゲン ビアホール”の二度目のご紹介です。


このお店も、”読者”さんの情報でした。前回は昨年の10月1日にご紹介しています。(「レストラン モルゲン ビアホール」・「愛媛グルメ紀行」 807


今日は仕事の流れで、一人で来ました。

玄関1
こちらが、フジグランと愛媛信用金庫宮西支店のある交差点から、ちょっとだけ西に入ったところにあるお店の玄関です。


このお店の創業・開店は1972年(昭和47年)のことですから、既に通算で”43年”を経過しています。


ビアホールなんて、その当時あったのでしょうか?その当たりは良くは知りませんが、松山でも有数の”老舗飲食店”の一つでしょう。

店内2
店内は正午には満席になりました。満席に埋まる寸前にお店に入りました。


このお店のメインは夜なんでしょうけど、ランチタイムにも多くのお客さんを惹きつけてやみません。


その理由は数々あるでしょう。一言で言うなら”本物を安く”提供し続けているこのお店のスタンスにあるとみました。

メニュー3
こちらが”ランチメニュー”です。


ランチタイムに一番注文が集まるのは、当然にお店の店名を冠した”モルゲンランチ”です。税別で、何と600円ですよ!(税込みでも650円に過ぎません)


前回はこの”モルゲンランチ”を注文しましたので、その内容はリンクした過去記事で御覧ください。今回は、このお店の顔でもある”自家製ソーセージ定食”を選びました。税込みでも700円ですよ。

セット4
さてメインディッシュの”自家製ソーセージ”が出る前に、画像のものがテーブルにセットされました。


店内には、例によって”モダンジャズ”がBGMで、気だるく流れています。多くのお客さんの”さんざめき”(=にぎやかな様子)も、一種のBGMになっています。ここは”ビヤホール”だって、意識させられます。


テーブルに並んだものは、野菜サラダにポテトサラダ、ナイフととお箸に、粒マスタードです。ソーセージ料理には”ポテト”は欠かせません。ドイツを中心とした北部ヨーロッパでは、冬に入る前に一頭の豚を屠(ほふ)って(=殺して)、その豚肉を塩漬けにします。

粒マスタード5
塩漬けにした一頭マルごとの豚肉は、腐敗臭を防ぐ・弱める為に、大量の香辛料をまぶします。


それを効率よく貯蔵するために、豚から取った”豚の腸”に、塩漬けし香辛料を大量に投入した豚肉を詰め込んで、更に腐敗防止の為に”燻製”にします。


ですから、”ソーセージ”はドイツの代表的保存食で、一冬を塩漬け豚肉や燻製豚肉で過ごしますが、その際欠かせない野菜が”じゃがいも=ポテト”なんです。ジャガイモは痩せた寒冷地の土地でも育ちます。

ソーセージ定食6
さてやっとメインディッシュの”自家製ソーセージ”が3本と温野菜、それに少な目と注文したご飯がでました。


存在感溢れる”自家製ソーセージ”に圧倒されそうになりました。


ソーセージにナイフを入れる前から、”ソーセージ”の名前にも採り入れられた香辛料である”セージ”の香りが匂い立っています。セージはシソ科の仲間ですから、香り高いですね。

自家製ソーセージ7
どうですか!この”自家製ソーセージ”の存在感。圧倒的に迫って来ます。


味は”超超濃厚”です。はっきり言えば、、滅多矢鱈(めったやたら)”塩辛い”し、”香辛料の個性の塊”です。日本にはない味です。


ここまで”塩辛くて香辛料濃厚”な味は、ちょっと単品の料理としては個性が強すぎるように思いました。これは、これをオカズやビールのアテにすることに適していて、単独で食べるのは厳しい味の濃厚さです。

付け合せ8
この画像が、付け合せの”温野菜”です。


前回の記事で、この温野菜の”面取り”云々(うんぬん)で、意外に多くのコメントを頂きました。


ワタシが書く記事では、些細な間違いや勘違いでも多くのコメントが殺到するということを目の当たりにしたことを、昨日の様に覚えています。


既にワタシの記事は、社会的な責任を負っていることを自覚させられたお店となったことで、記憶に残るお店でした。

ソーセージアップ9
これが塩と香辛料をタップリ詰め込んだ”ソーセージ”の姿です。ドイツという土地で、工夫に工夫を重ね、腐ったり腐敗臭がしない優れた保存食を作り上げたのでしょう。


ですが、このお店の味作りは、この”腸詰め”が生まれた当時の味作りの”原型”を保っておられる様です。そこにこのお店の存在価値があるというお考えなんでしょう。


でも今のように腐敗防止手段が拡大した時代に、一種の”アナクロニズム”(=ある意味、時代の風潮に合わないで、時世に逆行していること)的な味つくりって・・・・・どうなんでしょう。


でも43年間、それでやってこられたるのですから、素人のワタシはどうこういう次元の世界ではなさそうですね。

ライス小10
ただ一点間違いなく言えることは、これだけ濃厚な味を保っている”自家製ソーセージ”は、ご飯を大量に食べるためには、大きく機能しています。


大量の澱粉質を食べ、胃に詰め込むためには、超濃厚で塩辛いこの”ソーセージ”は、貴重な役割を担っていることは確かでしょう。


額に汗して働く方々の、根強い支持に支えられて、今日も”モルゲン”さんは、大繁盛です。



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「再訪 362 割烹 田中屋」・「愛媛グルメ紀行」 987

今日は一番町2丁目にある、和食のお店”割烹 田中屋”さんの4度目のご紹介です。


前回は、昨年の6月25日でした。(「再訪 246 割烹 田中屋」・「愛媛グルメ紀行」 749

玄関1
この日は丁度”土用の丑の日”でした。(実際にお訪ねした日は、7月24日ですから、アップまで3ヶ月も掛かったことになります。”妻の緊急入院”は、この後もワタシの”ブログ”に大きな影響を与えました。(当然といえば当然ですが)


今年の”土用の丑の日”は、暦の関係で2回あって、後は8月5日です。


これまでの”愛媛グルメ紀行”では、2011年7月21日と2012年7月27日の2回だけ”土用の丑の日”というタイミングで”鰻専門店”を紹介していますが、その他3回と、””を採り上げたのは都合5回だけです。

ランチメニュー2
ただ、昨年12月の独立以降食欲が目立って落ちてきて、この蒸し暑い夏を乗り切る自信をやや失っていました。


そこで思い切って奮発し、”鰻を一匹”まるごと食って今年の夏を凌ぎきらなければ!って思ったんです。


その時頭に浮かんだのがこのお店だったと、まあこう言う流れでした。そこで、大盤振る舞いして心意気を固めようと注文したのが”蒲焼(一匹)セット”、2700円です。


税金で持っていかれるぐらいなら、経費で落としちゃえ!っという悪魔の囁きも心のなかを過(よぎ)りました。満額支給されている年金には一切手を触れることなくやれていることへのご褒美でもありました。

蒲焼4
さてこの画像が、”蒲焼(一匹)セット”です。どうですか!豪勢でしょう。


なお今年に入って2店、”鰻専門店”を記事アップしています。”鰻屋 つしま”さん(「鰻屋 つしま」・「愛媛グルメ紀行」 890)と、”うな一”さん(「うな一」・「愛媛グルメ紀行」 907


何れのお店も「本物の味に接して!」って言う、”読女”さんの提案でした。

蒲焼5
このお店は鰻専門店ではありませんが、割烹としてお料理の腕の確かさはよく知っています。


前前前職の時には、大切なお客様の接待によく使っていましたから。


ですから、決して専門店に引けをとらない味であることは、最初から確信してお訪ねしています。

蒲焼アップ6
どうです!この””君のふてぶてしい面構え。


如何にも”精が付きます”って顔しているでしょう?(分からない?・・・ええ、そう思い込むんですよ)


食欲が旺盛だったころなら、蒲焼きの匂いだけで飯が掻っ込めたことでしょう。そりゃあ、”旨い”に決まっていますよ。国産鰻の一匹付けを割烹でいただくんですから。

小鉢7
こちらが”小鉢”です。


煮物は割烹の仕事をきちんとされている味でした。


ゴボウ、椎茸、人参などが、見事な職人技で煮てあります。

味噌汁8
味噌汁も、当然にいい出汁をとっておられますし、中には素麺が潜ませてありました。


麺を見ると、ついつい頬が緩んでしまいます。

ご飯9
ご飯がこれまた旨い。いい米を、絶妙に炊いてあります。


あれだけの””ですから、食の細ったワタシでもそりゃあ食べますよ、食べるスピードにリズム感が出ますから。

完食10
ですから、あっという間に完食していました。


アレレ、しまった!もっと味わって食べるんだった!ッて思った時は、もう全て胃に収まっていました。


サア、明日からバリバリ働かなくちゃあ!

土屋水産製鰻
そして家への帰り道、西一万にある”土屋水産”さんに寄りました。


当然”妻への土産”です。ワタシ同様食の細い妻に、好きな”鰻の蒲焼”を食べて貰って、この夏を乗り切って欲しいという切ない願いを込めて。


しかし、現実には妻は今年の夏を乗り切れませんでした。お土産の”鰻の蒲焼き”を2人で分けあって食べましたが、8月2日に妻は倒れました。(人間は、一発のカンフル剤的な食品では、体力を回復するまでには至らないということを、教訓として学びました)


なおこのお店の鰻は当然国産、しかも”愛媛県産”を使っておられ、目の前で焼かれたものです。もちろん”一匹付け”(大盛り)をお土産に選びました。


妻と「やっぱり、鰻は美味しいね~!」って言いながら食べました。でも・・・・・・・・・・


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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 173

今週の土曜日の”愛媛グルメ紀行を振り返る”シリーズは、一作年(2013年)の春頃にアップした519号から521号までのお店です。

先ず最初”に振り返るお店は、2013年5月1日に519番目のお店としてご紹介した、久万高原町にある”うどん 心”さんです。(「うどん 心」・「愛媛グルメ紀行」 519

久万高原町の役場近くの、国道33号線沿いにあるうどん店の老舗です。

このお店は、久万高原町在住の”兒玉ご夫妻”にご紹介されました。ご主人は木工作家さん、奥様は漆芸家というご夫妻です。(木と漆 ハンドメイドで漆塗りの家具と器

お店3
こちらがご紹介された”うどん 心”さんです。国道33号線に面しておりますが、ご紹介がなければ決してお訪ねすることはなかったでしょう。

この道は何度も通っていますが、まったくお店の存在には気がつきませんでした。

薬味他
店内にメニューらしきものは、厨房前のレジ上に一ヶ所だけ。ただ「大450円、小300円」と表記してあるだけ。

ワタシは当然に”釜あげ小”を注文。お値段、ナント300円。セルフうどんではありません。

薬味”のネギや生姜のおろし、それに大きな徳利に入った出汁と天カスが予めどのテーブルにも用意されています。少なくなったらドンドン補充されます。

釜揚げ10
これが”うどん 心”さんの正しい”釜あげうどん”のいただきかたです。この方法でしか、満足に食べ切る方法はないでしょう。

下品と言われようが何と言われようが、この食べ方で”ズルズル”と音を発てながら、麺を口腔に啜りこむ。

これは先ず”味覚”で味わうのであり、同時に”出汁”の酸っぱさを鼻腔、”嗅覚”で味わうのであり、口腔内を艶やかな麺が通過するセクシーな”触覚”で味わう”釜あげ”なのです。

このお店は”既に再訪”しました。ここに来ないといただけないうどんだからです。


次二番目にご紹介するお店は、2013年5月2日に”520番目”のお店としてご紹介した、通称”はなみずき通り”沿いの古川北4丁目にある”鉄板焼・お好み焼 椿や”さんです。(「再訪 105 鉄板焼・お好み焼 椿や」・「愛媛グルメ紀行」 520

このお店は再訪でした。初めてこのお店に来た時から、再訪した時はこのメニューを注文するって決めていたメニューがあったからです。

玄関1
こちらが”はなみずき通り”に面しているお店です。目立つ色ですから、目にされた方も多いでしょう。

最初に来て注文したのは、”ホルモンうどん”でした。そして次回注文しようと決めていたメニューが”焼きラーメン”です。

具材として豚、イカ、エビの3つ全てが入っている”ミックス”を注文しました。お値段は750円です。そもそも、このメニューが気になったのは、”焼きそばと、どこがどう違うのだろう?”という好奇心からです。

焼きラーメン1
この画像が”焼きラーメン”の全容です。

フロアー係りの女性にお聞きしてみました。「焼きそばと焼きラーメンの決定的な違いは何ですか?」っと。

すると思ったとおり、「焼きそばは専用のソースを使いますが、焼きラーメンは”豚骨スープ”を煮詰めたもの使います」と、お答えは実に明瞭でした。

フハフハ言いながら、豚骨スープの旨味が凝縮した出汁が掛かった焼きラーメンを頬張りました。幾分濃厚な味ですが、一気に胃の中に吸い込まれていきまいた。

このお店は、更に”再訪したい”と思います。まだ試してみたいメニューがあるからです。


今日最後にご紹介するのは、2013年5月3日にシリーズ”521番目”にご紹介した、”昼どころ 夜話し 季菜”(きさい)さんです。(「再訪 106 季菜(きさい)」・「愛媛グルメ紀行」 521

このお店は、その日で3回目のご紹介でした。

玄関1
こちらがお店の玄関です。

選べる主菜御膳”と名づけられたものが8種類。この部分が3ヶ月毎に入れ替わります。

今回は、お店の方で「人気!復活メニュー」と吹きだし表記された”鶏つくね揚甘酢葱ソース”を選びました。それを含んだ”季菜膳”のお値段は1000円(内税)です。

季菜膳4
さて、この画像が今回の”季菜膳”です。彩りといい、盛り付けといい”お見事!”と言うほかない出来栄えです。

この他に、”選べる主菜御膳”と名づけられたもの(ワタシが選んだのは”鶏つくね揚甘酢葱ソース”と茶碗蒸しとデザート、そしてデミタスコーヒーが付きます。

これを見ていますと、日本料理は目で見て楽しめるものだということがよくわかります。ここまで手が込んだ料理を、これだけの皿数用意して、しかもどれも納得以上の味なんです。

でもこのお店は、もう”再訪出来ません”。閉店されたからです。閉店に至る事情は知りませんが、大変に残念です。ぜひ再起を!っと願っています。



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「滑川渓谷の風景 ④」・「過去記事を振り返る」 76

今週が”滑川渓谷の風景”を振り返る、最終回です。前回記事アップしたのは、8月17日の事でした(「滑川渓谷の風景 ③」・「過去記事を振り返る」 75)から、妻の入院期間の”2ヶ月間”の影響がモロに出た記事です。季節感が合いませんが、ご勘弁下さい。


アカハライモリ”を見つけました。

イモリ1縮小
これがその姿です。日本に生息する”イモリ”は全てこの種なので、別名”ニホンイモリ”と言ったり、単に”イモリ”と言ったりします。なお、沖縄には別種の”イモリ”がいます。


イモリ”は両生類で、水中で生活しています。ただし、雨の日には、水中から出て移動したりします。


名前が似ているのが”ヤモリ”ですね。こちらは爬虫類で、屋根裏や外壁にいて、夕方になったら姿を現します。決して水には入りません。


さて、この”アカハライモリ”を狙って、蛇が彼の背後に現れました。

蛇縮小
この””は”アオダイショウ”ですね。日本全土で見られます。


内地では最大の””です。蛇はもちろん爬虫類。


イモリ”を狙って、後ろから、音をひそめて近づいていきます。”イモリ”の命は、今や”風前の灯”。絶体絶命の危機です。


私は、その様子を怖々と見ていました。すると、全く考えもしなかった展開になったのです。

ナント

イモリ3縮小
背後に””の気配を感じた”イモリ君”、素早く身を翻し(ひるがえし)、名前の由来となった赤い腹を見せて勇敢にも””に立ち向かったのです。真正面から。


オイ、イモ君、バカは止せ!思わず声が出ました。


一瞬の内に””に飲み込まれてしまう。そう思った瞬間です。


ナント

”が逃げ出したのです。エッ”蛇”が逃げ出した理由?


急に中学時代の理科を思い出した。


イモリ”は、”ふぐ”の持っている猛毒”テトロドドキシン”を持っていたのです。青酸カリより850倍も強い猛毒です。


蛇だって命は惜しいんです。


この勝負、見事に”イモ君”の勝ち


シリーズの最後として”滑川渓谷”の帰り道で見た光景をアップします。

きのこ1縮小
言わずと知れた”きのこ”です。名前も、毒きのこ?かどうかも分かりません。


このきのこが、ソコココに生えているのです。


私はきのこ大好き人間ですが、ちょっと持ち帰る勇気がありませんでした。

きのこ2縮小
地中から、いきなり生えているのです。普通は腐った木などに寄生しながら生きているのですが。


やはり”賽の河原”に生えてたので、ちょっと気味悪く感じたのかもしれませんね。

ねむの木1縮小
最後は爽やかに、川に差し掛かった”合歓の木”(ねむ)です。


淡いピンク色のおしべが長く、見る人の気持ちを和らげてくれる美しさですね。香りは桃のように甘いんです。


優しげ”に見えますが、荒れ地に最初に侵入する”パイオニア的樹木”だそうです。



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「祝 移転開店! 愛LOVEハンバーグ」・「愛媛グルメ紀行」 988

今日は、かつて南環状線沿いの朝生田町4丁目にある”トイザらス”や”西村ジョイホームプロ朝生田店”が入っている”第一自動車教習所ビル”の1階で営業をされていて、一度そこを閉店され、この度10月10日に、紅葉町の石手川土手沿いの県道317号線沿いに移転開店なさった”愛LVEハンバーグ”さんを緊急ご紹介します。


移転開店なので新店舗扱いとし、再訪とはしません。なお、今回このお店が移転開店された場所は、”たべものや みいつけた”さんというお店が入っていたところです。(「たべものや みいつけた」・「愛媛グルメ紀行」 463


”たべものや みいつけた”さんは、現在松山市中野町に移転されていますが、この記事がアップされる頃は、店主さんの病気治療の為に休業されています。(「たべものや みいつけた」・「・「愛媛グルメ紀行」 930

玄関1
さてこの画像が、”たべものや みいつけた”さんがあった店舗を居抜き(内装や看板以外は、以前のお店の構造を利用する形態)で改装され、移転開店なさったお店の玄関です。


この”愛LVEハンバーグ”さんは、朝生田町にお店があった頃に、2012年6月6日に初めてご紹介して以来4度ご紹介しています。(「愛 LOVE ハンバーグ」・「愛媛グルメ紀行」 305)・(「再訪 93 愛 LOVE ハンバーグ」・「愛媛グルメ紀行」 497)・(「再訪123 愛 LOVE ハンバーグ」・「愛媛グルメ紀行」 548)・(「再訪160 愛 LOVE ハンバーグ」・「愛媛グルメ紀行」600 ・「朝生田町由来」26


如何にワタシの”お気に入りのお店か!”っと言う事が、分かっていただけると思います。

個体識別番号2
このお店は、道後にほど近い岩崎町にある”丸正精肉店”の直営店ですから、”お肉”には特に拘(こだわ)りと自信をもっておられます。


このお店は”国産黒毛和牛”を使われていて、それぞれその日使用した”黒毛和牛”については、”産地”を明示するとともに、個々の牛に付いている”個体識別番号”が、玄関を入った直ぐの所に掲示されています。


ホンモノしか出さない”というお店のポリシーが明確に見て取れます。覚悟が備わったお店なのです。その貴重な”国産黒毛和牛”の肉を、全て手作業で”ハンバーグ”にまとめられ、ペタンペタンっと空気抜きをされたものが供せられるお店です。

店主さん夫婦3
こちらが、”若き店主さんご夫妻”です。この右側に立っておられるのは、店主さんの”奥様”です。

実はこの”奥様”については、”愛媛グルメ紀行”シリーズも間もなく1,000号を迎えようとしていますが、その”延べ1,000店”の中でも、特に”記憶に残る出会い”方をしました。

それは2013年3月18日にアップした、このお店の二度目の訪問の時に起こった出来事を言います。(「再訪 93 愛 LOVE ハンバーグ」・「愛媛グルメ紀行」 497

その時は以下の通りでした。ワタシが食事を終わり、レジで勘定を済ませようとした時にそのことは起こったのです。

<ワタシの斜め横には”可愛いフロアー係りの女性”(女の子と言っても通用する若さ)が、ワタシを見ていた。>(実は店長の奥様で、お子さんまでいらっしゃるとは、想像も出来ない若さと可愛さでした)

「ん???・・」と、いぶかしく思っていると、いきなりその若いフロアー係りの女性から・・・・・・。>・、「”じゅん”さんではありませんか?」と出し抜けに言われた。>ワタシは腰を抜かさんばかりに驚きました。

つまり、この”愛媛グルメ紀行”というブログが、愛媛県、取り分け松山市内の飲食業界で”認知”されてきたことの証と、ワタシが考えた初めてのお店だったのです。

メニュー4
朝生田町を閉店されて以降も、このお店とワタシの親交は続いていました。移転候補地の相談に乗ったこともあります。

そういう経過を経て、9月終わり頃だったか?”移転開店”の案内状が届きました。「やった~~~!!!」って思いましたよ。ワタシ以外にも、再開を待ち望んでいたこのお店のファンは、数知れないほど多いことをワタシは知っています。

そういう根強いファンの声をきちんと受け止められ、移転開店に漕ぎ着けられたことに敬意を表したいと思います。

又、私事に関わることで恐縮ですが、ワタシの妻が緊急入院して以降のワタシの記事を奥様が読んでおられて、”お見舞い”まで頂戴しました。もう単なる”客A”と”お店B”という関係では無くなっていたのです。

愛LOVEハンバーグランチ5
この日は偶然ですが、”愛媛グルメ紀行”で時折コメントを頂いている”ふなこ”(男性)さんご夫婦もお店に来ておられ、2回目のリアルな出会いに遭遇しました。

ふなこ”さんは、ワタシのアップしたお店を”追っかけ”的に回って頂いている方のお一人で、時々その報告をコメントしていただいています。

さて注文したのは、このお店の店名を冠した”愛LOVEハンバーグランチ”です。お値段1,200円(外税)です。ランチのメニュー構成は朝生田町時代とは変えられました。

オーナーシェフさんの手の届く範囲で、コンパクトな運営を考えられての再構成だったのでしょう。

開封前ハンバーグ6
朝生田町時代の”ハンバーグ”の供し方は、熱々に焼けた鉄板プレートに乗せられて出されていましたから、ピチピチ飛び散る油をふせぐために、このお店独特の”紙製の筒”で、鉄板プレートのハンバーグの周囲がカバーされていました。

今回は、熱々のハンバーグを”アルミ箔”で包んで供せられました。お箸でこのアルミ箔を破って頂くという趣向です。なる程考えられましたね。

店主さん以下、少人数のスタッフで運営出来るように工夫が凝らされていました。この画像は、お箸でアルミ箔を十文字に割った後で顔を見せてくれた”ハンバーグ”です。

しかも”ハンバーグ”の命と言ってもいい、豊かな”肉汁”を逃がさない工夫として、”ハンバーグ”は、”薄いトーストパンの生地を枕に”供せられたのです。

なおハンバーグの下に敷いてある”パン生地”ですが、流れ出た美味しい”肉汁”を全部”パン生地”で吸い込んで逃さないという役割を負っています。ですから、ハンバーグを食べ終えたら、是非下の”パン生地”までご賞味下さい。

パン生地”の上の部分は”肉汁の旨味”をタップリ吸い込んでいますし、”パン生地”の下部は下のプレートで”カリカリと香ばしく”焼けております。両方の旨味と食感が楽しめるという趣向なのです。是非お見逃しなく!

肉汁7
さあもう少し”ハンバーグ”に近寄って見てみましょう。


するとどうでしょう!”ハンバーグ”の表面の所々から、美味しさの証である”豊かな肉汁”が一斉にハンバーグの表面を流れ落ちているではありませんか!


お隣の席に座った”ふなこ”さんご夫婦からも「おおおおお~~~!!!」っと、驚きの声とも驚嘆の声ともつかない感嘆の声が漏れてきました。


そりゃあ、このシーンを目の当たりにされた方ならどなたでも、何らかの声を漏らされ、”ハンバーグ”に魅入られるでしょう。先ず視覚でノックアウトされること請け合いです。

ハンバーグ8
このお店の”ハンバーグ”はお箸で食べますので、ハンバーグをナイフで切った時のような綺麗な断面は見えませんが、この画像を御覧ください。

ハンバーグに含まれていた”肉のジュース=肉汁”が、タップリと流れ出ているシーンがお分かりだと思います。良質な”国産黒毛和牛”の脂質の旨味がハンバーグに満ちていることをうかがえますね。

事実、ハンバーグを口に入れた途端に「・・・・・・・・・・・・」言葉が出ない程の感動が湧き上がります。大げさではなく「生きていて良かったー!」って思える瞬間を迎えることが出来ます。

ワタシの父は、郷里の野村町で90歳まで生きました。父の晩年数年間の楽しみは、ワタシが松山から月に2回野村町に帰って、宇和町のレストランで一緒に食べる”焼き肉”でした。

亡くなる前の週まで、”焼き肉2人前”を食べ続け、ワタシに「じゅんよ!これで次お前が次帰るまで生きとることが出来る!」っと満足気に語っていました。その”父のDNA”を引き継いだワタシ、元来”肉派”なんです。

ハンバーグ一片9
ホレ!これが”旨さが濃縮”された”ハンバーグ”ですよ!!

ワタシは開店日(10日)の午前11時32分頃、お店に入りました。お店の前の駐車場には、車が4台程しか置けません。お店に迷惑を掛けたくないので、車はワタシの事務所の駐車場に置いて歩いてお店に入りました、急ぎ足で歩いて。汗をかきました、但し心地良い汗でした。

なおこれはワタシからの皆さんへのお願いですが、上に書きましたように駐車場が4台分程しかありません。乗り合わして来られるとか、満車の場合は時間をズラしていただいたり、近辺で駐車場問題を工夫するとかのご配慮を頂ければ幸いです。

なお、当日はお店に入った途端、若い女性スタッフから「あ!”じゅん”さんが来られた!!」っと、声が漏れました。歓迎されていることを実感した瞬間です、ありがたいですね!

来月中に”愛媛グルメ紀行”は、延べ1,000店目を迎えます。その”1,000号記念”は、延べ1,000店の中からワタシが最も”馴染んだ”お店を10店、厳選してご紹介します。このお店も、当然にその中に入っています。

完食10
このお店に行った頃は、ワタシ自身が医師から”栄養失調で貧血状態”だと告げられていました。


妻に付き添っていた2ヶ月余り、お昼はコンビニのオニギリ一個という生活が続いていましたから。食欲を完全に失っていた時期でした。お気に入りのうどん屋さんに行っても、完食出来ないことのほうが多かった時期でもありました。


でもこのお店では、舐めるように”完食”出来ました。心身ともに満足できたという証です。皆さん、一度このお店で”ホンモノの肉の旨さ”を味わってみませんか!


なお、当日ワタシは迂闊(うかつ)にも”パン生地”まで”嘗めるように食べ尽くすべき!”っという事に気がついていませんでした。まだまだ修行が足りないことを感じました。今後も精進したいと思います。



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「再訪 363 中華そば 創(はじむ)」・「愛媛グルメ紀行」 990

今日は県道久米垣生線沿いの東垣生町、丁度、伊予銀行の支店の西隣にあります”中華そば 創(はじむ)”さんの3度目のご紹介です。前回のご紹介は以下の通り、21013年3月19日です。(「再訪 94 中華そば・創(はじむ)」・「愛媛 グルメ紀行」 498


おおよそ2年半ぶりでした。仕事の流れで、相棒と来ました。


なお”創(はじむ)”という珍しい店名は、初めてこのお店をご紹介した時に、以下のように記述しています。


<お店の名前は、創造するの””の字を採って、”はじむ”と読ませます。店主の、”オレの中華そばを創(つく)るんだ”という心意気が、ヒシヒシと伝わるお店です。>っと。

玄関1
これが新県道久米垣生線沿いのお店です。


この周辺にラーメン屋さんがないこと、そしてこのお店の中華そばが美味しいとが合わさって、繁盛店になっておられます。


その日も、三々五々お客さんがお店に出入りしてほぼ満席の状態が続きました。

メニュー2
こちらがメニューです。


相棒が「Hさん、お薦めは何ですか?」って言うので、「やはり店名を冠した”創そば”でしょう!」っとお薦めしました。


すると相棒、「”創そばスペシャル”の大盛りを!」って注文。870円です。

創そばスペシャル4
この画像が””創そばスペシャル”の大盛りです。このお店のチャーシューは殊の外美味しいことは事前に説明してあります。


「アレレレ・・・・Hさん・・・・・このお店のスープって魚介系じゃないですか!私”魚介系スープ”は余り好まないって説明していませんっでした?覚えておいて下さいよ!!」って相棒の反応でした。


彼の出身地は福岡県なので”豚骨スープ”好みだって事は知っていましたが・・・・・・・「でもHさん、これ美味しいですね!」っという相棒の声に救われました。

餃子5
そしてこの画像が、ワタシが相棒に「もう一つお薦めめがある!」って注文した”餃子”です。


ランチタイムだけサービス価格の200円になります。通常は250円です。


「Hさん、この餃子も旨いですね!」って相棒。大盛りをぺろり平らげました。若い!

特製冷麺6
こちらの画像は、ワタシが注文した”特製冷麺”です。お値段780円。


何が特性か?というと、先ずスープには”エビと貝柱”で出汁をとられている、夏季限定スープです。


又、もう一つの特製は””です。後で説明します。

特製冷麺7
今年の夏も”冷麺”を随分頂きましたが、ここまでお洒落な”冷麺”は初めてです。


蒸鶏を散らして、玉ねぎのスライスを全体に配し、半熟煮玉子と、枝豆、ミニトマト、そして唐辛子です。


色彩が鮮やかです。冷風を感じます。単に酸っぱい香りだけでなく、エビと貝柱からとった出汁の香りがいいんです。

特製冷麺8
そして”特製平打麺”の色艶を御覧ください。どーーーーーですか!?


色艶だけでなく、舌触りも、麺自体の弾力感も凄いんです。ツルツルプリプリ!なんです。


この”冷麺”にこの”平打ち麺”を合わせる。そこにこのお店の店主さんの”創造性”を見た思いがしました。

麺10
このくらいの量で美味しければ、さすがの私もあっという間に完食です。


ここで、例によって下手な都々逸(もどき)を一節


ここで創(はじむ)と

   心に決めた

     今日も会心

       そばできた





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「再訪 364 中国料理 香(しゃん)」・「愛媛グルメ紀行」 991

今日は、久万ノ台の「松山中央卸売市場中央市場」の北側を東西に通る道筋にある”中国料理 香(シャン)”さんの二度目のご紹介です。


初めてご紹介したのは、今年の3月12日でした。(「中国料理 香(シャン)」・「愛媛グルメ紀行」 893


初回から「このお店は、再訪を繰り返すお店になる」と書いた通り、約半年ぶりに再訪しました。

玄関1
このお店は、来る前から注文するものが決まっていました。


実は”読女”さんから教えて頂いた、今治市の”金龍別館”さんでいただいた”焼きめし”に出会って、すっかり”焼きめし”に開眼したのです。(「中華料理 金龍別館」・「愛媛グルメ紀行」 942


そこでこのお店でも”焼きめし”を注文する積りでしたが、このお店でがそれを”チャーハン”と言っておられますので、「ご飯少な目」と言って”チャーハン!”を注文しました。お値段700円(外税)です。


なおここで、”焼きめし”と”チャーハン”の違いを論ずる考えは毛頭ありません。旨けりゃあ、どう呼ぼうといいんです。

お昼メニュー2
なおこのお店のオーナーシェフさんは、前回記事でも書きましたように<ご出身は、道後の”大和屋ホテル”の、中華部門の責任者であった>ということで、前回でもその腕前の確かさに唸りました。


ですから、大雑把な括りで言うと、正統派の作る”チャーハン”とは、いかなるものか?っという好奇心です。


読女”さんから”焼きめし”の魅力を教えて頂いていなかったら、2回目のこのお店では間違いなく季節限定メニューの”特製冷麺”を注文していたに違いありません。近いうち又お伺いして、次には”特製冷麺”をいただくことにしましょう。

カウンター席3
さて、このお店主要道路に面している立地ではありません。松山中央卸売市場の関係者や、近隣のお客さんが中心でしょう。


でも、味とサービスさえ優れていたら、お客さんって探してでも行く時代です。開店以来約8ヶ月(実際にお訪ねしたのは、8月1日)。


ワタシは午前11時30分にお店に入りましたが、正午を回って徐々にお客さんで席が埋まっていきました。実はこの業界、ここからが勝負でしょう。

チャーハン4
さてこの画像が、”ご飯少な目”と注文した”チャーハン”です。


コレを見た瞬間、ひょっとして普通の量でも食べられたかな?って思いましたが、まあ物は試しです。


スープは”トロミ中華スープ”で、スプーンで一掬いした瞬間、「ああああああ・・・・・・・、これは間違いなく旨い!」って確信しました。

チャーハン5
取り敢えず、このお店の”チャーハン”をジックリ御覧ください。


さっきまで大きい中華鍋の中で煽(あお)られて、空中高く米粒が舞っていた。そして、それを瞬時に中華お玉で、空中で掬(すく)い上げまとめて、お皿に中華お玉を手返しして移した。


そういう調理行程が、この”チャーハン”を見た、香りを嗅いだ瞬間に具体的なイメージとして脳裏に浮かび上がりました。

チャーハン6
大きめの中華お玉にキッチリ収まった”チャーハン”が、見事な手返し技でお皿にスポッと移された。


そのまんまの姿が、この画像でしょう。チャーハンの表面の色艶、米粒に脂が万遍なく均等にコーティングされている様がコレです。


焼きめしにしろ、チャーハンにしろ、ご飯の中にどれだけ均等に空気を含ませ、脂を万遍なくコーティングさせて、”フンワリパラパラ”に仕上げられるか?それが調理人の技量でしょう。

チャーハン7
こう言うシンプルなメニューですから、誤魔化しなど一切通用しません。技量の劣る調理人に掛かったら、ご飯がベチャベチャになってしまいます。


また家庭での火力では、到底こう言う出来上がりにはなりません。そこで食べてみました。・・・・・・・・ウーーーーン・・・・”お見事!


ワタシが”焼きめし”或いは”チャーハン”の味を感じるときの”基準(スタンダード)”は、今治市の”金龍別館”のそれです。


金龍別館”のそれを、味の骨格をしっかり持った、パワフル且つワイルドな味と表現するなら、このお店のそれは繊細で上品な貴婦人のような味だと形容しましょうか。好き好きの世界ですね。

トロミスープ8
この”トロミ中華スープ”は絶品でした。


このスープで、全体の味のグレードを一気に引き上げる効果があります。単品で頼みたかった。

チャーハンアップ9
この画像が、レンゲで掬(すく)った状態のチャーハンです。


米粒が、強い火力に煽(あお)られながら、空中で脂と調味料と具材の撹拌混合(かくはんこんごう)が瞬時に出来た証拠です。


中華鍋の中ではなく、全てが空中での作業で空気を含ませながら調理された結果がこの画像です。

完食10
そりゃあ、あっという間の”完食”ですよ。


お勘定をする時、女性のベテランフロア掛かりさんが「ご飯の量、少なくなかったですか?」って気を使って頂きました。「確かに、あれだけ美味しいのなら普通でも十分完食出来ていましたね!」ってワタシ。


「じゃあ今度は是非、普通盛りになさって下さい」っとフロア嬢。「ええ、でも、次回は季節限定の”特製冷麺”に!って決めていましす!!」ってワタシ。


「是非!お待ちしております!!」っと。心地よい会話でした。



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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 174

今週の土曜日の”愛媛グルメ紀行を振り返る”シリーズは、一作年(2013年)の春頃にアップした522号から524号までのお店です。

先ず最初”に振り返るお店は、2013年5月7日に522番目のお店としてご紹介した、西条市朔日市(さいじょうし ついたちいち)にある、愛媛県ではちょっと”抜きん出ている”と思った蕎麦の名店”西條そば 甲(きのえ)”さんです。(「西條そば 甲(きのえ)」・「愛媛グルメ紀行」 522

このお店は既に再訪して、7月23日に再訪記事をアップしたばかりです。(「再訪 349 西條そば 甲(きのえ)」・「愛媛グルメ紀行」 966 今日は西条

元々このお店は、久万高原町在住の”兒玉さんご夫妻”にご紹介されました。ご主人は木工作家さん、奥様は漆芸家というご夫妻です。(木と漆 ハンドメイドで漆塗りの家具と器

玄関1
こちらが、西条市朔日市(さいじょうし ついたちいち)にあるお店です。

メニューで、真っ先に目に飛び込んできたのは”土曜日と祝日だけ、15食限定”という”十割ざる”。そして、”秋冬季節限定”という”鴨南そば”。

それを両方頼むことにしました。

十割ざる5
さて出されました、お店が”十割ざる”と呼んでいる蕎麦が。出された瞬間に”気品”を感じました。

静かに唸りながら、旨いそばを堪能させていただきました。そばといい、そば汁(そばつゆ)といい薬味といい、まあ完璧です。

鴨南そば8
これが”鴨南そば”。「出汁はざるつゆ・かけつゆで節をそれぞれ使い分けております。」っと店主さんご自身がホームページにお書きになっておられます。

鴨南そば”の魅力は、炙られた太葱から滲み出た”甘さ”と、”鴨の胸肉”(だきみ)から豊かに流れ出した”油の旨味”にあります。

その二つの味が出汁と合わさって、実に濃厚な味を楽しめます。”十割ざる”とは、全く別の食べ物のようでした。

既にこのお店は”再訪しました”。もちろんこの後も、再訪を繰り返すでしょう。西条市なんて一飛びです。


次二番目にご紹介するお店は、2013年5月8日に”523番目”のお店としてご紹介した、、”堀江港 みなと食堂”さんです。(「再訪 107 堀江港 みなと食堂」・「愛媛グルメ紀行」 523

このお店は、この時既に3回目のご紹介でした。ワタシの最も”お気に入り”のお店の一つなんです。

既にご紹介しましたように、”みなと食堂”は、フェリー航路が開始された翌年の昭和41年にこの堀江港で誕生の産声をあげたのです。今から47年前のこと。もう間もなく”半世紀”を迎えようとしています。(記事記載当時)

玄関1
こちらが、レトロ感漂うお店の玄関です。

既に三代目さんが育っていて、キラキラ輝く目線で堀江の未来に思いを馳(は)せる。昔からの味の伝統はしっかり引き継ぎながら、更に前を向き始めている三代目さん。ワタシはその”キラキラ輝く目”が好きです。

カレーうどん4
この日は、画像の”地どりのカレーうどん”、お値段600円を注文しました。

出された途端に、スパイシーな香りが一斉に鼻腔を攻撃してきます。「オッ!」と驚くほど刺激的な香りなんです。

また、しっかり噛み応えがある”地どり”を贅沢に、しかもふんだんに使いました。この”地どり”からもいいお出汁が出ています。

当然にこのお店は”再訪を繰り返します”。既に5回紹介して、もう記事にはしませんが、のんびり食事を楽しみに行くお店です。


今日最後にご紹介するのは、2013年5月9日にシリーズ”524番目”にご紹介した、東温市則之内の”JAえひめ中央三内支所”敷地内にある本格的蕎麦屋の”そば 町谷(まちや)”さんです。(「そば 町谷(まちや)」・「愛媛グルメ紀行」 524

国道11号線沿いにあって、高速道路が上を高架で走っているところの少し手前にあります。

こんな所に”お蕎麦の名店”があろうだなんて、思いもしませんでした。

玄関1
この画像は、お店を通して国道11号線を臨んだ画像です。

玄関を入って、いきなり「蕎麦粉十割!」という文字が飛び込んできました。ここで先ず仰天させられました。

もり大6
これが注文した”もり大”720円です。

麺の太さ細さがマチマチです。手打ちで打って、ご自分で麺を切られたことが容易に推察できる麺です。

なお、麺を打つ職人さんが店主さんで女性なのです。今まで数多くの”蕎麦屋”さんをお訪ねしましたが、蕎麦打ち職人が女性であったシーンには遭遇したことがありません。

お打ちになった蕎麦は”田舎蕎麦”です。蕎麦の殻ごとに挽き込んだ力強い”蕎麦”でした。

実に”力強い蕎麦”を堪能させていただきました。

当然にこのお店も”再訪しました”。再訪する価値十分のお店だからです。



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「白猪の滝の風景 ①」・「過去記事を振り返る」 77

今週からは”白猪の滝の風景”を振り返って見ます。今回が初回です。


白猪の滝の風景”は、2010年9月27日からアップした記事です。2010年9月下旬の連休に、東温市にある”白猪の滝”を撮影してアップしたものです。

先ずは、”白猪の滝”に至る風景です。

白猪の谷縮小
この画像は、”白猪の滝”のビューポイント手前の谷です。

東温市川内から面河に至る、国道494号線から4~5キロ入ったところにあります。

木漏れ日縮小
滝壺に至る山道は、周りに桧が植林されていて、昼なお暗き道を登っていきます。途中にはブナの林を通ります。

そこではこの風景のような”木漏れ日”ホッと一息付かせてくれます。

白猪の滝1縮小
一番先に見えるのは”白猪の滝”三段の滝の、三番目の滝です。

この上に勇壮な”二段滝の瀑布”(ばくふ)が見えてきます。これ以降は、いよいよ”白猪の滝”の画像です。

滝らしい滝”ですね~!

白猪の滝3縮小
これは、”白猪の滝”のビューポイントから撮影したもの。

白猪の滝6縮小
黒く輝いた滝の岩壁は、幅広く高くそびえています。

白猪の滝遠景縮小
白猪の滝”の落差は、約96mもあります。実に堂々とした風格です。

しかも、三段の滝です。このポイントからは、三段の滝の内の、上の二段を眺めることが出来ます。

ここ”白猪の滝”には、”正岡子規”が明治24年8月に、その4年後の明治28年111月には”夏目漱石”も見学に訪れています。


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「再訪 365 中国料理 長楽」・「愛媛グルメ紀行」 992

今日は済生会病院前にある”中国料理 長楽”さんの5回目のご紹介です。5回ご紹介する店の11店目です。前回は、今年の5月12日でした。(「再訪 328 本場中華料理 長楽」・「愛媛グルメ紀行」 924


実は”愛媛グルメ紀行”でも異例の記事となりますが、特別の事情が発生しまして、このお店”長楽”さんを毎日お訪ねすることになりました。


ですからこの記事は、ワタシにとっては初めての試みですが、数日間のランチタイムを、一回の記事としてご紹介します。何故そうなったのかは、妻がこのお店の真ん前にある病院に”緊急入院”したからです。

玄関1
こちらが山西町の済生会病院の前にあるお店です。


こちらに、数日間通うことになりました。人間、長く生きていたら様々な出来事に遭遇します。


ほぼ毎日、同じ時間帯にお訪ねして、この画像のメニューから注文するものを選びました。

メニュー2
この時は、娘が東京から長期休暇を取って帰ってきてくれていて、ワタシとともに妻に付き添ってくれていた時期だったので、病室を娘に任せて外食出来ていました。


このお店は元々好きなお店で、ワザワザ選んでこのお店をお訪ねして記事にしていましたが、今回は妻の緊急入院という思いもかけない事情で、選択肢がこのお店しかないという状況でした。


このお店の味は好きなのですが、問題はその量です。このお店、普通に頼んでも、腰を抜かすくらいに多いんです。

ヤキメシ3
ですから、このお店に通わざるを得なくなった初日に注文したのは、最近凝っている”焼きめし”ですが、普通に頼むと半分以上残すことになるのは分かっていましたから「ご飯少な目で!」っと女将さんに頼みました。


すると女将さん「”ヤキメシ小”ね!普通は550円だけど、小なら450円ね!」っと仰います。


このお店のオーナーシェフさんは日本人、女将さんでもある奥様は中国の方です。そして、日本人のご主人は中国語で話し、中国人の奥さんは日本語で話すというお店なんです。

ヤキメシ4
なぜそうなのか?は、このお店の過去記事を御覧ください。(「再訪31 本場中華料理 長楽」・「愛媛グルメ紀行」 373


太平洋戦争・日中戦争・第二次世界大戦という”先の戦争”で、日本がアジア各地で引き起こした”侵略戦争”が、こちらのご夫婦に”数奇な人生”を歩ませることになりました。


そういう過去の”悲惨な経験を無かったこと”にして、再び”何時でも戦争が出来る国”にするという、”亡国の徒=大馬鹿野郎が安倍”です。”安倍の戦争ごっこしたい”と言う策謀は、ワタシ達の決意に依って葬り去らねば、子や孫を殺人者、もしくは戦死者にします。諦めたら国民の悲惨な犠牲が山のように積み上がります。


なお、日本という国を滅ぼす策動を批判した記事は、以下にアップしました。皆さん、もう一度2本のこれらの記事をお読みになって、安倍の犯罪を阻止する必要性を考えて下さい。(急告! 安倍とその取り巻きを絶対許さない)・(「急告! 安倍とその取り巻きを絶対許さない」 2


さて、このお店”ヤキメシ”の味です。極々標準的な味で、特筆するほどの個性があるわけではありません。でも、随分割安な値段で腹一杯食べられるんですから、貴重な存在です。

天津飯5
これはその翌日に注文した”天津飯”です。


これも当然「ご飯少な目に!」って、声を大にして注文しています。女将さん「うん、わかったよ!ご飯少な目にしておくよ!!」って言ってくれたんです。


ところがコレが出てきました。「え~~~~~~~、コレで”ご飯少な目”なの~~~????」ってワタシ。


「そーーよ!ご飯少な目にシテルよ!上に掛けてるものは同じネ!」っと女将。

天津飯6
ワタシお気入りの、今治”金龍別館”の”天津飯”は、餡が甘酢餡というより”和風出汁餡”です。


このお店の”甘酢餡”は、”正統派甘酢餡”ですが、決して酸っぱ過ぎたりはしていません。ただし、餡のトロミを付ける片栗粉の量が多いのか?餡の粘度が強い。ねっとりとしています。嫌いな味ではありませんが、大量に残してしまいました。

皿うどん7
こちらは三日目に注文した”皿うどん”です。このお店の店主さんは、敗戦後中国の”長楽”から日本に、命からがら引き上げて来られました。


店名の”長楽”は、中国から着の身着のままで日本に引き上げることになった時に住んでいた中国の都市の名前です。この夫婦の運命を大きく左右する事になった、ほろ苦い思い出の地名を”店名”に選ばれました。


そこに、このお店の店主さんご夫婦の言葉には言い表せない”逃避行”に対する悲惨・苦悩・苦労・絶望・悲しみ・怒り、そして希望という思いを感じます。


そして九州に上陸し、九州で台湾の調理人等に中国料理を教わりました。まだあどけなさが残る少年時代の話です。


ですからこのお店で出される”皿うどん”は、純正の”長崎皿うどん”の系譜に属しています。


安い値段で澱粉と野菜類とタンパク質を同時に取らせてやりたいという発想で生まれた”皿うどん”の原型を保っておられます。


皿うどん”は、元々”ちゃんぽん”を出前用にアレンジして配送時にこぼれないよう汁を少なくしたものがその原型ですから、”野菜タップリ”なんです。

皿うどん8
配達してもこぼれない程の、””の粘度を持っていて、”皿うどん”というメニューが開発された当時のままの”皿うどん”がこの画像です。


驚くほどたっぷり目の野菜類に、豚肉、エビ、イカなどの魚介類を、細麺を一度油で揚げてカリカリにした麺にドップリと掛けてあります。


最初は麺がパリパリしていますが、食べ進む内に片栗粉の効いた野菜餡が浸透していって、しんなりしてきます。


何通りもの麺の食べ方が出来るような調理になっているんです。

餃子1
さて最後は、4日目に注文した”餃子”です。


この日は、時間の遣り繰りが付かず、お昼を食べる時刻が午後3時前になっていました。


ここで普通にご飯物や麺類を注文してしまいますと、もう夜が食べられなくなります。そこで”餃子”だけを注文しました。

餃子2
これが単品注文の”餃子”です。6個がこんがり香ばしく焼けて出てきました。


この日だけは、”完食”しました。女将さん「フフフフ、これだけやったら残さんかったやろ!」ってお見通しでした。


このお店に何日も通わざるを得なかった事情は、”妻との闘病記”というミニ・シリーズでアップした通りです。ワタシに取っては、人生の後半生き方を大きく左右する事態に直面していました。


災い転じて福となす”、そうありたいと念じていた日々でした。




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「再訪 366 手打ちうどん 白滝」・「愛媛グルメ紀行」 993

今日は、県道伊予松山港線沿いの北吉田町にある”手打ちうどん 白滝”さんをご紹介しましょう。3度目のご紹介です。


2度目のご紹介は、2013年6月26日ですから、2年と3ヶ月振りです。(「再訪 122 手打ちうどん 白滝」・「愛媛グルメ紀行」 547


昨日ご紹介した”中国料理 長楽”さん同様、松山でも西の端に位置します。”妻の”緊急入院”という事態に陥って、しばらくは松山でも西部地区のお店のご紹介が多くなります。

玄関1
このお店は、長浜町近く”白滝”出身のご主人が概ね30年余り前に、旧空港通り(現在の県道伊予松山港線)沿いにお店を出して、その後現在地にお店を移されてからでも10年経ったというお店です。


前回は、ブロク友でもあり畏友でもある”ジンゴズンゴ”さんと2人でこのお店をお訪ねしました。


最近では”仕事の相棒”とランチを一緒に食べるシーンが増えていますが、元々一人で食べ歩いていたワタシが、友人とランチを食べるきっかけとなった人が”ジンゴズンゴ”さんです。

店内2
ジンゴズンゴ”さんとは、2回の”旅行”にもご一緒していただきましたし、随分親しく交流していました。


現在は交流を一休みしていますが、将来交流が復活することを信じています。


前回はジンゴズンゴさんの立案で、”愛媛の美味しいうどん”を集中的に食べまくろうという企画の一環としてこのお店をお訪ねしました。

メニュー3
さて今回はワタシ一人です。


こちらが夏季メニューで、”冷たいぶっっかけうどん”を中心としたメニューです。連日の猛暑でした。


この日注文したのは”かき揚おろし”、お値段760円(内税)です。2年余り前は700円のメニューでした。止むを得ないでしょう。

かき揚おろし4
さてこの画像が、注文した”かき揚おろし”です。”ぶっっかけうどん”の系譜ですね。


出汁と麺は冷たく、一方”かき揚げ”は揚げたてですから当然に熱い。


ですから、全部混ぜますとやや複雑な温度といいますか、やや中途半端な”ぶっっかけ”になります。まあ自然ではありますが。

かき揚おろし5
なお、先ほど触れました”ブロク友”、或いは”読者友”の事ですが、これまで実の多くの方々と交流を持ちました。


その交流の中には、お訪ねしたお店の店主さんや従業員さんとの交流も数多くあります。


それらの交流が、今では”かけがえの無いワタシの財産”になりました。この号で”993号”ですから、もう間もなく待望の”1,000号”を迎えます。

かき揚げ7
この画像が、このお店の”かき揚げ”です。


オーソドックスなかき揚げで、メインは玉ねぎとゴボウと人参のようで、その中に隠れるように”むき海老”が入っています。


これで760円ですから、愛媛のうどん業界としては決して高い値段設定ではありません。至って普通です。


ところが、”天ぷら専門店”の”天ぷら くろす”さんの”ランチメニュー”に”天ざるうどん”があります。(「天ぷら くろす」・「愛媛グルメ紀行」 804


天ぷらくろすさんの”天ざるうどん”には、天ぷら専門店が揚げた”かき揚げ”が付いています。それで860円です。

かき揚おろしアップ8
一度”かき揚げ”のホンモノノ味を知ってしまいますと、うどん屋さんが出される”かき揚げ”が、どうしても見劣りがします。


しかし世界が、文化が違うのですから、当たり前なのです。


ただワタシに言えることは、”ホンモノの味”を知った上で、普通のうどん屋さんの”かき揚げ”も味わって食べる。ここに、ワタシの様に延べ1000軒近いお店を廻り、それを記録し続けているブロガーの責任と価値があると思っています。

混ぜた9
まあ理屈抜きに、このお店の”かき揚おろし”を混ぜに混ぜました。


こうすると、”ぶっかけおろしうどん”のシンプルな味に、一種”下手味”(げてみ=上品ではないけど旨い味のこと)が乗っかって、重層的な味を楽しめます。


ワカメも大根おろしも刻みネギも、応分な仕事をしてくれています。これでいいんだと思うんです。

麺10
このお店の””に関しては、前回記事で以下のように評しています。その表現に”過不足”がないので、以下に再録します。


<意外と”太い麺”でした。麺に艶はあります。出汁に絡まって、成熟した麺に変身しています。匂い立つ、豊かに熟れた””でした。>


<お店の麺は、明らかに”男麺”です。小麦粉がしっかり充満している麺とでも言いましょうか。実に”ムッチリ”して、はち切れんばかりの弾力です。しかも明らかに筋肉質の”男麺”。>っと。


前回の記事を書いた当時は”冷たいラーメン”と”冷たいうどん”を盛んに追っかけていた頃でした。それから二年あまりの月日が流れ、食事に臨むシーンも、選ぶお店も随分幅が広がりました。


さあて・・・・・・”1,000号記念”は、どういう記事にしますか?悩んでいます。この時点では、その”構想”は具体化しておりませんでした。日が迫っていた時期にも関わらず。


たまたま”妻の緊急入院”という事態が起こっていた時期でしたので、記事の構想を十分に練って、その為の取材が全くできないまま時間が過ぎていました。



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「粂の坊ったん」・「愛媛グルメ紀行」 994

今日は横河原線久米駅近くの、”粂(くめ)の坊ったん”さんをご紹介します。


ワタシも同じ町内に住んでいまして、このお店にはブロクを書き始めるずっと前に、家族と何度か来ています。


夜メインの居酒屋ですが、ランチタイムにも対応されていることを知ってお訪ねしました。

玄関1
こちらが玄関です。


玄関前の駐車場は、満車でした。


このお店の”ウリ”は、玄関脇に吊るしてある””の上で魚介や肉を焼いて食べる”瓦焼き”です。

店内2
平日の午後1時過ぎにお店に入りましたが、概ね6割り程度の入りでした。


このお店は、カウンター席、小上がり席、そして座敷もあって、多種多様な客に対応できるようになっています。


今年で開業28年目です。この地域では、堂々とした”老舗”です。ワタシはこのお店が、かなり以前に、ある金融機関に融資を申し込んだ時の”事業計画書”を作成しました。


ワタシの本業は、”不動産業”と”経営コンサルタント”ですから、”事業計画書”作成はお手のものなんです。

ランチメニュー3
上の画像が”ランチメニュー”です。随分幅広いメニューが用意されています。


和食あり洋食あり、”日替わりランチ”を含めて17メニューが用意されています。しかも、お値段がとってもリーズナブルなんです、驚きました。


ここでワタシは”穴子天定食”を注文しました。お値段、何と、ナント700円(内税)ですよ!


大切な友・親友である”読女”さんに、一番最初に教わったお店が””お食事処 天ぷら 天くに”さんで、しかもお薦めのメニューが”穴子天定食”だったんです。しかもそのお値段が、700円。(「お食事処 天ぷら 天くに」・「愛媛グルメ紀行」 756

穴子天定食4
さて、その”穴子天定食”が上の画像です。


オホ~~~!”穴子”が一本丸ごと”天ぷら”になっています。”お食事処 天ぷら 天くに”さんと同じです。


穴子天”の他は、穴子天と同じ皿に盛り込まれたサラダに、味噌汁、漬物と出汁巻き、それにデザートの西瓜です。


ご飯は少な目に!って注文しています。うーーーん、内容的にも”お食事処 天ぷら 天くに”さんのそれとは、甲乙付けがたいですね。

穴子天5
さてこちらがメインの”穴子天”に、野菜・ポテトサラダが盛り込まれたものです。


どーーーですか?実に堂々とした”穴子天”ではありませんか!!


揚がったばかりの”穴子天”、まだ油の爆(は)ぜる音が聞こえてきそうです。

穴子天6
厨房から店主さん兼板長さんが、カウンター席の内側に出てこられました。


「”穴子”を一本丸ごと天ぷらにして、それで700円とは、まあ怖ろしいほど安いじゃないですか!」っとワタシ。


「ええ、”ランチメニュー”は、言わば”奉仕”の世界ですよ。”穴子”だって、高い時は仕入れが一本300円もすることがあるんですよ。もうそうなったら、完全に赤字ですね!」っと大将。

サラダ7
「でも、皆さん、夜も来ていだだきます。これで27年と数ヶ月やってきました」っと大将。


確かにこれらのメニューは”奉仕の世界”ですね。事業計画書を作る時に、このお店の”原価率”も聞いていますから知っています。


その時ワタシは「原価率の引き下げが、このお店の安定的経営の大きな課題」って書きました。でも大将は、「それは分かっているんですが、これで経営を続けたいんですよ!」っとワタシに言ったことを、昨日の様に覚えています。

味噌汁8
大将の信念が、今もって生かされているのですから、”経営コンサルタント”としてのワタシが、”素人”だったということでしょう。


ワタシは”宅地建物取引士”という資格を60歳になる前頃、本を何冊か買ってそれを読んで取りましたが、元々の専門は”財務の専門家”です。(但し、財務や簿記も独学で勉強し、飯の種になる程にはなりました)


さて、馥郁(ふくいく=香りがよいさま。よい香りが漂っている様子)と香る”味噌汁”を啜(すす)りながら、考えました。


「飲食店の経営って・・・・・数字だけでは語れない、説明しきれないものがあるんだ!!」って。

西瓜9
それにしても”穴子天”の旨かったことと言ったら、言葉を失う程でした。


そりゃあご飯が進みますよ。一気に完食しました。”ご飯”の米も旨いし、絶妙な炊き加減でした。


穴子天”を食べる度に、”サクサク”という香ばしい音がするんです。皆さん、是非一度このお店の”穴子天”、試してみて下さい。自信を持ってお薦めします。

穴子10
っと、”完食”の余韻に浸っていたその時でした!


食べたはずの”穴子”が、ナント・・・・・・・”目と歯を剥いて”、ワタシを睨(にら)みつけたような・・・・・・・・????


コラーー!!テメーーー、いい気になるんじゃないよ!旨いに決まってるだろ。それをクドクドと・・・・・・フン・・・・・旨いなら、黙って喰え!ってっんだ!!!」っと、凄まれました。


イヤ・・・・・・そのーーーー・・・・アッ!!ゴメンナサイ!!!」って、慌てて”穴子君”に詫びを入れました。




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「伊吹(いぶき)」・「愛媛グルメ紀行」 995

今日は三津浜地区の住吉1丁目にある、食堂・定食屋、或いは居酒屋の”伊吹”(いぶき)さんをご紹介しましょう。


ワタシの大好きなイタリアンの”リトルイタリア FLOR(フロア)”さんのすぐ近くにあります。(「再訪 327 リトルイタリア FLOR(フロア)」・「愛媛グルメ紀行」 922


この地でお店を開いて17年というお店です。

玄関1
こちラがお店の玄関です。お訪ねした日は丁度”お盆”の8月14日でした。


この時も、子供たちの帰省と妻の付き添いという助けを得ていた時期でしたので、外食が出来ました。今回の妻の”緊急入院”という事態を経験して、”老々介護”という厳しい現実に直面しました。


妻はまだ”介護保険”の適用が受けられる年齢ではありませんので、妻が仮にリハビリ専門病院で一定の生活機能を回復出来たとしたとしても、妻を何らかの形で”介護”し続けなければいけないという現実に直面しました。


実に重い問題です。「国民の生命と安全、財産を守るため」という、大嘘の口実で”戦争推進法案”が可決されました。”安倍”が如何に”嘘つき”であるということは、ワタシのような立場に立ってみれば明確に分かります。


正規労働に就けない非正規労働者の急激な増加、相次ぐ医療の打ち切りに依って生命の危機にさらされる人々が急速に増加してます。「国民の生命と安全、財産を守るため」という事が口実でないことを”安倍”が証明出来るはずもありません。絶対に証明できません。”大嘘”なんですから。


待機児童の解消に取り組まず、福祉・医療の切り捨てをするくらいなら、一機何百億もする最新鋭航空機等を買うべきではありません。国防産業に資するだけの”安倍”の策謀を、ワタシたちがお何時迄も気づかないと考えている”安倍”とその周辺に巣食うている連中を、選挙で落選させなければなりません。


さてこの日、町・地域全体がひっそりと静まり返っていました。


このお店は、客整数32席という中堅の規模のお店ですが、ワタシがお店に入った午後1時には、家族連れが一組、座敷で食事をとっていました。

店外メニュー2
お店の玄関脇には、その日の”ランチメニュー”がホワイトボードで書き出されています。


このお店は夜メインのお店で、夜メニューは、”串焼き”をメインに、お刺身類や、焼き物、天ぷらなどの揚げ物、季節の肴、うどんまで、怖ろしいほどのメニュー数です。


まるで、「三津浜地区の飲食シーンは全部引き受けた!うちに任せなさい!!個人、カップル、友人知人同士、職域地域の宴会まで全てご用命を承ります!」っという姿勢が、メニュー構成に見て取れます。

店内3
開業17年目の割にお店が綺麗なのは、昨年10月に改装を終わったばかりだからです。


店内は、4人体制でした。(昼時だけで、メインの夜は分かりません)


若き店主兼板長さんに店名の由来をお伺いしました。「店名は店主さんの苗字ですか?」っと。


「いえいえ、違います!」っと店主さん。「では、何かの”伊吹”(いぶき=本来の意味は、ヒノキ科の常緑小高木で、生け垣に多いカイズカイブキなどがあります)、例えば、勢いある囁(ささや)きや息遣(いきづか)いを示す”伊吹”に近い意味ですか?」っとワタシ。


ええ、そっちの方です!」っと店主さん。

サービス定食4
こちらが注文した”サービス定食”です。”サービス定食”のメインディッシュは週替りで、この日は”ロースカツ”でした。


お値段は800円(内税)です。お昼のランチ価格としては、決して安くはありません。ただこのお店のレギュラーメニューである”ロースカツ定食”は1,080円なので、ランチメニューは割安に設定されていることは分かります。


ですから、その価格に見合った内容なのか?がポイントでしょう。

ロースカツ5
さてこちらが”メインディッシュ”の”ロースカツ”と、付け合せの野菜サラダです。


目の前でロースカツが揚がってきました。油のパチパチ爆(は)ぜる音がしています。


ウスターソースと和辛子が付いていて、中々にして堂々とした存在感を示しています。


豚カツは、脂身がないあっさりした”ヒレカツ”よりは、脂身を僅かに残した”ロースカツ”の方が、本来の豚肉の旨さを伝えていると思います。

茶碗蒸し6_convert_20150814210028
こちらは”茶碗蒸し”ですが、どちらかと言うと”ミニ茶碗蒸し”っといった感じです。


でも出汁はシッカリ出ていますし、お約束のエビや鶏肉や銀杏がきちんと入っていて、完成度の高さを感じます。


寿司屋の”茶碗蒸し”と、料理屋の”茶碗蒸し”とでは、卵液と出汁の割合が違います。このお店は、その割合を、”卵液1対出汁1”で作っておられるのでは?っと感じました。セオリーに従っておられます。

小皿7_convert_20150814210045
さて以下の2葉の画像は、総称して”小鉢”と呼ばれるものです。この”小鉢”料理で手抜きするお店は、料理店としては悲しいですね。


ところが、このお店では”手抜き”などされていません。なる程、17年続いて、16年目で改装出来るだけのお客さんを掴んでいることが、この”小鉢”料理で見て取れます。


食材こそ、特別のものを使っておられる訳ではありませんが、きちんと出汁を採られ煮加減も絶妙です。

小皿蛸酢8_convert_20150814210102
煮物の小鉢に加えて、”酢の物の小鉢”です。バランスをきちんと考えられていますね。


蛸酢”ですが、ワカメもシッカリとした働きをさせていますし、キュウリも新鮮でシャキシャキなんです。


メインディッシュが揚げ物ですから、この”酢の物”が余計に効果的です。

ご飯9_convert_20150814210118
ご飯は”少な目”って頼んでいましたが、この茶碗に一杯盛られて出てきました。


そこで「更に少な目でお願いします!」っと頼んで、減らしてもらったのがこの画像です。


ご飯”のお米が美味しい!これなら、茶碗一杯でも食べられたかも?って思いました。

完食10_convert_20150814210138
かくして、画像の通り”完食”です。


やはり”完食”できると小気味いいですね~~!


この頃は、まだ妻は緊急入院した病院にいました。子供が妻に付き添っていてくれた時期でしたので、子供に甘えて外食した時のものです。これ以降、ワタシ自身が急速に”食欲を失って”いきます。




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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 175

今週の土曜日の”愛媛グルメ紀行を振り返る”シリーズは、一作年(2013年)の春頃にアップした525号から527号までのお店です。

先ず最初”に振り返るお店は、2013年5月10日に525番目のお店としてご紹介した、県道伊予川内線沿いの砥部町高尾田にある”和ビストロきむら”さんです。(「再訪 108 和ビストロきむら」・「愛媛グルメ紀行」 525

この時既に、3回目の訪問でした。このお店との関係は、”愛媛グルメ紀行”の中でも二度と起こりえない経過をたどります。その3回目でした。

玄関1
こちらがお店の玄関。当日は雨でした。

実はその前にも3度目の訪問をし、その時は記事にはせず普通に食事をいただきました。なお、3度目の訪問の時に偶然にも、再訪のきっかけとなった店主さんの”奥様”にもお会いしました。

大変に個性的な奥様で、自分で独自の世界を構築された”ブログ”も書いておられました。今まで全く接したことの無いスタイルのブログで・・・・・・・戸惑うばかりでしたが・・・・・(自分が編み出された独特の文体を駆使されて、異次元の世界とも言うべき空間を作っておられました)

前菜4
さて、こちらが4月24日の”前菜”です。白い器で統一感を持たせられました。

パスタ9
さてさて、メインの”パスタ料理”です。このパスタ、初めてお目にかかりました。

ホウボウ”の”魚卵”と””を使われました。

「イヤーー、多分ご承知でしょうけど”魚卵”を料理素材にする時、一番手間隙が掛かるのは”魚卵”を守っている膜を完全に取り除いてやることです。イクラなどは魚卵自体が大きいので、その点は楽です。ところが、この”ホウボウ”の魚卵は小さくて・・・・」っと店主兼シェフさん。

「でも、私はこの魚卵が好きで、これで”テリーヌ”を作ると美味しいんですよ!」っと顔が弾けます。

このお店の数奇な運命をたどるため、まだしばらく”再訪”が続きます。目が離せないお店になりました。


次二番目にご紹介するお店は、2013年5月21日に”526番目”のお店としてご紹介した、西条市は中野という地区にある”讃岐うどん 結結亭(ゆうゆうてい)”さんです。(「讃岐うどん 結結亭(ゆうゆうてい)」・「愛媛グルメ紀行」 526

なお、525番目のお店と526番目のお店ご紹介の感覚が開いたのは、その間、ワタシの”愛媛の歴史”シリーズの集大成とも言うべき”南予市探訪”という歴史物を、5月11日~18日まで8回に分けて書いていたからです。(「南予史探訪」・「内子・大洲・宇和・吉田」を書くに当って)一度お時間がある時に、ジックリ読んで頂ければ嬉ししいです。自信作ですので。

お店1
こちらが探しに探し、迷いに迷ってやっと到着したお店です。予定より30分遅れての到着でした。

場所は、西条市内からでも遠く離れ、西条祭りの”楽車”(だんじり)が結集する主な舞台として有名な”伊曽乃神社”(いそのじんじゃ)の近くにあります。

営業しております日時は、木曜日・金曜日・土曜日の11時から14時までの、一日3時間、週の合計は9時間だけです。(記事記載当時)

ざる7
さて注文したものは上の画像。”ざるうどん 小”と、”えび天ぷら”。お値段450円と150円の合計600円。

出された”ざるうどん”を見た瞬間、その気品あふれる佇(たたず)まいに胸を打たれました。いただく前から、その存在感と高貴な姿に魅入られました。

麺の肌には艶(つや)と照りと、冷水で締められたことによる微かな緊張感すら漂っています。

うどん10
さて、もう一度”うどんの麺”に目を転じましょう。よくご覧になって下さい。

緩やかにざるに置かれた”うどん麺”、よく目を凝らせて見ると”空中に浮き上がっている”ように見えませんか?なぜそう見えるのかには理由があります。

それはこのお店のうどんの””の色と質感にあります。色はまず、”膨張色”とされる明るいホワイト。浮き上がって見える所以(ゆえん=理由)です。とにかく理屈抜きに旨かった!

さて”再訪するかどうか”は、微妙です。何しろ遠い。蕎麦なら遠征当たり前ですが・・・うどんでは・・・・・・どうでしょうか。


今日最後にご紹介するのは、2013年5月22日にシリーズ”527番目”にご紹介した、二番町通りで大街道よりは東寄りのミツワ第28ビルの1階にあります”魚介系らーめん あずま家”さんです。二度目の紹介でした。(「再訪 109 魚介系らーめん あずま家」・「愛媛グルメ紀行」 527

玄関1
こちらが久しぶりに訪れたお店の玄関です。

このお店、ある日を境に昼間の営業を止めてしまわれました。久しぶりのランチタイム再開に合わせてお邪魔したという訳です。

あさりらーめん5
さて、画像の”あさりらーめん”です。スープは””をベースに”バター”が加えられています。

このお店の味のベースになっている”醤油スープ”は、スープ素材の王道のトリガラを中心に、豚骨と瀬戸内海の鯖節や鰹節をジックリに込んだトリプルスープという贅沢なもの。(初回記事から引用)

あさりらーめん”を目の前に供せられた瞬間に、”あさりとバター”の香りに全身が包まれます。

「・・・・・・・」声にならないのです。この”芳醇な海と山の幸”を、見事に合わせられた。この”あさり”には、個性が強い醤油や豚骨は合わないでしょう。

正に”絶品”です。

このお店は”再訪を続けたい”お店の一つです。でも問題は、いつまでランチ営業が続けられるか?に掛かっています。(記事アップした時点では、ランチ営業はされていません)



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「白猪の滝の風景 ②」・「過去記事を振り返る」 78

今週も”白猪の滝の風景”を振り返ります。


前半は”白猪の滝”の瀑布(ばくふ)風景です。

この滝は、滝壺まで歩いて行けます。つまり滝を真上に見上げることができます。

白猪の滝上から縮小
これが、滝を見上げた風景です。

もちろん、ずぶ濡れになりますが。

白猪の滝上から2縮小
いい風景を撮影する為には、濡れることなどいといません。滝を見上げると、瀑布(ばくふ)の上部にポッカリと青空が見えます。

滝壺の下に立って見ないと見えない風景です。

白猪の滝横から縮小
この画像は、瀑布を真横から見た風景です。96mの落差の中間ほどのビューポイントからの撮影です。暑さを忘れます。


これ以降は、”白猪の滝”の”生き物”の画像です。

季節はドンドン進んでいきます。ドンドンアップしないと、季節はずれになってしまいそう。

私の撮影スピードより、季節の変化の方がズット早い。

白猪の滝”で見かけた”生き物達”です。

ハンミョウ縮小
ちょっとピントが甘かったので見えづらいと思いますが、セメント擁壁(ようへき)の中央付近に緑色や青色の斑(まだら)模様の虫が分かりますか?

これは”ハンミョウ”です。漢字では「斑猫」(はんみょう)と書きます。

一般には”道案内”などと呼ばれています。山道を歩くと、必ずこの”ハンミョウ”が表れて、足先の1m位先を、こちらを何度も振り返りながら、まるで道を案内するように飛びます。

体長は20mmほどです。頭部は金属光沢のある緑色で、体はビロード状の黒紫色に白い斑点や赤い筋も見えます。

何しろすばしっこいので、ピントが合わせにくいのです。

イチモンジチョウ縮小
この蝶は、”イチモンジチョウ”です。

上にアップした”ハンミョウ”との共通点は、人が近づけば飛び立ちますが、必ず50cm位先に止まり、こちらが近づいてくるのを待ちます。

蝶の”道案内”版ですね。

枝先のアキアカネ縮小
この画像も見えづらいのですが、画像右下の木の枝先に”アキアカネ”がとまっています。

羽を精一杯下に向けていますから、警戒態勢ですね。”アキアカネ”は、次週も何枚かアップします。

アキアカネ”は、秋の”赤トンボ”の代名詞ですね。



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「再訪 368 博多チャンポン てっちゃん」・「愛媛グルメ紀行」 998

今日は高浜観光港前にある、”博多チャンポン てっちゃん”の四度目のご紹介です。


ワタシの”お馴染みの”お店である、”ちゃんぽん食堂 てっちゃん”の店主さんのお父さんがやっておられるお店です。


直近でご紹介したのは、今年7月24日のことでしたから、前回から三ヶ月経っていません。(取材当時、妻の入院という事態で、全ての記事が2ヶ月間ほど後にズレてしまいました)


と言うのは、前回お訪ねした時、夏季限定メニューとして”冷麺”の文字が目に入り、今年のシーズン内に再訪したいと思っていました。(「再訪 350 博多チャンポン てっちゃん」・「愛媛グルメ紀行」 967

玄関1
こちらが”高浜観光港”前にあるお店です。


この日お訪ねしたのは、正午過ぎでした。たまたまお客さんはワタシ一人でした。


この日は”妻の入院”という事情があって、何時ものワイシャツ姿ではなくTシャツ姿でした。

メニュー2
店内に入るなり、「アレ、”じゅん”さん、珍しいですね、その格好!」ってお父さんに声を掛けて頂きました。


そこで”妻の緊急入院の事情”をご説明しますと、「じゅんさん、それは大変ですねー!でもじゅんさん、信じて下さい!必ず信じた方向に事態は行くと思いますよ!!」って励まして頂きました。


嬉しかったです。個人的な事情も全部お話出来るお店だからこその、心からの励ましでした。

カウンター席3
さてメニューには、お目当ての”冷麺”700円(内税)の張り紙が、無骨に吊るしてありました。早速その”冷麺”を注文しました。


そして「お父さん!、前回”焼きめし”を頂いた翌日に、息子さんの”ちゃんぽん食堂 てっちゃん”さんをお訪ねしたんです!そしたら、お父さんから<前日”じゅん”さんに来てもらった>って電話がありました!って言われたんです」っとワタシ。


「ええ、来て頂いた後に、直ぐに息子に電話で報告したんです!」っと、お父さん。

冷麺4
さてこちらが、注文した”冷麺”です。出された瞬間、「ワオーーー、ビューティフル!!」って声が漏れました。


今年は、”冷やし中華”をまとめて4軒ご紹介しました。8月12日の”ラーメン・餃子 かめ福”さんから始まって、8月18日の”ラーメン・お食事 風風亭”さん迄の4軒です。


その4軒に付け加えて、このお店の”冷麺”でこのメニューは本当に締めくくります。(でも結果、このお店で締め括りにはなりませんでした。後日もう1軒だけ同じメニューが登場します)

冷麺5
涼し気なガラスの器に、”冷麺”が綺麗に盛り込まれてありました。


オーソドックスな姿とも、個性的な姿とも、その両方が言える”冷麺”でした。


錦糸卵、キュウリ、ハム、赤い酢生姜のそれぞれの千切りに茹で卵半個。ここまでは、極めてオーソドックスですね。

冷麺6
ただ”冷麺”を真上から見てみると分かるのですが、個性的なのは”ワカメとキュウリの酢の物”と、”豆もやし”、”生に近いむき海老”、それに”西瓜”です。


彩りとしても綺麗なのですが、それぞれの具材の味が自分の味をちゃんと主張し、自分の仕事を全うしているのです。


全体として、緩めの酢加減の出汁に対して、”ワカメとキュウリの酢の物”はしっかり酢が効いてて、立派なアクセントになっているのです。

冷麺7
和芥子”もタップリ添えてありますので、全体に混ぜますと、結構挑戦的な香りに変身します。


それに”豆モヤシ”のコリコリシャキシャキ感が面白いですし、生に近い状態で湯掻かれた”むき海老”も新鮮な味の演出に大きな役割を果たしています。


お父さんが言います。「ワタシのお店のお客さんが、私に先日こう言ったんです!」、「息子さんんがやっている”ちゃんぽん食堂 てっちゃん”が”じゅんのつぶやき”に載っていたんよ!自分らにとっては、大事な秘密のお店にしておきたいお店なのに、あのグログで採り上げられたら、客が押し寄せるんよ!困ったもんよなーー!」っと。

混ぜた8
「でも私にとっては、”じゅんさんのブログ”で採り上げられて、息子のお店のお客さんが増えるのなら、親としては嬉しいですよ!」っと。


「サアて、ワタシがブログで採り上げたからといって、どれほどお客さんが増えるのかは分かりませんが、”典型的な美男美女のお店”と大絶賛していますから、そこそこお客さんは増えるかも知れませんね」っとワタシ。


「そして、息子さんが美男であるのは、お父さんとお母さんの血が色濃く反映しているとも書いていますよ!」っと、ワタシ。お二人、顔をやや赤らめて・・・・・「いえ・・・・・その・・・・・・あ・り・が・と・う。ご・ざ・い・ま・す・・・・・」っとはにかまれました。

西瓜9
先ずこのお店の”冷麺”ですが、今年アップした”冷やし中華”と”冷麺”のお店5軒の中では、突出して美味しかった!


別に依怙贔屓(エコヒイキ)なしにです。バランスが取れていて、””、”出汁(タレ)”、”具材”のそれぞれはお互いの持ち味を十二分に発揮しているんです!非の打ち所がありませんでした。


しかも最後に残った、画像の”西瓜”、これが酢味の〆としては最高の”デザート”になっているんです。やや酸味がかった味の最後に、自然の甘味をさり気なく添えられた。心憎い演出と効果です。

麺10
そして、何と言ってもこの””ですよ。どうです!瑞々しい麺ではありませんか。


やはり”麺料理”ですから、””自体が生き生きしていないと、”画竜点睛を欠く”(がりょうてんせいをかく=立派な龍の絵で、最後の肝心要の”龍の目”が書かれていないこと、つまり最後の詰めができていないこと)となります。


でもこのお店の””は、ムチムチで生々しく生きている””を使ってあります。そりゃあ”完食”しかあり得ないでしょう。




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「再訪 369 日の出食堂」・「愛媛グルメ紀行」 999

今日は古三津5丁目、伊予鉄高浜線の”山西駅”の駅前にある”日の出食堂”さんの4回目のご紹介です。


前回は昨年の8月26日にアップしておりますから、ほぼ1年ぶりです。(「再訪 267 日の出食堂」・「愛媛グルメ紀行」 785


このお店は、好きなメニューを食べに来るという目的以外に、今年84歳になる”きよばあば”さんのお元気な現役ぶりを拝見したいために来ています。

玄関1
こちらが、伊予鉄高浜線の”山西駅”の駅前にあるお店です。


このお店に来たのは平日の正午過ぎ、たまたま新田高校の生徒さんたちの下校の時刻と重なったようで、駅には生徒さん達が群がっていました。


まだ夏休みの期間中のはずなのに?

店外メニュー2
このお店には、今まで紹介したことがありませんでしたが、”日替わりランチ”も用意されています。


当日は”豚肩ロースステーキ”をメインディッシュに、お味噌汁などが付くもので、600円(内税)です。


嬉しいではありませんか。店内では、作業衣のお客さん2人がそれを食べていましたが、結構なボリュームでした。

きよばあ5
さてこちらの画像が、御年”84歳のきよばあば”さんです。


この日は常連のお客さんがいっぱいで、”きよばあば”さんはそちらのお客さんたちの対応で大わらわされていましたので、お話は出来ませんでした。


でもこの画像の通り、立派に現役を務められています。


しかもお客さんの愛され続けて、65年になります。ワタシが生まれた翌年から、このお店の”看板娘”を努めておられるのです。

メニュー3
こちらが、鉄板焼きメニュー以外の”食堂メニュー”です。


この日も、店内のお客さんから順番待ちのようにして”きよばあば”に声を掛けていました。


お年を召したご婦人のお客さん、「こんな80過ぎのバアで、色が黒い百姓女が出れる所じゃナカロー!あれはお嬢さんらの出身が出るところじゃが!」っと。どうやら、昔の同窓会の出席が話題のようでした。


すると”きよばあば”さん、「何言よ~ん、アンタ若いし色が白いがね。久しぶりに見たら、ベッピンになっとるがー!!」っと言い放った。

焼きそば4
こちらは、”きよばあば”の息子さんで、ワタシより1歳年下。


焼きそば”を焼いておられますが、その”鉄板”は「昔、鋼船の”船底”に使っていた”鉄板”でなー、造船所関係の人に貰ったんよー」とは”きよばあば”のお話。


息子さん、”焼きそば”が焼き上がると、この猛暑の中ヘルメットを着用してバイクで出前に出られます。ワタシと同年代ですが、ワタシには到底真似が出来ません。


でも地域のお客さんから声が掛かっている内は、生涯現役と心に決めておられるようです。だって、お母さん84歳でまだ現役ですもの。

具だくさんトロミ中華6
こちらが今回注文した”具だくさんトロミ中華”で、お値段620円(内税)です。嬉しい値段じゃないですか!


前回注文した時は、”稲庭うどん風”の”サラダうどん”でした。(と~~~ても、旨かった!)


実は昨年のその時から、次回に来た時は”具だくさんトロミ中華”って、もう決めていたんです。絶対”再訪”しようと思っていましたから。

具だくさんトロミ中華7
さてこちらが”具だくさんトロミ中華”です。確かに具だくさんですね!


キャベツ、モヤシ、シメジ、ワカメ、かまぼこ、ちくわ、豚肉、すり胡麻、別の練り製品、おでんの卵半個等で、麺全体が覆われているので、麺が見えません。


しかもスープに片栗粉でトロミが(そのトロミの濃度も濃い)付いていますので、湯気までトロミに封印されているようでした。

具だくさんトロミ中華8
当日は生憎の”猛暑”でした。この季節、普通なら冷たいメニューを選ぶ事が多いんですが、これは昨年から食べてみたかったメニューなので、大汗を流しながら挑戦しました。


先ずおでんに入っている卵は、超濃厚に煮詰まっています。味まで年季を感じさせるんです。「味がシュミとるやろ!」って”きよばあば”が言われるものです。


他は意外に薄味に仕上げられています。ですから、トロミの付いたスープが麺に絡まって、同時に口中に滑りこむ。

麺9
アフアフアフ・・・・・・って、言葉にならないうめき声を出しながら、啜り込みました。


野菜の甘さが滲みでたスープ、旨味はトロミで封印されているので、口中に全部収まって初めてその全体の旨さが伝わります。


ですから、余計に熱い訳ですが、暑い夏に汗をかきながら熱いスープを啜る。秋の訪れ前触れとして、いい選択だったと思います。


さて、”愛媛グルメ紀行”は、来週火曜日で”延べ1,000号”を迎えますので”1,000号特集”を、<前編>と<後編>に分けて、贈ります。



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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 176

今週の土曜日の”愛媛グルメ紀行を振り返る”シリーズは、一作年(2013年)の春頃にアップした528号から530号までのお店です。

先ず最初”に振り返るお店は、2013年5月23日に528番目のお店としてご紹介した、中国料理の名店”龍(ロン)”さんです。(「再訪 110 中国料理 龍(ロン)」・「愛媛グルメ紀行」 528

場所は、「県道松山伊予線」の小野川に架かる”吉木橋”を南に進みますと、椿参道に”赤い大鳥居”が見えてきますが、その信号の南西角にあります。

玄関1
こちらがお店の玄関です。このお店、記事として採り上げるのは3回目ですが既に何度もお訪ねしています。

個人的感想ですが、城南地区では有数の”名店”だと思っています。開業して10年のお店です。(記事記載当時。現在のお店の味は確認出来ていません)

今回選んだのは”什景湯麺”(スーチータンメン)の単品、お値段735円(内税です)

五目汁そば5
こちらが頼んだ”什景湯麺”(スーチータンメン)、お店では”五目入り汁そば”と呼んでいます。

麺はストレート細麺、スープは片栗粉でトロミが付いています。中国香料独特の香りが真っ先に鼻腔を刺激してくれます。

具材は実に豊かです。白菜、緑色の中国野菜(名前は分かりませんでした)、ヤングコーン、マッシュルーム、タケノコ、長芋、ニンジン、キクラゲ、豚肉、イカ、海老と、確認できただけでも10種ありました。

スープには何やら刻まれた香り高き食材が使われており、それが何かは分かりませんでしたが味の決め手になっています。

このお店は、コレ以降”再訪していません”。お店の評判が、最近割れてきています。さて、どうなんでしょう?


次二番目にご紹介するお店は、2013年5月24日に”529番目”のお店としてご紹介した、本町7丁目の山越交差点東南角にある、”松屋”さんです。(「再訪 111 松屋」・「愛媛グルメ紀行」 529

お店は”創業明治38年”で、今から”110年前”のこと、”愛媛グルメ紀行”シリーズで採り上げたお店の中では最も歴史があるお店です。(記事記載当時)

玄関1
こちらがお店の玄関。目立たないお店ですが、松山の城北地区に住んでおられる方で、ある程度年齢がいった方なら知らない方はいないのではないか?という老舗”食堂”です。

1年3ヶ月振りにお訪ねすると、いきなり「久しぶりやネー!」と声を掛けていただいた今の女将さんは”4代目”です。(記事記載当時)

このお店の時間の経ち方は、実にっゆったりです。

中華そば4
さて今回頂いたのは、このお店の三本柱メニューの一つ”中華そば”です。お値段は”鍋焼きうどん”と同じ500円です。

このお店の三本柱メニューとは、ワタシが勝手に思っているだけですが”鍋焼きうどん”と”中華そば”、そして”巻き寿司”だと思っています。

食堂の中華そば”というより、中華料理店、あるいは豚骨スープがウリのラーメン屋の味に近い味でしょう。実にシッカリした骨太のスープです。

このお店は”再訪する”と思います。何らか知らないけど・・・・何となく引き寄せられるんです。



今日最後にご紹介するのは、2013年5月28日にシリーズ”530番目”にご紹介した、西条市洲之内にある蕎麦の名店”十割そば 竹ばやし”さんです。(「十割そば 竹ばやし」・「愛媛グルメ紀行」 530

このお店は、久万高原町在住の”兒玉さんご夫妻”にご紹介されました。ご主人は木工作家さん、奥様は漆芸家というご夫妻です。

ご夫婦には、今までに久万高原町の”キッチン スプーン”さんと”うどん 心”さん、それに松山市内の”茶房 ひょん”さんと西条市の”西條そば 甲(きのえ)”さんという超個性的且つ”名店”の4店をご紹介いただいております。

お店1
こちらが、探しに探してやっと辿り着けたお店です。探しても探しても、中々たどり着けない立地です。

でもこのお店は、”お客様に分かり安い場所に出店し、多くのお客様に来ていただきたい”という価値観より、自分がお客様に味わっていただきたい”お蕎麦”を提供するには、どういう場所ならそれが可能か?をトコトン考えられてこの地に1年半前に開店されました。(記事記載当時)

なおこのお店の営業日と営業時間は、木曜日・金曜日・土曜日・日曜日の、午前11時30分から14時までの一日2時間半、一週間で僅か10時間だけ。

つけ鴨特盛り5
ワタシが注文した後で、店主さんから以下の提案がありました。「では、”つけ鴨特盛り”をお出しして、それに別に”つけ汁”(つけつゆ)をお付けしましょう。それで両方の味を楽しまれてはいかがでしょうか?」っと。

ワタシが注文した通りに出していただくと、お値段は2000円に。店主さんのご提案ではそれが1900円に。しかも”つけ汁”は、恐らくサービスでお出しになるおつもりでしょう。僅かなことではありますが、ここに店主さんの心意気を感じました。

腰を抜かすほど驚いたのは、”もり”を入れる笊(ざる)も、お茶を入れる器も、薬味、つけ汁(つけつゆ)を入れるそば猪口(そばちょこ)まで、全て”竹製”ですが、「これら全部私の”手作り”です」っと、サラッと仰る店主さん。

鴨7
こちらが”つけ鴨”の、つけ汁です。まあ大きな椀に、太葱を炙って香りを出す為に包丁目が入れられているものと鴨の胸肉(だき身)がタップリ入っているではありませんか。

思わず目を剥きました。しかも、葱と濃厚な出汁と、鴨の脂身の香りがどっと鼻腔を襲います。

この店主さんの思いを全て心からいただきました。そして何よりも”お蕎麦”自体が絶品!でした。

店主さん自身が「私は毎日このそばを食べますが、そばだけは飽きませんね」っと、心から蕎麦を愛していらっしゃる。

このお店は、是非にも”再訪したい”お店です。やはりホンモノは違いますもの!




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プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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