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「横河原駅前 若竹食堂」・「愛媛グルメ紀行」 278

今日は、伊予鉄横河原線の終点”横河原駅”の駅前広場にある”若竹食堂”さんをご紹介しましょう。


「ここにお店を出して、何年になりますか?」というワタシの質問。


「ウーーン、あのー・・・そうよねー、もう40年は経ったかナー・・」と。

横河原駅1   この画像が、伊予鉄横河原線の終着駅”横河原駅”です。


木造の”駅舎”ですよ!


この画像も、やがては貴重な資料となるかも知れないですね。


この駅舎が何時立てられたのかは調べていませんが、伊予鉄道の郊外電車(1960年・昭和35年までは、ジーゼル機関車で客車を牽引していた)が横河原まで開通したのは、明治32年の10月のこと。

終点2   当初は、今の松山市駅から平井までを運行していたそうです。


終着駅ですから、当然線路はここで止まっています。


昔のジーゼル機関車時代は、福音寺駅と立花駅の間の石手川に架かる鉄橋を機関車が登り切れない時があり、その時は乗客たちが降りて機関車を押して登ったといいます。


まあ、何とものどかな時代があったのですね。

建物4   さて、今日ご紹介する”若竹食堂”は、伊予鉄の終着駅前に建つ”ビジネスホテル 若竹”の1階にあります。


ホテルは、客室数12、宿泊料金は食事なしでシングル・和室ともに4,500円だそう。


全室、インターネット完備といいますから立派な近代的ビジネスホテルですね。

おしながき5   1階の食堂に入ると、近隣の歩いて来られるお客さんたちが思い思いに食事をしている風景が目に入ります。


メニューとは言わず”おしながき”がお店の壁に札として掛かっています。


このお店の名物は、何と言っても”じゃんぼいなり寿し”ですね。


何度も何度もテレビなどで採り上げられていますから、ご存知の方も多いでしょう。


店内のお客さんの半数以上は、日替わりの”昼定食”を注文されています。


お値段は、食後のコーヒー付きで630円(内税)です。当日は”生姜焼き”でした。


そして残りの方は、このお店のもう一つの名物”中華そば”を食べていました。中には、”中華そば”と”じゃんぼいなり寿し”の両方をという””のお客さんも。

いなり上縮小   そこで、”じゃんぼいなり”を1個買って、一般に売られている”いなり”と比較してみました。(この画像と、下の画像は再掲です)


”じゃんぼいなり寿し”1個のお値段は190円です。


コンビになどで買う”いなり寿し”は、概ね3個入りで170円前後でしょう。


上から見ると”若竹食堂”の名物は、一般のそれに比べて優に3倍以上の大きさに見えます。

いなり横   ところが、これを”いなり”の腹側から見てみましょう。


どうです、この”太っ腹!”3倍どころの比ではないでしょう。


なにしろ、寿しが詰まりすぎていて、油揚げに包みきれず””がはみ出しています。


この画像は、実はお見せしたくなかった・・・・ワタシのお腹と似ていると、当社の女性社員に言われて傷ついたことがありますので。マア イイ・・

中華そば6   さてさて、本題に戻りましょう。


当日お店で頂いたのは、もう一方の名物”中華そば”です。お値段は500円(内税)です。


街場で食べる”らーめん・ラーメン”とは全く別種の、古くからある”食堂の中華そば”です。


ここで、麺にコシが・・・などと言うのは”愚の骨頂”です。


大きな寸胴鍋で、丁寧に時間をかけてとった”鶏がらベース”の醤油味。

アップ7   ”黄金色”のスープに、具はモヤシとシナチク(メンマ)と、直前に炒めた豚バラ、それとネギだけ。


至ってシンプル。


スープを啜ると「ああ~、懐かしいー!」ですね。町の食堂の味そのままです。


開業60年を越えている食堂の中華そばに共通する、スープの”あの甘さ”はありません。それらのお店に比べると、歴史がやや若いと言うことでしょうか。


でも、スルスルお腹に入っていきます。「フー~・・・」っと、ため息をつきながら。


食品を食べるというより、”昭和”という歴史を食べている、そういう感じです。

麺8   ””は中細麺で、当然に柔らかめ。


”バリカタで!”などと注文する、例えば”博多ラーメン”などとは、完全に別の食品ですからその点はお間違いなく。


小麦粉に含まれるフラボノイド系色素が、かんすいのアルカリ性と出会い淡黄色に発色した、教科書のような麺です。


でも、このお店のものが特別とか、自家製麺にこだわった・・・などというものではありません。


このありきたりの麺が、黄金色のスープと出会って、そして長い時間を経てお客さんに支持される味に育った、そういう”中華そば”でした。





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非公開コメント

此処も行かなくてはwww

続けて投稿お邪魔しますwww

こういう遊び心のあるお店はいいですね~♪
目の当たりにしたら思わず笑ってしまいそうないなり寿司、是非食べなければ!

しかし・・・、中華そばって何でこんなに美味しそうなんでしょうかね。
昼前に見た日にゃあ、もう中華そば以外考えられないくらい目を奪われるというか惹きつけられます。

此処も是非行かなくては! ....φ(・ω・` )

No title

乱駆郎様
このお店も、ずっと「じゃんぼいなり」だけをテイクアウトで買って食べていました。ですから座って食べたのは初めてです。
でも、昔から続いている「食堂の中華そば」特有の懐かしい味で、しみじみと味わっていただきました。
派手さはありませんが、やはり地元にとって無くてはならないお店なんですね。
ただ、ちょっと愛想がないというか、取材の糸口が見出せず、深掘りした記事に仕上がらなかったことが、ワタシ的には残念でした。
何時も、一歩突っ込んだ記事を目指していますが、中には表面だけをなぞる記事になってしまいます。これからの課題だと思っているところです。

でかい!

こんにちは。
前回に続いてのレトロ食堂シリーズ、楽しく拝見しました。
ジャンボいなりの断面は、お店の方に包丁をお借りしたのでしょうか?ご飯がびっしり詰まっているのがとってもよく分かりますますね。
中華そばのシンプルないでたちも素敵です。
平成生まれの新人が入ってくることに驚かなくなった昨今。昭和、いつのまに、そんな昔の事になってしまったのでしょうね~。

コメントありがとうございました

ikechan様

昨日と今日は、昭和の匂いを感じさせてくれるお店をアップしました。

じゃんぼいなりは、実は腹側はあのままです。具が多くて包みきれないので、腹側からは具がはみ出しかけているのが常態です。上品にきっちり包んであったりはしません。食べ応えがありますよ。

また、中華そばもラーメンとは別種の食べ物として食しますと、実に味わい深いものですね。ワタシなど、昭和にどっぷり漬かって生きてきましたので、こういうお店に入るとホット一息つける思いがします。
コメント、本当にありがとうございました。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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