「うなぎ 河内屋」・「愛媛グルメ紀行」 341

1年で4回ある”土用”は、今年は1月29日(日)・4月22日(日)・5月4日(金)・7月27日(金)・10月31日(水)です。


また、土用の入りは7月20日ごろでこの間の丑の日を特に”土用の丑”といいますから、今年の土用の丑の日は今日27日ということになります。


ちなみに昨年は7月21日で、ご紹介したのは馬木町にある”うなぎや”さんでした。


そこで、今年は東温市志津川にあるうなぎ専門店の”うなぎ 河内屋”さんをご紹介しましょう。


この”うなぎ”の形状から”うなぎやあなご”が苦手と言われる方がいるなんて???実に可愛そうな方がいるものです。

看板1   こちらがお店の玄関です。


場所は、愛媛大学医学部の近く、セブンスター重信店の隣です。


旧国道11号線、今の県道松山川内線沿いにある老舗です。

店内2   ”うなぎ”は、もはや庶民には高嶺の花と化した感がありますね。


特に今年は、”ニホンウナギ”の稚魚の輸入量が半減し、それに比例する形で稚魚の価格が高騰しています。


うなぎの稚魚”シラスウナギ”は、世界的に枯渇に向かっていると言われています。


アメリカでも米国政府(アメリカで食べられているうなぎは”アメリカウナギ”)は、”絶滅危惧種リスト”への掲載を検討しているとの報道もあります。


ですからワタシがこうして土用の丑の日に、このシリーズでうなぎ屋さんをご紹介できるのもこれが最後かも。

メニュー3   さて、メニューを見るとさすがに高い!高い!


一番安い”うな丼(竹)”が890円ですよ。


これはちょっと悲しいので、その上の”うな丼(松)”を注文しました。お値段は1190円(内税)です。


うなぎは僅か3切れしか入っていません。


昨年食べた”うなぎや”さんは、同じ3切れ入りで980円でしたから値段が上がっていることになります。

うな丼4   但し、うなぎの仕入れ価格は4割~3倍以上値上がりしていますから、売れれば売れるほど赤字が広がるという厳しい状況に追い込まれています。


昨日の愛媛新聞の報道によれば、水産庁は養殖ウナギの卵を孵化させて成魚にする”完全養殖”で、稚魚のシラスウナギを年間1万匹生産できる技術を5年後に確立する方針を明らかにした、と出ていた。


ところが、ウナギ養殖業者が仕入れる稚魚は年間1億匹だそう。気が遠くなるような話ではないか。


食卓に登るウナギの完全養殖にしてすらこうなのに、日本人はなぜ「”原子力”は完全に人間がコントロールできるので”絶対に安全だ!”」などという他愛もない(根拠もまるでない)”神話”をいとも簡単に信じてしまったのか?


まあそれはさておくとして、現実の世界では30年以上続いた老舗でも、お店存亡の危機に瀕しているということでしょうか。


こちらが”うな丼(松)”で、肝吸いと漬物が付いています。


1年に一度のうなぎですが、見ているだけで次第に物悲しくなってしまいます。


それなら食べなきゃいいとも思うのですが、江戸時代から続いている日本の食文化の一端ですから、季節を食べるという意味も含めて敢えて食べたいと思います。

うな丼5   丼いっぱいに広がる”うなぎ”とは言えませんが、間違いなくうなぎが乗っかっています。


タレの焦げた香ばしい香りが鼻腔をくすぐります。


匂いだけで丼飯一杯を平らげる元気はもうありませんが、それでも”どんツユ”だけで丼を食べることはできそうです。


目で楽しみ、匂いで味わい、口腔で幸せを感じ取る、”うなぎ”ってそういう食べ物だとおもうンです。

アップ6   丼の脇には、キザミ海苔と紅生姜の千切りが添えられています。


一気呵成に口のホオリコミました。


全部食べ切るのに、5分も要したでしょうか?実にあっけなくお腹に収まりました。

肝吸い7   ええ、もちろん美味しかったことは言うまでもありません。


画像の”肝吸い”は、実に上品なお味です。


お決まりの”三つ葉”は小さすぎて、その香りを楽しむに至りませんでしたが。


さて、来年はあるのでしょうか?


今年も間違いなく””がやってきた。




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 四国風景写真へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

あかーーーん!!

じゅんさん、おはようございます。
ウナギが苦手な乱ですwww

おっしゃる通り、ウナちゃんの"あの"形状が受け付けない一番の原因です。匂いは確かに堪りませんね。ウナギ嫌いの私でも美味しそうだと思います。

同じ理由で、私は寿司屋で『苦手なモノはありますか?』と訊かれたら『アナゴ!』と即答しています。寿司ネタで唯一"アナゴ"だけはダメなんです。

もうこれは努力とかではどうしようもない部分なので諦めています(^^;
いいんですよ、うな重が食べられなくとも。だってとり重があるんだもん(笑)

グフフ

乱駆郎様
そうくると思いました。
ニャロメ!

不思議でなりません、形状で食べられないって。じゃあ魚のキスやカマスやヤガラは?
更には京料理の夏の風物詩である「鱧(はも)」もダメなんでしょうねー^^

もちろん、ウツボや海蛇はダメだと思いますが。沖縄では海蛇は「イラブー」といって、地域料理には欠かせない素材なんですがねー。

グフフフ^^

お久しぶりです!

うなぎ、どうなっちゃうんでしょう。水産庁に任せておけないのは明らかですね。
今年もありがたいことに、2匹頂いたのでなんとかありつけそうです。去年よりサイズがかなり小さいらしく値段は2割くらい高いそうです。私のような庶民には手が出せないようになりそうですね。じっくり味わって頂くことにします!

うなーーーーーッ!!!

売れば売るほど赤字とはなんと気の毒な…(´;ω;`)
私が務めている病院でも、どうにもやりくり出来ず
今年は患者さんの食事に鰻を出すコトを断念。
私も自粛する事にしました…

てゆーか高えし、それでも行列出来てるし、もうヤダと思ってwww(^_^;)

今の日本は多くの食べ物で溢れかえっています。
でもその一方でこうやって絶滅を危惧されたり、
とんでもなく希少性が高くなっていく食べ物が存在します。
そうなる前に何か出来なかったのかなぁ?
情報社会とか言いながら、
目の前に突き付けられるまで問題視されないのは何故なんだろ?
溢れかえる物で目が塞がって、大事な事が見えなくなってる気がします。

お久しぶりですね

M様
そうですか、小さくてもウナギ2匹はありがたいですね。何しろ超高級魚になりましたからね。
地中海沿岸国でもウナギは好んで食べていますね。食べ方は違うようですが。
でも私たち日本人は、やはりかば焼きが一番ですね。

それにしても、様々な動物が絶滅の危機に瀕していて、怖いですね。人間だって、原子力の行方によっては絶滅種にすぐなってしまいますよ。
丁度、今年の夏、エネルギー不足で節電意識が出来てきていますから、遅すぎた感はありますがいいことなんでしょうね。

同感ですね

ジンゴズンゴ様
目の前に見えていることしか見えない。また、見えても見ないことに決め込む。そして、ハット気がついたら、その問題が決して他人事ではなくなっていることに気が付く。更に気が付いた時にはもう手遅れで、問題解決の糸口さえつぶれてしまっている。それが、目の前で進行しているのでしょう。
気が付いた時、勇気を出して小さい手でもいいから上げる。根気よく真っ当なことを追い続ける。
真っ当なものが見つかったら、何かの形でそれを自分なりに表現し続ける。コレも根気よく。
一時的な時流などという頼りないものに流されない。本質を見抜く目と心を養う。
言うことや書くことは簡単ですが、いざ自分の問題になると確かに難しいですね。
ブログはその意味では大切なツールになり得ると考えています。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード