早朝の肱川周辺

今日はワタシの郷里、西予市野村町に帰る途中、肱川町と城川町の早朝の風景をお届けしましょう。


肱川”はご承知の通り宇和町の”鳥坂峠”に端を発し長浜から瀬戸内海に流れ込む、全長103キロの一級河川です。


郷里の野村町は、”肱川”の474本ある支流の一つ”宇和川”が流れていて、子供のころの水遊び場でした。

逆光1   月に2回の里帰り、朝靄をついて車を走らせていました。


ちょうど、道の駅”清流の里 ひじかわ”近くで車を降りてシャッターを切りました。


東の空から太陽が顔をのぞかせ、肱川の川面を照らしていました。

橋遠目2   肱川に沿って走っている国道197号線、通称”いくな国道”と平行して、川の対岸を走っている県道32号線との間に何本もの橋が架かっています。


”いくな国道”とは、曲がりくねった難所が多い国道として有名で、あの国道には「行くな」と言われたものです。


その日は快晴でしたが、早朝でしたので”肱川名物”の朝靄(あさもや)が立ち込めていました。

橋光3   ただ所によっては霧が晴れて、画像のような新緑の緑を楽しむことが出来ます。


この季節の新緑は、その緑の色も実に様々な濃淡を見せています。


90歳の父を隣に乗せてドライブしていた時のことです。「ああ、緑色のコントラストが綺麗やねー!」とワタシが話しかけると。


「うん、そーやなー。あの緑は”萌黄色”(もえぎいろ)やなー!」と、父。


「えーー?”モエギイロ”ってドーユーン???」とワタシ。


「あのナー、”モエギイロ”ユーノハ、ネギが芽を出した時の緑でナー、あれ、あそこ、濃い緑あるヤロー、あれを言うんよー」と、父。


そう言えば父は、元々は国語の教師でした。それが時折顔を覗かせます、90歳になっても。

釣り人4   川面では、早朝なのに釣り人の姿が。


大方”ブラックバス”を釣っているのでしょう。


かつては、”肱川”は”ヘラブナ"釣りのメッカとして、全国でも有名な場所でした。


ところが、外来魚の”ブラックバス”は在来固有種の”ヘラブナ”を駆逐してしまったのです。

棚田5   こちらの城川町田穂(しろかわちょう たお)の”棚田”は一度ご紹介したことがありますが、全国「日本の里」百選に選ばれています。


ワタシが通った頃は、丁度田植えの真っ最中でした。

田植え6   今の農業の担い手は、殆どがワタシなどよりずっと年上の世代が現役としてやっています。


ですから、画像に見える”田植え機”を初めとして、農業機械なしには農作業は出来ない構造になっています。

田植え7   「フフフ・・・・ワシラー、農機具メーカーに借金払うために農業続けとるよーなモンよー」と、地元のお百姓さんは呟きます。


農業”という”環境産業”がなくなった後の日本には住みたくないナーと、何時も思うのです。


今なら、全国津々浦々でこの光景がまだ見られます。


この光景と周囲の風景、無くしていいと思いますか?




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No title

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

初めてのコメント

履歴書の転職様
初めてのコメントありがとうございました。
しかも、こんな地味な記事に対してお褒めをいただいて恐縮です。

いつも、郷里に帰るコースですが、帰る時刻を変えてみますと、同じところを走っていても全く別の光景が出現します。
そして、この背景となっているのが素敵な自然環境であり、それを支えておられる方の不断の努力です。
折に触れて、こういうテーマについても書き綴っていきたいと考えています。これからもよろしくお願いします。
今日は本当にありがとうございました。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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