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「西予市 龍沢寺の風景」 4

ワタシの郷里に近い、旧の東宇和郡城川町(現在の西予市城川町)にある古刹”龍沢寺”(りゅうたくじ)は、昨年に3度、画像を含めてアップしました。


ワタシの大好きなお寺なので、郷里に帰る道すがら時折立ち寄ります。


今日と明日は、再度今の季節の”龍沢寺”の風景をご紹介しましょう。

参道1   こちらは、今は使われなくなった”参道”です。


ワタシが子供のころは、両親に手を引かれてこの参道を上り、お釈迦様の誕生日に”甘茶”をいただきに来たものです。


今は、車で難なく山門入り口まで行くことができます。

山門光3   その山門を仰ぎ見ると、丁度太陽が昇り始めていて朝靄の中を太陽の光が駆け巡っていました。


この”龍沢寺”は、何時来てもその時々の表情が違って見えます。


ワタシには信仰心はないのですが、このお寺にはどこか郷愁を誘うものがあって、境内に佇むと心が落ち着くのです。

山門屋根4   元々”龍沢寺”が開山したのは鎌倉時代末期で、今から約689年前のことですが、それから約100年後に鹿児島(薩摩藩)の島津家第七代当主の長男が再興し大寺院となりました。


そしてこの地に寺が移されたのが、今から約550年前のこと。


この山門は、地元城川町の”魚成村”(うおなしむら)の岡田棟梁が手がけたという記録が残っています。

山門と飛行機雲5   その山門を仰ぎ見ていると、朝の澄み切った空を一機のジェット機が横切っていきました。


500年以上前の木造建築物の上をジェット機が・・・・・・

山門裏6   こちらは、新緑の中で更に時を刻んでいる”山門”です。


中雀門”から見た”山門”です。


様々な風水害や戦乱を生き延びて今日に至っています。


静かで、鳥の鳴き声だけが辺りを響かせています。

中雀門逆光2-1   逆光の中で輝いているのは”中雀門”です。


”堰月橋”、”仁王門”、山門””中雀門”や”本堂”などからなるこの一堂伽藍(いちどうがらん)は、県下最大の精舎(しょうじゃ=出家修行者が住む寺院のこと)です。

中雀門廊下2-2   ”本堂”前の”中雀門”から伸びる回廊には、当時の”鬼瓦”の木型がそのまま残っています。


以前にご紹介したとおり、この寺の紋所は”薩摩藩島津家”の家紋と同じ”丸に十”です。


九州島津家の四国支配の野望を象徴する”家紋”を抱く”龍沢寺”。


その島津家の四国支配の野望は、土佐の”長宗我部元親”(ちょうそかべ もとちか)によって挫かれ、更に土佐の”長宗我部元親”の四国制覇の野望は、道半ばして”豊臣秀吉”によって歴史のかなたに葬り去られました。


いずれ、これらの歴史については機会があれば語りたいと考えています。



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こんばんは★

写真を見てるだけで森林浴気分、お寺は癒しのスポットなので、
境内には結構巣を作ったりします。

高輪山でもお寺の回りには、沢山の鳥の声がします。
ミソサザイ等もお寺周りで一番良く見ます。
人も鳥も、お寺の周りに集まりますね(^_^)

もう長い間行って無いので行きたいなぁ~
春先に行って、雪に降られてから行ってません(^^ゞ

そうですかー

ベル様

そうですか、人間にとってもお寺は心安らぐスポット。そして鳥たちにとっても巣作りのスポット。
道理で、早朝撮影している時、鳥の鳴き声だけがコダマしていたんですね。

早朝の森林浴は気持ちいいですね。ワタシは山は体力面で苦手ですが、お寺の境内ならOKです。

高輪山も一度撮影に行ったことがあります。ブナの原生林が印象的でした。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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