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「昨日90歳の父永眠しました 乙御前の滝の今」 2

昨日の午前中に、西予市野村町に住んでいた父が90歳で永久(とわ)の旅立ちをしました。

眠るが如くの大往生でした。父は、自ら希望した通りの逝き方をし、家族・親族・地域の方々・川柳の世界の方々との永の”お別れ会”を一週間後の24日に迎えようと、今静かに隣で寝ているかのように体も心も休ませています。

私を含め3人の兄弟は、86歳で昨年逝った母と同様、無宗教で”お別れ会”の準備に取り掛かっています。

3人の兄弟で概ね30分の「父を送るDVD」を作成編集し、24日の”お別れ会”当日はその動画を含む”父の生きた軌跡を辿るDVD”で故人を偲びながら明るく、母の待つ世界に旅立たせます。

文章という表現方法で、何かを伝えるということをワタシに残してくれた両親の教えに従い、今日も淡々とブログをアップさせていただきます。

父を亡くしたからといって文章表現の手を緩めることは、「その程度の覚悟なら文章を書くことなど止めろ!」と、父や母に怒られることでしょう。(そんな育て方をしたつもりはない!)と。


ですから今日も昨日に続いて、父が隣で寝ている部屋から、郷里の桂川渓谷にある名所”乙御前の滝”の今の風景をお届けします。


今日は、蝶とトンボの姿をアップしましょう。こういう表現方法を身に付けることによって、社会と関わっていくことを身を持って教えてくれた父に対する、ワタシの亡き父に対する”鎮魂歌”として今日はお届けします。


自然の中で舞う蝶やトンボを追っかけるのは、童心に帰れるような気がして年をとっても楽しいものです。

イチモンジセセリ1   まず最初に目に飛び込んできたのは”イチモンジセセリ”です。


蛾にも似ていますが、”セセリチョウ”という蝶の仲間です。


オニアザミ”の花の蜜を無心で啜っていました。


実は、ここ”桂川渓谷”は”蝶の楽園”と野村町が命名し、近隣では”蝶の名所”として知られています。(余り知られていないかも・・・・・)


野村町ではこの地に蝶が好きな植物(吸蜜植物)や、蝶が卵を産み幼虫が育成する木や草(食草)をたくさん植え込んできました。

ジャコウアゲハ2   こちらは、この”蝶の楽園”で一番良く目にする”ジャコウアゲハ”ではないかと思います。


渓谷への落下を防止するためのガードレールの前にも”オニアザミ”の花が伸びています。


ただし、”オニアザミ”を調べますと花弁は下向きに付くとあります。


この花は、花弁が全部上を向いているので”オニアザミ”ではないかも知れません。

ジャコウアゲハ3   いずれにしても、ストロー状に細長く伸びた”口吻”と呼ばれるものを伸ばして、花の蜜を一心不乱に吸っています。


ここ”蝶の楽園”には、楽園作りが始まった平成元年で蝶の種類が23種集まっていたといいます。


それが20年の歳月を経て、目標とする50種に近づいているのではないでしょうか。

ジャコウアゲハ4   何とかコンデジで”ジャコウアゲハ”の飛翔する姿を捉えたかったのですが、何しろ動き回り飛び回ります。


羽の動きにシャッターが追いつけません。


何とか、それらしい雰囲気を感じることができるのでは?と思ったのがこのワンショットだけ。

ニシカワトンボ5   さて、こちらのトンボとはいきなり視線が合ってしまいました。


真正面に飛んできて、そーっととまったのです。


このトンボは、トンボ目カワトンボ科の”ニシカワトンボ”ではないかと思います。

ニシカワトンボ6   そこで、そーと体の位置をずらせて、真横から撮りました。


でもその間、散々に逃げ回られましたがやっと真横から捉えることができました。


4月から7月ころまで、日本中の渓流など川の傍に生息しています。

ミヤマカワトンボ7   そして、以下5枚の画像は、全て”カワトンボ”の仲間の”ミヤマカワトンボ”です。


カワトンボ”の仲間では最大種です。


太陽の光を通して影が出来ていますが、とまっている岩の形に添って影そのものが歪んで見えます。

ミヤマカワトンボ8   ”ミヤマカワトンボ”は、水中に潜って産卵します。


やはり清流の傍でないと生きられない”トンボ”なのです。


清流の水しぶきが太陽光に反射して、真珠を散りばめたように輝いて見えています。

ミヤマカワトンボ9   朝日に照らし出された葉の上で、静かな時を過ごしています。


2枚の羽は、茶色ですが透明に近いので、羽と羽の間の尾が透けて見えています。

ミヤマカワトンボ10   コンデジでも、相手が止まってくれさえいたらここまで写せるのです。


このトンボをコンデジで狙って1時間が経過しました。


ワタシのブログ友の、”カワセミ”撮りの名手である”ベル”さんは、鳥撮りで山に入ると3時間は山に居ると書かれていたことがあります。


そこで、コメントで「山中で3時間も居るなんて考えられない」と書いたことがあります。

ミヤマカワトンボ11   すると”ベル”さんは、「好きな世界だったら、3時間くらいはアッと言う間です」と応えていただきました。


そう言えば、トンボだけでも1時間。


なるほど、うなずける話ですね。


好きな場所でカメラ片手なら、2~3時間はアッと言う間でした。


是非にも後代につないでいきたい環境です。


これが、父と母から伝えられた表現方法、社会とのつながり方です。多分、昨日逝ったばかりの父もこれを読んで「ホッホッ・・・・中々やるワイ!」と、目を細めてくれるに違いないと思っております。




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御愁傷様です。

何とおこえをかければいいかわかりません。
お父様のご冥福を心よりお祈りします。

普段通りに、おはようございます♪

お父様の事に、少し触れましょうね。
焼肉の大好きだったお父様、最後は何時食べられたのでしょう?

妹さんと自宅での花見、本当につい最近までお元気な様子をブログで、
拝見して居りましたが、今は100歳も夢じゃない時代です。
もっともっとじゅんさんとお父様との、長閑な時間の報告が続くと思ってました。
安らかにお眠り下さいと、ネット上からではありますが・・・合掌

じゅんさん、ブログの更新はお父様もお喜びでしょう。
親の介護 看病は、自分の老後の有り方を勉強する期間です。
じゅんさんのブログから、それを感じ取る事が出来た様な気がします。
野村町一度訪ねて見たいと思います。

おはようございます

フォンターナ店長様
朝早くからコメントいただきありがとうございます。

本人はもちろん、私たち家族も既に覚悟は出来ておりました。

今は兄弟と「父を送るDVD」作成に全力を挙げているところです。

また、来月お邪魔させていただくことを楽しみにしております。

No title

ときおり野山を歩いたりして自然にふれる機会があっても、植物や昆虫の名前をまるで知らない自分をもどかしく思うのが常です。
写真をやっている人、俳句をやっている人などはみなさん知識があってうらやましいですね。
それいう豊かな心持でありたいと常々思っているのですが。

お父上のご冥福を心よりお祈り申し上げます。私にも老父がおりまして、少し自分の父のことも真剣に向き合わないといけないなと今朝は思い至りました。

普段どおりにありがとうございます

ベル様
ご丁寧なコメント、心からお礼申し上げます。
当初は企業ブログからスタートし、途中から完全に個人的な内容に移っていきました。
それでも、こういったものに年老いた両親のことを書くのはいかがなものか、と迷ったこともあります。
ですが、ワタシの文章生活は両親のそれをそのまま引き継いだものです。ですから、こういう日も、淡々と文章で何かしらを表現することが父の供養になると考えました。
父の死に方を見るという事は、生き方を見るということでもあります。

自然が優しい野村町を是非訪ねてみて下さい。そして、桂川渓谷でワタシが見たこともない鳥たちの姿を見事に捉えて見せていただきたいと願っています。
本日は本当にありがとうございました。

ありがとうございました

ファットマン様
早々に、コメントありがとうございます。
ファットマンさんご自身のコメントにも書かせていただきましたが、ワタシもブログを書き始めた途中からデジカメを持つようになりました。ですから、写真の知識も技能もセンスもまったくありません、度素人です。

また、草花や虫たちの名前も全く知らないままに書き始めました。すると、これは一体何だろうと?興味が沸いてきて自然に名前や生態を調べるようになりました。

それからです、今まで見向きもしなかった動植物に目が届くようになったのは。ぜひ、何からでもお初め下さい。始められますと、世界が更に広く深く捉えられるようになると思います。

父に関しては、残された兄弟全員が得心を得て送ることができます。どうか、親孝行をお励み下さい。すると、親の生き様が見えてきます。
今日は本当にありがとうございました。

お悔やみ申し上げます

おいくつになられても、親が生きている、というのは子にとってどこか気持ちの中で親がいるから、と思う部分もあったのではないか、と思います。 心からお悔やみ申し上げます。 それでもお父様ご自身の願いどおりの安らかな最期だったようで、残されたものにとってそれがせめてもの安堵かもしれません。野村町の美しい自然の写真ありがとうございます。夏、休みが出来たら一度訪れてみたいと思っています。

ご丁寧に

匿名様

ご丁重なコメントありがとうございました。昨年に母を送ったときも、3人兄弟(一人は妹)で「母を送るDVD」を製作し、お別れの会に時にご会葬して頂いた方に見ていただきました。私どもは無宗教なので、僧侶の読経もなく、お別れ会の構成を考えた時に思いついたものです。
2年続けて、同じ形で父を送るようになるとは。でも90歳ですから、天寿です。得心した上での見送りとなります。
野村は生まれ故郷ですから、父母が居なくなっても時折帰ろうと思っています。そして、父母が吸っていた空気を共有したいとも思っております。仰って頂いたように、田舎のそこここで父母の心が漂っていることは信じて疑いません。

さて、田舎に帰りますと流れている時間が急にゆっくりなるような気がして、心が安らぎます。
やはり、田舎の素晴らしさを知っている方と知らない方では、自然に対する見方も違うのかも知れませんね。そういう自然を愛する気持ちだけは見失いたくないと思っているところです。

今日は本当にコメントありがとうございました。

コメントありがとうございました

謙介様
ご丁重なコメントありがとうございます。父も母も常々から、自分が逝ったときの皆様とのお別れの仕方を私たちに告げておりましたので、その指示通りに淡々と準備を進めているところです。
ただ、父を亡くした今となれば、もう父母がいない状態になります。今は、「お別れ会」の準備で気が張っていますが、それらが一段落した時にどう感じますか?
でも、生まれ故郷を失ったわけではありませんので、帰るべき故郷を持つものとして、時折帰って思い出に浸りたいと考えているところです。

田舎ではありますが、田舎にしかない良さがあります。お時間が許しますなら、桂川渓谷などを散策されると、気持ちが洗われると思います、是非起こしになって下さい。

こちらこそ、 失礼しました。

nao0115様
こちらこそ、失礼しました。もちろん名前は入っていました。
それを、ワタシが勝手に深読みし過ぎただけです。
管理人にだけ閲覧可能と指定されていましたので、お名前を出さない方がいいかも?
と、誤解しただけです。
もちろん、お名前は書いてあり、今までのコメント内容も全部承知しております。
ワタシの郷里に対する思いをご理解いただける方ということも承知しています。

完全に早とちりしてしまいました。大変失礼しました。
お休みなさい。

No title

お悔やみ申し上げます。
お父様は素敵な家族に囲まれて幸せな人生だったでしょうね。
私はまだまだ自分の子供もいなくてのほほんとして死に対する準備も何も出来てません。先週、友人の旦那様が何の前触れもなく45歳という若さで突然、亡くなってしまいました。今回、死についてすごくすごく考えさせられました。

お父様はお母様とまた会えて喜んでいらっしゃるかも。安らかなお眠りをお祈りします。
じゅんさんもどうぞお気を落とされませんように・・・

お悔やみありがとうございます

kaori様
アメリカから、わざわざお悔やみコメントありがとうございました。
本文でも書きましたが、生前から自分の「死」に対する備えは十分に整えてきた父ですので、家族も覚悟と得心をもって迎えることができました。
痛みもなく、正に眠るように旅立ちました。初めて、目の前で「死」の瞬間に立会い、その衝撃はありましたが、それも次第に落ち着きつつあります。人の死に方は、生き方をも意味します。その意味で、父は大きな教訓をワタシたちに与えてくれたように思います。

kaoriさんこそ、ご友人のご主人のご不幸、お力を落とされないよう。静かに寄り添って上げられればと祈っています。

遅れました・・・



御尊父様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます。



お悔やみ申し上げます

ご尊父様、ご他界の悲報に接し、何と申しあげていいのか
心よりお悔やみ申し上げます。

じゅんさんのお人柄を存じてますから、お父様も笑顔の素敵な方だったのでしょうね。
じゅんさん、お気を落とされませんように・・・。
またお会いできる日を楽しみにしています。

お悔みのコメントありがとうございます

Fontana様
父は患って亡くなったのではありません。自然に蝋燭の灯が燃え尽きるように、眠るが如く旅立ちました。昨日、身内だけで密葬を行い荼毘に付しました。
24日に改めて無宗教にて「お別れの会」を開いてお別れとします。
本人も家族も十分に納得のいった逝きかたでした。
亡くなる直後までユーモアの絶えることなく、周囲は絶えず笑顔で包まれていました。めそめそしたり、書くことの手を緩めたりしますと、ニコッと笑って「そりゃあ、お前、違うじゃろー」と、天から声がかかりそうです。
今、残された3人の兄弟は、「お別れの会」の会場で皆様に見ていただく「追悼記」のDVD作成に力を合わせているところです。力を落としている暇はないと言うのが、現状です。
お悔みのコメント、本当にありがとうございました。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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