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「馳走家 子規亭」・「愛媛グルメ紀行」 315

今日は、畑寺2丁目の川又ビル1階にある”馳走家 子規亭”さんをご紹介しましょう。


場所は、南環状線沿いにある”束本集会所"の信号を東に入って、県道松山東部環状線畑寺交差点に至る50m手前にあります。


普通の住宅街の中にあって、主要道路に面しているわけではないので通りがかりに立ち寄るというお店ではないかも知れません。


でも、この地にお店を出して今年の7月でもう10年が経過します。

玄関1   こちらがお店の玄関です。


こちらのご主人、板さんは元々勝山町にあった”漱石亭”で包丁を握っておられ、10年前に独立され縁あってこの場所に開業されました。


ですから、日本料理を本格的に修業された板前さんです。

メニュー2   お店の玄関脇には、お昼のメニューが書き出されています。


ランチのメインは”子規定食”で800円です。


この”子規定食”から刺身と、小鉢の一品を外したのが”毎日ランチ”で600円(内税)です。


ワタシは刺身が苦手なので、コストパフォーマンスに優れた”毎日ランチ”を注文しました。

ランチ3   こちらが当日の”毎日ランチ”で、メインは”鯛のみぞれあんかけ”か”メンチカツ”のどちらかから選べます。


ワタシはお魚が苦手なので、迷わず”メンチカツ”をチョイス。

メンチカツ4   こちらがメインディッシュの”メンチカツ”です。


地方によっては”ミンチカツ”と呼ぶこともありますが、元々は明治時代に東京浅草の洋食屋が始めたのが起源と言う説が有力です。


ワタシが初めて”メンチカツ”を食べたのは、創業が大正14年の老舗洋食店”香味屋 根岸本店”の新宿支店でした。


つまり、”メンチカツ”は洋食のカテゴリーに入るメニューですが、この和食の”子規亭”さんは果敢にそれに挑まれました。

メンチカツ5   この”メンチカツ”の断面を見てください。


美味しさが濃縮された”肉汁”が、ジュワーっと流れ出ています。


牛や豚のミンチに含まれている脂の美味しさと、衣の香ばしさでいただく料理です。


久しぶりに、本格的に美味しい”メンチカツ”を頂きました。


名店”香味屋(かみや)”のそれを髣髴(ほうふつ)とさせる味でした。

汁6   こちらはその日の””です。


これも、単純に味噌汁や吸い物としないところが、このお店の板さんの心意気。

サラダ7   こちらは”紅葉”をあしらいに飾った”ポテトサラダ”です。


どうです、お洒落でしょう。


緑と赤と白(あるいは黄色)の、三色のコントラストも見事でしょう。


お料理は、食器に描く”絵画”です。こういう配色にも、板さんのセンスを感じ取れます。

酢の物8   こちらは”酢の物”です。


当日は”鯖とキュウリ”の酢の物でした。


こちらも、酢の塩梅(あんばい)が絶妙です。この”塩梅”という言葉、料理の大きなポイントである塩加減と酢加減を表わす言葉です。

菜飯9   最後にご飯で、白ご飯と”菜飯”から選べます。


ワタシは大根葉をまぶした”菜飯"を選びました。


ただたった一つだけ残念に思ったのは、”菜飯”のお米がイマイチであったこと。


やはり、和食でも洋食でもランチにおける”白米”の味は重要な要素でしょう。


しかし、総じて600円で頂けるランチとしては最高峰と言えると感じました。


立地は決して恵まれているとは言えないところで10年、この日もご婦人方を中心にお客さんを集めておられました。


隠れたる名店”と断言しても間違いではないと思います。



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懐かしの漱石亭www

じゅんさん、こんにちは。

勝山町の漱石亭さん!懐かしいですねー。
私の営業マン時代にそれこそよく行ってましたよ。いや懐かしい♪

そこの板前さんが独立したお店なんですね。
ってことは、こちらのお店に私が行くとしたら"夜"のほうが良さそうですね。
私が郊外で飲む時は大抵仕事絡み。畑寺方面で仕事があれば『どうです?ちょっと一杯♪』ってことで行ってきますね!

しっかりした板さん

乱駆郎様
夜の部も、ランチをあれだけ丁寧に作っているお店ですからいいと思います。
板さんともお話しましたが、丁寧に説明していただきました。自負も持っておられるようで頼もしいと感じましたから。

私は日本料理は苦手な方ですが、このお店はバラエティーに飛んでいるので難なく頂きました。

こんばんは!!

この料理で600円は安いでしょ!!飲食店の経営者にとって本当に厳しい時代だと思います。現在、デフレですが、食材は安くなっていない、むしろ高くなっているほどです。みなさんギリギリのラインで勝負しているのでしょう。写真でみる限り料理は、文句のつけようがないですね。丁寧に作られてます。
生き残って欲しいお店ですね!!

大変ご無沙汰しておりますm(_ _)m

ご心配をおかけして、申し訳ありません。
リアルがバタバタして、精神的にもまいってしまい
半月近くも留守をしてしまいました。
ごめんなさい。
厳しいご意見、ありがとうございます。
じゅんさんの深い愛情だと思って、深く受け止めています。

ここにコメントするのはお門違いかもしれませんが
お父様、お亡くなりになったんですね。
お悔やみ申し上げます。。。

お父様が残した教え通り、決して筆を下ろさなかったじゅんさん。
お父様も、じゅんさんも、スゴイです。
それに比べて私は…
なんともお恥ずかしいです…

24日のお別れ会、
お父様が笑顔いっぱいで喜んでくれるような素敵な会になるよう
ネット越しではありますが、お祈り申し上げております。
じゅんさんもどうか無理されませんよう、ご自愛くださいませね!

それにしても、子規亭。
これで600円とは恐れ入る内容ですねぇ。食べてみたい~♪(*´∀`*)

確かに同感です

M様
確かに、600円で全く手を抜かずここまでのものを出すというのは、板さんのプライドなのかと思います。
来週には、このお店とは全く正反対のお店が登場します。
同じ飲食店と言っても、雲泥の差、天と地の開きがあります。来週アップするお店と、改めて見比べてみてください。

飲食店を経営するものの「志(こころざし)」の違いって、恐ろしいほど違うものですね。

やっと、やっと!

ジンゴズンゴ様
やっと、・・・・・やーーーっと、声が聞けた。
良かった良かった。
人生には波がつき物。好調な時もあるけれど、そういうときこそ足元に注意する。
絶不調な時も誰だって訪れる。その時は、弱音を吐けばいい。人間って、そう強いものじゃない。脆いし弱い。それを素直に認めて、心の寄る辺に頼る。それでいいんじゃないでしょうか。
そして、必ず自分の芯だけは持っておく。その芯を軸に考え方を整理すると、大きくブレずに済みます。
父への弔意、ありがたくお受けします。今はその準備で大わらわ。でも、このブログを書いているときは、自分に戻れます。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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