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「ラーメン・つけ麺 鑫龍」 316

今日は旧空港通り沿いの、高岡町に今年5月にオープンしたばかりの”ラーメン・つけ麺 鑫龍”(きんりゅう)さんをご紹介しましょう。


店名の””は、金という文字が3個ピラミッド状に重なっている文字。


中国では”シン”と発音し、”繁盛する”ということを意味する文字で、多くは人名や屋号に使われる文字です。

看板1   このお店は、5月3日にオープンしたばかりの新しいお店です。


でも、既にブログなどで何人かが採り上げて紹介されています。


ワタシのブログ友である”乱 駆郎”さんも、5月17日にいち早くアップされています。


開店が連休中でしたから、開店直後の混雑振りは凄かったようですが、今はやや落ち着いている様子でした。

玄関2   このお店の100m東には”濃厚つけ麺 風雲丸”さん、更にその100m東には”萬楽”さんと、ラーメン屋さんが3軒並び”ラーメン激戦区”と化しました。


旧空港通りはご存知のように車の通行量が多く、近隣に会社などが多いのでそれらを見込んでのことでしょう。


飲食業において同業者が密集して立地するということは、全体としての集客力をつけるという意味でお互いにとって好ましいことです。


もちろん個々のお店の競争は激しくなるので、その中での勝ち残り競争が問題となります。

メニュー3   メニューを見ますと、ラーメンの次に”紅ラーメン”、”黒ラーメン”と並んでいます。


”紅ラーメン”は自家製ラー油が入りやや辛め、”黒ラーメン”は自家製ニンニク・マー油入りだとお店の方は説明され、「当店のお奨めは””です!」と言い切った。


また「今はサービス期間で”中盛り”が同じ値段でご提供させていただいています」と。


そこですかさず”黒ラーメン”の普通盛り、と注文した。


というのは、”中盛り”の量をブログ友の乱 駆郎さんのアップで見ていて、とても食べきれる量ではないことを知っていましたから。

黒上4   こちらがお店お奨めの”黒ラーメン”、お値段は630円(内税)です。


「こちらは、確か大街道のロープウェイ街にある”骨太味覚”さんに関係が・・・・」と、ワタシがたずねると。


「ええ、あのお店の味に憧れて修行させていただき、独立しました!」と明快なお答え。


「すると、平和通の”骨太BUTAMEN”さんや、花園町にある”伊予源氏車”さんとは同じ・・・・」とおたずねした。


「エエ、ここで4店目になりますね」と、これも明快。

黒5   ”黒ラーメン”の味の決め手は”自家製ニンニク・マー油”。


ただし細かいことですが、このお店のマー油の表記は”自家製ニンニク・マー油”という風に、ニンニクとマー油との間に、””、が入っています。でもこれだとニンニクが自家製ということに・・・・


もし、””を入れるとしたらニンニクの後ろに入れて”自家製・ニンニクマー油”とする方が日本語的には正しい表記でしょう? マーどっちでもいいことですが。


なぜワタシが細かいことを言うのかと言いますと、”マー油”とは、ニンニクを揚げ、その残り香を含んだ油のことを言うラーメン界の用語だからです。


なお、例えばイタリアンのスパゲティーのソースにも、オリーブオイルを熱してニンニク片を投入し、オリーブオイルにニンニクの香りを移しますけど、同様の調理法は数多くあります。


「ウチのスープは醤油豚骨です」と説明いただいたスープに、ニンニクをやや焦がし気味にして油に香りをつけたのか、黒っぽい色をしているのが特徴。しかも、豚の背油も大量に浮かんでいる。


スープの濃さは、「脂抜き」、「普通」、「ギト」、「ギトギト」の4段階から選べ、これはその中の「普通」と呼ばれるもの。


アッサリ味好みのワタシとしては、完全に苦手な部類。


でも、果敢に新しい味にチャレンジしてみた。

アップ6   具材は、大ぶりのチャーシュー(但し煮豚)とメンマとモヤシ、それに刻みネギとシンプル。


具材はシンプルだけど、スープはコッテリ・ギトギト系で、おまけに麺が中太縮れ麺でパワーがある。


スープを飲んでみた。想像通りに濃い!!辛いと表現してもいいかも知れない。


マー油は、コクを出すには重宝な素材ですが、”コク”とは”濃く”という意味なので、それが強すぎると辛さに直結してしまう。


スープの濃さが4段階の下から2番目でこの濃さだから、後は押して知るべしでしょう。


スープの濃さの線引きは極めて難しいことですが、そこにお店の味に独自性を持たせることは、戦略としては正しいと思います。

麺7   さて、麺です。中太の縮れ麺は、すんなりと食道に落ちてはくれません。


濃いスープに絡んでいるので、出来れば素早くストレートに食道に落ちて欲しい。


でも、何時までも口腔にとどまって、モソモソと・・・・


このラーメン丼の主役は”オレ様だ!”と、スープも麺もお互いの立場を譲ろうとはしない。


まるでけんか腰で丼に収まっている。


「もっとサー、ネー、お互い仲良くやってよー。オイラの口に入る前に互いに折り合いつといてヨー!」って、東京弁もどきで言いたくなった。

魚粉9   さらに厄介なのが画像で見て取れるように、スープに大量の”魚粉”が投入されている。


これも”骨太系”さんの味の決め手。


でも、この魚粉も味の個性が強い、協調性など微塵もない。マー油や背油に対して、一歩も譲ろうという姿勢がない。


この段階でギブアップしようと顔を上げた。


そこにすかさず、「”骨太味覚”さんにも行かれているんでしょう?それで、ウチのお味はいかがでしたか?」っと、お店の女性に聞かれた。


ちょっと言いよどんでしまった。


「お客さんによると、ウチのはアチラに比べて甘いって言われるんですが」とお店の女性。アルバイトではない方。


「ウーーン、ワタシには濃いと・・・・・それとこの”魚粉”が・・・・・まあ好みが分かれるでしょうね」と、かろうじて切り抜けた。


でもこのやり取りで、目の前に立った女性の手前上、スープを残すことは諦めかろうじて飲みきった。


この超個性的なお店、多くのお客様の心を捉えることができるのか、楽しみが残った。鼻腔にしつこく残った魚粉の香りと共に。




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仁義なき戦いwww

じゅんさん、おはようございます。

じゅんさん、辛いものに挑戦する私以上のチャレンジャーじゃないですかwww
苦手なアンチあっさり系への挑戦、お疲れまさでした(^^)

じゅんさんが苦手な魚粉まみれのスープを飲み干したと聞いちゃ、私も坦々麺の赤いスープに尻込みしている場合じゃないですね!
これ読んで気合い入ったぁ =3=3=3


ここのラーメンのどんぶりの中の抗争、手打ちをすることはありそうですか?それとも、この仁義なき戦いの終焉は望むべくもないのかwww

仁義なき闘いの結末は

乱駆郎様
果敢に挑戦しましたよ、それはモー。蒸せながらも。
多分店主さんの奥さん、あるいは何等かの責任者の女性から声を掛けられなかったら、もっと早くアッサリとギブアップしているところでした。

ギトギトスープと、中太麺と魚粉の仁義なき闘いの結末は、お客さんの客足が鈍るころには否が応でも付いているでしょう。
客足が弱まった時、店主さんが冷静に自分のお店の味を見つめ直せることができるか?
景気の悪さや競合店との値段差に逃げるか?
さて、結末やいかに???大いに興味のあるところです。

No title

じゅんさんこんにちは。いつもさまざまなお店にいらっしゃっての更新、楽しみに拝読しております。 最近、あちこちで「つけ麺」を出している店を見るのですが、私、あの魚粉が大の苦手です。 臭いし、粉っぽいし、口の中に後々まで残って、、なんであんなものを添えたりするんだ、とさえ思うことがあります。今回のお店もあちこちで話題になっていましたが、、そうですか。その料理の中のさまざまなものが、トータルでひとつの大きな味を形成するでしょうに、ひとつひとつの要素が衝突しあっていては、全体のバランスも良くありませんね。

こんばんは!

おそらく、豚骨スープで充分な味なんでしょうね。出来上がった料理にマー油、魚粉を入れれば濃い味になり、喧嘩もすると思います。
しかし、ラーメンでは当たり前のように肉と魚の出汁を合わせますが、洋食では珍しいんですよ。肉と魚を合わせればバランスをとるのは難しいです。なおさら豚骨に魚粉となるともっとでしょう。ただ、この難しい組み合わせに挑戦し日本のラーメン独自の出汁をつくりあげられた、先駆者の方々には尊敬します!!

バランスですよ

謙介様
コメントありがとうございました。

ワタシも最近の漬け麺ブームと、それに付随するかのような「魚粉」ブームには、いささか辟易したいるところです。確かに味にインパクトは与えますが、スープと麺のバランスをメチャメチャにしてしまいます。
そういうラーメン店の店主には「貴方達は安易過ぎはしないか?」と問いたいのです。余りにも安易に走りすぎて逃げているように思えてなりません。
今度、7月に入ったら「闘牛」さんの「つけ麺」を「再訪3」でアップしますが、ああいうシンプルなつけ麺もあるのだということを知っていただきたいですね。

激しい喧嘩

M様
実に激しい大喧嘩でした。
でも、なるほど、Mさんのような見方もあるのですね。

肉と魚と言う難しい組み合わせに敢えて挑戦し、全く新しい味を作った。
うーーん、そのことは考えもしませんでした。

やはりワタシは素人ですね。
今回のヒントは本当に勉強になりました。
ありがとうございました。

お忙しい中オジャマしまーす(・∀・)

ひとつ前の記事では、優しいお言葉をありがとうございました。
極力表に出さないようにしてますが、けっこーブレまくってる私ですwww

じゅんさんも『鑫龍』行かれたんですね。
てか、アレ? 魚粉入ってましたか?
私は紅ラーメンしか試してないのですが、入ってなかったような…。
デフォルトを食した乱さんも、ブログでは魚粉のぎょの字も触れてなかったし
うーん、黒だけに入ってるのでしょうか?

てか、3人でキレイに別のモノ食べてるのが笑えるwww

オープニングサービスが6/3で終わったコトだし、
改めて再調査せねばなりませんねぇぇ。

最後の画像

ジンゴズンゴ様
アップした最後の、器を見て下さい。残したスープの少し上の器の部分には「魚粉」がこびり付いて残っているシーンが写っています。

でも・・・・あれは魚粉ではなくて、単に油の後だったのかな?

ジンゴズンゴさんから、そう指摘されてちょっと不安になってきた。でも、再度食べに行って確認するのはちょっとご勘弁を。

ジンゴズンゴさん、調子が戻ったら確かめてみてくださいな。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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