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「中華レストラン 烏龍茶」・「愛媛グルメ紀行」 320

今日は、旧北条の旧国道196号線(現在県道179号湯山北条線)沿いにある”中華レストラン 烏龍茶”さんをご紹介しましょう。


場所は、松山市柳原で雪雀酒造を通り越してしばらく北上すると下の画像の赤い看板が見えてきます。



このお店は、時々情報を頂く”愛媛さすらい日記”を書いておられる”キクリン”さんのお薦めで訪問したものです。

玄関1   県道沿いにあって目立つ建物、広い駐車場ですから迷うことはありません。


今年で8年目というお店で、地域のお客さんを集めておられます。


店内は、厨房に店主さんが中国風コック服・帽子に身を固め、大きな中華鍋を振るっておられます。


また、その奥様と思しき女性がフロアー係りとして、合計2人でお店をやっておられるようでした。

ランチメニュー2   正式なメニューは店内に備え付けられていて”菜譜”(ツァイプウ)と中国語表記された分厚い表紙のメニューがあって、その内容は本格的中華レストランのものです。


ただ、お店の入り口に”日替わりランチ”の当日のメニューがありますので、店内の大方の客さんがこれを注文しておられましたのでワタシもそれをチョイス。


お値段は680円(内税)です。


そして、この”日替わりランチ”の内容の厚さに驚かされることになりました。

店内3   店内は、きらびやかな中国王朝風の設(しつら)えで、優美とも派手とも言える装飾と調度品で飾られています。


店内調度品には、ふんだんに中国皇帝の象徴である”4本爪の龍”が。


また、椅子とテーブルは全て”円卓"で出来ていて、カウンター席などの略式はありません。


あくまでも本格中華料理のコース料理用の店構えです。


でも、お客さんは近隣の方が中心で、ワタシの隣には平均年齢が間違いなく80歳をとうに越えていると思われるトリオが陣取っておられました。



その他は、郵便配達の途中で昼食をとる日本郵便会社職員さんや、作業服を着て近くに現場で汗を流している方などです。

炒飯4   さて、”本日のランチ”のメインは”蟹レタス焼き飯し”でした。


画像が、”炒飯”ではなく”焼き飯し”と表記されたもので、大振りに切ったレタスの緑が鮮やかです。


本格中国料理では、油を使って炒める方法でも、””(チャオ=油の量が少なめで短時間で火を通す)、””(バオ=「炒」よりもさらに強熱火で一気に炒める方法、””(ジャ=揚げ物の調理法)、””(ジェン=両面をよく焼く調理法)など様々な調理法があります。


上に挙げたのはホンの一例に過ぎません。


中国料理の料理人が、材料が2~3品あれば、百や二百の料理を作れると豪語するのは、この多彩な調理技法からくる自信です。


ですから、”炒飯”は”炒=チャオ”という技法を使った代表的なメニューです。


つまり、”炒飯”を作るということは、短時間に強力な火力を使ってジャポニカ米の粘り気のある米粒一つ一つに油をコーティングさせ空気を含ませて、兄弟姉妹親子の絆をバラバラに断ち切って、お互いを完璧な他人同士にするということを意味します。


この技法を応用したのが、”ポテトチップス”作りのの最後の行程。


高速でスライスされたポテトは、大型のフライヤーで瞬間に揚げられたあと、強烈な熱風で吹き上げられ宙を舞います。と同時に、薄塩などの調味料を吹きけられて、瞬時にバラバラに乾いたポテトチップが出来上がり。


完璧に他人同士にされたポテトチップスは、かくしてワタシたちの口に入るという訳です。

蟹肉5   さて、このお店の”蟹レタス焼き飯し”は、米粒同士の人間関係において兄弟姉妹親子の絆をバラバラに引き裂いてしまうに忍びないというシェフの情が勝ったのか・・・・。


やや、緩やかに彼らの関係を保たせて作られています。でも、それはこのお店においては些細なことです。


蟹だって、蟹缶の蟹を大胆にタップリ使ってありますし、レタスのシャキシャキ感もしっかり残っています。


量などワタシには到底無理!というほどタップリ。


ワタシが店内でショックを受けたことは、”炒飯”が少し残ったので、残りを”折り”に詰めて勘定を済ませようと立ち上がったその時の光景です。


ワタシと同じ”日替わり定食”を頼んだ、隣の80歳トリオ(内一人は女性)です、既にほぼ9割を平らげ、談笑しながら最後の部分に取り掛かっていた・・・・・・・

酢の物6   そのショックは置いといて、ランチに付いている他のものをご紹介しましょう。


こちらは”ジャコ”と”海草”と”キュウリ”の酢の物。


酢加減が抜群ですし、3種の食材の取り合わせも素晴らしい。

メロン7   こちらは”酢の物”のお皿にセットしてあるデザートの果物。


このお店は、メインの”炒飯”を出した後、酢の物を皿に盛り合わせた後、メロンとバナナをその都度切り分けてセットしていました。


普通のお店であれば、客の8割以上が”日替わりランチ”を注文しているのですから、大量にメロンとバナナを切り分けてお皿にセットしているでしょう。(第一に、680円のランチに”マスクメロン”など使わない!)


付け合せの料理を予め大量に皿にセットし、所狭しとテーブルに広げておいて「それが常識でしょう!」とばかりに、全く悪びれることなく。「復活 太養軒」さんなどは、まさにその典型。

スープ8   こちらのスープも手間隙かけて作ったことがしのばれます。


玉子スープですが、ただのそれではありません。

スープ中身9   スープの具材にも豚肉、タマネギなどがタップリ入っている、立派なメニューの一品を使っておられます。


あの80歳トリオの飽くなき食欲パワーの種撃破によろけながら、残りを入れた”折り”をしっかり握り締めてお店を後にしました。


採算を度外視したのではないか?と思わせるほどの中味の濃い、超良心的なお店でした。


”キクリン”さん、いいお店をご紹介いただきありがとうございました。





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勉強になりますwww

じゅんさん、おはようございます。

ここ烏龍茶さんもいわゆる"ホンモノ"の中華料理屋さんのようですね。

本格中国料理の調理方法など、勉強になりました。
特に"炒飯"の行は解かりやすくて楽しくて秀逸です。
炒飯に関して、米粒同士の人間関係にまで言及された記事は見た事がありませんwww

街のど真ん中に中途半端なお店もあれば、こうした郊外にホンモノのお店もある・・・。食べ歩きってホントに楽しいですねー♪

米粒の人間関係

乱駆郎 様
考えてみたら、「米粒の人間関係」って、言葉的には変ですね。「米粒の米粒関係」の方が正しい。

ただ、粘りつくジャポニカ米を、完全にパラパラにする作業を「炒」というのですから、人間関係に例えて説明したほうが分かりやすいと思いましたので。

ともかく、北条のこのお店、超良心的なお店でした。手抜きがない。お客さんに一番美味しい状態で食べて欲しいという意図を強く感じました。
やはり、名店の部類だと思います。決して気取ることはありませが。

No title

じゅんさん こんにちは
この烏龍茶には、私もよく行きます。
私は大抵中華丼を頼むのですが、ここの中華丼は野菜もたっぷりですし
ぷりぷりの海老がたくさん入っていて、本当に充実しています。 やはりみなさん良い店はご存知のようで、お昼もお客さんがいつも途切れたことのないような感じです。私もお勧めの店です。

そうか、中華丼

謙介様
なるほど、中華丼ですね。十分に想像できますし、納得も出来ます。
考えてみれば、どのメニューを選んでも外れはなさそうですね。

味だけでなくコストパフォーマンスも素晴らしいですよね。

ワタシはきくりんさんに教えていただくまで、このお店の存在は知りませんでした。こういう情報はありがたいですね。

ただ、ワタシのブログは、美味しいとかそうでないとかの個人的味覚でお店を評価することは避けようと心がけているところです。

お店の全体像を、皆さんにお伝えしたいと心がけています。全て思う通りの記事にはなりませんが、お店の人の匂いを伝える記事を目標としています。

こんばんは!

こちらのお店は頑張っておられますね!
乱さんもおっしゃってましたが炒飯のくだりは素晴らしいです♪分かりやすく的確に書かれてますね!
話しは変わりますがトイザらスの隣に出来たハンバーグの店に行って来ました!!後日、時間がある時コメントいれますね!

とっても頑張っておられます

M様
ここまで手を抜かず、素材も大切にされているお店は、やはり感動ものですね。
飲食店の「志」の違いを感じざるを得ませんでした。
今は人気があって客をにぎわせているお店でも、「志」が低ければ、いずれ飽きられ限界が来ると思います。
その点では、このお店など、長く地域の方に満足を与え続けると思います。
トイザラスの隣のお店に関するコメント、楽しみにお待ちしています。

こんばんは♪
いえいえ、私はブログでサラッと流すような書き込みで
この店の本当の良さをまだ理解出来ていなかったのかもしれません。
でも、じゅんさんの記事で新たな発見も出来た上に
読者の方々にも、烏龍茶の良さが分かりやすく伝わったと思われます。
一つのことを色んな角度から語れることの楽しさ。
ブログって良いですね。

ブログは楽しいですね

きくりん様
いえいえ、きくりんさんに教えていただかなかったら、このお店に行き着いてはいませんでした。
でも、お陰で北条で誠実に頑張っておられるお店に行くことができました。当然、ありがとうございます、です。

ブログは、自由に自分が見たこと感じたことを表現できますので、楽しいですね^^

これからもよろしくおねがいします。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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