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「再訪2 春光亭」・「愛媛グルメ紀行」 326

愛媛グルメ紀行”シリーズを書き始めて、5月30日で300号を越えました。

このシリーズを書き始めたのは昨年(2011年)の1月24日、一番目のお店は平和通にある”梁山泊”さんでした。

そして300号を越えた現在”再訪シリーズ”を始めまして、その第一店目が6月8日にアップしたスパゲティー専門店の”フォンターナ”さんです。

今日は、その”再訪シリーズ”の第二店目のお店として”春光亭”さんを再度ご紹介しましょう。

実はこのお店、先月の11日にシリーズ308番目のお店として採り上げたばかりです。「再開 春光亭」・「愛媛グルメ紀行」 308

看板1   でも11日のアップの最後で書きましたように、このお店の”らーめん”を食べ終えた瞬間、再度訪問して、早く早くまた食べたいと思ったのです。

お店の場所は、6月11日に書いたばかりです。

この画像は、国道33号線の”愛媛ダイハツ販売井門店”前の中央分離帯から南の方向にお店の看板を撮ったものです。

メニュー3   このお店のメニューは、基本的にはたった二つだけ。

前回は”汁そば”を頂きましたから、残りの”肉そば”を頂きたいと早々に再訪することになったのです。

2回目の今回は、出来れば店主さんと少しお話をしたいと、開店時刻の御前11時の5分前にお店に駆けつけました。

この早い時間帯なら、少しは店主さんにお話をお伺いすることが出来るだろうと考えたのです。

ところが、現実はそう甘いのもではありませんでした。

このお店、2年9ヶ月振りに再開したばかりと言うのに、開店5分前には既に一人のお客さんが開店を待っておられました。

そして5分待って、午前11時丁度にワタシと先客がお店に入った後、ものの20分もしない内に狭い店内は満席になってしまったのです。

皆さんが、このお店の再会をどれほど待ち望んでおられたかを示すものだと思いました。

告知4   概ね20人も入れば満席になる狭い店内に、店主のただ一つの”こだわり”を書き示した紙が、控えめにカウンターの前に申し訳ないと言いたげに貼ってありました。

最近出来ている”ラーメン店”は、「〇〇産の小麦粉を使っています」とか、「チャーシューは△△産の豚を手作りで」とか、「醤油は□□醤油店から取り寄せています」などど、恥ずかしげもなく”大書”した大きな看板をお店の内外に掲げてあるお店が増えました。

それを横目で見てお店の前を通り過ぎる度に、こちらのほうが気恥ずかしくなります。

そういうご時勢に、この店の気恥ずかしそうな、控えめな告知紙、店主さんの気性がここに現れているようで微笑ましくなります。

肉そば   今回注文したのは”肉そば”と”煮玉子”で、お値段は850円+100円の計950円です。

たかが”ラーメン”に950円も・・・・高すぎるではないか?とお考えの方も多いと思います。

でもワタシはこのお店の”らーめん”、それでも安すぎるのでは?と思います。他のお店ならワタシも間違いなく「高い!」っと思うでしょうが。

それで、これが”肉そば、煮玉子入り”です。

ここで初めて気が付いたのは、前回頂いた”汁そば”とほぼ同じだったということ。

違いは、具材のチャーシュー代わりに入れられている”鶏肉”(部位は胸肉だと思いますが)の量が違っているだけでした。

”汁そば”には、それが3切れ投入されていましたが、この”肉そば”にはその3倍の量が投入されています。

肉そば6    ”鶏肉”が器を覆い、麺がほとんど見えない状態です。

ただし、”胸肉”だと思ったのはワタシで、実は鶏の別の部位かも知れません、違っていたら素直に「ごめんなさい」ですが。

前回書きましたように、このお店の”らーめん”の命はこの透明感に満ちた香気高い”スープ”にあります。

これはワタシの素人想像ですが、店主さんはこの”高級お吸い物”に近いものに更に香りとコクを加えた、一種の”芸術品”とも言える”スープ”に合う具材を徹底的に研究なさったに違いない。

普通に”チャーシュー”を入れたのでは、このスープには合わない。

鶏肉でも淡白な味の”胸肉”が一番合っていると考えられたのでは。で、それが大正解だった!

その結果、鶏胸肉は蒸されたのか湯掻かれたのか、その調理法は素人のワタシには分かりませんが、鶏胸肉が本来が持っている味を損ねないように調理された。

また、香りが強い刻みネギは選ばず、瑞々しいパリパリ感の残った”ミズナ”を選ばれた。

それらの選択を経て、店主さんが作り出したこの香気溢れる”らーめん”を、スープと麺と具材がお互いに力を合わせて支えあっている”芸術品”が完成した。

麺7    ””だって、このスープに合う麺を徹底的に試行錯誤されたに違いない。

だからカンスイを極力抑えた結果、限りなくうどんやきし麺に近い麺になったのではないか。

特性の”平打麺”が、気品に溢れたスープによく絡んでいる。

このスープには、間違いなくカンスイタップリの中華麺は合わない。

この”らーめん=そば”に、無神経に胡椒など入れてはいけない。

麺の煮方が柔らかすぎると思う方も、ここは黙ってこの麺を味わっていただきたい。

煮玉子8   こちらがトッピングした”煮玉子”です。

黄身の中心部は半熟なので、トロトロに濃厚です。

黄身が柔らかいほうが好きな方は、スープを一口啜った後は、迷わず”煮玉子”に取り掛かるべきです。

逆に、黄身がやや固めがお好きな方は”らーめん”を一通り食べ終えた後に、徐(おもむろ)に煮玉子に取り掛かればいい。

ササミ9   こちらが先ほどご説明した”鶏胸肉”です。(胸肉ではなかったらゴメンなさい)

厚めで、しかも大振り。ほのかな甘さを感じる、実に上品な味です。

これでないと、このお店の”そば”には似つかわしくない。

完食10   じっくり味わって完食しました。

さて前回アップしたときに、最後に書いた「忠告」です。

つまり自分が食べ終えたときに、店主にお勘定を告げるタイミングのことです。

忙しく”らーめん”作りに没頭している店主が、注文されたものをお客さんに出し終える瞬間まで静かにタイミングを待っていただきたいと書きました。

当日、食べ終えたワタシはその時を待っていました。

その間に先頭でお店に入って食べ終えた青年は、店主がらーめんを作っている最中に「お勘定!」と言って立ち去りました。

でもワタシの横に座った客、ワタシと同様に静かにそのタイミングを待っているではありませんか。

心優しき同志に、密やかに心の中で拍手を贈りました。

その彼が勘定を終え、そしてワタシが勘定をしようと立ち上がると、店主がワタシの耳元で囁(ささや)きました。聞き取れるか聞き取れないほどの声で。

「お勘定、待っていただいていたんですね。何時もありがとうございました」と。ワタシはこのお店に2回しか通っていない。

ワタシも静かに囁きました。「ゆっくり、じっくり・・・やってね。そして楽しんで」と。

そして足早に車に向かいました。

既に涙目になってしまったワタシの顔、店主に見せて変なプレッシャーだけは与えたくなかったから。



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おはようございます♪

最後の2行で、私もウルウル・・・
ますます行って見たくなりました(^_^;)
もうランチは行く事が無いと思ってましたが、
娘を誘って、もしくは息子を誘って行かなければ(^_^;)

ぜひぜひ

ベル様
どうか、ぜひぜひ行ってみてください。そうすれば、ワタシが書いたことが、決して大げさなものでも、ことさら誇張したものでもないことがお分かりいただけると思います。
ふんわりと包み込んで守ってあげたくなる好青年ですし、味もちょっと他では味わえない独特のものです。
うーーん、と唸られること請け合いですよ!

再訪 早っwww

じゅんさん、おはようございます。

この再訪の速さひとつとっても、どれだけ思い入れがあるか伝わってきますね(^^)
愛情溢れる記事で、読んでいてほんわかしてきますよ♪

春光亭さんへは私も行ってきましたよ。
ラーメン屋さんであのようなテンションの大将は初めてでしたwww
で、あの料理は何というか・・・、ラーメンという括りに入らないですね。入れてはいかんと思います。
また細かい事は自身のブログに書きます(^^)

それから、ちゃんとじゅんさんの言いつけ通り、勘定はタイミングを計ってしましたのでご報告~www

行かれましたかー

乱駆郎様
とうとう行っていただきましたか^^それは良かった。
確かに異例の「再訪」の早さですね。
そして乱さんが仰る通りあれは決して「ラーメン」ではありませんね。そこは全く同感です。
先日千葉から帰っていた妹を連れて3度目の訪問をした時です。例によってタイミングを待ってお勘定を済ませたその時、彼は私に向かって小声でこうささやきました。「いつもありがとうございました。アノ・・・アノ・・味、ブレていませんでしたか?今日は」と。すると、妹が「アニキ、あの人のお師匠みたいやねー!」っと。笑いました、兄と妹で。

夜分にすみませんm(_ _)m

こんなに素晴らしいお店と同じカテゴリーで名前を出して頂いて恐縮です。おかげさまで充実した日を過ごさせて頂いてます!しかし、わたくし自信まだまだ未熟でご来店頂いた全てのお客様に満足頂いてないのが現状です。これからも皆様に愛される店になるよう、努力しますのでご指導ご鞭撻よろしくお願いいたしますm(_ _)m

一挙に

ジンズゴンズ様
コメントの大ラッシュが来ましたね。いつぞやもありましたが、今度は、1コメントに様々な記事のコメントを盛り込むという新手できましたね。
さて、ワタシも様々な記事についていただいたコメントの全てのお返しのコメントを書いていると長くなりますので、何点かに絞りましょう。
まず、「春光亭」さんについて、再訪に早さに驚かれたかもしれませんが、あのお店こそまさに百聞は一見にしかずです。一度行っていただけば、ワタシの書いていることが決して大げさでないことが分かっていただけると。ただし、味については個人差が大きいので同じ感想を持っていただけるかどうかの保証はできません。行っていただければ、ワタシがあのお店のナニを語りたいのかがご理解いただけると思います。
『福磯』は不思議なお店です。うどん屋なのか?ラーメン屋なのか?普通両方出す店に美味しいお店なんて稀ですが、このお店はどうやら稀な部類に入るようです。ワタシも今度こそうどん屋でうどんを食べたいと「再訪リスト」に載せているところです。
『来来亭』は、今後どうなりますか?松山で長く生き残れるかどうか?そちらの興味のほうが強いお店になりました。
『Bere』や『ichi-nichi』のような洋食屋さん、大好きなジャンルなんです。結構多くのお店にも行っています。でも、あまりお洒落すぎると、もさいオッサンには入りづらくなることが辛いところです。一人で女性グループの真っ只中に座って、写真取り捲りながら食べきるには度胸がいりますよ。オッサン同士頑張りますよ、エエ頑張りますとも!
『太養軒』の記事に関しては、ワタシが削除したものではありません。社内の誰かが、ワタシのことを「おもんぱかって」敢えて、「下書き」に変更してキープしているというところでしょう。ワタシのブログは元々、会社のホームページ上に開設されたもの。会社に迷惑をかけることは許されませんので。
ただし、近々に会社からは完全に切り離し、会社とは全く関係ないワタシ個人のブログに移行するつもりです。そうなればあの記事も復活させます。いろいろとご心配おかけしたことお詫び申し上げます。
ただし、あの記事には様々なご意見を頂いたことは事実なので、表現その他は再度チェックしなおします。
もともと2年9ヶ月前にブログと言うものを書き始めたのは、会社がホームページを立ち上げるに当たって「ブログ」も、ということでワタシにご指名がかかったのです。ですからその当時は「ブログ」なんて言葉を知りませんでしたから外来辞典で言葉を探す事から始めました。こんなに長く続けることになろうとは、ダレも、もちろん私自身も予想だにしていませんでした。
ところが今では「じゅんのつぶやき」という言葉でグーグルでもヤフーでも検索すると約200万件ヒットするなかでトップに出るようになりました。やはり、言葉や表現には注意して書かないといけない立場にもなったということでしょう。なお、精進を続けたいと考えているところです。

近々に

フォンターナ店主様
7月に入りましたね。7月のランチいただきに、近々にお伺いします。
またその時はよろしくお願いします。
7月のメニューは既に拝見しております。何曜日にしようかと迷っているところです。
会社の同僚は火曜日がいいと申しておりますが。

今日も「ひめブログ」というサイトで「松山市で一番おいしいパスタ店は・・・・」という記事が出ており、現時点で記事人気ランキングのトップになっていました。わが意を得たりという嬉しい心境になりました。
どうか、今後ともたゆまずご精進をお続け下さい。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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