「野村町御食事処 葵軒」・「愛媛グルメ紀行」 333

今日は先週金曜日に続いてワタシの郷里、西予市野村町にある中華料理店”御食事処 葵軒”(あおいけん)さんをご紹介しましょう。


週末と週初と、続けて野村町のお店を採り上げるのには理由があるのですが、それは置きましょう。


このお店、ワタシの中学校時代の同級生の女性が嫁いでいるお店。

玄関1   しかもこのお店のご主人店主は、ワタシの妹と同級生。


野村町内では数少ない飲食店なので、本来は中華料理店なのですが、今では町内で頼りになる”食堂”となっています。


こちらが、お店の玄関。町内の商店街はご他聞に漏れず平日でもシャター通りと化しています。

サンプル2   昔懐かしいサンプルが店頭を飾ります。


しかも、そのサンプルがすすけてる。


誰一人サンプルを確認してお店に入る客などないというのに。

孫の絵3   店内には、ご自慢の孫の””が張り出されていた。


この”絵”はその孫が小学1年生の時に描いたのだそうですが、中々に面白い絵だとおもいました。


まるで、タレントから画家に転じた”ジミー・大西”さんの書く天衣無縫さに通じるところがあるような。

メニュー4   注文したのは”チャンポン”、お値段は500円(内税)です。


先月16日に逝った父に連れられて食べた”チャンポン”の味そのままです。

ちゃんぽん上5   今、地域起こしの一環として頑張っておられる”八幡浜ちゃんぽん”とも、どこか違う。


でも、間違いなく父と食べた味です。


千葉から急遽帰ってくれた妹と、それぞれの中学時代の同級生と懐かしく語らいながら食べました。

ちゃんぽん6   父が入院し永久(とわ)の旅立ちをした前後、入れ替わり立ち代り兄弟や親戚、ご近所の方々や教え子だった方たちが詰め掛けていただいた。


その間の我々の食べ物と言えば、地域や親戚の方々から差し入れて頂いた心づくしのお握りや卵焼き、後は町内に2軒あるコンビニのお握りとサンドイッチだけ。


食事らしいものを口にしたのは、この”チャンポン”が初めて。


しみじみ味わいながらいただいた、お腹に温かさと美味しさが染み渡った。

麺7   どこと言って採り上げるほどのことはない味であり”麺”。


でも、故郷の温もりがありがたかった。


同級生が私に語りかけた「じゅんちゃん、「お別れ会」の準備すすんどる?」っと。


「うん、昨年86歳で逝った母の時は200人くらいやったケン、まあ今度は300人くらいヤロカ?」


と、そこの妹の同級生の店主が口を挟んだ「何イヨルンー、先生(父は教師だった)やったら500人は超すゼー!」


「90歳を越えたおじいさんやデー、そんなに来るわけナイヤロー、野村町の世帯数ってせいぜい4000やでー」とワタシ。(実際はその半分の人数だったが)

餃子8   ”餃子も、妹と2人で分け合った、お値段は300円(内税)


「一週間、コンビニのお握りとサンドイッチばっかりやったケン、この”餃子”美味しいワー!」と、ワタシが言うと、同級生の店主の女房が言った。


「何イヨーーン、うちの”餃子”やケン、美味しいンヨー」と。


4人に笑顔が戻った。


故郷はありがたい。



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おはようございます♪

今年秋に88の米寿を迎える母ですが、兄と2人で
義理の兄(前夫の子)も呼んで、お祝いをしようかとおもってます。
いつか迎える、永久の別れのその前に・・・

今は元気ですが、夏が来る度乗り切って欲しいと、願ってしまう
暑がりの私です(笑)
今年はお盆に遊びに行ってやらねば(^_-)-☆

今日の記事のコメントになって無いなぁ~(^m^ )プッ

少しでも

ベル様
ワタシのように、とうに還暦を過ぎた男でも、相次いで両親を亡くしたことの心の喪失感は、考えたこともなかった程大きいものです。
86歳と90歳の天寿を全うしたのだから、2人に思い残すことはなかったはずです。
こちらだって、十分すぎるくらいに覚悟は出来ていました。ところが、一連の様々な手続きをし、それも一段落した頃に突然想像もしていなかったほどの大きさで喪失感でさいなまれています。
どうか、少しでも寄り添ってあげてください。黙って寄り添うだけでいいと思います。あの時、ああしておいて良かった!と思う日が必ず訪れますから。
これもまた、コメントのお返しにはなってないなー。

じゅんさん、おはようございます

ぬー、軽々しくコメント出来ませんが、
一般の人には何でもない普通のお店なんだけど、自分にとっては"かけがえのないあったかいお店"ってみんな持っているんでしょうね。

そういうお店、そういう空間が、五十路を迎えた今、ようやく大切に思えるようになってきました。
歳食うのも悪いことだけじゃないですネwww

その通りです

乱駆郎様
この年になって、食べ物や巡りを始めてみて、最近つくづく思うようになりました。
食べ物って単に味だけではない、値段だけではない、接客だけでもない。
様々な思い入れ、あるいは思い出などで微妙に受け取り方が違ってくることになりますね。

やはり人生生きてきた数だけ、そういう思い入れなどがある特別なお店があるのでしょうね。

食べ物屋巡りは、自分探し旅に似ています。

自分探しの旅。

素敵な記事には、素敵なコメントが並びますね♪
自分探しの旅という響きに、とっても深いものを感じました。
たかが食べ歩き。されど食べ歩き。
店や料理と対峙しつつ、そこに探し求めているのは
自分が何者で、何を求めて、なんのために生きているのか…
その答えなのかも知れません。

お店の存在価値というのは、うわべだけじゃ分かりませんね。
アチコチの飲食店を巡って経験値は増えたように思うけど、
分かったコト、余計に分からなくなったコト
どちらも増えたような気がしますwww

途中から

ジンゴズンゴ様
愛媛グルメ紀行シリーズを始めた当時は、自分が好きで何時も行っているお店を皆さんにご紹介したくて書いていました。
ところが、書き進むにつれて、単にお店の紹介や味の感想だけを書くのでは、物足りないと思うようになってきました。
書いている途中から、そのお店の方にきちんとお話をお伺いして、その方の人生そのものに触れたい、そう思うようになったのです。
表現の方法は人それぞれです。上手い下手、そりゃああるでしょう。語彙の違いだって、人生経験によって様々でしょう。
でも、ワタシのブログは、そのお店から何が引き出せるか?です。何を語っていただけるか?なんです。
それをおうかがいしているうちに、自分の人生と重ねて考えるように変わっていきました。
「食べ物屋巡りは、自分探しの旅」  これまさに実感です。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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