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「再訪17 ごろびつ庵」・「愛媛グルメ紀行」 355

今日は、昨年3月25日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの20番目のお店としてご紹介したうどん屋さんの”ごろびつ庵”さんを再訪しました。(「ごろびつ庵」 真っ当な「B級グルメ店」⑳


”再訪シリーズ”でも17番目に採り上げるということは、ワタシの超お気に入りのお店だということがよく分かります。


このお店は、会社から車で3分ほどのところにあります。


場所は前回のおさらい、国道11号線沿い(東側)の小坂にあって”播州手打ちうどん”のノボリが上がっているので分かりやすいですね。

玄関1
このお店は、この地に開業してはや35年、国道11号線沿いきっての老舗です。


なぜ”播州手打ちうどん”なのか?は前回のおさらいです。


このお店の創業者(先代)が播州出身で、播州の”柔らかいけどコシのあるうどん”を松山市民に紹介しようと出店したという由来によります。


そうです、”ごろびつ庵”が松山市民に受け入れられ、長く愛され続けているのは、”松山うどん”のコンセプトそのものであったからです。(と、前回ご紹介しています)

店内2
店内は清潔で広々としています。


国道沿いにあるからといって、通りがかりの客だけではない。しっかりと固定客を掴んで離さないから35年ももっているんです。


客層も実に様々、皆さんここの”柔らかいけど艶がある”美味しいおうどんを食べにやってくる。


ワタシが一番好きなうどん屋”さん、萱町の”どん”さんに極めて似通っている麺。


ワタシの持論ですが、道後の”としだ”さんなき後、柔らかくてしかも艶がある”松山うどん”の代表格が”どん”さんとしたら、この”ごろびつ庵”さんは播州を代表する麺なのでしょう。


両方に共通するのは、上に書いた”柔らかくて艶がある”、そして”細麺”だということ。

メニュー3
さて、前回はこのお店の看板メニューの一つである”しっぽくうどん”をいただきました。

そして、もう一つの看板メニューである”鴨南ばうどん”を食べ忘れたので、忘れ物を取り戻さなければと思っていました。

なお、この際”しっぽく”と”鴨南蛮”のことを歴史的に振り返っておきましょう。

まずうどんあるいは蕎麦の世界で、メニューとして先に登場したのは”しっぽく”です。”しっぽく”は”食卓”の漢音読みです。つまり一言で言うと”しっぽく”は中華料理を指す言葉でした。(今では卓袱という字を当てる)

これを長崎の”佐野屋嘉兵衛”が江戸時代に京都に出て食卓料理屋(しっぽくりょうりや)を開業したのですが、これが今のうどんや蕎麦に取り入れられ”しっぽく”の由来となりました。

また、”鴨南蛮”は江戸の”八百左衛門”が明和のころに京都のしっぽく料理屋の佐野屋嘉兵衛を訪ねて、その時に親しくしてもらう中からヒントを得て”鴨南蛮”を考案したとされています。

ですから、ワタシがこのお店で先に”しっぽく”を頂き、再訪した際に”鴨南蛮”を頂いたのは歴史的経過に従っているというわけです。(まあ、偶然や!という説もありますが)

鴨南うどん上4
ですから注文したのは当然”鴨南ばうどん”、お値段850円(内税)です。


このお店では”鴨南うどん”と表記してありますが、本来は”鴨南蛮うどん”と言います。


南蛮”とは葱(ねぎ)のことです。なぜ葱(ねぎ)が”南蛮”と呼ばれるようになったのかは幾つかの説があります。


その代表的なものが、江戸時代に来日した南蛮人が葱を好んで、健康保持のために食べたためといわれています。


更には、西洋料理に広く用いられるタマネギは、日本では明治時代まで入手困難であったため、葱が代わりとなっていたことも、鴨肉に葱を合わせた要因となりました。お互いの相性がいいのです。

鴨南うどん5
画像では、鴨肉(合鴨肉かも知れませんが)と、青葱が鮮やかな色の対比を見せています。


具材には、その他に”エノキ”もタップリと入っています。

オロシショウガ6
この”鴨南ばうどん”を美味しく食べさせる秘訣がこの大量の”オロシショウガ”です。


”鴨肉”にはやや野鳥独特のクセがありますが、そのクセを旨味として引き出す役割りがこの”生姜”なのです。


このオロシショウガを入れないのと、入れるのとでは味が全然違います。二つの違った味を味わってみていただきたい。

生姜乗7
この画像が、オロシショウガを入れた状態の”鴨南ばうどん”です。


鴨肉が一番美味しくなる季節は真冬です。旬は厳冬期なのです。


それを、汗を拭きながら真夏に味わう。これまた風情があるものです。

麺8
ここの店主のこだわりの””です。細めに手打ちしてあります。


店主は言います。「本当に美味しい麺は、硬いのではなくソフト感があり、粘り強くもちもち感がある麺です。一切の添加物を使っていませんので、安心してお召し上がり下さい」と。


今の兵庫県、昔の”播州”は良質の小麦と天然塩の有名な産地。


うどんは、その小麦と塩を使って丁寧に手打ちされます。


このお店は、ざるうどんや釜揚げうどんのように、うどんそのものを楽しむのではなく”種物”(具材が入った温かいうどんのこと)が断然美味しいお店です。


このお店の暖かい”お出汁”もぜひ味わっていただきたい。喉が唸ります。




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今週末、私は播州ですwww

じゅんさん、おはようございます。

このお店も古くからあるのは認知していましたが、うどんをあまり食べなかったせいもあるんでしょうが今まで縁がなくお邪魔したことがありませんでした。
今は、じゅんさんやファットマンさんのおかげでうどんにも興味津津ですので、行ってみようと思います。

うどん屋さんも、うどんそのものを楽しむ店と種物を楽しむ店があるんですね~。なるほど THE ワールド ですwww

折りしも、私は今週末に"播州"へ出掛ける予定なんです。タイミングよく"播州手打ちうどん"の記事を拝見しましたので、本場播州のお店を覗いてみようかなと思っています♪

本場ですかー

乱駆郎様
このお店の「種物」は優れていて、何度も何度も足を運んでいます。そして、ざるうどんとか釜揚げうどんを食べてみて、このお店は温かいうどん、しかも「種物」に限ると思いました。
うどん店によって、どちらが勝負メニューかをわきまえていないと、もったいないと思います。

そこで週末播州ほんばですかー。いいですねー。ワタシは播州ではどのお店にも行ったことがないので、果たしてどういうお店が本場の味だといえるのかを知りません。
ぜひぜひ探訪してきてください。そしてそのリポートを楽しみにお待ちしています。ワクワクしながら。

お気に入りに・・・

じゅんさん、お久しぶりです。
まだまだ秋には程遠い毎日ですが、ばてておられませんか?

昨日 はじめて「ごろびつ庵」さんに行きました。
お昼をどこで?と考えていたら 松前町にいたのにもかかわらず ここが頭に浮んで早速訪問となりました。

看板メニューを ど忘れしてしまったので食べたいとすぐ思った天ぷらうどんにしましたよ。天ぷらも注文受けて揚げてて白だし醤油を使った出汁のうどんが出てきました。 思わず キレイ!!って思った私は変でしょうか?(笑) ほんとに第一印象がそうだったので・・・


で、一口うどんすするともちもちしていて、艶があって、多すぎず少なすぎずの私にはドンピシャ適量なうどんに満足感いっぱいになりました。


次は鴨南ばうどんにしよう~i-179
店員さんの接客もすごく気持ちのいいものでした。
じゅんさん ありがとうございます。

行かれましたか!

nao0115様
お久しぶりです、松前からお昼御飯に「ごろびつ庵」まで駆けつける元気があるなら、この残暑を乗り越えることが出来ますよ。
このお店の「種物」(具材が入った温かいもの)なら、外れはありません。ワタシも天婦羅うどん食べたことはありますが、満足!でした。
「鴨なんうどん」も「しっぽくうどん」も、決して逃げやしませんから、又の機会にぜひお試し下さい。

ところで、「手打ちうどん 味十味」さんの「生野菜ぶっかけ」を試されましたか?もしまだなら、お急ぎ下さい。夏季限定と言うことなので、恐らく8月末までだと思います。絶品でした!!
そのことは、28日に記事としてアップします。どうかご覧下さい。そして何よりも、8月末までに、お試し下さい。唸りますよ!
いいタイミングでコメントいただきました。間に合うといいのですが。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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