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「万豚記(ワンツーチイー)」・「愛媛グルメ紀行」 360

今日はエミフル松前店のフードコート内にある中華料理のチェーン店”万豚記”(ワンツーチイー)さんをご紹介しましょう。


実はこのお店、ブログ友のファットマンさんの薦めで訪問しました。


ワタシ不動産屋なんですけど、極度な方向音痴。こういう巨大商業施設は大の苦手としています。


といいますのは、一度施設に入ったら迷い子になって方向が分からなくなるからです。

玄関1
ですから、ファットマンさんのお薦めがなければ、決して自ら選んで来たりはしません。


そのファットマンさんの情報によれば、平日の午前11時から12時までの一時間だけタイムサービスを行っているという。


こちらがお店の玄関。このお店は”万豚記”をはじめ”紅虎餃子”など様々な業態のお店を全国に展開している、東京に本社を持つ”際コーポレーション株式会社”が運営しているお店です。


グループ数の店舗は既に300店を大きく超えているようですが、その殆どが直営店と言いますから、飲食業界の一種の巨人でしょう。

看板2   
お店の玄関には、”1コインタイムサービス”という手書きの看板があり、ラーメンと担々麺が500円でいただけます。


ワタシがお店に入ったのが丁度正午でした。お店に入ってタイムサービスの対象メニューの”白ごま担々麺”を注文し終わって0時8分、店員さんがタイムサービスの看板を店内にしまいました。


大きなお店ですので、夏休みに入っていたとはいえ店内の入りが概ね4割程。巨大商業施設内のフードコートのテナント店舗も客のつなぎ止めに必死です。

店内3
ワンコインのタイムサービスも客のつなぎとめ防止の一環でしょう。


でも、そのサービス時間内にも関わらず半分にも満たない客の入りですから、巨大飲食業業態と言えども安閑とはしておられないところ。


同系列の”紅虎餃子”さんも、パルティー・フジ衣山の施設内にお店を出しておられましたが最近撤退されたばかり。

メニュー4   
こちらが、タイムサービス対象になっている商品のメニュー。


ラーメン(醤油・塩)が、通常価格680円のところが500円。担々麺は全4種の中で”白ごま担々麺”と”黒ごま担々麺”が通常880円のところが500円のワンコイン(内税)です。


偶然ですが昨日御紹介した”長城”さんの担々麺が860円で、高い!と書いたばかり。


すると、常識的には800円以上するんですね。


しかし、このシリーズの274番目のお店として今年4月25日にご紹介した三番町3丁目の担々麺専門店の”一天張”さんは、これらが全て600円代でした。


それに比べたら両店とも”一天張”さんには恥ずかしい思いがするほど高い!

白ごま担担麺上5
こちらが、唐辛子マーク2個の”白ごま担々麺”です。


そもそも”坦々麺”とは中国四川省の成都で生まれた”麺”です。このお店の説明書きには担いで売り歩いたからこの名が付いたと書かれてありました。


そして、”坦々麺”は、四川風の”花椒”(かしょう)と少量の”豆板醤”(トウバンジャン)と”芝麻醤”(チーマージャン)を利かせた少なめのタレに、ゆで麺を入れ、豚挽肉のそぼろとネギやザーサイなどを載せたスタイルの麺です。


この中の”花椒”(かしょう)が、この麺の最大の特徴でしょう。(と、一天張さんのときに書いた)


ところが、昨日ご紹介した”長城”さんの”四川タンタンメン”と銘打ったものには、”花椒”(かしょう)は入っていたのでしょうか?。


もちろん、日本人向けに姿を変えた”担々麺”でしょうから、花椒を使わない担々麺など認めない、などというつもりは毛頭ありません。

白ごま担担麺6
なお、このお店の担々麺には、ちゃんと”花椒”(かしょう)と”少量の豆板醤”(トウバンジャン)と”芝麻醤”(チーマージャン)が入っていた。(と感じた)


だから、辛いというより口腔が痺れる感じの味に仕上がっていた。


スープも、ワタシの苦手とする胡麻とそのペーストを大量に使っているので、それには閉口したけど、実に真っ当な味でした。これで500円なら確かに安いしお徳でしょう。


なお、日本流にアレンジ(アレンジしたのは陳健民さんとされています)された”担々麺”には、スープの中に大量の炒った胡麻(ペースト状になるまで炒られている)を入れるお店が多いけど、本来、四川省の”担々麺”では、胡麻は薬味の一種として用いられていたに過ぎません。

アップ7
ところが、ワタシは松山ラーメン界では名店の部類に入るであろう”のっぴんラーメン”の胡麻ラーメンが大の苦手。避けて通りたいほど苦手。


その胡麻がまともに入っている。


本場の担々麺は汁なしが普通だけど、このお店の”汁なし担々麺”は、これでもかというほど黒胡麻が入っている。


メニューから思わず目を反らせた。これでは、幾らワタシが唐辛子の辛さには平気でも胡麻の臭気で気を失うに違いない。


”一点張”さんの”汁なしタンタン麺”が無性に恋しくなった、口中が痺れに痺れても。

麺8
麺だって、中太縮れ麺でいい小麦粉を使っていることが偲ばれた。


これを口に含むたびに、昨日御紹介した”長城”さんの麺の貧しさが悲しくなった。


フロアー長的なキャッシャー係りの女性が、多分ワタシが写真を撮っていたので気になったのか「お味はいかがでした?」と笑顔で聞いてきた。


「ええ、美味しくいただきました」と、こう応えますと。


「ええ、私たちもあの”白ごま担々麺”と”黒ごま担々麺”は皆大好きなんですよ、ちょっと辛いけど。でもさすがに”汁なし”はもっと辛くて、ちょっと私たちでも・・・・」と。

残った9
でも、このお店の店長さんなりオーナーの方に申し上げたい。


リーダー的店員さんが、”担々麺”を単に”辛い”と言う一言でしか形容できないとしたらちょっと悲しいし、恥ずかしくはありませんか?。(細かく語る時間がなかっただけかも知れませんが)


もちろん、「ちょっと辛い」と「もっと辛い」と、形容詞は変えておられましたが。


”担々麺”の魅力等、様々な商品知識をもう少し本気で勉強させてからフロアーに立たせるべきではありませんか。少なくともリーダー的店員さんには。


ここまで言うのは、このお店は街の個人がやっている零細な中華料理店ではなく、全国に300店を越える店舗を出している飲食業の巨人だからです。


あの痺れるような感覚、”花椒”(かしょう)の”痺れ旨辛さ”それがジワッと口腔から消えていく過程の心地よさ!・・・・何とでも形容の仕方はあるでしょう?


自分のお店のメニュー、しかも看板メニューですよ!


その看板メニューに、ほんの少し踏み込んだ関心を抱いていただければ、もっと素敵なお店になるのにナアっと思いました。


平日の昼間の一時間をワンコインサービスとするのは大いにありがたかった。


でもタイムサービスを実施する程度で、この難局を乗り切れるほど甘い状況でしょうか?


なお、スープを残したのは美味しくなかったからではなく、単にワタシが胡麻味が苦手と言うだけですので誤解のないように。


ご紹介していただいた”ファットマン”さん、色々なことを考えさせられるお店、ある意味貴重な経験でした、ありがとうございました。




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愛のブログ

こちらは坦々麺だけではなく、普通のらーめんもワンコインで食べられるんですね♪
私も伊予市や松前町に用事がある時にでも寄ってみようと思います。

と、じゅんさんのおっしゃりたい方向とは違う方向へコメントしてみました。


厳しい内容ですが、巨人に対しても他のお店と変わらぬ叱咤激励。じゅんさんを優しいと感じるのは私だけでしょうか。
お店の方がこの記事を読むことがあるのかどうか判りませんが、読んでこれを糧に出来たらいいですね(^^)

そもそも

乱駆郎様
そもそも、私は以前から全国展開のお店には厳しいので、優しいとは自分では思いませんが、このお店からは、店員さんの熱意が伝わりました。
ですから、せっかくいいものをもっておられるのですから、それを一層磨いていただきたい、そう思いました。

巨人でも生き残りに必死で、その必死さは伝わりましたが、その必死さの方向がタイムサービスだけではちょっと寂しい。もっと他にも方向があるのではないかと思ったのです。

No title

なるほど。
花椒(先程どんなものか検索してみました)をちゃんとつかっていること、なかなかいい小麦粉をつかっていることなど、チェーン店であってもある程度の水準を維持しておられる坦々麺なのですね。
しかし、フロアー長さん(熱心に呼び込み等もされてませんでしたか?)がちょっと辛いとかすごく辛いとか、語彙が乏しいのはやはり興ざめですよね。そういうことも含めてのお店の評価でしょうし。

何百軒ものお店に、店主さんと同じテンションのの支配人をおくことは実際問題難しいでしょうし、大手チェーンというのは若干気が利かないにしても安く合格点の物を食べさせてもらえるのがレゾン・デートル(でしたっけ)のようにも思います。やはりそういう意味ではこのお店はちょっと高目ですよね。セット物とか定食はみんな1000円以上だったと思いますし。

やはり、早い時間にサービス品をいただくのが正解のように思います。
私の漠とした疑問を明快に解説していただいてありがとうございました。

そこまで手が廻らない

ファットマン様
ワタシの、このお店に対する要望は、実際には「無いものねだり」かも知れませんね。そこまで手が廻らないというのが実態でしょう。
ただ、一方で一流のレストランならウエイターに当日の料理の素材や使っているソースの種類、献立の狙いなどを営業開始前のミーティングで徹底しています。客にシェフの意図がきちんと伝えられるように。
でも、このお店はファミリーレストランの位置取りでしょう。客もそこまで期待することはない、そういう認識と自店の位置づけでしょう。
ただ、集客と言う面で、多分危機的状況にあることも間違いないようです。そうしますと、それを一時間のタイムサービス実施で切り抜けられるのか?
危機的状況に陥ったとき、対処療法で済めば、それは軽症ということ。
根本的に店の魅力を磨いて、お店のポテンシャルを高めよう、それが根本治療。重症の場合にはそれも必要。
要は、このお店のオーナが事態をどう認識しているかにかかっています。
チェーン店など、スクラップアンドビルドあるのみ、そう考えているのならそれでも良しでしょう。

残念ですね

タ助 様
初めて頂いたコメントが、この内容でした。甚だ遺憾に思います。

私のこの記事で、タ助様のような受け止め方、反応もあるのだということを、心に明記してしておきたいと考えています。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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