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「再訪32 中国料理 彩華」・「愛媛グルメ紀行」374

今日は”再訪シリーズ”32番目のお店のご紹介です。


そのお店は、今年の2月23日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの232番目のお店としてご紹介した”中国料理 彩華”さんです。(「中国料理 彩華」・「愛媛グルメ紀行」 232


このお店は、以前南久米町町の伊予鉄横河原線の久米駅から徒歩2分、ゴトービルの1階にお店を出されていました。


現在、”彩華”さんがあった場所には、このシリーズの221店目(2月7日)としてアップしました、イタリアンの”BAL COURNO(バール コーノ)”さんが入っておられます。

玄関1
こちらが再開された現在のお店の玄関。


セブンスター石手店と県道松山東部環状線を挟んだ、道路の向かい側にある”リアリティーフジ”ビルの1階にあります。


南久米からお店を大街道に移し、一時閉店されて郷里の宮崎に帰られていました。


そしてこの地で三度目のお店を再開されて、丁度2年半が経過しました。本格四川料理店の再開は、ファンにとってはこの上ない朗報となりました。

メニュー看板2
玄関前には、お店の人気メニューが5つ、手書き看板に書き出されています。前回は2番人気の”エビチリ”をいただきました。


エビチリに使われているエビはフランス産。前回それをいただいた時の感想を以下のように書いています。


「エビの食感は、正に”プリプリ”で、エビの身に歯を立てるとその弾力で歯が跳ね返されるほど。今までの生涯で食べた”エビチリ”の中では、先ずは最高の味だと思います」と。

冷麺とカウンター3
ただ、今回は冷たい麺は出されていないか?とお訪ねしました。


ところが、店内を隈(くま)なく見渡しても、それらしいメニューはどこにも表示されていません。


店内に席は全部で15席、駐車場は2台、シェフと女性の2人で切り盛りされている小ぶりなお店。


そこで「冷たい麺のメニューはありますか?」と聞いてみた。


それで出されたのがこちらの”冷麺”900円です。メニューにはありませんが、即座に作っていただきました。

冷麺上4
出された”冷麺”を見て、冷麺が入れられているガラス容器に触って驚きました。


画像では分かりにくいかもしれませんが、ガラス容器が凍らされていたのです。


今年の夏、”冷たいうどん”や”冷たいラーメン”を求めて様々なお店をお訪ねしました。


そして、スープ自体を凍らせて”スープ氷”を使ったお店、クラッシュ氷を巧みに配したお店など様々な工夫を拝見してきました。


でも、麺を乗せる皿自体を凍らせていたお店は初めてです。


冷麺が茹で上がって、氷水でシャキシャキに冷やされ締められたら、冷凍庫に入れられていたガラス容器に温度が上がらないうちに素早く盛り付けられます。


その手際のまあ鮮やかなこと。熟達した職人の技に、料理をいただく前から唸らされました。


もちろん、唸らされたことはまだ他にもあります。

冷麺5
冷麺の具材、茹でられた海老、揚げられた小海老、中華ハム、クラゲ、蒸し鶏、レタス、キュウリ、カイワレ、茹でられたモヤシなど。


そしてこの”冷麺”の個性を作り出しているのが、砕かれたカシューナッツ、松の実、カボチャの種、そして小梅です。


程よい酸味が効いた深みのあるスープ。

小梅他7
唸らされたというのは、画像で見えるでしょうか、小梅の周りに香ばしく砕かれた”カシューナッツ”、小梅の上で緑色に見えるのは”カボチャの種”、さらに目立ちませんが白い小さい実は”松の実”です。


”松の実”は、朝鮮半島やイタリアの料理には盛んに使われる素材ですし、”カボチャの種”は中国では定番のお茶請けです。


砕かれたカシューナッツも広東料理などではよく使われていますし、松の実もカボチャの種も漢方薬にも用いられる栄養価の高い食材で、夏、体力を落としがちな季節には嬉しい食材です。

海老8
この上品な海老を見てください。


これは頭と尻尾には殻を残し、その間は殻を剥かれて茹でられています。たった一尾にも手抜きをせず、ちゃんとした仕事がなされているのです。

麺9
麺は氷水で締められていますので、モチモチ感がしっかりした麺です。


それが、ナッツ類の香ばしさと、レタスやキュウリなどのシャキシャキ感、中国ハムや蒸し鶏とクラゲの独特の食感、そして酢味の効いた奥深いスープと絡んで、見事な調和を見せています。


中華料理の一流の職人技に、ただただ素直に賞賛を送りたいと思いました。


この”冷麺”はこのお店に来ないと食べられません。探しに探してでもお店を目指す理由は十分にある名店です。




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一流の職人技

じゅんさん、おはようございます。

これが今年の冷たい麺のトリなんですね(^^)
なるほど、見た目は大人しいですが、きっちり仕事を施されているプロの冷麺のようですね。
このじゅんさん好みの一皿で冷たい麺を締めくくられて、流石です!

夜のお店では、夏場にキンキンに凍らされたジョッキやお皿のお目見えはよくありますが、お昼のお店で、サラリーマンが足を運べる価格帯のお店でここまで気を配ったおもてなしは見たことありませんね。

料理+このおもてなしの心、まさに"一流の職人技"ですね!

一流です

乱駆郎様
さりげないけど、随所に一流のプロだけが出せるこだわりと気配り。
それに気がつくたびに、唸り唸りしながら食べました。

小さな目立たないお店で、行列が出来るお店ではないのですが「知る人ぞ知る」という名店だと思います。

ただし、お褒め頂きましたが、これで締めくくれていないんですよ。この後も、まだ「冷たい」シリーズがダラダラと、止めどもなく続くという始末です。

誰がこんな目にしたのですか。久しぶりにトホホ・・・っと嘆きたくなります。

アッ!そうだ、締めくくれるんだ。ブチ切ればいいんだから、後のお店は。^^

すごい冷麺ですね!

じゅんさん、こんにちは!
いや~、見れば見る程、読めば読むほど、すごい冷麺ですね。
冷やした皿も然り、どんだけの具材が入ってるんでしょう。
単に冷麺900円と聞けば、ちょっと高いかなと思いますが
これだけの具材と味なれば、お得感倍増ですね。
天晴!

上に乗ってるデッカイ海老、めっちゃウマそう!

これが、さりげなく

おっさん様
お店に入って、どこをどう見ても「冷麺」のメニューはなかったんです。
でも、「冷たい麺」を、と言うと即座に作っていただきました。

しかも、実にさりげなく、ごく普通に。この職人技に先ず驚かされました。
そして、具材の豊富さ、まるで宝石箱のようでした。

味はもちろん絶品!

試してみる価値はあると思います。是非に。

No title

こんにちは。
このお店の場所はなんとなく知ってます。
多分以前に他に人のブログでもほめられていたのだと思います。

冷麺に900円はけっこう高いなと思いますが、手の込んだ料理なのでその値打ちありということなんでしょうね。
ウチからは少し遠いのですが、一度行ってみたいと思いました。冷麺はメニュー外ということでしたら、混み合う時間帯は避けてあげた方がいいんですかね。

皿を凍らせてあったのが興味深いですね。冷麺は急な注文だったわけですから。けっこう冷凍庫の中でスペースを取るでしょうしね。①他の冷製料理で凍らせた皿を使うことがある、②常連さんで時々冷麺を注文する人がいてそれに備えている、③夏場はなんとなくいつも冷やしておく、などなど想像は広がるばかりです。

メニュー外

ファットマン様

確かに「冷麺」単品の値段としては高いと思います。ただ、食べ終わって納得という出来栄えでした。

メニューに載せていないものが、く直ぐに出されたのは、お店では想定済ではなかったかと想像します。でないと、あそこまで完璧な具材をすぐに準備することは難しいと思うからです。

では、何故レギュラーメニュー、あるいは季節限定メニューとして店内に表示していないのか?
① 単にワタシがその表示を見落としていた・・のか?
② たまに注文があるので、材料と冷凍庫に入れている皿は用意している。ただ、メニューに載せるほどの注文はないので載せていないのか?
③ 注文があれば作るが、実は900円もらっても採算が合わないのでメニューには載せていない。でもプロとしてのプライドで、何時でも間に合うように材料と皿は用意している・・・のか?

など、謎です。これで①であるとするなら、皆さんに平謝りする他ありませんが。一番可能性があるかも・・?

最後に、正午前後は避けたほうがいいと思います。なお、車は近くにスーパーがありますが、その解釈はお任せします。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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