「再訪35 雁飯店」・「愛媛グルメ紀行」378

今日も”再訪シリーズ”ということで、その35番目のお店です。それは昨年4月12日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの32番目のお店としてご紹介した木屋町の”雁飯店”さんです。(「雁飯店」 真っ当な「B級グルメ店」 31


場所は南向け一方通行の木屋町通りの木屋町2丁目にあって、業暦は30年を遥かに超える本格的中華料理店の老舗です。


木屋町通りに面しているお店は、カウンター席10席程度の小さいお店ですが、その奥に中庭を持つ割烹料亭風の部屋が幾つかあって広い敷地を持っているお店です。

玄関1
このお店のオーナーさんと奥様は、ワタシが前職でこの辺りを担当していた若い頃から知っている方なので、以前は接待やある種の会合でよく利用させていただいていたお店です。


ところが最近”食中毒”を起こされて行政処分を受けたという。これは励ましの意味を込めて再訪しなきゃと思っていました。


現在、オーナーさんは、11号線沿いの小坂4丁目の”中国割烹大岩”の方に出ておられるようで、こちらのお店ではお会いできませんが気持ちだけでもと思って訪問しました。

店内2
こちらが店内。厨房に男性と女性の料理人が一人づつ、フロアー係りに若い女性が一人の3人でやっておられました。


カウンター席だけで10席余り、昼時はほぼ満員となります。

メニュー3
頼むのは最初から”冷麺”と決めていましたので迷うことなくそれを注文しました。


お値段は750円。特別高くも安くもない値段設定ではないでしょうか。


このお店の接客や、問題点を指摘された時のお店の対応のスタンスに問題あり、というのがワタシのブログ友”乱 駆郎”さんの見解です。


実は、再訪の目的のもう一点にその点の確認もありました。

冷麺上4
さて、これがこのお店の”冷麺”です。タレはゴマダレで、別皿で出てきます。


外観を拝見する限り、ゴクゴク普通の”冷麺”です。見た瞬間から驚嘆するなどということはありませんでした。


ここで最初の小さな失望が生まれました。ワタシが知っているオーナーシェフの大岩氏のメニュー開発意欲は、それはもう大したものでした。


このお店のメニューに対する期待値が大きい分、小さな失望という意味ですが。ですから、普通のお店の”冷麺”に比べると水準は随分高いことは間違いありません。


オナーシェフさんは、毎年若い調理人を連れて台湾などに研修旅行されていたのを知っていますので、自然に期待値が高くなります。

冷麺5
綺麗に盛り付けされていて、何等文句のつけようのない”冷麺”の佇(たたず)まいです。


でも、ちょっとインパクトに欠けるような・・・・


無理もないかも知れません。9月12日に”再訪シリーズ”の31番目のお店としてご紹介したばかりの”中国料理 彩華”さんの、あの極めつけ”あの至極の冷麺”と比較したら、それは比較になんてなりはしませんから。

アップ6
そこで、ゴマダレをかける前に、箸先でタレの味を確かめてみました。”酸っぱい!!!”(酸っぱさの基準も個人差が大きいので、丁度いいという人もいるでしょう)


これをいきなり麺に全部かけてしまうと大変な事になると、恐る恐る、少しずつ味を確かめながら掛けていきました。


三分の二程度掛けたところで、再度確認しましたが「ああ、ちょっと掛け過ぎてしまったかな?」と。


タレが酸っぱいから、加減を調整出来るようにと別皿に出してきたとしたら、それは正しい提供の仕方だと思います。

混ぜた7
でも、お店の誰一人、タレを調整しながら掛けて下さいとは言われなかった。


と言うより、お店の3人の表情はまるで”能面”のようでした、ずっと一貫して。


誰一人、ほとんど表情を崩さない、笑顔が出ない。逆に考えれば、真剣に取り組んでいるということか。


でも、飲食店はサービス業の一面も持っているはず。笑顔で自然な会釈が出来て当たり前だとは思うのですが・・・・。


もちろん、サービスの手順や対応には何の瑕疵(かし=傷)もない。でも、静まり返った厨房、時折「レイメン イーガー!」という注文を通す声が出る程度。

麺8
タレはゴクゴク酸っぱかった。ただ””は目を剥くほど素晴らしい麺を使っておられた。


モチモチした、心地いい弾力があって小麦粉の味も良かった。この点は流石!!(さすが)と思った。


具材は一言で言えば極々平凡。少なくとも、このお店に来なければ食べられないという程の物はなかった。


なぜ?このお店に胸ときめくものがないのだろう?


活気も精気も、賑(にぎ)わいも、ザワメキもない静寂の世界。


食中毒で萎縮されているのか?それだったら逆効果ではないか。意識して明るく振舞わないと、目の前に客がいるのですよ。


ワタシの隣では、写真週刊誌の女性ヌードを食い入るように見ながら(つまり、食べている食品には目もくれないで)炒飯を食べているワタシよりやや年下のサラーリーマン。目障り!!


こういうところに、セクハラにもなりかねない女性ヌード満載の写真週刊誌を置く神経は・・・・ちょっと言葉が出なかった。


客に女性は要らないということになりはすまいか?


ワタシは励ましの意味を込めて訪問した。でも残ったのは、複雑な思い。


オーナーさんは、本当に素敵な努力家さんです。


調理学校時代の、あの燃えるような意気、強い意志、向上心と研究心、ワタシは信じています。




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不義理乱駆郎

じゅんさん、こんにちは。

またまたご無沙汰してしまい申し訳ございません。
いろいろな事が波状攻撃のように次から次へと襲いかかってきます。
今年はそんな星の巡り合わせなんでしょうかね(^^;

これからも歯抜けになると思いますが、極力忘れ去られないように顔を出したいと思いますのでよろしくお願いしますwww

こちら、営業停止になってからは存じませんが、やはり覇気がなかったですか・・。じゅんさんの表現のとおり、私が食べに行って、ある事を指摘した時のリアクションもまさに"能面"のような表情で「あぁそうですか。」と言っただけだったのです。

最近のこの笑顔のない接客や立ち振る舞い、多分オーナーさんは知らないんでしょうね。すべての店舗のこういった事を把握するのは大変なことでしょうが、何とか頑張って欲しいですね。



そうそう、写真週刊誌の女性ヌードの件(くだり)は、中華料理 泰州さんのエロ漫画を思い出しましたよwww
たしか・・・、「妻が浮気をする理由」でしたっけ?www

微細なことを

乱駆郎様

いやー、現役で仕事していて、しかも責任者、子供だって成長期、何もかもが一身に集中する時期ってあるよ、そりゃあ。
で、そこをどう乗り越えるかで、その人の値打ちとその後の人生が変わってくる。ここは、一つずつ、パワーを集中して事に当たって下さい。

ブログなんて屁みたいなもんやから、出たり入ったりしたんでいいんですよ。忘れたりはしないから。

さて、このお店、味は問題ないのに、あの無表情。どうかならんか?
能面は、客が気を使う。どうしてあんな状態になってしまったのか?

多分オーナーさんは知らないでしょうね。どこかでメスを入れないと重症になってしまう。心が痛いです。

それと「妻が浮気をする理由」、そうそうその通り。ワタシもチラッとアノ光景が目に浮かんだ。それにしても微細なことをヨー覚えておられる!
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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