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「手打ちうどん こはる」・「愛媛グルメ紀行」 388

今日は和泉南3丁目、県道松山伊予線(通称椿神社裏参道)沿いに、今年8月11日にオープンしたばかりのうどん屋さん”手打ちうどん こはる”さんをご紹介しましょう。


場所は、石手川に架かる”吉木橋”を渡って南下すると”バッティングドーム和泉”と言う施設がありますが、その南側に出来ました。


この情報は、時々情報をいただく”きくりん”さんの、8月25日の記事からいただいたものです。(ブログ名:愛媛さすらい日記)

玄関1
こちらが玄関。もっとらしい構図で写真を写したかったのですが、店内にいるお店の方が全員写真を撮っているワタシを店内から見ておられた。


きくりんさんの情報によると、このお店の開店時刻は午前10時39分ということらしい。


ワタシがお邪魔したのは、午前11時30分丁度。店内にはたまたまお客さんがいなかったようで、お店の方の関心が新たに来たワタシに注がれていたのかもしれない。


だから、何枚も取り直す余裕がなく、急いで店内に入った。なぜワタシがこういう些細なことを冒頭で書いたかと言うと、実はこの店内の緊張感がこのお店の最大の印象になったから。

店内2
このお店を訪問したのは9月3日でした。ですから開店してまだ3週間目のこと。


店内は麺を担当する若い店主と、厨房の奥で天ぷらなど揚げ物と盛り付けを担当するお年を召した職人風の男性、そして店内フロアー係りの責任者の若い女性の姿が。


更には厨房の洗い物などを担当しているようにお見受けした、ちょっとオッ!っと驚くような美人の女性の4人体制でした。


開店直後の緊張がまだ完全に抜け切れていないのか、フロアー係りの若い女性以外の3人の表情がこわばっていた。


笑顔で対応しようと言う気持ちは伝わるのですが、その笑顔がこわばっている。一種異様な緊張感を感じ取った。


一人でお邪魔したのでカウンター席の一番奥に座ろうとしたら、フロアー係りの若い女性が「そこは店内で一番暑いです。こちらの方が涼しいですよ」と、自然な笑顔で誘導していただいたので入り口に一番近いカウンター席に移動した。


でも、他の3人は凍りついた表情で無言で立っている・・・・・前途多難な幕開けの予感が・・・

メニュー3
メニューは迷うことがなかった。情報をいただいたきくりんさんが、気になるメニューといって注文された”かしわ天ざる”、お値段650円を注文した。

注文が厨房に通ると揚げ物担当の方が早速、鶏の天ぷらにかかった。

かしわ”という鶏肉を表わす言葉は、主には関西で使われている。その語源には諸説あるけど、「柏餅に使う柏の木の葉の色に似ていることから使われようになった」という説もある。

だた、それにしても店内に言葉も笑顔も一切出ないという異様な時間が過ぎていった。

仕方ないので店内を見回していると、結婚式の写真が開店祝いの熨斗(のし)を飾りつけた中で目立っていた。

そこで、「この結婚式の写真は?」と沈黙を破りたかったのでお店の方にお尋ねした。

するとフロアー係りの若い女性が「それ主人と私です!4月に結婚しました!!」と笑顔がはじけた。

ところが他の3人はその会話にも、微動だにしない。”かしわ天”だけが油の中でジジジジと音を立てて揚がっていっていた。

「そのご主人とは?」とワタシが続けると、麺を担当している若い男性を彼女が指差した。

今度はその若い男性、こわばった笑顔のままで微かに会釈された。

薬味4
ところが、丁度ワタシの目の前に立っている、オッ!とするほどの美人は、それらの会話や動きには一切関わらず、まるで”能面”のような顔のまま・・・・・


また会話が途切れた。実はワタシのこの”愛媛グルメ紀行”、お店を紹介し、メニューと値段とその感想を書くだけでは”ワタシのブログ”にはならない。


ワタシはこのシリーズで、お店の歴史やお店の方の考え方、お人柄などに一歩でも肉薄したい。その上でお店の”何か”を出来るだけリアルに表現し、それを読んで頂いている方に伝えたいという目的で書いています。


でも視線を決して客に向けようとしない、ほとんど無表情の美人に1m先に立たれていると、何とも気詰まり極まりない。


正直、「コマッター!」と、「寅さん」の映画に登場する”御前様”のように静かに呻いた。

かしわ天ざる上5
まあいい、開店から日が経っていないのだ。みなさん、まだ慣れていない。


ブログで採り上げられたきくりんさん、そしてそれにコメントを寄せられた皆さん、全員が「温かく見守りましょうよ!」と書かれていた。


取り敢えずは”かしわ天ざる”だ。湯掻かれた麺が渦の形で綺麗に盛られ、中にはレモン一片が。そして天ぷらは、シシトウが1本、かしわ天が何と5個も堂々と・・・・。

かしわ天ざる6
「ワタシは、天ざるで”かしわ”が天ぷらになっているお店は初めてですが、これは・・・?」と問いかけてみた。


「はい、主人が香川で修行しまして、香川ではかしわ天を出すお店があります」と、自然な笑顔で応えられたのは店主の若奥さん。


4人の中で唯一自然な笑顔で対応される若奥さん、これに救われた。その傍らで、ずっと能面のような美しい顔で立たれている女性の圧力に負けそうにはなったけど。


そして、麺を担当する(笑顔を出そうとしていることは分かるけど、その笑顔がこわばったまま)若い店主のギコチナイ動作も、見ているだけでこちらが緊張して力が入ってしまった。

アップ7
麺は、残念ながらその場で湯掻いて水でシメルという手順を取っておられない。予め湯掻かれた麺を、一玉一玉まとめられて、”すのこ”のような板に並べてある。


それを一度お湯に漬けて、水に潜らせて盛り付けをされた。これは讃岐では一般的な手法かもしれない。


ただ、ワタシが激賞する松山のうどん屋さんの”どん”さんや”やしま”さんは、麺を湯がくことから始められる。つまり湯掻きたての麺を出してくれる。


どちらが美味しく仕上がるか、美味しくいただけるか?は食べる人の判断に委ねられるのだけど。

かしわアップ8
麺は、唸る程ではないが美味しいと思った、ワタシの好みとは決定的に違ってはいたが。


漬けタレ、麺汁は、ワタシには醤油辛かった(塩辛かった)けど、でもいい出汁をとっておられると思った。


シシトウの天ぷらはすこぶる美味しかった。そしてかしわ天だ!コレが実にしっかり味が付いている。


レモンを絞りかけるだけで、後はそのままいただける。ホクホク美味しかった。


でも5個は、今のワタシの胃には重かった。残念ながら2個残してしまった。


「美味しくないので残したのではない」と、その説明と言い訳で油汗が出た。本当に心苦しかった。


ここは皆さんと同じく、「温かく見守っていく」ということに・・・・・。




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目に浮かぶ情景

じゅんさん、おはようございます。

"じゅんさんのブログ"からははずれるのかもしれませんが、その時の情景が目に浮かんで十分にお店の雰囲気など伝わってきましたよ。
そしてこれはこれで「じゅんのつぶやき」なんだと思います。

個人的にはこんなアプローチも楽しくて好きです♥

お褒めいただき

乱駆郎様
このお店には苦労しました。何度も糸口を作ろうと思うのですが、その都度プツ、ピュって途切れるんです。私は多少は「対話力」には自信があるつもりでしたが、全く通用しませんでした。
ショボンと萎びてお店を出た時の、何といいますか、「うーーん、力及ばず」感は辛いものがありますよ。

でも、もちろん全部が全部取材ができるわけではないし、タイミングが悪いときだってあります。でも、その中にあってでも、お店の「何か」を伝えたい表現したいと思います。

まだまだ挑戦途上です。

No title

きくりんさんのブログで見かけながら、なんとなく忘れてしまってました。
これは一度行ってこないと。かしわ天ざるを注文して、私がじゅんさんの仇を討ってあげますよ(笑)。

無口なご主人とフレンドリーな奥さんという取り合わせは、5年とか10年ぐらい年輪を重ねたらいい味になりそうな気がしますね。
まあ、うどんがおいしいというのが前提なので、がんばって長くつづけばいいなと思いますが。
「ちょっとオッ!っと驚くような美人の女性」には、その冷たさを含めてヒジョーに興味が沸きます。できればじゅんさんと同じ席で食べてみたいです。

キャッシャーの前です

ファットマン様
このお店には手こずりました。押せども引けどもびくとも動かない。

うどん自体は特にどうという程のものではないと思いましたが、あの独特の緊張感はユニークでした。でももうそろそろ開店2ヶ月になります。

今は全員すっかりリラックスして、明るい笑顔で包まれたりするかも知れません。もしそうだと、逆に私は大変貴重な経験をしたことに。

オッとする美人はキャッシャー近くにいます。ぜひその真ん前で、平気で食べ切れたとしたら、どこかお好きなお店でお昼を私がファットマンさんに奢るということにしましょう。
それではリポートに期待しています。

ウンウンと頷きながら記事を読ませて頂きました。
店内に入って最初に接客してくれた女性店員は、明るい笑顔で愛想良い(店主の奥様?)
その後、接客してくれた配膳担当の女性店員は、強張った固い表情。
私はこの時、女性店員が何人もいることに気付きました(笑)

実は、私も一番印象に残っているのがこの“異様な空気”でした。
オープンしたばかりで、まだ不慣れな部分もあるのだろうと感じ
あまり細かく書くこともしませんでしたが
もし、今現在でもあの雰囲気が変わっていないとしたら
私の再訪問はまだ暫く無いかもしれませんね。
威勢のよい掛け声だけが飛び交う店も疲れますが、静かで固すぎる店も疲れます(笑)


やはり

きくりん様
きくりんさんも同じ印象をお持ちでしたか。確かに訪問した時は、まだ1ヶ月経っていませんでした。
初めての客商売で緊張されているのでは?と思いましたが、それにしてもあの異様な緊張感は一種独特でしたね。

さてそろそろ2ヶ月。お店の客の入りが順調であれば、あの緊張感(あれは不安感に裏打ちされているとおもいました)はほぐれているかも。

ところが、客の入りが想定しているより少ない場合は更に緊張感が増している可能性すらありますね。

さて、このところはどうなんでしょう?ワタシはまだ再訪する勇気はありません。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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