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「再訪36 リンジーズ」・「愛媛グルメ紀行」 381

今日は”再訪シリーズ”36番目のお店のご紹介です。


それは、今年3月26日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの253番目のお店としてアップした、森松町、旧国道33号線、現在の県道久谷森松停車場線沿いにある小さくて超個性的なお店”Lindsay's(リンジーズ)”さんです。(「Lindsay's(リンジーズ)」・「愛媛グルメ紀行」 253


場所はおさらいですが、松山から旧道で森松町に入り、重信川に架かる”重信橋”を渡る直前の、道路の西側にお店があります。

玄関1
こちらがお店の玄関。


とっても小さなお店ですし、松山市内から来てもお店は県道からやや奥にあるので、お店らしき建物が見えてもそこがどういうお店かを知っていなければ、先ずは入らないかもしれません。


でも、お店に入ると3人のお客様がおられました。その日は午後1時を廻っていましたから、既にピークを過ぎた時間。


皆さん、わざわざこのお店に来られているのです。

メニュー2
ワタシがお店に入った瞬間、お店をたった一人で切り盛りなさっている”オーナーシェフ”というより”オーナーシュフ”と言ったほうが似合っているかも知れない店主さんと目が合いました。


すると「アラーー、じゅんさんじゃない!」の一言が笑顔と共に。


お店に来たのはまだ二度目なのに、いきなり「じゅんサ~ン!」っと。照れくさくって。


そして、カウンター席にいた3人に「この人、とっても有名な”フードブロガー”さんなんよ!」っと紹介していただいた。


すると3人が(一人の女性客と、一組のカップル)が一斉にこちらを向いて「エーー、何ていうブログ?」って声をそろえられた。

ソテー3
もう穴があったら入りたかった。


すると、店主さん「この人、凄いンヨー、スポンサーが付いていたり、本を出したりしてないから全くジユーな立場でズバズバ書くンヨー!いいお店はちゃんと褒めるし、そうでないお店は遠慮なくダメ!!って書く人なんよー」と、どんどん解説してくれる。


お店はカウンターを入れて10席くらいしかない狭いスペースだから、店主さんと客、あるいは客同士の距離が否が応でも近い。


「ランチでいい?ウフフ、ランチしかないけどね!」っと、店主さんのペースでどんどん話は進んでいく。


この店主さん、生まれは大阪。小さい時に東京に移り住んで、大学は高知、そして”瀬戸の花嫁”として愛媛に来られた。


でも、今ではすっかり”愛媛の人”になって、フリーな時間には愛用の50ccのバイクにうちまたがって愛媛のどこにでも出かける。

ソテー4
「今日のランチは”ポーク&フィッシュのソテーよ!魚は余りモンやけど、それでいい?」


何しろこのお店、メインディッシュと玄米御飯の他に、汁物と飲み物を付けて600円。場合によってはデザートまで付く日がある。


「これで600円って経営になってる?」っとワタシ。すると「ウン、危機なんよ!」っと素直。


「ジャケーン、野菜類は全部自分が作ってそれを出して、買うのは肉と魚と調味料類くらいかな?」と、実にあっけらかんと笑い放つ。とっても豪快に。

アップ5
「フーーー、この魚、美味しいネーー、ヨー脂がのっとる!」とワタシ。


「ウン、それ鱸(スズキ)じゃけんねー、ただし輸入モン!地物やったらこの位のサイズで3000円はするんよー、でも輸入モンやったら同じサイズで1000円!」と、両手で中位の魚のサイズを示して見せた。


すると、ワタシの左隣のカップルの男性の方がこう言った。「ソーヨ!今頃輸入モンは原産地が表示されるんよ。こないだもナー、スーパーに行って鰈(カレイ)を見よったら”インドカレー!”って書いてアッタンヨー!」と、クスクス笑いながら言った。


「それ”ネタ!”やろー。昨夜寝ずに考えて来たんやろー!」っと、店内は爆笑の渦、また渦!


そうなんです、このお店はこういうお店なんです。この笑顔の渦を求めて様々な客層がこのお店に集う。

玄米御飯6
こちらは”玄米御飯”、噛み締めないと喉を通らない。


このお店から、既に何組かのカップルが誕生し更に結婚にまで漕ぎ着けた人たちがいる。


店主さんは”萬(よろず)相談屋”と化している。


結婚相手を紹介して欲しいとか、はたまた自分の畑で作った無農薬の野菜の販売先を紹介して欲しいと。


それらを全て一人で呑み込んで、笑顔で相談に乗る。


でもこの店主さん、野菜を自分で育て収穫し、仕入れ、仕込み、調理、洗い物、献立作りから後片付けや掃除まで、全て一人でこなされている。


ここに集いさんざめき、楽しい一時を過ごされておられる皆さん、ホンの少しだけ彼女の内側にも想像を巡らせてあげようではありませんか。

汁7
この汁物を、まあ見てください。大根からゴボウからニンジンからサトイモ、まるで芋焚き、いや”ごった煮”です。


全部自分の手で収穫し、泥を落とし洗い、そして調理する。少しでも栄養があって体にいいものを美味しく食べて欲しいとの店主さんの思いが、全て”この一椀”に込められている。


これが美味しくないわけがないでしょう。食品を通じて店主さんの心をいただいているのですから。

アイスコーヒー8
最後にアイスコーヒーが出された。


「じゅんさん、砂糖入れんでいいね!」っと言いながら。何と”JINRO”(チンロ)のジョッキに入れられて。韓国の人気ブランド焼酎だ。


人間模様がギュッと凝縮されたようなこのお店、性別、年齢、職種、地位に一切関わらず、集い笑い、泣いて、そして食べて賑わう。


ワタシはこういうお店を他に知らない。もちろん、店主さんの手料理は手が込んでいて一切手抜きがない、美味しいに決まっているでしょう。


「じゅんさん!道路出るとき、左右に気をつけてねー!」今日も心地よい笑顔で送り出していただいた。


ごちそうさまででした。




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じゅんさ~ん♥

じゅんさん、おはようございます。

いやはや、二度目の訪問で 『じゅんさ~ん♥』 ってのはスゴいですねwww
羨ましいです(^^)

こんな距離感のお店は行きつけとして1軒は持っておきたいですね。

お店とお客さんとの距離の近さや人間模様が凝縮された店・・・。
此度のじゅんさんの記事を拝見して私は"ホヤケン"をイメージしました。
あそこも何とも心地良いお店ですよ(^^)

距離は驚くほど近い

乱駆郎様
一度お伺いしただけで、名前と顔が一致し、名前を呼んでいただける。それも前置きなしでいきなりです。
そりゃあ、ブロガー冥利に尽きるというもの。ありがたいことです。
しかも他のお客さんにワタシのブログの内容と言うか特徴を我ことのように説明していただいた。
こんなお店は、もちろんこのお店だけです。もう10年も前から通っている常連さんか?と自分で錯覚するほどですよ。
こういうお店は大切ですよねー。
しかも、そういうお店が1店や2店だけではない、増えている感じです。
継続は力なんですね。

ホヤケンさんがそういうお店なんですね。その他に乱さんは夜の街で、黄色い声を上げてくれるお店、いっぱいあるんでしょう。ふふふ^^^

No title

ほんとうに、
いつも素敵な文章を
ありがとうございます♥♥♥
またのお越しをお待ちしています♥

リンジーズファン

初めまして、私もリンジーズというよりは三好さんの大ファンです。
あっけらかんとして、そして、あの笑顔は忘れられません。

私もブログで書きましたが、リンジーズのメインディッシュは三好さんのマシンガントーク、そして、みんなの笑い声ですね!

香川から400km、また行こうと思う唯一のお店ですね!

やっとお目に

リンジーズ様
リンジーズさんのブログにコメントしても、そのコメントが中々読んでいただけないのが悩みだった。

ところが、今回は驚くほど早く気が付いていただいた。^^ホッとしました。

毎日忙しい時間を過ごされ、いわば限界に何時も挑戦し続けられているリンジーズさんだから、事情はよく分かります。

でも実に多くのお客さんを魅了して止まない、その天使の笑顔、どうか何時までも何時までも絶やさないで下さい。一ファンとして祈っています。

またお伺いすることを楽しみにしております。

初めてのコメント

まっちゃん様
香川からわざわざ、初めてのコメントいただき恐縮です。ありがとうございました。

皆さんがあの笑顔と爆笑爆発連写砲トークに魅せられて、あのお店に集っておられます。

仰る通り、メインディッシュはあのマシンガントークですね。全く同感です。あのお店に集うことで、心癒され、元気を頂いてお店を後にするお客さんがいかに多いか。
本当に貴重なお店ですね。

でもそれにしても香川からとは、それこそスーパーファンに違いないですね。でも、お気持ちは十分理解できます。
コメントありがとうございました。

No title

のしうめさんのブログで、とてもお値打ちのランチがあると聞いて、一度行ってみたいと思っていました。ときどき場所をチェックしていたのですが、先日やっと旧道沿いの看板を発見したしだいです。
私はあまり店主さんとの関係が濃密なお店はちょっと苦手かもしれないのですが、ここは一度行ってみたいと思いました。
こっそりと潜入してみたいですね(笑)。

嫌でも濃密に

ファットマン様
このお店の料理の内容とお値段のバランスは破格です。経営的な目で見ると、採算と言う観点をお持ちではないお店です。
利益なんて考えたことないのではないか?と、正味思います。

ぜひ、お訪ね下さい。ファットマンさんが濃密さを苦手にされているのは薄々感じておりました。
でも否が応でも「濃密」な時間になることは間違いないと思います。一度、あの濃密さにどっぷり漬かってみるのもいいかも知れませんよ。

さて、ファットマンさんがどう反応されるのか?リポートを首を長くして楽しみにお待ちしております。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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