「らあめん 桜ふぶき」・「愛媛グルメ紀行」 405

今日は、ワタシにとっては新しいお店をご紹介しましょう。それは、今治市桜井におおよそ2年前に開店した比較的新しいラーメン屋さんである”らあめん 桜ふぶき”さんです。


場所は今治市内から東予市に向かう通称”今治街道”(県道38号線)沿いの、伊予銀行桜井支店の前にあります。


なぜわざわざ今治のラーメン屋さんに?それはワタシのブログ友:ジンゴズンゴさんの9月14日アップの記事に触発されたという理由です。


それと、今”村上水軍”と伊予の豪族”河野氏”との関係を、ある言葉を”キーワード”に調べ直しており、その取材を兼ねて再度”しまなみ街道”沿いの大三島にある”大山祗神社”を訪ねた帰り道にお寄りしました。


なお、その記事は<村上水軍と河野氏・「家紋」を巡って>と題して、11月23日からの三連休と、その翌週の土日(12月1日・2日)の5日間を使ってアップします。


歴史に興味がない方も、目を通していただけると、我が”愛媛の中世期”の歴史を垣間見ることができます。目だけでも通していただければ嬉しいです。

看板1
さて、この看板が目印です。今治市内から県道38号線を東予市に向かうと、どこまで行くのかと思うくらいの今治市の端です。直ぐそこがもう東予市というところです。


つまり、今治市内からでも結構遠いんです。ところがそういう立地にありながらも、店内はお客さんで満席。


待ち席まで用意されている超繁盛店です。

玄関2
お店は実に地味です。”能書き”を大書した見苦しい看板類など一切ありません。シンプルそのものです。


味で勝負!」、しかもその勝負に絶対的自信をお持ちの証拠でしょう。


このお店のことは、ブログ友:ジンゴズンゴさん(http://blog.livedoor.jp/zingo/archives/54163086.html)の9月14日の記事に詳しい。


実に詳細にかつ網羅的に、圧倒的エネルギーを注いで書いてありますので、そちらをご覧いただいたほうがよく分かります。お薦めします。ワタシの遠く及ぶところではありません。

店内3
その記事によりますと、「店主は『りょう花』で修行を積み、出身地である今治で独立したそう」とあります。


なるほど、味だけでなく繁盛店作りのノウハウも見につけられているようです。


とにかく昼時の店内は立錐の余地が無いほど満席に次ぐ満席状態が続きます。


お客さんは、それを当然のように静かに待っておられる。


僅か2年でここまで繁盛させた理由はどこにあるのか?それがワタシの主な興味でした。

メニュー4
メニューを見ると、全部手書き。そして「迷った時はコレ!!人気メニュー」という一際大きい文字でキャッチコピーが書いてある。


メニューも豊富で、事実迷ったのでフロアー係りの若い女性(ジンゴズンゴさんによれば奥様だそう)に、メニューを指差し「コレ下さい!」っと。この女性と店主さんの2人でお店を切り盛りされているようです。


それが”エビ塩ネギ味玉らあめん”で、何とお値段が900円!


これは間違いなく”りょう花価格”。立派なものではないか!!


なお、ラーメン一杯に1000円近い金を取る自信と神経には、ワタシは決して共感を覚えない

エビしおネギ味玉らあめん上5
さて、注文した”エビ塩ネギ味玉らあめん”が出された。


具材を見て驚いた。先ず、お店の名前の一部にもなっている”桜えび”が正面から目に飛び込んできた。


更にチャーシューではなく、鶏の”つくね”が2枚入っていた。しかも、その”つくね”は網の上で炙ったという跡が!


ラーメンを食べ始めてもう40年が過ぎた。この”愛媛グルメ紀行”でもラーメン店(中華そばとラーメン類も加えて)には延べ95店にお伺いしている。


でも、ラーメンの具材として”桜エビ”と”つくね”には初めて出会った。

エビしおネギ味玉らあめん6
その一点を採っても、店主さんの研究心・探究心には素直に頭が下がる。


他の具材や薬味は、刻みネギ(結構多く入っているけど、決して主張し過ぎてはいない)と、海苔2枚と半熟煮卵(味玉と呼ばれている)、それに赤い髭状のものは”糸唐辛子”らしい。これはジンゴズンゴさんの記事で初めて知った。


それまでは香草の一種”ディル”を色付けして乾燥させたものかと思い込んでいた。


この”糸唐辛子”は、”愛媛グルメ紀行”シリーズの195番目のお店として昨年12月22日にご紹介した”かめ福”の”香りとコクラーメン”で初めて出会っています。


その時は、その正体は分からず仕舞でした。つまり延べ95店舗で2店目での再会でした。

桜エビ7
こちらが”桜エビ”です。潮騒の香りとでも言うんでしょうか。


スープは塩がベースです。この辺りは瀬戸内の塩どころだったという土地柄。その土地柄を生かしたものを提供すると言う店主さんの姿勢にも素直に共鳴します。

ストレート麺8
こちらが使われている””です。実に不思議な麺でした。


普通のラーメンの麺は、小麦粉にカンスイを加えるので、カンスイのフラノボイド効果で麺が黄色く発色する。


ところがこのストレート麺は、白い。でも、普通に美味しくいただいた。

完食9
ただ、値段設定以外に二点だけ個人的感想を。

それはスープの濃度が濃すぎるのではないかという・・・・。

東京は荻窪のラーメン店の老舗であり、名店中の名店である”春木屋”さんの店主:今村氏はこう言っている。

「ラーメンてのはラーメン屋やってても毎日でも食べられる。私自身毎日食べていますから。一日でも欠かすと体がおかしいくらいです。しかも家族全員がそうなんですよ」と言って笑われる。

そして戦後直ぐに始めて、ずっと繁盛店を維持される秘訣をこう続けられる「いかに飽きずに毎日食べてもらうか、ですよね。どんなにおいしくたって飽きられちゃ商売にならんわけですよ」と。

ワタシが今村氏の言葉をご紹介した理由は、スープの濃度が濃すぎれば飽きられはしまいか?と心配が募るからです。

これだけの個性豊かなラーメンを作り上げられた店主の技量と研究心は、尊敬するに十分値する。

それだけに客に飽きられないラーメンと言うテーマをもう一度考えていただきたいと思いました。

そして個人的感想の二点目。奥様の表情に疲労の色が見て取れた。

丁度この時期は、愛媛ラーメン博の出店準備で大忙しの時期でした。しかも店内は連日満員状態。

疲労の極地にあった時期でしょう。お疲れは分かります。でも、目の前で客が群れを成しているのです。

その客の群れは、お店にとっては掛け替えのない財産であるはず。厳しいようですが、辛く苦しいでしょうが、客に疲労の表情を読み取られるというのはサービス業としては失格です。

ここは痩せ我慢で、歯を食いしばってでも客には笑顔で接していただきたい。期待しているが故の苦言です。


食べ終って立ち上がったときに店主さんと真正面で目が合った。

そこで一言「〇〇〇でした」と、小さい声でささやく様に話しかけました。

すると、店主さん「わざわざ、どうもありがとうございました」と、深く礼をされた。

ワタシが何と声を掛けたのかは、業務上知り得た知識に類する。守秘義務がありますので明かせません、ゴメンなさい。





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おおお、遂に!

待ちに待った『桜ふぶき』の記事が来ましたネ~~♪
私なんぞを何度も登場させて頂き、ありがとうございます。
でも、私の掲載した情報が間違ってたらごめんなさい。
先に謝っておきます(^_^;)

てか、そんなに繁盛してましたか~。
私はアイドルタイムを狙って訪問したんですけど、
確かにそれでも客が途絶えることはなかったですね。

桜エビにつくね。土地柄を活かした塩スープ。真っ白な麺。
ユニークで独特だけど、しっかり地に足をつけたアプローチで
非常に好感を持てると感じました。

塩分濃度は確かに高いかも知れません。
口の中に長く味が残るので、帰り道に余韻を存分に楽しめましたw

この塩分の高さ、そして値段設定からして
端から「毎日食べられるラーメン」を目指してないのかも知れません。
現代は食の在り方が多様化し、食事をしに行くにも様々な選択肢(店)が存在します。
『りょう花』もそうだけど、ここのラーメンは毎日食べるというより
“ハレの日に食べるチョットいいラーメン”て感じがします。
ハレは言い過ぎかも知れませんけど(^_^;)

おほーー

ジンゴズンゴ様
「毎日食べられるラーメン」を目指してない・・・・・ほーーー、そういう発想が存在するのですね。

常識的に考えれば、飲食店の店主は客には毎日来て欲しいというのが本音ではないかと考えていました。

でも、確かに値段設定から言えば、到底毎日行ける価格ではありませんよね。
たまに来ていただいて、その都度新しい感動を味わう。これも実際アリですね。目からウロコとはまさにこのことですね。

No title

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

コメントありがとうございます

投資の初心者様

初めてのコメント、ありがとうございました。しかも、お正月の2日に昨年10月終わりごろ書いた記事に対してとは、正直驚きです。

あのお店につきましては、厳しいことも書きましたが、それも若き店主さんの溢れんばかりの才気に感動したが故です。

様々なお店を訪ね歩いていますが、こういうキラリと光る何かをお持ちのお店に出合えますことが何よりの喜びとするところです。

またお気軽に覗いていただいて、何か感じますことがありましたら何なりと言葉をお掛け下さい。今日は、本当にありがとうございました。

今年が「投資の初心者」様におかれても、いい年になりますことをお祈りいたします。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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