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「再訪55 野咲」・「愛媛グルメ紀行」 408 

今日も”洋食屋”さんをご紹介します。”再訪シリーズ”55番目のお店として。


それは、千舟町3丁目、”千舟町通り”の南側、藤村住宅ビルの1階にありますレストラン”野咲”さんです。(「野咲」 真っ当な「B級グルメ店」⑩


昨日”再訪シリーズ”の54番目のお店としてご紹介した、空港通り6丁目にある”クレピス”さんの義理の兄弟がやっているお店です。


お店を千舟町に出して今年で38年目、松山に於ける”洋食屋”さんの草分け的存在です。


”愛媛グルメ紀行”シリーズでは、昨年2月3日に10番目のお店として、”洋食屋”さんのジャンルとしては一番最初にご紹介したお店です。

玄関1
こちらがお店の玄関。


千舟町はサラリーマンが集中している町です。ですから主な客筋は、近辺のサラリーマン、学生さん、高校生など多種多様です。


ワタシもこの界隈で20年以上サラリーマンとして働いていましたので、生涯で一番多く通ったお店です。

ショーケース2
このように、今は”レトロ”と化したショーケースにメニューサンプルが今も飾られています。


このお店の特徴は、リーズナブルな価格帯で数多くのメニューから選べるということ。更に、プロ中のプロのシェフが繰り出すメニューに手抜きはなく、飽きの来ない味作りに徹せられているということでしょうか。


洋食の定番メニューはほぼ網羅されています。逆に奇をてらったメニューなど全くありません。

メニュー3
前回お邪魔した時は、チキンカツ、ポークピカタ、それに魚のフリッターの個性派揚げ物セットの”スペシャルランチ”を注文しました。


今回は、昨日御紹介した兄弟店の、店名を関した”クレピスランチ”と比較してみるために、このお店の名前を冠した看板メニューである”野咲ランチ”を注文しました。


お値段は、コストパフォーマンスのよさと言う意味では、全ての飲食店の鏡とも言うべき480円です。

野咲メニュー1クレピスメニュー1
さて、ここで”野咲”さんと”クレピス”さんの、先ずメニューを比較してみて見ましょう。


左が”野咲”さんのランチメニューです。右側が”クレピス”さんのそれです。


文字が小さいので見えにくいかも知れませんが、”野咲ランチ”(480円)と”クレピスランチ”(470円)が、トンカツとコトッケとハムという同じ構成。


両店の”特製ランチ”は、ハンバーグとエビフライとオムレツという同じ構成で、野咲さんは650円、クレピスさんは670円。


更に両店の”スペシャルランチ”は、チキンカツとポークピカタとエビのフリッターという同じ構成で、野咲さんは660円、クレピスさんは700円と、双方が極めてよく似ています。

野咲ランチ1クレピスランチ1
例えば、左が”野咲ランチ”で右が”クレピスランチ”です。並べてみました。


お師匠さんが同じなら、ここまで似てしまう。見比べて違いが分かる人は少ないでしょう。


デミグラスソースの味など、ちょっと区別が付きにくい。左右を同時に並べて食べ比べて、さて違いが明確に分かるか?

野咲ランチ4
さて、こちらが”クレピスランチ”に比するべき”野咲ランチ”です。


内容は左手に大きなトンカツが。デミグラスソースがタップリと掛かっています。


右手には手作りのコロッケとハム。奥には付け合せの野菜など。

野咲ランチ5
コロッケの上には、野咲さんはデミソースが、クレピスさんにはタルタルソースが乗せられていました。


付け合せの野菜も、千切りキャベツこそ同じですが、クレピスさんはキュウリとトマトとケチャップ炒めスパが。一方野咲さんは、蜜柑、レタスと湯掻かれたマカロニ。


まあ同じと言えば同じ、違うと言えば違うのか?兄弟店には違いない。

トンカツ6
トンカツのお肉は、野咲さんの方が幾分柔らかめ。ただし衣はクレピスさんの方が心持ち厚め。


デミグラスソースの味はほとんど同じ。


要するに、プロの調理人が同じレシピを元に、同じ手順で作った料理は作り手を問わず同じものが出来るということか。

コロッケ7
コロッケは、心持ち野咲さんの方がボール型でクレピスさんは俵型。


味は、野咲さんの方が幾分ホクホクしていた。使っているジャガイモの種類の違いか?

コロッケ断面8
野咲さんのコロッケの方が色が黄色かった。


でも、お互いの違いを見つけることは極めて難しい。

トンカツ断面9
トンカツの肉は、肉たたきでよくたたかれて、薄く伸ばして衣を付けて揚げてある。


洋食屋さんの最大の特徴は、様々な揚げ物にあって、予め下ごしらえされたものを注文の都度大きなフライヤーに投じて、瞬時に揚げる。


だから、どのお店でも基本はジュージューという音をたてながら揚がった熱々を、フーフーしながらいただく。


ところが、志の低い店は、揚げ物を挙げるとき「チン!」という音がする。ジュージューではない、チンだ。


下ごしらえから全部手作り、揚げたての熱々を食べさせて、500円でお釣りがくる。だから値打ちがある。


食べ手は、”ホンモノ”と”紛(まが)い物”を区別して食べた方が懸命だと思う。


食べ手が作り手に迎合していては、ホンモノのお店は育たない。


昨日と今日は、安くて美味しくて手間隙が掛かったものを提供し続けて30年前後という”本物のお店”をご紹介しました。




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非公開コメント

本物のお店(*^_^*)

じゅん様
おはようございます(^o^)
今日の野咲さん楽しみにしていました
やはり本物のお店なのですね
外見だけで人は判断するものではないと…
お店もそうですね(*^_^*)
街中であのお値段それにレトロなショーケースメニュー・
ずーと私思っていました
間違いですね(*^_^*)
安くて美味しいお店野咲さん
行って来ま~す(*⌒▽⌒*)

おはようございます

ココヒロ様
おはようございます。まあコメントの早いことと言ったら!

今までいただいたコメントでも最速の一二を争いますね。

この「野咲」さんへは20年通いました。それで嫌にならなかったのですから、やはりホンモノと思います。

また南高などの高校生の客もいて、卒業しても「久ぶりやねーー、〇〇ちゃん、大きくなったねー」という会話が店内をにぎわせることもあります。

”特製ランチ”がお薦めメニューです。お店では「トクラン」と呼んでいます。

ホンモノのお店だからこそ30年以上も続くということでしょうね。確かに見てくれはお洒落とは言えませんけどね。

No title

おはようございますじゅんさん
昨日のクレピスさんの写真を拝見したとき、あ、食器まで
野咲さんとおんなじ、と思ってしまいました。(笑)
クレピスさんは、遠いので、伺ったことはないのですが
野咲さんのほうは、市内で用事があって、お昼になったら
大抵お伺いしています。 お料理はじゅんさんが書かれていた
ように間違いがありませんし、加えて、料理を運んでくださる方
のもう本当に手際がいいこと。見ていて動きに無駄が全然
ありませんし、コップのお水が少なくなっていたら、さっと来て
入れてくださいます。 以前に比べてただ自分も20代や
30代のはじめに比べて食べる量が少なくていいように
なってきたので、ごはんはいつも少なめでお願いします、という
ふうになってきました。 松山を離れた知人も、野咲に行きたい
懐かしい、と何度もいいます。そういうお店の志がやはり
人の話にのぼって、良い評判になっていくのでしょうね。

食器にまでは

謙介 様
お早うございます。食器にまでは目が届きませんでしたねー。
そういうご指摘を見て、改めて見ますと確かに食器まで同じものを使われていますね。まさに、兄弟お店ならではですね。

健介さんも、ご飯を小で頼まれる^^ウフフ、同志ができて嬉しいです。
私の周囲の方は、皆さんご飯の大盛りを頼まれる方ばかりなので、肩身の狭い思いをしていたところです。

それと「野咲」さんの手際と要領の行き届いたサービスに関しては健介さんの仰る通りですね。全く同感です。またあの奥様は笑を絶やさない。

店主さんの調理人としての腕と奥様のサービスの心得と、みなさんのチーム枠で30年以上やってこられた。確かないいお店ですねー。

I love Nosaki

野咲、大好きです!
私が大学生になった時からのお付き合いで
今では、家族で食べに行ったりします。
もちろん、娘たちもお気に入りのようです。
オーダーするのは、ほぼ野咲ランチ。
昔から変わらない味で、なんか落ち着きます。
それと、水を注ぎにくる奥さんのタイミングが素晴らしい!
いつまでも、元気にお仕事していただきたいと思います。

ファン

おっさん様
そうですか、おっさんさんもこのお店のファンでしたか。嬉しいですね。
しかも学生時代からのファン。年季が入っていますね。

500円を切る本格手作りメニューで、これだけのものを30年以上続けて提供されている。

それだけで、いかに貴重なお店かということがわかりますね。ですから、ファンの底辺も広い。

そして仰る通り、奥様のタイミングを決して外さない気配り。素晴らしいの一言ですね。何時までも何時までの続いて欲しいと切に願いたいですね。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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