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「il Bevitore(イル・ベヴィトーレ)」・「愛媛グルメ紀行」 399

今日が”イタリアンパスタ”のミニ特集の最後、5店舗目のお店です。


それは、千舟町3丁目にあるお洒落なイタリアンレストランの”cucina italiana il Bevitore”(イル・ベヴィトーレ)さんです。詳しくご紹介しましょう。


お店の名乗り”cucina italiana”(クチーナ イタリアーナ)は、イタリア料理というイタリア語です。”cucina”は、そもそも台所という意味でもあります。


また店名の”il Bevitore”(イル・ベヴィトーレ)は、酔っ払いとか呑み助という意味なので、夜イタリアンワインを片手にワイワイ飲んで騒ぎましょうというのがお店のコンセプトのようです。

お店1
場所は、千舟町通りの百十四銀行松山支店の西隣です。


この蔦が絡まった建物には見覚えがある方、多いでしょう。この建物の2階で3年前の5月に開業されました。

玄関2
こちらが2階に上がる階段に通じる玄関です。


もうこの店構えだけで、店内は女性ばかりという光景が目に浮かびます。


還暦過ぎの男が一人で階段を登るというシーンは先ずないかも知れませんね。


でもワタシは全く怯むとことはありません。平気で階段を駆け上がります。(嘘デス!、手すりを持って・・アエギアエギ・・)

店内3
店内にはジャズが流れ、案の定女性客だけが食事を楽しんでいます。


中には、女性の一人客が生ビールを傾けているシーンも!目を剥きました。


お店は若いご夫婦2人でやっておられるようでした。(ただしワタシは昼間行ったので、夜はまた別の体制かも知れません)


カウンターには、店名をラベルに印刷してあるハウスワインボトルが並び、厨房の上の黒板にはイタリアンワインの銘柄と、その特徴や値段が手書きされています。

メニュー4
昼のパスタランチは、3種のパスタから選び、それに前菜と自店で焼いた”フォカッチャ”が付きます。それで900円(内税)です。


それをベースに、飲み物を加えるとプラス100円、デザートを加えると別の追加料金というシステムです。


近隣のサラリーマンが、お昼のランチに立ち寄れるというお店ではないようです。


ワタシが注文したのは”イタリア産ハムと木の子の白ワイン風味”と名づけられたスパゲティです。

前菜5
パスタが出される前に、画像の前菜と他には自家製の”フォカッチャ”が供せられます。


前菜は、中心に据えられている”フリッタータ”(イタリアのオムレツ)の周りに8種の前菜が彩りよく並べられています。


手前下の”ブロッコリーアンチョビソテー”(緑色の)から時計廻りに、”フランス産タラのナポリ風”(赤っぽい)、”原木しいたけマルサラワイン煮”(マルサラワインはフォーティファイド・ワインの一種)、”鳴門金時のグリル”(グリルは網焼き)、”レンコンバルサミコ風味”(バルサミコはブドウで作った酢)。


更に、”ナスのマリネ”、”ホタテ エシャロットのソース”、そして最後に”小タマネギ タイム風味”と続く全9品からなります。


まあ飽きれるほど手が込んだ前菜を、奥様が一つ一つ丁寧に説明してくれるんです。


でも、一言耳で聞いただけでは聞き分けられないし、第一覚えようがありません。口頭での説明は後でメモを作っていただきました。(嫌な顔一つされず、メモを頂きました)


なお前菜の名前はメモを元に、名前の後ろの(    )はワタシが説明補充の意味で書き加えたもの。

フォカッチャ6
こちらは手作りの”フォカッチャ”です。このお店の特徴は、この”フォカッチャ”に香草を入れて焼いてありますので独特の風味がします。(香草の名前は聞きましたが、聞き分けられませんでした)


今週は、イタリアンの”パスタ”を5日連続で特集しました。このお店で最後です。


その5店の中で、ランチコースに自家製の”フォカッチャ”を組み入れられていたのは、月曜日にご紹介した”Federico(フェデリコ)”さんと、火曜日にご紹介した”BAL COURNO(バール コーノ)”さんとこのお店の3店です。


随分、このイタリア風のパンが普及したものです。皆さん、当然自分のお店で焼いておられます。

スパ上7
さて、これが注文した”イタリア産ハムと木の子の白ワイン風味”と名づけられたスパゲティです。


木の子には、シメジとエリンギが使われていました。


それにイタリア産のハムを加え、茹で上げられたスパゲティをオリーブオイルで和えて、そこに白ワインを降りかけ、フランベしてワインの香りを移したのでしょう。

スパ8
フランベ”とは、調理の最後にアルコール度数の高い酒をフライパンの中に落とし、一気にアルコール分を飛ばす(一瞬、炎が上がる)調理法です。


ですから、最後に香り付けに使用した白ワインは,アルコール度の高い”フォーティファイド・ワイン”(酒精強化ワイン)の白を使われたのかも知れません。


ただし、ワタシはあくまで調理は素人なので、上に書いたことは素人の想像の域を出ないということを念のため申し上げて置きます。(間違っていたらゴメンなさいです)

スパアップ9
茹で上げられた直後のデュラム小麦の香り、オリーブオイルの香り、木の子、そして微かに白ワインの香気が漂います。


塩分は、ハムの塩分で補ってあり丁度いい塩梅です。


いわば、素材そのものを楽しむというこのパスタ、驚かされたのは下の画像です。

ケッパーのピクルス10
フォークの先にやや緑色がかった小さな粒が見て取れると思います。


これは”ケッパーのピクルス”ではないかと思います。そうだとしたら、主に地中海沿岸で取れる”ケッパー”という木のつぼみをピクルス(酢漬け)にしたものです。


ですから、食べ進む内に微かな酸味を感じさせます。一種の隠し味的な使い方と言うのでしょうか。これが実に効果的なのです。


お勘定を払う時、綺麗な奥様に「ボーニッシモ!」(ボーノ=イタリア語で美味しいの最上の言葉)と、声を掛けました。


すると、「え????今のはナニ????この人、今、何て言ったの????*Д☆Я※・・・・」と、口をアングリと開けられて・・・・戸惑った表情。目は目一杯見開いていた。そして無言。


「”ボーノ”から説明したほうがいい?」と、ワタシが更に語りかけると・・・・。


「え???エ・・・・エッ・・マサ・カ・・・”イタリア語?????」っと、やっと声が出た。表情がくるくる変わる。


そりゃあ、白髪交じりの還暦過ぎのオッサンが、まさか”イタリア語”で・・・・。信じられないですよね。


その奥様の表情に、今度は心の中で「ボーニッシモ!!」と。


さて、本号は399号です。そして、月曜日には”愛媛グルメ紀行”の”400号”をお届けします。


内容は月曜日に!   お楽しみに!!




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No title

ここ!ここは今、一番気になってるイタリアンのお店です。でも夜行こうかなー??と考えていたのですが、ま、そんな細かいことはまだ5ヶ月あるのでいいですね。
いきなり「ボーニッシモ!」と呆気にとられた奥様、その場をこっそり見たかったです 笑

いやー

Kaori様
実は、イタリアンで考えた時に、Kaoriさんご夫婦はワインがあったほうが嬉しいかな?って思っていました。
ですから、夜の部のイタリアンとしてこのお店をお薦めしようと思っていました。

そうでしたかーー、もう情報把握なさっていた。

アメリカに居ながらにして松山の最新情報(に近い)を手に入れられる。便利と言うか、恐ろしいというか、凄い時代になりましたねー。

で、このお店、間違いなく「ボーニッシモ!!」ですよ。ぜひリストアップのラインナップに!

ボーニッシモ!

じゅんさん、おはようございます。

このお店のある場所、以前は中華料理屋さんでしたっけ?
私が知ってた当時からしたらまるっきり風景が変わっています。やはりお洒落なお店があると街並みも雰囲気よくなるもんですね♪

此度の記事も専門用語がたくさん出てきて内容を理解するのに時間を要しましたwww
じゅんさんの"意"を汲んでしっかり読ませていただいていますよ(^^)
ちんぷんかんぷんなところも多いですが(爆)

400号の予告、気を持たせますね~www
月曜日が待ち遠しいですねぇ♪



確かに

乱駆郎様
確かに今日は専門用語オンパレードでしたね。ただ、これらの言葉の意味を一つ一つ解説していくと、今日の記事の倍のスペースが必要になってしまう。
すると、リズム感がなくなる。難しいところです。
このお店は、乱さんにはちょっと敷居が高いかも。何しろ、開店時刻の11時30分より前に、階段の下で女子たちがかしましくおしゃべりしながら開店を待っていたりする。そりゃあ、男性一人でその列に並ぶ勇気は中々ですよ。

これは還暦が過ぎて、そういうことに鈍感にならないと無理かも。

さて、400号。なぜ、この記事をこの場所から???って言いながら唸ること請け合いです。

No title

オープンキッチン周りのカウンター席がたくさんあって、ビストロというよりバル(居酒屋)の雰囲気が色濃くするお店ですよね。
一度だけ食事をしたことがあるのですが、次は飲み仲間とガヤガヤやりたいなと思った記憶があります。
イタリアンをつまみにリーズナブルなワインなど、夜の部がけっこう乱駆郎さん仕様なんじゃないかと思いますよ(笑)。

900円でこの手の込んだ前菜とパスタというのもすごいなと思いました。ランチもぜひ行ってみたいです。でもグラスワインとか飲んじゃいそうですね(笑)。

おはようございます!

本当に900円ですか?このシリーズをみての一番の感想はどの店も安い。今の時代を反映しているのでしょうが、繁盛しているお店がなくなる、というのも理解できます。これだけ手のこんだ料理なのに。技術量とか人件費はゼロでしょう。お客様にとってはありがたいのでしょうが、経営者にはつらい時代ですね。こちらには、是非行ってみたいです♪

フォカッチャの香草、エストラゴンって言われませんでしたか?西洋ヨモギです♪

No title

パスタ大好き中年おっさんなので、じゅんさんの
今週のイタリアンパスタシリーズはめっちゃ参考になりました。
5軒すべて存じ上げてますが、残念ながらすべて未訪です。
今回のイル・ベヴィトーレは、過去3回程行きましたが、あまりにもお客さんが多すぎて、
食事をすることができませんでした。
やっぱり、予約を入れとかないといけませんねv-395

確かに

ファットマン様
確かに店内のびっしり並んだワインボトルを拝見すると、このお店は完全に「夜仕様」ですね。
乱さんも、実に誠に不思議ながら、お酒がらみになると、どうやら横文字のお店でも平気のようですから。

真昼間から生ビール片手にジョッキを傾けている妙齢の女性一人客もいましたよ。^^こちらはファットマン仕様でしょう。

手抜きは決してしないという姿勢が、料理の隅々から漂ってきて、実に見事なお店でした。ぜひ、ランチ、あるいはディナーをお楽しみ下さい。

記憶力が・・・・

M様
どの料理も全身全霊で取り組んだということが、一目みて、そして味わって感じるお店でした。

あの前菜の凝りようはただ事ではありません。それを奥様はキチンと暗記されていて、一品一品、材料と調理法を客に説明する。なかなか出来るものではありません。

これが何千円ととるレストランなら当たり前でしょうが、1000円を切るランチですから、シェフの気力と気迫がビシビシ伝わりました。

それぞれのお店で、生き残りに必死な姿勢を感じ取り、様々な点で感動した一週間でした。

パスタ大好き

おっさん様
今週は意図してイタリアンパスタ特集を組みました。喜んでいたことはなにより嬉しいです。
パスタ大好き<中年>おっさんは、<中年>を<初老>に置き換えたらそのままワタシですね。(笑)

この時代に、それぞれの固いファン層を持っているお店と言うものは、それぞれの志が極めて高いと感じました。

特に今日のお店などの、気迫にはたじろぐほどの迫力を感じました。予約したほうが無難でしょう。あるいは開店一番乗りを目指すか。

お疲れ様です。

ボーノの記事の件、画像に出ていた原付が「パッソル」若しくは「パッソーラ」かな?と思ったのです。年代的にもご存知なのかなと思ったのものですから。できれば、それぞれ画像検索をして頂ければよりお分かりになるかも。私も検索してみましたが、おそらくそうなのかなと思った次第です。

さて、イル・ベヴィトーレ。
ココも3年ほどまでに訪問してから行ってないのですが、訪問した際、その見事な前菜を堪能し、パスタへの期待感が高揚していったのを思い出します。もちろんパスタもボーニッシモだったです!

400号とはスゴイですね。どの様な記事なのか、期待です!

それから、リンクありがとうございました!!

原付でしたか、やはり

大洲のひで様
やはり、バイクの関係でしたか。店内にも2台ほど飾ってありましたし、お店の外にも1台バイクがありました。店外のバイクには値札が付いていましたから売り物のようですね。店内にタンクが赤いバイク、値札が付いていたのかは注意してみなかったので分かりません。
バイクや車にはとんと疎いので。

さてアップしたこのお店、千舟町にすっかり溶け込んで街の「絵」になっていますね。内装もシックだし、それに決して手抜きしてなるものか!というシェフの渾身の料理にたじろぎ感動させられました。ぜひ、再訪されて、味の成熟具合をお確かめなったらいいと思います。

それから400号ですが、いまだブログを書き始めて3年が経過していません。”愛媛グルメ紀行”を書き始めたのも昨年の1月24日でしたから、まだ2年になりません。まだまだ通過点だと思っています。
これからも、お互いに切磋琢磨して、いい記事作りに挑戦し続けましょう。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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