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「再訪68 お食事・中華 大扇」・「愛媛グルメ紀行」 424

今日は”再訪シリーズ”の68番目のお店をご紹介しましょう。


それは、今年の4月27日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの276番目のお店としてアップした中華料理店の”お食事・中華 大扇”さんを再度ご紹介します。(「お食事・中華 大扇」・「愛媛グルメ紀行」 276

玄関1
場所は、旧国道11号線(現在の県道松山川内線)を市内から久米に向かって走ると、福音寺町に”ダイキ福音寺店”があります。


そのダイキの前の信号を右折(南に)すると、伊予鉄横河原線の踏切がありますがその手前、道路の西側にあります。


お店の奥に駐車場は用意してあります。


でも、フラッと立ち寄るというより、このお店を知っている方だけがお客さんのほとんど、という感じのお店です。


お店の外見が綺麗なわけではないので、女性の一人客など到底考えられないお店です。

大扇2
前回お伺いしたときは、お母さんと息子さんがやっているとお聞きしましたが、今回も若い調理人の息子さん一人でやっておられました。


店内には、午前11時30分に入り正午にはお店を出ましたが、その間、他のお客さんはいませんでした。


お店の壁には、店名の由来なのか”大扇”が掛かっていましたが、随分煤(すす)けて見えました。


お店は、お父さんとお母さんが始められて、今年で22年か23年経ったでしょうか。

メニュー3
メニューを見ますと、一応”中華料理店”のメニューが大半ですが、後はカレーや野菜炒めうどんなど、街の食堂のような感じもします。


前回ここでいただいた”中華そば”が、意外と言えばお店に失礼になりますが、美味しかった。


スープも麺も、野菜の具沢山(ぐだくさん)もすこぶる美味しかった。


そこで再訪し、今度は”焼きビーフン”を注文した。これは来る前から決めていました。

ビーフン上4
これがその”焼きビーフン”で、お値段は600円(内税)。


ビーフン”(漢字では”米粉”と表記する)は米粉を原材料にして出来ている麺です。小麦粉が比較的寒冷地で出来る作物であるのに比べると、米は南方で出来る作物です。


ですから中国を例に取ると、中国の北京以北の主な穀物は”小麦粉”で、従って麺も小麦粉から出来ています。中国では小麦粉から作られるものを主に””と言い、餃子や中華饅なども麺の仲間です。


それに比べると中国南部からインドシナ半島、台湾に至るまで主要な穀物は””であって、米から””を作ります。


その米から作った麺の代表選手的な存在が”ビーフン”で、台湾の北部にある”新竹市”のものが有名です。

ビーフン5
さて、余談が長くなりました。このお店の作り方を見ていますと、具材である野菜類を中華鍋で炒めて、その間に乾麺のビーフンをお湯で湯掻きます。


湯掻き終わったビーフンを一度水で晒し、炒めた具材が入った中華鍋に投入し具材と合わせて調味料で味付けして完成です。


主な具材はキャベツ、ニンジン、フトネギ、モヤシ、キクラゲ、サヤインゲン、それに豚肉です。


見た目が、全体に白っぽく見えますが、これは具材の彩りに工夫が足りないように思いました。


何時も言うことですが、料理はお皿(あるいは器)に描いた一種の”絵画”です。


その意味から言えば、このお店の調理人さんにはまだまだ”絵心”が足りないということでしょう。

アップ7
味は、残念ながら全体にボンヤリした味で、アクセントになるものが欠けています。


中華料理の名店になると、ここに、”干しエビ”を使うはずです。もちろん、”干しエビ”を戻した汁からコクの元となる旨味溢れるスープが取れます。


そのスープが味付けに重要な役割りを果たし、ビーフンに深い味を与えてくれますし、水で戻した干しエビそのものも、具材の味を決める重要なポイントになります。


しかし残念ながらこのお店の味付けは、”化学調味料”に頼りすぎているように思えました。


もちろん、ワタシは化学調味料を使うべきではない、などという狭い料理感は持っていません。使うのはいいんです。


でもそれに依存しすぎると、口中に化学調味料の旨味のグルタミン酸が残って”後味”を悪くします。

麺8
前回いただいた”中華そば”は、スープに鶏がらを使い、丁寧に出汁を採っておられたように味わいました。


今回の”焼きビーフン”には、味付けの中心に何を持ってくるか


何をどう使えば、深みと言うかコクが出るのか?という研究が必要ではないか、これがワタシの偽らざる感想です。もちろん、所詮(しょせん)調理には素人のワタシなので、単なる外野の感想に過ぎませんが。


調理人はまだお若い。お父さんとお母さんがやってこられたお店を、現在は一人で継いでやっておられるようでした。


調理の世界にも終わりはありません。日々研究・工夫を加えて味の格を上げていく探究心さえお持ちになっていれば、もっともっと素敵な料理が生まれると思います。


その可能性を信じて、お店を後にしました。





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非公開コメント

見慣れたお店です(笑)

じゅんさん おはようございます。
福音寺のダイキすぐ南側のお店、時々寄らせていただいています。最初にカツカレーラーメン、というのを食べました。 知り合いに紹介するとカツカレーラーメン、ってぎょっとした顔をするのですが、実際に一緒に行って、食べてみると、ふーん、これはこれでちゃんとまとまったひとつのものだ、と言って得心するようです。 ここはぎょうざはちょっと、、冷凍もの、という感じですが、麺類はいいような気がします。 今度ビーフン、食べてみます。ありがとうございます。

おはようございます♪

何処かのお店で食べたビーフンは、赤いかまぼこを彩りに入れてましたね(笑)
アジアの食べ物ですから違和感はなかったけれど、ビーフンって地味なメニューなので、
食をそそる色合いに仕上げるには、仕方の無いものだったんでしょうね(^^ゞ
名のある中華飯店では有りませんでしたけどね(^^ゞ
ビーフンは、家で作る時はケン○ンビーフンが多いです(笑)

確かに

謙介様
確かに見慣れたお店だと思いました。今日の記事は、言わば謙介さんに対して書いたようなものです。(笑)
このお店の記事に対するコメントで、2回とも頂いたのは、現時点では謙介さんだけですから。

カレーラーメンでは、最近アップしましたが、「キッチン わびすけ」さんで頂いて、目をシロクロさせたことを思い出しました。

それが、このお店では「カツカレーラーメン」ですか・・・・・・うーーーーん。改めて今日の記事のメニューを見直して見ますと、確かにありますねー。気がつきませんでした。
これは「カツカレー」をこよなく愛する方がいらっしゃいますので、そのお方に情報提供しようと思ったところです。

ただ、ワタシは「わびすけ」さんでカレラーメンに懲りましたので、その傷が癒えるまでしばらくは遠慮して、再再シリーズに突入した暁には、それに挑戦することをお約束いたします。(笑)

実は

ベル様
このお店のビーフンがイマイチでしたので、実は後日中華料理店の老舗に行って、再度ビーフンに挑みました。

そのお店のビーフンも、実にモノトーンで彩りにかけました。しかも、お味が・・・・・・。

その顛末は、12月13日にアップします。その日にそのお店の記事を読んで、決して笑わないで下さい。お願いですから!

当日記事を読まれて、ああ、あの日に「笑わないで下さい」と書かれていたなー、程度でおすまし下さい。

No title

愛媛へ行く機会が有りましたら、食べて見たいですね。

沖縄の家庭料理にソーミンチャンプルーが有りますが写真を見ると良く似ています。

No title

じゅんさん こんにちは♪
ビーフンは シンプルなだけに ダシや素材が問われるメニューかもしれませんね。
街の中華屋さんは少なからず 出来合いの中華調味料を使ってるお店も多いように思いますので じゅん様 厳しすぎ~(笑)と思ったりもするのですが 確かに こちらは ガツンと効かせたお味かもしれません。

逆に最近は お洒落なお店が増えてきて こういう気取らないお店が希少になってる気もいたします♪

え?沖縄の方?

還暦シーサー様
初めてのコメントありがとうございました。

ハンドルネームと、コメントの内容から推察しますと沖縄の方でしょうか?

もしそうだとしたら、愛媛のこの超ローカルなブログなどがよくお目に止まりましたね。驚きと、感動です。でも、どうやってここにたどり着かれたのか?
URLから入ってみますと、なるほど「沖縄」ですねー!

さて「ソーミンチャンプルー」という食べ物ことは存じ上げませんが、ソーミンは「素麺」から連想できそうですね。

米の粉から作るビーフンは、いずれにしても南方系の麺です。台湾ではラーメンなどより一般的かも知れませんし、中国の福建省や、インドシナ半島でも盛んに食べられています。

ですから、今日ご紹介したものも、元々の出自はそちらのほうだと思います。
愛媛に来る機会がございましたら、ご案内いたします。ぜひお越し下さい。
今日はコメントありがとうございました。

確かに貴重ですね

のしうめ様
こちらまで来られる機会があれば、ぜひ「カツカレーラーメン」に挑戦していただいて、そのご感想をお聞きしたかったのでご連絡しました。

ワタシは化学調味料を使ってはいけないなどと言う気は更々ありません。ただ、程度問題で、自分のメニューの味の中心に据えてしまってはいかがなものかと思うだけです。一部に方の様に無条件で無化調礼賛、などというスタンスも持っていません。でも書き方がちょっと厳しかったかな(笑)

でも、このお店は好きなんですよ。本当に気取らない。仰るとおり、今や希少価値があるお店ですね。
もともと、中華料理はちょっと敬遠したいような外観のお店のほうが美味しいかも知れません。あまり気取ったお店は好きではありませんから。

でもこのお店にお越しの節は、「中華そば」か「カツカレーラーメン」をお薦めします。(笑)
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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