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「Cafē Kairos(カフェ カイロス)」・「愛媛グルメ紀行」 421

今日は、山越6丁目に昨年8月の開店した”Cafē Kairos(カフェ カイロス)”さんをご紹介しましょう。


場所は、196号線のバイパスを中央通と交差して更に北上、県立松山盲学校を過ぎた次の交差点を東に100m程入ったところにあります。


このお店は、ブログ友:ファットマンさんの11月4日”カフェカイロスでオムライス(かなりの爆音付き)”という記事で教えられて行ってみた。

玄関1
こちらがお店の玄関です。まあ可愛い!


店名の”Cafē”(カフェ)は意味が直ぐ分かったけど、”Kairos”(カイロス)が分からなかった。


お店に入って注文した時、和服を着たフロアー係りの女性に意味を聞いてみた。


「はい、”Kairos”(カイロス)はギリシャ語で時間を表わします。但し、時計の時間と言うのではなく、自分で感じる体感時間を意味します」と、スラスラと出てきた。

ミーアキャット2
お店の玄関には、可愛い”ミーアキャット”3匹の親子のお出迎え付。

後で、ギリシャ語を調べてみると、古代ギリシャ人は”時間”という言葉を”クロノス”と”カイロス”の二つ持っていたそうで、”クロノス”が定量的、つまり時計などで表わせる時間を言ったとあった。

そして”カイロス”は、間(ま)の時間、特別な何かが起こっている不定時間の瞬間を意味しているともあった。

なるほど、フロアー係りの彼女はそれを”体感時間”と説明した。中々にして哲学的な店名を使われている。

少し細かいことですが、このお店の店名の一部”Cafē”(カフェ)で使われている”ē”は、英語の”e”ではありません。ギリシャ語です。発音を日本語風に表わすと”エータ”もしくは”イータ”と発音する文字です。

なぜ、このような細かい事に触れるかと言いますと、店名にギリシャ語の”Kairos”を使った限り、カフェを英語表現の”Cafe”ではおかしいからです。つまり、店名においてもキチンと細部に渡って拘っておられるお店だということです。

さて、玄関で出迎えてくれた”ミーアキャット”は、アフリカ南部のサバンナに生息している。

数家族で行動を共にしながら生活しているが、彼等は多くの時間、一斉に後ろ足だけで立ち上がり、サバンナを吹き抜ける風を感じながら周囲を注意深く観察して過ごす。

”ミーアキャット”がサバンナで何を考え、何を感じているのか、彼等の体感時間をワタシもこのお店で共有してみる事にした。

ランチメニュー3
さて、選んだメニューは5つあるランチメニューの中の”ふわとろオムライス”を頼んだ。お値段は800円。


お店の中は、ファットマンサンが遭遇した”爆音付女子会”こそなかったが、やはり女性客が圧倒的に多い。


もちろん男性の一人客はワタシだけだった。


ランチメニューに200円プラスすると選べる飲み物が付き、更にそれに100円プラスするとプチデザートが付くという和服姿のフロアー係りの説明を受けたけど、飲み物などはいらないと告げた。

窓の外4
店内は広々とした空間を贅沢に使っている。カウンターの内側には壁で仕切られた厨房があって、ワタシと同年代かな?と思わせるシェフが時々顔をのぞかせる。


カウンター席の直ぐ内側にはイケメンのフロアー係りがいて、サイフォンでコーヒーなどを入れながら店内を見渡して女性のフロアー係りに適宜指示を送っていた。中々訓練がいき届いている。


ワタシは一人で行ったけど、カウンター席でも4人がけのテーブルでもお好きなところにどうぞ!と案内された。


カウンター席には、お洒落を絵に描いたようなカップルが談笑されていたので遠慮して4人掛けに座った。


その窓の外にも、こうやってお洒落な装飾が施されている。

56
こちらが、ランチメニューについているスープとサラダ。


全体に女性仕様なのか、こじんまりとして可愛い。


女性のフロアー係りは、今時珍しい和服姿。3人は数が確認できた。これは秋葉原の”メイド喫茶”か?


「何時も和服姿なんですか?」と聞いてみると「いえ、ワンピースの日と、両方あります」というお答え。


このお店の目差すもには一体何だろう?”ミーアキャット”の様に店内をキョロキョロ見回しながら考えた。

オムライス上7
こちらが”ふわとろオムライス”と名づけられたもの。


なるほど、言葉通りフワフワトロトロの卵で包まれたオムライス。その周りをデミグラスソースが廻しかけられている。そして筋状の生クリームが、彩りを添えている。


見た目はパーフェクト。目で楽しめる。

オムライス8
横から見ると、このオムライスの小山、けっこう高い。量は女子仕様を少しオーバー目か。


フワフワトロトロとしか表現の仕様がないほど完璧な卵の表面は、艶(つや)やかに照り輝いている。


ここにスプーンを入れて、形を崩すのが惜しいくらい綺麗。

オムライス9
でも食べないと話にならない。


それで食べてみた。オムレツ部分は上出来だった。


でも、オムレツ生地の内部のチキンライス部分が、パサパサで味気なかった。


「ん???」これは?このチキンライスは何????っと、”ミーアキャット”の円(つぶ)らな目には敵わないけど、目を大きく見開いて観察した。

断面10
「そうだ!これは、デミグラスソースを混ぜ入れ食べるんだ!」ということに気がついた。


すると、凡庸だったチキンライス部分が俄然蘇(よみがえ)った。このデミグラスソースは逸品だった。


もしこのお店のメニューにビーフシチューがあるとしたら、多分唸るほど旨いに違いない。


ビーフから滲み出した深くてコクがあるデミソース、これが全ての味の決め手だった。


食べ終わろうとした瞬間「もしよろしければどうぞ」と言って、フロアー係りの女性がサイフォンで入れた、香り高いコーヒーを持ってきた。飲み物は注文していない。


カウンター内側のイケメンスタッフをチラッと見た。すると、彼の顔が微(かす)かに微笑んで、目で「美味しいコーヒーをお召しが利下さい!」と言っていた。


このお店での体感時間、思った以上に深く長かった。




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おはようございます♪

久し振りにオムライスが食べたくなったなぁ~(^^ゞ
でんぷんの、賄い食で食べるオムライスも最高だったけど、
こんな風にふわとろも良いねぇ~カロリーが心配だけど(゚m゚*)プッ

家で今日はオムライスしましょう、メニューは決まった。
さぁ鳥撮りに出掛けるぞ!(^_^)/~

No title

なーるほど。
私の爆音付きオムライスに比べると随分閑雅なランチタイムを過ごされたみたいですね。やっぱりじゅんさんの人徳なんですかねえ。
インテリアも食器もスタッフの服装も、みなお洒落にまとめてある感じが、この記事を読んでいてあらためて蘇りました。

クロノスとカイロスのくだりは、多分珍しがって質問するお客さんが多いのでウェイトレスさんも答え慣れているのかもしれませんね。
クロノスはクロックとかクロノメーターの語源と思いますが、カイロスが語源となった言葉を思いつきません。やはり人間は定量的時間に生きていく存在なんですかねえ。

今日も

ベル様
今日はお天気がいいから、連続して傑作を狙えますね。
空が高く見えますし、日中は暖かそう。

実は今日、久しぶりに午前中「滑川渓谷」に行って写真撮りました。
以前なら、奥の滝まで普通に行けていたのに、最近山に入っていなかったので、たった600mを歩くのにゼイゼイ言いました。

その点、ベルさんは山歩き慣れているので、すいすい歩くんだろうなーって思いました。

夜は美味しいフワトロオムライス、頑張って作ってくださいね。

とにかく洗練されて

ファットマン様

このお店は、従業員も料理も洗練されていましたね。これはどこか企業がやっているのかな、と思って調べてみましたが、そんな風でもありませんでした

あのサイフォンコーヒーを扱うイケメンの彼が、神経を配っている様子がアリアリでした。彼が優れものだろうと思います。

カイロスは、行ったり戻ったり、はたまた止まったりと、極めて人間的な時を表わすそうで、クロノスはその点、極めて機械的だそうです。
さて、自分はどちらなのだろう?っと考えてしまいますね。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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