「鉄板焼ステーキ 美ゆき」・「愛媛グルメ紀行」 425

今日は三番町7丁目、松山市総合コミュニティーセンター前の千舟町通り信号を北に登って、伊予鉄高浜横河原線の踏切を越えた直ぐ右手にある”鉄板焼ステーキ 美ゆき”さんをご紹介しましょう。


同じ名前のお店が大洲市と西予市宇和町にありますが、詳しいことは後ほど。

玄関1
こちらがお店の玄関です。


実はこのお店には、十数年前に一度お伺いしたことがあります。


当時”そばメシ”と言っていた、焼きソバと焼き飯を合わせたものを出すということで、一時話題になった時期があり、その時に好奇心に駆られてお伺いしたという分けです。

店内2
それで今回二度目の訪問となったきっかけは、時々コメントを交換する”おっさん”さん(ブログ名:おっさんのはじめの一歩:http://blog.livedoor.jp/firststepot/archives/52076760.html)の11月14日の記事でした。


また、上に書いた”おっさん”のお友達で、ワタシのブログでも相互にリンクしている”大洲のひで”さん(ブログ名:hideのgo for broke:http://blog.livedoor.jp/hidegoforbroke/archives/7541973.html)の10月5日の記事も頭の中にありました。


ただし、上のお2人がアップしたのは”大洲の美ゆき”さんです。


なお、この松山の”美ゆき”さん、店内は長いカウンター席と小上がり席があり、店内は結構広いんです。


そこに、店名の名乗りにもなっている”鉄板”が4枚あって、その内主に3枚で店主さんを含めて3人が料理を担当なさっています。

メニュー3
さて、ワタシが頼んだメニューは”ハーフちゃんぽん”で、お値段525円(消費税込み)です。


ワタシが以前にお伺いした時は、確か”そばメシ”と呼んでおられたと思うのですが、今はそれを”ちゃんぽん”と呼んでおられます。


そして、後ほど画像でお示ししますが、一人前の”ちゃんぽん”をオーダーすると、今のワタシの胃袋では悲惨な目になることは上に書いたお2人から注意を受けておりましたので「ちゃんぽんのはありませんか」っと、目の前の鉄板でコテを扱っておられた店主さんにお尋ねしました。


すると「はい、分かりました。ハーフですね!」と答えられた。メニューを良く見ると、ちゃんとメニューにも書いてあった。

鉄板に油4 エビ豚5
注文が終わると、早速店主さんは”ハーフちゃんぽん”を鉄板の上で作り始めた。


先ず鉄板を小さなヘラで掃除し、その上に油を引きます。鉄板は煙が立ち昇る寸前まで熱せられています。


そこに、先ず予め湯掻かれた剥きエビを投入し、さっと炒めます。そこに、すぐさま豚細切れを投入しエビと合わせて鉄板で炒めていきます。(剥きエビと豚細切れは、ちゃんと計量器で計られていました)


その手際のよさ、まさに年季が入った職人技です。

野菜乗せ6
炒められたエビと豚細切れの上に、次に野菜を投入し、大き目の2本のヘラで一気に鉄板上であおる様に炒めていきます。


「このお店は昔からありますが、開店なさって何年が経ちましたか」と、鉄板で2本のヘラを巧みに扱っている店主さんにお尋ねしました。


「そうですね、もう32年になりますか」と。(34年と言われたかも知れませんが、何れにせよ30年はトウに経過しています)

御飯乗せ7
鉄板で大きく煽(あお)られた、エビ・豚肉・野菜がややシンナリしてきたら、その上に御飯とソバが混ざったものが乗せられます。


「大洲と宇和町に同じ名前のお店があるそうですが」と、店主に話を続けました。


「ええ、大洲と宇和は兄弟でやっています。いや、今は従兄弟(いとこ)の代になっていますね、それぞれが」っと、店主さん。

ソース乗せ8
御飯とソバが混ぜられたものの上に、特性のソースを垂らします。そして、一気に鉄板で大きく煽(あお)って炒めていきます。


その途中で人工調味料を適宜(てきぎ)投入しながら、さらに御飯が宙を舞うように大きく煽っていきます。


「従兄弟と言うのは、その前は親父とその兄弟たちがそれぞれやっていましたから」と、店主が先ほどの話の内容を解説なさいます。


「そうすると、店主さんは二代目に当たるのですね」と、ワタシが話を繋(つな)ぎます。

混ぜ9
鉄板の上では、エビ・豚肉・野菜類、それに御飯と焼きソバのソバが渾然一体となってきます。


「いえ、私たちは3代目です」と、店主さんが話を続けられます。両手は、鉄板の上でせわしげに腕を振るいながら。


「うちは、おじいさんがお店を始めまして、父ら兄弟は二代目です。そして今の私たちは三代目になるので、お互いは従兄弟(いとこ)になりますね」っと。


道理で年季が入っている手業だと思いました。


客は、お店の半分くらい埋まっています。他の2枚の鉄板では奥様と娘さんではないかと想像する2人が大きなヘラを扱っておられました。

一人前10
この画像は”一人前”の”ちゃんぽん”です。先に注文されたカップルに運ばれていきました。


その大きな皿にはスプーンが2本添えられていました。二人で一人前を分け合うということなのでしょう。


「じゃあ、この”ちゃんぽん”というメニューはおじいさんが考案された?」と、ワタシが話を続けます。


「いえ、これは親父と大洲の”おいちゃん”が考えたものです」と、店主さん。この地方では、叔父さんのことを”おいちゃん”と言う。

ハーフちゃんぽん11
さて、こちらがワタシが注文した”ハーフちゃんぽん”を真上から見たもの。


”おっさん”さんの、「そうですね。ちゃんぽん(小)でいいと思います。普通でも大盛りクラスなので、昼からのお仕事が大変になるかと・・・。」という忠告をお聞きしていて良かった^^っと思いました。


確かに、一人前の量を目の当たりにすると、食欲が一気に萎えてきそうです。

ハーフチャンポン12
どうです?


このご飯やモヤシやキャベツ、更にはソバの照りと輝き。ここから、特性タレの焦げた匂いが立ち込めて鼻腔を襲ってくるのです。


炒め加減といい、塩加減といい、それはもう絶妙としか表現のしようがありません。


決して御飯がべとついていないんです。まあ見事にパラパラに炒めあがっているんです。


父親の背中を見て育ちました。創業なさったおじいさんの血が流れています。

アップ13
三代に渡って作り上げた手業の逸品です。見事なわけです。


スプーンで大きくすくって、フハフハ言いながら一気にいただきました。


まあ、とっても刺激的な味で、しかも新鮮に感じました。ハーフサイズなら難なくワタシの胃に収まってくれました。


自然の笑みがこぼれます。店主さんもそれに釣られていい笑顔。美味しいものには”笑顔の輪"が自然に出来るのです。

アップ14
ワタシの隣に座ったイケメンの青年、自分の分が出来上がってきたようです。同じ”ハーフちゃんぽん”でした。


それを、冷静にスマートフォンで撮影していました。あれはアップル製の”iPhone ”なのかな?




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コメントの投稿

非公開コメント

おはようございます。
私は宇和の美ゆきによくいってました。
前の職場が近かったので。
宇和のほうは「辛口」だったかな?
ちゃんぽんの味付けが2種類あって、
ピリ辛のほうが好きでした。

大洲のお店だけいったことがありません。
いつかいってみたいものです。

No title

20年数年前、このお店の近くのアパートに住んでいて時々行きました。ちょっとヤクザっぽい(あくまでもルックスが)親父さんが鉄板を仕切っていて、息子さんは奥田瑛二風のイケメン青年でした。先日久しぶりに行ったらでっぷりと貫禄がついていて感心しました。最近では焼く人によって出来不出来があるとの評判も聞きますが、私が行ったときは昔どおりのちゃんぽんでした(ボリュームもすごいですね)。
私もおっさんさんの記事も読みました。息子さん、お孫さんとそれぞれちゃんとお店を守っておられるのですね。大州のお店もぜひ一度行ってみたいです。

大洲の美ゆき

おはようございます。
大洲の美ゆきは、むかしよく行きました。
一杯飲みながらの、お好み焼き、ちゃんぽん。
懐かしいですね。

もぎたて弁当のちゃんぽんも監修されたとか。

ああ、そういえば

くく様
おはようございます。朝一番でのコメントありがとうございます。

先に、今日の記事以外のことを書きます。11月22日にアップしました「カザハヤラーメン改め三宝亭」さんの記事は、くくさんご夫婦を意識して書きました。
そのことを、記事に書こうと思っていたのに、あの日は急いで早朝に記事を書きましたので書き忘れてしまいました。多分、お近くの部類に入ると思いますので、一度覗いてみて下さい。

それから、お会いした時話題に出た「勝山協食」さんも早速お邪魔して記事にしました。このお店が話題ではなかったらごめんなさいですが。12月にアップします。

さて、くくさんは宇和で勤めていらっしゃいましたね。そうですか、3店舗ある内の宇和店に。従兄弟だそうです。ワタシは宇和のどこにあるのかは知りません。大洲のお店は場所は分かりました。

三代続いて同じご商売ということは、価値があると思います。長い間に培ってこられた技と愛着が、あの味を作り上げているのだと思います。またご主人と機会がありましたら、どうぞ覗いてみて下さい。宇和のお店と味はどう違うのか?あるいは同じなのか?

既に行っておられた

ファットマン様
このお店は既にご存知でしたか。あまり目立たないお店なのに。さすが守備範囲がお広い。
ワタシは、おっさんさんと大洲のひでさんの記事がなかったら、多分行っていないと思います。

ずっと以前に一度お邪魔した時の印象は、やたら胡椒辛い!でした。
でも、今回はそういうことは全くありませんでした。
確かに渋い面構えの方が巧みにヘラを扱う様は、「絵」になっていました。3代に渡って磨き上げられた味だと思いました。
店内には次代をつなぐ?と思われる方もいらしゃったようねので、4代目突入があるかも知れませんね。

そうですねー

せい爺様
そうですね、大洲はせい爺さんの守備範囲ですね。

最近テレビにも出て、それはワタシも見ました。

お祖父さんが始められ、それが3人の兄弟によって受け継がれ、それがまた次の子供達によって引き継がれて、今も3店か残っている。

まあ、驚くべきことですね。貴重なお店だと思います。

No title

「美ゆき」さんの記事アップ、楽しみに待っていました。
また、私の拙いブログの紹介までしていただき、
誠にありがとうございます。
やっぱり、ちゃんぽんの小と言っても、それなりの量ですね。
ちょうど、腹八分目といったとこでしょうか?
店主のヘラ捌きや作る工程の画像は、さすがですね!

お昼前にこの画像がヤバいです。

貴重な情報

おっさん様
ワタシは、他の方の様に記事の中でリンクを貼るという方法を知りませんので、ただURLをコピーする方法でしかご紹介ができませんでした。

また大洲のひでさんのように、華麗な画像扱いができませんので、ただ写しただけです、お恥ずかしい。

さて、お二人の記事に接することがなかったら、多分お伺いしていないと思います。ですから、お祖父さんから3代に渡ってのお話をお聞きすることも出来ずに終わっていたと思います。

それでお陰さまで、貴重なお話がおうかがいでき、それに磨きに磨きをかけた手業と味を堪能できたこと、感謝しております。
ありがとうございました。

No title

お疲れ様です。
スイマセン。チェックが遅れてしましました。
それからリンクもありがとうございます。

さて、松山の「美ゆき」、ちゃんぽんの作り方が大洲のお店と若干違うみたいですね。
大洲は焼きそばを作ってから、ご飯を投入していました。これは息子さんの代に替わってからかもしれませんね。なぜなら、この作り方、むかし「美ゆき」で修業し独立された、大洲市の「さおや」の作り方と一緒なものですから。
もしかすると、進化しているのかもしれませんね。

恥ずかしながら、私、ハーフでは絶対足りません。
午後の仕事も関係なく、ガッツリいってしまいます・・・

恐れ入ります

大洲のひで様
お二人のお陰で、実に刺激的な味を楽しめました。お二人の記事がなければ、リストには載らなかったと思います。

そうですか、手順がちがいますか。仰るように、未だに試行錯誤をされているのかも知れませんね。味の完成に終わりはないと言いますから。

でも、どういう職種でも三代に渡って事業、あるいは家業が続くという事は大変価値あることだと思います。
ちゃんぽんをいただいた後、その思いを一層強くしました。

最後に、あれを一人前、一人で平らげるとは・・・・・・・・・・そ、尊敬いたします。画像だけでなく、その点につきましても、ひでさんには遠く及びません。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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