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「カザハヤラーメン改め三宝亭」・「愛媛グルメ紀行」 423

今日は今までに二度アップした、北条の”カザハヤラーメン”さんが、今月中旬に元々の業態である”中華料理店”に戻り、しかも店名も元の”三宝亭”に戻っているとお聞きして早速駆けつけました。

その情報を頂いたのは、時々コメントをいただく”謙介”さん。それは一昨日のことです。

そこで、昨日早速飛んでいったという分けです。

何しろ”カザハヤラーメン”さん”は、ワタシがまともな”塩ラーメン”に出合った最初のお店で、たった一度の訪問でたちまち虜になったお店です。最初の記事は、今年の3月5日、”愛媛グルメ紀行”239号としてアップしました。

更に、今年の7月11日に”再訪シリーズ”の4番目のお店として採り上げて、そこで衝撃的な”冷たいスープチャイナパスタ”と出合ったお店なのです。

そのお気に入りのお店が業態変換をしたと聞いて、心配8割、期待2割ですっ飛んでいったというわけです。

看板1
この看板も、すっかり”中華料理”のお店に衣替えされていました。

ワタシは通常1ヶ月先のブログを書いています。そうしないと、毎日アップは続かないからです。

人間、体調を崩すことだってある、身内が不幸に会うことだってある。だから、少なくとも30日分の記事はアップの準備をしておかないと毎日定時のアップは続きません。

ですから、昨日取材に訪れた”カザハヤラーメン改め三宝亭”さんも通常のサイクルであれば年末近くのアップになります。

ですが、これは翌日アップさせたい、その思いがワタシの頭を支配したのです。

玄関2
ですからこの記事アップは緊急です。異例です。400号を越えるこのシリーズで初めてのことではないかと思います。その理由は後ほど。

 

駐車場は7割がた埋まっていました。それを見ただけで「あ~よかった!」と、少し安堵の胸を撫で下ろしました。

お知らせ3
玄関ドアを開けて店内前の踊り場に入ると、上の画像の手書きの”お知らせ”が張り出されていました。

そこには、昨年”カザヤハラーメン”というお店をオープンさせて以来のお客様に対する経過の報告と、今後の決意が示されていました。

この”お知らせ”にあるとおり、元々は松山市の旧空港どおり近くで17年前に”三宝亭”という中華料理店からスタートされました。

そして、美味しいラーメンをお客さんに食べていただきたいという店主さんの強い願いで、奥様の郷里である北条は風早の里に、昨年8月に”カザヤハラーメン”を開店されたのです。

それから1年と3ヶ月、志半ばして元々の業態に戻された。どういう事情があったのか、何れにせよお店に入りました。

厨房4
”カザハヤラーメン”時代と変わらぬ厨房で、店主さんが大忙しで料理を作っておられました。

ワタシはこのお店が3回目です。厨房が見通せるカウンター席に座りました。

店内は、宴会が出来る小上がりの座敷席以外はほぼ満席でした。

店主さんが厨房の中で振り向かれた瞬間に、カウンター席にワタシが座っていることに気付かれたのでしょう。

ワタシと視線を合わすなり「ごめんなさい」っと、一言言われて会釈されました。その「ごめんなさい」の言葉の意味を知ったのはもう少し後のことでした。

メニュー5
お客さんの多くは、週の曜日によって決められている”日替わりサービスランチ”680円を注文されていました。

メニューを仔細に見て、「こだわりの三宝亭の天津飯」と区分された4種のメニューの中から、更に「さらに イチオシ 麻婆あんも 新たに登場」と書かれた”天津飯麻婆あんかけ”を注文しました。お値段は780円です。

奥様は、ワタシがカウンター席に座っていて注文をした時も、決して表情を和らげず、淡々と対応なさいました。

「あれ?奥様はワタシだと気が付かれないにかな?」と、そのときはややいぶかしく思いました。それが間違っていたことは、直ぐ後に分かりましたが。

とにかく、客席がいっぱいの上に、お客さんが次から次へと入ってこられる。

奥様はそれらの対応に没頭されています。

八宝菜ランチ6
この画像が、当日の”日替わりサービスランチ”です。

次から次へと客席に運ばれていきます。

そしてやっと一段落した時に、ワタシの注文した”天津飯麻婆あんかけ”が出来上がって奥様がカウンター席にそれを運ばれてきました。

天津丼麻婆あんかけ7
その時です。奥様の顔が一気に緩み、瞬間で笑顔に変わったのです。一気に話し始められました。

「今日はどうもありがとうございます。実は先日、主人の恩師がお店にいらっしゃっていただいて、”カザハヤラーメン”のことをすごく褒めていたブログがあるけど、見たか?」と言われたのです。

「先生は時々お店に来ていただいていて、随分お世話になっている方です」と奥様。

「そこで、私たちはブログは見ていませんとお答えした時、主人が急に、アッ あの方や!」っと気がついたのです。

「すると、先生はその後に何十枚ものブログをプリントアウトしたものを持ってきていただき、二人で読みました」っと、ここまで奥様が一気に。ワタシが座っていたことは百も承知で、話を切り出すタイミングを見計らっておられたのです。

すると厨房の奥から店主さんが満面の笑みをたたえながら「うちのこと、ずいぶんよく書いていただいて、ありがとうございました」と仰いました。

「ワタシは美味しかったから美味しいと書いただけで、美味しくなかったらそうは書きません」と言いますと。

「それは何十枚ものブログをプリントしていただいて、拝見しましたから分かっております」と。

卵スープ8
「それにしても皮肉ですね、カザハヤラーメンの時よりお客さんが遥かに多い」とワタシが笑顔で話しかけました。

「まだ開店して間がありませんから」とご主人が応えられます。

「この”天津飯麻婆あんかけ”ですねー、ワタシは初めていただきました。これはいけますね!」と大きくうなずきながら店主さんに話しました。

すると、奥様が「あの時の”塩ラーメン”はメニューに残しました、何時でも召し上がっていただけます。しかも味も更に改良しました」と笑顔が広がります。

「では、2回目に来た時に衝撃の出会いだった”冷たいスープチャイナパスタ”はどうされました?」とお聞きしてみました。

すると奥様は「あれはコストと仕込が大変で、今回はメニューから外しました」と応えられました。

そのとき店主さんが、やや照れ笑いを浮かべたようにお見受けしました。開口一番の店主さんの「ごめんなさい」の気持ちが、その笑顔に見て取れました。

横9
それにしてもまあ見て下さい、この堂々とした”天津飯麻婆あんかけ”の佇まい。気品に満ちているではありませんか。

食べてみました。「ウフフ・・・・」もう声になりません。麻婆豆腐の上に甘い甘酢餡がタップリ惜しげもなく廻しかけられています。

中の天津飯の卵はプルプルプリンプリンで、実にしっとりと御飯に馴染んでいるではありませんか。

「ご主人、この天津飯は麻婆餡によく合いますねー!」と言いますと。

「ええ、日本人は卵が好きですから、この”天津飯で色々な味に挑戦してみようと思っています。例えば〇〇〇味もやってみたいし、□□味も実は考えているんです!」と、目をキラキラ輝かせて夢を語る店主の表情、実に楽しそうで頼もしい。

〇〇味や□□味は、店主さんの胸の内に本来は秘められているはずの秘策です。ここでそれを書くことはルール違反になりますので書きません。

断面10
ネットリとした濃厚な麻婆甘酢餡、トロトロ卵、しっとり餡に馴染む御飯、ちょこっと刺激的な唐辛子の秘められた存在、それらが渾然一体をなす、実に名品を、再開した瞬間から繰り出す。

しかも、この店主の研究熱心さはよく知っています。たまに採算を度外視したものも考え出すけれど、その軌道修正は実に素早く、しかも潔い。

北条で”ラーメン専門店”は、マーケットの読み間違い。確かに飛びぬけて優れた”ラーメン”を出された。

でも、幾らそのラーメンがずば抜けて美味しいからと言って、そのラーメンをわざわざ松山から食べに行く人がどのくらいいるか?

するとこのお店の主戦場は、この北条だという現実に気が付かれた。

北条という狭いマーケットであれば、ラーメンと言う単品ではなく、客が求めるものに幅広く対応したほうがいいに決まっている。

ラーメン専門店を目差したけれど、それは自らがマーケットを狭めたことになることに気が付かれたのでしょう。

そして、それにいち早く対応されたこの柔軟性。そして中華料理職人としての確かな腕。更には飽くなき探究心。そして奥様との二人三脚。

「これなら、間違いなく成功しますよ!北条でこのお店のライバルとなり得るお店は〇△店さんだけです。それ以外にはこのお店に敵うお店はありません」とワタシ。

すると奥様が「さっそく敵情視察してみます!」と、力強く応えられた。

「また記事に採り上げさせていただきます」と応えますと、奥様満面の笑みで「ええ、また先生がプリントしてきていただけると思います」と。

お互い、力強い笑顔で挨拶し、お店を後にした。心配だった8割は杞憂に終わった。

残りの期待2割だったものが、一気にマックスになった!

情報提供いただいた”謙介”さん、本当にありがとうございました。

今日の記事アップは、毎日7時アップから1時間近く遅れました。

今、やっとこの記事書き上げました。

今からアップします。アップ時刻、遅れたことをお詫びします。




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No title

じゅんさん おはようございます。
早速にいらっしゃったのですね。
朝の出勤は7時ごろなので、お店は当然開店前ですからよく分からなかったのですが、帰りの時間はお店が開いている時間でしたから、どんな人気かなぁ、と気になっていました。 やはり松山の市内であれば、ラーメンに特化したとしても、それなりに基礎の人口が多いですから、経営もそれなりにできたとは思います。しかし、北条の人口はやはり少ない。そこでラーメンだけ、というのはやはり難しいと思っていました。 中華料理全般を扱わないと、ちょっと無理、という気がしていましたから、やはりこのほうが自然の流れだと思いました。 この通り、烏龍茶さんもありますし、、から揚げの北京飯店さんもありますし、中華としてもなかなかライバル店があって、大変だと思いますが、こういう地域に根ざしたお店はやはり全国チェーンのマニュアルばかりのお店とは違う個性がありますよね。是非がんばっていただきたいと思います。 お話を持っていった私が行っていないのでは話になりませんから、近いうちに行きたいと思います。じゅんさん、こちらこそありがとうございました。

おはようございます

じゅんさんの記事で「冷たいスープチャイナパスタ」を知り興味津々だったのですが…。ぐずぐずしているうちに機会を逃してしまいましい残念至極です。採算度外視のラーメンだったと聞けばなおさらです。やはり情報は新鮮なうちに、ということなんでしょうね。まあそういう事実にも、北条でラーメン専門店さんをやることの距離的、市場的な難しさがあらわれているようにも思います。
せめて今もメニュー残っているラーメンがあれば食べてみたいです。変わり種天津飯もおいしそうですね。今度は頑張って長く続けていただきたいですね。

さっそく

健介様
健介さんのお話をお伺いして、居ても立ってもおられなくなって、昨日行ってきました。
そして昨日の内に画像を整理し、縮小処理もして用意しました。
そこで、今朝は午前6時に出勤して早速記事を書き上げました。

健介さんも仰るようにラーメン専門店で、北条では難しいですね。そして中華料理店でもライバルがあります。北京飯店さんは「唐揚げ」に特化した路線をとられていますからライバルにはならないと思います。でももう一店舗、強力なライバル店がありますね。その認識はワタシも同じで、奥様にはお伝えしておきました。

ぜひぜひ、お試し下さい。そして遠慮なくご感想を言って差し上げて下さい。店主さんは、お客さんに喜ばれるものなら何にでも挑戦したいと仰っておられましたから。
貴重な情報、本当に感謝しております。ありがとうございました。

チャイナパスタは優れもの

ファットマン様
あの「冷たいスープチャイナパスタ」をもう一度食べ損なったことは、返す返すも残念でなりません。
ただ、ワタシが唸らされた「塩ラーメン」は、更にレベルアップしてメニューに残っております。

先ずはそれを試されて、次の機会があれば、4種の天津飯から試されるのがいいと思います。

なお、同時に上の二つをいかれるのは、いっこうに差し支えありません。天津飯のイタリアンも美味しそうでした。

明日からの連休、ゆっくり骨休めされて、存分にお楽しみになってください。^^

こんばんは★

今日のブログのコメントの、意味がわかりました(^_-)-☆
8時半に例の如く鳥撮りに出かけたので、今日は誰のブログも
目を通す間が無かったのです(^^ゞ

帰ったのも4時半、夕飯の支度でまたまたPCも触れず、今やっと
食事前の時間を利用して一気に読みました。

私の大好きな天津飯、それも麻婆・・・食事前の私にはヨダレモノです(^^ゞ
それに比べ、ベル家の今日のオカズのチンケなこと(-。ー;)
遊び過ぎで、メニューを考えられなかったの、極限まで遊ぶからカメラを
収めたらもうグッタリ(笑)
今から、ベルさん特製のぶりの照り煮と、後二品の簡単おかずで食事タイムです(^_^)v

あー今日もよく遊んだ・・・遊び過ぎって、横から声がする(爆)

8時間

ベル様
昨日はお天気が良かったし、比較的暖かでしたので、外での活動にも支障はなかったかも知れませんね。

でも、屋外で8時間。これは、趣味の世界の域を超えているかも。
これが、自分だけの世界での趣味だったら、ひょっとしたら続かないかも知れませんね。

ブログと言う表現形式で外部に発信し、それに応えて多数のコメントを寄せる方々がいるからこそ続いているのかも。やはり、期待に応えたいという気持ちがブログ継続の原動力になりますものね。

その点はワタシも同じです。ただ、今日からの3日間と来週の土日の、計5日間は人気がないテーマを扱いますから、コメントは期待できません。それでも書きたい分野なのです。

遅ればせながら

こんにちは。
この記事、気になってて読むだけは読んでいたんです。
私ごとですが、弟の結婚式がありまして、
バタバタとしていて、コメントできずにおりました。

このお店、いった事があったんです。
中華料理屋さんの頃、結構気に入っていて、
何度か足を運んでいました。

カザハヤラーメンのお店になった時、
プレオープンの頃でしょうか、
変わってすぐに行ったんです。
その時のラーメンが私たちの口には合わなくて‥。
なんか、ぼんやりしているというか‥。
「ガツン」とくるわかりやすい味が好みの私たちには
ちょっと繊細すぎたようなんです。
(味音痴をカミングアウトしてるみたいでお恥ずかしい。)
だから、残念だなぁって思っていました。

その後、じゅんさんのブログを知り、
お店の記事を読んで興味は湧いたのですが、
なかなか行く気にはなれなかったのです。

なので、今回の記事は私たちにとっては朗報でした。
柔軟な方針転換に大感謝。
またお伺いして、お気に入りメニューを探したいと思います。
そして、ラーメンにもまた挑戦してみようと思います。

コメントを

くく様
コメントを強要したようになって恐縮します。申し訳ありませんでした。
しかもお忙しい時に。

味につきましては、本当に難しいと思っているところです。味覚は、実に頑固なものです。幼児の頃の、脳への摺り込み。味覚はそういう部分があるのではないかと思うからです。
一言で「お袋の味」と表現しますが、そのお袋は全員違います。

ですから、こういうブログを書いていますと、時に恐ろしくなることさえあります。
出来るだけ「味」に関しては断定的に書かないようにしているのですが、全てのお店の味を「美味しい」の一言で片付けることも潔しとしません。実に悩ましいことです。

このお店についても同じ事が言えますね。ワタシは「塩ラーメン」を一度もおいしいと思ったことがありませんでした。ところが、このお店でその見方が変わったのです。

しかし、今回、素早く方向転換されたという事実は、くくさんの感覚の方が一般的だったということに他なりません。だからこそ、今回の大胆な方向転換の勇気に敬意を評したいのです。

そして、今回いただいた中華の味が、地元の方々にどう受け入れられるのか、温かく見守り続けたいと思っています。もちろん、非力ではありますが、あのお店のファンとして。

最後に、ワタシが書いています「愛媛グルメ紀行」シリーズに登場する「お店」についてですが、ワタシは対象を「飲食店」として書くのではなく、「人」と捉えて書くことを目差しております。まだ道半ばではありますが。
今日はコメント、ありがとうございました。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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