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「滑川渓谷」・「滑川小学校」 3

先週の土日に引き続き、今日と明日も東温市明河にある”滑川渓谷”の晩秋の風景をお届けします。


特に今日は、”旧川内町立滑川小学校”の今の姿をご紹介しましょう。


”滑川小学校”は、2010年の11月14日と15日にアップしております。二度目になります。

校門1
校門には”川内町立滑川小学校”の碑文字が残っています。


この学校が現在の東温市立東谷小学校に統合され閉校になったのは、1976年(昭和51年)のことです。

正面校舎2
地方人口の減少傾向が顕著になって、先ず”昭和の大合併”期を経て、全国の市町村は約三分の一にまで減少しました。


滑川小学校”の閉校は、それから少し遅れてなされました。

左前校舎3
滑川小学校”が閉校された昭和51年とは、カナダのインスブルックで冬季オリンピックが開幕され、ロッキード事件で田中角栄元首相が逮捕された年でもありました。


今は静かに佇むこの木造校舎。

左後校舎4
今年、国の内外から注目を集めた”木造校舎”の小学校があります。


それは”八幡浜市立日土小学校”です。1956年竣工の中校舎と1958年竣工の東校舎の二つの校舎は、いずれも2階建て木造建築です。

校舎山空5
この”八幡浜市立日土小学校”はその保存活動と成果が評価され、今年の4月に”日本建築学会賞”を受賞しました。


更には、10月に歴史的建造物や文化遺産の保護・保全を目的とする非営利団体ワールド・モニュメント財団の”モダニズム賞”を受賞したことは記憶に新しい。

右後校舎6
しかし、この”滑川小学校”にはそのチャンスがありませんでした。


でも、今でもここから巣立って言った数多くの卒業生にとっては貴重な思い出の建物です。

下から校舎9
ここにこうやって、取り壊されずに残っていることそのものが貴重です。


ぜひ、このままこの地域のシンボルとして保存していただきたいものです。

廊下10
ワタシは、小学校4年生になったとき、郷里の”野村小学校”から、当時同じ東宇和郡であった明浜町立狩江小学校に転校しました。今年6月に90歳で亡くなった父が小学校の教諭をしていたからです。


その”狩江小学校”も、もちろん”木造校舎”でしたが、教室の窓は”障子紙”でした。ガラス窓ではなく紙製の窓ですよ。


こうやって、小学校の廊下を走ると、窓に張ってある障子紙が揺れて動きました。

廊下11
でも、木と紙で出来た小学校に響き渡る音や声、優しかった。


その小学校も転校して1年後には鉄筋コンクリート製の小学校に建て代わりました。


もう年末の冬休み前に、各教室の障子の張替えはしなくてよくなりました。

どんぐりと校舎12
どうかどうか、取り壊されずに生き残って欲しいと、心から念じて”滑川小学校”を後にしました。


明日は、今回の”滑川渓谷”ミニシリーズの最後、”奥の滝への旅路”の最終回です。




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おはようございます♪

私が木造校舎で勉強したのは、小学4年生の時3ヶ月間、父の死去で神戸から、
母の実家の近くの田舎の学校へ転校、それはそれは素晴らしい3ヶ月間でした。
都会から来た身には、なにもかも新鮮で毎日が楽しく過ごせました。
祖母の家に預けられて、2つ違いの兄はその田舎暮らしに、順応出来なかったようです。
母と暮らすようになった5年生からは、また近代的な街の学校に転校、
この木造の学び舎での3ヶ月間は、私の子供時代のいちばん輝ける期間だったかも(^_-)-☆
家庭で作った糠袋で廊下や教室を拭くんです。
木造の床はツルツルピカピカです(^O^)

中学校1年生の時はマンモス校(生徒数3000人余り)で、校舎が足りず
一年間だけ古い木造校舎で学びました(^O^)
その学校での同級生が今の亭主なんです、想い出が分かち合えるって良いですよねv-238v-352

木造校舎

ベル様
ベルさんにも木造校舎の思い出がおありでしたか。しかもその時の記憶は輝いている。
それってよくわかります。都会から田舎の木造校舎って、まるで別世界ですからね。しかも多感になる年頃の思い出ですから尚更輝きますよね。

そうですか、同級生結婚ですか。^^世代が同じだと時代に対する思い出も共通しますからいいですよね。では公認カップルだったのですね^^
目に浮かびます。

私は同窓生結婚。私が高3、妻が高1の時出会って、そのまま社会人になった途端に結婚。新入職員でいきなり結婚とは生意気だって先輩職員に言われたものです。

もう遥か過去のことですが。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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