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「滑川渓谷・奥の滝への旅路」 4

先週の土曜日から書き始めた”滑川渓谷”の風景のご紹介、今日が最後です。


今日は旅路の最終目的地”奥の滝”に至る風景です。

紅葉と流れ1
今年、この地区は異例なほどの雨が降りました。


地区が完全に孤立したことが何度もありました。

紅葉流れ2
ですから、落葉した”紅葉(もみじ)の葉”が流れる水量はこの季節としては多い。


周りの景色の色を取り込んで、季節ごとに川の表情は変わります。

流れ3
癒しの流れにもなりますし、人々の生活を脅かす驚異の川にもなります。


でも、今は静かに清らかに、そして豊かに流れています。

岩肌4
太古の時代から、流れる水流で削り取られ、更に風雨に晒されて角の取れた”岩肌”が両側に横たわっています。


うねる様に、唸る様にずっと続いています、”奥の滝”まで。

岩肌5
そして、その両側の岩肌は次第に狭まっていきます。


次第に”奥の滝”に近づいている証拠です。

丸岩6
その間には、まるで巨大なボール状の岩が顔を覗かせます。


どういう自然な力が加わればこういう形になるのでしょうか。

流れ7
流れは、何段もの川床を穿(うが)ちながらうねり流れ落ちます。


川床の段差が大きいところには、大小の滝壺状の窪みが出来ています。

流れ8
水の力の凄まじさが垣間見れます。


世界中のどんな大河も、こういう川幅の狭い源流から命を発しているのです。

石積10
そして、いよいよ”奥の滝”に至ります。

真っ先に目にするのは、この”石積み”です。一種異様な光景です。

そうです、これはまさに”賽の河原”(さいのかわら)での光景です。

”賽の河原”というのは、仏教で言うところの”三途の川”(さんずのかわ)にある河原のことです。

三途の川とは、此岸(しがん=現世・この世)と彼岸(ひがん=あの世)との分け目にある川とされています。

滝11
あの世に向かう人は、この河原で残していく親を供養しようと、石を積み上げます。


ところが、やっと石を積み上げたと思ったら””がやってきて石積みを壊してしまいます。


また、最初から、延々と石を積み上げ、最後は「地蔵菩薩」に救われて、あの世に渡ると言い伝えられてきました。


ここを訪れた人の中には、この地を”三途の川”と見立てて、懸命に石を積んだ方もあったということでしょう。

石積と滝12
仏教で言う”賽の河原”は、親に先立つ不幸を受けたものを救うための考え方です。


でも、ワタシの両親は長生きしてくれました。母は86歳、父は90歳まで。


つまり私たち兄妹弟(きょうだい)は、”親に先立つ”という不幸を味わうことなく生きることが出来ました。


今年はワタシにとっても特別な年になりました。


それらのことどもを考えながら、今年の晩秋、”奥の滝”の前に立ち尽くしました。




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プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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