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「再訪 74 Chinese Cafe DINING 茶縁」・「愛媛グルメ紀行」 449

今日は、昨年11月12日に”愛媛グルメ紀行”シリーズの415番目のお店としてアップしたばかりの”Chinese Cafe DINING 茶縁”さんを、再度ご紹介することにしましょう。(「Chinese Cafe DINING 茶縁」・「愛媛グルメ紀行」 415


場所は、国道33号線を市内から砥部に向かい松山インターに入る一つ前の信号東南角に上田内科があります。


その”上田内科”を市内から言えば左折、東に約300m入った道路の南側にある”新勢アパート”の1階にあります。北土居2丁目の住宅街です。

玄関1
こちらがお店の玄関です。


このお店は前回にご紹介したとおり、このお店の奥様が四川生まれの上海育ちの中国の方です。


オーナーシェフ(もちろん日本人)が、上海に料理留学していた時に奥様と出会ったのが、このお店が出来た所以(ゆえん)です。


ですから、このお店は日本人向けにアレンジされた”四川料理”ではなく、四川省で普通に食べられている”家庭料理”をメインにされています。

メニュー2
こちらがランチとして用意されているメニューの一部です。


ランチメニューには、8種のメイン料理に、サラダと選べるデザートと選べるドリンクがついて1050円が用意されています。


前回は、”四川田舎ヌードル”と名づけられたメイン料理に、デザートは”マンゴープリン”と、飲みものは”グレープフルーツジュース”を頼んだ。


今回は、お店の三番人気と記されている”正宗担担麺”をメインに、デザートは”中華ポテト”を、飲み物は”バラ茶”を選らんだ、お値段は税込みで1050円。

後姿3
こちらが上海で出会って、店主さんの郷里帰国に合わせて来日された四川生まれの奥様の後姿。


奥さんは、中国茶を入れているところで、店主さんは当然一人で厨房に立ってきりきり舞いしているところです。


一人でお店に入ると、店主さんが顔を覚えておられました。


「前回は、直ぐに”ブログ”拝見させていただきました。ありがとうございました。コメントを書こうと思ったのですが・・・・・・」っと、はにかみながらのお答え。


無理はありません。お店は夫婦だけでやっておられるし、今や6歳の女の子と、昨年の5月に誕生したばかりの双子ちゃんの3人のお子さんの、5人家族。仕事を終えても、お父さんの役目が残っているのです。

サラダ4
こちらがサラダ。

「ランチパスポート騒ぎは収まりましたか?」とお尋ねしてみました。

「いえ、今も続いています。たまに暇な日もありますけど、大抵は満席になるほど忙しい」と店主さん。

この取材は昨年末でしたから、ランチパスポートが終わる前でした。

バラ茶5バラ茶カップ6
中国茶を入れることで忙殺されている奥さんに、店主さんが小声で「あの・・・・ブログの・・・・」っと、ワタシの来店を告げられたようです。

奥さん、振り向きざまに「アレ、ジュンさん、来ていただいてアリガトウ!」と、一瞬で笑顔がはじけた。

2回目の訪問で「じゅんさん!」と名前を呼ばれたのは、スパゲティ専門店の”フォンターナ”さんと、森松の”リンジーズ”さんを含めて3店目だった。

「あれー、名前まで覚えていただいていて」と、ちょっと気恥ずかしく微笑んだ。

「当たり前デショー!デモネー、今日はすごく眠くって!最近寝つきが悪くて」と、奥さんは全く屈託が無い。

「冬になったでしょー、子供3人と一緒にベッドで寝てるヨー。布団が夏より大きいでしょうー。私が寝る場所が小さくなったヨー。だから不眠症!」と、眠そうな目を、ショボショボさせている。

でも、仕事に手抜きはない。早速”バラ茶”を入れてもらった。バラの香りが一面に漂う。

「このバラはお茶専用のバラですか?」とお尋ねしてみると「ええ、そうよー」と。

「バラ茶は余り時間を置くと、バラ特有の渋みが出るから、早めに飲んでね」と、奥さんが中国茶の飲み方を告げられた。

正宗担担麺7
こちらがメインとして選んだ”正宗担担麺”です。

この”正宗”という表現は、”伊達政宗”とはなんら関係ありません。”正宗”とは中国では”正当な”という意味で使われる言葉。

四川での”担担麺”は、昔から天秤棒の両側に、一方は麺、もう一方はタレを入れた桶を担いで路地で売られていた、一種の”立ち食いそば”。でも今では四川を代表する飲食店メニューとなった。

このお店の”正宗担担麺”は、四川省出身の料理人”陳建民”氏が日本人向けにアレンジしたそれではない。

アップ8
四川風の”花椒”(日本での類似品は山椒)とラー油の風味を利かせたスープです。

胡麻ペーストの”芝麻醤”が風味付けに使われている。

「日本では思いっきり”芝麻醤”を入れた”担担麺”が多いです」と奥さんの話しかけた。

すると「チューゴクでは”芝麻醤”は副材として味付け風味付け程度にしか入れないよ!日本の胡麻ペーストがいっぱい入ったものは”ゴマラーメン”と呼んだほうがいいヨー!」と、実に明快。

「でも、子供にはあちらの方が食べやすいヨー、あれはあれでいいヨー!」と、柔軟な姿勢も好ましい。

このお店の”正宗担担麺”は”花椒”がしっかり入っていて、当然痺れる痺れる!!久しぶりに口腔がジーーンと痺れて食道にまで広がった感がある。

麺9
ところが、その痺れもしばらくすると落ち着いてきて、今度は口腔に爽やかさが広がる。

日本の食文化にはない味の変容でしょう。調味料の類は中国から仕入れている。

日本人に合わせて、四川の味を変えることはしないという、夫婦の思いがこのお店の味を支えている。

麺はモッチリしたいい””を使っています。パワフルで滋味深いスープに決して負けない麺です。

画像の中央に見える帯状のものは、春巻きの皮を揚げたもの。パリパリとした食感がアクセントになっています。

豆粥10
”正宗担担麺”を食べ終えようとするころを見計らって店主がこの画像のものをすっと出してきた。

頼んだデザートではない。

「これは?」と、店主の顔を見上げると、微笑みながら「コレ、まだ試されていないでしょう。これは豆を使ったデザート用の””です。食べてみて下さい」と言う。

初めてお訪ねした前回も、注文していないデザートを出してただいた。その時は蒸して調理された”胡麻団子”だった。モッチリした食感を味わった。

今回も注文していないものを出していただいた。他の客を見回しても、余分なデザートのサービスを受けている様子はない。これは一種の”役得”か?

中味は、ひよこ豆、小豆、緑豆、インゲン豆など、5~6種の豆が入った””でホンノリと甘い。

「中国人は、豆は健康にいいからと、色々に調理して食べるよ!」と奥さんが補足説明。

確かに食べたことがない自然な甘さで、生クリームがかけられていて、上品な甘さが口中でとろける。

中華ポテト11
こちらが注文したデザートの”中華ポテト”となずけられたもの。

”ポテト”となっているが、中味はサツマイモで、日本で言うところの”大学芋”だ。

”大学芋”は、十分に灰汁抜きしたサツマイモを揚げて、糖蜜を絡ませたもの。

元々は中国料理だけど、大正時代に日本に入ってきて神田の学生街でよく食べられていたからという説と、東京大学の赤門の前の”三河屋”さんが始めて、それが広がったという説とがある。

さて、こちらは本場のものだ。でも、抹茶のソフトクリームが添えられていて、白地の皿に糖蜜で模様が描かれている。随分とお洒落だ。調理人には画家の才能がいるという見本。

甘さもちょうどいいし、芋のホクホク感も残っている。

ツーショット12
さて今日再訪した目的は、初回に訪問した時に二人と約束した”ツーショット”写真を撮ること。

「さあさあ、お二人並んで!」と声を掛けると「主人と並んで写真とったことなどないヨー!」と、奥さんが照れる。

「写真はねー、子供と並んで撮るものよ。中国人はよく写真撮るよ!カメラ向けられるとキチンとポーズをとって。ところが主人は黙って立っているだけよ!」と笑って話す。

「でも、せっかくの記念だから撮ってもらいましょう」と、ご主人に寄り添った。

こちらが、中国で料理を修業し中国で奥さんと知り合って手を取り合って日本に来られたお二人。

日本のこの地で二人の夢を花開かせようとされている若きご夫婦の笑顔です。3児のパパとママでもある。

一本芯の通ったお二人に温かい拍手を贈りたい。

「ご馳走様でした」とお店を後にしました。

「じゅんさん、またブログ見るよ!」と奥さんに送り出された。

ブログで繋がった””です。

こちらのお店の店名が”茶縁”なら、ワタシのそれは”ブログ縁”ということでしょう。



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私には10年早いwww

じゅんさん、こんにちは。

今日は担担麺ですね~。
しかも正当な「正宗担担麺」ですか~。
私には10年早いですね~(^^;

今年の夏に、担担麺制覇を目論みます。←宣言。
なぜ夏か?
夏はエアコンがガンガンに効いてて少しはマシな筈だからwww
寒い冬は暖房が効いてて余計ツラいんですよ。私ら汗っかきはwww



正宗は、ちょっと

乱駆郎様
確かに、「正宗担担麺」はちょっと無理ですねー。

マア、一度通り越したらあとはスイスイだから、10年などではなく1年でOKでしょうが。一度我慢すればいいだけですよ。

だから、立派な「宣言」しかと承りました。必ずや成功裡に終わることを確信しています。

ただし、一点だけ条件があります。挑戦の時の貴重な「立会人」に、ワタクシメをご指名くださいますよう、しっかとお願いいたします。場合によっては介護人に早代わりが可能かと存じます。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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