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「再訪 76 焼肉 ちかき」・「愛媛グルメ紀行」 451

今日は”再訪シリーズ”の75番目のお店をご紹介しましょう。


それは一昨年6月21日にご紹介した、県道松山川内線(旧国道11号線)沿いの平井町にあります”焼肉 ちかき”さんです。(「焼肉 ちかき」 真っ当な「B級グルメ店」 69


実は”再訪”リストには載せていなかったのですが、このお店の”ビビンバ”が中々いけるという風の便りを聞きまして訪問してみました。

玄関1
こちがらお店の玄関。


このお店の前を、国道11号線から高架で伊予鉄横河原線と県道松山川内線を越えて伊台町に至る道路(軍用道路を兼ねる)が開通して、お店周りの風景がやや変わった地域です。


おのお店の店名”ちかき”を前回アップしたとき、”韓国は近き国”から採られたのかな?と想像して、違っていたらゴメンナサイと書きました。


すると、””さんと名乗られた方からコメントをいただき「ちかき、は、お店の人の苗字ですよー」と。


今回お店の方に確認したところ”花”さんと仰る方のご指摘どおりでした。ここに訂正してお詫びします。

メニュー2
さて、お店に来る前からビビンバを頼むと決めていました。ビビンバ自体の種類が多いのでやや迷いましたが、お店の方のお薦めもあって”ちかき特性! 8種の石鍋ビビンバ”、お値段1000円にしました。


最近、”8種のナムルの十五穀米 ビュッフェスタイルビビンバ”(2~3人前)1500円が一種の話題になっています。


それに一番近いメニューを頼んだというわけです。

石焼上3
画像が、頼んだ”8種の石鍋ビビンバ”です。


ビビンバ以外に、ワカメスープと、コチジャンがついています。


石鍋からは盛んに湯気が立ち上り、御飯の焦げるパチパチという音まで出ていて、見た目以上に派手なメニューでした。

石焼4
石鍋はまだ熱く、触れば火傷します。


この石鍋の内側周囲に、ワカメスープをスプーンですくって2~3箇所、石鍋の内壁へ垂らします。


スープを垂らした瞬間、”ジュン!”と音を立てて白い湯気が立ち昇っていきます。


その湯気の前で、実は呆然としていました。御飯を半分に、と頼むのを忘れた事に気がついたからです。


この大量のビビンバを見た瞬間「あああ、これは食べ残す!」と、頭を垂れました。

アップ5
まあ、この多彩な具材をご覧下さい。お店では8種の”ナムル”と呼んでいます。


ナムル”とは、モヤシなどの野菜やワラビなどの山菜、野蒜(のびる)などの野草を塩ゆでしたものを調味料とゴマ油で和えたものです。


韓国では、どういう食事でも必ずと言っていいいほど各種の”ナムル”が食卓に上ります。場合によっては、そのナムルと何種かのキムチだけで食事を済ませることだってあります。


レストランで何かを頼んでも、多くの場合ナムルと生野菜とキムチは大量に供せられます、無料で。


これら無料で出されるナムルやキムチ類は、”ミッパンジャン”と総称されますが、日本とは異なる食習慣です。


だから、韓国から来た旅行者が日本のレストランでキムチや生野菜を頼むと別料金を取られることに「日本人はケチだ!」と腹を立てたりします。

コチジャン6
こちらが、”コチジャン”です。”コチュ”とは朝鮮半島では唐辛子を意味します。


唐辛子の粉に米麹を入れて発酵させたものです。


韓国の”唐辛子”は大振りなものが多く、日本の唐辛子の様に刺すような刺激はありません。想像以上にマイルドで甘ささえ感ます。朝鮮半島のお料理には欠かせない調味料なのです。

コチジャン投入7
具材は、豆モヤシ、ニンジン、大根、トマト、シイタケ、ミンチ、生卵、そして多彩なナムル類です。ナムルを1種と捉えると、お店で言う8種になります。


でもナムルの種類も多彩なものが入っていますから、実質的には何種になるのか。


それらをコレでもかというくらい、徹底的に(日本人的に言えばグチャグチャに)混ぜます。


混ぜて混ぜて、御飯に粘りが出てくるほどに混ぜます。日本人は、具材の原形を留めないほど混ぜる事に一種のためらいがあって、彼等から言えば中途半端でもったいないと思われます。そこがお国柄です。


ワタシもまだまだ交ぜが足りませんが、自分的には混ぜに混ぜたつもりです。ここに先ほどの”コチジャン”を投入します。


画像のコチジャンの投入量は、普通の日本人なら真似をしないほうが無難でしょう。この三分の一程で十分だと思います。ワタシは辛さには強いので、この分量を投入。


でも、これが後悔の元になりました。

混ぜた8
このグチャグチャ状態を、日本人的に言えば「無残な!」と思ってしまい、韓国人的に言えば「これでは美味しくないでしょう?もっともっと混ぜなければ」とうつる。


それにワタシは既にこの””に圧倒され、却って食欲を減退させてしまった。


これを運んでいただいた、綺麗なお姉さんには三度も五度も「食べ残したらごめんなさい。見かけによらず小食なのです」と、予防線を張っておいた。


店内は5分程の入りでした。多くの方は焼肉を昼間から食べておられた。


旺盛な食欲を前にする他の客に隠れるように、石鍋に覆いかぶさってチロチロ、チマチマ食べ進んだ。


やっと半分ほど食べ進んだあとで、心の中で「ギブアップ!」宣言を出した。


先ほどのコチジャンが多すぎた。辛くて辛くて、とても喉を通らない。辛さに対する過信が招いた無残な結果だ。本場モンを甘く見すぎた結果がこのザマだった。


それで、ここでギブアップ宣言を声に出して立ち上がろうとして大切なことを思い出した。

おこげ9
それは、画像の”おこげ”だ。この石鍋ビビンバの真価はこの”おこご”にあったことをかろうじて思い出した。


ワタシが子供の頃は、御飯を鉄製の”羽釜”(はがま)で焚いていた。薪を燃やして。すると、羽釜の底に必ず”おこげ”が出来たものです。


その”おこげ”を子供達は奪い合うようにして食べた、少しの塩を振りかけただけで無類に美味しかった。


それがどーーです!目に前にこんなに見事な”おこげ”が出来上がっているではありませんか。


これを見逃す手は絶対にありません。敢然と”おこげ”に立ち向かいました。

おこげ10
これが、石鍋の底にこびり付いた”おこげ”の断片です。


まるで高級な”煎餅”をバリバリ歯音を立てて齧(かじ)るが如く、食った!!


うふー~・・・・旨い!


これは白米を一番美味しくいただく方法なんです。丁度ナムルから出たエキスが最適の味付けになっていて無類に旨い!


バリバリ・・・・バリバリ・・・顎が疲れるほどに"おこげ”を食った、満足した!!


もう満腹になっていた胃が、子供の頃に貪るように食べた”おこげ”の味をシッカリ覚えてくれていて、一旦閉じていた胃袋が再び開いた。


しばらく立ち上げれないほど満腹になった、旨かった!胃袋の記憶力に最敬礼をした




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No title

わたし、ビビンパ好きなんですけど、トルソッビビンパがどうも苦手で・・・おこげが苦手なんですよね。焼きおにぎりも苦手です。なので、ビビンパはいつも普通のステンレスのお皿に入ったものの方を頼んでます。
コチュジャンは、じゅんさんの10倍くらい入れて食べてますwコチュジャンって辛味より甘みのほうが強いですよね。混ぜては入れ、試食しては入れを繰り返し好みの味まで近づけます。最後は真っ赤っか。

3月にソウルに行くのでいろいろ調べてると、昔ソウルに留学したい!!とよく思ってたことを思い出しました。2泊3日しかないのに食べたいものが多すぎます。やっぱり健啖家 笑

3月のソウルは

Kaori様
そうですか、おこげが苦手。やはり人それぞれなんですねー。
記事にも書きましたが、子供の頃、御祭りなどでおじいちゃんんの家に行くと、大きな羽釜で御飯を炊いて、鍋底に残ったおこげを兄弟達で奪い合うように食べたものです。

コチュジャンが、私の10倍!うーーー、卒倒しそう。それはそれは堅牢な胃をお持ちなのですね。ただの健啖家ではなく、鋼鉄製の消化器系統を誇りにできますよ。

3月のソウルはまだまだ寒いかも知れませんね。コチュジャンをタップリ投入した豆腐チゲなどが美味しいかも知れませんね。

おはようございます♪

韓国は十数年前に、個人旅行で行きました(笑)
航空ショーで韓国への航空券が当ったので、友達と一緒に
4日間行って来ました(*^_^*)

ホテルは自分で予約、観光も自分で計画して、移動は一般タクシーを利用しました。

模範タクシーが安全なので、必ずそちらを利用しなさいと旅の本には書いてありましたが、
約倍額なんで勿体無くて(笑)
食事は夕方から町中に設置される、サラリーマンの為の屋台で食べましたよ(o^-^o)
一品注文する毎に、キムチとスープと沢庵の様な漬物が付いて来ます。
テーブルの上は、そのサービスの小皿がいっぱいになります。
でも代金は、お酒を飲んでお腹いっぱい食べても、二人で千円前後でした。
このサービスをしないと客は来ないって、屋台主は言ってましたねぇ~(^^ゞ
この屋台は大きなテントを張った屋台ですが、夕方設置して翌朝には撤去されてました。
そんな屋台がアチラコチラに有りましたね、本当の韓国の食生活が見られましたよ。
ロッテデパートなどのレストラン街は、普通に観光料金でした(高い)(笑)

そうなんです

むらちん様
そうなんですよ〜!私もずっと唸りっぱなしで頂きました。
旨いものを食べている時の幸せ感に、浸りながらの5時間でした。

胃が縮んでいるだなんて、一度も思いませんでしたよ〜!
大将が、全力を尽くして貰っていることもひしひしと感じ取れました。
お料理の供し手と食べ手の意思が、完全に一体化して食べましたよ。
ですから、酒が旨いはずですよね〜^_^私は、二人で一升瓶を空けた経験がありませんでしたけど、自然に空けていました。

妻の食欲問題は、今日ある人から、ありがたいヒントを頂きました。明日からさっそく試してみます。一筋の光が差した思いがしています。

ビビンバ?ビビンパ?

じゅんさん、おはようございます。

"じゅん"さんが徐にスープを垂らした瞬間、"ジュン!"と音を立てて白い湯気が立ち昇っていくのを"じゅん"さんが見ていたのですねwww

と、おやじギャグをかましておきますね。←お約束www

この食べ物、ビビンバという呼び名とビビンパという呼び名がありますよね?
どちらがどうなんでしょうか。まあどっちゃらでもいいといえばいいんですがwww



正確には

乱駆郎様

そうですかー、オヤジギャグを見破られておりましたか。やはり他の人の十八番(おはこ)を横取りしてはいけないということですね。

「ビビンバ」の表記に関しては、外国語の発音通りに日本語表記することが難しいが為に派生した問題ですね。

「ビビム」は混ぜるという意味、「パブ」は飯という意味で、混ぜに混ぜて食べるご飯だからその二語が合わさった。ところが、それが合わさると、例えば「パブ」は韓国語で発音すると日本人は聞き分けられないし表記できません。鼻に抜ける音になりますので。
ですから、より近しい表記と言う事になれば「ビビンパプ」かも知れませんね。

No title

じゅんさん
こんにちは。 ちかき、よく明屋の平井店に行くので、前は通るんですけど、焼肉だったら、大勢で行かないといけないかな、と思っていつも
素通りでした。
ピピンバブがおいしいのですね。 それなら行けそうです。
でも大変な量だったのですね。 
もうチャルモゴッスムニダ(よくお召し上がりになりました)か
スゴハッショスムニダ(ご苦労様でした)ですかね。
ミョンクッ(わかめスープ)は辛かったですか、そうでなかったですか?
また機会を見て行きたいと思います。

No title

謙介様
ワタシにとっては「スゴハッショスムニダ」の量でした。
というより、間違いなく「ヨンソへ ジュセヨ」(勘弁してください)でしたよ。^^

掘っても掘っても、掬っても掬っても、底のおこげまでたどり着きませんでした。ですから、途中でおこげの記憶を取り戻せていなかったら、おこげを食べ損ねるところでした。

ミョンクッは、間違いなく「イゴ ノムノム マシッソヨ」(これ、とっても 美味しいです)でした。ハイ。

No title

じゅんさん、こんにちは!
ちかき、いいですね~最近は行ってないですが、私のお気に入りの焼肉屋さんです。
石鍋ビビンバも美味しくてよく食べましたが、ここのテールスープとチヂミは絶品です。もちろん、焼肉もおいしいですが・・・
また、行きたくなってしまいました。

テールスープ

おっさん様
おおおお、そうですねー、テールスープという手がありましたね。
更にチジミだって、十分に考えられた。

ところが、焼肉とビビンバ以外には考えがつきませんでした。それを思いついていたら、もっと早く再訪するんでしたのに残念です。

でも、今日教えて頂きましたので、また訪問してみます。ありがとうございました。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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