「再訪 78 気楽中華 楽仔(ろくちゃい)」・「愛媛グルメ紀行」 457

今日は、昨年12月19日に”愛媛グルメ紀行シリーズ”441番目でご紹介したばかりの”気楽中華 楽仔(ろくちゃい)”さんを”再訪シリーズ”78番目のお店としてご紹介しましょう。店名の意味は前回書きました。(「気楽中華 楽仔(ろくちゃい)」・「愛媛グルメ紀行」 441


ところが店名の由来を、店長さんの息子さんが6歳だから、と解釈した方がいる。店長の息子さんに「ボクちゃんは幾つ?」と聞くと、彼が「ボク・・・・ロクチャイ・・・」って応えると・・・・・・。その方の発想は一種の天才だ。


場所は来住町の農免通り沿いにあり、お店は長らく休まれていて昨年の1月末に再開されました。


ところが、再会されるや再びお客さんを呼ぶようになり、お昼時は9台ある駐車場に入れないこともあります。

看板1
これが農免通り沿いに出されている看板です。


ですが、この看板を目印に来るお客さんよりも、ここで安くて美味しい中華料理を手軽に、しかも腹いっぱい食べることが出来ることを知っているお客さんでお店は埋まります。

玄関3
このちょっと頼りなげに見えるお店も、店内に入ればむき出しの屋根の梁の太さに意外感を持たれるかも知れません。


収用人員も、お店の見かけに比べれば中規模以上の店舗です。

店内2
お店の入り口付近にあるコの字型カウンター席から見たテーブル席の様子です。


まだ午前11時30分でしたので、店内の入りは4割程でしたが、正午を過ぎると次から次ぎへと客が集まり、今は空席に見えるテーブル席も埋まります。


このお店は先月ご紹介したばかりで、ほぼ一ヶ月ぶりの再訪ですが、前回いただいた”チャンポン”の味が忘れられず、日を置かない再訪となりました。

メニュー
前回お伺いしたときから、今回注文するメニューは決めていました。


それは、457回を数える”愛媛グルメ紀行シリーズ”の中でも、多分今までに注文したことがない”焼きそば”です。


この原稿を書いている段階で、今まで訪れた中華料理店は延べ72店舗。その間に注文した事のないメニューの方が圧倒的に多いことは事実です。


でも、今回注文した”焼きそば”(お値段660円)だけは、ポピュラーなメニューにも関わらず注文した記憶がありません。特に注文しなかった理由などありません。

焼きそば上4
これが、初めて意識して注文した”焼きそば”、お値段660円です。


客の9割方は、当日のランチメニューか、何等かのセットメニューを注文されています。


ランチメニューは、チャンポンと唐揚げ(大きめ)とライスと漬物が付いて700円です。


隣の若者は、チャンポンと普通サイズの炒飯と唐揚げ(大きめ)とライスと漬物付を、いとも平然と平らげていきます。チャンポンと炒飯をおかずにしてライス(御飯)ですよ!!


ワタシのブログ友:乱 駆郎さんは、中華料理の価値観を”量>味”だと書かれたことがありますが、現在の私の胃では完全に”量<<味”です。

焼きそば5
それにしてもこの”焼きそば”、見た目には実に地味です。色彩感など欠けらもない。


具材も至って平凡、豚肉、イカ短冊切り、キャベツ、モヤシ、ただそれだけ。

縦6
写真に撮っても、””には全くならない。


横から撮っても縦から撮っても、全く代わり映えがしない。


焼きそば”は、中華料理界では永遠の”脇役”だ。


1982年に松竹系で公開された”鎌田行進曲”という映画があった。


松竹戯曲を”つかこうへい”さん自身が映画向けに脚色し、深作欣二さんが監督した映画作品。


主役は松坂慶子と風間杜夫が演じたが、その脇役のヤスという端役を演じた”平田満”の名脇役ぶりも好評を博した。

縦7
この”焼きそば”は、主役の”風間杜夫”(彼はこの作品で一躍スターダムにのし上がった)をトコトン輝かせた脇役の”平田満”に勝るとも劣らない、名脇役の香りがした。


食べてみた。


ウフフフ・・・・自然に笑みがこぼれる。

アップ8
具材の何が優れているというのでもない、麺が特別に上等な麺を使っているというわけでもない、彩り鮮やかに盛り付けられているわけでもない、季節の旬の食材が存在感を発揮しているのでもない。


でも、笑みがこぼれるほどの満足感が体の隅々まで行き渡る。名脇役の面目躍如とは、まさにこの”焼きそば”を指す。


量=味=値段=満足=笑み。それで全てだ。


優れた調理人にかかると、平凡な食材でも名脇役を張れるという証のような”焼きそば”に大満足の一日になった。




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もう7歳ですねwww

「ボク、ろくちゃい!」君も、もう「ななちゃい」になっちゃいましたねwww



そういえばじゅんさんがブログで焼きそばを取り上げられたのは見たことがありませんね。

なるほど名わき役かぁ・・・。
主張はしないけれどもしっかりとそこに在る!というメニューなんですね、焼きそばってのは。

言われてみれば、外食として焼きそばを食べることはあんまりないですね。私も焼きそばを食べるのはもっぱら家です。
で、家で作る焼きそばってけっこう美味しいんですよね~♪

そうか、1歳年とった

乱駆郎様
そういわれれば、年が開けたわけですから1歳年とりましたね、間違いなく。

焼きそばは、過去に一度だけ2011年11月28日に、県病院近くにある「お食事処 いよ家」さんで注文したことがあります。しかも「焼きそばセット」で。鉄板の上に乗ったソース焼きそばで、屋台などで出しているやつでした。おにぎり2個とカラアゲ2個とサラダのセットでした。
考えてみれば、あの頃はこういうセットでもいけてたのかと、自分でも驚きます。

そういえば、八幡浜のチャンポン特集をしていたころなどは、八幡浜まで行くと2軒のお店に行って食べてたんですから、まあ様変わりですよ私の胃袋は。

さて、このお店の焼きそばは、本格的中華の味でよかったですよ。地味な存在ですけど、味は実にシッカリしていて「おーー、これからは焼きそばという注文もありだな」と思ったものです。
エビやイカが踊る派手さは全くありませんけどね。

このお店、写真撮っても構わないんですか?了解もらいました?たぶん、写真ダメだと思いましたよ。

そうでしたか

匿名様
このお店が写真撮影拒否のお店だとはついぞ知りませんでした。
今回で二度目ですが、二度とも何も言われませんでしたので。

撮影許可は特にはもらっていなかったかも知れません。普通は「写真撮ってもいいですか?」とお伺いしてから撮影する事にしておりますが。

このお店では、厨房やキャッシャーに一番近い場所に座って撮影していましたから、撮影拒否のお店ですと、撮影の途中で遮られるとも思いました。
今までに、明確に撮影拒否だと遮られた経験は、一度だけあります。
ご忠告頂きましたので、その都度撮影許可を頂く様にしたいと思います。ご忠告ありがとうございました。

この小さな個人経営の中華料理店に与える「餃子の王将」の影響やいかに!

本日のレポート、大変興味深く読ませて頂きました。さすが鋭い観察眼でございます。

松山には、「チャイナハウスすけろく」という、地元民に愛され続けている中華料理のチェーン店がありますよね。こちら「楽仔」さんは、その「すけろく」で修行された方のお店なんです。

そこで培われたノウハウ+このお店ならではの味や魅力が、人を離さないんでしょうね。

素晴らしい!

古い記事に

読女様

アレレレ、古い過去記事に今日アップした記事のコメント頂いたのですね。中々手の込んだコメントぶりでした。^^

「餃子の王将」松山進出に一役買っている私としては、近隣の同業者の同行は気にかけざるを得ません。ですから、早速観察にお伺いしたという訳です。

そして、こういう結果は予測しておりました。中華料理業態に関わらず、様々な飲食業界に於いて、全国展開のお店の進出による競合は避ける事が出来ない問題です。

でも、決してそういう中央資本に負けない、地元小零細規模の飲食店が厳然として頑張っておられることを私は知っています。


そして、全国チェーンと見事に棲み分けを果たして意気盛んなお店の存在は、私達に勇気というか、希望をももたらしてくれていると思うんです。

その生き残りの切り札に、奇策は通用しません。ただただ、愚直に味に磨きをかけお客さんと真剣に向き合う。自分が提供できる全てのものに一層の磨きを掛ける。そこだと思いました。

そうでしたか「チャイナハウス すけろく」さんのご出身でしたか。親に負けないだけ頑張っている子もいるんですね、すごく納得しました。キーとなる情報をありがとうございました。

過去記事に

ただのおっちょこちょいでした

ミステリアスな送り方をして

すみません!( ̄◇ ̄;)

えええ!

読女様
何だ!そうだったんですか^_^
読女さんの事だから、これは過去記事にも何か関係があるに違いない!
っと、意気込んで過去記事も見直しましたよ^_^

この手のテーマは、ブロガーとしても、職業人としても興味を持たざるを得ません。今後もおりに触れて採り上げることになるでしょう。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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