スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「おひさま キッチン」・「愛媛グルメ紀行」 460

今日は本町6丁目、国道196号線沿い、道路の西側にある”プレジデント松山”というビルの1階に、昨年4月にオープンした”おひさま キッチン”さんをご紹介しましょう。


本町通りからよく見えるので、訪問予定リストには入れていました。ただ、駐車場があるのかないのかが分からず、お伺いしないままになっていたお店です。


ところが、ワタシのブログ友:”ジンゴズンゴ”さん(ブログ名:【エヒメン】愛媛県男子の諸々)の11月30日に記事アップされていて、駐車場のことも教えていただいたので訪問の運びとなりました。

玄関1
こちらが、本町通りに面したお店の玄関です。


以前はお菓子屋さんが入っていて、そのお店が出られた後しばらく空きテナント状態でした。


そこで、このビルのオーナーからお店を出していただけないかと頼まれたそうです。


店主さんは、後でお話をお伺いして分かったのですが、私よりはご年配の女性でした。

本日のメニュー2
その前に、玄関脇にこの”今日のおひるごはん”というランチメニューの手書きの黒板があり、メニュー内容はチョークで書かれています。


お魚系とお肉系の2種類から選べるようになっていて、その他は”ナスと青菜の煮物”と”春雨の酢物”が付いています。


お値段は650円。

店内3
店内は、可愛いと表現したほうが適切かも知れない明るい飾りつけ。


カウンターの内側には、揃いの帽子とエプロンをつけた女性が2人、年頃から見るとおばあちゃんとお孫さんに見えます。ですが、お若い方は店主さんの従業員です。


70歳以上にはおなりになっている女性店主は、キリッとした立ち振る舞い(多少お腰が曲がっているのが、却ってご愛嬌)で料理に取り組んでおられます。


お顔立ちはキュートという表現が一番似つかわしい。可愛く御年を召されたという好例でしょう。


ビルのオーナーさんからの出店依頼に、「遊んでいるよりいいわ!しかもこの仕事嫌いじゃないし!」と立ち上がられた。


このお店は、店内で食事が出来るだけでなく”持ち帰り客”も多い。店内の客数以上に忙しいのはその為です。持ち帰りが多いのは後ほど明らかに。


「いえね!このお弁当、お店でお出ししているランチと同じ内容で500円なのよ!ただし、お味噌汁はお付けできないけど」と、アッサリ仰る。

ランチ4
これが650円のその日のランチ。お肉系は、ポークソテーと手作りコロッケの方を選びました。


確かに、何処かのレストランなどでキチンと修行したという料理ではなく、女性店主の人生が滲み出たお料理です。


と言いますのは、この女性店主、かつては本町5丁目の野中ビル1階で喫茶店を30年余りやっておられた。

メイン上5
こちらが、本日のメインディッシュ。手作りコロッケは、ホコホコしてジャガイモの味が楽しめました。


ポークソテーも、優しい味付けです。30年の経験はダテではありません。


「だってね!以前の喫茶店だって始めた時はもう40代になっていたの」と、何でもなげに仰る。


「それも、ビルの社長さんが主人と友達だったの。ワタシ、全然経験なんてなかったけど、<お店出さないか>って言われた時、この仕事嫌じゃなかったから」と、ニコニコとお答えになる。

肉炒め6
こちらの豚肉を炒めたもの、和風の味付けで脂っぽくなく柔らかい。


「その当時、喫茶店ってそここら中に一杯あったの。その当時の喫茶店って、軽食と言えば決まって、みいーーんな、スパゲティーとか焼きそばなんかを出していたの」


「でもね、私は御飯を自分で炊いて、お弁当にして出したの。そしたらね、目の前の伊予銀さんの行員さんたちがこぞってうちのお弁当を取ってくれて!。そこで一気に経営が安定したの」と、当時を振り返られる。

コロッケ7
これは、まだホコホコに温かいコロッケ。


と、そこに本町側のお店の前を、どこかの保育園児たちが保育士さんたちに手を引かれ、並んで歩いてきた。


「アレ~ー!帰ってきたのねーー!」と、女性の店主、その幼児たちの列に向かってこぼれんほどの笑顔で手を振り続けた。調理の手をちょっとだけ休めて。

味噌汁8
こちらは、油揚げがいっぱい入ったお味噌汁。


若い店員さんを指して「お孫さんですか?」とお尋ねしたとき「いえ、従業員です。でも孫がいてもおかしくはないわね」と嘆息された。


女性店主の、笑顔で手を振り返す園児達を見つめる表情は、とろけるように甘い。でも恐らくお孫さんはいらっしゃらないのではと思った。

酢の物9
こちらは、春雨とキュウリとニンジン等の酢の物。可愛く、心を込めて盛り付けされている。


若い女性従業員はと言うと、ちょっとでも手が空いたら、厨房廻りの棚やケースをセッセと磨き始める。


店主に言われるでもなく、僅かな時間でも廻りを磨き始める。最近余りお目にかかれない光景でした。店主さんの気配りと教育が行き届いている。

茄子煮物10
煮物をいただけば、料理をした人の心を推し量ることができる。


そんなに複雑な調理工程ではないけど、ちょっとでも手を抜けが味がボケる。単純な料理ほど、調理をする人の気持ちが出てしまう。


ナスも青菜も、いい具合に煮あがっていた。「わたし、お料理って嫌いじゃないの」という言葉が素直に染み渡る味だ。

三間米御飯11
この御飯、粒立ち輝いている。


「これはね、南予の”三間”のお米を使ってるの」とさらりと仰る。


別に自慢するでもなく、30年を越した経験と実績、そして食べる方が美味しいと喜んで食べている様を、本当に嬉しそうに包み込むような笑顔で迎える。


このお店、まさに”おひさまの陽だまり”のようなお店だ。





にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

おはようございます♪

食器が女性らしくって可愛いわぁ~(*^_^*)
お店もメルヘンチックだし、清潔そうで嬉しいね(^^ゞ

偏見だとは思うけど、お年召した方のお店って、意外と
お掃除が手抜きだったりしますよね。
良い従業員に恵まれてますね。

自分で仕事を見つけてやる人は、少なくなりましたよ(^^ゞ
気が付いてても、やらない人の多い事・・・
短期のアルバイトに行った職場で、常勤のパートさん達は、
殆どの方が言われた事以外はしませんでしたね(^^;

人の心を推し量れる料理

じゅんさん、おはようございます♪
久々のコメントで申し訳ありませんm(_ _)m

アップ楽しみにしてました!
記事内に私めの名前も出して頂いて、ダブルで嬉しいでーすヾ(*´∀`*)ノ
ありがとうございます♪

なんと、アノご年配の女性がコノ店の店主でしたか。
途中退店されているのを見掛け、また、店の雰囲気が若いことから
勝手に思い違いをしてました(^_^;)
憶測で記事書いてる私と、しっかり人に接して記事を書いてらっしゃるじゅんさん。
その差を思い知らされました~。勉強になりますm(_ _)m

今日もとっても素敵な記事♪
プロの味ではないけど、料理をした人の心を推し量れる味。
その店(人)の優しさがにじみ出てて、
本当に気持ちよく過ごせる店かと思います。
じゅんさんにも気に入って頂けたようで嬉しい♪
また食べに行きたくなったなぁ~(´∀`*)

追伸。本日ヨロシクお願いいたします♪

今時珍しい光景でした

ベル様
そうなんです、店内はピッカピカに磨き上げられていました。
若い店員さんの動きには目を見張りました。
ああいう光景は、久しく目にしたことがありませんでしたので。

特にバイトの人は割り切っておられる人が多いですから、なお更目立ちました。

多分、店主さんの行動に刺激を受けられたのではとお見受けしました。
こういうお店では、気持ちよく食事を楽しむことができますね。

ワオーー

ジンゴズンゴ様
本当に超お久しぶりなので、思わず興奮して「ジンズゴンズ」さんと訛りが出そうになりました。

いやーー、それにしてもいいお店でしたよ。
店主さんの天真爛漫さぶりが実に自然で、始終笑顔に包まれながら食事を楽しめました。

記事では書きませんでしたが、「このお店の駐車場などの情報を教えて頂いたお友達にも、ありがとうございました!言いたいのよ!」って微笑まれたこと、ご報告しておきます。

あの店主さんをキュートと表現するのですよ、覚えておいて下さいね。

うちのスタッフに欲しい♪

じゅんさん、こんばんは。

会議前の忙中閑・・・の隙間に書いてますwww

料理以外で嬉しい気持ちにさせてくれるお店というのは貴重だし大切にしたくなりますよね。

ここの女の子はバイトちゃんなんですか?
うちの正職のオナゴどもに爪の垢を煎じて飲ませたいですわwww

いろいろ気づいて率先して動ける人ってのは正社員とかバイトとかパートとか関係なく出来る人は出来るし、出来ない奴は何度言っても出来ませんので、その人の持ち味ってことなんでしょうね。
この子はいいお嫁さんになりそうですね(*^-^*)



ありがとうございます

わたうさぎ様
見ず知らずの私や妻のことを考えて頂き、身が縮む思いです。申し訳ありません。
そうですよね、神様に挑発的なことなど、書くべきではありませんね。その罰が当たっての今回の4重追突事故だったのでしょう。でも、神様はやはり優しいですね。事故で、軽いムチウチ症で留めて頂いた。私に、
考え直すチャンを与えて頂いたのだと思います。

ですから、そのチャンスはきちんと受け止めて妻に真摯に向き合うことにします。
妻も今朝久しぶりに○○のクリームパンが食べたいと言ってくれました。まさに大きな転機かもしれません。さっそく妻が食べたいと言ったクリームパンを買ってきました。今夜妻にクリームパンを出す積もりです。
食べさせるにも工夫と愛情が必要だと言うこと、存分に分かりました。
貴重な助言や、私たち夫婦のことを祈って頂いたこと、返す返すも感謝致します。ありがとうございました。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。