FC2ブログ

「ラーメン 宝泉坊」・「愛媛グルメ紀行」 464

今日は、国道56号線沿いの和泉北にある”ラーメン 宝泉坊”さんをご紹介しましょう。


国道沿いにありますから、目にはつくのですがお店前や横には駐車場が見当たりません。


ですから、車で来られる方は入り辛いかも知れません。

駐車場1
駐車場はお店の南側に”ヤマハボート”のお店があって、その南側に露天駐車場がありますが、その中の4台~5台分の駐車スペースを確保されています。


その駐車場の国道側に立てば、画像でも見えている通り”宝泉坊”の看板が見えます。

玄関2
こちらがお店の玄関です。真冬だというのに、どういう訳か玄関とお店の窓の戸が開け放たれているので、店内の様子が見えます。


店内の様子を見たら、女性はまず入らないでしょうし、清潔好きの方も遠慮されるでしょう。

店内3
店内のカウンタ-に座りました。店主さんを真横から見る位置です。


今の西予市城川町に”宝泉坊温泉”というのがあって、奥伊予の名湯として人気があります。


その”宝泉坊温泉”との関係をお伺いすると、店主さんのご出身地だという。ということは私の郷里の隣町です。


厨房内を見ると、凄まじく汚れ果てている。でも同郷のよしみで、それをリアルには写せなかった。


写したら、確実に食欲が減退するに違いない。ダイエット中の方にはお薦めできる。

メニュー板4
まあ、この”メニュー板”をご覧下さい。油と煤(スス)で黒光りし、メニューが読めない。


店内の様子はと言うと、おおよそ整理整頓した痕跡は見つからない。右のものは左に移し、左のものは奥に積み上げる。


積み上げたものが崩れ落ちそうになると、今度はレジ袋にまとめて入れて、店内の壁と言う壁につるされている。まるで”食堂ゴミ屋敷”の様相を呈している。


ここまで不潔、あるいはゴミだらけだと、あの花園町の中華料理店”とん吉”をもはるかに上回る汚さだ。


ただ、あの店と比べて救われるのは、”とん吉”店主のあの延々と続く罵詈雑言が聞こえないだけ。


単に怒鳴りあげる対象となる従業員がおらず、一人でやっておられるからというだけでなく、人柄は極めて誠実な方のようだ。口調も実に丁寧。

おでん桶5
寒風吹きすさぶ中で、玄関とガラス窓の戸を全開にされているので、思わずおでんに手が伸びた。


その時、店内には若い男性客だけ4~5人いたが、誰もおでん桶には手を出さない。


彼等はこのお店の常連客風で、黙って漫画など読みながら注文したものが出来上がるのを待っている。

おでん6
おでん桶の脇の汚れには目を瞑り、「エイヤー!」と心の中で掛け声を掛けて一気に食べた。


味に特筆すべきものはない。お値段は肉120円、その他100円。

チャンポン上7
店主さんの真横に座ったので、彼が”チャンポン”を作る過程をつぶさに見た。


まず野菜などの具材を中華鍋で炒めて、そこに寸胴からスープのようなものを投入した。


そして、彼が次に取った行動に思わず目を剥いた


彼は業務スーパーなどでよく売っている”鶏がらスープの素”の大きなビール袋を取り出し、その中味を中華鍋の中に大胆に、しかもいとも無造作に大量に投入した。


釜揚げうどんを頼んだ時、グラグラ沸いているお湯の中に”業務用冷凍うどん”をぶち込んだのを見たときの衝撃を、はるかに上回る衝撃的シーンだった。

チャンポン8
最初に見たスープの様なものは、ひょっとして単なるお湯ではなかったのかと思うくらい、大量の”鶏がらスープの素”だった。


スープが白濁しているので、これを”豚骨スープ”と勘違いする客がいるかも知れないと思った。


もちろん、先に投入したものが本当に”豚骨スープ”だったのかも知れない。


でも、あの”鶏がらスープの素”の量とスープ全体の量を考えれば、明らかに味付けの大部分は”鶏がらスープの素”に頼っているに違いない。


誤解しないでいただきたいのですが、これはこのお店を非難して言っているのではない。ワタシがこの目で見たことをそのまま書いているだけで、その価値判断はしていない。

アップ9
具材のアップ画像をよく見ていただきたい。


中華鍋で炒められた具材に、焦げている部分がある事に気付かれるでしょう。なぜ、焦げているのか?


ワタシは調理は素人。ですから想像でしかないのですが、中華鍋の汚れが完全に落ちていない状態で炒められたのではないか?


中華鍋をよく洗って、次に鍋から煙が立ち昇るまで強い火力で熱する。そこに一度大量の油を投入し、鍋に油が馴染んだら、投入した大量の油は一旦鍋から捨てて、新しい油を適量投入する。この間の火力は強くなければならない。


そうした後で、具材を投入して一気に煽(あお)るように中華鍋を振る。一気に炒める作業は終わる。すると、具材が焦げたりは決してしない。

麺10
麺は、麺を湯掻く鍋がやや小さいのではないかと思ったが、やはり湯掻ききれていない感じがした。


とにかく麺が硬い。スープにも馴染んでいない。


「店主さん、こちらにお店を出されて何年になりますか?」と尋ねた。


すると「お店を出したのは昭和63年です」と、ちょっとはにかみながら答えられた。


「じゃあもう24年目、立派なものではないですか」と続けた。


「いやーーー、何もかも中途半端な店になってしもーて!」と、店主さん。


このお店の分厚い”チャーシュー”には人気が高い。店内の半分以上は、その分厚く熱々のチャーチューに嬉々とした表情で挑んでおられた。


お客さんの支持がなけれな20年以上続く訳がない。更に精進していただきたい。


ただし、同郷故に敢えて苦言を一言。


お店を清潔にしていなくても、客が来てくれることに甘えてはいけないのではないでしょうか




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
愛媛のクチコミ情報サイト「ひめぶろぐ」
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

No title

こちらのテレビ番組でダメになったレストランを再生させるというのがあるのですが、大抵掃除の行き届いてないお店なんですよねー。(昔、日本にも同じような番組ありましたが)それでもこちらのお店はは20何年続けてコンスタントにお客さんも入っているようですね。ご主人の人柄でしょうか?汚いお店のほうがおいしそう・・・という私の持論は掃除をしてない汚さではなくて古い建物とかということですから、ここは・・・でも食べログでは結構人気ですね。

このお店がオープンした時、なんとなく覚えてますー。まだあいテレビはなかったころですよね。私の中では新しいお店ってイメージがすでに20年以上!!光陰矢のごとしですね。このお店の56号線挟んで向かいのおあげやさんは保育園のころの同級生の実家ですw そこの向かいに大昔ホルモンのお店があってよく行ってましたー。懐かしい;;; 32年くらいさかのぼるとあいテレビの土地には喫茶店があってそこで私の母が働いてましたw あーーー懐かしい、4月にこの辺りぶらついてみますー。

おはようございます♪

ここは私も行った事が有ります。
あまりにの店の汚さに、二度と来るもんかと主人に言いました。

主人の部下がこの店の常連さんで、美味いからって言うので
行ってみたんですが、汚さを我慢出来るほど美味くもなく
スープも飲めませんでした(^_^;)

よく保健所の許可が降りたもんだと、思います。
何年かに一度、保健所で衛生検査して欲しいですね(^_^;)

この辺りに思い出が

kaori様
このお店の開店当時のご様子を知っておられた。あいテレビ開局前のお話ですね。
逆に、松山に40年以上住んでいる私は、あの辺りに馴染みが薄いんですよ。
昔の日本たばこ産業も、今は建物すら残っていません。この周辺は大きく環境が変わりました。

その中にあって、20年営業を続けておられるのですから、存在価値があると言うことでしょうね。
でも、その存在価値が何か?と言えば、私には理解できない部分があります。

最高に

ベル様
私は、現在延べ479店舗(未発表含む)のお店を訪問していますが、この店は掃除らしきことを全くしていないお店としてはダントツに一位ですね。
花園町の、あの汚い「とん吉」さんが、小奇麗に思えるほどすさまじいですね。
味のレベルも特筆すべきものは無いにもかかわらず、20年続いている、全く不思議です。
ゴミの山の中で黙々とチャーシューを食べるお客さんがいる、これも私の理解を超える現象です。

まあ、世には不可思議なことがあるものだと、感心させられたお店でした。

すべてはチャーシューのみ!

確かにこちらのお店は女性や潔癖症の人には厳しいし選択肢にも入らないお店ですよね。
私も最初は一人で入る勇気がありませんでしたもんwww

このお店の売りは間違いなく「チャーシュー」ですね。あの大きく厚く切られ、尚且つスゴい量なのにも拘わらずCP超高いチャーシューは、チャーシューメン好きのハートを鷲掴みですよ♥
店の不衛生さやチャンガラ具合を差し引いても行ってしまう魔性のチャーシューとでもいいましょうかwww

麺やスープは特筆すべきは何もないのに、チャーシューだけで人を惹きつけて離さない、とても希少なラーメン屋だと思います。

実は・・・、私も鷲掴みにされた一人だったりしますwww



確かに

乱駆郎様
確かに、あの飴色に染まった分厚い肉の塊は、間違いなく特筆すべき存在感ですね。
あのチャーシューを丼飯の上に乗せて、黙々と食べる青年たち。彼らは一様に周囲の景色から視線を避けるように、チャーシュー一点を見つめて黙って食べていました。
彼らはチャーシューだけを目当てに、寒い日も戸を開け放った空間で、羽毛入りジャケットの襟を立てて黙々とただひたすら求道者のごとく、チャーシューに食らいつく。
周囲から見れば異様な光景が展開しているお店ですね。そして、その列の先頭付近に乱さんの姿が・・・・・・

わたしは、ずいぶん前に一回行ったことかあります。ネットでおいしいと、書いてる人がけっこういたので。一押しのチャーシュー麺を頼みました。うすあまいチャーシューがゴッテリのっかって。そのタレで味付けされたと思われるスープもうすあまく。わたしのくちには、合いませんでした。そのあと、考えたんですけど、結局ラーメンという食べ物は、子どものころから食べなれたものが一番ウマイと感じるのではないかなと。わたしの常日頃食べているラーメンも甘口だと思いますけど、宝泉坊さんのとは違ったということかと。

コメント

まーく様
随分昔の記事にコメント頂き、ありがとうございます。
そうでしたか!甘く、更に薄かったですか!!

確かにあのお店のウリは分厚いチャーシューの様ですが、お店全体が汚れていて、味以前の問題があるように思いました。
やはり書かれた通り、子供の頃食べた味覚がその人の味の基準になるのでしょうね。
古い記事まで読んで頂き本当にありがとうございました。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード