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「再訪81 なかまる」・「愛媛グルメ紀行」 467

今日は、昨年8月10日に”愛媛グルメ紀行”シリースの351番目のお店としてご紹介した、伊予郡砥部町川井にあるうどん屋”なかまる”さんを再度ご紹介しましょう。(「なかまる」・「愛媛グルメ紀行」 351


場所はおさらいですが、国道33号線を松山から久万高原町に向かい、砥部バッティングセンターを越えた信号の無い交差店内に”焼肉 やぐら”さんが1階に入っているやぐらビルを右折し道なりに行くと、普通の住宅地の中にあります。


お店はこじんまりとしていて、一般の民家風ですから”知る人ぞ知る”というお店でしょう。

玄関1
こちらがお店の玄関ですけど、この玄関だって道路からはブロック塀に阻まれて見えません。


そのブロック塀に、店名を記した看板が見えるだけというお店です。


前回お伺いしたのは、真夏でした。このお店でブログ友:”乱 駆郎”さんにバッタリ出会ったことを昨日の出来事の様に覚えています。


ブログ仲間と言うのは、互いの記事にコメントし合ったり、相手の書いた記事のお店情報を参考に追体験するといったケースが殆どで、お互いは顔も本名も知らないと言うのが普通です。


言わば架空の空間での知り合いに、リアルで出会うことは殆どありませんが、乱さんとはこのお店で遭遇しました。

店内2
その時は、二人ともこのお店の夏季限定メニューである”錦糸卵のぶっかけ”をいただきました。


しかも、このお店とその絶品メニューを紹介していただいたのが、同じブログ友:”ファットマン”さんでした。


今回の再訪目的は、そのお二人の共通したお薦めである”牛すじうどん”をいただくことでした。

メニュー3
このメニューにもあります通り”牛すじうどん”は、このお店自身が「当店の隠れた逸品」と称している看板メニューです。


前回、真夏にお伺いしたときもお年を召したおばあちゃんが、お店に入るなり”牛すじうどん!”と一言力強く注文したシーンも鮮やかに覚えております。


ですから、迷うことなく「牛すじうどん!」と注文しました。


なおこのお店の”牛すじうどん”を、ファットマンサンは「紡績工場で一生懸命働いている伯爵家のお嬢さんみたいな感じがするうどん」と表現されたことがあります。超個性的表現で、素敵だと思いました。


また注文した相手は、真夏に来た時にはいらっしゃった”妙齢の涼やかな美人女将”は残念ながら見当たらず、若い男性の店員さんでした。


すると、その若い男性「ごめんなさい!”牛すじうどん”本日は売り切れです!」と頭を下げられた。


「え?このお店の開店時刻が午前11時。それで今はまだ11時30分ですよ!それで売り切れ・・・・・」と、言葉が途切れ途切れに。


どうやら開店直後を狙って入る第一弾のお客さんたちがあって、彼等に全てさらわれたらしい。


仕方なく、「”鍋焼きうどん”一つ」と力なく注文した。ちょっと力が抜けてしまった。お値段は500円。

アルマイト鍋4
鍋焼きうどん”は、アルマイトの鍋に入って出された。


以前にも一度書きましたが、この”アルマイト”、アルミニュームを錆びにくく処理したもので、昭和4年に日本人が発明したもの。


戦中戦後を通して、軽くて割れず錆びない食器として飲食業界の鍋や薬缶に姿を変えて一世を風靡した。

鍋焼き上5
アルマイトの蓋を取った。


実に”端正”と言うか、シンプルな中にも気品を漂わせた姿を見せてくれた。


具材は、竹輪2切れ、カマボコ2切れ、半熟玉子、そしてあった!”牛すじ2切れ”が。


この”牛すじ”の姿を見たとき「おお、オマエ、ここにもいてくれたんだね!」とお礼を言いたくなった。

鍋焼き6
立ち昇る湯気と共に、出汁のいい香りが鼻腔をくすぐる。


イリコ出汁の香りだ。この辺りから微笑が漏れ始めた。


”牛すじうどん”を食べ損なったことなど、完全に頭から飛んでいた。

肉7
見て下さい、これが”牛すじうどん”では主役を張る”牛すじ”です。


”鍋焼きうどん”では脇役に廻ったけど、ただの”脇役”ではないぞ!という存在感があった。


早速一口食べてみた。「うんうん、これがあの”牛すじ”か!いい煮込み加減だよねー」と話しかけたくなった。


煮込みの過程で、牛肉の旨味はスープに煮出され、ややパサツキ感があるものの牛肉の旨味を残している。

卵8
半熟玉子の皮膜を箸で突っつくと、中からトローっと黄身が出汁に解け出てきた。


出汁の味がマイルドになる。戦中戦後に開業した”うどん屋”さんの甘さはないけど、出汁はシンプルでなおかつ力強い。


口の中に嫌味が残らない。麺と出汁とカヤクのバランスがすこぶる優れている。

麺9
まあ、””の艶を見て下さい、麺のテリも。


ワタシがいつも激賞する、萱町の”どん”さんや、南高井の”味十味”(あじとみ)さんの”たおやかな弾力”にはやや欠けるものの、艶と適度な弾力があって、好きな”麺”です。


出汁を適度に吸っていて、麺そのものに味がある。

完食10
ものの5分で完食です。


周囲の客の三分の二の人が、この”鍋焼きうどん”を、ただひたすらに黙々と啜っていた。冬の人気メニューに違いない。


ここの店主さんは、どこかのお店で修行をしたわけではなく、独学で麺を打ちうどん屋を開業された。


店主さんは厨房の中にいて、客の前には姿を現さないけど、厨房との仕切りから店内が見えるようになっていて、キチンと客の表情を見ておられる。


やはり、砥部の隠れたるうどんの名店だ。




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おはようございます♪

愛媛にしては良心的な料金ですね(^^ゞ
でも一玉半は欲しいベルさんです、うどん大好きですから(笑)
夫婦で、お昼にうどんランチする時は、冷凍うどん4玉使いますから(^_^;)

鳥撮りをして遅めに家に帰ると、時々焼きうどんなど作って置いてくれてます。
ほとんどお昼は麺類なので、パスタなどはベルさんの当番で、おみやげに頂いたようなゆで麺は主人の担当です(笑)

うどんメニューだけでも10種類ぐらい、それにお蕎麦やパスタで上手く一年中、麺が食べられます(^_^)v

「麺類」の尊称を

ベル様
そこまでの麺好き、しかも麺のバラエティーにも富んでる。そういうことなら、堂々と人類ならぬ「麺類」の尊称を捧げます。
ベルさんは、それ以外にも当然「人類」の尊称に加えて「鳥類」の尊称もお持ちだから、中々多彩と言う事になりますね。

鳥撮りでお近くに行った際は、ぜひお試し下さい。確か大盛りの準備もされていると思います。

読んだだけで行きたくなりますね♪

じゅんさん、こんにちは。

せっかく出向かれたのに"牛すじうどん"が売り切れで残念でしたが、この"鍋焼きうどん"もめっちゃ美味しそうじゃないですか~♪
しかも牛すじも入ってたようだし(^^)
まあこのお店のうどんはどれを頼んでも失敗はなさそうですね。

私は今度は気になっている"肉玉うどん"に挑戦したいと思います。
が、店名を冠した"なかまるうどん"も気になりますねぇ。
今年もこのうどん屋さんには何度もお世話になりそうです♥



不思議な

乱駆郎様
開店後30分以内に行って、もう「牛しじ」うどんが売り切れだ何て、それはないだろうと思っていたら、鍋焼きうどんにも入っていて気を取り直しました。

でもあんな分かり肉ところで、ちゃんと客を呼んでいる。不思議なお店ですね。もちろんうどんは水準をはるかに超えていることだけは確かですが。

今のところ新規開拓が忙しいので、夏場にあのぶっ掛けうどんいただきに来たいと思っています。

No title

本文に登場させていただき光栄です!
まあ分かったような分からないようなコメントではありますが(笑)。

牛すじうどん売り切れとは残念でしたね。
夏場に錦糸卵ぶっかけを食べたときに、やはり午前中にもかかわらず私を最後に売り切れだったのを思い出しましたよ。午前中にそんな大勢お客さんがこられるんですかね。

しかし私はそのおかげで鍋焼きうどんを紹介していただいてラッキーでしたよ!次回はこれにしてみます。
アノ上品な奥様は1年ぐらいお見かけしてない気がします。この次はおられるでしょうか。

え?1年も

ファットマン様
そうですか、あの涼やかで清楚な方は、もう一年姿を見せていない。
それは残念ですねー。
ワタシは、ファットマンさんのあの独特の言い回しの根源に、あの清楚な方をイメージしていたのですかが、違いますか?合っているとすると、あのちょっと唐突なコメントの意味が氷解するのですが。

でも、鍋焼きうどんで筋肉の顔を拝見できた時は、ちょっとした感動モノでしたよ。
あのお店、どういうメニューでもいけるんだなあって思いました。

No title

いやあ。
あれはあくまでも牛すじうどんのイメージということなんですよ。
こういうのを解説するほどつまらないことはないので、あまり細かくは書きませんが(笑)。

でもじゅんさんに指摘されて、なにかアノ奥様のイメージにも通じるものがあるのかなと思えてきましたよ。深層意識を指摘されったって感じですかね。

奥様のかわりをつとめる男性もすごく感じがいいですよね。なかまるさんは家族経営のように思いますが、どういう家族構成なのかが気になったりもします。

あの若い男性

ファットマン様
確かに、注文を取りに来る若い男性もいい感じですね。
出すぎず、かと言って気が利かないわけでもない。

しゃべり過ぎず、でもきちんと気を配られている様子が見て取れます。

あのさり気無さも、意識すると中々出来ないものですよね。

確かに謎の構成ですね。次に行った時はどちらが出てこられるか、楽しみが増えました。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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