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「鉄板焼・お好み焼 椿や」・「愛媛グルメ紀行」 484

今日は、通称”はなみずき通り”沿いの古川北4丁目にある鉄板焼・お好み焼きの”鉄板焼・お好み焼 椿や”さんをご紹介しましょう。


場所は、”はなみずき通り”のかなり南で、”椿神社”の裏参道との交差点東側にあります。


この”はなみずき通り”は、松山でも有数の飲食店激戦区です。


トスカーナの休日”や”海の蔵・山の蔵 源八”という有力店を展開する”〇カンパニー”を始め、庶民派を代表する定食屋さんの”ごはんや はなみずき食堂”や交通整理人が常駐する”丸亀製麺松山店”など、客を集める仕掛け・仕組みを作った有力店がひしめいています。

玄関1
こちらが、はなみずき通りの西側から見たお店です。間口が広く、奥行きは極端に短いという一種の変形地に店舗が建っています。


この超激戦区で産声を上げて、今年で3年半を迎えます。はなみずき通りにはもう一軒お好み焼き屋さんがありますが、このお店、激戦区にあって健闘中です。

店内2
こちらが、午前11時30分現在の店内の様子です。


収用人員は概ね30名程度とお見受けしましたが、正午を廻るとほぼ8割程度の客席が埋まります。


客層は幅広く、男性の一人客から夫婦、職場のグループといった様々な客層で埋まります。

メニュー3
このお店の特徴は、大きなメイン鉄板でご主人が同時並行的に鉄板料理を扱いますが、その他にたこ焼き用の鉄板も用意されテイクアウトの体制も整っています。


メインのメニューは、広島風と関西風の”お好み焼き”ですが、その他鉄板で焼かれる”焼きそば”と”焼きうどん”も人気メニューです。


また、夜になると各種鉄板焼き料理を出す居酒屋に変身されるという、所謂(いわゆる)”二毛作店舗”でもあります。


お店の陣容は、メイン鉄板を陣取るご主人とその奥様(多分?)、それに若い女性2名の4人体制で昼間は対応されているようでした。

鉄板上4
ワタシはこのお店の看板メニューである”ホルモンうどん”850円を注文しました。


メニューにも表示してありましたが、”ホルモンうどん”と言えば岡山県津山地方で”B級グルメ”として売り出し中で、各地で開かれる”B級グルメ大会”の常連さんの一つです。


先ずメインの鉄板でキャベツ中心の野菜と、それとは別に大きめのホルモンが焼かれています。


ホルモン自身からかなり油が出ますので、鉄板には余り油を引きません。それが”ホルモンうどん”の特徴の一つでもあります。

うどん5
そして鉄板にうどんを乗せ、特性のホルモンうどんのタレで炒めます。


うどんに味が染みたら野菜類に合わせて、鉄板の上で全体を煽(あお)るように炒めます。


この時の、店主さんのヘラ捌(さば)きが絶妙です。野菜の水分はこのとき飛ばします。

うどん6
最後に、別に鉄板で炒めておいたホルモンを全体の中に混ぜいれ、最後に大きく煽りながら炒めて出来上がりです。


ホルモンは主に牛の大腸と小腸からなりますが、それらの他、胃、甘草、心臓、腎臓、子宮、肺など多様な部位からなります。


このホルモンから出る独特な旨味がうどんと絡み合い、さらに深みのあるタレとベストマッチして、単なる焼きうどんとは全く別の味の世界を作ってくれるのです。

焼きうどん7
各自の椅子に前には、自分でもお好み焼きが焼けるように鉄板がありますが、焼きそばやホルモンうどん類は、メインの鉄板で作られ、各自の椅子の前の鉄板に運ばれます。


メインの鉄板で料理が始まりますと、フロアー係りの若い女性が各自の鉄板に火を入れ、予め鉄板を熱してくれます。


そして、メインの鉄板から料理が移されますと、各自の鉄板の火は落とされ、焼き過ぎないように調整してくれます。

アップ8
具材は至ってシンプルで、大きめに切られたキャベツがほとんどで、後は長ネギ、ホルモン、タマネギ、そして彩りに紅生姜と青海苔が乗せられています。


ホルモンうどん”が目の前の鉄板に移された瞬間から、香ばしいタレの香りとホルモンの香り、それに紅生姜の香りが鼻腔をくすぐります。


味わう前に香りで満足させてくれます。

取り皿9
取り皿が用意されていますから、熱々を「ホッ!ホッ!」ツと言いながらいただきます。


まあ、ホルモンから滲み出た油の旨さ、そして独自のタレが程よく絡んだうどんの濃厚な旨さ、キャベツのシャキシャキ感、紅生姜のスッパさが渾然一体となって口腔内で踊ります。


津山地方では、肉食が禁じられていた江戸時代でも「養生喰い」と称して、牛肉を食べていた日本でも数少ない地方です。(他には滋賀県彦根市)


「養生喰い」とは、牛を食べ物としてではなく””として食べるのだという理屈です。まあ、御上に対する庶民の生きる知恵でした。


その”養生喰い”の伝統が脈々と受け継がれて、今日の”ホルモンうどん”が産まれたのです。

完食10
コリコリプリプリしたホルモンの食感を味わい楽しんでいる内に、あっという間に完食です。



確かに、牛のホルモンは”薬”に違いない。しかも”良薬口に旨し!”です。


滋味深い世界を堪能しました。





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おはようございます

850円(大盛りだと1000円)はちょっぴり高いような気がしますね。
「B級グルメ」なんだからもう少し庶民的なお値段にしてくれるといいのになと思います。
普通の焼きうどんだとおいくらなんですかね。

No title

と書いてからメニューの写真を見て気がつきました。失礼しました。
普通の焼きうどんだと600円なんですね。
食いしん坊のワタクシは、きっと焼きうどん(豚入り、大盛り)750円にすると思いますです。

確かに

ファットマン様
確かに、焼きそばというメニューで考えたら850円は高いですよね。

最近、材料のホルモンの仕入れ価格が高騰しているそうですけど、それを価格に直ぐに転嫁できる飲食店はないと思いますから。

それで、普通の焼きそば600円であれば標準価格なんでしょうね。
私も、麺類に関しては「大盛り」でも全く問題なく平らげていたのですが、最近はいけません。

でも、不思議な事にウエストは以前と同じサイズをキープしてるんですよ。

二毛作店舗

じゅんさん、こんにちは。

私はこの手のお店にはあまり行かないことにこの記事を読んで気がつきましたwww
毛嫌いしている訳ではないんですけど・・・思いつかないんでしょうね。

夜は鉄板焼き居酒屋に変身するみたいですので、私は夜の部を体験してこようかな♪



そう言われてみると

乱駆郎様
そういわれて見ますと、男が一人でお好み焼き屋に座っている光景って余り見かけないですね。
私も若い頃はよくお好み焼き屋さんに行っていましたけど、最近では少なくなりましたねー。

まず、普通のお好み焼きは「量」でもうだめになりました。
このお店は、風の便りに「ホルモン焼きうどん」が美味しいって聞いて行った んです。

乱さんの場合は、多分若い頃から好んでは行かなかったのかも知れないですね。

でも、鉄板焼きで一杯やるのは悪くないと思いますよ。結構酒の肴になるメニューってありますもの。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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