「再訪 86 うどん 麦わら」・「愛媛グルメ紀行」 485

今日は”再訪シリーズ”86番目のお店として、昨年9月6日に”愛媛グルメ紀行”シリーズ370番目にご紹介したうどん店”うどん 麦わら”さんを再度ご紹介しましょう。(「うどん 麦わら」・「愛媛グルメ紀行」 370


場所は通称椿神社裏参道を南下し、椿神社西大鳥居がある交差点を西に曲がりドラッグストアー”マック”の南側の西沢ビル1階にあります。町名は古川西2丁目です。


このお店一昨年4月に開店した比較的新しいお店ですが、今ではすっかり地域のお客さんの支持を得ておられます。

玄関1
こちらがお店の玄関の佇(たたず)まいです。実にスッキリした設(しつら)えで、過剰な演出は一切ありません。

このお店、昨年9月にお伺いしたとき、”冷かけ”の中の”冷えび天”をいただきました。その時の印象を以下の様に書いています。

<麺は細麺で、艶があって照り輝いています。もちろん、モチモチした弾力もある。ワタシ好みの麺でした、そりゃあ嬉しいですよ。

えび天もプリプリ!撮影でモタモタしたため、衣が出汁を吸ってややふやけていましたが、これはワタシのせいなので責められない。

麺と出汁とえび天のバランスがすこぶるいいのです。特に出汁は出色の出来だと唸りました。>と。

そして最近になって、ブログ友:”ファットマン”さん(ブログ名:ファットマン松山B級グルメ日記)が立て続けにアップされていて、その記事に背中を押されるように再訪の運びとなりました。

店内2
こちらが店内の様子ですが、御簾(みす=すだれ)の奥で店主さんがうどんを打っている様子がうかがえます。


そうなんです、このお店は手打ちのお店で、打ちたてのうどんをその場で湯掻いて出してくれます。


美味しいうどん屋さんの鉄則です。

メニュー3
さて、こちらがメニューです。このメニューの裏には丼物のメニューも充実していて、メニュー数はうどん専門店としては多い方ではないでしょうか。


お店は、若い男性店主さんと、同じく若い女性のフロアー係り2人の合計3人でやっておられました。


お客さんの層は豊富で、若い男性の職場グループから夫婦連れ、女性の一人客まで様々です。

昆布4
前回訪問した時もご紹介しましたが、出汁をとった後の”昆布”は、このように自由にお持ち帰り下さいと書いてあります。


お店によっては出汁をとった後の昆布は、細かく刻んで甘辛く煮て”付き出し”として利用するお店もありますが、このお店は気前がいい。


”愛媛グルメ紀行”シリーズで、うどん屋さんは述べ69店舗お伺いしていますが、「昆布を自由に持ち帰り下さい」と書いているお店はこのお店だけです。

おでん桶5
こちらは”おでん桶”、愛媛のうどん屋さんやラーメン屋さんでは定番となっていますが、玄関前で鎮座しています。


いい出汁を使ってあることが、おでん桶から漂っている香りだけで分ります。

おでん6
こちらが厚揚げと卵。実に上品な出汁が効いていて、自然に笑顔で頬張ります。


うどんは、注文があった都度湯掻いていますから出来上がるまでの小腹満たしには格好です。お値段は1本90円。

鍋焼き7
さて今回注文したのは、このお店では”煮込み”と呼んでいる”鍋焼きうどん”、お値段650円です。


これに決めたのは、”ファットマン”さんが実に美味しそうに描写されていたからです。


カウンター席に供せられた時は、まだ出汁がグラグラ沸き立っていて手が出ません。


デジカメで撮影し終わった頃に、やっとそのグラグラも落ち着いてきました。


グラグラは収まったとは言え、そのままでは熱くて食べられないとの判断でしょう、取り皿の小鉢が用意されています。

鍋焼き8
具材は至ってシンプル。カマボコと半熟状態になった卵、長ネギ、ワカメ、そして牛筋肉です。


この牛筋肉が、出汁に深みを与える重要な役割りを負っています。


実はこの後、食べ終えるまでずっと、ずーーーーーーーっと!、低い唸り声が出続ける事になります。

アップ9
出汁が出色の味であることは前回お伺いしたときから承知しています。

ところが、前回は冷たい出汁と海老天の組み合わせでした。

今回は熱々の出汁に、筋肉から滲み出した旨味が加わって飛び上がるくらいに美味しいのです。

そして更に驚くのは、その特筆すべき旨味のある出汁にピッタリ寄り添ううどんの麺

この出汁にはこの麺しか合わない、出汁と麺が相思相愛関係にあることに気が付いたのです。

この二人、熱愛宣言を発しています「運命の貴方に出会って、この世に生まれてよかった!!」と互いに熱い吐息を漏らしているんです。

麺10
麺自体の出来から言えば、ワタシの個人的価値観では萱町のうどん屋さんの”どん”さんと、南高井のうどん屋さんの”味十味”(あじとみ)さんが中予地区では双璧をなすと考えています。

また”鍋焼きうどん”の出汁の見事さから言えば、余戸地区から束本の東環状線沿いに移転された”うどん処 庵”さんが出色でしょう。

しかし麺と出汁の相性の良さ、バランスと総合力ではここの”煮込み”、つまり”鍋焼きうどん”が断然抜きん出ています。

”愛媛グルメ紀行”シリーズ、延べ485店舗中で、うどん店は延べ69店舗。その限られた中での比較にはなりますが、”鍋焼きうどん”でこのお店のものに勝るものは無いと思いました。

完食11
この記事がアップされるのは2月28日です。

この”鍋焼きうどん”を頂きながら、2月が28日しかないことがいかに悔しいかを考え続けました。普通の月のように、後2日ないし3日あれば、この”鍋焼きうどん”の素晴らしさをもっと的確に描写できたのに・・・・と思うと悔しくて悔しくて。

この出汁、一滴も残すまじ!」とばかりに、まだ熱いうどんの容器を両手に持って直接口に付け、一気に出汁を飲み干しました。

気がついてみたら、熱々の時に使う”小鉢”には一度もお世話にならなかった。小鉢に移す余裕すらなく、ただひたすら唸り続けて一気に完食しました。

「ウーーーーーン・・・・・美味しすぎて言葉になりません!」と、勘定をする時に、搾り出すように声を出しました。

うどんを打っていた店主さんが、作業の手を止めて部屋から出てこられました。その顔は、笑顔でクシャクシャに歪んでおられました。

3人が声を揃えて、「ありがとうございました」と深々とお辞儀をされました。

美味しいおうどんを食べさせていただいたのはこちらです。お礼を言うにはワタシなのです。

お店のドアを開けてお店の外に出るとき、ワタシの背中にもう一度大きな声で「ありがとうございました」と声が揃っていました。

「本当にご馳走様でした。そしてありがとうございました」と、ワタシも声を揃えました。





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おはようございます♪

ココのお店は、うどん屋さんになりましたねぇ(^_^)
昔はカツ丼を食べにこの店に、行ったのを覚えています。

何度か行きましたが、うどん屋さんになってからは、
一度も行ってませんね(^_^;)

前のお店の時も、お客さんの層は一緒でしたね(^^)
私は友達とよく行きましたよ(笑)

今は鳥撮りにハマり、コンビニのおにぎり持って山に入るので、
飲食店へ行く事がなくなりました。
あまりにも見苦しい恰好なので、お店に入るのを躊躇してしまいます(゚m゚*)プッ

おはようございます

この記事を呼んで、鍋焼きうどんをそんなに気に入っていたのかと自分のブログをあわてて読み返してみました(笑)。
たしかに美味しそうに食べてますね(笑)。

じゅんさんの言われる通り、麺と出汁と具材のバランスがとってもよかった記憶があります
あととろろご飯とか卵かけご飯とか、ご飯ものもいろいろ工夫されているみたいです。
店主さん初めお店の人たちもみなさん感じがいいですよね。

北条の磯之河というお店では袋に詰めた天かすをお持ち帰りできるようにしていました。味十味さんにもなにかそういうものがあったような気がしますが私の記憶違いですかね。アットホームなサービスがうれしいですよね。

多分

ベル様
確かに鳥撮りが忙しいベルさん、中々飲食店に行く時間はないかも知れませんね。
でも、多分、このお店はベルさんの行動範囲から遠くは離れていないと思います。

まあ、一度騙されたと思って、このお店の「鍋焼きうどん」啜ってみて下さい。鳥撮りで冷やされた体を温め癒してくれること請け合いですよ。

そうですよ

ファットマン様
そうですよ、実に美味しそうに食べられていましたよ。小皿は緊急避難用で、鍋から直接食べるほうが美味しいという趣旨のことを書いておられて、私はそれをそのまま実践させていただきました。

そしてファットマンさんが書かれていたように、バランスの取れたお味だと言うことも全く同感でした。

店員さんに対する印象も然りです。ただ、私はうどんとご飯類を一緒にはいただけませんけど。

なお、磯の川へは行ったことがないので分かりませんが、味十味さんはどうでしたか?実は、500号以降は、好きな店は何度も行って記事にすると書きましたが、その第一号は味十味さんの「カレーうどん」って、もうお店とメニューまで決めてるんですよ。だから、その時に確かめてみます。

恐るべし!www

まっとうに美味しそうな鍋焼きうどんですね~♪

しかし、緊急避難的小鉢を使わずに、じか鍋で一滴も残さず平らげるとは!
恐るべしはじゅんさん!!ってところでしょうかwww

本当にうどんがお好きなんだなぁとよく分かりました(^^)


人類ではありません、麺類です

乱駆郎様

熱い熱い土鍋を両手で持ち上げ、最後の一滴まで啜りました。

我ながら浅ましい姿だとは思いましたが、カッコウなどにかまっておられない程美味しかったのです。

顔がクシャクヤに歪み続けたことは言うまでもありません。

ハイ、うどん好き!間違いないです。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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