「再訪 98 フォンターナ」・「愛媛グルメ紀行」 501

愛媛グルメ紀行”も500号を越え、今回は501番目のお店をご紹介しましょう。

今日からご紹介する”3店舗”は、延べ500店舗を越えた中で現時点でワタシが”一番お気に入りであるお店”です。

その第一弾が、、旧の空港通3丁目にある”大森商機㈱”と”竹宮皮フ科”の交差点を北に上ると、道路の東側(右側)に見えてくる”コーポ王赤”の1階にあります”フォンターナ”さんです。(「フォンターナ」・「愛媛グルメ紀行」 241)・(「再訪1 フォンターナ」・「愛媛グルメ紀行」 307)・(「今日で400号!出会いと旅立ち」・「愛媛グルメ紀行」400

玄関1
このお店を初めてご紹介したのは、2012年3月7日に241番目のお店としてです。その時は、偶然に訪れたのです。でも、このことが”運命の出会い”となりました。

2回目、つまり”再訪”したのは、”愛媛グルメ紀行”が300号を越えて、初めてのお店だけでなく”再訪”したお店も記事にしていこうと方針を変えましたが、その”再訪第一弾”がこのお店で、2012年6月8日に307番目のお店としてアップしました。

そして”愛媛グルメ紀行”が400号を迎えたとき”400号記念号”の舞台として登場していただきました。

ただし、その時の主役は”フォンターナ”さんではなく、フォンターナさんで長年バイトを続けていた”KMさん”の出会いと旅立ちをメインテーマとして書きました。

ですからこの501号が、実質的には4回目のご紹介となります。

このお店に出会ったことで、実に数多くの方と”フォンターナつながり”が生まれました。例えば、ワタシのブログにリンクしている:”ココヒロ”さん(ブログ名:ココヒロのdream☆life)さんとか、時々コメントをいただき、お店でもお会いした”くく”さんなど数え切れない方々とお知り合いになれました。

容器2
1年ほど前、このお店に初めてお伺いしたとき、真っ先に目に飛び込んできた光景がこれです。画像に見える積み上げられた木製の容器です。

この木製容器を初めて見たには、もう遥か大昔のこと、東京の渋谷道玄坂にあるイタリアンの伝説の名店”壁の穴”さんでした。

この”壁の穴”というお店は、スパゲティーの世界に”和風味”を持ち込んだ先駆者です。今でこそ当たり前に”イカとイクラ”だとか”納豆スパ”だとか”明太子スパ”など、どのお店でも当たり前に出すメニューの生みの親となったお店です。

そこで見ていた光景がいきなり目の前に飛び込んできましたから、驚いたと同時に懐かしく思いました。

それ以降、このお店はワタシの”愛媛グルメ紀行”シリーズを支えていただいている”原点”のようなお店になりました。

メニュー3
このお店は、正直に言いますと月に最低4回はお尋ねしています。このお店に来ますと、故郷に帰ったかのように落ち着くのです。

ですからこのお店は取材をする為ではなく、頭を空っぽにして純粋にスパゲティーを堪能するために通っています。

毎日違ったお店に通って、神経を研ぎ澄まして観察しながらお店を記事にしていますと、そういうことを一切忘れて単純に食事を楽しむことができるお店がどうしても必要となります。そのお店が、ワタシの場合”フォンターナ”さんなのです。

メンタイ紫蘇4
画像は、40年以上も昔、東京の”壁の穴”さんが生み出した”タラコスパゲティー”です。

ただし、このお店はそれに独自に”紫蘇”(しそ)を加えられました。メニューの名前は”たらことしそのスパゲティー”です。お値段は900円です。

メンタイ紫蘇5
紫蘇と海苔の風味が効いていて、実にサッパリしたお味に仕上がっています。

麺7
麺の湯で加減も、当然に絶妙です。たらことバターの風味とネットリ感、磯の香漂う海苔の風味、紫蘇の爽やかな香り、アルデンテに湯掻かれたスパゲティーの調和が見事です。好きな味です。

しかし、単純に好きと言うだけのお店ではありません。

実はある日、イタリアンレストランのオーナーさんをご案内してこのお店で食事をしたことがあります。

すると、そのイタリアンレストランのオーナーさん、お店に入るや否や普段見ることがなかった鋭い視線を飛ばし、お店全体を嘗め回すように観察されました。

流石はプロ中のプロです。都会の有名なイタリアンレストランはことごとく訪問し、研究に研究を重ねられている方です。

一番最初、その方がしたことは席数を数えること。

そしてフォンターナさんが使っているスパゲティーの銘柄に視線を飛ばしました。そしてこう言ったのです。「じゅんさん、あのスパゲティーの銘柄は、イタリア国内のレストランの約7割が使用しているというトップブランドです」と。

そして、シェフの調理に関する動作をじっと見つめ、更に厨房の中の隅々まで体を乗り出されて観察されていました。

「じゅんさん、シェフの動きに全く無駄がないです。見事です。しかも、少数のスタッフで運営できるシステムをオリジナルで確立されている。このシェフさんは、経営者としても優れた資質をお持ちだと思います」と。

和える8
それは、この画像に見られる一連の厨房内の流れを見られてのお話でした。

「第一、これだけの席数で、これだけ流行っているお店の厨房をシェフ一人で切り盛りすることは、驚異的に効率的です」とも。

「それを可能にしたのが、この”木製の容器”を使われたことにあると見ました。つまり、スパゲティーを盛り込む容器であると同時に、パスタを”和える”器でもあるということです。これなら、和えると言う作業をシェフ以外でもこなせます」と言われました。

そして、出来上がったスパゲティーを一口食べるや否や、大きく右手の親指を高く突き出されて、「旨い!見事な茹で加減ですね」と、今までの鋭い顔つきが一変して柔和な表情になりました。

そし最後に、「じゅんさん、このお店が流行っている理由は、シェフの腕が確かでお料理が美味しいことは当然として、それ以上にこのお店のシェフの””ですよ、お人柄ですよ!」と。

多肉植物9
たかが30分位の食事時間に、”フォンターナ”さんを丸裸にして見せました。

イタリアンを研究し尽くされ、現に流行っているイタリアンレストランを経営されているプロが、心も舌も満足されたのです。

紹介したワタシの面目も立ったというものです。

また”フォンターナ”のオーナーシェフさんは、お料理ど素人のワタシに、調理する側からの様々な知識や経験をお話して下さいます。それもワタシにとってはありがたいことです。

501号店としてご紹介した意味は、単に好きなお店というだけに止まらず、これからの”愛媛グルメ紀行”を書き続けていくための”原点”のようなお店だということをご紹介したかったからです。



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じゅんさん、こんにちは。
ここの前の道はよく通りますが、そんなに名シェフのお店だとは思わず、一度も入ったことありません。
ブログで紹介していただいてるお店のほとんどは知らない所ばかりで、松山も狭いようで広い!と改めて感じました。行きたい店のリストに加えさせてもらいます(^^)

お薦めです

やきものがかり様

このお店は偶然入ったのがきっかけで、その後無くてはならないお店になりました。
ぜひカウンターにお座りになって、「やきものがかり」と名乗っていただくと店長さんには通じます。歓待して頂けると思います。
お休みは月曜日の午後3時以降で、それ以外は営業されています。土日の正午前後は避けられた方が賢明でしょう。

プロ中のプロが絶賛されたお店です。ぜひお試しあれ。

みんな大好き(*^_^*)

じゅん様
こんにちは
今日は大好きなフォンターナさんですね(*^_^*)

お店のパスタもピザもですが
店長さん奥様Iさん大好きです(*^_^*)
私がパスタ注文すると店長さん「あれ~ピザと違うの」と
ピザ大好きなのよく知っていて本当に色々な方々の事に
気を付けておられます(^o^)
お料理も美味しくて・
夏場のサラダスパはお皿やフォークまで冷たかったのです
本当にビックリしました
店長さんはIさん 子供達 ワンちゃん大好きでとてもいい方です(*^_^*)
お人柄がお料理にも出て美味しいのですね・

フォンターナさんのファンの方も沢山おられますよ

フォンターナさんのブログで私もじゅん様を知りました(*^_^*)
大切にしたいと思っています

コメントありがとうございました

ココヒロ様
フォンターナさんをアップした日にコメントありがとうございました。
そうでしたね、フォンターナさんつながりでしたね。
多肉植物とか小物の世界を知ったのもこのお店でした。
いままで、見てても頭に入らなかった世界でした。

確かな腕とお人柄とチームワーク、それにお料理の味、どれをとっても素晴しいお店ですね。先ほども行って食事をしてきたばかりです。^^

あのお店に伺いますと、自然に優しい気持ちになれます。笑みも自然にこぼれます。そこがありがたいですね。

これからも、そこでつながったものは全て大切にしたいと、私も同様に思っています。
コメントに感謝いたします。ありがとうございました。

あ、名前が(笑)

いつもは読み逃げしてばかりですが、
名前を見つけたので、何だか嬉しくて(^-^)

結婚前から二人で通ってる大好きなお店です。
そうですか。店長さんは名シェフだったんですね!
何にも考えず、スパゲッティと会話を楽しんでました。
土曜日のランチタイムが、お仕事を頑張った自分へのご褒美です。

またじゅんさんともお会いできますように。

何時もご夫婦で

くく様
おはようございます。

そうですね^^フォンターナさんへは、ご夫婦で何時もお越しになっていらっしゃいますね。今でもご結婚前のカップルのように。^^

そこで、偶然ですが2度お会いしました。二度目にお会いした時、勝山協食さんを教えていただいて、直ぐに取材に行ったことを覚えています。

つまり、あのお店での出合いは更に次の新しい出会いを生む。そういうお店だと思っています。

くくさんご夫婦のように、何かいいことがあったらフォンターナさんへ、と決められているお客様は多いと思います。また、フォンターナさんでお会いしましょうね。^^
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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