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「再訪 131  男前ちゃんぽんの店 とらや」・「愛媛グルメ紀行」 557

今日は”再訪シリーズ”131番目のお店、通算557番目のお店として県道松山松前伊予線(旧国道56号線)沿いの余戸南4丁目にある”男前ちゃんぽんの店 とらや”さんを再度ご紹介しましょう。


初回訪問は、昨年5月18日に”愛媛グルメ紀行”シリーズ290番目のお店としてご紹介しました。(「男前ちゃんぽんの店 とらや」・「愛媛グルメ紀行」 290


場所は、今の国道56号線の西側に走っている県道の”出合橋”を200m程松山に寄った辺りです。

玄関1
こちらがお店の玄関です。


お店の看板に大きく”往年の大スター 石原裕次郎”さんの似顔絵を張り出しているお店ですから、記憶にある方は多いと思います。


初回に訪れた時、店主さんに「おおお、”石原裕次郎”ですかー、懐かしいですね」と話しかけました。


すると、瞬時に「ソーヨ、ワシらの青春時代の”大スター”やけんナー、洋画やったら”アラン ドロン”ヨー!!」っと、ワタシよりやや年上のご主人。

店内2
その店主さんと奥様の二人でお店をやっておられます。午後5時以降は”居酒屋”に変身します。


お伺いした日は学校がお休みの日、おそらくお孫さんとお見受けした女の子がおじいちゃんとおばあちゃんにしきりに甘え掛かり、お昼をおねだりしていました。微笑ましい光景でした。

メニュー3
昼間のメニューはコレだけです。

最初にお訪ねした時は、お店の看板メニューである”ちゃんぽん”をいただきました。

その時交わした言葉がこちら。「ここのちゃんぽんは美味い!って友人に聞いたもので」っと、ワタシ。

「そうよなー、ワシは熊本で修行したケン、ウチのちゃんぽんは”熊本ちゃんぽん”よー!」っと、鼻を動かせながらご主人。

そして、ワタシが”ちゃんぽん”を啜って、思わず「ウーーーン、スープが旨い!」っと言った時の会話が次の通りでした。

「ふふふ、ウチは”熊本ちゃんぽん”やケンナー!”長崎ちゃんぽん”は鶏がらで出汁を取るンよー、」と、ご主人が語り始めた。

「ところが”熊本ちゃんぽん”はナー、鶏がらに加えて豚骨、野菜などをたっぷり入れて長い間煮詰めて出汁を取るンよー」っと。

その時から、次に来る時は”皿うどん”を注文しようと決めていました。

調理4
さて、ワタシがお訪ねした時は狭い店内にお客さんが5人ばかり、注文したメニューを待っていました。ワタシ以外の5人は、全員”ちゃんぽん”を注文。

調理を一人で担当する店主さんは大忙し。そういう時に話しかけるのはマナー違反です。黙って、店主さんの調理を観察する事にしました。

最初に、器に”皿うどん”用の特性麺を乗せて調理をスタートさせました。

次に、大きな中華鍋を強力な火力で熱して、その中にザルに入れた野菜やエビやイカなどの具材を一気に投入しました。熱した鍋からは、一斉に大きな炎が上がります。

具材をザックリ炒めた後は、隣の部屋で絶えずグラグラ沸いている”鶏がら・豚骨特性スープ”を取りに行きます。椀に入れた”豚骨スープ”を先ほど炒めた具材に漬(ひた)します。

その間に、シッカリと”化学調味料”も投入します。ワタシは、科学調味料を全否定する立場には立ちません。適度な量は結構ではないか!という立場です。

そして”水溶き片栗粉”を、具材とスープが入った大きな中華鍋に廻しかけます。ここでスープにトロミをつけます。

そして最初に用意していた”皿うどん”の麺の上に、トロミが付いた餡(具材と豚骨スープ)をタップリ掛けて出来上がり。

寸胴鍋5
こちらが、”ちゃんぽん”はもとより”皿うどん”など、全ての麺類メニューの味の基本となる”鶏がら・豚骨特性スープ”が入った”寸胴鍋”です。


調理場の隣に小部屋があって、そこに置いてあります。置いてあるというより、寸胴鍋の下には強力な火力が出るガスコンロが置いてあり、”鶏がら・豚骨特性スープ”は絶えずグラグラ沸き立っています。


店主さんは、凡(おおよ)そ10分おきにその寸胴鍋の様子を見に行きます。そしてお湯を足したり、アクを掬ったり、火を強めたり弱めたり。それはもう”付きっ切り”でスープの番をします。


このお店にとてっては、この”鶏がら・豚骨特性スープ命!”という感じです。


大地震があった時、うなぎ屋は自分の命と同じ価値を込めて”蒲焼のタレ”を命がけで持ち出すと言います。


恐らくこのお店で、大地震が起こったならば、この”寸胴鍋”だけは担いで逃げるのではないか?と思わせる店主さんの気遣いです。

皿うどん6
さて、こちらが来る前から注文することを決めていた”皿うどん”です。


今年の2月12日と13日に、大手町と大街道の”びいどろ”さん(両店は、店名は同じですが直接の関係はありません)の”皿うどん”を連続してご紹介しました。


ところが、このお店、”皿うどん”用の”特性麺”以外の、”トロミ餡”の加減は上に書いた2店と全く違っていました。

皿うどん7
具材は、大量のキャベツ、キクラゲ、ニンジン、チクワ、豚肉、エビ、イカ、特性カマボコなど、”ちゃんぽん”の具材とほぼ同じ。


ただ決定的に違うことは、強力な”トロミ”です。2月にご紹介した2店の”トロミ餡”とは比較にならないくらい、”水溶き片栗粉”がタップリと入っています。


個人的には片栗粉が勝ちすぎていて、具材の持ち味が却って損なわれてしまうのではないか?と思いました。

アップ8
アップで撮った画像を見ていただければ分かると思いますが、”トロミ餡”と””が全く馴染んでいません。


これはトロミ餡の片栗粉の分量が多いからです。でも、これも所詮(しょせん)”味覚の世界”のお話しです。


このトロミ加減をこよなく愛しているお客さんがいたとしても何等不思議はありません。食品とは、或は味覚とはそういう世界なのです。

麺9
「麺はやっぱり違うねーー、美味しい!」と、今回一言だけ店主さんに声を掛けました。


「うん、そりゃあそうよ!本場長崎から直接仕入れとるケンネー!!」と、胸を張る店主さん。店主さんの笑顔とワタシの笑顔が完全に同調した瞬間です。


前回「「そうよなー、25でこの店開いてもう40年以上経った。もう、ワシ65歳ヨー!」と言われたご主人。ワタシとは同世代です。


その現役同世代に強力な”エール”を贈りたいと思います。「お互い、何時までも”現役”で頑張ろうね!」って。




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プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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