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「大洲 浜の家」・「愛媛グルメ紀行」 517

今日は昨日に続いて、大洲市のお店をご紹介します。このお店を取材に訪れたのは4月15日(月曜日)でした。


ちょうど、4月14日(日曜日)と15日(月曜日)の二日間で、「大洲市を中心とした南予の歴史」(仮題)というテーマで大洲市を中心に南予に取材旅行をしたときのことです。


そして、その取材旅行中でお昼をいただく第一候補といてリストアップしていたのが、今日ご紹介する大洲市常磐町にある老舗中の老舗店”浜の家”さんでした。ところが、14日(日曜日)の取材初日お店がお休みだったので、その翌日15日に再度お訪ねしたという経緯です。


このお店のことは、”大洲のひで”さん(ブログ名:hideのgo for broke:http://blog.livedoor.jp/hidegoforbroke/archives/7709900.html)の2月6日の記事を拝見してずっと前から決めていました。

玄関1
こちらがお店の玄関。大洲市のかつてのメイン商店街”殿町商店街”に続く”常葉町商店街”の一角にあります。


どの町でも街を代表する商店街は、かつて、町の商機能をを一手に背負っていた街の中心部にありました。


ところが、どの町でも商機能の中心部が市内のど真ん中ではなく、かつては郊外であった国道沿いに移っています。大洲市もその例外ではありません。その意味では、街の発展から取り残されつつある町です。

店内2
店内は、実に複雑な部屋構成になっています。カウンター席もありますが、今時珍しいロの字になったカウウター席でした。


また、お店のあちこちに突然”小部屋”が作ってあったりして、このお店の現在までに至る歴史が部屋の構成にそのまま出ているお店です。


でもかつての街の中心部にあって、自動車という交通手段を持たない方にとっては、貴重な存在なのでしょう。ワタシがお訪ねした日も、ワタシより随分とお年を召されたご婦人が一人で食事をなさっていました。

チャンポンメニュー3
注文するメニューは最初から決めていました。それは”大洲のひで”さんの2月6日の記事で採り上げられていた”和風チャンポン”です。単品で頼むと、お値段は500円(内税)です。


この500円と言う価値が随分重いことが分かるのは、出されたお料理をいただいた後です。

メニュー4
このお店のメニューのラインナップは随分幅広くて、画像の様に和洋の各種定食類から始まって、うどん・蕎麦メニュー、このお店の看板メニューの”釜飯”まで様々です。


街の中で歴史のある”食堂”の代表的メニューを網羅されています。


そのメニュー構成は、そのままこのお店の歴史を物語っているようでした。なお、厨房はお店の奥にありますので、調理の様子は全く見ることは出来ません。昔のお店には”オープンキッチン”という考え方はなかったのです。

チャンポン6
さてこの画像が、注文した”和風チャンポン”です。


そのスープは、うどんや蕎麦の出汁に近い醤油味のアッサリスープでした。


そして麺を覆うような多彩な具材からも、それぞれの出汁が出ていて実に円(まろ)やかなお味です。優しいんです、和風出汁のスープも各種の具材も麺もすべて。

チャンポン7
チャンポンを入れる器も、チャンポン専門店のような口径が広い”平皿”は使われておらず、ゴクゴク普通のに入れられています。


一切”奇をてらった”様子など微塵もなく、ただ淡々と今まで作り続けたお味を今日も守っている、そういう感じがしました。


ワタシより、恐らく20歳程度年上とお見受けした女将さんに「このお店は何時開業なさったのですか?」と、何時ものようにお尋ねしてみました。


すると「え?何時って・・・・・・・・・、何時言われても・・・・・・・・・」っと、言葉が続きません。

チャンポン8
「何時頃やたったろか???・・・・・ウーーーン、おばあちゃんの時代に始めたケン!」


「おばあちゃんは、最初は魚屋しよったンヨー!それで途中から食堂に変わった」


「その都度、継ぎ足し継ぎ足しでお店を広げてきたケン・・・・・・ナンカ、おかしな部屋作りになってシモーーテ」と、思い出しながら言葉を続けられます。

アップ9
優しい醤油味の和風スープの香りが、これがいいんです!実に。


具材は、大量のキャベツをベースに、モヤシ、ニンジン、コーン、キクラゲ、シナチク、エビ、イカ、豚肉、カマボコが麺を覆い尽くして入っていて、最後にすり胡麻が振り掛けられています。


具材を食べども食べども、中々麺に辿り着けません。「じゃあ、今は3代目になるのですか?」っとワタシ。


「イエ・・・・主人が跡を継いだのでまだ二代目」っと、ワタシの母親年代の女将。


「じゃあ、とても60年じゃききませんね!」と、声を弾ませてお聞きするワタシをよそ目に、「余りフルーーーテ、ヨーー分からんのよーーー」っと、遠くを見つめる目で答えられた。

麺10
麺は、ごく普通の麺。恐らく製麺所から普通に仕入れられているのでしょう。


自分のお店用に特注した、などと言う雰囲気はまるでありません。


美味しくも懐かしいスープと多彩な具材、それらを含めて特別に唸るというほどのものではありませんが、縮んだ胃を持つワタシでも、スルスルと箸が進みます。

完食11
ふと気がつくと”完食”していました。器を両手で持ち上げて、直接唇に当ててズルズルと飲み干していました。


ほとんど無意識にです。この爽快感は特別です。


二日連続でお店を訪ねた価値はありました。情報を頂いた”大洲のひで”さんに深い感謝の意をこめてお店を後にしました。




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非公開コメント

ありがとうございます。

大洲の記事の連続アップとリンクをありがとうございます。こちらこそ、感謝感謝です。
このお店のちゃんぽん、外のお店とは違った風情で、最初に出会った時はちょっとした衝撃でありました。しかもそれが500円!毎日通っても飽きないと感じてしまいました。
外のメニューも豊富なんで、通わないとイケンと思っています。
今後も大洲へどんどん来て頂き、ブログへのアップをよろしくお願いいたします!

おはようございます

大洲のひで様
コメントありがとうございました。

やはり、長い歴史をもったお店にはそれなりの存在感がありますね。
お店に座っているだけでそれを感じます。

出されるメニューは、色々な方の舌を通じて長い間かかって完成されたものだと思います。厨房を覗くと、割烹着を着た若い方の姿もありましたので、これからも続いていただけるのではないかと思いました。

貴重な情報、ありがとうございました。今日からの連休中に、「大洲を中心にした歴史」記事をまとめたいと考えているところですが、さて。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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