「お好み焼 樂(がく)」・「愛媛グルメ紀行」 518

今日は、和泉南3丁目の”コーポタカオカ 1階”にある”お好み焼 樂(がく)”さんをご紹介しましょう。


通称、椿さんの”裏参道”沿いにあります。

このお店が、最近になってブログで時々情報を頂いている:”のしうめ”さん(ブロブ名:愛媛美味探訪http://39001919.at.webry.info/201304/article_8.html)の4月8日の記事でアップされてました。


そしてそれに引き続いて、ブログ友:”ファットマン”さん(ブログ名:ファットマンの松山B級グルメ日記http://ameblo.jp/199170/entry-11511542300.html)の4月14日にもこのお店のことが記事アップされました。


そこで慌ててその翌日、午前11時30分キッカリにお訪ねしたという訳です。

玄関1
開店時刻前にあったお店の内側のボロボロのカーテンは綺麗に片付けられていました。


あの内側の傷んだカーテンを開店前の時刻に見て、「ああ、このお店は閉められているんだ!」と思って、何度もUターンした経験があります。


店内には、若い店主さんと奥さんがピカピカに磨きが掛かった鉄板の前で客を迎える体制はしっかり整っていました。


開店前の玄関の様子と、開店後にお店に入った後の店内の様子の余りもの落差に正直戸惑いました。

長大鉄板2
お店にドーーンと置かれた”長大鉄板”の雄姿が一際(ひときわ)目を引きます。まあ鏡の如くに磨かれているではありませんか。


カウンター席に付きました。開店一番乗りですから、店内はワタシと店主さんと奥さんの3人だけでした。


「最近になってブログ仲間が次々とこのお店を採り上げていて、その評判たるや凄いものがありますと」と、口火を切ったのはワタシ。


「え?ブログに採り上げていただいていたのですか?それで皆さんの評価はいかがなんですか?」と答えられたのは店主さん。


「いやー、どの方も好印象ですよ。中には、修行されたという広島の”八誠”さんに負けず劣らず!」と書いておられた方もありますよ」っとワタシ。


「いやーー、そういうのって、私たちにとっては嬉しいですよね!」っと満面の笑顔のお二人。

メニュー3
メニューを見なくても、注文するのは決っていました。既にお好み焼一枚を食べ切る自信がなくなったワタシ、ファットマンさんのアドバイスで”そば入りハーフ”550円を注文しました。


そして早速、お店の内側の擦り切れかけたカーテンの件を話しました。「あの擦り切れて汚れたカーテンを見て、お店を何度も引き返したことがあります。あれは、一種のお洒落なファッションとして懸けておられるのですか?」っと。


すると「イヤー最近になってよく言われるようになったんですよー」っと店主さん。


「じゃあ、あのカーテンは前のお店の方が使っておられたのをそのまま使っておられるんですか?」っとワタシ。


「いえいえ、あれはウチの奥さんの手作りで、開店したときから使っていて、今では汚れてしまったんですよー!おい、やはりカーテン新しくしたほうがイイゾー」って店主さん奥さんの方を振り返った。


奥さん「ウフフ・・」っと微笑まれた。「ウチの奥さん、凝り性なんですよー。何でも手作りで、そろそろカーテン直したほうがいいねって話しているンですけど、奥さんあれこれ考えて、まだ取り掛かれていないんですよ」っと。

キャベツ4
そういう話をしながらも長大な鉄板の上では、注文した”そば入りハーフ”に取り掛かられた。


クレープ状のお好み焼生地を薄く鉄板に伸ばされ、薄い膜状に固まったらその上にドッサリとキャベツとモヤシを乗せた。


ドッサリトとと言っても、注文がハーフなので可愛い量のキャベツが乗った。このキャベツの量が、通常サイズとハーフサイズの味全体を決める大きな違いになっていることには、最後に気がついた。


お好み焼生地には、フレッシュな生卵がタップリ入っています。店主さんの横で、その大量の卵液をハンドミキサーで作っておられるのは笑顔が素敵な奥さん。

天カス5
キャベツに続いて”天カス”が大量に乗せられた。”そば入りハーフ”に入っているものは、キャベツ、モヤシ、豚肉、卵とそば、それに天カスと青のりと胡麻が掛けられます。


この頃になると、ワタシが書いているブログに話題が移った。その時店主さんが言われたのは「気取らない”洋食屋”さんでお薦めはありませんか?気軽に楽しめる洋食屋さんが好きなんですよ!」っと店主さん。


そこで、松山の洋食界の老舗中の老舗、千舟町の”野咲”さんの名前を挙げた。


すると「あ~~、”野咲”さん、懐かしい!私はこちらの出身なので高校時代によく通っていました」っと店主さん。

豚バラ6
そこで旧空港通りの”クレピス”さんの名前を挙げると、「ああいう気軽に行ける洋食屋さんが大好きなんですよ!この前の休みの日に”クレピス”さん、奥さんと二人で行ったんですよ!ところが生憎お休みでした」っと、奥さんに同意を求められた。


そこで、立花3丁目にある”ストロベリーキャンドル”さんのお名前を挙げた。

すると「そのお店は、お予算は幾らくらいの設定なんですか?」って、実に健全な質問が帰ってきた。


「野咲さんとクレピスさんは、料理のお師匠さんが同じで、尚且つ確か義理のご兄弟ですから値段設定もほぼ同じで500円前後ですね」


「このお値段設定は今では破格です。その点”ストロベリーキャンドル”さんはごく真っ当なお値段で700円から800円でしょう」っと説明しますと。


「エ???野咲さんとクレピスさんはそういうご関係だったんですか?知りませんでした。でもお話をお聞きして”道理で!”っと納得です」っと店主さん。

そばばらける7
その間にも、鉄板上で手を休めることはありません。広島お好み焼に付き物の”そば”を鉄板に投入し、そばがお互いにくっつかないように、そして均等に炒められる様にそばを鉄板の上に薄く広く広げていきます。


「その”そば”は?」っとワタシがお尋ねしただけで「ええ、広島から取り寄せている”お好み焼専用のそば”です。これがなければ広島お好み焼はできません」っと店主さん、飲み込みが早い。


作業の手は休めずに”洋食屋”談議は続きます。


「私は伊予市の出身なんですが、奥さんは広島出身。広島には美味しく懐かしく気楽に行ける”洋食屋”さんがたくさんあったのに、松山では・・・・。で、その”ストロベリーキャンドルさん、気楽にお伺いできるお店ですか?」っとワタシに話し掛ける。


その一方では、奥さんに「オイ、メモ!そのお店の名前メモしておいて。今度お休みの日に行ってみようや!」っと話が弾む。

ソース塗った8
「その他にはお薦めの”洋食屋”さんはないですか?っと、焼きあがった”そば入りハーフ”にオタフクソースを塗りながら、話は続いた。


「他には、針田町の電波塔の下にある”イルモンテ”さんがお薦めです!」っと言いますと、奥さんに再び「オイ、メモ、メモ!」っと忙しい。


オタフクソースを大きな刷毛で塗った後、青のりを大量に振り掛け、胡麻をパラパタッと振り掛けて完成です。

そば入りハーフ9
出来上がった”そば入りハーフ”は、ピッカピカに磨きげられた鉄板の上をスルスルと移動してきた。


可愛いサイズでもあるので、マルで抹茶のパウダーが振り掛けられた”お菓子”に見えた。


でも、オタフクソースのやや焦げた匂いと青のりの磯の香り、振り掛けられた胡麻の香ばしい香りが一度に鼻腔を襲ってきた。


否が応でも食欲をそそられる。

そば入りハーフ10
鉄板で満遍なく炒められたそばとモヤシが、”ハリネズミ”の針のように、胴体の脇から突き出してる。


優れた食品は、先ず目と鼻と耳で楽しむことができる。店主さんの前の鉄板では電話注文を受けた”ネギ焼き”などのメニューに取り掛かられていて、鉄板の上でモヤシなどがジュージュー音と湯気を放っている。


何だか食べるのが勿体ないくらい。

ワンピースカット11
それでも、用意されたマヨネーズとオタフクソースを掛けて、ワンピースだけ小さなコテで切り取って小皿に取って食べてみた。


「ウ フ フ・・・・・おいひい・・・・・」熱々だから、口内を火傷しない様に注意深く頬張った。


小麦粉の生地が、鉄板に当っている部分はパリパリに、キャベツやモヤシに接している部分はそれらの水分を受けてシットリしている。同じ生地でも二種の食感を味わえる。


ここで初めて気がついた。レギュラーサイズとハーフサイズの違いに。

四分の一カット12
レギュラーサイズと比較すると、当然ながら水分を多く含むキャベツとモヤシの量が少ない。つまり、ハーフサイズのそれは、レギュラーサイズのそれに比べと、お好み焼内部のシットリ感に欠ける。


ところが、水分が少ない分だけ香ばしくパリパリに焼きあがっている。味もアッサリしていて食が進む。


これは厳密に言うと、別種の食べ物だと思った。それぞれに別の味わい方が出来るに違いない。


店主さんは、やや小ぶりな”ネギ焼き”を大きなヘラで四等分して、持ち帰り用の発泡スチロール容器に入れた。


「それは?何のためにカットしたんですか?」っと。「ええ、電話注文なんですよ。おばちゃんが4人、雀荘で麻雀されていて四種のメニューをそれぞれ四等分して配達してという注文なんです。4人が4種類の味を楽しみたいって」っと店主さん。


なるほど、既にこの地に溶け込んで多彩なお客さんの多様な要望にこたえられている。外に置かれた配達用のバイクには奥さんが可愛く乗って配達もされている。


次に来る時は”もっチーズ”っていうメニューを頼もう!と、心に決めてお店を後にした。


のしうめ”さん、”ファットマン”さん、貴重な、そしてありがたい情報ありがとうございました。



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おはようございます♪

この、お好み焼 樂さんはオープンして直ぐに行きましたね。
じゅんさんもご存知かと思いますが、明日カワと同時進行で、
更新していた、ブログ『写真撮ったどー』で取り上げた事が有ります。
今はそのブログが無いので、確かめる事は出来なくなりましたけどね。

ご主人様にお断りして、写真を取り記事にしましたが、検索されましたよ。
この頃は近くに(お向かい)ライバル店がオープンするとかで、
心配されていたんですよ(笑)
そのお店はオープンして、程なく潰れてしまいました(^^ゞ

あとで聞いたら私の知り合いの、娘さんのお友達だったのですよ(笑)
若い二人が、頑張ってるのを通りすがりに見て見て、いつも嬉しく思ってます(*^^*)

ほーー

ベル様
ベルさんも、いつだったか私のブログへのコメントでこのお店のことに触れておられましたね。あのときから既に訪問予定メモには入れていたのですが。何度かお店の前を行きつ戻りつして、お店のカーテンの汚れに、閉店されたと勘違いしていました。

そうですか、開店直後にもう行かれましたか。知り合いの娘さんのお知り合いでもあった。
世間は狭いですね。
お二人とも明るくて爽やかで、お料理の味だけではない魅力があるお店ですね。出前にも取り組まれていて、がんばっておられました。

ベルさんの食べ物記事って見ておきたかったです。残念!

こんにちは♪

じゅんさん こんにちは♪
こちらこそ ありがとうございます。
カーテンの謎が解明されました(笑)
おいしいのは勿論 とても感じのよいお店ですよね~

そして イルモンテさん!とても懐かしいです。
最近は あちらに寄ることがなかなかなくってですけれど
隠れ家的で 落ち着けて 気に入って通っていた時期があります。

私も また再訪してみます♪

No title

複数の人が「このお店ができてわざわざ広島まで行かなくてもよくなった」と言っておられたので、やはり本物のお店なんだなあと感じ入った次第です。お好み焼き1枚のためにわざわざ広島まで出かけていくというのも豪気な話ですが。
それでいてキャンキャンと声高に喧伝するでもなくさりげなく地元に根付いて営業しておられるところが素敵です。本場のプライドのようなものを感じたりもします。
じゅんさんと店主さんのお話の内容からも、フレンドリーかつプロっぽい接客だなあと感じました。

それにしても、平日の昼間から雀荘に入り浸るおばちゃん4人組って…。なんだかとても気になります。お好み焼きといっしょにビールなんかも飲んでるんじゃないでしょうか!

話がはずみました

のしうめ様
おはようございます。皆さんが先に採り上げていただいたお陰で、遅れてお邪魔した私まで話が随分弾みました。ありがとうございました。

奥様は出前まで担当されていて、その二人三脚ぶりお見事でした。

お休みの日は、ご夫婦揃って松山の気さくな洋食店巡り。広島ご出身の奥様に松山を馴染んでほしいという店主さんの優しい心遣いが嬉しいお店でした。

イルモンテさんは、店主さんにお教えしましたが、ワタシの「再再訪メモ」にも入っています。またぜひお伺いしたいと思っております。

そりゃあー飲んでいると思います

ファットマン様
おはようございます。

店主さんご夫妻の、「食」にかける意気込みは、さすがプロだな!って、実に心地よかったです。
手際といい、適度な会話の要領を心得ておられることといい、接客業はかくありたい!と思わしめるものがありました。

昼間の雀荘4人組のおばちゃん、4種のメニューをそれぞれ4等分カットさせて、一枚のプレートに一人分ずつ分けて配達させる。イギリスの「サンドイッチ侯爵」の逸話を彷彿とさせるではありませんか。当然、片手には生ビールのジョッキでしょう!!クーーー、羨ましい限りですね。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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