「再訪 109 魚介系らーめん あずま家」・「愛媛グルメ紀行」 527

今日は、二番町通りで大街道よりは東寄りのミツワ第28ビルの1階にあります”魚介系らーめん あずま家”さんを再びご紹介しましょう。


このお店は”愛媛グルメ紀行”シリーズ154番目のお店として、2011年10月22日に一度ご紹介しています。(「魚介系らーめん あずま家」・「愛媛グルメ紀行」 154


その後何度かお店を再訪しましたが、お昼のランチは止めておられたおられたようで、久しぶりの再訪になりました。


お昼のランチを再開されたという情報は、ブログ友:”ファットマン”さん(ブログ名:ファットマンの松山B級グルメ日記http://ameblo.jp/199170/page-2.html)の4月11日の記事で知りました。

玄関1
こちらが久しぶりに訪れたお店の玄関です。

このお店、”愛媛グルメ紀行”シリーズの154番目に採り上げた記事であることは上に書きました。

実は、それだけではありません。ワタシがこのシリーズを書き始めて、初めて2日連続でお訪ねしたお店でもあります。

その当時は、頑(かたく)なに初回訪問の記事だけを採り上げていた時期でした。ですから2日連続して訪問しても、記事的には無駄になりますが、それを承知で訪問したのです。

そしてその当時、自らが決めていた初回訪問の時だけを記事にするという””を、自らが一度だけ破ったお店です。

つまり、初回訪問時と翌日訪問時の記事を、1回の記事としてまとめちゃったんです。実質”再訪シリーズ”第一号店だったんです。

店内2
ところがこのお店、ある日を境に昼間の営業を止めてしまわれました。


店内に入ってカウンター席に付くなり「昼間の営業を再開されたんですね!」っと、お声を掛けました。


ワタシが初回と二回目訪問した時は、店主さんの他に若い男性が居られたように記憶しています。ところが今回は、店主さんと他に若い女性がいらっしゃいました。


「ええあの時は、昼間営業の人繰りが付かず、止む無く夜間だけの営業に切り替えました。ここにきてやっと人の目処が立ったので、4月2日から昼のランチを再開しました!」という、笑顔の店主さん。

あさりらーめんめにゅー3
さて、ワタシ好みの”醤油ラーメン”系メニューを頼むつもりでお店に入りました。

ところが、目に飛び込んで来たのが画像の”春の限定”と銘打たれた”あさりらーめん”850円です。

まるで”あさり”に魅入られたように「”あさりらーめん”をお願いします!」と注文しました。

ワタシは”愛媛グルメ紀行”を書き始めて、このお店の前のお店まで延べ”526店”を採り上げてきました。

その中で、”ラーメン店”とカテゴリーしたのは過去73店、その他”中華そば”や”チャンポン”など、大きく言えば”ラーメン”のカテゴリーに入れてもいいお店の総数は132店です。

つまり概ね4店に1店は”ラーメン店”にカテゴリーされるお店にお伺いしています。カテゴリー的には一番多い店です。

メニュー4
その”ラーメン関係”のお店132店で、”あさり”をメインに据えられたメニューは初めてお目にかかりました。(132店舗を再チェックしてみました)

しかも”春の限定メニュー”ですよ!  飛びつきましたね。

ワタシが好きなラーメンのスープは、断然”醤油”です。苦手としていた”豚骨系”も、このところ”ブログ友”乱 駆郎”さんとの交流あってのお陰で、何とか普通にいただけるようになりました。(ただし、”獣臭”漂う”久留米ラーメン”を除く)

また、全くいただいたことがなかった””も、北条の”風早ラーメン”(今は”三宝亭”)さんの”塩ラーメン”に出会って開眼しました。

なお”味噌”は今もって論外です。500号を遥かに越える”愛媛グルメ紀行”で、一度も採り上げたことはありません。

ただし、札幌で食べた”味噌ラーメン”は確かに美味しかったし嫌いではありません。札幌は過去に2度行って、2度とも”味噌ラーメン”をいただいて唸りました。

あさりらーめん5
さて、画像の”あさりらーめん”です。スープは””をベースに”バター”が加えられています。

このお店の味のベースになっている”醤油スープ”は、スープ素材の王道のトリガラを中心に、豚骨と瀬戸内海の鯖節や鰹節をジックリに込んだトリプルスープという贅沢なもの。(初回記事から引用)

作り方を見ていますと、麺をお湯に入れて湯掻きながら、小鍋に”あさり”をドッサリと入れて熱を通します。

その間にラーメン丼に”タレ”を入れて、トッピングに選んだ”煮卵”を、麺を湯掻いているお湯に別のザル容器にいれて温めます。

なお、ワタシが行った時は、ラーメン1.5玉の”中盛り”と、2玉の”大盛り”、”煮卵”、そして”白髪ねぎ”のどれか一つをトッピングしても同じ値段と言うサービス期間中でした。ただし21時までの時間限定。

あさりらーめん7
そして、ラーメンが湯掻かれると同時に”あさり”が口を開けます。

大振りのあさり”が口を開いた瞬間にラーメン丼にドサドサ入れて、黒胡椒を粗引きして、海苔や刻み葱、煮卵、シナチクを、麺が見えなくなる位に大量に盛り付けて、最後の画像の茶色い紐状の物を乗せて完成です。

店主さんに「この中央に乗せてある茶色いものはネギの香りがしますが、タマネギをスライスして更に千切りにしたものを油に通してあるのですか?」っとお尋ねしました。

すると「それは”白髪ネギ”を瞬間的に油に通したものです」とのお答え。ネギの風味を失わないギリギリの選択でしょう。唸ります。

スープ
あさりらーめん”を目の前に供せられた瞬間に、”あさりとバター”の香りに全身が包まれます。

あさり”は本来海のもの。春から初夏を迎えるシーズンに、西予市の”狩江”の海岸で”潮干狩り”をした記憶が、一瞬にして脳裏に蘇りました。

そして、小学校低学年と中学3年生の時に通った郷里の”野村町”、”シルクとミルクの町”です。

ワタシが子供の頃は”野村町”には”明治乳業”の工場があって、そこで”牛乳”や”バター”等の乳製品が作られていました。

それが、目の前で鮮やかに香りとして蘇りました。体の奥底から湧き出る衝撃に身を包まれながら”スープ”を口にしました。

ただし、子供の頃過ごした郷里を思い出させていただいたから、美味しいと言っている訳では全くありません。

「・・・・・・・」声にならないのです。この”芳醇な海と山の幸”を、見事に合わせられた。この”あさり”には、個性が強い醤油や豚骨は合わないでしょう。味噌など論外です。シッ!

唯一合ったのが、味のベースはしっかりととった鶏がらと豚骨と魚介のトリプルスープ。そこに、絶妙に””で味を調え、最後にバターで豊かな風味とコクを加えられた、

正に”絶品”です。

あさり9
この大振りの”あさり”が、一体何個入っていたでしょう。


蜆(しじみ)の味噌汁”に於ける”蜆(しじみ)”の役割りは、味噌汁に出汁のコクを加える役目ですから、シジミの味噌汁をいただく時はシジミの実は食べません。出し殻だからです。


ところがこの”あさりらーめん”に於いては、”あさり”は堂々と主役を張っているのです。もちろん、あさりの身も、貝柱を残して全部いただきます。まあ美味しいのナンノッテ!!

煮卵10
こちらはトッピング(今はサービスで無料)で選んだ”煮卵”です。


もっと卵の黄身がドロドロの半熟を好まれる方もおられるでしょう。


でも、ワタシはこの程度の煮方が一番好きです。

麺11
最後に"”です。何と”平打ち麺”を使っておられました。以前にいただいた”醤油ラーメン”や”漬け麺”とは明らか違います。


以前いただいたのは、今から1年半前でした。でも明確に麺の食感は覚えております。


店主さんに「この麺は”平打ち麺”を使われていますね」っとお尋ねしました。


すると「ええ、”平打ち麺”を使っております。当然に”醤油らーめん”も”漬け麺”も、それぞれ別の麺を使用しております」とのお答え。当たり前でしょう!っという感じです。

完食12
もう、何も言わなくてもいい。タダタダ美味しいだけです。スープも何も、器を両手に持って、ズルズルと啜りました。”完食”です。


全く”別次元”のお味でした。どのお店との比較も出来ません。


このお店にしかない”ラーメン世界”です。

あさり殻13
このお店の”ライバル”を考えました。

もし、唯一このお店の”ライバル”となり得るお店は・・・・・・・・・・

二番町通りで大街道よりは東寄りのミツワ第28ビルの1階にあります”魚介系らーめん あずま家”さんだけでしょう。

つまり、ご自分のお店だけでしょう。

どういうことかと言えば、ご自分が進化を止められた瞬間からこのお店を追い越すお店が出現するかも知れないということです。今はまだ進化の過程にあります。

同じことは、ワタシのお気に入りのスパゲティー専門店”フォンターナ”さんにも言えることだと思います




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No title

ここ行きたかったんですよねー。前は通ったんですが開いてませんでした。お昼だったからかな?実はここの記事をじゅんさんのブログで見るたびに胸がきゅんきゅんですw
ここのお店今からちょうど20年前は明石焼きをを出す喫茶店だったんです。そこでバイトをしてましてね。人生初のバイト経験で楽しかったなぁと。明石焼きもすごくおいしかったんですよー。多分1年くらいでつぶれちゃったんですけど。だから私、このロケーションは魔のロケーションだと思ってたんです。どんなお店が入ってもすぐつぶれてしまう。でもこのラーメン屋さんは本当においしそうだし、繁盛してるみたいで良かったです。そんな思い出の場所なので行ってみたかったんです。

そういうご縁でしたか

Kaori様
そうでしたか!ずっと以前は明石焼きのお店だったとは、知りませんでした。あの近所で20年近く働いていて、お昼にはあの辺りもウロウロしていた時期もあったのですが。

この立地は、松山では基本的に言えば夜の町ですね。ところが、このところの景気で夜の街が振るいません。夜、飲み屋で飲まれた方も、次のお店にもう一軒廻るという行動が減っているのでしょう。(私は夜は出ませんので、詳しいことは分かりませんが)

でも、今のこのお店は実力店です。ブログでも様々な人が採り上げられています。現実に美味しいし。
次にKaoriさんがご帰国なさるまで続いていることを祈るのみですね。^^

No title

うーむ。
この記事と写真を見て、なんとしてもあさりラーメンが食べたくなりましたよ。
あづま屋さんの季節限定ラーメンは毎回レベルが高いんですよね。デフォルトのラーメンより200円高いのですが、その値打ちは十分アリと見ましたよ!

それと、たいがい深夜の〆ラーメンとして従属的に見られがちですが、こうして正面から評価してもらえると、作っているお店の人もありがたいんじゃないですかね。

真剣も真剣

ファットマン様
このお店の店主さんの、ラーメンに対する姿勢には頭が下がりますね。

実に真剣に取り組んでおられます。このアサリラーメンも、アサリの旨味をギリギリまで引き出されていて、自然に唸り声が漏れます。

アサリの量も大きさも特別です。夜は出ない私としてみれば、ランチを再開されたことは大朗報でした。ファットマンさんの情報に感謝深謝です。

もうアサリの季節は終わったのかもしれませんが、何度も何度も行きたいお店ですね。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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