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「再訪 117 なかまる」・「愛媛グルメ紀行」 539

今日は”再再訪”のお店、伊予郡砥部町川井にあるうどん屋”なかまる”さんの三度目のご紹介です。

このお店は元々ブログ友:”ファットマン”さん(ファットマンの松山B級グルメ日記)で紹介され、スッカリ気にいってその後再訪も果たしました。

1回目の記事は2012年8月10日、「なかまる」・「愛媛グルメ紀行」 351でした。

また再訪記事は2013年2月1日、「再訪81 なかまる」・「愛媛グルメ紀行」 467でした。

玄関1
こちらがお店の玄関。開店は午前11時。その1分前にここに立っていました。その時、お店の暖簾はまだ上がっておりませんでした・・・・・

その日のお昼、どのお店に行くか?は、iphone5のメモに予定を書いております。ほぼ、予定通り、規則的かつ計画的にお店を廻っております。

その日の気分次第、フト”何気なく”立ち寄るということは、先ずありません。初めてお訪ねしたお店でも、自分で偶然見かけたお店は先ずiphone5に登録し、後日予定を組んでお訪ねしています。

ワタシは長い間サラリーマンをしていましたから、日程も時刻も仕事の内容も、決められた(あるいは自分で決めた)通りに忠実に動く習慣が身に染みています。

メニュー3
なぜ、そのようなことを冒頭に長々と書いたのか?

それは、最後に明らかにします。実に不思議な体験を、この日に経験することになりました。

そのキーワードは”デジャブ”(既視体験)です。内容は後ほど。

メニュー表が新たしくなっていました。そして、不思議に、頼むメニューが頭の中にあって”なかまるスペシャル”を頼みました。お値段は950円です。

なぜ、メニューが新しくなっていたのを頭の片隅で知っていたのか?

そして、当日頼むメニューが予めイメージできていたのか?

開店1分前にお店の玄関に立ち、お店の店長さん以外にもう一人いる若い男性が暖簾を掲げると同時にお店に入りました。

ほとんど、無意識と言いますか・・・・”夢遊病者”の様に、そこにワタシがいました。

もちろん、iphone5予定メモには書いていない行動です。

スペシャル4
さて、これが”なかまるスペシャル”というメニューの”冷たい番”です。温かいものも選べます。

内容は、”ぶっかけ”系のメニューの頂点に立つ、所謂(いわゆる)”全部乗せ”というヤツです。

出されたこの”なかまるスペシャル”を見た瞬間に、「アアア・・・注文を間違った!」と思いました。

何故かと言いますと、”ぶっかけ”系の冷たいうどんメニューは、”ぶっかけうどん”に始まって、全部で7種類用意されています。

ワタシがその時”精神的常態”であったなら、例えば”えび天ぶっかけ”を頼み、後日再訪した時は”肉玉ぶっかけ”を注文し、そして”この夏が終わる頃”、”ぶっかけ系”の”トリ”として”なかまるスペシャル”を注文していたでしょう。

スペシャル5
思えばこのお店、不思議な””続きのお店でした。今まで、500店を遥かに上回るお店をお訪ねしていますが、その500回以上訪問したお店でワタシの”ブログ関係者”に、お店で遭遇した方はただのお二人だけ。

その一人が、ブログ友:”乱 駆郎”さん(門前雀羅)で、このお店に初めてお訪ねした2012年8月10日でした。

その時は冒頭で書きました、同じくブログ友:”ファットマン”さんにこのお店をご紹介していただいて、お薦めだった”錦糸卵のぶっかけ”をこの日と同じ席に座ってそれを食べていた時、目の前に茫洋(ぼうよう)として立っておられたのが”乱 駆郎”さん。

実際に遭遇した二人の内の残りの一人は、このお店を紹介したいただいた”ファットマン”さんです。

それは、2012年9月30日(「伊予 味芳」・「愛媛グルメ紀行」 367)の時でした。

ワタシが”伊予 味芳”さんで””冷やしラーメン”をいただいていた時、カウンター席のお隣に座られた方が”ファットマン”さんでした。

ファットマンさんご自身は、ワタシとニアミスした事にその時気付かれなかったようですが、実に不思議な””と言いますか”繋がり”を感じました。

それは”人と人”の”縁や繋がり”であり、メニューやお店との”縁や繋がり”です。

牛スジ6
さて、前置きで記事が終わりそうになりました。500号を越える中で、初めての事態です。この記事を読んで頂いています多くの方にとっては”ブログ仲間”の”仲間内”のことを長々と・・・・っとお感じになったでしょう。

こういう話題を、通常は”楽屋ネタ”と言いまして、売れない芸人がお客さんの前で披露する芸に困窮した時、楽屋で知った”仲間内”だけしか知らない話題を”演題”に乗せる。これを”楽屋ネタ”と言います。

しかし、ワタシが書き続けております”愛媛グルメ紀行”というシリーズは、”グルメ記事”に見えるかも知れませんが、ワタシはお店の方や新しいメニューとの”出会い旅”であり、”縁や繋がり”探しの旅日記のつもりで書いております。

テーマ”は、食べ物ではなく””のつもりで書いています。

ワカメ7
遅まきながら、本題に戻りましょう。”なかまるスペシャル”の”全部乗せ”の内容から簡単にご紹介しておきましょう。

先ず右上1時の方向に見えるのは、えび天とキヌサヤ天とチクワ天の”天ぷら類”3種です。

以下時計廻りに、刻み海苔、”スジ肉”の甘辛煮、ワカメ、刻み揚げ、レモン一櫛とその上に下ろし生姜、ミニトマト1個、大量の刻みネギ、そして中心に半熟卵が隠れるように配してあります。

まあなんと豪勢で贅沢な内容と盛り付けなのでしょう。この状態を何と表現したらいいのか?

言わば「おもちゃ箱」に入っている自慢の”おもちゃを全部ぶちまけた”、とでも言いましょうか。

先ず、このお店の最大の魅力でありウリであり人気の具材である”スジ肉”に近い部位が甘辛く煮られています。それが惜しげもなく大量に投入されています。

サッと湯を通された”ワカメ”の、まあ何と色鮮やかなことと言ったらありません。おまけに柔らかいし、キチンと海の香りが生きています。

天ぷら8
天ぷらも揚げたてです。

奥の厨房は、高いカウンター等に遮られて店内からは見えませんが、””でうどんの仕上がり具合が分ります。

天ぷらを揚げるジージーという音が聞こえてきたら、出来上がりが近くなったことが分る。

またうどんを湯掻いて冷水で締め、それをザルに取って「シャッ!シャッ!シャッ!」っと鋭く水を切る音。

間もなく出来上がりです。注文をしてからこの間、約15分。丁寧な仕事がなされることをうかがわせる時間です。

半熟卵9
ほおら・・・・・これが多くの具材の中に隠れて埋まっていた”半熟卵”です。

ぶっかけの、全体の味を柔らかくまとめる役割りを担っているのです。

スター具材達の数々、ともすれば「オレが!俺が!オレ様が!」っと、全員で大声を張り上げて自己主張をしがちです。そうなるのが自然なくらいに、個々に主役を張れる力を持った具材たち。

でも、そこで喧嘩をさせては、具材が具材でなくなってしまいます。具材は、あくまでも主役の”うどん”を盛り上げる脇役に徹せさせなければなりません。

その”まとめ役”が、画像の”半熟卵”なんです。

麺アップ10
こちらが、このお店の””の姿です。どうです!

この””と”照り”をたっぷりとご覧になって下さい。”艶(なまめ)かしい”でしょう。こういう麺を”官能的”と、ワタシは呼んでいます。そしてこよなく愛しています。

ただし、今までいただいてきた”官能的”な麺と食べ比べてみますと、少し麺の様子が違うのです。

ただ単にモッチリ感があって、快感さえ伴う麺の喉越しに、何か加わったものがあるのです。

皆さんは中国映画界の大スター、いまやハリウッド女優に堂々と割って入る実力を身につけた”章子怡(チャン・ツィイー”さんをご存知でしょうか。

ワタシは映画大好き人間で、彼女が1999年にチャン・イーモウ監督の映画「初恋のきた道」でデビューしたときからのファンです。

麺11
あの”チャン・ツィイー”さんが、アカデミー外国語映画賞を受賞した「グリーン・デスティニー」に出演されて、華麗な剣の舞を披露しましたが、その時の”チャン・ツィイー”の”しなう腰”。

敵が、細身の”チャン・ツィイー”の真正面から鋭い切っ先の剣を突き出します。

すると”チャン・ツィイー”は、その切っ先を自分の身を大きく後ろに曲げて逸らします。

相手からすれば、彼女の下半身は目の前にあるのに、剣で貫通させたつもりの彼女の上半身は、”しなう腰”を使って頭が後ろの地面に着かんばかりに曲がっていますから、剣先は虚しく宙を切ったに過ぎません。

そうです!このお店の””は、艶と弾力に加えて”チャン・ツィイー”と同様の”しなう腰”を持っているのです。

よくこの麺には”腰”がある、などと言う単純な”腰”とは、全く違う次元の”しなう腰”、あるいは”しなる腰”なんです。

一見力なく見える細く伸びた柳の木。この””が、暴風荒れ狂う中で折れもせず、強風を”しなる腰”でやり過ごしながら生き延びる。

まあ一度このお店の”ぶっけけうどん”を食べてみて下さい。ワタシがこのお店の””を、なぜ”しなう腰”と表現したのか、を実感してみていただければ嬉しいです。

完食12
もちろん”完食”です。

そしてこの原稿を書いている途中で、冒頭に書いた”デジャブ”(既視感=何時かどこかで見たような記憶)の中味が分りました。

このお店のメニューが新しくなっていることも、なぜ知らないはずの”なかまるスペシャル”を迷うことなく注文した理由も分りました。

おそらく、ワタシはこの日の午前中に、ブログ友:”ファットマン”さんがアップされた以下の記事(なかまるでなかまるスペシャル(ハーレム状態や))を、一瞬見たのでしょう。ジックリ見たのであれば、ワタシはその場でその記事に対してコメントを書いているはずです。

何か急用ができて、記事は”チラ見”したけど、そのことをスッカリ忘れていたのでしょう。

それが証拠に、その夜その記事をジックリ読んで、ファットマンさんにコメントを書いています。ただ、そのコメントを書いた段階でも、朝”チラ見”したということには気がついておりませんでした。

そして、翌朝この記事を書いている途中で”デジャブ”のからくりに気がついたという訳です。

チラ見”したことが、私の脳裏の奥深いところの”無意識領域”に焼きついていた。

そして、その”無意識領域”の命ずるままに”なかまる”さんのお店に、開店前の午前10時59分に立っていた!

不思議な体験でした。二日掛かりでやっと事の真相に気が付きました。

これが、所謂(いわゆる)”痴呆”の”初期症状”?・・・・・

エッ!「立派に終盤症状ですってー!



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土手の柳は風任せ~♪

写真と文章を拝見しますと、昨年ご一緒に食した時よりもエロさに磨きがかかっているようですね~www
これは今夏、錦糸卵ぶっかけを食べるのが余計楽しみになりました♪

しかしまあ、スペシャルと名乗るだけあって、何とも豪華なぶっかけですねぇ。野球でいうと、他球団から4番バッターをかき集めて豪華絢爛な顔ぶれを見せつける巨人軍のようですねwww
私は一応アンチ巨人ですが、これは食べてみたいと思います。

でもまずは錦糸卵ぶっかけです!あぁ待ち遠しいなぁ♪



No title

なるほど。
じゅんさんは、このオールスターうどん肯定派なんですね。
たしかにそれぞれの具材が丁寧に作ってあるし、なによりうどんそのものがモチモチで美味しいからなんでしょうね!
金持ちケンカせずってことでしょうか。

チャン・ツィイーは「SAYURI」を観て、綺麗だなあと思いました。グリーン・ディスティニーもぜひ観てみたいです。

全部乗せ

乱 駆郎様
なるほど、「全部乗せ」に関する表現は、ファットマンさんも含めて三者三様でしたね。
乱さんは「他球団から4番バッターをかき集めて豪華絢爛な顔ぶれを見せつける巨人軍のよう」でした。
私は「「おもちゃ箱」に入っている自慢の”おもちゃを全部ぶちまけた”」でした。
ファットマンさんは「すばらしく豪華なんだけど、開店直後のキャバクラに行って女の子が全員自分のテーブルに来てしまった時みたいな感じ」でした。

まず、私のが一番平凡ですね。ファットマンさんが一番独創的かも。
そして「巨人軍」、合っていますね!私もアンチ巨人ですが。

それにしても「官能的」ここに極まれり!という感じの麺でした。錦糸ぶっかけ、うーーん、いいですねーー!!

全部乗せ

ファットマン様
乱さんへのコメントで書きましたが、「全部乗せ」に関する記述で際立っていたのがファットマンさんですね。誰もちょっと思いつかないフレーズでした。

創作されたということですが、私は逆立しても思いつかないと思います。

それと、全部乗せはいいのですが、別のシンプル系から回を重ねて、最後にいただくメニューでしょうね。でも、手抜きは一切無く、小気味よく一気にいただきました。

チャンツーイーの「しなう腰」ぜひご覧になってみてください。彼女をうどんに例える人もそう多くないかも知れませんが、映画を見ていただければご納得いただけると思います。
また今年の夏、ブルースリーを記念して、ブルースリーの師匠をモデルにした映画が発表されますが、チャンツーイーは師匠の娘役であり、武術家として登場します。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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