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「おが多」・「愛媛グルメ紀行」 572

伊予市の鳥ノ木団地で焼き鳥屋さんをしている”おが多”さんが、一時松山市内にラーメン店の”おが多”というお店を何店舗か出しておられました。

ワタシもこのシリーズで、2011年12月26日に、フジグラン 重信”の敷地内にあるラーメンの”おが多”さんをご紹介しました。(「おが多」・ 「愛媛グルメ紀行」 196

ところが、そのお店は今年に入って閉店なさっています。”再訪”するつもりでした。

すると、何時も閉店したお店の情報を補足していただいたり、記事の間違いを「そっと、静かに指摘して頂いている」” 四楓院”というハンドルネームの読者さんから「おが多さん キスケBOX内のテナントとしてあるのでラーメンだけ食べて帰っても大丈夫です」という情報をいただきました。

ワタシの記事は、こうやって「そっとささやく様に、コメントを下さる」読者さんや、コメントまでは書かないけど毎日日課のように見ていただいている多数の読者の方々に支えられて、書き続けることが出来ております。

改めまして、ワタシのちょっと独断と偏見に満ちた記事を、辛抱強く見ていただいている全ての読者の方々に御礼を申し上げたいと思います。皆様のお陰で、書き続ける勇気とエネルギーを頂いております。謝意に絶えません。

さて今日はその情報に沿って、宮田町(JR駅前)にある”キスケボックス”の1階に入っておられる”おが多”さんをお訪ねしました。

同じお店でも、場所が違うと”新店”扱いとしていますので、”再訪”は付けません。

玄関1
情報を頂いた” 四楓院”さんも、「ただ、ゲームセンターの前にあるので騒々しいですが^^; 」と書いてありましたが、まさにその言葉通りでした。


1階の同じフロアーの大部分を”ゲームセンター”が占めていますから、その騒々しさといったら半端ではありませんでした。


しかし、平日の昼間からゲームセンターで遊んでおられる方の多いことと言ったら!どういう方々が、どういう事情でその時間帯にゲーム機が出す、一種の爆音のような騒音に身を任せておられるのでしょう?

店外メニュー2
同じ施設内に、”うどんのかめや”さんもテナントとして入っておられますので、これらの料飲分野のお店は、キスケボックスに入館される方がお客さんの殆どのようでした。


ワタシのように、わざわざこのお店に”ラーメン”を食べに足を運ぶというのは、物好きといえば物好きで、通常の感覚ではありませんね。


なお、駐車料金は、お店に駐車カードを提出すれば、1時間は無料となります。


メニューは店外に分かりやすく看板がでていました。それを見た瞬間、注文は決まりました。

店内3
このキスケボックス内の”おが多”さんは、現在ラーメン店として残っておる唯一のお店です。


またこのお店の店長さんのお父さんが、伊予市の鳥ノ木団地で焼き鳥屋さんをしている”おが多”の店主さです。


店内の厨房には、若い男性が何人も入っておられます。


店長さんに「市内にお店が色々あって、便利でしたが・・・・」っと、問いかけますと「ええ、もちろん、またお店は出しますよ。今、探しているところです!」っと力強くお答えになった。厨房内の若い男性諸氏は、その時の為の準備ということかも知れません。

冷麺4
さて、これが注文した”冷麺・並盛”です。お値段は630円です。


店内の張り紙で、「最近の小麦価格の高騰により、8月1日からそれぞれ20円の値上げをお願いします」とありました。”アベ○ミ○ス”の裏側で広がりつつある中小零細の現場は厳しい!


このお店の”冷麺”、お店のキャッチコピーは「野菜たっぷり サラダ風冷麺」とありました。


確かに、豊富な野菜類に隠れて麺が見えません。

冷麺5
大ぶりに千切ったレタスの上に、これも大きめの真っ赤に熟した”トマト”の輪切で一種の壁を作り、その中に冷え冷えに冷えた中華麺が入っています。


その中華麺の上に、”玉ねぎを輪切りマリネ”(オニオンリング状)にされたものがうず高く盛られています。


そしてその頂上には”大葉”を刻んだものがタップリと乗せられています。今まで初めて見る形態の”冷麺”がそこにはありました。

冷麺6
麺が表面に一切見えない”冷麺”、”チョモランマ”(英名:エベレスト)が屹立(きつりつ=高くそびえ立つ)の様相を呈した様(さま=状況)は、中々に壮観でした。


しかし、”冷麺”から漂ってくる香りは、玉ねぎの輪切りのマリネ群から酸っぱい香りが。そしてその頂上の”大葉”からの清新な香りとが、味の出来栄えを予感させてくれます。


冷麺”というメニューの一般的イメージを全く突き破る、若き店主さんの意欲作なのでしょう。


他のお店ではあった”手羽先”などのメニューはすっぱり切り取られて、ラーメンを含んだ少数精鋭のメニューで挑まれて、すでに10年が過ぎました。

アップ7
雌伏”(しふく=実力を養いながら活躍の機会をじっと待つこと)の時は、そう長くはないっと感じました。


再び”おが多”さんの店名が市内に灯(あか)りを灯(とも)す時が、必ずややってくることでしょう。


さて、レタスとトマトとオニオンマリネの硬いガードに阻まれた、秘密のベールを覗いて見るとこにしましょう。

トマト8
玉ねぎを輪切りマリネ”の山を崩し麺に向かおうとするのですが、その前に”麺”をしっかりガードしているのが”トマト輪切り”。


しかもこのトマト、かなり分厚く切ってあります。しかも、香草やワインビネガーやオリーブオイルなどにたっぷり浸され”マリネ”されていいます。


こうなりますと、一種のお洒落な”イタリアン”の香りが漂う”ニューウェーブ冷麺”の様相です。


既に”焼き鳥のおが多”のお父さんの世界から、大きく羽ばたいている店長さんの勇姿をそこに見た思いがしました。

混ぜた9
さあて、やっと””が姿を表してくれました。細麺のチョイ縮れ麺でした。


この”麺”が、氷水にたっぷり潜らされて、シコシコとした食感を演出されました。


もうこうなると使ってある麺が、カンスイを効かせた中華麺を使っているというだけで、後は完全に”イタリアンテイスト”が香る”野菜サラダ”です。


酢加減がいいのと、大葉の清新な香りが漂っていますし、第一””がキリキリに冷やされていますので、この異常とも言える夏の暑さの中では、ありがたいメニューです。幾らでもスルスル入ります。

麺10
この””を、まあ見てください!


艶といい弾力といい、小麦粉のいい香りといい、酢との相性といい、文句の付け所がありません。


まるで麺自体に意思があるかのように、自らスルスル口腔に吸い込まれてくれます。普通の胃を持った方なら、この””の量では物足りなく感じるに違いありません。


ワタシの胃をもってしても、スープがない分、麺はもう少し多くても大丈夫だと思いました。

完食11
もう器(お洒落な器でしょう!)を舐めたように、綺麗に完食です。当然でしょう。


スープがありませんのでレンゲなどはついておりません。薄手の器を両手に持って、唇を器に直接つけて酢仕様のドレッシングを啜りました。


そういうワタシの姿を見ていた店主さんの自然な笑顔。言葉など交わさなくても、優れた食品を通じて会話はできるのです。


大満足してお店を後にしたのは言うまでもありません。貴重な情報を頂いた” 四楓院”さん、ありがとうございました。


このお店で、実は”不思議”な体験をしました。お店に入って”冷麺”が出てくるまでは耳をつんざくゲーム機の騒音がうるさくて。


ところが”冷麺”を一心に頂いている時だけは、その騒音が全く耳に入らないのです。静寂の中で冷麺をいただきました。


アレ?っと思いながらお勘定を済ませた途端に、耳に飛び込んできたのが”ギューーーン”、”ビビビビビ”、”ガガガガガ”、”ドンドンドンドン”という、騒音の洪水です。


このお店の一連の出来事は”真夏の夜の夢”だったのでしょうか?



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コメントありがとうございました

押田様

初めてのコメント、大変ありがとうございました。そうでしたか!

それは、書いた方の私の立場から申しましても大変うれしいお話であり、また光栄に思います。
これは、是非是非に再訪させていただきたく思います。私としましても、あの工夫とセンス、心構えには感嘆するところがありました。強く期待を残してお店を後にしたことを、昨日のように覚えております。

お約束します!近いうちに再訪し、あの意欲作のお礼を改めまして申し上げたいということを。コメント、本当にありがとうございました。
なお、メルアドをお教え頂きましたが、最近私のパソコンのメール機能が使いこなせなくなりました。ウインドウズ8にして以来、そういう状態が続いておりますので、お返しのコメントとさせて頂きましたこと、お断り申し上げます。

こちらこそ、 ありがとうございます

押田様
再度コメント頂き、恐縮しております。
記事にも書きましたが、このお店は時々コメントを頂く”四楓院さん”というハンドルネームの読者さんの情報で再訪出来たものです。

私のブログは、多数の読者様の様々なご支援と情報提供で成り立っております。私一人では、到底書き続けることなどできません。

”愛媛グルメ紀行”を書き始めた頃は、私自身がこんなに長く続けられるとは全く考えておりませんでした。とことが、途中から多くの方々のご支援と情報提供を頂くようになりました。当初は考えもしない状況になりました。このことは、ありがたいと同時に、私に書き続ける責任が生じました。

コメントを頂く読者様、そしてコメントまでは書けないけど、私のブログを読み続けていただいています多数の読者様に、キチンと愚直に毎日記事アップを定時に続ける。記事の内容はともかくとしまして、書き続けることが、私が今出来ますことです。

そのことを心に受け止めまして、これからも書き続けて参りたいと思っているところです。コメント、本当にありがとうございました。

ギューーーン

最後の擬音部分面白かったです^ ^
この記事の焼き鳥繋がりで川串さんには行かれましたか?
ブログ内を検索しましたがヒットしなかったもので。

まだ

四楓院様
おが多さんは、お薦めどおり行って大正解でした。

あの冷麺の非凡さには心底唸らされまして。情報提供に感謝いたします。

ところで、川串というお店は知りませんでした。調べてみますと、場所も近いしランチもやっているということでした。
ぜひお邪魔してみたいと思いました。ただ、日程的には9月下旬になります。

Re: 本気麺を

四楓院様

何時も、貴重な情報ありがとうございます。助かっています。

教えていただいたお店は、職場からも近いし場所も分かりますので、是非お訪ねしてみます。
本格派とは嬉しいですね。

またリポートをアップさせていただきます。但し私の場合は、何時も一ヶ月先になりますが。一ヶ月分は、既にアップ予定でセットしておりますので。

いやーー、最近新店訪問が少なくなって、そのネタ探しに悩んでいた所なんです。ドンピシャのタイミングでの情報提供でした!

やっと行きました

四楓院様
本日(8月23日)、お薦めのお店「川串」さんをお訪ねしました。二度、情報をいただきましたね。

このお店の記事は「愛媛グルメ紀行」の601番目のお店として、9月24日にアップ予定です。詳しくは、その記事をご覧になって下さい。

一言だけ。「隠れたる名店」でした。情報提供に深く感謝いたします。

記事

楽しみにしています。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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