「再訪 155 うどん 五一」・「愛媛グルメ紀行」 586

今日の”再訪シリーズ”155番目のお店は、国道56号線沿いの保免中1丁目にある”うどん 五一”さんの二度目のご紹介です。


場所はおさらいですが、国道56号線がJRの線路をまたぐ高架橋を宇和島方面に向かって降りた辺りにあります。


このお店を初めてお訪ねしたには、2011年8月10日でした。”愛媛グルメ紀行”でもまだ106番目で、比較的早い時期にお訪ねしたことになります。(「うどん 五一」 ・「愛媛グルメ紀行」 106


ほぼ2年ぶりの訪問となりました。実はこのお店では”宿題”を頂いていたままでしたので、2年ぶりにその”宿題が出来た!”っという思いです。夏休みが終わって、二学期が始まる直前の子供に戻った気持ちです。

玄関1
こちらが国道56号線を市内に向かって走っていると、進行方向左手に見えるお店の玄関です。


そんなに目立つお店でではないので、うっかりすると通りすぎてしまいそうです。


前回お伺いした時、<勘定を払うときに「お店の名前の由来は何ですか?」とお尋ねすると、「特別なものはありません」>(前回記事より)っと言われましたので、今回はその忘れ物を取りに戻ったという感じです。

店内2
店内は24席の小体(こてい)なお店で、ご夫婦お二人でやっておられます。


ワタシがおじゃました時は、午前11時半でしたが、ご近所の老夫婦が仲良く食べておられました。


お客さんが立て込むというお店ではないかも知れませんが、実に堅実にコツコツやられているという感じです。

メニュー3
レキュラーメニューは、木札に書かれています。


ところが季節限定だとか、今お店でお薦めのメニューは、画像のポップ広告の様に手描きで書かれたメニューが表示されています。

五一うどん4
上の画像は前回お伺いした時注文した、お店の名前を冠した”五一うどん”です。


その時の食事感を以下のように書いています。< とにかく、今までに食べたことのない不思議な味のうどんであったことは確かです。>っと。


そして、うどんの加薬(かやく=具材)についても以下のように書いています。<肉うどんに入れる牛肉と、アゲ、カマボコ、野菜のかき揚げ、ワカメ、刻みネギに刺身のつまのような大根の千切り、そしてゆで卵半分です。>


そして<ゆで卵が入ったうどんは初めて食べました。もちろん、大根の千切りが入ったうどんも初めての味です。>っと。


実は前回の記事を再現したのは、今回も全く同様の食後感を抱いたからです。

冷し五一4
こちらが今回注文した”冷し五一”です。そうです、つまりお店の店名を冠した”五一うどん”の冷たい版なんです。お値段は520円。嬉しいお値段設定です。


一つ上の”五一うどん”の画像と、よく見比べて下さい。外観はほとんど同じです。加薬も。


今回はガラスの器で出て来ました。所謂(いわゆる)”ぶっかけ”の系譜に属するものでしょう。


加薬(具材)は、前回同様”ゆで卵”1個分(前回は半個分)を輪切りにしたもの。蒲鉾が2切れ。


刺身のツマのような、千切り差tれた大根。刻みネギ、キュウリの千切り、天かす、それだけです。極めてシンプルではありませんか。


拍子抜けがするほどアッサリしています。ちょっと””が欲しいと思いましたが、このお値段設定です。無理はありませんね。

冷し五一6
ただ、この状態では””が見えませんでした。ですから、どういう””を使われているのかを忘れていました。


ちょっと時間が出来ると、店主さんは寝かせて熟成させておいたものを、綿棒で伸ばしておられます。


もちろん、注文がある都度麺を湯がかれて、冷たいものはそれを流水で締められてから提供されます。新鮮であることは疑う余地がありません。

混ぜた7
そこで”ぶっかけ”系統ですから、例によって混ぜに混ぜました。すると、鮮やかに記憶が蘇りました。このお店の麺は”平打ち麺”だったことを。


今まで”うどん屋”さんも数多くお尋ねしていますが、”平打ち麺”を使っておられるのはワタシの記憶ではこのお店を含めて3軒だけです。


他の2軒は、元々松前町の国道56号線沿いにあって、今は久万ノ台の”松山中央卸売市場中央市場”の北東角の向かい側に移られた”手打ちうどん やしま”さん。(「再訪8 手打うどん やしま」・「愛媛グルメ紀行」 339


それに、その”やしま”さんのあった場所(松前町国道56号線沿い)でお店を出された”本手打ちうどん 一草庵”さんの2軒だけです。


しかも”一草庵”さんは、”やしま”店主さんの弟子筋だそうです。(なお、その一草庵さんは、現在は別の店名に変わっているとか)(「再訪62 本手打ちうどん 一草庵」・「愛媛グルメ紀行」 417

この件は、このお店をお訪ねした翌日に松前町まで確かめに行きました。その結果は、明日の記事でアップします。

麺8
この”麺”を御覧ください。上に書いた2軒のお店の””に極めてよく似ています。

「奥さん、この””は”平打ち麺”というより”きし麺”に近い幅広さですね」っと、お声を掛けてみました。

「そうよねー、ウチは手打ちじゃけん、どうしてもこうなるんよー」っと奥様。

その言葉を聞いて「奥さんは”南予”のご出身ではないですか?ワタシも南予出身なんです!」と追っかけてお尋ねしてみた。

「エ?分かるーー??お客さんは”南予”のどちらですか?」と。で、「ええ、東宇和郡野村町です!」と。

「エーーー、野村!じゃったら隣じゃねー、ウチは城川じゃけん!主人は松山の人やけど」っと、話が弾んだ。

そこで「前回来た時”五一”の店名由来を教えていただけませんでしたが・・・・」っと言い淀んでいますと。

「説明するほどのモンではないんよー。ウチ子供2人おるんやけど、その2人の名前の一字づつを取ってひっつけただけ」っと、やっとここで店名由来が分かった。

完食9
などとお話している間に”完食”しました。実に、実に不思議なうどんでした。何と表現していいのか?さえ思いつきません。


でも1つだけハッキリしていることは、この”うどん”はこのお店に来なければ絶対に他では味わえない、不思議な魅力を秘めた個性的な”うどん”には違いありません。


その”個性的”という表現も、自己主張が強くて嫌味が残るという類ではありません。ご夫婦のお人柄に沿った穏やかさを持ったうどんです。


お店の壁に”豚 つけ麺・限定”の文字がさり気なくありました。また一つ”宿題”が残りました。


このところ、ずっと”再訪シリーズ”を書いていまして、新しいお店には行けていません。でも、再訪してみて、初めて別の面が見えてくるケースが増えています。まだ当分はこのシリーズが続きます。




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プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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